JP5383161B2 - サーバー用飲料水収容具 - Google Patents
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Description
供給バルブ17を開放すれば、貯水タンク10内の飲料水wが適宜外部へ供給でき、また、供給バルブ17を閉鎖すれば、その供給が止まるようになっている。
この飲料水収容具Tの容器1は、前述の硬質の樹脂を用いた容器1と同様、予め殺菌処理等が施された状態の飲料水wが、例えば、20リットル程度の単位で封入されて、密閉された状態で市場に供給されているものである。容器1が軟質の樹脂で成型されているため、内部の飲料水wが減少すると、それに応じて変形し内部の容積が収縮するようになっている。容器1内に空気aが入り込まないので、衛生的である。
このため、容器1内から貯水タンク10への水の流下は、貯水タンク10内の水位が上昇して所定の位置に達した際に、フロート弁14が導水管11の下端開口を閉じることにより、自動的に止まるようになっている(図15(c)参照)。
このため突出部の開口に、導水管の先端がうまく入らない場合等でも、その突出部が本体部に対して曲がったり折れたりすることを防止し得る。すなわち、容器の素材として、運搬性、保管性、品質保持に効果の高い素材、より高い可塑性・より高い非溶出性・ガスや紫外線の遮断性等を有する素材を選択し得るようになる。
しかし、このように、容器の突出部に補強部材を設けることによって、その突出部が本体部に対して曲がったり折れたりすることを防止し得るので、柔らかい、あるいは変形しやすいアルミ蒸着フィルムも、容器の素材として選択できるようになった。
その補強部材の素材としては、例えば、樹脂、ゴム、あるいは、紙、木材、金属など周知の素材を採用することができる。紙を用いる場合、例えば、段ボールを採用することができる。
例えば、突出部の外形を、本体部から突出する角筒状や円筒状、角錐台状、円錐台状、半球状、あるいは、これらの形状を組み合わせた形状とすることもできる。
なお、突出部における筒状部の有無に関わりなく、補強部材が前記接続口を囲む環状部材であれば、同様の効果を発揮し得る。
その基部は、前記補強部材に一体に設けられていても良いが、前記補強部材に着脱自在とすれば、容器への取り付けが便利である。
容器の重量が、基部を介して、飲料水サーバーの受け部に伝達されるようにすれば、可撓性を有する素材からなる容器を、その基部でしっかりと保持することができる。基部がしっかりと容器を保持していれば、突出部の形態も維持されやすい。
なお、蓋の縁が突出部の外面に当たる部分は、容器の突出部が本体部に対して立ち上がる部分に近いことが望ましい。また、容器の下向き状態(突出部が下向きになった状態)において、その蓋の内面が、容器の突出部周囲の本体部下面に当接していれば、さらに望ましい。
図1〜図4は、第一の実施形態を示す。飲料水サーバーSの基本的な構成は、従来例と同様であり、図14や図15に示すように、貯水タンク10に飲料水wを供給するために、その貯水タンク10から立ち上がる導水管11に、樹脂製の容器1を備えた飲料水収容具Tが着脱可能となっている。
図6に示すように、容器1は飲料水wを充填する前はフラットな状態であり、また、補強部材20、キャップ40等の部品は、それ自体嵩張らないものなので、すべての部材をコンパクトに収納した状態で運搬、保管等が可能である。
つぎに、図2(c)中に矢印で示すように、筒状部5を全周に亘って外側に折り込んで、その折り込んだ部分を徐々に本体部3側へ引き下ろす。その折り込んだ部分は、補強部材20の筒状部材21の外周に被せられる。この状態を図2(d)及び図3(c)に示す。
なお、この実施形態では、係止部22として、筒状部材21の外周に全周に亘って形成されたフランジ部22を採用している。係止部材Fがフランジ部22の下面に当たって、その容器1を吊り下げて支持できるようになっている。
このとき、ケース30は、その収容部34が、容器1の本体部3を収容可能な大きさである。また、図1(b)に示す突出部4の起立状態では、その突出部4が、収容部34の上縁34aから突出する大きさとなっている(図5(i)参照)。
このため、容器1や飲料水w等の重量が、ケース30の蓋31を介して、飲料水サーバーSの受け部12aに伝達される。したがって、可撓性を有する素材からなる容器1を、しっかりとサーバーSに保持することができる。
また、図17(a)は、従来例における飲料水wを入れる前の容器1であり、容器1が硬質の樹脂で作成されているから、嵩が大きいという問題を残している。図17(c)は、この実施形態における飲料水wを入れる前の容器1であり、可撓性を有する素材で容器1を作成していることから、フラットな状態に折り畳むことができコンパクトである。
第二の実施形態を、図10に示す。この実施形態は、前記筒状部材21の筒軸方向一方の端部21aに、前記突出部4周囲の本体部3の外面に当接する基部23を設けたものである。基部23は、筒状部材21の周囲全周に亘って設けられている。
このため、容器1や飲料水w等の重量が、補強部材20の基部23を介して、飲料水サーバーSの受け部12aに伝達される。したがって、可撓性を有する素材からなる容器1を、しっかりとサーバーSに保持することができる。
第三の実施形態を、図12及び図13に示す。この実施形態は、前記基部23を、補強部材20の筒状部材21に対して着脱自在としたものである。基部23は、容器1の本体部3下面全体を覆うものとしているが、筒状部材21と基部23とが着脱自在であるため、容器1への取り付けが容易である。
2 接続口
3 本体部
4 突出部
4a 結節点
5 筒状部
10 貯水タンク
11 導水管
12 凹部
12a 受け部
13,15 通気孔
14 フロート弁
16 フィルタ
17 供給バルブ
18 送水管
20 補強部材
21 筒状部材
21a 筒軸方向一方の端部
21b 筒軸方向他方の端部
22 係止部(フランジ部)
23 基部
24 リブ
30 ケース
31 蓋
32 切欠き
34 収容部
40 キャップ
41 貫通孔
42 栓
Claims (8)
- 飲料水サーバー(S)の貯水タンク(10)に飲料水(w)を供給するためにその飲料水サーバー(S)に着脱され、前記貯水タンク(10)に通じる導水管(11)に接続可能な容器(1)を備えた飲料水収容具において、
前記容器(1)は可撓性を有する素材で形成されて、その容器(1)は前記導水管(11)が接続される接続口(2)が前記容器(1)の本体部(3)から突出した突出部(4)に形成され、前記突出部(4)が下向きの状態で前記導水管(11)の先端が前記接続口(2)に差し込まれて前記本体部(3)と導水管(11)とが連通することにより、前記容器(1)内の飲料水(w)が前記導水管(11)を通じて前記貯水タンク(10)内へ流下し、その容器(1)内の飲料水(w)が減少する際に、前記容器(1)は収縮変形するようになっており、前記容器(1)に、前記突出部(4)の外面を覆うことによりその突出部(4)を補強固定する補強部材(20)を設け、前記突出部(4)は、前記下向きの状態で、前記本体部(3)の下面から突出する筒状部(5)を備え、前記接続口(2)は前記筒状部(5)の突出側先端に形成されて、前記補強部材(20)は、前記筒状部(5)を覆う筒状部材(21)を備え、前記容器(1)の接続口(2)を塞ぐようにキャップ(40)が取り付けられ、そのキャップ(40)に設けた貫通孔(41)に栓(42)が嵌められ、前記導水管(11)を前記貫通孔(41)に差し込んだ際に前記栓(42)が前記本体部(3)側に押し出されて、前記接続口(2)を通じて前記本体部(3)と前記導水管(11)とが連通するようになっており、前記キャップ(40)は前記筒状部材(21)に嵌めて固定されることを特徴とする飲料水収容具。 - 前記筒状部材(21)の外周又は内周、あるいは内外周両側に全周に亘るリブ(24)を形成し、そのリブ(24)が、前記可撓性を有する素材を前記キャップ(40)側に押し付けることにより、前記容器(1)内の水密が維持されることを特徴とする請求項1に記載の飲料水収容具。
- 前記補強部材(20)に、前記容器(1)を吊り下げ可能な係止部(22)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料水収容具。
- 前記補強部材(20)に、前記突出部(4)周囲の前記本体部(3)の外面に当接する基部(23)を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の飲料水収容具。
- 前記容器(1)は、前記本体部(3)を収容可能な大きさの凹状のケース(30)内に収納され、前記飲料水サーバー(S)への取り付け前において、前記補強部材(20)で補強固定した状態の前記突出部(4)が、前記本体部(3)側に倒れるように前記容器(1)を変形させてその突出部(4)の突出高さを抑え、その状態で前記ケース(30)の開口を覆う蓋(31)を閉じることができるようになっており、前記飲料水サーバー(S)へ取り付ける際には、前記蓋(31)を開けて、前記補強部材(20)で補強固定した状態の前記突出部(4)を前記本体部(3)から起立させてその突出部(4)の前記接続口(2)がある部分を前記ケース(30)の開口から外側に突出させ、その状態で前記蓋(31)を閉じることにより、その蓋(31)の縁で前記補強部材(20)で補強固定した状態の前記突出部(4)の外面下部を保持して前記起立状態を維持できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の飲料水収容具。
- 前記補強部材(20)で補強固定した状態の前記突出部(4)は、蓋(31)の端縁に臨んで設けられた切欠き(32)に入り込んで、その切欠き(32)の縁で外面が保持可能であることを特徴とする請求項5に記載の飲料水収容具。
- 前記突出部(4)は、前記飲料水サーバー(S)側に設けた凹部(12)に入り込んで、その凹部(12)内に上向きに突出する前記導水管(11)の先端が前記接続口(2)に差し込まれるようになっており、前記基部(23)は、前記凹部(12)周囲に横方向に張り出して設けられた受け部(12a)に当接するように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の飲料水収容具。
- 前記突出部(4)は、前記飲料水サーバー(S)側に設けた凹部(12)に入り込んで、その凹部(12)内に上向きに突出する前記導水管(11)の先端が前記接続口(2)に差し込まれるようになっており、前記ケース(30)の蓋(31)は、前記凹部(12)周囲に横方向に張り出して設けられた受け部(12a)に当接するように形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の飲料水収容具。
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