JP4217509B2 - 画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を複数有する複合機等の画像形成装置では、低騒音化のために機械背面から下向きに気流を排気するダクトを設けているものが多い。そのような画像形成装置には、例えば、排気口からの気流を下向きに排気するダクトを外装部材と別体構造とした消音装置としての機能を有する構成のものがある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−３４００３７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献１に記載の技術は、排気する気流から集塵するフィルタの交換性を考慮してダクトを画像形成装置の外装部材と別体構造としているため、そのぶん部品点数が増えるという問題があった。
【０００５】
そこで本発明は、部品点数を増やすことなくフィルタが交換可能な画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係る画像形成装置の排気口消音装置は、上記目的を達成するために、画像形成装置の排気口消音装置であって、上記画像形成装置の筐体背面をなす外装部材に、筐体内から気流を下向きに排出するダクトの外側形状部が一体に成形してあるものであり、上記ダクトは、上記外装部材の上記ダクトの外側形状部をなす部位の上部を上記筐体の内側へ窪ませ、下部側を外部へ突出させて下降傾斜する斜面部分とこれに連なり垂直に下降する部分を形成し、かつ上記垂直に下降する部分の下端部を開口させて排気口とした形状に成形して上記画像形成装置の背面側で下向きに気流が排気されるようにし、上記外側形状部を上記外装部材と一体成形するために面を構成する部分が存在しないことになる上記ダクトの上記筐体側となる内側面に、複数のリブを一体に成形し、該リブの端面に、該リブとは別体の壁体を取り付けて、構成してなり、上記外装部材の上記斜面部分の直下で上記垂直に下降する部分の最上部あたりに、外部から防塵フィルタを挿入するための穴を設け、該穴から挿入した防塵フィルタの先端側を上記リブの上に搭載保持するようにするとともに、上記穴により、上記防塵フィルタを引き抜き、押し込み可能としてなることを特徴とする。
【０００７】
同請求項２に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１の画像形成装置の排気口消音装置において、上記別体の壁体がマイラーまたは樹脂材料からなることを特徴とする。
【０００８】
同請求項３に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１または２の画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクトを複数備えることを特徴とする。
【０００９】
同請求項４に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１または３のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクト内部に吸音材を設けてなることを特徴とする。
【００１０】
同請求項５に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、請求項１ないし４のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置を備えることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明実施の形態に係る画像形成装置とその排気口消音装置を示す背面図（Ａ）、断面図（Ｂ）、図２は要部を拡大した背面透視図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。図中１が画像形成装置の筐体、２がその外装部材、５が排気ファン、１０が排気用のダクトである。
【００１３】
図示のように、画像形成装置の筐体１の背面をなす外装部材２には、筐体１内から気流を下向きに排出するダクト１０の外側形状部１０ａが一体に成形してある。外装部材２は、例えば樹脂成形品であり、外側形状部１０ａは、図示のように上部を筐体１の内側へ窪ませ、下部側を外部へ突出させ、かつ下端部を開口させて排気口１０ｂとした形状に成形してある。なお図示の例ではダクト１０の断面形状を、開口寸法は変化するもののおおむね矩形としてあるが、本発明はこの断面形状には限定されず、半円形その他の断面形状としてもよい。
【００１４】
ダクト１０の筐体１側となる内側面は、外側形状部１０ａを外装部材２と一体成形するために、面を構成する部分が図示のように存在しないことになる。そこで、その部分に、ルーバー形状のリブ２ｂを一体に成形し、リブ２ｂの端面に、リブ２ｂとは別体のマイラーや樹脂材等からなる壁体３を取り付けてダクト１０を形成している。
【００１５】
また外装部材２には、図示のように最上部から斜めに下降傾斜する部分の直下で垂直に下降する部分の最上部のあたりに、外部から防塵フィルタ４を挿入するための穴２ａを設けてある。穴２ａから挿入した防塵フィルタ４は、先端側をリブ２ｂの上に搭載保持するようになっている。なお、図からも明らかなように、防塵フィルタ４の交換は、防塵フィルタ４のノブ４ａを手で持って引き抜き、押し込みすることで簡単に行える。
【００１６】
次に本実施形態の動作について説明する。
排気ファン５から排気された気流は、図中矢印で示すように、ダクト１０の上部へ入り、外側形状部１０ａの斜面部分で流れる方向を下向きに変えられて防塵フィルタ４を通過し、外側形状部１０ａに沿うように垂直部分を下降し、排気口１０ｂから下向きに筐体１外へ排気される。
【００１７】
なお図示は省略してあるが、例えばリブ２ｂと壁体３の間、外側形状部１０ａの内面等々に適宜の吸音材を設けておけば、ファン５の音や、排気流が作り出す騒音をダクト１０内で吸収し、外部へあまり漏れでないように遮音でき、騒音量を低減させ得る。
【００１８】
また、排気ファン５の排気側近くにルーバーがないため、ルーバーによる風切り音も低減され、さらにはリブ２ｂがルーバー形状で構成してあるため、操作者の手が回転している排気ファン５に触れて怪我をすることなども防げ、安全性が確保される。
【００１９】
なお図示の実施形態ではダクト１０の個数を３個としてあるが、本発明はこれに限定されず、単数でも、あるいは２個以上の複数でも、必要に応じて設ければよい。
【００２０】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた請求項６の画像形成装置は、以上説明してきたように、画像形成装置の背面側から下向きに気流を排気するダクトの外側形状部を外装カバーと一体成形し、かつダクト内に、該ダクトと別体の複数のリブとダクトの内側形状部をなす壁体を配し、外装部材の斜面部分の直下で垂直に下降する部分の最上部あたりに、外部から防塵フィルタを挿入するための穴を設け、この穴から挿入した防塵フィルタの先端側をリブの上に搭載保持するようにするとともに、穴により、防塵フィルタを引き抜き、押し込み可能としてなるので、部品点数を増やすことなく下向き排気用の排気ダクトを構成することができるという効果がある。また、背面側を構成する外装カバーに防塵フィルタの交換用穴を設けているので、部品点数を増やすことなく防塵フィルタを簡単に交換できるという効果がある。
【００２１】
請求項４の画像形成装置の消音装置及びこれを用いた請求項５の画像形成装置は、ダクト内部に吸音材を設けているので、上記共通の効果に加え、より騒音が低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施の形態に係る画像形成装置とその排気口消音装置を示す背面図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。
【図２】要部を拡大した背面透視図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。
【符号の説明】
１ 画像形成装置の筐体
２ 外装部材
２ａ 穴
２ｂ リブ
３ 壁体
４ 防塵フィルタ
４ａ ノブ
５ 排気ファン
１０ 排気用のダクト
１０ａ 外側形状部
１０ｂ 排気口
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を複数有する複合機等の画像形成装置では、低騒音化のために機械背面から下向きに気流を排気するダクトを設けているものが多い。そのような画像形成装置には、例えば、排気口からの気流を下向きに排気するダクトを外装部材と別体構造とした消音装置としての機能を有する構成のものがある（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−３４００３７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献１に記載の技術は、排気する気流から集塵するフィルタの交換性を考慮してダクトを画像形成装置の外装部材と別体構造としているため、そのぶん部品点数が増えるという問題があった。
【０００５】
そこで本発明は、部品点数を増やすことなくフィルタが交換可能な画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係る画像形成装置の排気口消音装置は、上記目的を達成するために、画像形成装置の排気口消音装置であって、上記画像形成装置の筐体背面をなす外装部材に、筐体内から気流を下向きに排出するダクトの外側形状部が一体に成形してあるものであり、上記ダクトは、上記外装部材の上記ダクトの外側形状部をなす部位の上部を上記筐体の内側へ窪ませ、下部側を外部へ突出させて下降傾斜する斜面部分とこれに連なり垂直に下降する部分を形成し、かつ上記垂直に下降する部分の下端部を開口させて排気口とした形状に成形して上記画像形成装置の背面側で下向きに気流が排気されるようにし、上記外側形状部を上記外装部材と一体成形するために面を構成する部分が存在しないことになる上記ダクトの上記筐体側となる内側面に、複数のリブを一体に成形し、該リブの端面に、該リブとは別体の壁体を取り付けて、構成してなり、上記外装部材の上記斜面部分の直下で上記垂直に下降する部分の最上部あたりに、外部から防塵フィルタを挿入するための穴を設け、該穴から挿入した防塵フィルタの先端側を上記リブの上に搭載保持するようにするとともに、上記穴により、上記防塵フィルタを引き抜き、押し込み可能としてなることを特徴とする。
【０００７】
同請求項２に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１の画像形成装置の排気口消音装置において、上記別体の壁体がマイラーまたは樹脂材料からなることを特徴とする。
【０００８】
同請求項３に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１または２の画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクトを複数備えることを特徴とする。
【０００９】
同請求項４に係るものは、上記目的を達成するために、請求項１または３のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクト内部に吸音材を設けてなることを特徴とする。
【００１０】
同請求項５に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、請求項１ないし４のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置を備えることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明実施の形態に係る画像形成装置とその排気口消音装置を示す背面図（Ａ）、断面図（Ｂ）、図２は要部を拡大した背面透視図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。図中１が画像形成装置の筐体、２がその外装部材、５が排気ファン、１０が排気用のダクトである。
【００１３】
図示のように、画像形成装置の筐体１の背面をなす外装部材２には、筐体１内から気流を下向きに排出するダクト１０の外側形状部１０ａが一体に成形してある。外装部材２は、例えば樹脂成形品であり、外側形状部１０ａは、図示のように上部を筐体１の内側へ窪ませ、下部側を外部へ突出させ、かつ下端部を開口させて排気口１０ｂとした形状に成形してある。なお図示の例ではダクト１０の断面形状を、開口寸法は変化するもののおおむね矩形としてあるが、本発明はこの断面形状には限定されず、半円形その他の断面形状としてもよい。
【００１４】
ダクト１０の筐体１側となる内側面は、外側形状部１０ａを外装部材２と一体成形するために、面を構成する部分が図示のように存在しないことになる。そこで、その部分に、ルーバー形状のリブ２ｂを一体に成形し、リブ２ｂの端面に、リブ２ｂとは別体のマイラーや樹脂材等からなる壁体３を取り付けてダクト１０を形成している。
【００１５】
また外装部材２には、図示のように最上部から斜めに下降傾斜する部分の直下で垂直に下降する部分の最上部のあたりに、外部から防塵フィルタ４を挿入するための穴２ａを設けてある。穴２ａから挿入した防塵フィルタ４は、先端側をリブ２ｂの上に搭載保持するようになっている。なお、図からも明らかなように、防塵フィルタ４の交換は、防塵フィルタ４のノブ４ａを手で持って引き抜き、押し込みすることで簡単に行える。
【００１６】
次に本実施形態の動作について説明する。
排気ファン５から排気された気流は、図中矢印で示すように、ダクト１０の上部へ入り、外側形状部１０ａの斜面部分で流れる方向を下向きに変えられて防塵フィルタ４を通過し、外側形状部１０ａに沿うように垂直部分を下降し、排気口１０ｂから下向きに筐体１外へ排気される。
【００１７】
なお図示は省略してあるが、例えばリブ２ｂと壁体３の間、外側形状部１０ａの内面等々に適宜の吸音材を設けておけば、ファン５の音や、排気流が作り出す騒音をダクト１０内で吸収し、外部へあまり漏れでないように遮音でき、騒音量を低減させ得る。
【００１８】
また、排気ファン５の排気側近くにルーバーがないため、ルーバーによる風切り音も低減され、さらにはリブ２ｂがルーバー形状で構成してあるため、操作者の手が回転している排気ファン５に触れて怪我をすることなども防げ、安全性が確保される。
【００１９】
なお図示の実施形態ではダクト１０の個数を３個としてあるが、本発明はこれに限定されず、単数でも、あるいは２個以上の複数でも、必要に応じて設ければよい。
【００２０】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた請求項６の画像形成装置は、以上説明してきたように、画像形成装置の背面側から下向きに気流を排気するダクトの外側形状部を外装カバーと一体成形し、かつダクト内に、該ダクトと別体の複数のリブとダクトの内側形状部をなす壁体を配し、外装部材の斜面部分の直下で垂直に下降する部分の最上部あたりに、外部から防塵フィルタを挿入するための穴を設け、この穴から挿入した防塵フィルタの先端側をリブの上に搭載保持するようにするとともに、穴により、防塵フィルタを引き抜き、押し込み可能としてなるので、部品点数を増やすことなく下向き排気用の排気ダクトを構成することができるという効果がある。また、背面側を構成する外装カバーに防塵フィルタの交換用穴を設けているので、部品点数を増やすことなく防塵フィルタを簡単に交換できるという効果がある。
【００２１】
請求項４の画像形成装置の消音装置及びこれを用いた請求項５の画像形成装置は、ダクト内部に吸音材を設けているので、上記共通の効果に加え、より騒音が低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施の形態に係る画像形成装置とその排気口消音装置を示す背面図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。
【図２】要部を拡大した背面透視図（Ａ）、断面図（Ｂ）である。
【符号の説明】
１ 画像形成装置の筐体
２ 外装部材
２ａ 穴
２ｂ リブ
３ 壁体
４ 防塵フィルタ
４ａ ノブ
５ 排気ファン
１０ 排気用のダクト
１０ａ 外側形状部
１０ｂ 排気口
Claims (5)
- 画像形成装置の排気口消音装置であって、
上記画像形成装置の筐体背面をなす外装部材に、筐体内から気流を下向きに排出するダクトの外側形状部が一体に成形してあるものであり、
上記ダクトは、
上記外装部材の上記ダクトの外側形状部をなす部位の上部を上記筐体の内側へ窪ませ、下部側を外部へ突出させて下降傾斜する斜面部分とこれに連なり垂直に下降する部分を形成し、かつ
上記垂直に下降する部分の下端部を開口させて排気口とした形状に成形して上記画像形成装置の背面側で下向きに気流が排気されるようにし、
上記外側形状部を上記外装部材と一体成形するために面を構成する部分が存在しないことになる上記ダクトの上記筐体側となる内側面に、複数のリブを一体に成形し、該リブの端面に、該リブとは別体の壁体を取り付けて、
構成してなり、
上記外装部材の上記斜面部分の直下で上記垂直に下降する部分の最上部あたりに、外部から防塵フィルタを挿入するための穴を設け、該穴から挿入した防塵フィルタの先端側を上記リブの上に搭載保持するようにするとともに、上記穴により、上記防塵フィルタを引き抜き、押し込み可能としてなることを特徴とする画像形成装置の排気口消音装置。 - 請求項１の画像形成装置の排気口消音装置において、上記別体の壁体がマイラーまたは樹脂材料からなることを特徴とする画像形成装置の排気口消音装置。
- 請求項１または２の画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクトを複数備えることを特徴とする画像形成装置の排気口消音装置。
- 請求項１ないし３のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置において、上記ダクト内部に吸音材を設けてなることを特徴とする画像形成装置の排気口消音装置。
- 請求項１ないし５のいずれかの画像形成装置の排気口消音装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003062821A JP4217509B2 (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003062821A JP4217509B2 (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004271933A JP2004271933A (ja) | 2004-09-30 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2003062821A Expired - Fee Related JP4217509B2 (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP5471557B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2014-04-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP6910761B2 (ja) | 2016-06-21 | 2021-07-28 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2003
- 2003-03-10 JP JP2003062821A patent/JP4217509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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