JP5384909B2 - 吸液構造体およびこれを含む着用物品 - Google Patents

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この発明は、吸液構造体に関し、さらに詳しくは、体液を吸収および保持することが可能であって、尿または女性性器から出る粘液・組織などのいわゆる下り物用パンティライナ、生理用ナプキンまたはパッド、使い捨ておむつ等の着用物品に用いる吸液構造体に関する。
従来、着用者の股間に使用する吸収性物品として、例えば、特開2008-173247号公報(特許文献1)が公知である。特許文献1では、吸収性物品として生理用ナプキンを用いている。この生理用ナプキンは、表裏面シートと、これらシートの間に形成された吸収層とを含み、吸収層は、上部吸収層と下部吸収層との積層体によって形成される。上部吸収層から下部吸収層にむかって、凹部を形成し、凹部を介して上部吸収層から下部吸収層へと体液が速やかに移行するようにしている。
特開2008−173247号公報(JP 2008−173247 A)
上記のような吸収性物品において、上下部吸収層に体液が吸収されると、吸収層を形成する吸液性芯材が膨張する。吸液性芯材が膨張することによって凹部の形状が崩れてしまう可能性がある。特に上下部吸収層の端部では、その外側に向かっての吸液性芯材の膨張が制限されるので、その分凹部側への膨張が大きくなり、凹部の形状の崩れが顕著になる。すなわち、凹部の厚さ方向の寸法が小さくなったり、幅方向の寸法が小さくなったりする。このように凹部の形状が崩れると、再び体液の流入があった場合に、凹部を介して体液を速やかに下部吸収層へと移行させることができなくなる。
この発明では、吸収体に形成された凹部の形状が崩れることなく、凹部を介した体液の移行を維持することができる吸液構造体およびこれを含む着用物品を提供することを課題とする。
この発明は、第1の発明と第2の発明とを含む。
第1の発明は、縦方向および横方向と、第1吸収体および第2吸収体とを含み、前記第1吸収体は、吸液性の第1芯材と、前記第1芯材を覆う第1シートとを含み、前記第2吸収体は、吸液性の第2芯材を含み、前記第1吸収体および第2吸収体の厚さ方向に凹部が形成された着用物品の吸液構造体の改良に関わる。
第1の発明は、前記吸液構造体において、前記第1シートは、前記縦方向に延びる第1両側縁と、前記横方向に延びる第1前後端縁とを含み、前記第1吸収体は、前記第1芯材の存在領域と、前記第1両側縁および第1前後端縁の少なくともいずれかに形成された前記第1芯材の実質的非存在領域とを含み、前記第2吸収体は、前記第1前後端縁および第1両側縁の少なくともいずれかから延出する延出部を含み、前記凹部は、前記第1吸収体の前記存在領域から前記実質的非存在領域を介して、前記第2吸収体の前記延出部へと延びることを特徴とする。
好ましい実施態様のひとつとして、前記存在領域は、前記凹部に対応する部位において前記第1芯材が形成されない中央実質的非存在領域を含む。
好ましい他の実施態様のひとつとして、前記凹部は、圧搾処理によって形成される。
好ましい他の実施態様のひとつとして、前記凹部は、前記縦方向および前記横方向の少なくともいずれかに延びる。
好ましい他の実施態様のひとつとして、前記凹部は、複数条形成される。
好ましい他の実施態様のひとつとして、前記第2吸収体は、前記実質的非存在領域に対応する位置において第2芯材が存在する。
第2の発明は、吸液構造体を含む着用物品の改良に関わり、この着用物品は、縦方向および横方向と、第1吸収体および第2吸収体とを含み、前記第1吸収体は、吸液性の第1芯材と、前記第1芯材を覆う第1シートとを含み、前記第2吸収体は、吸液性の第2芯材を含み、前記第1吸収体および第2吸収体の厚さ方向に凹部が形成された吸液構造体であって、前記第1シートは、前記縦方向に延びる第1両側縁と、前記横方向に延びる第1前後端縁とを含み、前記第1吸収体は、前記第1芯材の存在領域と、前記第1両側縁および第1前後端縁の少なくともいずれかに形成された前記第1芯材の実質的非存在領域とを含み、前記第2吸収体は、前記第1前後端縁および第1両側縁の少なくともいずれかから延出する延出部を含み、前記凹部は、前記第1吸収体の前記存在領域から前記実質的非存在領域を介して、前記第2吸収体の前記延出部へと延びる前記吸液構造体と、着用者の身体側に位置する表面シートと、前記身体側の反対側に位置する裏面シートとを含み、前記第1吸収体は、前記表面シート側に位置し、前記第2吸収体は、前記裏面シート側に位置することを特徴とする。
この発明の吸液構造体では、第1吸収体には、吸液性の第1芯材の存在領域と、実質的非存在領域とを形成し、凹部が存在領域から実質的非存在領域を超えて、第2吸収体の延出部へと延びることとした。したがって、第1および第2吸収体で体液を吸収しても、実質的非存在領域では芯材が存在しないのであるから、これが膨張することがなく、凹部の形状が崩れてしまうのを防止することができる。凹部の形状が崩れることなく維持されるので、体液は凹部を介して速やかに第2吸収体へと移行する。
この発明における吸液構造体を含む着用物品の一例を説明する。
<第1の実施形態>
この実施形態では、着用物品として尿用のパンティライナ1を例に挙げて説明する。図1はパンティライナ1の平面図であってその一部を破断した図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断面図である。パンティライナ1は、縦方向Yとこれに直交する横方向Xとを含み、縦方向Yに縦長に形成されている。パンティライナ1は、身体側に位置する表面シート11と、身体側とは反対側であってパンティ等の着衣側に位置する裏面シート12と、これらシート11,12の間に形成された第1吸収体20および第2吸収体30とを含む。第1吸収体20および第2吸収体30によって、この発明の吸液構造体を形成している。表面シート11と裏面シート12とは、その周囲において接合部13を介して、好ましくは水密に接合されている。
第1吸収体20と第2吸収体30とは、互いに積層されて接合手段40によって接合されるとともに、第1吸収体20が表面シート11側に位置し、第2吸収体30が裏面シート12側に位置している。第1吸収体20は、全体として略矩形に形成され、縦方向Yに延びる第1両側縁21,21と、横方向Xに延びる第1前後端縁22,23とを含む。第2吸収体30は、第1吸収体20の少なくとも第1前後端縁22,23から縦方向Yの外側に延出する前後端延出部33,34を含み、第2吸収体30の面積が、第1吸収体20の面積よりも広くなるようにしている。第2吸収体30は、接着手段42を介して、裏面シート12に好ましくは間欠的に接合されている。
第1吸収体20は、高吸収ポリマーの粒子または繊維を含む吸液性の第1芯材24と、第1芯材24を覆う第1シート25とを含み、第1前後端縁22,23には、第1芯材24の前後端実質的非存在領域26,27が形成される。前後端実質的非存在領域26,27は、第1前後端縁22,23に沿って横方向Xに延びる。この前後端実質的非存在領域26,27以外の部分では、第1芯材24の存在領域28を形成している。ここで前後端実質的非存在領域26,27とは、吸液性の芯材が全く存在しない場合や、吸収体として十分な吸液容量を有しない程度の僅かに存在するような場合を意味する。
第1吸収体20では、第1シート25の内側に、縦方向Yに延びるとともに横方向Xに離間させて例えばホットメルト接着剤等の接着手段41を間欠的に塗布し、存在領域28では芯材を介在させ、前後端実質的非存在領域26,27では芯材を実質的に介在させることなく厚さ方向において第1シート25を互いに接合させる。このようにして、存在領域28および前後端実質的非存在領域26,27を形成することができる。
第2吸収体30は、高吸収ポリマーの粒子又は繊維を含む吸液性の第2芯材31と、第2芯材31を覆う第2シート32とを含む。第2吸収体30は、表裏面シート11,12とほぼ相似形を有し、これら表裏面シート11,12の内側に沿って形成されるとともに、第2芯材31は、その全体に亘って配置されている。第1吸収体20は、第2吸収体30のほぼ中央に位置し、第1吸収体20が着用者の排泄位置に一致するようにしている。
上記のような第1および第2吸収体20,30には、縦方向Yに延び、その断面がほぼV字の凹部50が形成されている。凹部50の断面は、ほぼU字であってもよい。このような凹部50は、その厚さ方向において表面シート11および第1吸収体20を介して、第2吸収体30にまで到達している。また、凹部50は、その縦方向Yにおいて第1吸収体20の存在領域28から前端実質的非存在領域26を介して、第2吸収体30の前端延出部33へと延びている。すなわち、凹部50の一端51は存在領域28に位置し、他端52は前端延出部33に位置している。このような凹部50は、その部分を加熱圧搾処理によって形成することができる。
図2に示したように、凹部50は、第1吸収体20の存在領域28では、第1芯材24を圧搾し、さらに、第2吸収体30の第2芯材31も圧搾して、表面シート11から第1吸収体20および第2吸収体30にまで達している。このように第1および第2芯材24,31が圧搾された部分では、密度が高くなり、そこでの毛管作用によって体液を速やかに通過させることができる。したがって、体液は、凹部50を介して身体から最も遠い第2吸収体30へと速やかに移行し、表面シート11の身体側に滞ることがない。表面シート11に体液が長時間滞った場合には、かぶれ等の肌トラブルを誘発しやすいが、これを抑制することができる。
図3に示したように、凹部50は、第1吸収体20の前端実質的非存在領域26では、厚さ方向の上下に位置する第1シート25が互いに直接接触するとともに、この第1シート25と表面シート11とが接触し、第2吸収体30ではその第2芯材31が圧搾されている。このような凹部50では、体液が表面シート11および第1シート25を介して速やかに第2吸収体30へと吸収される。体液を吸収した第2芯材31は、縦方向Y、横方向Xおよび厚さ方向に膨張するが、前端実質的非存在領域26には芯材が存在していない。したがって、第2吸収体30の第2芯材31のみが膨張し、第1および第2吸収体20,30のいずれの吸液性芯材も膨張する場合に比べて、その膨張量が小さく、凹部50の形状が崩れるのを抑制することができる。凹部50の形状が崩れずに維持されることによって、圧搾によって形成された第2吸収体30の高密度部分も維持され、表面シート11側の体液を第2吸収体30へと速やかに維持することができる。
特に、第1吸収体20の前後端縁22,23または両側縁21,21では、第1芯材24の膨張代が小さくなり、凹部50の幅を狭くしたり、厚さ方向の深さを狭くしたりして、凹部50の形状が崩れやすい。しかし、少なくとも前後端縁22,23で前後端実質的非存在領域26,27を形成し、凹部50を前端実質的非存在領域26に重なるように形成することとしたので、この前端縁22での凹部50の形状の崩れを抑制することができる。
また、第1吸収体20および第2吸収体30に凹部50を形成し、この凹部50を圧搾処理によって形成することとしたので、第1芯材24および第2芯材31のよれを抑制し、第1および第2吸収体20,30を保形することができる。
第1吸収体20よりも第2吸収体30の面積を広くして、前後端実質的非存在領域26,27に対応する部分においては、第2芯材31が存在することとしているので、前後端実質的非存在領域26,27で吸収されなかった体液は、第2芯材31で吸収することができ、着用物品全体としての吸収能力を担保することができる。
前後端実質的非存在領域26,27では、芯材が存在しないので、体液が速やかに第1吸収体20を通過し、身体側から遠い第2吸収体30の第2芯材31で吸収される。したがって、体液が長時間身体に付着するのを抑制することができる。
表面シート11としては、透液性の繊維不織布等を用いることができ、裏面シート12としては、不透液性のフィルム等を使用することができる。第1および第2シート25,32としては液拡散性のティッシュペーパー等を使用することができる。第1芯材24および第2芯材31としては、高吸収性ポリマー粒子を用いているが、吸液性を有するものであれば、パルプなどの他の芯材を用いることができ、これらを組み合わせて使用することもできる。
この実施形態において、凹部50は、前端実質的非存在領域26側にのみ形成されているが、同様の凹部を後端実質的非存在領域27側にも形成することができる。さらに、凹部50を縦方向Yに延長し、前端実質的非存在領域26から存在領域28を超えて後端実質的非存在領域27まで到達するようにしてもよい。凹部50は、一条だけでなく、複数条形成されるようにしてもよい。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態におけるパンティライナ1の正面図であり、説明のためにその一部を破断している。この第2の実施形態は、凹部50が形成される位置が第1の実施形態と異なり、他の構成要素は第1の実施形態と同様である。同様の構成要素については、第1の実施形態と同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
図示したように、第1吸収体20では、第1芯材24が存在しない領域として、前後端実質的非存在領域26,27と両側実質的非存在領域29とが形成される。前後端実質的非存在領域26,27は、第1吸収体20の第1前後端縁22,23に沿って横方向Xに延びて形成され、両側実質的非存在領域29は、第1両側縁21に沿って縦方向Yに延びて形成される。すなわち存在領域28の縦方向Yおよび横方向Xの外側において、そのいずれにも実質的非存在領域が形成される。
第2吸収体30は、第1吸収体20の第1前後端縁22,23から縦方向Y外側に延出する前後端延出部33,34と、第1両側縁21から横方向X外側に延出する両側延出部35とを含む。
凹部50は、横方向Xに向かって延び、具体的には、第1吸収体20の第1芯材24の存在領域28から両側実質的非存在領域29を介して、第2吸収体30の両側延出部35に延びている。凹部50は、縦方向Yおよび横方向Xに離間して4箇所形成され、その一端51は存在領域28に位置し、他端52は第2吸収体30の両側延出部35に位置している。
このように、凹部50を縦方向Yおよび横方向Xに離間させて複数形成することによって、仮にいずれかの凹部50の形状が崩れてしまったとしても、他の凹部50によって体液を第2吸収体30へと移行させることができる。したがって、表面シート11状に体液が長時間滞るのを抑制することができ、体液が肌に接触することによって引き起こされる肌トラブルを防止することができる。
<第3の実施形態>
図5は、この発明の第3の実施形態を示したものであり、図6は図5のVI−VI線断面図、図7は図5のVII−VII線断面図である。この実施形態では、縦方向Yに延びる凹部50を2条形成するとともに、第1吸収体20の凹部50に対応する位置では、中央実質的非存在領域60を形成していることを特徴とする。他の構成要素は第1および第2の実施形態と同様であり、これら同様の構成要素についてはその説明を省略する。
図示したように、第1吸収体20には、第1前後端縁22,23に沿って横方向Xに延びる前後端実質的非存在領域26,27と、第1両側縁21,21に沿って縦方向Yに延びる両側実質的非存在領域29,29とが形成される。
凹部50は、2条形成され、縦方向Yに延びるとともに、横方向Xに離間している。これら凹部50は、前端縁22から延出し第2吸収体30の前端延出部33に位置する一端51と、後端縁23から延出し第2吸収体30の後端延出部34に位置する他端52とを有し、前端実質的非存在領域26から存在領域28を介して後端実質的非存在領域27へと向かって延びている。ただし、存在領域28では、凹部50に対応する位置において、中央実質的非存在領域60を形成している。
中央実質的非存在領域60では、凹部50に対応する位置において、第1芯材24が形成されていない。凹部50が縦方向Yに延びて形成され、横方向Xに離間しているので、中央実質的非存在領域60も縦方向Yに延びて形成され、横方向Xに離間している。ただし、中央実質的非存在領域60は、前後端実質的非存在領域26,27および両側実質的非存在領域29と同様に、第1芯材24が全く存在しない場合だけでなく、存在していても他の存在領域28よりもその量が少ない場合も含む。
このような中央実質的非存在領域60では、第1吸収体20を形成する第1シート25が直接接合されることとなる。すなわち、第1吸収体20において、凹部50に対応する全域に亘って、第1芯材24が存在しないこととなる。したがって、存在領域28において、体液が第1芯材24に吸収され、この第1芯材24が膨張したとしても、凹部50の形状が崩れることがない。また、第1芯材24が存在しない中央実質的非存在領域60においては、その下層側に第2吸収体30の第2芯材31が存在するので、この第2芯材31で中央実質的非存在領域60の体液を吸収することができる。
第1〜第3の実施形態において、凹部50を縦方向Yまたは横方向Xに延びて形成されているが、このように縦方向Yまたは横方向Xに延びることによって、体液の流動を物理的に妨げる障壁として機能させることができる。したがって、凹部50の形成によって、体液の着用物品からの漏れを抑制することができる。凹部50は、縦または横へと一方向に延びるものだけでなく、波形を画いたり環状に形成されたりするものでもよい。
この発明において、凹部50を圧搾処理によって形成することとしているが、その他の公知の技術を用いることができる。接着手段40,41として、接着剤、サーマルまたはウルトラソニックボンド等の慣用技術を利用することができる。また、裏面シート12として、不透液性のプラスチックフィルム等を用いることができるが、裏面シート12の着衣側に、肌触りを考慮した繊維不織布をさらに形成することもできる。
第1の実施形態のパンティライナの正面図。 図1のII−II線断面図。 図1のIII−III線断面図。 第2の実施形態のパンティライナの正面図。 第3の実施形態のパンティライナの正面図。 図5のVI−VI線断面図。 図5のVII−VII線断面図。
符号の説明
1 パンティライナ
11 表面シート
12 裏面シート
20 第1吸収体
21 第1両側縁
22 第1前端縁
23 第1後端縁
24 第1芯材
26 前端実質的非存在領域
27 後端実質的非存在領域
28 存在領域
29 両側実質的非存在領域
30 第2吸収体
31 第2芯材
33 前端延出部
34 後端延出部
35 両側延出部
50 凹部
60 中央実質的非存在領域

Claims (7)

  1. 縦方向および横方向と、第1吸収体および第2吸収体とを含み、前記第1吸収体は、吸液性の第1芯材と、前記第1芯材を覆う第1シートとを含み、前記第2吸収体は、吸液性の第2芯材を含み、前記第1吸収体および第2吸収体の厚さ方向に凹部が形成された着用物品の吸液構造体において、
    前記第1シートは、前記縦方向に延びる第1両側縁と、前記横方向に延びる第1前後端縁とを含み、前記第1吸収体は、前記第1芯材の存在領域と、前記第1両側縁および第1前後端縁の少なくともいずれかに形成された前記第1芯材の実質的非存在領域とを含み、
    前記第2吸収体は、前記第1前後端縁および第1両側縁の少なくともいずれかから延出する延出部を含み、
    前記凹部は、前記第1吸収体の前記存在領域から前記実質的非存在領域を介して、前記第2吸収体の前記延出部へと延びることを特徴とする前記吸液構造体。
  2. 前記存在領域は、前記凹部に対応する部位において前記第1芯材が形成されない中央実質的非存在領域を含む請求項1記載の吸液構造体。
  3. 前記凹部は、圧搾処理によって形成される請求項1または2に記載の吸液構造体。
  4. 前記凹部は、前記縦方向および前記横方向の少なくともいずれかに延びる請求項1〜3のいずれかに記載の吸液構造体。
  5. 前記凹部は、複数条形成される請求項1〜4のいずれかに記載の吸液構造体。
  6. 前記第2吸収体は、前記実質的非存在領域に対応する位置において第2芯材が存在する請求項1〜5のいずれかに記載の吸液構造体。
  7. 縦方向および横方向と、第1吸収体および第2吸収体とを含み、前記第1吸収体は、吸液性の第1芯材と、前記第1芯材を覆う第1シートとを含み、前記第2吸収体は、吸液性の第2芯材を含み、前記第1吸収体および第2吸収体の厚さ方向に凹部が形成された吸液構造体であって、前記第1シートは、前記縦方向に延びる第1両側縁と、前記横方向に延びる第1前後端縁とを含み、前記第1吸収体は、前記第1芯材の存在領域と、前記第1両側縁および第1前後端縁の少なくともいずれかに形成された前記第1芯材の実質的非存在領域とを含み、前記第2吸収体は、前記第1前後端縁および第1両側縁の少なくともいずれかから延出する延出部を含み、前記凹部は、前記第1吸収体の前記存在領域から前記実質的非存在領域を介して、前記第2吸収体の前記延出部へと延びる前記吸液構造体を含む着用物品であって、
    着用者の身体側に位置する表面シートと、前記身体側の反対側に位置する裏面シートとを含み、前記第1吸収体は、前記表面シート側に位置し、前記第2吸収体は、前記裏面シート側に位置することを特徴とする前記着用物品。
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