JP5380421B2 - 建具 - Google Patents
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Description
このような建具によれば、第1開閉状態と第2開閉状態とを、室内側からの操作による回動に伴って切り替え可能な内回動軸と、室外側からの操作により回動可能な外回動軸とが、同軸で連結部材にて連結されており、連結部材は、内回動軸の回動を外回動軸に伝達しないので、室内側から内回動軸を回動する際には外回動軸側と分離して内回動軸を回動することが可能である。このため、第1開閉状態と第2開閉状態との切替操作が容易な操作性に優れた建具を提供することが可能である。
このような建具によれば、第2開閉状態より閉じた状態、すなわち狭く開くように切替機構が設定されている場合や、障子を閉じた状態に維持するように切替機構が設定されている場合には、外回動軸の回動が内回動軸に伝達されて障子を開いた際により広く開くように、または、閉じた状態から開くように、切替機構が切り替えられるので、室外側から操作して外回動軸を回動させた場合には、障子をより広く開くことや閉じた状態から開くことが可能である。
このような建具によれば、障子を開いた際に第1開閉状態より開いた状態、すなわち広く開くよう、または、閉じた状態から開くように、切替機構が設定されている場合には、外回動軸の回動が内回動軸に伝達されないので、外側から操作されたとしても広く開くことや閉じた状態から開くことが可能な状態を維持することが可能である。
このような建具によれば、切替機構の操作により内回動軸が回動すると、まず内回動軸のみが回動し、内回動軸が有する角部の前面が内軸係合部に係合し内回動軸とともに連結部材が回動し、さらに回動して連結部材の外軸係合部が、外回動軸の後面に係合するので、外回動軸の後面に外軸係合部が係合するまでは、内回動軸を回動させても外回動軸に内回動軸の回動が伝達されない機構を実現することが可能である。なお、ここでいう正方形状とは、四つ角が面取りされたもの含まれる。従って、角が直角である必要はなく、テーパー形状や円弧形状であっても良い。
このような建具によれば、第1開閉状態となるように切替機構が設定されている場合に、外回動軸が回動すると、まず、外回動軸が有する角部の前面が外軸係合部に係合しつつ回動する連結部材の内軸係合部が、内回動軸後面に係合しつつ連結部材とともに内回動軸が回動するので、外回動軸の回動が内回動軸に伝達される。このため、障子が狭く開くように切替機構が設定されていたり、障子を閉じた状態に維持するように切替機構が設定されていたとしても、外回動軸を回動することにより障子を広く開かせることや閉じた状態から開くことを可能とする機構を実現することが可能である。
このような建具によれば、第2開閉状態となるように切替機構が設定されている場合に、外回動軸が回動すると、まず外回動軸のみが回動し、外回動軸が有する角部の前面が外軸係合部に係合し外回動軸とともに連結部材が回動し、さらに回動して連結部材の内軸係合部が、内回動軸の後面に係合するので、内回動軸の後面に内軸係合部が係合するまでは、外回動軸を回動させても内回動軸に外回動軸の回動が伝達されない機構を実現することが可能である。
このような建具によれば、内回動軸の回動に伴って切替機構は常に切替可能となる一方、内回動軸の回動により外回動軸が回動することがない構造とすることが可能となる。更に、そのような構造により、外回動軸の回動は連結部材を介して切替機構に伝わる構成になることから、切替設定に応じて外回動軸の回動を切替機構に伝えたり伝えなかったりすることが可能となる。
本実施形態の建具は、室外から障子の開閉操作が可能な室外ハンドルを備えた非常進入口用の建具である。
24 切替操作部、24a 内回動軸、24b 前面、24c 後面、
30 外側開放機構、31 室外ハンドル、31a 外回動軸、31b 前面、
31c 後面、32 連結部材、33 内軸挿入孔、33b 内軸係合部、
34 外軸挿入孔、34b 外軸係合部、40 規制機構
Claims (7)
- 室内外を連通する開口に設けられた枠体と、
前記枠体に設けられ開閉移動可能な障子と、
前記障子を、第1開閉状態と第2開閉状態となるように前記障子の開閉移動量を規制する規制機構と、
を備えた建具であって、
前記障子に設けられ室内側からの操作により回動可能な内回動軸と、
前記障子に設けられ室外側からの操作により回動可能な外回動軸と、
前記内回動軸の回転に伴って、前記第1開閉状態と前記第2開閉状態とが切り替えられる切替機構と、
前記内回動軸と前記外回動軸とを同軸にて連結し、前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、前記内回動軸の回動を前記外回動軸に伝達しない連結部材と、
を有することを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記第1開閉状態は、前記障子が前記第2開閉状態より閉じた状態であり、
前記第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達して、前記障子を開いた際に前記第2開閉状態をなすように前記切替機構が切り替えられることを特徴とする建具。 - 請求項2に記載の建具であって、
前記第2開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、前記連結部材は前記外回動軸の回動を前記内回動軸に伝達しないことを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具であって、
前記内回動軸と前記外回動軸は、いずれも断面が正方形状の角軸であり、
前記連結部材は、前記内回動軸が挿入される内軸挿入孔と、前記外回動軸が挿入される外軸挿入孔とを有し、
前記内軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記内回動軸が有する角部と係合する複数の内軸係合部を有し、
前記外軸挿入孔は、軸心を中心とする周方向に、前記外回動軸が有する角部と係合する複数の外軸係合部を有し、
前記切替機構の操作により前記内回動軸を回動させたときには、
当該内回動軸の回動により、前記角部を形成する2面のうちの前記内回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記内軸係合部に係合した後に前記内回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記外軸係合部が、前記外回動軸の、前記内回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することを特徴とする建具。 - 請求項4に記載の建具であって、
前記第1開閉状態となるように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸が回動するときには、
当該外回動軸の、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が、前記外軸係合部に係合しつつ前記連結部材とともに回動し、回動する前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合しつつ前記連結部材とともに前記内回動軸が回動することを特徴とする建具。 - 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
前記障子を開いた際に第2開閉状態をなすように前記切替機構が設定されている場合に、前記外回動軸を回動させたときには、当該外回動軸の回動により、前記外回動軸の回動方向における前方側となる前面が前記外軸係合部に係合した後に前記外回動軸とともに前記連結部材が回動し、回動した前記連結部材の前記内軸係合部が、前記内回動軸の、前記外回動軸の回動方向における後方側となる後面に係合することを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の建具であって、
前記内回動軸は、前記切替機構を室内外方向に貫通すると共に、その室外側先端側が前記連結部材を介して前記外回動軸と連結されることを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
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JP2010262707A JP5380421B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010262707A JP5380421B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 建具 |
Publications (2)
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JP2012112186A JP2012112186A (ja) | 2012-06-14 |
JP5380421B2 true JP5380421B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=46496689
Family Applications (1)
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JP2010262707A Active JP5380421B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 建具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5380421B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168884A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-02 | トステム株式会社 | 高層用窓装置 |
JP2559642Y2 (ja) * | 1991-06-28 | 1998-01-19 | 株式会社竹中工務店 | 非常用進入口とそれの操作装置 |
-
2010
- 2010-11-25 JP JP2010262707A patent/JP5380421B2/ja active Active
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JP2012112186A (ja) | 2012-06-14 |
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