JP5381553B2 - 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5381553B2 JP5381553B2 JP2009221026A JP2009221026A JP5381553B2 JP 5381553 B2 JP5381553 B2 JP 5381553B2 JP 2009221026 A JP2009221026 A JP 2009221026A JP 2009221026 A JP2009221026 A JP 2009221026A JP 5381553 B2 JP5381553 B2 JP 5381553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- lid
- closing
- closing lid
- holding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0877—Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
- G03G15/0881—Sealing of developer cartridges
- G03G15/0886—Sealing of developer cartridges by mechanical means, e.g. shutter, plug
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0865—Arrangements for supplying new developer
- G03G15/0867—Arrangements for supplying new developer cylindrical developer cartridges, e.g. toner bottles for the developer replenishing opening
- G03G15/0868—Toner cartridges fulfilling a continuous function within the electrographic apparatus during the use of the supplied developer material, e.g. toner discharge on demand, storing residual toner, acting as an active closure for the developer replenishing opening
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0877—Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0877—Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
- G03G15/0879—Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit for dispensing developer from a developer cartridge not directly attached to the development unit
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/066—Toner cartridge or other attachable and detachable container for supplying developer material to replace the used material
- G03G2215/0692—Toner cartridge or other attachable and detachable container for supplying developer material to replace the used material using a slidable sealing member, e.g. shutter
Description
特許文献1は、トナーの飛散や漏れを防止するために、現像剤が搬送される搬送経路が接続される現像剤容器(現像剤収容容器に相当)のシール部として、現像剤容器の搬送経路が接続される開口部を開閉する第1のシール部材と、この第1のシール部材に重ねて配置される第2のシール部材とを具備させたものである。
また、特許文献2は、画像形成装置から外した状態ではシャッターが開くのを防止し、使用後のトナーカートリッジの内部に異物が入るのを防止するために、トナー供給用の開口部を有するトナー収容部と、前記開口部を開閉可能に密閉するシャッターと、シャッターの開閉を規制するロック部材と、装置本体側に設けられて装置本体に装着された際に前記ロック部材のロック状態を解除するロック解除手段とを備えたものである。
更に、特許文献3は、保管後の経時的要因により、トナー排出口のシャッタ部材からのトナー漏れを防止するために、トナー排出口の周囲に摺動保持枠を設け、この摺動保持枠の外側に設けられたガイドレール部に沿ってシャッタ部材を摺動支持し、シャッタ部材の内面にトナー排出口を密閉する弾性遮蔽部材を設けたものである。
更にまた、特許文献4は、容器本体の開口を開閉する開閉蓋と、この開閉蓋を開閉自在に保持する蓋保持枠と、開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において蓋保持枠に向けて突出した引っ掛け爪と、開閉蓋が閉鎖位置から開放位置に向かって開閉操作方向に移動するときに開口を開放開始する手前の開放開始手前位置に到達した時点で引っ掛け爪に接触してせき止められるせき止め部と、せき止め部が引っ掛け爪の先端位置に対して開閉操作方向に沿って重複するように開閉操作方向と交差する方向に対する開閉蓋の位置を規制する位置規制突起とを有するものである。
w1:蓋保持枠の位置規制突起先端までの最大幅寸法
w2:蓋保持枠の位置規制突起先端からせき止め部に至るまでの幅寸法
w3:蓋保持枠の位置規制突起を除いた両側部間の幅寸法
w5:開閉蓋の幅方向一側壁内面から突出部に至るまでの幅寸法
w6:開閉蓋の突出部を除く幅方向両側壁間の最大幅寸法
f:せき止め部のせき止め長さ
h:突出部の突出寸法
k:位置規制突起の突出寸法
とすれば、f>w5−w2、h>w6−w1、k>w5−w3を満たすことを特徴とする現像剤収容容器である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る現像剤収容容器において、前記外れ抑制突起は、前記開閉蓋が前記閉鎖位置に配置される状態において前記位置規制突起との間に間隙をもって配置されていることを特徴とする現像剤収容容器である。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれかに係る現像剤収容容器において、前記開閉蓋が弾性材料にて構成され、前記開閉蓋の開閉操作方向に直交する方向を幅方向とし、w3、w7について、
w3:蓋保持枠の位置規制突起を除いた両側部間の幅寸法
w7:開閉蓋の突出部から外れ抑制突起へ至るまでの幅寸法
とすれば、w7<w3を満たすことを特徴とする現像剤収容容器である。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれかに係る現像剤収容容器において、更に、前記開閉蓋に設けられ、前記開閉蓋が前記閉鎖位置に配置される状態において前記位置規制突起と同等な突出量を持って前記蓋保持枠に接触し且つ前記開閉操作方向に交差する方向に対する前記開閉蓋の位置を規制する補助位置規制突起を有することを特徴とする現像剤収容容器である。
請求項2に係る発明によれば、突出部、せき止め部、位置規制突起の寸法設定を容易に実現することができる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、落下事故や輸送時の衝撃などに伴い、開閉蓋に対して外れ抑制方向へのモーメントを作用させ易い。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、蓋保持枠に対して開閉蓋を安定的に保持でき、かつ、開閉蓋の閉鎖性能をより良好に保つことができる。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、開閉蓋の閉鎖位置での位置をより安定的に規制することができる。
請求項6に係る発明によれば、画像形成装置筐体の容器受部に現像剤収容容器を挿抜するにあたり、現像剤収容容器の開閉蓋による開閉操作力を不必要に上げることなく、落下事故や輸送時の衝撃などに伴う開閉蓋による閉鎖性能を損なうことなく、現像剤収容容器の挿抜操作を行うことができる。
図1(a)は本発明が適用される現像剤収容容器の実施の形態の概要を示す。
同図において、現像剤収容容器1は、画像形成装置筐体の容器受部に対し挿抜され且つ現像剤が収容されるものであって、現像剤が収容される容器本体2と、この容器本体2の一部に開設される開口3と、この開口3を塞ぐ開閉蓋5と、前記開口3が開放される開放位置Dと前記開口3が閉鎖される閉鎖位置Aとの間で前記開閉蓋5を開閉操作方向に沿って移動自在に保持する蓋保持枠6(図1(b)参照)とを備えている。
特に、本実施の形態では、現像剤収容容器1は、図1(b)(c)に示すように、前記開閉蓋5に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において前記開閉操作方向に交差する方向で前記蓋保持枠6に向けて突出した突出部7と、前記蓋保持枠6に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において、前記突出部7の前記開閉操作方向に直交する方向における先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わる位置に離間して配置され、かつ、前記開閉蓋5が前記閉鎖位置Aから前記開放位置Dに向かって開閉操作方向に移動するときに前記開口3を開放開始する手前の開放開始手前位置Bに到達した時点で前記突出部7に接触する位置に配置され、前記開放位置Dに向かって移動する開閉蓋5の突出部7に接触して開閉蓋5がせき止められるせき止め部8と、前記蓋保持枠6から前記開閉操作方向に交差する方向に突出するように設けられ、前記開閉蓋5が前記突出部7と前記せき止め部8とが接触する位置から前記閉鎖位置Aに向かって移動するときに前記開閉蓋5に接触して前記開閉蓋5を前記開閉操作方向に交差する方向に移動させ、前記せき止め部8が前記突出部7の前記先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わるように前記開閉操作方向と交差する方向に対する前記開閉蓋5の位置を規制する位置規制突起9と、前記開閉蓋5のうち当該開閉蓋5の開閉操作方向に交差する方向に対して前記突出部7と反対側に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において前記位置規制突起9寄りに位置する開閉蓋5から前記位置規制突起9よりも少ない突出量をもって前記蓋保持枠6に向かって突出し、前記開閉蓋5が開閉操作方向に沿って閉鎖位置Aから前記位置規制突起9との係わりが外れる位置まで移動した後に前記交差方向に沿って蓋保持枠6に向かって移動したときに前記蓋保持枠6に接触配置され、この接触部位を支点として前記開閉蓋5が揺動自在に支持されると共に、前記開閉蓋5が前記開閉操作方向に沿って配置される姿勢では前記突出部7の先端位置が前記せき止め部8から外れ可能な位置に位置し、かつ、前記開閉蓋5の前記支点から離れた側が蓋保持枠6側に接近するように揺動した姿勢では前記突出部7の先端位置が前記せき止め部8にせき止められる位置に位置するように前記開閉蓋5の挙動姿勢を抑制する外れ抑制突起10とを有するものである。
このような現像剤収容容器1の開閉蓋5の開閉挙動について説明すると、図1(b)(c)に示すように、開閉蓋5が開放位置Dに配置されていると仮定すると、開閉蓋5を閉じる場合には、開閉蓋5を開閉操作方向に沿って閉鎖位置Aに向けて移動させるようにすればよい。
このとき、開閉蓋5は閉鎖位置Aに配置された状態で蓋保持枠6の位置規制突起9に係わり、開閉操作方向と交差する交差方向に移動し、突出部7とせき止め部8とが前記交差方向に対して重複する位置関係に保たれる。このため、閉鎖位置Aにある開閉蓋5を開閉操作方向に沿って真っ直ぐ開放しようとしても、前記突出部7とせき止め部8とが係わり、開閉蓋5はせき止められる。
このため、本実施の形態では、閉鎖位置Aに配置された開閉蓋5を開放するには、閉鎖位置Aに配置された状態から開閉操作方向に沿って真っ直ぐに開放した後、開閉蓋5と蓋保持枠6の位置規制突起9との係わりが外れた段階で図1(c)に示すように、開閉蓋5の開閉操作方向と交差する方向(図中C方向)へ開閉蓋5を移動させ、しかる後、再び開閉操作方向に沿って開放させるようにすればよい。
このとき、開閉蓋5は、閉鎖位置Aから開閉操作方向に沿って真っ直ぐ移動すると、開放開始手前位置Bに到達するが、開放開始手前位置Bでは突出部7がせき止め部8に接触して開閉蓋5がせき止められる。この状態において、図1(c)に示すように、開閉蓋5の開閉操作方向と交差する方向(図中C方向)へ開閉蓋5を移動させるようにすれば、開閉蓋5の外れ抑制突起10が蓋保持枠6に接触するまで開閉蓋5が移動し、開閉蓋5は突出部7とせき止め部8との係わりが外れ可能な位置に移動することになり、この後、開閉蓋5を開閉操作方向に沿って開放位置Dへ向けて移動させるようにすれば、開閉蓋5は開放位置Dに至って開口3を開放することになる。
また、容器本体2は例えば挿抜方向に対して長尺な態様であるほか、現像剤を収容するものであれば適宜選定して差し支えない。
更に、容器本体2には収容された現像剤が環境変化や経時変化にて局部的に塊状になる事態を回避する上で、例えば外部駆動源にて駆動可能な撹拌部材を内蔵させる態様が好ましい。また、容器本体2は例えば撹拌部材等を内蔵する場合には、少なくとも一方の端部が開放される筒状容器体と、この端部開口を塞ぐ端部蓋部材とを備えていればよい。
更にまた、蓋保持枠6は容器本体2の開口3の近傍のうち開閉蓋5を開口3の開放位置Dと閉鎖位置Aとの間で開閉可能に保持できる位置に別体又は一体に設ければよく、開口3の周囲を囲繞するように設けてもよいし、あるいは、開口3のうち開閉蓋5の開閉操作方向に沿う周辺部にのみ設けるようにしてもよい。
また、開閉蓋5の開閉操作方向については、現像剤収容容器1の挿抜操作方向と異なる方向、例えば現像剤挿抜方向が現像剤収容容器1を直線移動させる方向である場合に開閉蓋5の開閉未操作方向として現像剤収容容器1を回転させる方向等適宜選定して差し支えないが、開閉蓋5の開閉操作を簡略化するという観点からすれば、開閉蓋5の開閉操作方向は、現像剤収容容器1の挿抜操作方向に沿った方向と一致する態様であることが好ましい。
更に、閉鎖位置Aと開放開始手前位置Bとは不一致である。仮に、一致した場合には、開閉蓋5を開閉操作するに当たり、最初に開閉操作方向と異なる方向に移動させ、次いで、開閉操作方向に移動させるというように、開閉操作方向として二操作が必要不可欠になることから、開閉操作が面倒になる懸念がある。
更にまた、位置規制突起9は、突出部7及びせき止め部8による開閉蓋5の移動拘束を実現させるように開閉蓋5を開閉操作方向と交差する方向に移動させるものであれば蓋保持枠6の任意の位置に設けて差し支えない。
また、外れ抑制突起10については、開閉蓋5のうち当該開閉蓋5の開閉操作方向に交差する方向に対して突出部7と反対側に設けられていることが必要であり、位置規制突起9との関係については、位置規制突起9寄りにあること、及び、位置規制突起9よりも突出量が小さいことが必要である。このような態様では、開閉蓋5の挙動姿勢変化を抑制することによって、開閉蓋5が開閉操作方向に沿って配置される姿勢では突出部7とせき止め部8とが外れ可能であるが、開閉蓋5が開閉操作方向から傾いた揺動姿勢では突出部7とせき止め部8とがせき止められることを満たすようにすればよい。
また、外れ抑制突起10の好ましい態様としては、開閉蓋5が落下事故や輸送時の衝撃などに伴い、開閉操作方向とは異なる方向から外力が作用したときに、開閉蓋5に対して蓋保持枠6から開閉蓋5が外れ難い方向に外れ抑制モーメントを作用させるという観点からすれば、開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置される状態において位置規制突起9との間に間隙をもって配置されていることが好ましい。
更に、開閉蓋5が弾性材料にて構成される場合には、弾性材料の弾性作用を有効に利用するという観点からすれば、開閉蓋5の開閉操作方向に直交する方向を幅方向とすれば、蓋保持枠6の位置規制突起9を除いた両側部間の幅寸法が開閉蓋5の突出部7から外れ抑制突起10へ至るまでの幅寸法よりも大きい態様が好ましい。
また、位置規制突起9による開閉蓋5の位置規制をより良好に保つという観点からすれば、更に、開閉蓋5に設けられ、前記開閉蓋5が前記閉鎖位置Aに配置される状態において前記位置規制突起9と同等な突出量を持って前記蓋保持枠6に接触し且つ前記開閉操作方向に交差する方向に対する前記開閉蓋5の位置を規制する補助位置規制突起(図示せず)を具備させる態様が好ましい。
同図において、画像形成装置は、容器受部11が形成された画像形成装置筐体15と、この画像形成装置筐体15の容器受部11に対し挿抜され且つ現像剤が収容される現像剤収容容器1とを備えたものである。
ここで、前記現像剤収容容器1は、現像剤が収容される容器本体2(図1参照)と、この容器本体2の一部に開設される開口3と、この開口3を塞ぐ開閉蓋5と、前記開口3が開放される開放位置Dと前記開口3が閉鎖される閉鎖位置Aとの間で前記開閉蓋5を開閉操作方向に沿って移動自在に保持する蓋保持枠6と、前記開閉蓋5に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において前記開閉操作方向に交差する方向で前記蓋保持枠6に向けて突出した突出部7と、前記蓋保持枠6に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において、前記突出部7の前記開閉操作方向に直交する方向における先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わる位置に離間して配置され、かつ、前記開閉蓋5が前記閉鎖位置Aから前記開放位置Dに向かって開閉操作方向に移動するときに前記開口3を開放開始する手前の開放開始手前位置Bに到達した時点で前記突出部7に接触する位置に配置され、前記開放位置Dに向かって移動する開閉蓋5の突出部7に接触して開閉蓋5がせき止められるせき止め部8と、前記蓋保持枠6から前記開閉操作方向に交差する方向に突出するように設けられ、前記開閉蓋5が前記突出部7と前記せき止め部8とが接触する位置から前記閉鎖位置Aに向かって移動するときに前記開閉蓋5に接触して前記開閉蓋5を前記開閉操作方向に交差する方向に移動させ、前記せき止め部8が前記突出部7の前記先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わるように前記開閉操作方向と交差する方向に対する前記開閉蓋5の位置を規制する位置規制突起9と、前記開閉蓋5のうち当該開閉蓋5の開閉操作方向に交差する方向に対して前記突出部7と反対側に設けられ、前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに配置された状態において前記位置規制突起9寄りに位置する開閉蓋5から前記位置規制突起9よりも少ない突出量をもって前記蓋保持枠6に向かって突出し、前記開閉蓋5が開閉操作方向に沿って閉鎖位置Aから前記位置規制突起9との係わりが外れる位置まで移動した後に前記交差方向に沿って蓋保持枠6に向かって移動したときに前記蓋保持枠6に接触配置され、この接触部位を支点として前記開閉蓋5が揺動自在に支持されると共に、前記開閉蓋5が前記開閉操作方向に沿って配置される姿勢では前記突出部7の先端位置が前記せき止め部8から外れ可能な位置に位置し、かつ、前記開閉蓋5の前記支点から離れた側が蓋保持枠6側に接近するように揺動した姿勢では前記突出部7の先端位置が前記せき止め部8にせき止められる位置に位置するように前記開閉蓋5の挙動姿勢を抑制する外れ抑制突起10とを有するものである。
一方、前記画像形成装置筐体15の容器受部11は、前記現像剤収容容器1の開閉蓋5の移動軌跡を案内する蓋案内レール12と、現像剤収容容器1を挿入完了する際に前記開閉蓋5に当接して当該開閉蓋5を開放位置Dに向けて移動させた後に保持すると共に、現像剤収容容器1を抜き出す際に開放位置Dにある開閉蓋5を閉鎖位置Aに向けて移動させる蓋可動保持手段13と、現像剤収容容器1を抜き出す際に前記開閉蓋5が閉鎖位置Aに到達した時点で蓋可動保持手段13による開閉蓋5の保持状態を解除する蓋保持解除手段14とを有するものである。
また、容器受部11としては、蓋案内レール12、蓋可動保持手段13、蓋保持解除手段14を構成要素とする。
ここで、蓋案内レール12はレール部材を連続的に設けてもよいし、あるいは、壁部材や案内ブロック材を用いて開閉蓋5を案内するレール機能を具現化したものをも含む。
また、現像剤収容容器1が突出部7、せき止め部8、位置規制突起9、外れ抑制突起10を有していることを前提とし、蓋案内レール12はこれらの要素7〜10による開閉蓋5の移動軌跡を案内するものであればよい。
例えば現像剤収容容器1の開閉蓋5を拘束解除する手段としては開閉蓋5が開閉操作方向に交差する交差方向に移動可能な構成にあることから、蓋案内レール12は開閉蓋5を移動拘束位置(開放開始手前位置Bに相当)にて前記交差方向に移動案内させ、移動拘束位置を乗り越えるように移動案内するものであれば適宜選定して差し支えない。
また、蓋可動保持手段13は、現像剤収容容器1挿入操作時に開閉蓋5を開放位置Dへ移動させて保持し、抜き取り操作時には開閉蓋5を開放位置Dから閉鎖位置Aへ移動させる機能を実現できればよい。
更に、蓋保持解除手段14は、現像剤収容容器1の抜き取り時に、蓋可動保持手段13による開閉蓋5の保持状態を解除する機能を実現できればよい。
更に、上述した蓋可動保持手段13を採用した場合における蓋保持解除手段14の好ましい態様としては、開閉蓋5が閉鎖位置Aに到達した時点で開閉蓋5から弾性保持片が離間する方向に弾性変形させられる保持解除突片を有し、この保持解除突片により前記弾性保持片による開閉蓋5の保持状態を解除するものが挙げられる。
◎実施の形態1
―画像形成装置全体の構成―
図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1の全体構成を示す。
同図において、画像形成装置は、画像形成装置筐体(以下装置筐体という)21内に四つの色(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)の画像形成部22(具体的には22a〜22d)を斜め上方に向かって僅かに傾斜した位置関係にて横方向に配列し、その上方に各画像形成部22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト23を配設する一方、装置筐体21の下方には記録材が供給可能に収容される記録材供給装置24を配設すると共に、装置筐体21の上部には画像形成済みの記録材が排出収容される記録材排出受け26を設け、前記記録材供給装置24からの記録材を鉛直方向に沿って延びる記録材搬送路25を介して前記記録材排出受け26に排出するようにしたものである。
ここで、露光器33は、各画像形成部22に対して共通するものであり、露光容器331内に各色成分の半導体レーザ(図示せず)などの光源からの光を偏向ミラー332で偏向走査し、図示外の結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体31上の露光位置に光像を導くようにしたものである。
更に、中間転写ベルト23の移動方向最下流に位置する画像形成部22dの下流側の張架ロール42に対応した部位には二次転写器52(例えば二次転写ロール)が配設されており、中間転写ベルト23上の一次転写像を記録材に二次転写(一括転写)するようになっている。
更に、中間転写ベルト23の二次転写部位の下流側の張架ロール41に対応した部位には中間転写ベルト23上の残留トナーを清掃する中間清掃器53が設けられている。
ここで、中間転写ベルト23はポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン等の樹脂または各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積抵抗率が106〜1014Ω・cmとなるように形成されている。
更に、本実施の形態では、記録材供給装置24のフィーダ61で送出された記録材は、記録材搬送路25中の適宜数の搬送ロール(図示せず)にて搬送され、位置合せロール62にて位置合せされた後に二次転写器52の二次転写部位を通過し、定着器66にて未定着トナー像を例えば加熱加圧定着した後、排出ロール67を介して記録材排出受け26に排出収容されるようになっている。
尚、図3中、符号38(38a〜38d)は各画像形成部22(22a〜22d)の現像器34に新しい現像剤(本実施の形態ではトナー)を補給する現像剤収容容器である。
特に、本実施の形態では、感光体31は、図4に示すように、帯電器32及び清掃器35と一体化されたプロセスカートリッジとして構成されており、このプロセスカートリッジが装置筐体21に対して着脱自在に装着され、夫々の色成分の画像形成部22の一部を構築するようになっている。
ここで、帯電器32は、感光体31に対向した部位が開口する帯電容器321を有し、この帯電容器321内に感光体31の表面に接触若しくは近接する帯電ロール322を配設したものである。
また、清掃器35は、感光体31に対向する部位が開口した清掃容器351を有し、この清掃容器351の長手方向に沿う開口一縁部には前記感光体31に接触する弾性掻き取り板からなる清掃ブレード352を設けると共に、前記清掃容器351の長手方向に沿う開口他縁部には前記感光体31に接触する弾性シール材353を設け、前記清掃容器351内には清掃ブレード352で掻き取ったトナー等の残留物を長手方向に沿って均す均し搬送部材354を配設したものである。
図5は本実施の形態で用いられる現像剤補給系の一例を示す。
同図において、現像剤補給系は、装置筐体21の一部に形成され且つ現像剤収容容器38が挿抜自在に装着される容器受部100を有し、この容器受部100の下部には補給用の現像剤が一時的に貯蔵されるリザーブタンク110を配設し、前記容器受部100には現像剤収容容器38を装着した際に現像剤収容容器38内の現像剤が排出可能な図示外の排出口を開設すると共に、リザーブタンク110内には貯蔵されている現像剤が定量供給可能な定量撹拌搬送部材120を配設し、現像濃度が低下するなどの濃度情報に基づいて、リザーブタンク110の一部に連結されたダクト130を介して現像器34の現像容器341内に所定量の現像剤を補給するものである。
本実施の形態において、現像剤収容容器38は、図6及び図7に示すように、例えばABS、PET等の合成樹脂にて延伸ブロー成形される両端が開口した長尺な筒状容器本体200を有し、この容器本体200内には収容現像剤が撹拌可能な撹拌部材としてのアジテータ210を配設すると共に、筒状容器本体200の両端には端部フランジ201,202を装着したものである。
ここで、一方の端部フランジ201には把持用のハンドル203が設けられており、このハンドル203は、図8(a)に示すように、一方の端部フランジ201に嵌合装着されており、端部フランジ201の段差部201aに抜け止め防止用の弾性保持片203aを引っ掛け保持すると共に、端部フランジ201の位置決め段部201bを回り止め用凹部203bにはめ込んで位置決めするようになっている。
また、他方の端部フランジ202には、図7及び図9(a)(b)に示すように、図示外の外部駆動源からの駆動軸が連結されるロータ211が設けられ、このロータ211の内面中央に前記アジテータ210の軸部が引っ掛け支持される引っ掛け部212が設けられている。そして、端部フランジ202と容器本体200との間にはシール材213が設けられており、また、ロータ211と端部フランジ202との間には両者間をシールするリング状のシール材214が設けられている。尚、符号215は他方の端部フランジ202と容器本体200との間には突起部と溝部との嵌り合いによる回り止めである。
更に、本実施の形態では、他方の端部フランジ202には、図8(b)に示すように、使用履歴管理メモリとしてのCRUM(Customer Replaceable Unit Memory)216が取り付けられており、容器受部100に装着された際に図示外の制御装置と通信可能に接続され、現像剤収容容器38の使用履歴が記録されるようになっている。尚、符号217は組立時や現像剤充填時の容器本体200の保持面、218は端部フランジ202取り付け時の回り止めである。
また、本実施の形態では、筒状容器本体200の周壁の長手方向一端部寄りには排出用開口220が開設されており、この排出用開口220には当該開口220を開閉する開閉機構としてのシャッタ230が設けられている。
本実施の形態において、シャッタ230は、図10及び図11に示すように、排出用開口220を塞ぐ開閉蓋240と、この開閉蓋240を開閉操作方向に沿って移動自在に保持する蓋保持枠250とを備えている。
<開閉蓋>
ここで、開閉蓋240は、排出用開口220よりも少なくとも大きい面積を有する略矩形平板状の蓋本体241を有し、この蓋本体241の開閉操作方向の一方向を除く他の三辺に対応して側壁部242を形成し、開閉操作方向に交差する幅方向両側に位置する側壁部242には内方に突出して蓋保持枠250を抱き込み保持する保持腕243を適宜数(本例では開閉操作方向に離間して二つずつ)形成し、更に、蓋本体241の幅方向の一方に位置する側壁部242の開放端には突出部としての引っ掛け爪244を形成すると共に、蓋本体241の幅方向の他方に位置する側壁部242の開放端寄りの内側には蓋保持枠250に向かって突出する外れ抑制突起247を形成し、更にまた、外れ抑制突起247が形成された側壁部242の開放端から離れた奥側角部には蓋保持枠250に向かって突出する補助位置規制突起248を形成したものである。
特に、本例では、引っ掛け爪244は、図12に示すように、鉤状爪部244aに引っ掛かり端に向かって先細りとなるテーパ部244bを設け、鉤状爪部244aの引っ掛かり端で弾性変形し易い構造になっている。
また、外れ抑制突起247は、図12に示すように、開閉蓋240の三辺の側壁部242以外の開放端側に、蓋保持枠250側への突出方向に向かって傾斜する案内テーパ部247aを有する断面台形状に形成したものである。
更に、補助位置規制突起248も、図12に示すように、開閉蓋240の三辺の側壁部242以外の開放端側に、蓋保持枠250側への突出方向に向かって傾斜する案内テーパ部248aを有する断面台形状に形成したものである。
また、本例では、蓋本体241の蓋保持枠250側面には蓋保持枠250面に弾接する弾性シール材245(図11(a)参照)が例えば貼着されており、また、保持腕243に対応する蓋本体241部分に孔部246が設けられており、この開閉蓋240は、蓋保持枠250の両側縁を二つの保持腕243とこの保持腕243の間に位置する蓋本体241とで三点保持し、安定的に蓋保持枠250の両側縁に沿って移動するようになっている。
尚、図11(a)中、符号249は開閉蓋240の蓋本体241の裏面の一部に突出形成されるストッパ突起であり、例えば開閉蓋240の蓋本体241が外力により潰れ変形したような場合に、蓋保持枠250に形成されたストッパ溝259(図10,図19参照)に嵌り、開閉蓋240が不必要に開放されてしまう事態を回避するものである。
本実施の形態において、蓋保持枠250は、図10に示すように、略矩形平板状の枠本体251を有し、この枠本体251の排出用開口220に対応した部位に通孔252を開設し、更に、枠本体251の開閉蓋240が閉鎖する方向の端縁の一方の角部には切欠状のせき止め部253を形成すると共に、前記枠本体251の開閉蓋240が閉鎖する方向の端縁の他方の角部には開閉操作方向に交差する幅方向に突出する位置規制突起254を形成したものである。
また、本実施の形態では、蓋保持枠250の幅方向両側縁間の寸法は、前記開閉蓋240の幅方向両側壁部242間の寸法より僅かに狭く設定されている。
更に、本実施の形態では、図10ないし図12に示すように、位置規制突起254の蓋保持枠250の幅方向両側縁の基準位置からの突出寸法kは前記せき止め部253の幅方向寸法よりも大きく設定されており、開閉蓋240の幅方向の側壁部242が蓋保持枠250の幅方向側縁の基準位置に当接した場合には、開閉蓋240が幅方向に前記位置規制突起254の突出寸法k分だけ移動することから、開閉蓋240の引っ掛け爪244がせき止め部253と非接触となり拘束が解除される位置関係に保たれるようになっている。
特に、本実施の形態では、位置規制突起254は、図12に示すように、開閉蓋240の開閉操作方向に沿ってせき止め部253の引っ掛け爪244の引っ掛かり面よりも蓋保持枠250の先端側に配置されており、開閉蓋240の一方の側壁部242の先端が当接したときに開閉蓋240が開閉操作方向に交差する方向に案内される案内テーパ部254aを有しており、更に、開閉蓋240の側壁部242内面との間の摩擦抵抗を少なくするという観点から、案内テーパ部254aから頂部にかけて湾曲部254bを有している。
同図において、w1〜w7及びc,d,f,h,k,m,nは以下の寸法を示す。
w1:蓋保持枠の位置規制突起先端までの最大幅寸法
w2:蓋保持枠の位置規制突起先端からせき止め部に至るまでの幅寸法
w3:蓋保持枠の位置規制突起を除いた両側部間の幅寸法
w4:蓋保持枠の位置規制突起を除いた一側部からせき止め部に至るまでの幅寸法
w5:開閉蓋の幅方向一側壁内面から引っ掛け爪に至るまでの幅寸法
w6:開閉蓋の引っ掛け爪を除く幅方向両側壁間の最大幅寸法
w7:開閉蓋の引っ掛け爪から外れ抑制突起へ至るまでの幅寸法
c:外れ抑制突起と蓋保持枠との接触部位から開閉蓋の閉鎖方向側端までの長さ
d:外れ抑制突起と蓋保持枠との接触部位から開閉蓋の開放方向側端までの長さ
f:せき止め部のせき止め長さ
h:ストッパ部(引っ掛け爪)の引っ掛け長さ
k:位置規制突起の突出寸法
m:外れ抑制突起の突出寸法
n:補助位置規制突起の突出寸法
次に、w1<w5とすると位置規制突起254先端位置に沿って開閉蓋240が移動しても、引っ掛け爪244とせき止め部253とが開閉方向で重ならないことになり、移動拘束手段として機能しなくなる懸念がある。そこで、w1−w5>0であることが必要である。
今、せき止め部253のせき止め長さf(w1−w2)について検討してみるに、fはw5−w2の間隙よりも大きいこと、つまり、f−(w5−w2)>0又はf>w5−w2であることが必要である。
同様に、位置規制突起254の突出寸法k(w1−w3)について検討してみるに、kはw5−w3の間隙よりも大きいこと、つまり、k−(w5−w3)>0又はk>w5−w3であることが必要である。
更に、引っ掛け爪244の引っ掛け長さh(w6−w5)が短い場合には、w1>w6となってしまい嵌らないため、w6−w1>0となる必要がある。
このとき、hについては、w6−w1の間隙よりも大きいこと、つまり、h−(w6−w1)>0又はh>w6−w1であることが必要である。
このとき、w3とw7との寸法関係について両者が等しくてもよいが、上述したように選定すれば、開閉蓋240を開閉操作方向に沿って移動させるときに、蓋保持枠250に対して開閉蓋240が弾性力にて安定的に保持され、更に、せき止め部253に対して引っ掛け爪244が弾性力にて確実に引っ掛かる点で好ましい。
更に、外れ抑制突起247、補助位置規制突起248の突出寸法m,nについては、位置規制突起254の突出寸法kに対し、m<k、n≒kを満たすように設定される。
更にまた、外れ抑制突起247のレイアウトについては、少なくともc<dの関係を満たすことが必要であり、好ましくは、図17(a)に示すように、開閉蓋240が閉鎖位置に配置された状態で、外れ抑制突起247と位置規制突起254との間に間隙が確保されることが好ましい。
これらの作用の詳細については後述する(図19、図20参照)。
本実施の形態では、シャッタ230は、図13ないし図16に示すような動作過程を経る。
(1)シャッタ閉鎖(図13(a)(b))
これは、開閉蓋240が排出用開口220を完全に閉鎖する閉鎖位置Aに位置する状態を示す。
このとき、図17(a)に示すように、開閉蓋240の開閉操作方向に位置する側壁部242が蓋保持枠250の開閉操作方向の一端部に当接しており、開閉蓋240の幅方向の側壁部242が蓋保持枠250の位置規制突起254の先端に当接した位置に位置するようになっている。
特に、本例では、開閉蓋240の補助位置規制突起248が蓋保持枠250に接触しているため、開閉蓋240の閉鎖位置Aでの姿勢は開閉操作方向に沿って真っ直ぐに保たれる。
(2)シャッタロック(図14(a)(b))
図13(a)(b)の状態から開閉蓋240が開放方向に移動すると、開閉蓋240は、図14(a)(b)に示すように、位置規制突起254で位置規制された状態を保ちながら移動し、開閉蓋240の引っ掛け爪244がせき止め部253に当接する(図17(b)参照)。
このとき、開閉蓋240は開放開始手前位置Bで移動を拘束されるため、シャッタ230は開閉操作方向に対してロックされている。
このため、例えば現像剤収容容器38を装着する際に誤って落下したり、あるいは、輸送時において、箱型段ボールの両脇に発泡スチロールなどの緩衝材を入れなかったとしても、シャッタ230が誤って開放してしまう懸念はほとんどない。
(2)で述べたように、シャッタロックの状態では、開閉蓋240の幅方向側壁部242は蓋保持枠250の位置規制突起254を通り過ぎた位置まで移動している。このため、開閉蓋240は開閉操作方向に交差する幅方向に対し蓋保持枠250の幅方向側縁に接近する方向への移動が許容されている。
ここで、開閉蓋240は、幅方向の一側壁部242に形成された外れ抑制突起247が蓋保持枠250の幅方向側縁の基準位置に当接するまで幅方向に沿って移動する。
このとき、図18(a)に示すように、開閉蓋240の引っ掛け爪244は蓋保持枠250のせき止め部253に深く引っ掛かる位置から浅く引っ掛かる位置に移動してしまうため、この状態では、前記引っ掛け爪244がその弾性変形によってせき止め部253から外れ可能である。このため、開閉蓋240は開閉操作方向に沿って開放位置に対して移動可能な状態になり、せき止め部253と引っ掛け爪244とによる開閉蓋240の拘束状態が解除される。つまり、シャッタ230は開閉操作方向に対するロック状態が解除されることに至り、開閉操作方向に対し移動可能になる。
(3)に示すように、シャッタ230がロック解除されると、開閉蓋240の開閉操作方向への移動が許容されることから、開閉蓋240は、図16(a)(b)に示すように、開放位置Dまで移動し、排出用開口220を完全に開放する。
このとき、開閉蓋240の引っ掛け爪244は、図18(b)に示すように、蓋保持枠250の幅方向側縁に沿って弾性的に接触しながら移動するため、開閉蓋240の開放動作が損なわれることはなく、開閉蓋240はその終端位置(開放位置D)まで移動する。
この状態において、本実施の形態では、開閉蓋240と蓋保持枠250との間にスプリングなどの付勢力を作用させる必要がないため、開閉蓋240は開閉操作方向に対して特に強い操作力を要することなく移動する。
この点、例えば蓋保持枠に対して開閉蓋をスプリングなどの付勢力にて弾性保持させる比較の態様にあっては、開閉蓋と蓋保持枠との間にスプリング付勢力による摺動抵抗が作用するため、開閉操作方向についての操作力がある程度必要である。
ここで、移動を拘束する手段を備えていない比較の態様にあっては、落下事故や輸送時の衝撃などに伴う開閉機構による閉鎖性能を良好に保つために、開閉蓋が落下の衝撃で移動しないように弾性シール材を厚くするなどして開閉蓋が移動し難くする必要がある。したがって、落下時の衝撃には強くなる反面開閉操作方向についての操作力が強くなってしまう。
図19に示すように、今、シャッタ230が閉鎖状態にあるとき、開閉蓋240が閉鎖位置Aに配置されていると仮定し、図19に示すように、開閉蓋240の開閉操作方向とは異なる方向から落下事故や輸送時の衝撃などによる外力Pが作用した場合を想定する。
このとき、外力Pは開閉蓋240の開閉操作方向に沿った成分と、開閉操作方向に交差する幅方向に沿った成分とを有するが、開閉蓋240は位置規制突起254によって前記幅方向への移動が拘束されることから、開閉蓋240は、図20に示すように、開閉操作方向に沿って閉鎖位置Aから開放開始手前位置Bに向かって移動する。
この状態において、図20に示すように、開閉蓋240が位置規制突起254との係わりを外れた位置に到達すると、開閉蓋240の外れ抑制突起247が蓋保持枠250に接触することになり、外力Pの開閉操作方向に沿った成分が外れ抑制突起247を支点として揺動し、開閉蓋240に外れ抑制モーメントMを作用させる。この外れ抑制モーメントMは、蓋保持枠250のせき止め部253に対して開閉蓋240の引っ掛け爪244をより深く引っ掛ける方向M1に働き、せき止め部253に対する引っ掛け爪244の外れを抑制する。
特に、本例では、開閉蓋240が閉鎖位置Aに配置される状態において、外れ抑制突起247と位置規制突起254との間に間隙が確保されることから、外力Pの作用点と外れ抑制突起247との間にある程度のモーメントスパンが存在し、その分、外れ抑制モーメントMを作用させ易い。
このため、落下事故や輸送時の衝撃が作用したとしても、開閉蓋240が蓋保持枠250から不必要に開放される懸念はない。
尚、落下事故や輸送時の衝撃に伴う外力Pが図19とは反対側(引っ掛け爪244側)に作用した場合には、その外力Pがせき止め部253に対して引っ掛け爪244を深く引っ掛ける方向に押し付けることから、開閉蓋240が蓋保持枠250から不必要に開放される懸念は全くない。
ここで、実施の形態1に係る現像剤収容容器の開閉蓋の閉鎖性能を評価する上で、比較の形態1,2に係る現像剤収容容器のシャッタ230’、230”に対して落下事故や輸送時の衝撃の影響を検討したところ、以下のような結果が得られた。
比較の形態1は、図21(a)に示すように、実施の形態1の外れ抑制突起247を用いない開閉蓋240’を使用した態様である。
一方、比較の形態2は、図21(b)に示すように、実施の形態1の外れ抑制突起247に代えて、位置規制突起254から離れた側に外れ抑制突起247に相当する抑制突起247”を付加した開閉蓋240”を使用した態様である。
先ず、比較の形態1では、開閉蓋240’が位置規制突起254との係わりを外れた位置に到達すると、外れ抑制突起247が存在しないことから、開閉蓋240’は直ちに蓋保持枠250の基準位置に向かって開閉操作方向に交差する方向に移動する懸念があり、このような事態が生じた場合には、引っ掛け爪244がせき止め部253から外れてしまう懸念がある。
また、比較の形態2では、開閉蓋240”が位置規制突起254との係わりを外れた位置に到達すると、開閉蓋240”の外力P作用点から抑制突起247”が離間しているため、開閉蓋240”の外力Pのうち開閉操作方向に交差する成分が抑制突起247”を支点として揺動し、開閉蓋240”に対して図20の外れ抑制モーメントMとは逆の外れ促進モーメントM”を作用させる。この外れ促進モーメントM”は蓋保持枠250のせき止め部253に対して開閉蓋240”の引っ掛け爪244を外す方向M1”に働き、せき止め部253に対する引っ掛け爪244の外れを促進する懸念がある。
本実施の形態では、容器受部100は、現像剤収容容器38を挿抜する際に上述したシャッタロック、シャッタロック解除を経てシャッタ230の開閉動作が行われる機能部を備えている。
本実施の形態では、容器受部100は、図22に示すように、現像剤収容容器38の開閉蓋240の移動軌跡を案内する蓋案内レール260と、現像剤収容容器38を挿入完了する際に開閉蓋240に当接して開閉蓋240を開放位置Dに向けて移動させた後に保持すると共に、現像剤収容容器38を抜き出す際に開放位置Dにある開閉蓋240を閉鎖位置Aに向けて移動させる蓋可動保持機構270と、現像剤収容容器38を抜き出す際に開閉蓋240が閉鎖位置Aに到達した時点で蓋可動保持機構270による開閉蓋240の保持状態を解除する蓋保持解除機構280(図13参照)とを備えている。尚、図22において、符号101はリザーブタンク110につながる通孔であり、図22は通孔101側から容器受部100及び現像剤収容容器38を見た模式図である。
ここで、蓋案内レール260は、容器受部100のうちシャッタ230が閉鎖位置Aに位置する際に開閉蓋240の幅方向側壁部242の位置を規制する第1案内面m1を有し、途中からこの第1案内面m1による規制を解除する第1蓋案内レール261と、この第1蓋案内レール261よりも奥側に設けられ、シャッタ230をロック位置からロック解除位置へ移動させる第2案内面m2に移行する第2蓋案内レール262とを備えている。
特に、本実施の形態では、第1蓋案内レール261は第1案内面m1の終端から外方に広がる傾斜案内面s1を有しており、第2蓋案内レール262はシャッタ230の開閉蓋240が第1案内面m1による規制が完全に解除された後に傾斜案内面s2を経由して第2案内面m2に至るようになっている。
また、蓋可動保持機構270は、開閉蓋240の開閉操作方向に延びる弾性変形可能な弾性保持片271を有している。この弾性保持片271は弾性変形可能な弾性板材272の先端に鉤状の保持突起273を一体的に形成したものであり、この保持突起273の先端側には開閉蓋240が当接した時に外方向に弾性変形可能な傾斜案内部274を設けたものである。このように構成された弾性保持片271は、現像剤収容容器38を挿入操作するときに開閉蓋240と当接して開閉蓋240を開放位置Dまで移動させ、かつ、開閉蓋240が開放位置Dに到達した時点で開閉蓋240から離間する外方向に弾性変形した後開放位置Dにある開閉蓋240を保持するものである。
更に、蓋保持解除機構280(図13参照)は、開閉蓋240が閉鎖位置Aに到達した時点で開閉蓋240から弾性保持片271が離間する方向に弾性変形させられる保持解除突片281(図25参照)を有し、この保持解除突片281により弾性保持片271による開閉蓋240の保持状態を解除するものである。
本実施の形態では、保持解除突片281は、図10、図13ないし図16に示すように、シャッタ230の蓋保持枠250の近傍に設けられており、容器受部100から現像剤収容容器38を抜き出す際に蓋可動保持機構270の弾性保持片271に対して働き、弾性保持片271による開閉蓋240の保持状態を解除するものである。
次に、図23ないし図25を用いて現像剤収容容器の挿入操作過程及び抜出操作過程について説明する。尚、図23ないし図25においては、容器受部100と現像剤収容容器38との相対位置関係を示す上で現像剤収容容器38を透かして表示している。
(1)現像剤収容容器の挿入操作過程(図23,図24)
今、容器受部100に現像剤収容容器38を挿入すると、シャッタ230は以下のように動作する。
つまり、閉鎖位置Aに位置する開閉蓋240は、蓋案内レール260(261,262)に案内されながら移動していき、図23(a)(b)及び図24(a)に示すように、開放開始手前位置Bに至った状態でロック状態を経由してロック解除状態に至り、次いで、図24(a)(b)に示すように、蓋可動保持機構270の弾性保持片271にて開放位置Dへと移動させられた後、弾性保持片271を外方に押しのけながら弾性保持片271にて保持されるまで移動する。
この間、ユーザーは、容器受部100に対して現像剤収容容器38を挿抜操作方向に挿入すればよく、特に、本実施の形態では、現像剤収容容器38の挿抜操作方向とシャッタ230の開閉操作方向とが一致しているため、シャッタ230の開閉操作を考慮することなく、容器受部100に現像剤収容容器38を挿入完了するだけで、シャッタ230が開放位置Dに設定されることになり、現像剤収容容器38の排出用開口220からの現像剤が順次リザーブタンク110へと供給される。
また、容器受部100に装着されている現像剤収容容器38を抜き出すと、シャッタ230は以下のように動作する。
つまり、開閉蓋240は、図25(a)(b)に示すように、弾性保持片271にて開閉蓋240を閉鎖位置Aへ移動させた後、保持解除突片281にて弾性保持片271による開閉蓋240の保持状態を解除する。この状態において、現像剤収容容器38は、シャッタ230が閉鎖位置Aに位置した状態で容器受部100から抜き出される。
Claims (6)
- 画像形成装置筐体の容器受部に対し挿抜され且つ現像剤が収容される現像剤収容容器であって、
現像剤が収容される容器本体と、
この容器本体の一部に開設される開口と、
前記開口を塞ぐ開閉蓋と、
前記開口が開放される開放位置と前記開口が閉鎖される閉鎖位置との間で前記開閉蓋を開閉操作方向に沿って移動自在に保持する蓋保持枠と、
前記開閉蓋に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において前記開閉操作方向に交差する方向で前記蓋保持枠に向けて突出した突出部と、
前記蓋保持枠に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において、前記突出部の前記開閉操作方向に直交する方向における先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わる位置に離間して配置され、かつ、前記開閉蓋が前記閉鎖位置から前記開放位置に向かって開閉操作方向に移動するときに前記開口を開放開始する手前の開放開始手前位置に到達した時点で前記突出部に接触する位置に配置され、前記開放位置に向かって移動する開閉蓋の突出部に接触して開閉蓋がせき止められるせき止め部と、
前記蓋保持枠から前記開閉操作方向に交差する方向に突出するように設けられ、前記開閉蓋が前記突出部と前記せき止め部とが接触する位置から前記閉鎖位置に向かって移動するときに前記開閉蓋に接触して前記開閉蓋を前記開閉操作方向に交差する方向に移動させ、前記せき止め部が前記突出部の前記先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わるように前記開閉操作方向と交差する方向に対する前記開閉蓋の位置を規制する位置規制突起と、
前記開閉蓋のうち当該開閉蓋の開閉操作方向に交差する方向に対して前記突出部と反対側に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において前記位置規制突起寄りに位置する開閉蓋から前記位置規制突起よりも少ない突出量をもって前記蓋保持枠に向かって突出し、前記開閉蓋が開閉操作方向に沿って閉鎖位置から前記位置規制突起との係わりが外れる位置まで移動した後に前記交差方向に沿って蓋保持枠に向かって移動したときに前記蓋保持枠に接触配置され、この接触部位を支点として前記開閉蓋が揺動自在に支持されると共に、前記開閉蓋が前記開閉操作方向に沿って配置される姿勢では前記突出部の先端位置が前記せき止め部から外れ可能な位置に位置し、かつ、前記開閉蓋の前記支点から離れた側が蓋保持枠側に接近するように揺動した姿勢では前記突出部の先端位置が前記せき止め部にせき止められる位置に位置するように前記開閉蓋の挙動姿勢を抑制する外れ抑制突起とを有することを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1記載の現像剤収容容器において、
前記開閉蓋の開閉操作方向に直交する方向を幅方向とし、蓋保持枠、w1〜w3,w5,w6及びf,h,kについて、
w1:蓋保持枠の位置規制突起先端までの最大幅寸法
w2:蓋保持枠の位置規制突起先端からせき止め部に至るまでの幅寸法
w3:蓋保持枠の位置規制突起を除いた両側部間の幅寸法
w5:開閉蓋の幅方向一側壁内面から突出部に至るまでの幅寸法
w6:開閉蓋の突出部を除く幅方向両側壁間の最大幅寸法
f:せき止め部のせき止め長さ
h:突出部の突出寸法
k:位置規制突起の突出寸法
とすれば、
f>w5−w2、
h>w6−w1、
k>w5−w3
を満たすことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1又は2記載の現像剤収容容器において、
前記外れ抑制突起は、前記開閉蓋が前記閉鎖位置に配置される状態において前記位置規制突起との間に間隙をもって配置されていることを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1ないし3いずれかに記載の現像剤収容容器において、
前記開閉蓋が弾性材料にて構成され、前記開閉蓋の開閉操作方向に直交する方向を幅方向とし、w3、w7について、
w3:蓋保持枠の位置規制突起を除いた両側部間の幅寸法
w7:開閉蓋の突出部から外れ抑制突起へ至るまでの幅寸法
とすれば、w7<w3を満たすことを特徴とする現像剤収容容器。 - 請求項1ないし4いずれかに記載の現像剤収容容器において、
更に、前記開閉蓋に設けられ、前記開閉蓋が前記閉鎖位置に配置される状態において前記位置規制突起と同等な突出量を持って前記蓋保持枠に接触し且つ前記開閉操作方向に交差する方向に対する前記開閉蓋の位置を規制する補助位置規制突起を有することを特徴とする現像剤収容容器。 - 容器受部が形成された画像形成装置筐体と、この画像形成装置筐体の容器受部に対し挿抜され且つ現像剤が収容される現像剤収容容器とを備えた画像形成装置であって、
前記現像剤収容容器は、
現像剤が収容される容器本体と、
この容器本体の一部に開設される開口と、
前記開口を塞ぐ開閉蓋と、
前記開口が開放される開放位置と前記開口が閉鎖される閉鎖位置との間で前記開閉蓋を開閉操作方向に沿って移動自在に保持する蓋保持枠と、
前記開閉蓋に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において前記開閉操作方向に交差する方向で前記蓋保持枠に向けて突出した突出部と、
前記蓋保持枠に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において、前記突出部の前記開閉操作方向に直交する方向における先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わる位置に離間して配置され、かつ、前記開閉蓋が前記閉鎖位置から前記開放位置に向かって開閉操作方向に移動するときに前記開口を開放開始する手前の開放開始手前位置に到達した時点で前記突出部に接触する位置に配置され、前記開放位置に向かって移動する開閉蓋の突出部に接触して開閉蓋がせき止められるせき止め部と、
前記蓋保持枠から前記開閉操作方向に交差する方向に突出するように設けられ、前記開閉蓋が前記突出部と前記せき止め部とが接触する位置から前記閉鎖位置に向かって移動するときに前記開閉蓋に接触して前記開閉蓋を前記開閉操作方向に交差する方向に移動させ、前記せき止め部が前記突出部の前記先端位置から前記開閉操作方向に沿って引いた直線と交わるように前記開閉操作方向と交差する方向に対する前記開閉蓋の位置を規制する位置規制突起と、
前記開閉蓋のうち当該開閉蓋の開閉操作方向に交差する方向に対して前記突出部と反対側に設けられ、前記開閉蓋が閉鎖位置に配置された状態において前記位置規制突起寄りに位置する開閉蓋から前記位置規制突起よりも少ない突出量をもって前記蓋保持枠に向かって突出し、前記開閉蓋が開閉操作方向に沿って閉鎖位置から前記位置規制突起との係わりが外れる位置まで移動した後に前記交差方向に沿って蓋保持枠に向かって移動したときに前記蓋保持枠に接触配置され、この接触部位を支点として前記開閉蓋が揺動自在に支持されると共に、前記開閉蓋が前記開閉操作方向に沿って配置される姿勢では前記突出部の先端位置が前記せき止め部から外れ可能な位置に位置し、かつ、前記開閉蓋の前記支点から離れた側が蓋保持枠側に接近するように揺動した姿勢では前記突出部の先端位置が前記せき止め部にせき止められる位置に位置するように前記開閉蓋の挙動姿勢を抑制する外れ抑制突起とを有し、
前記画像形成装置筐体の容器受部は、
前記現像剤収容容器の開閉蓋の移動軌跡を案内する蓋案内レールと、
現像剤収容容器を挿入完了する際に前記開閉蓋に当接して当該開閉蓋を開放位置に向けて移動させた後に保持すると共に、現像剤収容容器を抜き出す際に開放位置にある開閉蓋を閉鎖位置に向けて移動させる蓋可動保持機構と、
現像剤収容容器を抜き出す際に前記開閉蓋が閉鎖位置に到達した時点で蓋可動保持機構による開閉蓋の保持状態を解除する蓋保持解除機構とを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221026A JP5381553B2 (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 |
US12/821,837 US8224205B2 (en) | 2009-09-25 | 2010-06-23 | Powder storage container and image forming apparatus using the same |
CN201010230727.0A CN102033463B (zh) | 2009-09-25 | 2010-07-15 | 粉末储存容器及使用粉末储存容器的图像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009221026A JP5381553B2 (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011070007A JP2011070007A (ja) | 2011-04-07 |
JP5381553B2 true JP5381553B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=43780551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009221026A Expired - Fee Related JP5381553B2 (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8224205B2 (ja) |
JP (1) | JP5381553B2 (ja) |
CN (1) | CN102033463B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9317009B2 (en) * | 2014-02-19 | 2016-04-19 | Xerox Corporation | Systems and methods for mounting an externally readable monitoring module on a rotating customer replaceable component in an operating device |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63123074A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-26 | Toshiba Corp | 現像剤補給装置 |
JP3514400B2 (ja) * | 1996-01-23 | 2004-03-31 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器 |
JPH09281784A (ja) | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Fuji Xerox Co Ltd | トナーカートリッジ |
JP3267879B2 (ja) * | 1996-11-13 | 2002-03-25 | 京セラミタ株式会社 | トナー補給装置およびトナーカートリッジ |
JP3450757B2 (ja) * | 1998-09-22 | 2003-09-29 | キヤノン株式会社 | トナー補給容器 |
JP2005031229A (ja) | 2003-07-09 | 2005-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | トナーカートリッジ |
JP2006145873A (ja) | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像剤容器のシール構造、現像剤容器及び画像形成装置 |
US7620349B2 (en) * | 2005-03-15 | 2009-11-17 | Ricoh Co., Ltd. | Agent containing unit having improved usability, agent refill unit, and image forming apparatus |
CN100549860C (zh) * | 2005-06-07 | 2009-10-14 | 株式会社理光 | 墨粉容器和成像装置 |
JP4530029B2 (ja) * | 2007-11-18 | 2010-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 |
JP4525782B2 (ja) * | 2008-03-24 | 2010-08-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤収容容器および画像形成装置 |
JP4217920B1 (ja) | 2008-03-27 | 2009-02-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 |
-
2009
- 2009-09-25 JP JP2009221026A patent/JP5381553B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-06-23 US US12/821,837 patent/US8224205B2/en active Active
- 2010-07-15 CN CN201010230727.0A patent/CN102033463B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110076061A1 (en) | 2011-03-31 |
US8224205B2 (en) | 2012-07-17 |
JP2011070007A (ja) | 2011-04-07 |
CN102033463A (zh) | 2011-04-27 |
CN102033463B (zh) | 2014-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4530029B2 (ja) | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5585414B2 (ja) | 粉体収容容器及びこれを用いた粉体処理装置 | |
JP5786375B2 (ja) | 粉体収容器および粉体処理装置 | |
US10303114B2 (en) | Image forming unit | |
JP4600560B2 (ja) | 収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5556617B2 (ja) | 粉体収容容器及びこれを用いた粉体処理装置 | |
JP4217920B1 (ja) | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4618357B2 (ja) | 収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP5381553B2 (ja) | 現像剤収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
KR101302007B1 (ko) | 상형성제 수용 용기, 화상 형성 장치, 및 상형성제의 충전 방법 | |
JP4720955B2 (ja) | 収容容器及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP4649240B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4682269B2 (ja) | 剤収納容器及び画像形成装置 | |
JP4649241B2 (ja) | 剤収納容器及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5381553 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |