JP5386733B2 - ポンプ付液体供給容器 - Google Patents

ポンプ付液体供給容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5386733B2
JP5386733B2 JP2008276111A JP2008276111A JP5386733B2 JP 5386733 B2 JP5386733 B2 JP 5386733B2 JP 2008276111 A JP2008276111 A JP 2008276111A JP 2008276111 A JP2008276111 A JP 2008276111A JP 5386733 B2 JP5386733 B2 JP 5386733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
pump
container
supply container
liquid supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008276111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010083578A (ja
Inventor
裕一郎 橋本
Original Assignee
有限会社ユイット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ユイット filed Critical 有限会社ユイット
Priority to JP2008276111A priority Critical patent/JP5386733B2/ja
Publication of JP2010083578A publication Critical patent/JP2010083578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5386733B2 publication Critical patent/JP5386733B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、詰め替え用の容器で内容物の補充が行えるポンプ付液体供給容器に関し、特に、容易且つ安価に液体の詰め替えを行うことが可能な意匠性の高いポンプ付液体供給容器に関する。
化粧品や香水、シャンプーや液体洗剤など、手動ポンプ付きの容器に液体を貯蔵して使用する形態の商品では、容器本体を再利用できるように詰め替え用液体を別容器で供給するシステムが普及している。例えば、本発明の出願人は、従来、高級な化粧品などにおいて、容器本体だけでなく詰め替え用容器にも高級なブランドイメージを化体できるように、意匠性の高い液体詰め替え用容器、及びそれにポンプユニットを装備した蓋部を装着したポンプ付液体供給容器を提案してきた(例えば、特許文献1参照)。
特願2004−158382号公報(第5−6頁、第1図)
ところで、上記従来のポンプ付液体供給容器は蓋部に軟質樹脂を採用し、蓋部と液体詰め替え用容器との間の密封性を確保する構成とした。しかしながら、実際には、液体詰め替え用容器にはラミネートフィルムなどが溶着等されており、液体吸込用パイプの貫通穴も小さいことから、容器が倒れても液漏れすることはほとんどなく過剰品質であった。また、脱着が煩雑で、頻繁な着脱により劣化しやすい軟質樹脂製の蓋部は、更に、液体詰め替え用容器と比較してカラフルな着色ができず高級感を演出できないなど、意匠上の自由度も低いという問題があった。
加えて、昨今のリサイクルや省資源化に対する消費者意識の向上や、原油価格高騰に伴う原材料費上昇分をできるだけ販売価格に転嫁させたくないとのメーカー側の要請などから、大量生産される詰め替え用容器は、できるだけシンプルな形状で安価に製造せざるを得ない状況となっている。その一方で、他社との差別化を図るため、やはり商品のパッケージはデザイン性の高いものにしたいというメーカー側の潜在的なニーズは根強いものがある。
そこで本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、ポンプ付き蓋部に成型や着色に係る自由度が高い硬質樹脂製のスカートを装備し、このポンプ付蓋部を汎用の液体詰め替え用容器に装着して固定することにより、意匠性の高い容器外観を実現しつつ、容易且つ安価に液体の詰め替えが行えるポンプ付き液体供給容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のポンプ付液体供給容器は、上部に円形のフランジを有する箱体状に形成され、前記フランジ上面にフィルムを接着又は溶着して箱体内部に液体を収納する液体詰め替え用容器と、液体を吐出するポンプと前記ポンプの下方に延接した液体吸込用パイプを含むポンプユニットを有し、前記液体詰め替え用容器に装着するポンプ付き蓋部と、で構成され、前記ポンプ付蓋部は、前記液体詰め替え用容器を上部より覆うような略釣鐘状の硬質樹脂製スカートを備え、前記スカートは、前記液体詰め替え用容器のフランジを嵌入して、前記ポンプ付蓋部と前記液体詰め替え用容器とを固定するための爪部がその内側に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ポンプ付蓋部を液体詰め替え用容器に装着することにより、液体詰め替え用容器がスカートで覆われ、外観の大部分をスカートが占める容器とすることができる。しかも、スカートは形状や色を自由に選択できるので、容器外観の意匠に多様なバリエーションを施すことができる。また、汎用の液体詰め替え用容器を用いるので容易且つ安価に詰め替えを行うことができる。更に、ポンプ付蓋部は構成が単純であるため、蓋側の製造コストも低減することができる。また、着脱が容易で、詰め替え時における使用性能を向上させることができる。
また、本発明のポンプ付液体供給容器は、請求項1に記載のポンプ付液体供給容器であって、前記フィルムの前記液体吸込用パイプが貫通する位置には、前記液体吸込用パイプの外径より僅少なる直径を有する貫通孔が予め形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ポンプ付蓋部を液体詰め替え用容器に装着する際、液体吸込用パイプを容易に貫入することができる。
また、本発明のポンプ付液体供給容器は、請求項2に記載のポンプ付液体供給容器であって、前記貫通孔の近傍には、極小径の空気孔が更に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、液体吸込用パイプを介して液体が外部へ吐出される際に容器内の空気置換が行われるので、液体を外部へ円滑に供給できる。
また、本発明のポンプ付液体供給容器は、請求項3に記載のポンプ付液体供給容器であって、前記貫通孔及び前記空気孔は、剥離可能なシート状シールで予め覆われていることを特徴とする。
上記構成によれば、貫通孔及び空気孔からの液体の漏洩が防止されるため、液体詰め替え用容器を単体で搬送、携帯等することが可能となる。
本発明のポンプ付液体供給容器によれば、外観の大部分を占めるスカートに多様なデザインや着色を施すことにより意匠性の高い容器外観を実現することができる。また、スカートの内側に収容される液体詰め替え用容器は汎用品を使用できるため、容易且つ安価に液体の詰め替えが行える。
以下、本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の外観を示す斜視図である。ポンプ付液体供給容器は、主に、ポンプユニット10とスカート20を含むポンプ付蓋部100、液体詰め替え用容器200、などで構成される。
ポンプユニット10は、プッシュ式のポンプで、ポンプヘッド11およびノズル12の下方には、可撓性樹脂または硬質ゴムなどで形成された液体吸込用パイプ13が液体詰め替え用容器部200の底面に到達する程度にまで延設されている。ポンプヘッド11を手動で押下することにより容器内の液体が吸引され、ノズル12から吐出される。
スカート20は、ポリカーボネイトやABS樹脂などの硬質樹脂で形成され、その登頂部には螺合によりポンプユニット10が装着されている。図に示すように、スカート20は釣鐘状の形状で、液体詰め替え用容器200をほぼ覆うように装着される。例えば、スカート20の下方開口部を波打った形状に成型するなど、斬新なデザインにより高い意匠性を実現することができる。その他にも、スカート20の表面にディンプル加工を施したり、塗装を行ったりすることで容器の外観に高い意匠性を付与することができる。
図に示すように、スカート20の内側には中心方向に屹立させた爪部21、22が形成されている。この爪部21、22に、後述する液体詰め替え用容器200の円盤状フランジ201が嵌入されてポンプ付蓋部100と液体詰め替え用容器200とが固定される。4箇所の爪部は2種類の形状に加工されており、爪部21は液体詰め替え用容器200のフランジ201を上から、爪部22はフランジ201を下から押さえてポンプ付蓋部100と液体詰め替え用容器200が固定される。尚、爪部22の直上には、金型加工を容易とするための孔が形成されている。
次に、図2は、本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の、液体詰め替え用容器200の外観を示す斜視図である。液体詰め替え用容器200は、円盤状のフランジ201と液体を収納する箱体部202を有する。フランジ201の上面にはフィルム203が接着又は溶着され、更に、フィルム203の上面には、液体吸込用パイプ13を貫入させる貫通孔204や液体吐出時の空気の置換を促す空気孔205を封止するための封止シール206が接着されていて、液体の漏洩を防止する。
上述のように、ポンプ付蓋部100は構成が単純であるため、蓋側の製造コストも低減することができる。また、着脱が容易であり、従来と比較して詰め替え時における使用性能を向上させることができる。また、ポンプ付蓋部100は、スカート20が液体詰め替え用容器200を覆うような構成であるため、液体詰め替え用容器200に意匠性を考慮する必要がなく、安価な汎用の詰め替え用容器を用いることができる。
図3は、本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の、液体詰め替え用容器200にポンプ付蓋部100を装着する様子を説明するための図である。液体詰め替え用容器200にポンプ付き蓋部100を装着する際は、封止シール206をフィルム203から剥がして、貫通孔204及び空気孔205を露出させ、液体吸込用パイプ13を貫入させながらフランジ部201を前述の爪部21、22に嵌入する。
尚、フィルム203は、樹脂製シート材に限らず、例えば、アルミニウム合金箔の両面に合成樹脂をコーティングしたり張り合わせたりして作製したフィルムなど、アルミニウム合金箔をベースとした公知のキャップシール材などを用いてよい。また、封止シール206も合成樹脂製のシートや合成樹脂をコーティングした紙など、公知のシール材を用いてよい。更に、封止シール206は、図2に示すように貫通孔204や空気孔205の近傍のみを覆うような形状でもよいし、フィルム203の全体を覆うような形状としてもよい。
ところで、フィルム203に貫入させる液体吸込用パイプ13の末端は、図3に示すように、切欠きまたはテーパを形成して先端が尖った形状とすることが好ましい。これにより、液体吸込用パイプ13の貫入が容易に行える。また、貫通孔204の直径は、液体吸込用パイプ13の外径より僅かに小さい程度としている。これにより、液体吸込用パイプ13の貫入時にフィルム203と液体吸込用パイプ13が隙間なく密着する。
次に、図4は、本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の使用時における状態を説明するための図である。製造時に螺合、封止されているポンプヘッド11を反対方向に捻るとポンプのバネ(図示省略)によりポンプヘッド11が上昇する。使用時にはこのポンプヘッド11を押下することにより充填されている液体が吸引され吐出する。
尚、以上の実施の形態ではプッシュ式のポンプを用いたが、これにとらわれるものではなく、その他にもトリガ式などあらゆる手動式のポンプを用いても本発明の要旨が実行可能であることは言うまでもない。
本発明にかかわるポンプ付液体供給容器は、意匠性の高い容器外観を実現しつつ、容易且つ安価に液体の詰め替えが行えるという効果を有し、化粧品やシャンプーなど容器の意匠性が重視されるポンプ付液体供給容器において有用である。
本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の、液体詰め替え用容器の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の、液体詰め替え用容器にポンプ付蓋部を装着する様子を説明するための図 本発明の実施の形態におけるポンプ付液体供給容器の使用時における状態を説明するための図
符号の説明
10 ポンプユニット
11 ポンプヘッド
12 ノズル
13 液体吸込用パイプ
20 スカート
21、22 爪部
100 ポンプ付蓋部
200 液体詰め替え用容器
201 フランジ
202 箱体部
203 フィルム
204 貫通孔
205 空気孔
206 封止シール

Claims (4)

  1. 上部に円形のフランジを有する箱体状に形成され、前記フランジ上面にフィルムを接着又は溶着して箱体内部に液体を収納する液体詰め替え用容器と、
    液体を吐出するポンプと前記ポンプの下方に延接した液体吸込用パイプを含むポンプユニットを有し、前記液体詰め替え用容器に装着するポンプ付き蓋部と、で構成され、
    前記ポンプ付蓋部は、前記液体詰め替え用容器を上部より覆うような略釣鐘状の硬質樹脂製スカートを備え、
    前記スカートは、前記液体詰め替え用容器のフランジを嵌入して、前記ポンプ付蓋部と前記液体詰め替え用容器とを固定するための爪部がその内側に形成されていることを特徴とするポンプ付液体供給容器。
  2. 前記フィルムの前記液体吸込用パイプが貫通する位置には、前記液体吸込用パイプの外径より僅少なる直径を有する貫通孔が予め形成されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ付液体供給容器。
  3. 前記貫通孔の近傍には、極小径の空気孔が更に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のポンプ付液体供給容器。
  4. 前記貫通孔及び前記空気孔は、剥離可能なシート状シールで予め覆われていることを特徴とする請求項3に記載のポンプ付液体供給容器。
JP2008276111A 2008-10-01 2008-10-01 ポンプ付液体供給容器 Expired - Fee Related JP5386733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276111A JP5386733B2 (ja) 2008-10-01 2008-10-01 ポンプ付液体供給容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276111A JP5386733B2 (ja) 2008-10-01 2008-10-01 ポンプ付液体供給容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010083578A JP2010083578A (ja) 2010-04-15
JP5386733B2 true JP5386733B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42247928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008276111A Expired - Fee Related JP5386733B2 (ja) 2008-10-01 2008-10-01 ポンプ付液体供給容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5386733B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD824779S1 (en) 2016-12-22 2018-08-07 800 Sylvan Avenue Package
USD826720S1 (en) 2016-12-22 2018-08-28 Conopco, Inc. Bottle
US11883835B2 (en) 2016-12-22 2024-01-30 Conopco, Inc. Shell container suitable for housing a discrete refill container

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3517218B2 (ja) * 2001-02-05 2004-04-12 株式会社インターエックス 容器の組合せ
JP2005313990A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Yuitto:Kk ポンプ付液体供給容器及びそれに供する液体詰め替え用容器
JP2006341861A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Dainippon Printing Co Ltd 容器
JP4937734B2 (ja) * 2006-12-27 2012-05-23 株式会社吉野工業所 ディスペンサー付き容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD824779S1 (en) 2016-12-22 2018-08-07 800 Sylvan Avenue Package
USD826720S1 (en) 2016-12-22 2018-08-28 Conopco, Inc. Bottle
US11883835B2 (en) 2016-12-22 2024-01-30 Conopco, Inc. Shell container suitable for housing a discrete refill container

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010083578A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10518279B2 (en) Refillable container
CA2258042A1 (en) Packaging system for storing and dispensing products
JP5386733B2 (ja) ポンプ付液体供給容器
US20100116854A1 (en) Spout
JP2005313990A (ja) ポンプ付液体供給容器及びそれに供する液体詰め替え用容器
CN105246785B (zh) 具有装有柔性加固元件的薄盖构件的充液瓶
JP4937734B2 (ja) ディスペンサー付き容器
JP2017202835A (ja) 液体容器用蓋体
JP2004106940A (ja) 二重容器
US11492243B1 (en) Beverage dispenser for vertical wall
JP4722477B2 (ja) 外容器と肩カバーが一体成形された内容器とからなる複合容器
JP2004106939A (ja) 二重容器
CN210556213U (zh) 一种双层化妆品瓶
JP5988139B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP5282950B2 (ja) 注出容器
JP4899214B2 (ja) 摺動底蓋付き注出容器
JP4937733B2 (ja) ディスペンサー付き容器
KR200403998Y1 (ko) 광고문안 인쇄부가 마련된 화장품 용기
CN216762580U (zh) 纸塑真空瓶
KR200399966Y1 (ko) 화장품 용기
CN214504806U (zh) 一种便于分辨和保存的标签
CN210913314U (zh) 一种多功能易开包装纸箱
CN1886303A (zh) 流体产品分配器
JP5610291B2 (ja) ラベル付き合成樹脂製容器
US9617044B2 (en) Fluid container ship cap

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees