JP5380421B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、室内外を連通する開口に設けられた開閉移動可能な障子の開閉移動量を規制する規制機構と、室外側からの操作により前記規制を解除可能な操作部を備えた建具に関する。
室内外を連通する開口に設けられた開閉移動可能な障子の開閉移動量を規制する規制機構と、室外側からの操作により前記規制を解除可能な操作部を備えた建具としては、例えば、火災等の際に、牽制アームによる窓の開放規制作用を屋外側から解除することが可能な建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−288949号公報
上記のような建具のように、窓の開放規制作用を屋外側から解除する操作部は、緊急時に使用されることを想定して操作し易いように比較的大きなハンドルが設けられる場合がある。また、このような窓であっても、清掃時等には開放規制を室内側から解除できるように室内側にも操作部が設けられている場合があり、室内側の操作部は美観を考慮して比較的小さな操作部が設けられている。このため、同一の開放解除機構を操作する室内側の操作部と室外側の操作部とが設けられている場合には、室内側から操作する場合には、小さな操作部にて大きなハンドルも移動させなければならないため、操作性が悪いという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、室外側から解除可能な開放規制部を有しつつ室内側からの規制解除操作性に優れた建具を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の建具は、室内外を連通する開口に設けられた枠体と、前記枠体に設けられ開閉移動可能な障子と、前記障子を、第1開閉状態と第2開閉状態となるように前記障子の開閉移動量を規制する規制機構と、を備えた建具であって、前記障子に設けられ室内側からの操作により回動可能な内回動軸と、前記障子に設けられ室外側からの操作により回動可能な外回動軸と、前記内回動軸の回転に伴って、前記第1開閉状態と前記第2開閉状態とが切り替えられる切替機構と、前記内回動軸と前記外回動軸とを同軸にて連結し、前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、前記内回動軸の回動を前記外回動軸に伝達しない連結部材と、を有することを特徴とする建具である。
このような建具によれば、第1開閉状態と第2開閉状態とを、室内側からの操作による回動に伴って切り替え可能な内回動軸と、室外側からの操作により回動可能な外回動軸とが、同軸で連結部材にて連結されており、連結部材は、内回動軸の回動を外回動軸に伝達しないので、室内側から内回動軸を回動する際には外回動軸側と分離して内回動軸を回動することが可能である。このため、第1開閉状態と第2開閉状態との切替操作が容易な操作性に優れた建具を提供することが可能である。
かかる建具であって、前記第1開閉状態は、前記障子が前記第2開閉状態より閉じた状態であり、前記第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達して、前記障子を開いた際に前記第2開閉状態をなすように前記切替機構が切り替えられることが望ましい。
このような建具によれば、第2開閉状態より閉じた状態、すなわち狭く開くように切替機構が設定されている場合や、障子を閉じた状態に維持するように切替機構が設定されている場合には、外回動軸の回動が内回動軸に伝達されて障子を開いた際により広く開くように、または、閉じた状態から開くように、切替機構が切り替えられるので、室外側から操作して外回動軸を回動させた場合には、障子をより広く開くことや閉じた状態から開くことが可能である。
かかる建具であって、前記第2開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達しないことが望ましい。
このような建具によれば、障子を開いた際に第1開閉状態より開いた状態、すなわち広く開くよう、または、閉じた状態から開くように、切替機構が設定されている場合には、外回動軸の回動が内回動軸に伝達されないので、外側から操作されたとしても広く開くことや閉じた状態から開くことが可能な状態を維持することが可能である。
かかる建具であって、前記内回動軸と前記外回動軸は、いずれも断面が正方形状の角軸であり、前記連結部材は、前記内回動軸が挿入される内軸挿入孔と、前記外回動軸が挿入される外軸挿入孔とを有し、前記内軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記内回動軸が有する角部と係合する複数の内軸係合部を有し、前記外軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記外回動軸が有する角部と係合する複数の外軸係合部を有し、前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、当該内回動軸の回動により、前記角部を形成する2面のうちの前記内回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記内軸係合部に係合した後に前記内回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記外軸係合部が、前記外回動軸の、前記内回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することが望ましい。
このような建具によれば、切替機構の操作により内回動軸が回動すると、まず内回動軸のみが回動し、内回動軸が有する角部の前面が内軸係合部に係合し内回動軸とともに連結部材が回動し、さらに回動して連結部材の外軸係合部が、外回動軸の後面に係合するので、外回動軸の後面に外軸係合部が係合するまでは、内回動軸を回動させても外回動軸に内回動軸の回動が伝達されない機構を実現することが可能である。なお、ここでいう正方形状とは、四つ角が面取りされたもの含まれる。従って、角が直角である必要はなく、テーパー形状や円弧形状であっても良い。
かかる建具であって、第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、当該外回動軸の、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が、前記外軸係合部に係合しつつ前記連結部材とともに回動し、回動する前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合しつつ前記連結部材とともに前記内回動軸が回動することが望ましい。
このような建具によれば、第1開閉状態となるように切替機構が設定されている場合に、外回動軸が回動すると、まず、外回動軸が有する角部の前面が外軸係合部に係合しつつ回動する連結部材の内軸係合部が、内回動軸後面に係合しつつ連結部材とともに内回動軸が回動するので、外回動軸の回動が内回動軸に伝達される。このため、障子が狭く開くように切替機構が設定されていたり、障子を閉じた状態に維持するように切替機構が設定されていたとしても、外回動軸を回動することにより障子を広く開かせることや閉じた状態から開くことを可能とする機構を実現することが可能である。
かかる建具であって、前記第2開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸が回動するときには、当該外回動軸の回動により、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記外軸係合部に係合した後に前記外回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することが望ましい。
このような建具によれば、第2開閉状態となるように切替機構が設定されている場合に、外回動軸が回動すると、まず外回動軸のみが回動し、外回動軸が有する角部の前面が外軸係合部に係合し外回動軸とともに連結部材が回動し、さらに回動して連結部材の内軸係合部が、内回動軸の後面に係合するので、内回動軸の後面に内軸係合部が係合するまでは、外回動軸を回動させても内回動軸に外回動軸の回動が伝達されない機構を実現することが可能である。
かかる建具であって、前記内回動軸は、前記切替機構を室内外方向に貫通すると共に、その室外側先端側が前記連結部材を介して前記外回動軸と連結されることが望ましい。
このような建具によれば、内回動軸の回動に伴って切替機構は常に切替可能となる一方、内回動軸の回動により外回動軸が回動することがない構造とすることが可能となる。更に、そのような構造により、外回動軸の回動は連結部材を介して切替機構に伝わる構成になることから、切替設定に応じて外回動軸の回動を切替機構に伝えたり伝えなかったりすることが可能となる。
本発明によれば、室外側から解除可能な開放規制部を有しつつ室内側からの規制解除操作性に優れた建具を提供することが可能である。
本実施形態に係る建具を室外側から見た図である。 本実施形態に係る建具を室内側から見た図である。 本実施形態に係る建具を戸先框側から見た図である。 本建具のグレモン錠、切替機構、規制機構、外側開閉機構の構成を説明するための図である。 連結部材の斜視図である。 図5におけるA矢視図である。 図5におけるB矢視図である。 切替機構の設定を半開状態から全開状態に切り替えるときの動作を説明する図である。 切替機構の設定を全開状態から半開状態に切り替えるときの動作を説明する図である。 切替機構の設定が半開状態のとき室外ハンドルを操作したときの動作を説明する図である。 切替機構の設定が全開状態のとき室外ハンドルを操作したときの動作を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態の建具は、室外から障子の開閉操作が可能な室外ハンドルを備えた非常進入口用の建具である。
以下の説明では、建具を室外側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。また、建具に設けられた各部材は、単体について説明する場合であっても、各部材が建具に取り付けられた状態にて上記のように各方向を示すこととする。
建具1は、図1〜図4に示すように、室内外を連通する開口に設けられた枠体2と、枠体2に上下にて回動自在に支持されて開閉移動可能な障子3と、障子3の開閉移動量を規制する規制機構40と、を有している。
障子3は、上框3a、下框3b、吊元框3c及び戸先框3dを四周框組みした内部にガラスパネル3eを嵌め込んで構成されている。この障子3は、見付け方向の一方側となる吊元框3c側にて、図示しないヒンジなどを介して枠体2に回動自在に支持され、戸先框3d側が室外側に開放可能に構成されている。
建具1には、枠体2に対して障子3を施解錠するグレモン錠10と、障子3の開閉移動量すなわち開放角度を規制する規制機構40と、規制機構40による障子3の開放状態を第1開閉状態としての半開状態と、第2開閉状態としての全開状態とに切り替える切替機構20と、非常時に室外側から障子3を開放するための外側開放機構30と、が設けられている。
グレモン錠10は、戸先框3dに設けられる錠機構本体11と、枠体2が有する縦枠2aの見込み面の上下2箇所にそれぞれ設けられた錠受け部5と、を備えて構成されている。
錠機構本体11は、戸先框3dの内側に設けられ、施解錠時に回動操作される操作ハンドル12と、操作ハンドル12の回動中心をなし室外側に向けて設けられた施解錠回動軸12aと、施解錠回動軸12aと係合し施解錠回動軸12aの回動を上下動に変換する変換機構16と、変換機構16に連結されて上下方向に移動する、図示しない上下動部材と、上下動部材に設けられたピン15を介して連結され戸先框3dに沿って上下に延び上下動部材及びピン15とともに上下動するリンク部材19と、リンク部材19の上下端部側にそれぞれ固定されて錠受け部5と係合可能な係合ピン18と、を有して構成されている。
操作ハンドル12は、施解錠回動軸12aと一体に形成されており、操作ハンドル12が水平をなすときに解錠され、鉛直に向くように回動されて施錠されるように構成されている。すなわち、操作ハンドル12が90度回動することにより、解錠状態から施錠状態、または、施錠状態から解錠状態に変更される。施解錠回動軸12aは、断面がほぼ正方形状の角軸である。
リンク部材19は、上下動部材に連結されて上方に延びる第1リンク19aと、上下動部材に連結されて下方に延びる第2リンク19bと、錠機構本体11の下方に設けられた切替機構20の切替機構本体21の下方に配置される第4リンク19dと、第2リンク19bと第4リンク19dとを連結し切替機構本体21と係合する第3リンク19cとを有している。第1リンク19a、第2リンク19b、第3リンク19c、第4リンク19dと上下動部材とはピン15により連結され、操作ハンドル12の回動が変換機構16により変換されて上下方向に移動するように形成されている。
このグレモン錠10は、操作ハンドル12が鉛直方向に沿って配置されているときに、リンク部材19の上下端側に設けられた、係合ピン18が縦枠2aに設けられた錠受け部5と係合する施錠位置に配置される。そして、操作ハンドル12が水平をなすように回動されることによる施解錠回動軸12aの回動が変換機構16により上下動部材の下方への移動に変換され、ピン15により上下動部材と連結されたリンク部材19が下方に移動する。リンク部材19が下方に移動すると係合ピン18と錠受け部5との係合が外れることにより、施錠が解除される。
また、操作ハンドル12が水平をなしているときには、操作ハンドル12が鉛直に沿うように回動されることによる施解錠回動軸12aの回動が変換機構16により上下動部材の上方への移動に変換される。そして、ピン15により上下動部材と連結されたリンク部材19が上方に移動して係合ピン18と錠受け部5とが係合することにより施錠される。
グレモン錠10を解錠して障子3を室外側に開放した際には、規制機構40によって障子3の開放角度が規制され、例えば、縦枠2aと戸先框3dとの間に10cm程度の隙間ができて、換気可能でかつ人の出入りができない程度の第1開閉状態としての半開状態、または、障子3が最も広く開いて人の出入りが可能な第2開閉状態としての全開状態に開放できるように構成されている。
規制機構40は、戸先框3dに設けられる規制機構本体41と、縦枠2aの見込み面に固定される規制受け部材42とを備え、規制機構本体41は、戸先框3dの見込み面に固定されるベース部材43と、このベース部材43に上下スライド自在に支持されるスライド部材44と、このスライド部材44に一端が回動自在に支持された角度規制アーム45と、角度規制アーム45の軸支位置を上下に案内する案内部材46と、を備えて構成されている。また、案内部材46の下端部とスライド部材44との間には、スライド部材44を上方に付勢するコイルばね(不図示)が設けられている。
角度規制アーム45の他端側には、規制受け部材42に規制されるとともに上下にスライド案内される被係合ピン45aが固定されている。一方、規制受け部材42は、上下に延びる案内溝42aを有しており、この案内溝42aの下端部には、下方に開口する開口部42bが形成され、この開口部42bから角度規制アーム45の被係合ピン45aが案内溝42aに挿通されるとともに、案内溝42aに沿って被係合ピン45aが上下にスライドすべく案内されるようになっている。また、案内溝42aの上端には、上端位置までスライドした被係合ピン45aを保持するための保持機構(不図示)が設けられており、被係合ピン45aが保持機構により保持されることにより、角度規制アーム45による障子3の半開状態が維持できるように構成されている。
また、スライド部材44はベース部材43に対して上下方向にスライド可能に支持されている。このスライド部材44には、後述する切替機構20の係合突起25bと係合する図示しない連動孔が設けられている。案内部材46は、2本のピン46aによってベース部材43に固定されている。
本実施形態の切替機構20は、グレモン錠10の錠機構本体11と略同様の構成を備えるとともに、室内側から操作可能に設けられている。具体的には、切替機構20は、障子3の戸先框3dの錠機構本体11の下方に設けられており、戸先框3dの室内側に固定される台座23と、この台座23から室内側に突出して設けられるサムターンでなる切替操作部24と、台座23を貫通した切替操作部24の内回動軸24aの先端に連結されてその回動を上下動に変換する変換機構26と、この変換機構26に連結される上下動部材25とを備えて構成されている。さらに、上下動部材25には、グレモン錠10のリンク部材19が有する第3リンク19cに設けられた係合孔19e内を上下スライド移動する係合片25aと、係合孔19eを貫通するとともに規制機構40のスライド部材44が有する連動孔と連動可能な係合突起25bとが設けられている。切替操作部24は、水平をなすときに、障子3が全開状態となることが可能に設定され、鉛直に向くように回動されて障子3が半開状態にて記載されるように構成されている。すなわち、切替操作部24が90度回動することにより、全開状態から半開状態、または、半開状態から全開状態に変更される。
切替機構20の内回動軸24aは、変換機構26を貫通して室外側に突出しており、変換機構26の室外側にて、戸先框3dの室外側に設けられた室外ハンドル31の回動軸をなし角軸でなる外回動軸31aと、連結部材32を介して連結されている。
本実施形態の連結部材32は、内回動軸24aと外回動軸31aとを連結しているが、室外ハンドル31が鉛直方向に沿って配置されている時、切替操作部24の操作による内回動軸24aの回動は外回動軸31aに伝達されず、また、リンク部材19及びスライド部材44が移動可能な範囲の上側に位置しているときには、室外ハンドル31を鉛直方向から水平方向に沿うように回動させることで、外回動軸31aの回動を内回動軸24aに伝達し、リンク部材19及びスライド部材44が移動可能な範囲の下側に位置しているときには、室外ハンドル31を鉛直方向から水平方向または水平方向から鉛直方向に回動させても外回動軸31aの回動が内回動軸24aに伝達しないように構成されている。すなわち、室外ハンドル31の回動は、規制機構40にて半開状態に設定されている場合(第1開閉状態となる設定)、または、グレモン錠10により施錠状態に設定されている場合には、室外ハンドル31の回動が内回動軸24aに伝達されるように構成されている。
具体的には、図5〜図7に示すように、連結部材32は、円柱状をなし、円柱の高さ方向が見込み方向に沿うように配置される。そして、室内側には内回動軸24aが挿入される内軸挿入孔33が、室外側には外回動軸31aが挿入される外軸挿入孔34がそれぞれ設けられている。
本実施形態では、内回動軸24aと外回動軸31aとは同じ断面形状をなしており、内軸挿入孔33と外軸挿入孔34も同一形状をなしている。
内軸挿入孔33と外軸挿入孔34とは、角軸の断面をなす正方形の対角線より僅かに長い長さを直径とする仮想円33a、34aを、円周方向に8等分して8つの領域に分け、8つの領域のうち、互いに隣接しない4つの領域に挿入された角軸が係合する内軸係合部33b及び外軸係合部34bが仮想円33a、34aの中心側に突出させて設けられている。
そして、内回動軸24aと外回動軸31aとは、角軸の4つの角部がそれぞれ周方向に隣りあう内軸係合部33b同士及び外軸係合部34b同士の間に位置するように挿入されている。そして、内回動軸24aは内軸挿入孔33内にて、外回動軸31aは外軸挿入孔34内にていずれも、内軸係合部33b及び外軸係合部34bが設けられていない領域にて内回動軸24a及び外回動軸31aのみが45度回動できるように形成されている。
すなわち、内回動軸24aと外回動軸31aとが有する各角部を形成する2つの面24b、24c、31b、31cは、一方の面が内軸係合部33b及び外軸係合部34bに当接された状態から、他方の面が内軸係合部33b及び外軸係合部34bに当接される状態まで45度回転することが可能である。このとき、連結部材32に対して内回動軸24a及び外回動軸31aが回動する場合には、角部を形成する2面24b、24c、31b、31cのうちの内回動軸24a及び外回動軸31aの回動方向における前方側となる前面24b、31bが内軸係合部33b及び外軸係合部34bに係合する。一方、内回動軸24a及び外回動軸31aに対して連結部材32が回動する場合には、角部を形成する2面24b、24c、31b、31cのうちの内回動軸24a及び外回動軸31aの回動方向における後方側となる後面24c、31cに内軸係合部33b及び外軸係合部34bが係合する。
そして、内軸挿入孔33と外軸挿入孔34とは、内軸係合部33b及び外軸係合部34bが設けられている領域と、内軸係合部33b及び外軸係合部34bが設けられていない領域とが、見込み方向に見たときに重ならないように、すなわち、内軸挿入孔33と外軸挿入孔34とで内軸係合部33b及び外軸係合部34bの位相が一致しないように形成されている。本実施形態の場合には、内軸係合部33b及び外軸係合部34bが設けられている領域と、内軸係合部33b及び外軸係合部34bが設けられていない領域とが、見込み方向に見たときに位相が反転するように形成されている。
図8〜図11にて、連結部材にて連結された内回動軸と外回動軸と回動状態を説明する。図8〜図11では、内軸挿入孔33及び外軸挿入孔34をいずれも室外側から見た状態にて示し、上下に位置する内回動軸24aと外回動軸31aとは回動時のタイミングが一致している。
室外ハンドル31が鉛直方向に沿って配置されている時、切替機構20の設定を半開状態から全開状態に切り替える場合には、図8に示すように、室外側から見て内回動軸24aを反時計回りに90度回動させる。内回動軸24aを回動させる前、すなわち、切替機構20にて半開状態に設定されている場合には、内回動軸24aは、内回動軸24aの回動方向において各角部の後面24cに内軸係合部33bが当接しており、外回動軸31aは、内回動軸24aの回動方向において各角部の前面31bに外軸係合部34bが当接している。
この状態から内回動軸24aを回動すると、内回動軸24aは、各角部の後面24cが内軸係合部33bから離れて内軸係合部33bがない領域を回動し、45度回転して内回動軸24aの前面24bが内軸係合部33bと係合する。すなわち、内回動軸24aが45度回動する間に連結部材32は回動しないので、内回動軸24aの回動は外回動軸31aに伝達されない。
そして、内回動軸24aの前面24bが内軸係合部33bと係合した状態からさらに内回動軸24aを回動すると、前面24bが内軸係合部33bを押すことにより連結部材32は内回動軸24aとともに回動し始める。このとき、外回動軸31a側では、連結部材32が回動することにより、外回動軸31aの前面31bに当接していた外軸係合部34bが前面31bから離れて連結部材32のみが回動する。
そして、内回動軸24aが連結部材32とともに45度回動すると、外回動軸31aの後面31cに外軸係合部34bが当接する。このように、切替機構20の設定を半開状態から全開状態に切り替える場合には、内回動軸24aを90度回動させても外回動軸31aは回動しないので、室外ハンドル31が回動することはない。
次に、切替機構20の設定を全開状態から半開状態に切り替える場合には、図9に示すように、室外側から見て内回動軸24aを時計回りに90度回動させる。内回動軸24aを回動させる前、すなわち、切替機構20にて全開状態に設定されている場合には、内回動軸24aは、内回動軸24aの回動方向において各角部の後面24cに内軸係合部33bが当接しており、外回動軸31aは、内回動軸24aの回動方向において各角部の前面31bに外軸係合部34bが当接している。この状態から内回動軸24aを回動すると、内回動軸24aは、各角部の後面24cが内軸係合部33bから離れて内軸係合部33bがない領域を回動し、45度回転して内回動軸24aの前面24bが内軸係合部33bと係合する。すなわち、内回動軸24aが45度回動する間に連結部材32は回動しないので、内回動軸24aの回動は外回動軸31aに伝達されない。
そして、内回動軸24aの前面24bが内軸係合部33bと係合した状態からさらに内回動軸24aを回動すると、前面24bが内軸係合部33bを押すことにより連結部材32は内回動軸24aとともに回動し始める。このとき、外回動軸31a側では、連結部材32が回動することにより、外回動軸31aの前面31bに当接していた外軸係合部34bが前面31bから離れて連結部材32のみが回動する。
そして、内回動軸24aが連結部材32とともに45度回動すると、外回動軸31aの後面31cに外軸係合部34bが当接する。このように、切替機構20の設定を全開状態から半開状態に切り替える場合には、切替機構20の設定を半開状態から全開状態に切り替える場合と回転方向が逆になるだけで、内回動軸24aを90度回動させても外回動軸31aは回動しないので、室外ハンドル31が回動することはない。
次に、切替機構20が半開状態に設定されているときに室外ハンドル31を鉛直方向から水平方向に沿うように操作する場合には、図10に示すように、室外側から見て外回動軸31aを半時計回りに90度回動させる。外回動軸31aを回動させる前、すなわち、切替機構20にて半開状態に設定されている場合には、外回動軸31aは、外回動軸31aの回動方向において各角部の前面31bが外軸係合部34bに当接しており、内回動軸24aは、外回動軸31aの回動方向において各角部の後面24cに内軸係合部33bが当接している。
この状態から外回動軸31aを回動すると、外回動軸31aは、前面31bが外軸係合部34bを押すことにより連結部材32は外回動軸31aとともに回動し始める。このとき、連結部材32が回動することにより、内回動軸24a側では、内回動軸24aの後面24cに当接していた内軸係合部33bが後面24cを押すことにより連結部材32とともに内回動軸24aが回動する。
そして、外回動軸31aが90度回動すると、内回動軸24aも連結部材32に連結されて外回動軸31aとともに90度回動する。このため、切替機構20が半開状態に設定されているときに室外ハンドルを操作すると、内回動軸24aが90度回動されることにより、切替機構20の回動が変換機構26により下方向移動に変換されて上下動部材25が下方に移動される。このとき、上下動部材25に設けられている係合突起25bが規制機構40のスライド部材44が有する連動孔を押し下げることにより、角度規制アーム45の被係合ピン45aが規制受け部材42の開口部42bから外れて、切替機構20が全開状態と成るように設定される。
また、このとき、上下動部材25には、係合片25aも一体に設けられているので、グレモン錠10が施錠状態にあったとしても、室外ハンドル31の操作により内回動軸24aが90度回動することで、グレモン錠10のリンク部材19が有する第3リンク19cに設けられた係合孔19eと係合片25aが係合してリンク部材19が押し下げられる。
そして、リンク部材19が下方に移動することにより係合ピン18と錠受け部5との係合が外れて施錠が解除される。このため、グレモン錠10が施錠状態にあったとしても、切替機構20が半開状態に設定されていたとしても、いずれも室外ハンドル31を操作することにより、障子3を全開状態に開放することが可能な状態となる。
次に、切替機構20が全開状態に設定されているときに室外ハンドル31を水平方向から鉛直方向に沿うように操作する場合には、図11に示すように、室外側から見て外回動軸31aを時計回りに90度回動させる。
外回動軸31aを回動させる前、すなわち、切替機構20にて全開状態に設定されている場合には、外回動軸31aは、外回動軸31aの回動方向において各角部の後面31cに外軸係合部34bが当接しており、内回動軸24aは、外回動軸31aの回動方向において各角部の前面24bに内軸係合部33bが当接している。
この状態から外回動軸31aを回動すると、外回動軸31aは、各角部の後面31cが外軸係合部34bから離れて外軸係合部34bがない領域を回動し、45度回転して外回動軸31aの前面31bが外軸係合部34bと係合する。すなわち、外回動軸31aが45度回動する間に連結部材32は回動しないので、外回動軸31aの回動は内回動軸24aに伝達されない。
そして、外回動軸31aの前面31bが外軸係合部34bと係合した状態からさらに外回動軸31aを回動すると、前面31bが外軸係合部34bを押すことにより連結部材32は外回動軸31aとともに回動し始める。このとき、内回動軸24a側では、連結部材32が回動することにより、内回動軸24aの前面24bに当接していた内軸係合部33bが前面24bから離れて連結部材32のみが回動する。そして、外回動軸31aが連結部材32とともに45度回動すると、内回動軸24aの後面24cに内軸係合部33bが当接する。
このように、切替機構20の設定が全開状態に設定されているときに室外ハンドル31を操作する場合には、室外ハンドル31を操作しても外回動軸31aの回動が内回動軸24aに伝達されないので、切替機構20にて全開状態に設定された状態が保たれる。このため、グレモン錠10が解錠状態で切替機構20が全開状態のときに、室外ハンドル31を操作しても障子3を全開可能な状態に維持することができる。
本実施形態の建具1によれば、半開状態と全開状態とを切り替える切替機構20の切替操作部24を操作して回動される内回動軸24aの回動は、連結部材32により室外ハンドル31には伝達されない。このため、半開状態と全開状態とを切り替えるために切替操作部24を操作する際には室外ハンドル31側と分離して操作することが可能である。よって、半開状態と全開状態との切替操作が容易な操作性に優れた建具1を提供することが可能である。
このとき、切替機構20の操作により内回動軸24aが回動すると、まず内回動軸24aのみが回動し、内回動軸24aが有する角部の前面24bが内軸係合部33bに係合し内回動軸24aとともに連結部材32が回動し、さらに回動して連結部材32の外軸係合部34bが、外回動軸31aの後面31cに係合するので、外回動軸31aの後面31cに外軸係合部34bが係合するまでは、内回動軸24aを回動させても外回動軸31aに内回動軸24aの回動が伝達されない機構を実現することが可能であり、この機構により上記建具1を実現することが可能である。
また、障子3を開いた際に半開状態となるように、障子3を閉じた状態で切替機構20が設定されている場合には、外回動軸31aの回動が内回動軸24aに伝達されて障子3が全開状態となるように切替機構20が切り替えられるので、室外側から操作して外回動軸31aを回動させた場合には、障子3をより広く開くことが可能である。
このとき、室外ハンドル31の操作により外回動軸31aが回動すると、まず、外回動軸31aが有する角部の前面31bが外軸係合部34bに係合しつつ回動する連結部材32の内軸係合部33bが、内回動軸24aの後面24cに係合しつつ連結部材32とともに内回動軸24aが回動するので、外回動軸31aの回動が内回動軸24aに伝達される。このため、障子3が半開状態となるように切替機構20が設定されていたとしても、外回動軸31aを回動することにより障子3を全開状態にすることが可能な機構を実現することが可能である。
また、障子3を開いた際に全開状態となるように、障子3を閉じた状態で切替機構20が設定されている場合には、外回動軸31aの回動が内回動軸24aに伝達されないので、外側から操作されたとしても全開状態を維持することが可能である。
このとき、室外ハンドル31の操作により外回動軸31aが回動すると、まず外回動軸31aのみが回動し、外回動軸31aが有する角部の前面31bが外軸係合部34bに係合し外回動軸31aとともに連結部材32が回動し、さらに回動して連結部材32の内軸係合部33bが、内回動軸24aの後面24cに係合するので、内回動軸24aの後面24cに内軸係合部33bが係合するまでは、外回動軸31aを回動させても内回動軸24aに外回動軸31aの回動が伝達されない機構を実現することが可能である。
また、内回動軸24aは、切替機構20を室内外方向に貫通すると共に、その室外側先端側が連結部材32を介して外回動軸31aと連結されるので、内回動軸24aの回動に伴って切替機構20は常に切替可能となる一方、内回動軸24aの回動により外回動軸31aが回動することがない構造とすることが可能となる。更に、そのような構造により、外回動軸31aの回動は連結部材32を介して切替機構20に伝わる構成になることから、着替設定に応じて外回動軸31aの回動を切替機構20に伝えたり伝えなかったりすることが可能となる。このため、規制機構40にて障子3が半開状態となるように設定されている場合や、グレモン錠10により施錠された状態の場合には、室外ハンドル31を操作すると半開状態としている規制機構40による規制を解除したり、グレモン錠10による施錠を解除して全開状態とすることが可能である。また、規制機構40にて障子3が全開状態となるように設定されている場合や、グレモン錠10が解錠された状態の場合には、室外ハンドル31を操作しても、障子3が半開状態になるように規制機構40が設定されたり、グレモン錠10が施錠されることなく全開状態を維持することが可能である。すなわち、室内側からの操作により全開状態と半開状態との切り替え、及び、施錠、解錠の操作を可能としつつも、室外ハンドル31を操作した場合には、必ず全開状態に開放できるように構成することが可能である。
上記実施形態においては、建具1としての外開き窓用の建具を例示したが、本発明の建具1は、外開き窓に限らず、引き違い窓や片引き窓などであってもよい。
また、本実施形態においては、全開状態と半径状態とを切り替える切替機構20の内回動軸24aと外側開放機構30の外回動軸31aとが連結部材32にて連結されるとともにグレモン錠10と連動する例について説明したが、グレモン錠等の施錠機構の施解錠回動軸と外回動軸とが連結部材にて連結されるとともに切替機構と連動する形態であっても構わない。この際、施錠状態が第1開閉状態、解錠状態が第2開閉状態となり、グレモン錠により施錠状態に設定されている場合(第1開閉状態となる設定)には、室外ハンドルの回動が内回動軸に伝達されるように構成される。また、施錠機構はグレモン錠に限るものではなく、回動操作により施錠状態と解錠状態とが切り替えられる施錠機構であれば構わない。
また、上記実施形態においては、内回動軸24a、外回動軸31aともに角が直角な正方形状としたが、これに限ることなく、四つ角が面取りされたものでも良い。つまり、角が直角である必要はなく、テーパー形状や円弧形状であっても良い。更に、正方形状に限らず、三角形状、長方形状、六角形状、など、他の多角形状であっても良く、その際はそれに合わせて内軸挿入孔33と外軸挿入孔34の形状も適宜構成すれば良い。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 建具、2 枠体、2a 縦枠、3 障子、3d 戸先框、20 切替機構、
24 切替操作部、24a 内回動軸、24b 前面、24c 後面、
30 外側開放機構、31 室外ハンドル、31a 外回動軸、31b 前面、
31c 後面、32 連結部材、33 内軸挿入孔、33b 内軸係合部、
34 外軸挿入孔、34b 外軸係合部、40 規制機構

Claims (7)

  1. 室内外を連通する開口に設けられた枠体と、
    前記枠体に設けられ開閉移動可能な障子と、
    前記障子を、第1開閉状態と第2開閉状態となるように前記障子の開閉移動量を規制する規制機構と、
    を備えた建具であって、
    前記障子に設けられ室内側からの操作により回動可能な内回動軸と、
    前記障子に設けられ室外側からの操作により回動可能な外回動軸と、
    前記内回動軸の回転に伴って、前記第1開閉状態と前記第2開閉状態とが切り替えられる切替機構と、
    前記内回動軸と前記外回動軸とを同軸にて連結し、前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、前記内回動軸の回動を前記外回動軸に伝達しない連結部材と、
    を有することを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具であって、
    前記第1開閉状態は、前記障子が前記第2開閉状態より閉じた状態であり、
    前記第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達して、前記障子を開いた際に前記第2開閉状態をなすように前記切替機構が切り替えられることを特徴とする建具。
  3. 請求項2に記載の建具であって、
    前記第2開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達しないことを特徴とする建具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具であって、
    前記内回動軸と前記外回動軸は、いずれも断面が正方形状の角軸であり、
    前記連結部材は、前記内回動軸が挿入される内軸挿入孔と、前記外回動軸が挿入される外軸挿入孔とを有し、
    前記内軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記内回動軸が有する角部と係合する複数の内軸係合部を有し、
    前記外軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記外回動軸が有する角部と係合する複数の外軸係合部を有し、
    前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、
    当該内回動軸の回動により、前記角部を形成する2面のうちの前記内回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記内軸係合部に係合した後に前記内回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記外軸係合部が、前記外回動軸の、前記内回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することを特徴とする建具。
  5. 請求項4に記載の建具であって、
    前記第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸が回動するときには、
    当該外回動軸の、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が、前記外軸係合部に係合しつつ前記連結部材とともに回動し、回動する前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合しつつ前記連結部材とともに前記内回動軸が回動することを特徴とする建具。
  6. 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
    前記障子を開いた際に第2開閉状態をなすように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、当該外回動軸の回動により、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記外軸係合部に係合した後に前記外回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することを特徴とする建具。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の建具であって、
    前記内回動軸は、前記切替機構を室内外方向に貫通すると共に、その室外側先端側が前記連結部材を介して前記外回動軸と連結されることを特徴とする建具。
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