JP5385711B2 - データ通信回路、送信機器、受信機器、送受信システム - Google Patents

データ通信回路、送信機器、受信機器、送受信システム Download PDF

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Description

この発明は、信号線を介して信号を送信または受信するデータ通信回路に関し、さらに詳しくは、データ通信回路の耐圧破壊を抑制する技術に関する。
近年、データ通信回路の高集積化に伴って、データ通信回路の低耐圧化が進んでいる。そのため、データ通信回路を耐圧破壊から保護することが求められつつある。特許文献1には、第1および第2のnMOSトランジスタから構成されたオープンドレイン型出力回路が開示されている。第1のnMOSトランジスタのソース電極は、接地ノードに接続され、第1のnMOSトランジスタのゲート電極には、駆動回路からの信号が与えられる。第2のnMOSトランジスタのソース電極は、第1のnMOSトランジスタのドレイン電極に接続され、第2のnMOSトランジスタのドレイン電極は、出力端子(電流路の一端)に接続され、第2のnMOSトランジスタのゲート電極は、電源端子に接続される。このように構成することにより、出力端子に電源電圧よりも高い電圧が与えられても第1および第2のnMOSトランジスタを耐圧破壊から保護できる。
特開平5−218312号公報
しかしながら、特許文献1の回路では、第2のnMOSトランジスタのゲートに電源電圧が与えられない場合、第2のnMOSトランジスタの端子間電圧(特に、ゲート−ドレイン間電圧およびソース−ドレイン間電圧)が出力端子の電圧に等しくなってしまう。そのため、第2のnMOSトランジスタの端子間電圧が第2のnMOSトランジスタの耐圧電圧を超えてしまう可能性があり、その結果、第2のnMOSトランジスタが破壊されてしまうおそれがある。このように、データ通信回路(特に、第2のnMOSトランジスタ)の耐圧破壊を抑制することが困難であった。
そこで、この発明は、電圧緩和トランジスタの耐圧破壊を抑制できるデータ通信回路を提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従うと、データ通信回路は、互いに相補的に変化する第1および第2のデータ信号からなるデータ信号対を信号線対を介して送信する回路であって、第1および第2の供給ノードからなる供給ノード対を介して上記データ信号対を供給するドライバと、上記ドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、上記信号線対のうち一方の信号線に接続される第1の信号ノードに接続されたドレインと、上記信号線対のうち他方の信号線に接続される第2の信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する第1の電圧緩和トランジスタと、上記ドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、上記第2の信号ノードに接続されたドレインと、上記第1の信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する第2の電圧緩和トランジスタとを備える。このように構成することにより、第1および第2の電圧緩和トランジスタによって第1および第2の供給ノードの電圧を緩和できるので、ドライバの耐圧破壊を抑制できる。さらに、第1および第2の電圧緩和トランジスタの端子間電圧を従来よりも低くすることができるので、第1および第2の電圧緩和トランジスタの耐圧破壊も抑制できる。
また、上記データ通信回路は、上記ドライバの第1の供給ノードと上記第1の電圧緩和トランジスタのソースとの間に介在し、上記ドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、上記第1の電圧緩和トランジスタのソースに接続されたドレインと、第1のバイアス電圧が与えられるゲートとを有する第1の補助トランジスタと、上記ドライバの第2の供給ノードと上記第2の電圧緩和トランジスタのソースとの間に介在し、上記ドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、上記第2の電圧緩和トランジスタのソースに接続されたドレインと、第2のバイアス電圧が与えられるゲートとを有する第2の補助トランジスタとをさらに備えていても良い。このように構成することにより、ドライバの耐圧破壊を防止できる。また、第1および第2の電圧緩和トランジスタの電圧緩和効果により、第1および第2の補助トランジスタの耐圧破壊を抑制できる。
また、上記データ通信回路は、上記第1および第2の電圧緩和トランジスタのドレインとゲートとの間に介在し、上記第1および第2の信号ノードの電圧の中間電圧に対応する制御電圧を上記第1および第2の電圧緩和トランジスタのゲートに供給する電圧調整部をさらに備えていても良い。このように構成することにより、第1および第2の電圧緩和トランジスタの電圧緩和効果を任意に設定できる。
なお、上記第1の電圧緩和トランジスタの閾値電圧は、上記第1の電圧緩和トランジスタのゲート電圧と上記第1の電圧緩和トランジスタのソースに接続された素子の耐圧電圧との最大電圧差以上であり、上記第2の電圧緩和トランジスタの閾値電圧は、上記第2の電圧緩和トランジスタのゲート電圧と上記第2の電圧緩和トランジスタのソースに接続された素子の耐圧電圧との最大電圧差以上であっても良い。このように構成することにより、第1および第2の電圧緩和トランジスタのソースに接続された素子の耐圧破壊を確実に防止できる。
この発明の別の局面に従うと、データ通信回路は、それぞれが互いに相補的に変化する第1および第2のデータ信号からなる複数のデータ信号対を複数の信号線対を介して送信する回路であって、それぞれが第1および第2の供給ノードからなる供給ノード対を介して上記データ信号対を供給する複数のドライバと、上記複数の信号線対および上記複数のドライバにそれぞれ対応し、それぞれが、自己に対応するドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、自己に対応する信号線対のうち一方の信号線に接続される第1の信号ノードに接続されたドレインとを有する複数の第1の電圧緩和トランジスタと、上記複数の信号線対および上記複数のドライバにそれぞれ対応し、それぞれが、自己に対応するドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、自己に対応する信号線対のうち他方の信号線に接続される第2の信号ノードに接続されたドレインとを有する複数の第2の電圧緩和トランジスタと、複数の信号線対のうちいずれか1つの信号線対にそれぞれ接続される上記第1および第2の信号ノードの電圧の中間電圧に対応する制御電圧を上記複数の第1の電圧緩和トランジスタおよび上記複数の第2の電圧緩和トランジスタのゲートに供給する電圧調整部とを備える。このように構成することにより、信号線対毎に電圧調整部を個別に設ける場合よりも、電圧調整部の特性ばらつきに起因する第1および第2の電圧緩和トランジスタの応答速度のばらつきを抑制できる。
この発明の別の局面に従うと、データ通信回路は、信号線を介してデータ信号を送信する回路であって、供給ノードを介して上記データ信号を供給するドライバと、上記ドライバの供給ノードに接続されたソースと、上記信号線に接続される信号ノードに接続されたドレインと、上記信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する電圧緩和トランジスタとを備える。このように構成することにより、ドライバの耐圧破壊を抑制できるとともに、電圧緩和トランジスタの耐圧破壊も抑制できる。
この発明の別の局面に従うと、データ通信回路は、信号線を介してデータ信号を受信する回路であって、入力ノードを介して上記データ信号を入力するレシーバと、上記レシーバの入力ノードに接続されたソースと、上記信号線に接続される信号ノードに接続されたドレインと、上記信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する電圧緩和トランジスタと、上記信号ノードに接続された終端抵抗とを備える。このように構成することにより、レシーバの耐圧破壊を抑制できるとともに、電圧緩和トランジスタの耐圧破壊も抑制できる。
以上のように、ドライバ(または、レシーバ)の耐圧破壊を抑制できるとともに、電圧緩和トランジスタの耐圧破壊も抑制できる。
実施形態1による送受信システムの構成例を示す図。 図1に示した送受信システムの変形例1について説明するための図。 図1に示した送受信システムの変形例2について説明するための図。 図3に示した電圧調整部の変形例について説明するための図。 実施形態2による送受信システムの構成例を示す図。 図5に示した送受信システムの変形例1について説明するための図。 図5に示した送受信システムの変形例2について説明するための図。 図7に示した電圧調整部の変形例について説明するための図。 実施形態3による送受信システムの構成例を示す図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1による送受信システムの構成例を示す。この送受信システムは、送信処理回路100およびデータ通信回路11を含む送信機器と、データ通信回路12および受信処理回路110を含む受信機器とを備える。データ通信回路11は、ドライバ101と、電圧緩和トランジスタ102とを備える。データ通信回路12は、レシーバ103と、電圧緩和トランジスタ104と、終端抵抗RRRとを備える。データ通信回路11の信号ノードN1およびデータ通信回路12の信号ノードN2は、信号線に接続され、終端抵抗RRRは、終端電源電圧VTTが与えられる電源ノードと信号ノードN2との間に接続される。
送信処理回路100は、送信データDDを供給する。ドライバ101は、送信データDDをデータ信号に変換し、供給ノードN101を介してデータ信号を供給する。例えば、ドライバ101は、電流源トランジスタTCと、駆動トランジスタTDとを含む。電流源トランジスタTCに所定電流を発生させるために、電流源トランジスタTCのゲートには所定電圧VCが与えられる。駆動トランジスタTDは、送信データDDに応じてオン/オフを切り替える。例えば、送信データDDがハイレベルである場合、駆動トランジスタTDがオン状態になる。この場合、終端抵抗RRRから信号ノードN2,N1,電圧緩和トランジスタ102,およびドライバ101を介して接地ノードに所定電流が引き込まれるので、終端抵抗RRRに電圧降下が発生する。例えば、終端抵抗RRRの電圧降下を“Vα”とすると、信号電圧V1(信号線の電圧)は、“VTT−Vα”になる。また、送信データDDがローレベルである場合、駆動トランジスタTDがオフ状態になる。この場合、終端抵抗RRRには電圧降下が発生しないので、信号電圧V1は、“VTT”になる。信号電圧V1の変動は、電圧緩和トランジスタ104を介してレシーバ103に伝達される。このようにして、レシーバ103は、データ通信回路11から送信されたデータ信号を入力ノードN103を介して入力する。レシーバ103は、データ信号を受信データRDに変換して受信処理回路110に供給する。受信処理回路110は、受信データRDを処理する。
電圧緩和トランジスタ102は、ドライバ101の供給ノードN101に接続されたソースと、信号ノードN1に接続されたドレインと、信号ノードN1の電圧(信号電圧V1)が与えられるゲートとを有する。電圧緩和トランジスタ104は、レシーバ103の入力ノードN103に接続されたソースと、信号ノードN2に接続されたドレインと、信号ノードN2の電圧(信号電圧V1)が与えられるゲートとを有する。
〔電圧緩和〕
次に、図1に示した電圧緩和トランジスタ102,104による電圧緩和について説明する。ここでは、説明の簡略化のため、電圧緩和トランジスタ102,104の閾値電圧を“Vth”とする。
信号電圧V1が“VTT”である場合、供給ノードN101の電圧(電圧緩和トランジスタ102のソース電圧)は、“VTT−Vth”に設定される。このように、供給ノードN101の電圧を“VTT(信号電圧V1の最大値)”よりも低くすることができる。また、この場合、電圧緩和トランジスタ102のドレイン電圧およびゲート電圧は“VTT”であるので、電圧緩和トランジスタ102の端子間電圧(ゲート−ドレイン間電圧,ゲート−ソース間電圧,およびソース−ドレイン間電圧)を“VTT”よりも低くすることができる。同様に、入力ノードN103の電圧(電圧緩和トランジスタ104のソース電圧)を“VTT”よりも低くすることができる。また、電圧緩和トランジスタ104の端子間電圧を“VTT”よりも低くすることができる。
以上のように、電圧緩和トランジスタ102によって供給ノードN101の電圧を緩和できるので、ドライバ101の耐圧破壊を抑制できる。さらに、電圧緩和トランジスタ102の端子間電圧を信号電圧V1(信号線の電圧)よりも低くすることができるので、電圧緩和トランジスタ102の耐圧破壊も抑制できる。例えば、電圧緩和トランジスタ102の端子間電圧を電圧緩和トランジスタ102の耐圧電圧よりも低くすることができる。同様に、電圧緩和トランジスタ104によってレシーバ103の耐圧破壊を抑制できるとともに、電圧緩和トランジスタ104の耐圧破壊も抑制できる。
〔電圧緩和トランジスタの閾値電圧〕
なお、電圧緩和トランジスタ102の閾値電圧は、電圧緩和トランジスタ102のソースに接続された素子の耐圧電圧と電圧緩和トランジスタ102のゲート電圧との最大電圧差以上であることが好ましい。例えば、図1の場合、ドライバ101の耐圧電圧が“2.5V”であり、終端電源電圧VTTが“3.3V”である場合、電圧緩和トランジスタ102の閾値電圧は、“0.8V”以上であることが好ましい。このように構成することにより、電圧緩和トランジスタ102のソースに接続された素子(図1では、ドライバ101)の耐圧破壊を防止できる。また、電圧緩和トランジスタ104の閾値電圧についても同様である。
(実施形態1の変形例1)
図2のように、データ通信回路11は、補助トランジスタ105をさらに備えていても良い。補助トランジスタ105は、ドライバ101の供給ノードN101と電圧緩和トランジスタ102のソースとの間に介在し、ドライバ101の供給ノードN101に接続されたソースと、電圧緩和トランジスタ102のソースに接続されたドレインと、所定のバイアス電圧(ここでは、電源電圧VDD)が与えられるゲートとを有する。このように構成することにより、供給ノードN101の電圧が補助トランジスタ105のゲート電圧を超えないように供給ノードN101の電圧を制限できる。例えば、ドライバ101の耐圧電圧が“2.5V”である場合、補助トランジスタ105のゲートには、“2.5V”の電源電圧VDDが与えられる。これにより、ドライバ101の耐圧破壊を確実に防止できる。
さらに、電圧緩和トランジスタ102によって補助トランジスタ105のドレイン電圧が緩和される(補助トランジスタ105のドレイン電圧が“VTT”よりも低くなる)ので、電源電圧VDDが与えられない場合(電源電圧VDDが“0V”である場合)であっても、補助トランジスタ105の端子間電圧を“VTT”よりも低くすることができる。例えば、補助トランジスタ105のゲート−ドレイン間電圧は“VTT”よりも低い“VTT−Vth”になる。これにより、補助トランジスタ105の耐圧破壊を抑制できる。例えば、補助トランジスタ105の端子間電圧を補助トランジスタ105の耐圧電圧よりも低くすることができる。
同様に、データ通信回路12も、補助トランジスタ106をさらに備えていても良い。補助トランジスタ106は、レシーバ103の入力ノードN103と電圧緩和トランジスタ104のソースとの間に介在し、レシーバ103の入力ノードN103に接続されたソースと、電圧緩和トランジスタ104のソースに接続されたドレインと、所定のバイアス電圧(ここでは、電源電圧VDD)が与えられるゲートとを有する。このように構成することにより、入力ノードN103の電圧が補助トランジスタ106のゲート電圧を超えないように入力ノードN103の電圧を制限できるので、レシーバ103の耐圧破壊を確実に防止できる。また、電圧緩和トランジスタ104の電圧緩和効果により、補助トランジスタ106の耐圧破壊を抑制できる。
(実施形態1の変形例2)
図3のように、データ通信回路11は、電圧調整部107をさらに備えていても良い。電圧調整部107は、電圧緩和トランジスタ102のドレインとゲートとの間に介在し、信号ノードN1の電圧に基づいて制御電圧V11(ここでは、信号電圧V1よりも低い電圧)を生成して制御電圧V11を電圧緩和トランジスタ102のゲートに供給する。例えば、電圧調整部107は、信号ノードN1と電源電圧VDDが与えられる電源ノードとの間に直列に接続された抵抗R1,R2によって構成される。このように構成することにより、電圧調整部107によって制御電圧V11を調整できるので、電圧緩和トランジスタ102の電圧緩和効果を任意に設定できる。例えば、制御電圧V11を低くするほど、電圧緩和トランジスタ102のソース電圧を低くすることができ、電圧緩和トランジスタ102の電圧緩和効果を向上させることができる。また、図3のように構成した場合、電圧緩和トランジスタ102のゲートは、抵抗R1を介して信号ノードN1に接続されるので、電圧緩和トランジスタ102のゲート容量によるノイズ発生を抑制できる。
なお、図3に示したデータ通信回路11は、図2に示した補助トランジスタ105をさらに備えていても良い。また、図3に示したデータ通信回路11は、電圧調整部107に代えて、図4Aに示した電圧調整部107aや、図4Bに示した電圧調整部107bを備えていても良い。図4Aに示した電圧調整部107aは、信号ノードN1と電源電圧VDDが与えられる電源ノードとの間に直列に接続されたnMOSトランジスタT1および抵抗R2を含む。このように、nMOSトランジスタT1のオン抵抗を利用して制御電圧V11を生成しても良い。また、図4Bに示した電圧調整部107bは、信号ノードN1と接地ノードとの間に直列に接続されたnMOSトランジスタT1および抵抗R1,R2を含む。このように、信号電圧V1と電源電圧VDDとを抵抗分割することによって制御電圧V11を生成しても良い、信号電圧V1と接地電圧とを抵抗分割することによって制御電圧V11を生成しても良い。
同様に、データ通信回路12は、電圧調整部108をさらに備えていても良い。このように構成することにより、電圧緩和トランジスタ104の電圧緩和効果を任意に設定できる。なお、図3に示したデータ通信回路12は、図2に示した補助トランジスタ106をさらに備えていても良い。また、図3に示したデータ通信回路12は、電圧調整部108に代えて、図4Aに示した電圧調整部107aや、図4に示した電圧調整部107bを備えていても良い。
(実施形態2)
図5は、実施形態2による送受信システムの構成例を示す。この送受信システムは、送信処理回路100およびデータ通信回路21を含む送信機器と、データ通信回路22および受信処理回路110を含む受信機器とを備える。データ通信回路21は、ドライバ201と、電圧緩和トランジスタ202p,202nとを備える。データ通信回路22は、レシーバ203と、電圧緩和トランジスタ204p,204nと、終端抵抗RRP,RRNとを備える。データ通信回路21の信号ノードNP1およびデータ通信回路22の信号ノードNP2は、信号線対のうち一方の信号線に接続され、データ通信回路21の信号ノードNN1およびデータ通信回路22の信号ノードNN2は、信号線対のうち他方の信号線に接続される。終端抵抗RRPは、終端電源電圧VTTが与えられる電源ノードと信号ノードNP2との間に接続され、終端抵抗RRNは、終端電源電圧VTTが与えられる電源ノードと信号ノードNN2との間に接続される。
送信処理回路100は、互いに相補的に変化する送信データDP,DNをドライバ201に供給する。ドライバ201は、送信データDP,DNをデータ信号対に変換し、供給ノードN201p,N201nを介してデータ信号対を供給する。例えば、ドライバ201は、駆動トランジスタTDP,TDNと、電流源トランジスタTCとを含む。駆動トランジスタTDP,TDNは、送信データDP,DNに応じて相補的にオン/オフを切り替える。例えば、終端抵抗RRP,RRNの電圧降下を“Vα”とすると、送信データDPがハイレベルであり、送信データDNがローレベルである場合、信号電圧VP1は“VTT−Vα”になり、信号電圧VN1は“VTT”になる。逆に、送信データDPがローレベルであり、送信データDNがハイレベルである場合、信号電圧VP1は“VTT”になり、信号電圧VN1は“VTT−Vα”になる。信号電圧VP1,VN1の相補的な変動は、電圧緩和トランジスタ204p,204nを介してレシーバ203に伝達される。このようにして、レシーバ203は、データ通信回路21から送信されたデータ信号対(互いに相補的に変化するデータ信号)を入力ノードN203p,N203nを介して入力する。レシーバ203は、データ信号対を受信データRDに変換して受信処理回路110に供給する。
電圧緩和トランジスタ202pは、ドライバ201の供給ノードN201pに接続されたソースと、信号ノードNP1に接続されたドレインと、信号ノードNN1の電圧(信号電圧VN1)が与えられるゲートとを有する。また、電圧緩和トランジスタ202nは、ドライバ201の供給ノードN201nに接続されたソースと、信号ノードNN1に接続されたドレインと、信号ノードNP1の電圧(信号電圧VP1)が与えられるゲートとを有する。
電圧緩和トランジスタ204pは、レシーバ203の入力ノードN203pに接続されたソースと、信号ノードNP2に接続されたドレインと、信号ノードNP2の電圧(信号電圧VP1)が与えられるゲートとを有する。同様に、電圧緩和トランジスタ204nは、レシーバ203の入力ノードN203nに接続されたソースと、信号ノードNN2に接続されたドレインと、信号ノードNN2の電圧(信号電圧VN1)が与えられるゲートとを有する。電圧緩和トランジスタ204p,204nによって入力ノードN203p,N203nの電圧を緩和できるので、レシーバ203の耐圧破壊を抑制できる。また、電圧緩和トランジスタ204p,204nの端子間電圧を信号電圧VP1,VN1よりも低くすることができるので、電圧緩和トランジスタ204p,204nの耐圧破壊も抑制できる。
〔電圧緩和〕
次に、図5に示した電圧緩和トランジスタ202p,202nによる電圧緩和について説明する。ここでは、説明の簡略化のため、電圧緩和トランジスタ202p,202nの閾値電圧を“Vth”とし、終端抵抗RRP,RRNの電圧降下を“Vα”とする。
信号電圧VP1が“VTT−Vα”であり、信号電圧VN1が“VTT”である場合、供給ノードN201pの電圧(電圧緩和トランジスタ202pのソース電圧)は、“VTT−Vth”に設定され、供給ノードN201nの電圧(電圧緩和トランジスタ202nのソース電圧)は、“VTT−Vα−Vth”に設定される。また、電圧緩和トランジスタ202pのドレイン電圧およびゲート電圧は、それぞれ、“VTT−Vα”,“VTT”になるので、電圧緩和トランジスタ202pの端子間電圧を“VTT”よりも低くすることができる。同様に、電圧緩和トランジスタ202nのドレイン電圧およびゲート電圧は、それぞれ、“VTT”,“VTT−Vα”になるので、電圧緩和トランジスタ202nの端子間電圧を“VTT”よりも低くすることができる。なお、信号電圧VP1が“VTT”であり、信号電圧VN1が“VTT−Vα”である場合も同様である。
送信データDP,DNの両方がローレベルである場合(例えば、データ通信回路21の電源がオフ状態である場合)、信号電圧VP1,VN1は“VTT”になる。この場合、供給ノードN201p,N201nの電圧(電圧緩和トランジスタ202p,202nのソース電圧)は、“VTT−Vth”に設定される。また、電圧緩和トランジスタ202p,202nのドレイン電圧およびゲート電圧は“VTT”になるので、電圧緩和トランジスタ202p,202nの端子間電圧を“VTT”よりも低くすることができる。
以上のように、電圧緩和トランジスタ202p,202nによって供給ノードN201p,N201nの電圧を緩和できるので、ドライバ201の耐圧破壊を抑制できる。さらに、電圧緩和トランジスタ202p,202nの端子間電圧を信号電圧VP1,VN1よりも低くすることができるので、電圧緩和トランジスタ202p,202nの耐圧破壊も抑制できる。
また、信号電圧VP1,VN1の相補的な変動に応じて電圧緩和トランジスタ202p,202nのコンダクタンスを相補的に変化させることができるので、信号電圧VP1,VN1の変動速度の劣化を軽減できる。例えば、信号電圧VP1が“VTT”から“VTT−Vα”に低下し、信号電圧VN1が“VTT−Vα”から“VTT”に上昇する場合、信号電圧VN1の上昇に伴って電圧緩和トランジスタ202pのコンダクタンスが増加するので、信号電圧VP1の低下速度を速めることができる。
〔電圧緩和トランジスタの閾値電圧〕
なお、電圧緩和トランジスタ202pの閾値電圧は、電圧緩和トランジスタ202pのソースに接続された素子の耐圧電圧と電圧緩和トランジスタ202pのゲート電圧との最大電圧差以上であることが好ましい。例えば、図5の場合、ドライバ201の耐圧電圧が“2.5V”であり、終端電源電圧VTTが“3.3V”である場合、電圧緩和トランジスタ202pの閾値電圧は、“0.8V”以上であることが好ましい。このように構成することにより、電圧緩和トランジスタ202pのソースに接続された素子(図5では、ドライバ201)の耐圧破壊を防止できる。また、電圧緩和トランジスタ202n,204p,204nの閾値電圧についても同様である。
(実施形態2の変形例1)
図6のように、データ通信回路21は、補助トランジスタ205p,205nをさらに備えていても良い。補助トランジスタ205p,205nは、それぞれ、ドライバ201の供給ノードN201p,N201nと電圧緩和トランジスタ202p,202nのソースとの間に介在する。また、補助トランジスタ205p,205nのゲートには、所定のバイアス電圧(ここでは、電源電圧VDD)が与えられる。このように構成することにより、供給ノードN201p,N201nの電圧が補助トランジスタ205p,205nのゲート電圧を超えないように供給ノードN201p,N201nの電圧を制限できる。また、電圧緩和トランジスタ202p,202nの電圧緩和効果によって、補助トランジスタ205p,205nの耐圧破壊を抑制できる。
同様に、データ通信回路22も、補助トランジスタ206p,206nをさらに備えていても良い。補助トランジスタ206p,206nは、それぞれ、レシーバ203の入力ノードN203p,N203nと電圧緩和トランジスタ204p,204nのソースとの間に介在する。また、補助トランジスタ206p,206nのゲートには、所定のバイアス電圧(ここでは、電源電圧VDD)が与えられる。
(実施形態2の変形例2)
図7のように、データ通信回路21は、電圧調整部207をさらに備えていても良い。電圧調整部207は、電圧緩和トランジスタ202p,202nのドレインとゲートとの間に介在し、信号ノードNP1,NN1の電圧(信号電圧VP1,VN1)の中間電圧に対応する制御電圧VMを電圧緩和トランジスタ202p,202nのゲートに供給する。例えば、電圧調整部207は、信号ノードNP1,NN1の間に直列に接続された抵抗RP,RNによって構成される。このように構成することにより、信号電圧VP1,VN1を電圧緩和トランジスタ202p,202nのゲートに供給する場合よりも、電圧緩和トランジスタ202p,202nのソース電圧を低くすることができるので、電圧緩和トランジスタ202p,202nの電圧緩和効果を向上させることができる。
なお、図7に示したデータ通信回路21は、図6に示した補助トランジスタ205p,205nをさらに備えていても良い。また、図7に示したデータ通信回路21は、電圧調整部207に代えて、図8Aに示した電圧調整部207aや、図8Bに示した電圧調整部207bを含んでいても良い。図8Aに示した電圧調整部207aは、抵抗RP,RNと、抵抗RP,RNの接続ノードに発生する中間電圧を平滑化して制御電圧VMとして出力するフィルタFLTとを含む。このように構成することにより、制御電圧VMの電圧値を安定させることができる。また、図8Bに示した電圧調整部207bは、抵抗RP,RNと、抵抗RP,RNの接続ノードと電源電圧VDDが与えられる電源ノードとの間に直列に接続されたnMOSトランジスタT2および抵抗RMとを含む。このように構成することにより、制御電圧VMを調整できるので、電圧緩和トランジスタ202p,202nの電圧緩和効果を任意に設定できる。
(実施形態3)
図9は、実施形態3による送受信システムの構成例を示す。この送受信システムは、n個の送信処理回路100,100,…およびデータ通信回路31を含む送信機器と、n個の受信機器とを備える。n個の受信機器は、それぞれ、データ通信回路321,322,…,32nおよび受信処理回路110,110,…を含む。データ通信回路31のn個の信号ノード対(信号ノードNP1,NN1からなる信号ノード対)は、n個の信号線対にそれぞれ接続される。データ通信回路321,322,…,32nは、n個の信号線対にそれぞれ対応し、そのデータ通信回路の信号ノードNP2,NN2は、そのデータ通信回路に対応する信号線対にそれぞれ接続される。
データ通信回路31は、n個のドライバ201,201,…と、n個の電圧緩和トランジスタ202p,202p,…と、n個の電圧緩和トランジスタ202n,202n,…と、電圧調整部207とを備える。データ通信回路321,322,…,32nは、それぞれ、図5に示したデータ通信回路22と同様の構成を有する。データ通信回路31において、ドライバ201,電圧緩和トランジスタ202p,202n,および信号ノードNP1,NN1の接続関係は、図5に示した接続関係と同様である。電圧調整部207は、複数の信号線対のうちいずれか1つに対応し、その対応する信号線対にそれぞれ接続される信号ノードNP1,NN1の電圧(信号電圧VP1,VN1)の中間電圧を制御電圧VMとして電圧緩和トランジスタ203p,203p,…のゲートおよび電圧緩和トランジスタ203n,203n,…のゲートに供給する。
以上のように、電圧調整部207を共通化することにより、信号線対毎に電圧調整部207を個別に設ける場合よりも、電圧調整部207の特性ばらつきに起因する電圧緩和トランジスタ202p,202nの応答速度のばらつきを抑制できる。
なお、データ通信回路31は、n個のドライバ201,201にそれぞれ対応するn個の補助トランジスタ205p,205p,…およびn個の補助トランジスタ205n,205n,…をさらに備えていても良い。また、データ通信回路321,322,…,32nも、図6に示した補助トランジスタ206p,206nをさらに備えていても良い。さらに、データ通信回路31は、電圧調整部207に代えて、図8Aに示した電圧調整部207aや図8Bに示した電圧調整部207bを備えていても良い。
また、n個の信号線対に伝送されるn個のデータ信号対がそれぞれ異なる周波数を有している場合、信号線対に伝送されるデータ信号対の周波数が低いほど、その信号線対に電圧調整部207を接続した場合にリップルが発生しにくいので、電圧調整部207は、n個の信号線対のうち最も低い周波数を有するデータ信号対を伝送する信号線対に接続されることが好ましい。例えば、データ通信回路31がLVDS(Low Voltage Differential Signal)規格に準拠して1本のクロック信号と4本のデータ信号とを送信する場合、クロック信号の周波数はデータ信号の周波数よりも低いので、電圧調整部207は、クロック信号が伝送される信号線対に接続されることが好ましい。
以上説明したように、上述のデータ通信回路は、電圧緩和トランジスタの耐圧破壊を抑制できるので、送信機器や受信機器などに好適である。
11,21,31 データ通信回路(送信側)
12,22,321,322,…,32n データ通信回路(受信側)
100 送信処理回路
110 受信処理回路
101,201 ドライバ
102,202p,202n 電圧緩和トランジスタ
103,203 レシーバ
104,204p,204n 電圧緩和トランジスタ
RRR,RRP,RRN 終端抵抗
105,106,205p,205n,206p,206n 補助トランジスタ
107,108,207 電圧調整部

Claims (11)

  1. 互いに相補的に変化する第1および第2のデータ信号からなるデータ信号対を信号線対を介して送信する回路であって、
    第1および第2の供給ノードからなる供給ノード対を介して前記データ信号対を供給するドライバと、
    前記ドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、前記信号線対のうち一方の信号線に接続される第1の信号ノードに接続されたドレインと、前記信号線対のうち他方の信号線に接続される第2の信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する第1の電圧緩和トランジスタと、
    前記ドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、前記第2の信号ノードに接続されたドレインと、前記第1の信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する第2の電圧緩和トランジスタとを備える
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  2. 請求項1において、
    前記ドライバの第1の供給ノードと前記第1の電圧緩和トランジスタのソースとの間に介在し、前記ドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、前記第1の電圧緩和トランジスタのソースに接続されたドレインと、第1のバイアス電圧が与えられるゲートとを有する第1の補助トランジスタと、
    前記ドライバの第2の供給ノードと前記第2の電圧緩和トランジスタのソースとの間に介在し、前記ドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、前記第2の電圧緩和トランジスタのソースに接続されたドレインと、第2のバイアス電圧が与えられるゲートとを有する第2の補助トランジスタとをさらに備える
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1および第2の電圧緩和トランジスタのドレインとゲートとの間に介在し、前記第1および第2の信号ノードの電圧の中間電圧に対応する制御電圧を前記第1および第2の電圧緩和トランジスタのゲートに供給する電圧調整部をさらに備える
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記第1の電圧緩和トランジスタの閾値電圧は、前記第1の電圧緩和トランジスタのソースに接続された素子の耐圧電圧と前記第1の電圧緩和トランジスタのゲート電圧との最大電圧差以上であり、
    前記第2の電圧緩和トランジスタの閾値電圧は、前記第2の電圧緩和トランジスタのソースに接続された素子の耐圧電圧と前記第2の電圧緩和トランジスタのゲート電圧との最大電圧差以上である
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ通信回路と、
    送信データを前記ドライバに供給する送信処理回路とを備え、
    前記ドライバは、前記送信データを前記データ信号対に変換する
    ことを特徴とする送信機器。
  6. 請求項5に記載の送信機器と、
    前記信号線対を介して前記データ線対を受信する受信機器とを備える
    ことを特徴とする送受信システム。
  7. それぞれが互いに相補的に変化する第1および第2のデータ信号からなる複数のデータ信号対を複数の信号線対を介して送信する回路であって、
    それぞれが第1および第2の供給ノードからなる供給ノード対を介して前記データ信号対を供給する複数のドライバと、
    前記複数の信号線対および前記複数のドライバにそれぞれ対応し、それぞれが、自己に対応するドライバの第1の供給ノードに接続されたソースと、自己に対応する信号線対のうち一方の信号線に接続される第1の信号ノードに接続されたドレインとを有する複数の第1の電圧緩和トランジスタと、
    前記複数の信号線対および前記複数のドライバにそれぞれ対応し、それぞれが、自己に対応するドライバの第2の供給ノードに接続されたソースと、自己に対応する信号線対のうち他方の信号線に接続される第2の信号ノードに接続されたドレインとを有する複数の第2の電圧緩和トランジスタと、
    複数の信号線対のうちいずれか1つの信号線対にそれぞれ接続される前記第1および第2の信号ノードの電圧の中間電圧に対応する制御電圧を前記複数の第1の電圧緩和トランジスタおよび前記複数の第2の電圧緩和トランジスタのゲートに供給する電圧調整部とを備える
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  8. 請求項7に記載のデータ通信回路と、
    前記複数のドライバにそれぞれ対応し、それぞれが、送信データを自己に対応するドライバに供給する複数の送信処理回路とを備え、
    前記複数のドライバのそれぞれは、前記送信データを前記データ信号対に変換する
    ことを特徴とする送信機器。
  9. 請求項8に記載の送信機器と、
    前記複数の信号線対にそれぞれ対応し、それぞれが、自己に対応する信号線対を介して前記データ信号対を受信する複数の受信機器とを備える
    ことを特徴とする送受信システム。
  10. 信号線を介してデータ信号を受信する回路であって、
    入力ノードを介して前記データ信号を入力するレシーバと、
    前記レシーバの入力ノードに接続されたソースと、前記信号線に接続される信号ノードに接続されたドレインと、前記信号ノードの電圧が与えられるゲートとを有する電圧緩和トランジスタと、
    前記信号ノードに接続された終端抵抗とを備える
    ことを特徴とするデータ通信回路。
  11. 請求項10に記載のデータ通信回路と、
    受信処理回路とを備え、
    前記レシーバは、前記データ信号を受信データに変換して前記受信処理回路に供給する
    ことを特徴とする受信機器。
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