JP5381153B2 - 無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体 - Google Patents

無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体に関し、特に、LTE(Long Term Evolution)無線通信システム用の携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants)、無線基地局等の通信装置に好適に適用することができる無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
近年、通信技術の進展はめざましく、大容量のデータを高速に通信を行うことが可能な通信システムが実現されつつある。かかる進展は、有線通信の分野のみならず、無線通信の分野においても同様である。すなわち、携帯電話機などの移動端末の普及に伴い、無線通信の分野においても大容量のデータを高速に通信し、動画や音声などのマルチメディアデータを移動端末としても利用することを可能とする次世代通信方式の研究、開発が盛んに行われている。
かくのごとき無線通信分野における次世代通信方式としては、例えば、非特許文献1のITUジャーナル「Systems beyond IMT-2000へのチャレンジ〜ワイヤレスからのアプローチ〜」にも記載されているように、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で議論されているLTE(Long Term Evolution)無線通信システムに代表されるようなOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式を用いた通信方式が注目されている。
OFDM方式は、使用する周波数帯域を複数のサブキャリアに分割して、それぞれのサブキャリアにデータシンボル(OFDMシンボル)を割り当てて送信を行う方式であり、かつ、サブキャリアは周波数軸上で互いに直交するように配置されるため、周波数利用効率に優れている。また、1つ1つのサブキャリアは狭帯域となるため、マルチパス干渉の影響を抑えることができ、高速大容量通信を実現することができる。
また、LTE無線通信システムにおいては、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の場合と同様に、MBSFNネットワーク(MBMS oveRSingle Frequency Network:MBMS単一周波数ネットワーク)が採用されており、マルチメディア放送および同報サービスであるMBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)サービスが導入されている。
しかし、MBSFNネットワークにおいては、放送/同報用のMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)は、通常の単一の通信相手用のUnicastサブフレーム(ユニキャストサブフレーム)とは参照信号(RS:Reference signal)の構成が異なっており、通信セルを特定するためのセル特有の参照信号(Cell Specific RS(Reference signal):以下、単に、参照信号(RS:Reference signal)と略記する場合もある)が先頭のサブフレームのみで送信されるフレーム構成になっている。
よって、受信端末側では、受信したサブフレームの受信レベルの測定に使用可能なセル特有の参照信号(Cell Specific RS(Reference signal))を確実に判別することが必要である。しかしながら、周辺の通信セルのMBSFNマッピング情報が、受信端末側では既知ではない場合もあり得る。そのため、受信レベルの測定に使用可能な全てのセル特有の参照信号(RS:Reference signal)を利用することができるとは限らない。一方で、LTE無線通信システムにおいては1.4MHz/3MHzの狭帯域の通信セルの存在も認められており、そのような狭帯域通信セル下においても、広帯域通信セル下と同等のレベル測定精度が求められている。
大津;「Systems beyond IMT-2000へのチャレンジ〜ワイヤレスからのアプローチ〜」,ITUジャーナル,vol.33,No.3,pp.26-30,March 2003
つまり、3GPPの標準化仕様TS36.211が示すように、Multicast時に適用されるMulticast Channelを送信するためのサブフレーム(物理フレーム)フォーマットは、Unicast時に適用されるShared Channel用のサブフレームフォーマットとは異なるフォーマットが定義されており、受信端末側では、受信レベルの測定を行う際に、フレームフォーマットの差を考慮しつつ、測定を行うことが必要である。
しかしながら、受信端末側では、周辺セルのMBSFN情報を知ることができないため、周辺セルから送信されてくる、全ての参照信号(RS:Reference signal)を使用することができるとは限らない。
かかる状況について図2を用いてさらに説明する。図2は、MBSFNネットワークにおいて適用されるサブフレームフォーマットを説明するためのテーブルであり、拡張周期プレフィックス(Extended Cyclic prefix)使用時の場合を例にとって示している。
図2(A)はUnicast時のサブフレームフォーマットであり、横軸が各OFDMシンボルを構成する周波数帯域を示すFrequency Domain、縦軸が各サブフレームを構成する時間軸を示すTime Domainである。図2(A)において、符号R0はセル特有の参照信号(RS:Reference signal)であり、受信レベルの測定に使用することが可能である。また、3GPPの標準化仕様では、OFDMシンボル番号0,3,6,9は、必ず、Unicastサブフレームフォーマットであることが保証されており、図2(A)に示すように、それぞれのOFDMシンボル番号0,3,6,9のサブフレームには、セル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0が含まれている。なお、図2(A)において、符号Dは、データを示している。
一方、図2(B)は、MBSFN時つまりBroadcastまたはMulticast時のサブフレームフォーマットである。図2(B)において、先頭サブフレームのOFDMシンボル番号0には、セル特有の参照信号(RS:Reference signal)である符号R0が含まれており、受信レベルの測定に使用することが可能であるが、符号R4は、MBSFN用(Broadcast/Multicast用)の参照信号(RS:Reference signal)であり、他セルからの参照信号(RS:Reference signal)も合成されている可能性があるため、受信レベルの測定には使用することができない。
また、3GPPの標準化仕様では、受信端末は周辺セルのOFDMシンボル番号0,3,6,9以外がUnicastサブフレームかMBSFNサブフレーム(すなわちBroadcastサブフレームまたはMulticastサブフレーム)かを知ることができないため、OFDMシンボル番号0,3,6,9以外が、たとえ、Unicastサブフレームであったとしても、先頭サブフレームの符号R0のみを用いてレベル測定を行うことになる。なお、BroadcastまたはMulticast通信のみのMBSFN専用セルの場合には、先頭サブフレームの符号R0も送信されないが、本発明においては、MBSFN専用セルは対象外としている。
一方で、周波数利用効率向上のために、前述のように、1.4MHzや3MHzといった狭帯域のシステム帯域幅を用いる通信サービスも想定されており、そのような狭帯域セル環境下のように、受信レベル測定用に使用することができるセル特有の参照信号(RS:Reference signal)の個数が少ない場合であっても、広帯域と変わらず精度の良い周辺セル測定が望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、LTE無線通信システムにおいて、精度良く受信レベルの測定を行うことが可能な無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による無線受信機は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機において、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別する無線受信機。
本発明の無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の効果は、周辺セルのサブフレームのフォーマットの判定結果に基づいて、先頭のサブフレームの参照信号(RS:Reference signal)以外の参照信号(RS:Reference signal)を受信レベル測定用に用いることが可能か否かを判別しているので、受信レベル測定に用いることができる参照信号(RS:Reference signal)の個数を増加させることにより、受信レベルの測定精度の向上を図ることができることである。
第2の効果は、周辺セルのサブフレームのフォーマットの判定を行う際に、受信したサブフレームの先頭パス位置をサーチする処理を行うパスサーチ処理部の途中結果を利用することにより、サブフレームのフォーマットの判定処理を実施のための回路規模の増加を抑えることができることである。
第3の効果は、受信したサブフレームのフォーマットの判定結果に基づいて、パスサーチ処理部においてパスサーチに用いる信号の個数を増加させることにより、パスサーチの精度の向上を図ることができることである。
本発明に係る無線通信機の一構成例を示すブロック図である。 MBSFNネットワークにおいて適用されるサブフレームフォーマットを説明するためのテーブルである。 本発明に係る無線受信機における受信レベルの測定処理の一例を示すフローチャートである。 受信サブフレームにおける参照信号(RS:Reference signal)と参照信号レプリカ生成部の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関を説明するためのテーブルである。 受信サブフレームのサブフレームフォーマットを判別するために設定した閾値の関係を説明するための模式図である。
以下、本発明による無線受信機、受信レベル測定方法、受信レベル測定プログラムおよびプログラム記録媒体の好適な実施例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による無線受信機、受信レベル測定方法について説明するが、かかる受信レベル測定方法を無線受信機に搭載したコンピュータにより実行可能な受信レベル測定プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、受信レベル測定プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴について、その概要をまず説明する。本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式を用いたLTE(Long Term Evolution)無線通信システムにおいて、MBSFN(MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service) over Single Frequency Network:MBMS単一周波数ネットワーク)を考慮しつつ、周辺セルの受信レベルの測定を精度良く行うことを可能としている点に特徴がある。
つまり、本発明においては、パスサーチ処理において計算される各OFDMシンボルとセル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関値を用いることにより、周辺セルのMBSFNマッピングを推定し、受信レベル測定に用いる参照信号(RS:Reference signal)の個数を制御することによって、周辺セルの受信レベルの測定を精度良く行うことを可能としている。
(実施形態の構成例)
次に、本発明に係る無線通信機の構成例について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る無線通信機の一構成例を示すブロック図であり、OFDM方式を用いた無線通信システムにおける無線受信機の構成の一例を示している。
図1に示す無線受信機は、パスサーチ処理部10として、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理部11、参照信号レプリカ乗算部(RSレプリカ乗算部)12、参照信号レプリカ生成部(RSレプリカ生成部)13、IFFT(Inversed Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)処理部14、シンボル間電圧平均部15、遅延プロファイル計算部16、ピーク検出部17、先頭パス位置検出部18を備えている。かくのごときパスサーチ処理部10の構成は、OFDM受信機としては周知の技術である。
さらに、図1に示す無線受信機には、サブフレームの先頭パス位置をサーチするパスサーチ処理部10の途中結果つまりIFFT処理部14からの出力値(セル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とのOFDMシンボル毎の相関値)を利用する形式にして、ピークレベル判定部19、フレームフォーマット判定部20および受信レベル測定部21が備えられている。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1に示す無線受信機の動作について、図面を参照しながら説明する。
無線受信機におけるパスサーチ処理部10においては、受信したOFDM信号の直交検波されたI信号(In-phase:同相成分)とQ信号(Quadrature:直交成分)とがFFT処理部11に入力され、FFT処理部11からの出力と参照信号レプリカ生成部(RSレプリカ生成部)13にて生成された該当セルのセル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とを参照信号レプリカ乗算部(RSレプリカ乗算部)12にて乗算する。参照信号レプリカ乗算部(RSレプリカ乗算部)12の乗算結果は、IFFT処理部14で逆高速フーリエ変換(IFFT)されることにより、セル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とのOFDMシンボル毎の相関値が求められる。
シンボル間電圧平均部15においては、参照信号レプリカ乗算部(RSレプリカ乗算部)12の乗算結果として得られた各OFDMシンボル間の電圧の平均を算出し、遅延プロファイル計算部16において、シンボル間電圧平均部15にて算出されたOFDMシンボルの平均値の電力値を計算することによって、遅延プロファイルが求められる。
しかる後、ピーク検出部17において、遅延プロファイル計算部16にて求められた遅延プロファイル内のピーク値を検出し、先頭パス位置検出部18において、ピーク検出部17にて得られたピーク値の中から出現タイミングが最も早い先頭パス位置を検出し、検出した先頭パス位置のパスタイミングをパスサーチ結果として出力する。
図1に示す無線受信機には、前述のように、本発明に特有の回路部として、ピークレベル判定部19、フレームフォーマット判定部20および受信レベル測定部21がさらに備えられている。ピークレベル判定部19において、パスサーチ処理部10の途中結果を利用して、つまり、IFFT処理部14の出力値を利用して、セル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とのOFDMシンボル毎の相関値のピークレベル値を検出し、フレームフォーマット判定部20において、ピークレベル判定部19にて検出したピークレベル値に基づいて、受信した当該サブフレームがUnicastサブフレーム(ユニキャストサブフレーム)かMBFSNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)かを判定する。
フレームフォーマット判定部20における判定結果に基づいて、受信レベル測定部21において、受信レベルの測定に用いる参照信号(RS:Reference signal)の個数を制御して、受信レベルの測定を行う。
次に、図3のフローチャートを用いて、前述した受信レベルの測定処理についてさらに詳細に説明する。図3は、本発明に係る無線受信機における受信レベルの測定処理の一例を示すフローチャートであり、サブフレーム単位で行う処理の流れを示している。なお、RS(Reference signal)番号は、Unicastサブフレーム(ユニキャストサブフレーム)の場合に、セル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0がマッピングされている可能性がある各サブフレームの番号を示しており、RS番号=0,1,2,3のいずれかの値に設定されるものとする。
図3において、サブフレームを受信すると、まず、RS番号=0に設定して(ステップS1)、処理をスタートさせ、RS番号が“0”の場合には(、ステップS2のNo)、必ずUnicast用の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0が含まれているサブフレームであるため、何もせずに、次のサブフレームの受信を待ち合わせて、次のサブフレームを受信すると、RS番号に“1”を加えて(ステップS3)、ステップS2に復帰する。
ステップS2において、RS番号が“1”以上の場合には(ステップS2のYes)、ピークレベル判定部19において、IFFT処理部14の出力値から、電力値を計算し(ステップS4)、セル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とのOFDMシンボル毎の相関値におけるピークレベル値(Pp)を検出するとともに(ステップS5)、レベル閾値(Pthr)を計算する(ステップS6)。
ここで、レベル閾値(Pthr)の計算方法については、本発明にとって重要ではなく、如何なる方法を用いて決定しても構わない。例えば、あらかじめ定めた固定レベルの閾値を用いる方法以外に、例えば、ステップS5にて検出されたピークレベル値(Pp)を除いた残りのOFDMシンボル毎の相関値の電力平均値等を算出する方法であっても良い。
次に、ステップS5において検出されたピークレベル値(Pp)とステップS6において計算されたレベル閾値(Pthr)とのレベル差分(Pdiff)を計算した後(ステップS7)、RS番号が“3”に達しているか否かを確認する(ステップS8)。RS番号がまだ“3”に達していない場合は(ステップS8のNo)、ステップS3に戻って、次のサブフレームの受信を待ち合わせる。つまり、ステップS7におけるピークレベル値(Pp)とレベル閾値(Pthr)とのレベル差分(Pdiff)の計算を、RS番号が“3”になり、全サブフレームに対して行うまで繰り返す。
RS番号が“3”になった場合(ステップS8のYes)、全サブフレームにおける全ての参照信号(RS:Reference signal)に対して差分(Pdiff)を求めているので、全参照信号(RS:Reference signal)に対して求めたレベル差分(Pdiff)の平均を計算することによって、レベル平均差分値(Pdiff_ave)を取得する(ステップS9)。
しかる後、計算された各サブフレームにおける全参照信号(RS:Reference signal)に対するレベル平均差分値(Pdiff_ave)を、UnicastサブフレームとMBSFN(Broadcast/Multicast用)サブフレームとのサブフレームフォーマットの判別用としてあらかじめ定めたレベル差分閾値(Pdiff_thr)と比較することによって、サブフレームフォーマットを推定する((ステップS10)。
レベル平均差分値(Pdiff_ave)がレベル差分閾値(Pdiff_thr)よりも大きい場合には(ステップS10のYes)、参照信号レプリカ生成部(RSレプリカ生成部)13において生成された参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)と十分に信頼度の高い相関が得られており、該参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)と同一の参照信号(RS:Reference signal)が、各サブフレームそれぞれに含まれて送信されてきているものと推定されるため、受信した当該サブフレームがUnicastサブフレームであるものと判定する(ステップS11)。つまり、当該サブフレームがUnicastサブフレームの場合には、図4(A)に示すように、各サブフレームにおける参照信号(RS:Reference signal)の相関レベルは高くなっており、レベル平均差分値(Pdiff_ave)は、レベル差分閾値(Pdiff_thr)よりも大きい値になっている。
ここに、図4は、受信サブフレームにおける参照信号(RS:Reference signal)と参照信号レプリカ生成部(RSレプリカ生成部)13が生成した参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関を説明するためのテーブルであり、図4(A)が、Unicastサブフレームにおける参照信号(RS:Reference signal)と参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関を示し、図4(B)が、MBFSNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)における参照信号(RS:Reference signal)と参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関を示している。
受信した当該サブフレームがUnicastサブフレームであると判定された場合は、先頭のサブフレーム以外の参照信号(RS:Reference signal)についても、受信レベル測定用に用いることができるセル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0であるものとして、受信レベル測定部21においては、OFDMシンボル番号0の先頭のサブフレームの参照信号(RS:Reference signal)以外のOFDMシンボル番号3,6,9のサブフレームに含まれる参照信号(RS:Reference signal)も用いて、受信レベル測定を行うことにより、測定精度の向上を図ることができる(ステップS12)。
一方、レベル平均差分値(Pdiff_ave)がレベル差分閾値(Pdiff_thr)以下の場合には(ステップS10のNo)、参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関値の信頼度が低く、参照信号レプリカ生成部(RSレプリカ生成部)13において生成された参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)とは異なる参照信号(RS:Reference signal)が送信されてきているものと推定されるため、受信した当該サブフレームはMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)であるものと判定する(ステップS13)。
つまり、当該サブフレームがMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)の場合には、図4(B)に示すように、OFDMシンボル番号0の先頭のサブフレームについては、受信レベル測定用に用いることができるセル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0が送信されてきて、ピークレベル値(Pp)は高いものの、OFDMシンボル番号3,6,9のサブフレームにおいては、受信レベル測定用に用いることができるセル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0は送信されてきていないため、参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関レベルは低い。したがって、当該サブフレームのレベル平均差分値(Pdiff_ave)はレベル差分閾値(Pdiff_thr)以下になってしまうので、受信した当該サブフレームはMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)であるものと判定する。
受信した当該サブフレームがMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)であると判定された場合は、受信レベル測定部21において、OFDMシンボル番号が“0”の先頭のサブフレームに含まれる参照信号(RS:Reference signal)のみを、受信レベルの測定用に用いることができるセル特有の参照信号(RS:Reference signal)つまり符号R0であるものとして、誤った参照信号(RS:Reference signal)を用いないように制御して、先頭のサブフレームの参照信号(RS:Reference signal)のみを用いて、受信レベルの測定を行う(ステップS12)。
かくのごとく、UnicastサブフレームとMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)とは異なる相関レベルを示すことから、受信した各サブフレームについて、参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関値のピークレベル値(Pp)を示すOFDMシンボルつまり参照信号(RS:Reference signal)を求めて、求めた参照信号(RS:Reference signal)すべてに関するレベル閾値(Pthr)とのレベル差分(Pdiff)を算出し、その平均のレベル平均差分値(Pdiff_ave)を、サブフレームフォーマット判別用のレベル差分閾値(Pdiff_diff)と比較することによって、受信したサブフレームに関するサブフレームフォーマットを判定することが可能になる。
したがって、かくのごときサブフレームフォーマットの判定結果に基づいて、受信レベルの測定に用いるべき参照信号(RS:Reference signal)の個数を適切に制御し、受信レベル測定用に用いることができるセル特有の符号R0に相当する参照信号(RS:Reference signal)のみを用いて、受信レベルの測定を正確かつ適切に行うことができる。
なお、参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関値から計算もしくは検出される各値、つまり、ピークレベル値(Pp)、レベル閾値(Pthr)、レベル差分(Pdiff)、レベル差分閾値(Pdiff_diff)の関係を図5にまとめて示している。図5は、受信サブフレームのサブフレームフォーマットを判別するために設定した閾値の関係を説明するための模式図である。
図5に示すように、受信したサブフレームの各OFDMシンボルと受信レベルの測定用に使用することが可能なセル特有の参照信号レプリカ(RS(Reference signal) Replica)との相関値のピークレベルを示すピークレベル値(Pp)と、あらかじめ定めた固定値またはピークレベル値(Pp)を除いた残りのOFDMシンボル毎相関値の平均値であるレベル閾値(Pthr)との差分が、レベル差分(Pdiff)である。また、該レベル差分(Pdiff)の全参照信号(RS:Reference signal)に関する平均値であるレベル平均差分値(Pdiff_ave)と比較を行うレベル差分閾値(Pdiff_diff)は、レベル閾値(Pthr)よりも高いレベルに設定されている。該レベル差分閾値(Pdiff_diff)は、受信したサブフレームが、UnicastサブフレームかMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)かを判別するためのサブフレームフォーマット判別用の閾値として設定されている。
なお、図3、図5においては、UnicastサブフレームかMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)かを判別するためのレベル差分閾値(Pdiff_diff)を、あらかじめ定めた固定値として設定している場合について説明したが、レベル差分閾値(Pdiff_diff)は、かかる場合に限るものではなく、例えば、レベル閾値(Pthr)と同様、ピークレベル値(Pp)を除いた残りのOFDMシンボル毎の相関値の平均値によって、閾値の値をスライドさせるようにしても良いし、如何なる方法を用いて決定するようにしても良い。
また、図3のフローチャートに示すステップS9、S10おいては、レベル差分平均値(Pdiff_ave)とレベル差分閾値(Pdiff_diff)とを比較することによって、UnicastサブフレームかMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)かを判別していたが、レベル差分平均値(Pdiff_ave)ではなく、レベル差分(Pdiff)の最大値もしくは最小値を用いて、それぞれの場合においてUnicastサブフレームかMBSFNサブフレーム(Broadcast/Multicastサブフレーム)かを判別するために適切に設定したレベル差分閾値(Pdiff_diff)と比較するようにしても良い。
また、図2および図4に示したサブフレームフォーマットの説明用のテーブルには、拡張周期プレフィックス(Extended Cyclic prefix)を使用する場合を例にとって示しているが、通常周期プレフィックス(Normal Cyclic prefix)を使用する場合であっても、前述の実施形態と略同様であり、同等の効果が得られる。
また、前述の実施形態の説明においては、受信レベル測定処理の制御方法について説明したが、前述の制御方法によって判別したサブフレームフォーマットに基づいて、パスサーチに用いる信号の個数を制御し、パスサーチに用いる信号の個数を増加させることによって、パスサーチの精度の改善を図ることも可能である。
(本実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、次のような効果が得られる。
第1の効果は、周辺セルのサブフレームのフォーマットの判定結果に基づいて、先頭のサブフレームの参照信号(RS:Reference signal)以外の参照信号(RS:Reference signal)を受信レベル測定用に用いることが可能か否かを判別しているので、受信レベル測定に用いることができる参照信号(RS:Reference signal)の個数を増加させることにより、受信レベルの測定精度の向上を図ることができることである。
第2の効果は、周辺セルのサブフレームのフォーマットの判定を行う際に、受信したサブフレームの先頭パス位置をサーチする処理を行うパスサーチ処理部の途中結果を利用することにより、サブフレームのフォーマットの判定処理を実施のための回路規模の増加を抑えることができることである。
第3の効果は、受信したサブフレームのフォーマットの判定結果に基づいて、パスサーチ処理部においてパスサーチに用いる信号の個数を増加させることにより、パスサーチの精度の向上を図ることができることである。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて、次のような構成として表現できる。
(2)受信した前記サブフレーム毎に、各OFDMシンボルの前記参照信号レプリカとの相関値のうち該相関値のピークレベル値を参照信号(Reference signal)として検出して、あらかじめ設定したレベル閾値とのレベル差分を求め、さらに、該レベル差分に関し、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてについての平均値または最大値または最小値と、サブフレームフォーマットの判別用としてあらかじめ設定したレベル差分閾値との比較結果に基づいて、受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームかまたはMBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service over Single Frequency Network)サブフレームかを判別する上記(1)の無線受信機。
(3)受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームであると判別した場合、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行う上記(2)の無線受信機。
(4)受信した前記サブフレームがMBSFNサブフレームであると判別した場合、受信した前記サブフレームの先頭サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のみを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行う上記(2)の無線受信機。
(5)受信した前記サブフレームの各OFDMシンボルと前記参照信号レプリカとの間の相関値を、受信した前記サブフレームの先頭パス位置をサーチするために備えられているパスサーチ部の途中の演算結果を利用して取得する上記(1)ないし(4)のいずれかの無線受信機。
(6)受信した前記サブフレームのフォーマットの判別結果に基づいて、前記パスサーチ部において前記サブフレームのパスサーチのために用いる信号の個数を制御する上記(5)の無線受信機。
(7)LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機における受信レベル測定方法であって、受信レベルの測定に用いる信号を決定するために、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別する受信レベル測定方法。
(8)受信した前記サブフレーム毎に、各OFDMシンボルの前記参照信号レプリカとの相関値のうち該相関値のピークレベル値を参照信号(Reference signal)として検出して、あらかじめ設定したレベル閾値とのレベル差分を求め、さらに、該レベル差分に関し、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてについての平均値または最大値または最小値と、サブフレームフォーマットの判別用としてあらかじめ設定したレベル差分閾値との比較結果に基づいて、受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームかまたはMBSFN(Multimedia Broadcast and MulticastService over Single Frequency Network)サブフレームかを判別する上記(7)の受信レベル測定方法。
(9)受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームであると判別した場合、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行う上記(8)の受信レベル測定方法。
(10)受信した前記サブフレームがMBSFNサブフレームであると判別した場合、受信した前記サブフレームの先頭サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のみを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行う上記(8)の受信レベル測定方法。
(11)受信した前記サブフレームの各OFDMシンボルと前記参照信号レプリカとの間の相関値を、受信した前記サブフレームの先頭パス位置をサーチするために備えられているパスサーチ部の途中の演算結果を利用して取得する上記(7)ないし(10)のいずれかの受信レベル測定方法。
(12)受信した前記サブフレームのフォーマットの判別結果に基づいて、前記パスサーチ部において前記サブフレームのパスサーチのために用いる信号の個数を制御する上記(11)の受信レベル測定方法。
(13)上記(7)ないし(12)のいずれかの受信レベル測定方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施している受信レベル測定プログラム。
(14)上記(7)ないし(13)の受信レベル測定プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
10 パスサーチ処理部
11 FFT(Fast Fourier Transform)処理部
12 参照信号レプリカ(RSレプリカ)乗算部
13 参照信号レプリカ(RSレプリカ)生成部
14 IFFT(Inversed Fast Fourier Transform)処理部
15 シンボル間電圧平均部
16 遅延プロファイル計算部
17 ピーク検出部
18 先頭パス位置検出部
19 ピークレベル判定部
20 フレームフォーマット判定部
21 受信レベル測定部

Claims (12)

  1. LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機において、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別し、受信した前記サブフレーム毎に、各OFDMシンボルの前記参照信号レプリカとの相関値のうち該相関値のピークレベル値を参照信号(Reference signal)として検出して、あらかじめ設定したレベル閾値とのレベル差分を求め、さらに、該レベル差分に関し、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてについての平均値または最大値または最小値と、サブフレームフォーマットの判別用としてあらかじめ設定したレベル差分閾値との比較結果に基づいて、受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームかまたはMBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service over Single Frequency Network)サブフレームかを判別することを特徴とする無線受信機。
  2. 受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームであると判別した場合、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行うことを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  3. 受信した前記サブフレームがMBSFNサブフレームであると判別した場合、受信した前記サブフレームの先頭サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のみを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行うことを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  4. LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機において、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別し、受信した前記サブフレームの各OFDMシンボルと前記参照信号レプリカとの間の相関値を、受信した前記サブフレームの先頭パス位置をサーチするために備えられているパスサーチ部の途中の演算結果を利用して取得することを特徴とする無線受信機。
  5. 受信した前記サブフレームのフォーマットの判別結果に基づいて、前記パスサーチ部において前記サブフレームのパスサーチのために用いる信号の個数を制御することを特徴とする請求項に記載の無線受信機。
  6. LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機における受信レベル測定方法であって、受信レベルの測定に用いる信号を決定するために、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別し、受信した前記サブフレーム毎に、各OFDMシンボルの前記参照信号レプリカとの相関値のうち該相関値のピークレベル値を参照信号(Reference signal)として検出して、あらかじめ設定したレベル閾値とのレベル差分を求め、さらに、該レベル差分に関し、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてについての平均値または最大値または最小値と、サブフレームフォーマットの判別用としてあらかじめ設定したレベル差分閾値との比較結果に基づいて、受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームかまたはMBSFN(Multimedia Broadcast and Multicast Service over Single Frequency Network)サブフレームかを判別することを特徴とする受信レベル測定方法。
  7. 受信した前記サブフレームがユニキャストサブフレームであると判別した場合、受信した各前記サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のすべてを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行うことを特徴とする請求項に記載の受信レベル測定方法。
  8. 受信した前記サブフレームがMBSFNサブフレームであると判別した場合、受信した前記サブフレームの先頭サブフレームにおける前記参照信号(Reference signal)のみを用いて、前記サブフレームの受信レベルの測定を行うことを特徴とする請求項に記載の受信レベル測定方法。
  9. LTE無線通信システム(Long Term Evolution)用の無線受信機における受信レベル測定方法であって、受信レベルの測定に用いる信号を決定するために、受信したサブフレームのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルとセル特有の参照信号(Reference signal)レプリカとの間の相関値に基づいて、受信した前記サブフレームのフォーマットを判別し、受信した前記サブフレームの各OFDMシンボルと前記参照信号レプリカとの間の相関値を、受信した前記サブフレームの先頭パス位置をサーチするために備えられているパスサーチ部の途中の演算結果を利用して取得することを特徴とする受信レベル測定方法。
  10. 受信した前記サブフレームのフォーマットの判別結果に基づいて、前記パスサーチ部において前記サブフレームのパスサーチのために用いる信号の個数を制御することを特徴とする請求項に記載の受信レベル測定方法。
  11. 請求項6ないし10のいずれかに記載の受信レベル測定方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする受信レベル測定プログラム。
  12. 請求項11に記載の受信レベル測定プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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