JP5385795B2 - 逆流防止弁を有する加湿器 - Google Patents

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Description

本願は、内容が本願において組み込まれる、2005年9月27日出願、米国仮特許出願第60/720,763から35U.S.C.§119(e)を受けて優先権を主張する、2006年9月26日出願の米国特許出願第11/527,052の35U.S.C.§120を受ける一部継続出願である、2007年3月5日出願、米国特許出願第11/713,990号の35U.S.C§120を受けた一部継続出願である。
本発明は、加湿器に係り、より特には、加湿器から圧支持装置への流体の逆流を防ぐよう弁を有する圧支持システムにおいて使用される加湿器に係る。
呼吸気体の流れを患者の気道まで運搬することが必要であるか、あるいは所望される状況は、多数ある。例えば、非侵襲性換気として既知である技術を使用して患者を換気することは、既知である。また、特には閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSA)である睡眠時無呼吸症候群、又は鬱血性心不全等である内科的疾患を治療するために、患者の監視状態又は患者の呼吸サイクルと共に変化する可変気道内圧又は持続的気道陽圧(CPAP)を運搬することは、既知である。非侵襲性換気及び圧支持療法は、ベンチレータ又は圧支持装置を患者の気道と連結させる(interface)よう、患者の顔面上に典型的には鼻マスク又は鼻/口マスクである患者インターフェイス(連結)装置の装着を伴い、呼吸気体の流れが圧力/流れ生成装置から患者の気道まで運搬され得るようにする。
また、多くの場合において、侵襲性換気及び非侵襲性換気で患者に対して与えられる気体流を加湿することが所望される。このため、圧支持装置によって産出(アウトプット)される気体に対して湿度を加えるよう圧支持装置と直列に与えられる加湿チャンバを有する加湿システムは、開発されてきている。図1は、従来構造の一例を示し、出口ポート12を備える圧支持装置10は、細長い可撓性チューブである患者回路13に対して加圧気体を供給する。患者回路13は、加湿器16の入口ポート14に対して接続される。加湿器16は、典型的には水又は蒸留水である流体で充填される加湿チャンバ15を有する。加湿チャンバ15の出口ポート18は、鼻マスク等である患者インターフェイス(図示せず)に対して患者回路20を介して結合される。作動において、圧支持装置10からの加圧気体は、患者回路13を介して加湿器16まで通過する。気体は、加湿チャンバにおいて水と相互作用し、患者の気道に対して連通されるチュービング20へと出る。複数の従来の加湿システムは、加湿プロセスを容易にするよう加湿チャンバ15に対して作動可能に結合されるヒータを有する。
患者回路13が加湿チャンバと圧支持装置10との間において与えられる1つの理由は、万一加湿器16がひっくり返った場合に流体が加湿器から圧支持装置へと戻るように流れることを防ぐためである。圧支持装置10に入る水は、装置を損傷させ得る。
また、例えば図2に示される通り、圧支持装置10の出口を加湿チャンバの入口に対して直接結合させることは、既知である。この構造において、加湿チャンバは、圧支持装置に対して剛性に結合される。しかしながら、この構造は、加湿チャンバの入口ポートと圧支持装置の出口ポートとの間における直接且つ密接な接続により、流体が加湿チャンバから圧支持装置へと流れて戻るという問題を悪化させる。
加湿チャンバに対するシュノーケル状入口を使用して圧支持装置における加湿チャンバからの水の逆流を防ぐ試みは、米国特許第6,398,197号(特許文献1)において開示される。該特許文献1によって教示される構造のシュノーケル型は、システムのチルト又はバックスプラッシュによって圧支持装置の出口に水が入ることを最小限に抑える支援をし得る一方、凝縮及びレインアウト(rainout)によって圧支持装置に水が入ること、即ち過失チャンバから圧支持装置へと逆流し得る水蒸気又は気体において包含される水を防ぐことはない。更に、特定の水位での特定の配向(向き)において、例えば圧支持装置及び加湿器が側方にチルトされ、且つ加湿チャンバが半分のみ充填されている(even merely half full)場合、前出の特許文献1のシュノーケル構造には、加湿チャンバから圧支持装置への流体の逆流を防ぐ性能は殆どないか、あるいは全くない。
米国特許第6,398,197号
したがって本発明は、従来の加湿装置の欠点を克服する圧支持システムにおける使用に対する加湿器を与える、ことを目的とする。
この目的は、入口を有する加湿器を与えることによって、本発明の一実施例に従って達成され、該入口は、圧支持装置の出口に対して作動可能に結合され、圧支持装置によって生成される気体流が入口に対して連通される。加湿器はまた、流体保持チャンバ及び出口を有する。入口は、流体保持チャンバの上流に位置付けられ、且つ流体保持チャンバと流体連通し、出口は、流体保持チャンバの下流に位置付けられ、且つ流体保持チャンバと流体連通する。弁は、入口において、且つ流体チャンバの上流において位置付けられる。弁は、入口が実質的にブロック(封鎖)されない(unblocked)開位置と、入口が実質的にブロック(封鎖)される(blocked)閉位置との間において、可動である。
本発明は更に、従来の圧支持システムの欠点を克服する圧支持システムを与える、ことを目的とする。この目的は、気流を生成するよう適合される圧支持装置及び加湿器を有する、圧支持システムを与える事によって達成される。加湿器は、入口、流体保持チャンバ、及び出口を備える本体を備える。入口は、流体保持チャンバの上流に位置付けられ、且つ流体保持チャンバと流体連通し、出口は、流体保持チャンバの下流に位置付けられ、且つ流体保持チャンバと流体連通する。加えて、第1の弁は、圧支持装置の出口と加湿器の入口との間において位置付けられる。第1の弁は、圧支持装置の出口と加湿器の入口との間における気体流経路が実質的にブロックされない開位置と、圧支持装置の出口と加湿器の入口との間における気体流経路が実質的にブロックされる閉位置との間において、可動である。これらの位置間における運動は、例えば圧支持システムがチルトされているか否か、圧支持システムが平ら又は水平、あるいはその両方で置かれているか否か、といった圧支持システムの第1の物理的配向に基づいて達成される。
本発明のこれらの及び他の目的、特性、及び特徴、並びに構造の関連する要素の機能及び作動の方法、及び部品の組合せ及び製造の経済性は、添付の図面を参照し、以下の説明及び添付の請求項を考慮してより明らかとなり、それらは全て本願の一部を形成する。同様の参照符号は、複数の図において対応する部分を指す。しかしながら、図面は、単に図示及び説明を目的するものであって、本発明の制限の定義として意図されていない、ことが明らかに理解されるべきである。明細書及び請求項において使用される通り、単数で示されるものは、文脈において明記されない限り複数の指示対象を含む。
圧支持装置に対して結合される先行技術の独立型加湿器の上方斜視図である。 本発明の原理に従った圧支持装置及び加湿器を有する圧支持システムの上方斜視図である。 図2中のシステムにおいて使用される加湿器の正面斜視図である。 部分的開位置において示される弁を有する、図3中の線4−4に沿って取られた、図3に示される加湿器の断面図である。 完全閉位置における弁を有する、図4と同一の図である(完全開位置は、細線で示される)。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第2の実施例の側部断面図である。 図6に示される加湿器の正面斜視分解図である。 図6中の加湿器において使用される弁の側面図である。 本発明の原理に従った加湿器の第3の実施例の後面斜視図である。 開位置において示される図9中の加湿器において使用される弁の正面斜視図である。 閉位置において示される図10の弁の正面斜視図である。 閉位置において示される図10中の弁の後面斜視図である。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第4の実施例の側部断面図である。 閉位置における弁を示す図13中の加湿器の側部断面図である。 閉位置における弁を示す図13中の加湿器の側部断面図である。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第5の実施例の側部断面図である。 閉位置における弁を示す図16中の加湿器の側部断面図である。 閉位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器における使用に適切である弁の第6の実施例の斜視図である。 開位置における弁を示す図18中の弁の斜視図である。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第7の実施例の側部断面図である。 閉位置における弁を示す図20中の加湿器の側部断面図である。 本発明の原理に従った加湿器における使用に適切である弁の第8の実施例の斜視図である。 本発明の原理に従った二重弁構造を備える加湿器の概略図である。 本発明の原理に従った逆流防止弁の第9の実施例を備える圧支持システムの概略図である。 本発明の原理に従った逆流防止弁の第10の実施例を備える圧支持システムの概略図である。 停止スイッチを備える圧支持システムの概略図である。 本発明の原理に従った逆流防止弁を備える加湿器の第11の実施例の斜視図である。 線28−28に沿って取られた図27中の加湿器の断面図である。 図27中の加湿器に対して結合される圧支持装置を有する圧支持システムの概略図である。 弁組立体に対する他の実施例を図示し、異なる配向において配置される弁を示す。 弁組立体に対する他の実施例を図示し、異なる配向において配置される弁を示す。 弁組立体に対する他の実施例を図示し、異なる配向において配置される弁を示す。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第12の実施例の側部断面図である。 図31C中に示される弁に対する弁プラグを図示する。 閉位置における弁を示すチルトされた配向における図31A中の加湿器を示す側部断面図である。 閉位置における弁を示す垂直の配向における図31A中の加湿器を示す側部断面図である。 閉位置における弁を示す反転された配向における図31A中の加湿器を示す側部断面図である。 開位置における弁を示す本発明の原理に従った加湿器の第13の実施例の上方断面図である。 図32A中の加湿器の側部断面図である。 閉位置における弁を示すチルトされた配向における図32A中の加湿器を示す側部断面図である。 閉位置における弁を示す垂直の配向における図32Aの加湿器を示す側部断面図である。 位置における弁を示す反転された配向における図32A中の加湿器を示す側部断面図である。
図2−5は、圧支持システム30を示し、該圧支持システム30は、本発明の原理に従った圧支持装置32及び加湿器38を有する。圧支持装置32は、加湿器38の入口ポート又は入口通路36(「入口」と称される)に対して流体的に結合される出口ポート34を備える。加湿器38はまた、患者回路42に対して流体的に結合される、出口ポート又は出口通路40(「出口」と称される)を有する。
圧支持装置32は、患者の気道への運搬に対して気体の流れを生成することができる、従来の換気あるいは圧支持装置又はシステムである。かかる圧支持システムの制限的ではない例に含まれるのは、米国ペンシルバニア州在、Respironics,Inc.社によって製造及び流通される、息を吐く間よりも息を吸う間においてより高い圧力が運搬されるように患者に対して与えられる圧力が患者の呼吸サイクルと共に変わる、BiPAP(登録商標)装置、Bi−Flex(登録商標)装置、C−Flex(商標)装置、比例気道陽圧(PPAP(登録商標))装置、比例アシスト換気(PAV(登録商標))装置、又は自動滴定装置等である可変圧装置、持続的気道陽圧(CPAP)装置、又はベンチレータ、あるいは他の圧支持装置である。
本発明は、患者インターフェイス(図示せず)が患者回路42の遠位端部、即ち加湿器から遠位の端部に対して結合され得る、ことを意図する。患者インターフェイスは、患者の気道まで呼吸可能な気体の供給を連通させるよう適切である、鼻マスク、鼻/口マスク、全顔面マスク、鼻カニューレ、気管内チューブ、又は気管チューブ等である、侵襲性又は非侵襲性の器具である。患者インターフェイス組立体は、患者の頭部に器具を取り付けるようヘッドギアを有し得る。
加湿器38は、流体保持チャンバ46を画定する本体44を有する。本発明の典型的な一実施例において、流体保持チャンバは、透明なポリカーボネート材料等である高分子材料から形成される。流体保持チャンバ46は、上方表面47a及び側壁47b乃至47eによって画定される。本体44は、実質的に平らな基部48に対して取り付けられる。入口36及び出口40は、上方表面47a上で画定され、入口は、加湿器49の上流側部52において配置され、出口は、加湿器の下流側部54において配置される。入口36は、上流にあり、且つ流体保持チャンバ46と流体連通し、出口40は、下流にあり、且つ流体保持チャンバと流体連通する。入口36の上流端部は、矢印56で示される通り水平方向に配向され、気体を流体保持チャンバ46に向かって下方向に方向付ける。また、出口36の蒸溜端部は、矢印58によって示される通り、流体保持チャンバ46から垂直上方向に配向される。
図示される典型的な実施例において、加湿器38及び圧支持装置32は、共通の基部41上における同一の場所に位置付けられ、組立体全体がユニットとして接合される。本発明は、加湿器及び圧支持装置を接合又は一体化するための他の技術を意図し、基部を使用することなく直接それらを結合すること、及び加湿器及び圧支持装置を例えば共通の筐体において統合された一体的なユニットとして与えること、を含む、ということが理解されるべきである。更には、本発明は、加湿器及び圧支持装置が共通の基部上に位置決めされる必要はなく、互いから分離可能であり得るかあるいは恒久的に分離され得ることを意図する、ということが理解されるべきである。図示される実施例において、圧支持装置の出口は、加湿器の入口に対して近接しており、且つそれに合成に結合される。本発明はまた、加湿器及び圧支持装置を分離すること、及び可撓性又は合成のチュービングを介して一方の出口を他方の入口に結合すること、を意図する。加えて、本発明は、加湿器に関連付けられる加熱素子を与える、ことを意図する。例えば、従来のホットプレート又はワイヤヒータは、加湿器内で、あるいは加湿器上で、あるいは加湿器の近くにおいて、そこに包含される流体を加熱するよう使用され得る。
弁配置(valve arrangement)60は、入口36内において配置されるか、あるいは入口36上に位置付けられる。弁配置60は、本願に参照として組み込まれる米国特許第5、647,355及び5,438,981において開示されるものに類似する。弁配置60は、入口通路内に与えられ、第1の入口部64、即ち圧支持装置からの気体流と連通する入口、及び出口部68を有する。入口36はまた、流体保持チャンバを雰囲気に連通させるよう配置される排気口66を有する。図示される典型的な実施例において、出口部68は、入口に入る気体流を流体保持チャンバ46に向かって方向付けるよう配向される。排気口66は、雰囲気に開放され、高くされた羽根74、格子等である手段によって意図されない閉塞から保護される。
更には、本発明によれば、弁配置60は、第1の入口部64及び排気口66を介して気体流を制御する自動調整フラップ状弁要素82を有し、該弁要素は、加湿器16への気体流を調整する。弁要素82は、圧支持装置32の気体流によってもたらされる陽圧、又はユーザの吸入によってもたらされる陰圧のいずれかに応答するよう、構成及び配置される。
弁要素82は、一般的に平らで実質的に剛性な部材83を有して形成され、該部材83は、入口36において与えられるベアリング構造(bearing formations)内においてジャーナルされる(journaled)、外方向及び対向方向に方向付けられるリニアピボットピン84によって中間領域においてピボット可能に支持される。弁要素82は更に、閉鎖部86を有し、該閉鎖部86は、夫々第1の入口部64又は排気口66の一方の上方に位置付けられるときに該開口を覆うよう十分な寸法を有する。
本願の典型的な実施例において、弁要素82は、ピボットピン84によって形成されるピボット軸に対してウエイトのバランスが可能な限りほぼ取られるよう、構成される。本発明の典型的な一実施例において、閉鎖部86は、閉鎖部86と実質的に同一のウエイトを有するカウンタウエイト88によって平衡される。カウンタウエイト88、ピボットピン84とそれに関連付けられる弁を収容するベアリング構造(valve housing bearing formations)との間における摩擦係数、並びに弁要素82の固有慣性の結果として、他の力がない場合、弁素子は、閉鎖部86が第1の入口部64を覆い且つその位置にとどまる傾向を有するよう、配置される。閉鎖部は、変位力(displacement force)によって作用されるまで、第1の入口部を覆う。その場合、弁要素は、排気口を覆うよう動く。結果として、圧支持システムの通常作動中、かかる変位力は、圧支持装置32空の加圧呼吸気体の流れに関連付けられる陽圧によって与えられる。故に、圧支持装置が通常に作動しているとき、弁要素82は、排気口66が閉鎖されているとみなし、実質的に妨害されていない経路は、入口を介して圧支持装置から加湿チャンバへと与えられ、気体は、第1の入口部から加湿チャンバ46へと流れるようにされる。
万一、なんらかの理由によって加圧気体流が閾値を下回って遮断又は低減された場合、中断によるかかる気体流低減(gas flow reduction of cessation)のあとのユーザの吸入は、閉鎖部材86の下方側において陰圧を与え、それによって弁要素82は、外方向にピボットされ、第1の入口部64を覆うようにされる。弁要素82は、配置された弁要素を有して閉位置に対して直立して付勢されるため、ユーザは、排気口66を介して周囲空気に対する完全なアクセスを有する。ユーザによる呼気(吐息、exhalation)はまた、弁要素に加えられる陽圧により、弁要素82を閉位置において保持する傾向がある。この状況は、加圧気体によって作られる陽圧が再度弁要素82を上方向にピボットさせるとすぐに圧力流が復旧されるときまで継続し、それによって閉鎖部86は、排気口66を覆い、圧支持装置から加湿器を介して患者までの気体流は、再開される。
第1及び第2の位置間におけるピボットとしての弁要素82のフラッタを最小限に抑えるよう、カウンタウエイト88は望ましくは、弁要素82の第1の端部に近接して添付される小型永久磁石90等である適切な動作減衰配置を有する。磁石90は、入口36の内部に添付されるスチールストリップ又は磁石等である金属又は磁気ストリップ92等である、要素92に対して磁気的に引き付けられる。理解される通り、磁石90及び金属ストリップ92の夫々の位置は、所望に応じて反転され得る。
本発明はまた、弁要素82上に付勢力を与えることを意図する。この付勢力は、開位置(第1の入口64をブロックしない)において弁要素82に付勢するよう、あるいは、閉位置(図5に示される通り、第1の入口64をブロックする)において弁要素に付勢するよう、適用され得る。重力(弁要素の位置に重力をかけることによる)、スプリング、又は磁石を含む従来の技術は、この付勢力を加えるよう使用され得る。
作動において、図5を参照すると、加湿器38は、流体チャンバ46において水又は他の流体を受容する。典型的には、流体は、出口40を介してチャンバ46に対して与えられる。より具体的には、ユーザは、通常は出口に対して取り付けられる患者回路を外し、水又は他の流体、流体混合物等を流体保持チャンバへと注ぐ。圧支持装置は、空気等である加圧気体を圧支持装置の出口から加湿器の入口36まで与える。加圧気体は、上述された通り弁要素82を開放させ、それによって排気口66をブロックし、第1の入口部64を開放することによって流れ通路を作り、気体流が入口の下流側部を介して下方向に方向付けられるようにし、流体保持チャンバ内において包含される流体と相互に作用させる。言い換えれば、弁要素82は、第1の入口部64において陽圧、即ちチャンバ46における圧力を上回る圧力がある場合に限り、この開放位置(細線で図示される)にある。言い換えれば、上流方向から下流方向まで測定される際(as measured in the upstream direction to the downstream direction)、弁要素82にわたる開放圧力値を上回る圧力低下があるはずである。
加湿された気体は、出口40から出る。続いて気体は、患者回路を通り、患者の気道まで移動する。万一、圧支持装置によって与えられる圧力が停止するか、あるいは閾値を下回って低下する場合、弁要素が付勢されないと想定して、弁要素は、「浮遊状態(free−floating)」となる。加湿器が倒される(knocked)か、揺さぶられる(jostled)か、あるいは動かされる場合、弁要素は、図5に示される閉位置まで動かされ得、流体は、第1の入口部64をブロックすることによって入口ポート36を通過することを妨害される。例えば、弁要素上に衝撃を与える流体は、該弁要素を閉位置まで動かし得る。加えて、排気口66はブロックされない。弁が閉位置まで付勢される場合、圧力における低減は、閉位置まで自動的に動く弁をもたらす。この構造において、流体は、圧支持装置32へと移動することを防がれる。流体が弁要素上に力を与えなくなると、あるいは、圧支持装置によって与えられる圧力が場合によっては流体が弁要素に加える力を越えるレベルに復旧されると、弁要素は、第1の入口ポート64を開放し且つ排気口66をブロックするよう動き得る。万一、圧支持装置が適切に作動し得なかった場合、弁要素82は第1の入口部64をブロックし且つ排気口66をブロックしないため、患者は、上述された通り周囲空気を依然として呼吸することができる。
図6−8は、本体158及び弁配置160を有する加湿器156の第2の実施例を示す。弁配置160は、可撓性可動フラップ164を取り付けられる円筒部材162を有する。典型的な一実施例において、円筒部材162は、シリコン、ゴム、又はそれらの組合せ等である可撓性の材料から形成される。フラップ164は、中央部166を介して円筒部材162に対して一端165において取り付けられる。典型的な一実施例において、円筒部材162、フラップ164、及び中央部166は、材料の単一成型片から形成される。
任意の典型的な一実施例において、剛性なオーバーモールドリング又はシリンダ(図示せず)は、弁に対する構造支持を与えるよう、弁配置160の一部の周囲に配置される。弁160は、本体158の入口36内において位置付けられるよう適合(寸法取り及び構成)される。更なる任意の一実施例において、排気口172は、フラップ164の下流に位置付けられる。排気口172は、気体を加湿チャンバ内から雰囲気に連通させるよう複数の開口174を有する。
弁配置160の作動は、弁配置60に対して前述されたものと同様である。しかしながら、フラップ164は、閉位置においてとどまるよう付勢され、該閉位置においてフラップは、入口の中央部166において画定される開口167を実質的にブロックする。入口36に入る圧支持装置から来る加圧気体によって、フラップ164は外方向に動かされ、排気口172をブロックし且つ加湿器に対する入口をブロックしない。結果として、気体は、加湿チャンバへと流れ、該加湿チャンバでそこに包含される流体によって加湿される。加湿された気体は、前述された通り、出口23を介してチャンバを出る。
万一、圧支持装置からの気体流が所定の圧力閾値を下回って低下した場合、フラップ164は、閉位置まで動き、それによって加湿器において包含される気体によって運ばれる蒸気又は流体が圧支持装置に入ることを防ぐ。フラップ164が閉位置にあるとき、患者は、排気口172を介して呼吸する。しかしながら、排気口が任意であることは、強調されるべきである。加湿器がひっくり返った場合、フラップ164における水の重みにより、フラップは閉位置まで動かされ得、開口167をブロックし、それによって水が跳ねること、又は入口38を介して圧支持装置へと逆流することを防ぐ。
弁配置160は、単に弁配置を加湿チャンバの入口へと挿入することによって既存の加湿チャンバ上へとあとから取り付けられ得る、という点において有利である。同様に、それは、洗浄及び交換を目的として加湿チャンバから容易に取り外され得る。
図9−12は、本発明の原理に従って作られた弁配置260及び本体258を有する加湿器256の第3の実施例を示す。この弁配置は、上述された弁配置60に類似する。弁配置260は、入口ポート36内に適合する。具体的には、弁配置260は、円筒リング264を受容する円筒形に形成されたオーバーモールド配置(overmolded arrangement)262を有する。弁要素266は、円筒リング264及び/又はオーバーモールド配置262に対してピボット可能に固定される。弁要素266は、閉鎖要素又はフラップ268、及びそこに結合されるカウンタウエイトブロック部材又は第2のフラップ270を有する。オーバーモールド配置262は、オーバーモールド配置262及び/又は円筒リング264において画定されるパッセージと連通するよう排気口272として機能するオフセット通路を有する。複数の開口等である任意の排気口カバーは、排気口272の上方に位置付けられ得る。本発明の典型的な一実施例において、第2のフラップ270は磁石276を有し、金属引付け部材278は該磁石に近接して位置付けられるため、磁石は、部材278に対して引き付けられ、第2のフラップ270は、閉位置において付勢され、閉鎖要素268に円筒リング264をブロックさせる。
作動において、図10に示される通り、圧支持装置からの加圧気体によって閉鎖要素268は、磁石によって与えられる付勢力を克服し、円筒リング264を実質的にブロックする。続いて加圧気体は、該加圧気体が加湿される本体258によって画定される加湿チャンバへと入口36を通過することができ、出口40を介して出る。図11及び12に示される通り、圧支持装置からの気体流が所定の圧力閾値を下回って低下した場合、弁要素266は、閉位置まで動き、それによって加湿器に包含される気体によって運ばれる蒸気又は流体が圧支持装置に入ることを防ぐ。弁要素266が閉位置にあるとき、患者は、排気口272を介して呼吸する。加えて、水等である流体が入口36に近接して動かされる場合、閉鎖要素268は、流体の重みによって付勢され得る。しかしながら、ブロック部材270が排気口272から離れて位置付けられ、患者に周囲空気を呼吸させるため、患者は依然として呼吸ができる。
図13−15は、本発明の原理に従って作られた全体的に参照符号304で示される弁配置及び本体302を有する、加湿器300の第3の実施例を示す。この実施例において、弁配置304は、特には加湿器の入口308をブロックしたりブロックしなかったりするボール306である浮遊要素を有する。ボールは、支持構造307によって本体302において支持されるか、あるいは本体302に対して取り付けられる。ボール306は、図13に示される開位置と図14及び15に示される閉位置との間において本体302に対して可動である。開位置において気体は、矢印312で示す通り加湿器を介して、即ち入口308におけるパッセージ314を介し、またキャビティ310及び出口312を介して、流れる。閉位置において、ボール306は、座部316上に置かれ、それによって通路314をブロックし、故に流体又は流体を有する蒸気が入口から圧支持装置へと逆流することを防ぐ。典型的な一実施例において、支持構造307は、気体及び液体が支持構造において、あるいは支持構造の周囲において自由に流れるよう、構成される。例えば、支持構造は、複数の開口を有するブラケット又はケージであり得る。
典型的な一実施例において、ボール306は、加湿器300の流体保持チャンバ320内に包含される水又は流体318より低い密度を備えるため、ボールは流体上で浮遊する。結果として、例えば加湿チャンバが満杯になりすぎて充填されるか、並びに/あるいは流体が入口に向かって流れるようチルトされる場合に発生し得る、流体318の高さが一定のレベルを超える場合に、ボール306は、流体上において浮遊し、入口308の下流端部をブロックする。この状況は図15中に示されており、該図中、加湿器はチルトされ、水位がもはや平行ではなく、入口306に向かってチルトされている。
図示される実施例において、ボール306は、圧縮スプリング322である付勢機構によって閉位置まで付勢される。スプリング322はまた、ボールが閉位置に対して浮遊する場合にボール306によって座部316の閉鎖を支援するよう、配向される。即ち、スプリングは、ボールが座部316に適切に係合するよう流体上において浮遊するためにボールの配向を維持するガイドとしての役割を有する。矢印324によって示されるスプリング322によってボール306に加えられる付勢力は、圧支持装置から加湿器への通常の気体流によって克服され得る。即ち、圧支持システムが通常に作動しているとき、ボール306は、矢印326によって示される通り、スプリングの付勢を克服するよう十分な圧力によって開位置まで動かされる。故に、実質的に妨害されない気体流312は、圧支持システムの通常作動中に加湿器を介して与えられる。
しかしながら、気体流の圧力がボールに加えられる付勢力を下回って低下する場合、スプリングは、このボールを座部316上において停止させ、それによって図14に示される通り入口308をブロックする。このことが所望されるのは、小さい圧力を備える気体流又は圧力を備えない気体流が、加湿器からのなんらかの加湿器気体を入口308を介して流すことによって圧支持装置へと逆流させるため、である。ボール306は、座部316上に置かれるとき、入口から逆流する気体流を防ぐかあるいは最小限に抑えるため、加湿器気体は、圧支持装置の出口に入らない。圧支持装置における加湿器気体の存在はまた、濃縮により時間の経過と共に圧支持装置において大量の流体の蓄積をもたらし、また細菌繁殖を促進し得るため、望ましくない。
入口をブロックする浮遊要素はボールとして図示されているが、他の構成、形状、及び異なる寸法の要素が与えられ得ることは、理解され得る。同様に、付勢機構は、スプリングとして図示される。しかしながら、磁石、リーフスプリング、又は他の装置等である他の付勢装置は、弁を閉位置において付勢するよう用いられ得る。
図16及び17は、本発明の原理に従った全体的に参照符号334において示される弁配置及び本体332を備える加湿器330の第5の実施例を示す。本実施例は、弁座部を選択的にブロックしたりブロックしなかったりするよう浮遊弁、即ちボール306を使用する点において、前述の実施例に全般的に類似する。本体332の流体保持チャンバ336における流体318の水位は、支持構造338内においてボール306を上昇及び落下させる。支持構造307と同様に支持構造338は、流体が流体保持チャンバにおいて上昇又は移動する際に弁座部へとボールを案内する。望ましくは、支持構造338は、気体及び液体がボール306まで自由に浮遊し得るようにする。
図16に示される通り、通常作動中、流体318の水位は、ボールが弁座部316から間隔を離されるようにし、実質的に妨害されない気体流経路は、流体保持チャンバに対して加湿器の入口において与えられる。故に、気体は、矢印312によって示される通り流体保持チャンバへと比較的自由に流れる。図17に締め差閲ル通り、加湿器がチルトする際、あるいは流体水位が上昇する際、流体は、ボール306を座部316へと押し、それによって通路314をブロックし、流体及び気体が入口308を出て逆流することを防ぐ。故に、流体318の水位は、入口318をブロックすること及びブロックしないことを制御する。
上述の実施例とは異なって、加湿器330は、入口308に対して運搬される気体流の圧力に基づいて弁を閉位置に対して促すための付勢機構を有さない。故に、この実施例は、圧支持装置の作動に基づいて加湿器の入口をブロックしない。しかしながら、加湿器の入口から出る流体の逆流又はバックスプラッシュを防ぐかあるいは最小限に抑える機能は、依然として達成される。
本発明の原理に従った加湿器における使用に対して適切である弁配置400に対する更に他の実施例は、図18及び19において示される。弁400は、加湿器の入口へと単純に挿入される。故に、該弁は、大半の従来の加湿器上へと容易にあとから取り付けられる。弁配置400は、円筒リング404に対して取り付けられる可撓性のフラッパ402を有し、弁装置160と同様に作動する。フランジ406は、弁を加湿器の入口に対して固定するよう与えられる。フラッパ402は、閉位置において付勢される(図18)。
作動において、圧支持装置32からの加圧空気は、フラッパ402を開放させ、加圧空気が入口を通過し得るようにし、加湿器内において包含される流体によって加湿される。流体が弁配置400に向かって跳ねられる場合、あるいは、加圧空気が圧支持装置から流れることを停止する場合、フラッパ402は、リング404の上方において閉鎖し、それによって流体が加湿器の入口から圧支持装置へと上流に流れることを防ぐ。
図20及び21は、本発明の原理に従った、全般的に参照符号444で示される弁配置及び本体442を有する加湿器440の第7の実施例を示す。本実施例において、弁配置444は、加湿器の入口449をブロックしたりブロックしなかったりする弁部材446を有する。弁部材は、支持構造449によって本体442において支持されるか、あるいは本体442に対して取り付けられる。弁部材446は、図20に示される開位置と図21に示される閉位置との間において本体442に対して可動である。開位置において気体は、矢印450で示される通り加湿器を介して、即ち入口448におけるパッセージ452を介して、またキャビティ454を介して、出口312から流れ出る。閉位置において、弁部材446は、入口448において与えられる開口456を密封するよう位置付けられ、故に、流体又は流体を有する蒸気が入口から圧支持装置へと逆流することを防ぐ。典型的な一実施例において、弁部材446は、気体及び液体が弁部材において、あるいはその周囲において自由に流れるよう構成され、また、閉位置にあるときに開口456を密封する。
図示される実施例において、弁部材446は、圧縮スプリング458である付勢機構によって閉位置まで付勢される。スプリング458はまた、弁部材446によって開口456の閉鎖を支援するよう配向される。即ち、スプリングは、開口456を密封するよう弁部材の配向を維持するためのガイドとしての役割を有する。当然のことながら、他の機構は、弁部材が入口の開口にわたって適切に密封されることを確実なものとするよう与えられ得る。スプリング458によって弁部材446上に加えられる付勢力は、圧支持装置から加湿器への通常の気体流によって克服され得る。即ち、圧支持システムが通常に作動しているとき、弁部材446は、スプリング付勢を克服するよう十分な圧力によって開位置まで動かされる。故に、実質的に妨害されない気体流450は、圧支持システムの通常作動中に加湿器を介して与えられる。
しかしながら、気体流の圧力が弁部材上に加えられる付勢力を下回る場合、スプリングは、図21に示される通り、弁部材446に開口456を閉鎖又は密封させ、それによって入口448をブロックする。これは、上述の理由に対して所望される。
入口をブロックする弁部材は、閉鎖中に入口を密封する機能及び開放が達成されるときに気体流を可能にする機能がある限り、多種の構成、形状、及び寸法を有し得る、ことが理解され得る。例えば、本発明の一実施例は、開口456が円形であること、及び弁部材446がスプリングが取り付けられるステムが延在するディスクであること、を意図する。同様に、スプリングとして図示されている付勢機構は、磁石、リーフスプリング等である他の構造を備え得る。
図22は、弁配置400に加えて、あるいは弁配置400の代わりに使用され得る弁配置500を示す。より具体的には、弁配置500は、多くの従来の加湿器の入口へと挿入するトーピード弁(torpedo valve)である。故に、弁400と同様に弁500は、既存の加湿器に対して容易にあとから取り付けられる。弁500は、流れ通路開口部504を備える本体502を有する。圧縮スプリング506及び508は、スプリングロッド510上並びに開口部504の対向する側部上に位置付けられる。密封部材512は、開口部504の下流側部において位置付けられる。圧縮スプリング506及び508は、密封部材512に接触する。しかしながら、圧縮スプリングのスプリング定数(K)は異なり、圧縮スプリング506は、圧縮スプリング508のスプリング定数(K)より高いスプリング定数(K)を備える。結果として、密封部材512は、開口部504に近接する閉位置において付勢される。
作動において、弁500は、加湿器の入口において配向され、圧支持装置からの加圧気体が密封部材512を動かし、それによって圧縮スプリング506及び拡張スプリング508を動かすようにする。結果として、流れパッセージ開口504は、開放し、気体が加湿器において包含される流体によって気体が加湿される加湿器入口を介して流体保持チャンバへと通過し得るようにする。加湿気体は、出口を介して加湿器を出る。流体保持チャンバからの流体が弁配置500に向かって跳ねられるかあるいは動き回る場合、あるいは、加圧気体が圧支持装置から流れることを停止する(あるいは所定の閾値を下回って低減される)場合、圧縮スプリング506及び508は、密封部材512に流れパッセージ開口部506(細線で図示)を閉鎖させ、それによって流体が加湿器の入口通路から圧支持装置へと上流に流れることを防ぐ。
上述された実施例において、単一の弁、弁配置又は弁組立体は、加湿器の入口において与えられ、加湿器の入口からの気体又は流体の逆流、又は流体のバックスプラッシュを防ぐかあるいは最小限に抑えるようにする。本発明はまた、本発明によって意図される弁構造がいずれも、入口において弁を与えるか与えないかに関わらず、加湿器の出口において与えられ得る、ことを意図する。図23は、入口36に内に位置付けられる弁配置600及び出口40におちえ位置付けられる弁配置602を備える加湿器38の概略図である。基本的に、弁配置600及び602は、本願に記載されるいずれの弁配置であってもよい。
典型的な一実施例において、弁配置600は、弁600を開位置に保持するよう入口ポートにおける上流圧力が下流圧力よりも高いように適合される。弁600にわたる圧力低下が閾値を下回って下がる場合、弁は閉位置に動く。一方、弁配置602は、出口40における上流圧力が下流圧力より高いときに弁602が開位置において保持されるよう、適合される。弁602にわたる圧力低下が閾値を下回って下がる場合、弁602は閉位置に動く。弁600及び602の閉鎖は、水が弁600及び/又は弁602に向かって跳ねられる場合に、発生する。
図24は、本発明の原理に従った逆流防止弁702の第9の実施例を有する圧支持システム650の概略図である。圧支持システム650は、加湿器38に対して流体的に結合される圧支持システム32を有する。より具体的には、圧支持装置の出口34は、導管700によって加湿器38の入口36に対して結合される。導管700は、導管700に対してピボット可能に固定されるスプリング付きの弁702を有する。弁702は、スプリング704によって閉位置に付勢され、導管は実質的にブロックされる。ロッド706は、導管700を通過し、弁702に接触する。ロッド706はまた、圧支持システム650の基部708を越えて下方向に延在する。圧支持システム650が平らな表面上に置かれているとき、ロッド706は、上方向に押され、弁702は、ロッドによって水平方向又は開放位置(細線で示す)において動かされる。装置が平らな表面からひっくり返されるか、あるいはそこから持ち上げられるとき、スプリング704は、弁702を閉位置にさせ、流体が圧支持装置32へと通ることを防ぐ。言い換えれば、表面に接触するロッド706は、弁702が開位置へと押されるようにする。この実施例は、システムがユーザによって持ち上げられたり、置かれている表面から落ちたりするときに、流体が圧支持装置へと逆流することを阻む、という点において有利である。このような事象は、典型的には、ユーザが加湿器を充填するよう水源までシステムを運ぶとき、あるいはシステムが偶発的にナイトスタンドから押しのけられる場合などに発生する。
図24において示される実施例において、ロッドによって与えられる自動遮断又は停止(キル)スイッチ特性は、圧支持装置と加湿器との間にわたる導管において与えられるものとして示される。本発明は更に、圧支持装置自体又は加湿器において、あるいはその両方の位置においてこの特性を与えることを意図する、ことが理解されるべきである。更には、図24において示される弁及びロッド組立体は、単に自動有効/無効機能(the auto−enable/disable function)を与える機械的構成要素の単純な図である、ことが理解され得る。実際には、レベル、ロッド、スイッチ等のより複雑なシステムは、自動遮断又は停止スイッチ特性を実行するよう与えられ得る。
例えば、図25は、導管752が可撓性チュービングであることを除いて、図24において示されるものに類似する圧支持システム750の他の実施例を開示する。ピンチ弁760は、導管752の外側の周囲に位置付けられる。ロッド706は、ピンチ弁760と協働し、ロッド706が平らな表面に対して置かれるときにピンチ弁760が開位置にあり、気体が圧支持装置32から加湿器38まで通過し得るようにする。しかしながら、圧支持システム750が倒されたり、持ち上げられたり、平らな表面から取り除かれたりした場合、ロッド706は、スプリング704によって下方向に付勢され(細線で図示される)、ピンチ弁760は、可撓性の導管752に押し付けられ、それによって圧支持システムと加湿器との間における流体接続を実質的に防止又は妨害する。
本発明は更に、ソレノイド弁等である電子弁が弁600,602,702又は760等である本願に開示される弁のいずれの代わりにもなり得る、ことを意図する。弁は、停止スイッチ、加速度計、又は他の検出装置に対して電気的に結合され得、弁が検出装置の出力に基づいて始動(開放又は閉鎖)されるようにする。故に、万一圧支持システムが倒されたりひっくり返されたり、t1より長い時間に閾値a1を上回って動かされるか加速される場合、ソレノイド弁は閉鎖する。弁を閉鎖することは、直接、即ちセンサの出力に基づいて弁を始動させることによって、行なわれ得る。
本発明はまた、停止スイッチ、加速度計、又は他のセンサの出力に基づいて圧支持システムの作動を制御することを意図し、弁に対して与えられる気体流の圧力が低減又は排除され、それによって弁が閉じるようにする。このようにして、弁は、間接的に、即ち圧支持装置に対する電源を遮断することによって、遮断され、それによって弁が閉じられる。いずれにしても、流体、気体、又はそれら両方の加湿器からの逆流は、圧支持装置に到達することを防がれる。
電子弁が使用される場合、本発明は、導電体、コネクタ、又はそれら両方が、例えばプラスチックチャンバにおいて導電体をモールドすることによって加湿器本体において内蔵され得る、ことを意図する。代替的に、あるいは追加的に、導電体及び/又はコネクタは、加湿器本体の表面へとエッチングされ得る。コネクタを加湿器本体へと内蔵又はエッチングすることは、導電体又はコネクタが加湿器本体において包含される水に接触する危険性を最小限に抑えるという点において有利である。
図26は、圧支持システムの下部表面820に近接して位置付けられる停止スイッチ810を備える圧支持システム800の概略図である。当然のことながら、停止スイッチは、圧支持装置、加湿器、又はそれら両方の場所において位置決めされ得る。停止スイッチ810が平らな表面に置かれている限り、電力は、圧支持装置32に対して与えられる。しかしながら、停止スイッチ810が平らな表面に置かれていないとすぐに、圧支持装置に対する電力は遮断される。この状況において、弁配置は、閉位置に付勢され、圧支持装置32から加湿器38への加圧気体流は防がれるか、あるいは低減される。結果として、上述された実施例に従った弁は、閉鎖し、故に流体、気体、又はそれら両方が加湿器から圧支持装置32へと逆流することを防ぐ。
停止スイッチ810は、上述された機能を達成するよう適切である装置であり得る。即ち、停止スイッチは、圧支持装置、加湿器、又はそれら両方が表面又は水平表面上に適切に位置付けられるときを検出する装置であり得る。加湿器及び/又は圧支持装置が表面上に位置付けられているか否かを検出し得る装置の例は、圧力センサ、光学モニタ、音波トランスデューサ、及び近接スイッチを有する。当然のことながら、同様の構造又は異なる構造を有する複数の停止スイッチは、この目的を達成するよう使用され得る。
本発明はまた、圧支持システムの多種のパラメータを監視すること、及び、1つ又はそれより多くの監視されたパラメータに基づいて圧支持装置と加湿器との間における気体流経路を弁にブロックさせるかブロックさせないこと、を意図する。これは、電子弁である場合は直接弁を制御すること、あるいは圧力生成装置を制御することによって、達成される。以下に示すのは、かかる弁を制御するよう監視及び使用され得る典型的なパラメータのリストである:
1) 圧支持装置、加湿器、又はそれら両方の作動温度、圧力、湿度、又は他の流体が関連する変量(fluid related varibale);
2) 圧支持装置、加湿器、又はそれら両方(チルトスイッチ、停止スイッチ)の特別な配向;
3) 圧支持装置、加湿器、又はそれら両方(加速度計)の運動;
4) 圧支持システムにおける構成要素の接続;及び、
5) 加湿器における流体レベル(水位)。
このリストは完全なリストとして意図されておらず、加湿器から圧支持装置の出口への流体の侵入を防ぐ基礎として監視及び使用され得るアイテムの例を挙げるために与えられるものである、ことが理解されるべきである。
図27及び28は、本発明の原理に従った逆流防止弁902を備える加湿器900の第11の実施例を示し、図29は、圧支持装置32を有する圧支持システム904における加湿器900の使用を示す。加湿器900は、流体保持チャンバ912を備える本体910を形成するよう共に組み立てられる上方トレイ906及び下方トレイ908から形成される。入口914及び出口916は、上方トレイ904において並列して形成される。ガスケット915及び917は、夫々入口914及び出口916の外側側部上に与えられ、入口及び出口に対する導管の堅固な気密性密封を確実なものとする。図29に示される通り、矢印918によって示される気体流は、加湿器900の入口914に対して圧支持装置32によって与えられ、加湿され且つ出口916を介して患者回路(図示せず)に対して連絡される。
図28に最もよく示される通り、逆流防止弁902は、上方トレイ906に対して可動に結合されるフラッパ弁である。典型的な一実施例によれば、フラッパ弁902は、上方部材906に対して回転可能に結合される比較的剛性な部材であり、フラッパ弁は、上方トレイに対して回転する。フラッパ弁902は、閉位置において入口914をブロックするよう寸法決定及び構成され、開位置において入口から外れて揺れる。この実施例において、弁902は、矢印920で示される通り加湿器において包含される流体に向かって下方向に揺れる。フラッパ弁の回転の軸は、加湿器の横方向軸922に対して概して平行である。このフラッパ弁に対する構造は、開位置においてもフラッパ弁が入口914へと流体が跳ねて落ちることを防ぐ、という追加的な利点を与える。
作動において、入口914に対して圧支持装置によって与えられる気体流は通常、弁902を開位置に動かしそこに留まるようにさせるよう十分である圧力を備える。加湿器における流体が長手方向軸924上においてチルトされる場合、また流体水位が十分に高い場合、流体は、弁902に接触する。流体の重量は、弁を閉位置まで動かす。本発明のこの実施例は、閉位置において弁を保持するための付勢機構が示されていない。しかしながら、かかる機構は本発明によって意図される。例えば、制限的ではなく、磁石及び/又はスプリングは付勢機構として用いられ得る。付勢はまた、弁902を浮揚性にするかあるいは加重するよう適合することによって達成される。
圧支持システム904は、加湿器の入口対して作動可能に結合される第2の逆流防止弁を有する。この典型的な実施例において、第2の逆流防止弁930は、加湿器の入口を圧支持装置32の出口に対して結合させる導管932において与えられる。第2の逆流防止弁930はまた、閉鎖されるときに実質的に導管932をブロックするフラッパ弁である。弁930は、回転の軸が横方向軸922及び長手方向軸924に対して概して垂直であるよう配向される。結果として、弁930は、矢印934で示される通り、開位置から閉位置まで(細線で示す)動く。
通常作動中、導管932における圧支持装置によって与えられる気体流は、弁930を開位置に動かしそこに留まるようにさせるよう十分な圧力を備える。しかしながら、この気体流が低減又は排除されるとき、フラッパ弁930は、圧支持システムをチルトさせるよう構成、配置、及び/又は加重(weighted)、又は付勢され、加湿器は、例えばシステムを軸924の周囲に時計回りに回転させて圧支持装置を上回るようにされ、弁は自動的に開位置から閉位置まで移動される。故に、弁930の始動は、圧支持システムの配向に依存する。
異なる平面において配向される一組の逆流防止弁を与えることによって、本発明のこの実施例は、圧支持システムがチルトされる角度に関わらず、加湿器から圧支持装置への流体の逆流を最小限に抑える。例えば、圧支持システムが側部940上へとチルトされる場合には、逆流防止弁902は、弁及び/又は弁の構成に衝突する流体の重みにより閉鎖させられそれによって導管932及び圧支持装置32への流体の逆流を防ぐかあるいは最小限に抑える。圧支持システムが側部942上へとチルトされる場合には、逆流防止弁930は、弁及び/又は弁構造に衝突する流体の重みによって閉位置まで動かされ、やはり、導管932及び圧支持装置32への流体の逆流を防ぐかあるいは最小限に抑える。圧支持システムが側部944又は946上へとチルトされる場合には、重力が流体を圧支持システムの入口936から離して保持するため、流体が圧支持装置へと逆流する危険はない。
図示される実施例において、弁902及び903は、ピンを介して加湿器又は導管に対して結合され、フラッパはピン上で回転する。弁を圧支持システムの夫々の構成要素に対して取り付ける他の構造は、理解されるべきである。例えば、一体のヒンジは、フラッパ弁を対応するアンカーポイントに対して接合させるよう使用され得る。
上記において示される通り、加湿器本体における弁の可動素子の配向は、弁が加湿器本体の空間的配向に依存していつどのように閉鎖するかにおいて役割を有する。本発明は、入口通路において与えられる弁配置が一定の弁閉鎖特徴を達成するよう所望されて配向され得る、ことを意図する。即ち、弁要素は、加湿器本体において配向され得るため、加湿器本体が一端においてよりも側部においてチルトされる場合、又はその逆の場合により容易に閉鎖する。図30A−30Cは、この概念を実証するよう、弁組立体における弁要素に対する3つの代替的な配向を示す。
図30Aは、通常の作動において、上方を向く上方部分952及び下方を向く下方部分954を有して図示される通り配向される加湿器本体951を備える加湿器950を示す。加湿器950は、垂直方向軸956を有する。弁配置958は、加湿器本体の入口959において与えられ、弁960は、垂直方向軸956に対して概して垂直である軸962に沿って配向される。作動において、入口までの気体流が閾値レベルを下回るとき、弁960は、矢印964によって示される通り閉鎖し、それによって入口から出る流体の逆流を防止する。この実施例においては重力が弁960の閉鎖を促す支援をするため、この配置は、入口までの気体流における低減又は中断が入口をブロックさせるよう意図される状況に対して最も適している。
図30Bにおける加湿器950’は、加湿器本体の入口959において与えられる弁配置970を有し、弁972は、垂直方向軸956に対して概して平行である軸974に沿って配向される。この配向の結果として、加湿器本体が側部978においてチルトされるとき、即ち垂直方向軸956に対して反時計回りに回転されるとき、弁972は、矢印976によって示される通り閉鎖する傾向を有し、それによって入口から出る流体の逆流を防ぐ。当然のことながら、本発明はまた、加湿器本体が垂直方向軸956に対して時計回りに回転されるときに弁が入口を覆って閉鎖するよう、弁972を入口の対向する側部において位置決めする、ことを意図する。
図30Cは、選択的に入口959を閉鎖する弁982を有する弁配置980を備える加湿器950’’に対する更に他の構成を示す。弁982は、角度0度又は90度以外の垂直方向軸956に対する角度において配置される軸984上において配向される。弁982は、矢印986によって示される通り動くことによって入口を閉鎖する。即ち、図30A−30Cは、弁に対する回転の角度が0°(図30A)から90°(図30B)、あるいはその間のどこか(図30C)の範囲である垂直方向軸956に対する角度において与えられ得る、ことを示すものである。この角度の選択は、加湿器本体の配向に対する弁組立体に関する閉鎖特徴を決定する。
可動弁要素の寸法、構成、形状、重量、及び他の特性は、所望される閉鎖特徴を達成するよう変更され得る、ことは理解され得る。例えば、弁は、加湿器本体の配向が変わる際、よりよく反応して開放又は閉鎖するよう加重され得る。密封又はガスケットはまた、密封特徴を制御するよう弁において与えられ得る。加えて、弁は、剛性材料、軟性材料、又はそれらの組合せから作られ得る。
図31Aは、他の実施例に従った弁1015を備える加湿器1010の一部の側部断面図である。弁1015は一般的に、弁座部及び弁プラグ1016を有する。加湿器1010は、接合されるときに弁座部を形成するよう構成される上方カバー1012及び下方カバー1018を有する。本実施例において具体的には、弁座部は、上方カバー部分1012A及び下方カバー部分1018Aによって形成される。本発明の一実施例において、弁座部は、流体保持チャンバ1014の正常水位1019の上方に位置決めされ得る。
本発明の一実施例において、弁プラグ1016(図31Bに詳細を図示)は、空気流路1024、複数の密封表面1022、加重された部分1026、及び複数の中心範囲(cored areas)1028を有する。弁プラグ1016は、開位置において(図31Aに示される通り)空気が入口1030から流体保持チャンバ1014へと流れ得るようにされるとき、並びに、閉位置において(図31C−Eに示される通り)水及び/又は流体を有する蒸気が流体保持チャンバ1014から入口1030へと逆流することを防ぐとき、弁座部と協働するよう適合される。弁プラグ1016は、弁座部内において自由に(三次元において)回転するよう適合される。加湿器1010が適切に配向されるとき、加重部分1026は、弁プラグ1016を弁座部に対して実質的に位置合わせさせ、図31A中の矢印1020によって示される通り、空気流は、弁入口1030から流体保持チャンバ1014まで通り得るようにされる。本発明の一実施例において、空気流路1024は、水位1019が弁座部の下方部分1018Aより高い場合に流体保持チャンバ1014から入口1030までの逆流を更に防ぐ僅かなオフセットを有する(例えば図31B中、軸1025に対して示される)。密封表面1022は、弁座部の部分1012A及び部分1018Aに接触し、空気流1020が空気流路1024を迂回することを防ぐようにし、並びに/あるいは、弁プラグ1016の周囲における水の流れを防ぐようにする。中心範囲1028は、弁プラグ1016の重量を低減するよう、並びに/あるいは、加重部分1026の反応性を高めるよう、適合される。
図31C−31Eは、チルト配向、垂直配向、及び反転配向における加湿器1010を示し、閉位置にある弁1015を図示する。例えば図31Cを参照すると、加湿器1010がチルト配向にあるとき、加重部分1026は、空気流路1024が弁座部の上方部分1012A及び下方部分1018Aによって実質的にブロックされるまで、弁プラグ1016を弁座部に対して回転させる。たとえ水位1019が弁1015より高くても、密封表面1022及び弁座部の上方部分1012A及び下方部分1018Aは、水が入口1030へと弁プラグ1016の周囲に流れることを防ぐ。
加湿器1010が垂直配向にあるとき、加重部分1026は再度、弁プラグ1016を弁座部に対して回転させる。図31Dに示される通り、水は、空気流路1024に入り得るが、空気流路1024は、入口1030からブロックされたままである。したがって、水は、入口1030へと逆流することを防がれる。同様に、加湿器1010が反転配向にあるとき、加重部分1026は再度、弁プラグ1016を弁座部に対して回転させる。図31Eに示される通り、水は、中心範囲1028に入り得るが、空気流路1024は、入口1030からブロックされたままである。したがって、水は、入口1030へと逆流することを防がれる。
図32A及び32Bは、更に他の実施例に従った全般的に参照符号1115で示される弁配置を備える加湿器1110の一部の夫々上面及び側部断面図である。この実施例は、弁座部1117を選択的にブロックし且つブロックしないよう使用されるボール1116が加重されて浮遊しないことを除いて、図16−17に示される前の実施例と概して同様である。支持構造1118は、加湿器1110の配向における変化に応じてボール1116を弁座部1117へとガイドする。典型的な実施例において、支持構造1118は、気体及び液体が支持構造においてあるいは支持構造の周囲において自由に流れるよう、構成される。例えば、支持構造は、複数の開口を有するブラケット又はケージであり得る。
通常作動中、図32A−32Bに示される通り、ボール1116は、弁座部1117から離間され、実質的に妨害されない気体流経路は、流体保持チャンバ1114に対して加湿器1110の入口1130において与えられる。故に、気体は矢印1120で示される通り比較的自由に流体保持チャンバ1114へと流れる。加湿器がチルト(例えば図32Cで示される通り)及び/又は回転(例えば図32Dに示される通り一端において端部において垂直方向に回転)される際、加重されたボール1116は、座部1117へと押し、それによって通路入口をブロックし、流体及び気体が入口1130から出て逆流することを防ぐ。加湿器1110は、弁を開位置又は閉位置に対して促す為の付勢機構を有さないが、かかる付勢機構が追加され得ると同時に本発明の範囲内であることは、意図される。支持構造1118は、設計において全般的に線形であり固定であるよう図示されるが、他の設計が用いられ得ることは意図される。例えば、制限的はなく、僅かな曲率を備え且つ弁座部1117の周囲に旋回する支持構造は、意図される。
入口をブロックする素子はボールであるとして図示されるが、他の構成、形状、及び異なる寸法の素子が与えられ得ることは、理解され得る。沙汰に、図示されてはいないが、磁石、スプリング、又は他の装置等である付勢装置は、弁を所望される位置まで付勢するよう用いされ得る。
本発明は、加湿器から加湿器の上流に位置決めされる圧力支持装置への水等である流体の逆流を防ぐよう、少なくとも1つの逆流防止弁を利用する、ことが理解され得る。「弁」という用語は、本願において逆流防止装置を説明するために使用されるが、この用語は、2つの位置の間において動くことができる装置、組立体、構造を覆うよう意図される、ことが留意されるべきである。該2つの位置とは、流体/気体が加湿器へと、また加湿器から自由に流れる第1の位置、及び、流体/気体が加湿器システムの入口から圧力生成器に向かって逆流することから阻害、制限、又はブロックされる第2の位置、である。
本発明の典型的な一実施例において、逆流防止弁が開放するのは、加湿器の入口まで運搬される圧力支持装置32等である加圧気体源からの気体の圧力が逆流防止弁に作用する付勢力より大きいか、あるいはそれと同等である圧力Poを備える場合のみである。気体流は、流体保持チャンバ内に包含される流体(水)を通り、加湿される。加湿気体は、出口を通過し、患者回路及び患者インターフェイスによって患者の気道に対して運ばれる。加湿器に入る気体(空気)の圧力がPoより小さい場合、逆止弁は閉鎖し、流体が跳ねること、跳ね飛ぶこと、又は加湿器の入口から圧支持装置の出口へと逆流することを防ぐ。
加湿器が多種の構造を備え得る、ことは理解されるべきである。例えば、本体部は、矩形、長円形、円錐台形(frustro−conical)、楕円形等であり得る。加えて、加湿器は、多種の組合せにおいて圧支持装置と組み合わされ得る。例えば、加湿器は、圧支持装置に対して剛性に接続され得るか、別個に接続され得るか、並びに/あるいは患者回路の長さを介して接続され得る。
したがって、以上の通り、本発明は、水が偶発的に加湿器38からCPAPユニット32まで逆流すること及びCPAPユニット32に対して損傷を引き起こす可能性を防ぐ配置である。更に、本発明は、小型CPAP/加湿器機器30を与える。
本発明は、最も実用的且つ望ましい実施例であると現在考えられるものに基づいた説明を目的として詳述されてきたが、かかる詳細は単にその説明を目的とするものであること、また、本発明は開示される実施例に制限されず、添付の請求項の趣旨及び範囲内にある修正及び同等の配置を対象とすることが、理解されるべきである。例えば、本発明は、可能な範囲内において実施例の1つ又はそれより多くの特性が他の実施例の1つ又はそれより多くの特性と組み合わされ得ることを意図する、ことが理解されるべきである。
例えば、図32A−32Eに示される実施例の概念は、図16−17に示される実施例の概念と組み合わされ得る、ことが意図される。例えば、加重ボール1116及び浮揚性ボール306を備える弁1110’は意図される。この実施例において、浮揚性ボール306は、支持構造1118内において弁座部1117と加重ボール1116との間に位置される。したがって、万一、流体保持チャンバ1114内における水位が上昇する一方で加湿器1110’が適切に配向された場合、浮揚性ボール306は浮遊して弁座部1117へと押し込み、それによって通路入口をブロックし、流体及び気体が入口1130を出て逆流することを防ぐ。万一加湿器1110’がチルトされる場合、加重ボール1116が浮揚ボール306を座部1117へと押すため、弁1115の反応は高められ、それによって通路入口をブロックし、流体及び気体が入口1130を出て逆流することを防ぐ。

Claims (18)

  1. 圧支持装置と共に使用される加湿器であって
    該圧支持装置の出口に対して作動可能に結合されるよう適合され、前記圧支持装置によって生成される気体の流れが連通される入口と、流体保持チャンバと、出口とを備える、本体と
    前記入口において且つ前記流体保持チャンバの上流において位置付けられる、弁と、
    を有し、
    前記入口は、前記流体保持チャンバの上流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、前記出口は、前記流体保持チャンバの下流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、
    前記弁は、前記入口が実質的にブロックされない開位置と、前記入口が実質的にブロックされる閉位置との間において可動であり、
    前記弁は
    付勢機構と、内部を貫通する空気流路とを備える、回転弁プラグであって、前記空気流路は、前記回転弁プラグを介して軸に対して僅かにオフセットされ、前記弁が前記開位置にある際に前記空気流路の一方の端部の前記オフセットは前記空気流路の他方の端部の前記オフセットと異なる、回転弁プラグと
    該回転弁プラグを受容するよう適合される弁座部と、
    を有し、該回転弁プラグは、前記開位置と前記閉位置との間において前記弁座部内で可動である、
    加湿器。
  2. 前記開位置と前記閉位置との間における前記弁の運動は、当該加湿器の配向、前記圧支持装置の配向、圧支持システムの作動パラメータ、又はそれらの組合せに基づいて制御される、
    請求項1記載の加湿器。
  3. 前記付勢機構は、ウエイトを有する、
    請求項1記載の加湿器。
  4. 前記回転弁プラグは、前記弁が前記閉位置にあるときに前記入口を実質的にブロックするよう構成される、
    請求項1記載の加湿器。
  5. 加熱素子を更に有し、
    該加熱素子は、前記流体保持チャンバにおいて包含される流体を加熱するよう前記流体保持チャンバに関連付けられる、
    請求項1記載の加湿器。
  6. 圧支持装置と共に使用される加湿器であって
    該圧支持装置の出口に対して作動可能に結合されるよう適合され、前記圧支持装置によって生成される気体の流れが連通される入口と、流体保持チャンバと、出口とを備える、本体と
    前記入口において且つ前記流体保持チャンバの上流において位置付けられる、弁と、
    を有し、
    前記入口は、前記流体保持チャンバの上流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、前記出口は、前記流体保持チャンバの下流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、
    前記弁は、前記入口が実質的にブロックされない開位置と、前記入口が実質的にブロックされる閉位置との間において可動であり、
    前記弁は
    弁座部と
    支持構造において収容される第1のボールと、
    を有し、該第1のボールは、加重されて浮遊せず、前記加湿器の向きの変化に応じて、該第1のボールが前記弁座部から離される開放位置と該第1のボールが前記弁座部に係合される閉位置との間において前記支持構造内で可動であるとともに前記支持構造によって案内され、
    前記弁は更に:
    前記支持構造において収容される第2のボール、を有し、
    該第2のボールは、浮揚性があり、前記支持構造内において可動である、
    加湿器。
  7. 前記開位置と前記閉位置との間における前記弁の運動は、前記入口に対して運搬される前記気体流の少なくとも1つ、圧支持システムの作動パラメータ、及び、前記流体保持チャンバにおけるレベルに基づいて制御される、
    請求項6記載の加湿器。
  8. 前記弁は更に、前記弁を前記閉位置に対して促すよう適合される付勢機構を有する、
    請求項6記載の加湿器。
  9. 前記支持構造は、前記弁座部に対して可動である、
    請求項6記載の加湿器。
  10. 圧支持システムであって
    気体流を生成するよう適合される圧支持装置と
    入口と、流体保持チャンバと、出口とを備える本体を備える、加湿器と
    前記圧支持装置の出口と前記加湿器の前記入口との間において位置付けられる、弁と、
    を有し、
    前記入口は、前記流体保持チャンバの上流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、前記出口は、前記流体保持チャンバの下流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、
    前記弁は、当該圧支持システムの第1の物理的配向に基づいて、前記圧支持装置の前記出口と前記加湿器の前記入口との間における気体流経路が実質的にブロックされない開位置と、前記圧支持装置の前記出口と前記加湿器の前記入口との間における気体流経路が実質的にブロックされる閉位置との間において、可動であり、
    前記弁は
    付勢機構と内部を貫通する空気流路とを備える、回転弁プラグであって、前記空気流路は、前記回転弁プラグを介して軸に対して僅かにオフセットされ、前記弁が前記開位置にある際に前記空気流路の一方の端部の前記オフセットは前記空気流路の他方の端部の前記オフセットと異なる、回転弁プラグと
    該回転弁プラグを受容するよう適合される弁座部と、
    を有し、前記回転弁プラグは、前記開位置と前記閉位置との間において前記弁座部内で可動である、
    圧支持システム。
  11. 前記弁座部に対する前記回転弁プラグの位置は、前記圧支持装置の物理的配向、当該圧支持システムの作動パラメータ、又はそれらの組合せに対応する、
    請求項10記載の圧支持システム。
  12. 前記付勢機構は、ウエイトを有する、
    請求項10記載の圧支持システム。
  13. 前記回転弁プラグは、前記弁が前記閉位置にあるときに前記入口を実質的にブロックするよう構成される、
    請求項10記載の圧支持システム。
  14. 加熱素子を更に有し、
    該加熱素子は、前記流体保持チャンバにおいて包含される流体を加熱するよう前記流体保持チャンバに関連付けられる、
    請求項10記載の圧支持システム。
  15. 圧支持システムであって
    気体流を生成するよう適合される圧支持装置と
    入口と、流体保持チャンバと、出口とを備える本体を備える、加湿器と
    前記圧支持装置の出口と前記加湿器の前記入口との間において位置付けられる第1の弁と、
    を有し、
    前記入口は、前記流体保持チャンバの上流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、前記出口は、前記流体保持チャンバの下流に位置付けられ且つ前記流体保持チャンバと流体連通し、
    前記第1の弁は、当該圧支持システムの第1の物理的配向に基づいて、前記圧支持装置の前記出口と前記加湿器の前記入口との間における気体流経路が実質的にブロックされない開位置と、前記圧支持装置の前記出口と前記加湿器の前記入口との間における気体流経路が実質的にブロックされる閉位置との間において、可動であり、
    前記第1の弁は
    弁座部と
    支持構造において収容される第1のボールと、
    を有し、該第1のボールは、加重されて浮遊せず、前記加湿器の向きの変化に応じて、該第1のボールが前記弁座部から離される開放位置と該第1のボールが前記弁座部に係合される閉位置との間において前記支持構造内で可動であるとともに前記支持構造によって案内され、
    前記第1の弁は更に、
    前記支持構造において収容される第2のボール、を有し、
    該第2のボールは、浮揚性があり、前記支持構造内において可動である、
    圧支持システム。
  16. 前記開位置と前記閉位置との間における前記第1の弁の運動は、前記入口に対して運搬される前記気体流の少なくとも1つ、当該圧支持システムの作動パラメータ、及び、前記流体保持チャンバにおけるレベルに基づいて制御される、
    請求項15記載の圧支持システム。
  17. 前記第1の弁は更に、前記弁を前記閉位置に対して促すよう適合される付勢機構を有する、
    請求項15記載の圧支持システム。
  18. 前記支持構造は、前記弁座部に対して可動である、
    請求項15記載の圧支持システム。
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