JP5380414B2 - 画像形成装置、複数の筐体を有する装置、連結機構及び筐体 - Google Patents
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Description
このような画像形成装置において、更に、種類の異なる複数の用紙を取り扱えるように、給紙カセットを増設可能に構成される画像形成装置が存在する。
例えば、装置本体と増設されるカセットを有する増設用筐体とは、増設用筐体の上面側に装置本体が載置されると共に、所定の連結機構により互いに一体的になるよう連結される。
具体的には、増設用筐体の上面側に装置本体を載置する際に、増設用筐体の上面に配置されたコネクタと、装置本体の下面に配置されたコネクタとを接続させる必要がある。
また、本発明は、第1筐体と、コネクタを有する第2筐体とを有し、第1筐体と第2筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な複数の筐体を有する装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、第1筐体と、コネクタを有する第2筐体とを連結する連結機構であって、第1筐体と第2筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な連結機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、他筐体と、コネクタを有する筐体とを有し、他筐体と筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な筐体を提供することを目的とする。
また、本発明によれば、第1筐体と、コネクタを有する第2筐体とを有し、第1筐体と第2筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な複数の筐体を有する装置を提供することができる。
また、本発明によれば、第1筐体と、コネクタを有する第2筐体とを連結する連結機構であって、第1筐体と第2筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な連結機構を提供することができる。
また、本発明によれば、他筐体と、コネクタを有する筐体とを有し、他筐体と筐体とを連結させた場合において、コネクタに破損が生じることを抑制可能な筐体を提供することができる。
図1により、画像形成装置の一実施形態としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのコピー機1における各構成要素の配置を説明するための左側面図である。
画像読取装置200は、画像読取部201と、画像読取部201の垂直方向上側に配置され画像読取部201に原稿(シート材)を自動的に搬送するシート材給送装置700とを備える。
原稿載置部710は、画像が読み取られる前の原稿G(シート材)が載置される部分である。
原稿集積部720は、原稿載置部710の垂直方向下側に位置し、所定の画像読取位を通過した原稿Gが集積される部分である。
シート材給送装置700において、読取位置Jに搬送された原稿Gに形成された画像は、CCDにより読み取られる。
装置本体105は、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
また、装置本体105は、該装置本体の外形を構成すると共に、画像形成部GKや給排紙部を収容する装置本体側ケース110を有する。
また、装置本体105は、CPUやメモリが搭載されると共に所定の回路が形成された回路基板と、回路基板に電気的に接続された装置本体側コネクタ121を有する。
また、装置本体105は、後述する連結機構600の一部を構成する第1連結機構610をと有する。
また、給排紙部は、給紙カセット52と、手差しトレイ65と、レジストローラ対80と、用紙Tの搬送路Lとを備える。
トナー供給装置6は、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを、現像器16に供給する。
ここで、用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8とによって挟み込まれ、感光体ドラム2の表面(トナー画像が現像された側)に押し当てられる。このようにして転写部としての転写ニップNが形成され、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
装置本体側ケース110は、上述の通り、画像形成部GKや給排紙部を収容する。
また、装置本体側ケース110は、CPUやメモリが搭載されると共に所定の回路が形成された回路基板と、回路基板に電気的に接続された装置本体側コネクタ121をとを収容する。
また、装置本体側ケース110には、第1面111を有する底板112に、後述する第1連結機構610を構成する第1位置決め用孔部131と、第2位置決め用孔部132と、第1可動部材用孔部133と、第1コネクタ用孔部134とが形成される。ここで、連結機構600及び第1連結機構610については、後に詳述する。
また、増設ユニット300は、カセット給紙部51、51から繰り出される用紙Tを、装置本体105側の増設ユニット用搬送路L8に送り出す連絡搬送路L9を有する。
また、増設ユニット300は、カセット給紙部51、51を制御するための電子部品や回路を有する回路基板と、回路基板に電気的に接続される増設ユニット側コネクタ321を有する。
連結機構600により装置本体105と連結された増設ユニット300において、増設ユニット側コネクタ321は、装置本体105側の装置本体側コネクタ121と物理的及び電気的に接続される。
増設ユニット300は、装置本体105側の不図示の電源部から供給される電力や不図示の画像形成制御部からの制御信号を装置本体側コネクタ121及び増設ユニット側コネクタ321を介して受信する。
増設ユニット側ケース310は、給紙カセット52、52と、カセット給紙部51、51と、増設ユニット側コネクタ321とを収容する。
また、増設ユニット側ケース310には、天板312に、後述する第2連結機構620を構成する第2可動部材用孔部343と、第2コネクタ用孔部344とが形成される。
また、増設ユニット側ケース310には、後述する第2連結機構620を構成する増設ユニット側コネクタ321と、可動部材410と、支持部材420と、連動部材430と、規制部材440と、付勢部材460とが取り付けられる。ここで、連結機構600及び第2連結機構620については、後に詳述する。
図2は、装置本体側ケース110と増設ユニット側ケース310とが垂直方向に離間した状態の斜視図である。図3Aは、装置本体側ケース110の底板112における垂直方向上側からみた平面図である。図3Bは、増設ユニット側ケース310の天板312における垂直方向上側からみた平面図である。図4Aは、増設ユニット300に装備された第2連結機構620において、規制部材440が初期位置に位置している状態の説明図である。図4Bは、増設ユニット300に装備された第2連結機構620において、規制部材440が退避位置に移動した状態の説明図である。図5は、第2連結機構620の構造を説明する斜視図である。図6Aは、第2連結機構620の一部を説明する模式図であって、規制部材440が初期位置に位置している状態における各構成部品の位置関係を説明する模式図である。図6Bは、図6Aに示される第2連結機構620の平面図である。
連結機構600は、装置本体105側に配置される第1連結機構610と、増設ユニット300側に配置される第2連結機構620とを有する。
ここで、第1位置決め用孔部131と、第2位置決め用孔部132と、第1可動部材用孔部133と、第1コネクタ用孔部134とは、装置本体側ケース110における底板112に形成される貫通孔部である。
底板112は、上述の通り、第1面111を有する板状の部材である。
第1面111は、装置本体側ケース110の下面を構成する面であって、増設ユニット側ケース310の第2面311に対向して配置される面である。
第2位置決め用孔部132は、後述の第2位置決めピンが挿入(嵌合)する円形の貫通孔である。第2位置決め用孔部132は、図3Aに示すように、第1位置決め用孔部131から所定距離S1だけ離間して形成される。
第1コネクタ用孔部134は、第1位置決め用孔部131と第2位置決め用孔部132との間に、第1可動部材用孔部133と並んで形成される。この第1コネクタ用孔部134は、増設ユニット側ケース310に装備された増設ユニット側コネクタ321が挿通可能であると共に、後述する規制部材440が挿通不可である貫通孔である。第1コネクタ用孔部134は、増設ユニット側コネクタ321の外形寸法よりも僅かに大きな寸法に形成されている。
装置本体側コネクタ121は、後述する規制部材440が退避位置に位置した状態において、増設ユニット側コネクタ321に接続される位置に配置される。
また、第2可動部材用孔部343と、第2コネクタ用孔部344とは、天板312(第2面311)に形成される。
また、支持部材420は、増設ユニット側ケース310に取り付けられる。
また、連動部材430は、支持部材420に取り付けられる。
また、可動部材410と、規制部材440とは、連動部材430に取り付けられる。
また、天板312は、上述の通り、第2面311を有する板状の部材である。第2面311は、増設ユニット側ケース310の上面を構成する面であって、装置本体側ケース110の第1面111に対向して配置される面である。
第1位置決めピン341は、装置本体105側の第1位置決め用孔部131に対応した位置に配置される。
第1位置決めピン341は、第2面311から垂直方向上側に伸びるように配置される(積層方向ZにおけるZ2側に伸びるように配置される)。第1位置決めピン341は、外径が第1位置決め用孔部131の内径よりも僅かに小さく設定される。また、第1位置決めピン341は、第1位置決め用孔部131への挿入が容易になるように先端部に形成されたテーパ341aを有する。
第2位置決めピン342は、装置本体105側の第2位置決め用孔部132に対応した位置に配置される。
第2位置決めピン342は、第2面311から垂直方向上側に伸びるように配置される(積層方向ZにおけるZ2側に伸びるように配置される)。第2位置決めピン342は、外径が第2位置決め用孔部132の内径よりも僅かに小さく設定される。また、第2位置決めピン342は、第2位置決め用孔部132への挿入が容易になるように先端部に形成されたテーパ342aを有する。
第2可動部材用孔部343は、可動部材410が、装置本体105と増設ユニット300との積層方向Zに移動可能に挿通する貫通孔部である。
第2コネクタ用孔部344は、増設ユニット側コネクタ321及び規制部材440が挿通する貫通孔部である。また、第2コネクタ用孔部344は、規制部材440が、装置本体105と増設ユニット300との積層方向Zに移動可能に挿通する貫通孔部である。
支持部材420は、後述する規制部材440と連動部材430とを連結するカムピン501に挿通される開口部421が形成される。開口部421は、規制部材440の移動に伴って移動するカムピン501の移動範囲に対応した大きさ、形状に形成される。
連動部材430は、連結ピン433を回転支点として回動したときに、可動部材410が積層方向Zの一方側に直線的に移動すると共に、規制部材440が積層方向Zの他方側に直線的に移動するように、可動部材410及び規制部材440それぞれと連結される。
ここで、連動部材430と、可動部材410及び規制部材440それぞれとは、所定のカム構造により連結される。所定のカム構造の構成は特に限定されない。
また、連動部材430は、第2端部432側に形成されるカム長孔500を有する。カム長孔500は、後述する規制部材440に配置されるカムピン501に挿通される。
可動部材410は、連動部材430側に開口して形成されるカム溝512を有する。カム溝512には、連動部材430に形成されるカムピン511が係合される。
可動部材410は、上述のカム構造により、連動部材430における回動移動に連動して積層方向Z(垂直方向)に移動するように、連動部材430に連結される。
増設ユニット側コネクタ321は、増設ユニット側ケース310に搭載されたカセット給紙部51を駆動する回路や電気部品を、装置本体側ケース110側の制御部に電気接続するためのコネクタである。
増設ユニット側コネクタ321の先端部321aにおける第2面311からの突出長は、第1面111と第2面311とが対向配置された状態で積層されたときに、第1コネクタ用孔部134を挿通した先端部321aが、装置本体側ケース110側に第1面111よりも装置本体105の内部側(積層方向ZにおいてZ2側、垂直方向において上側)に固定配置されている装置本体側コネクタ121に嵌合接続されるように設定されている(図7D参照)。
規制部材440は、第2コネクタ用孔部344に挿通すると共に、第2コネクタ用孔部344に挿通した状態で積層方向Zに移動可能に構成される。
また、規制部材440は、上述の通り、第1コネクタ用孔部134には挿通されない。言い換えると、規制部材440は、第1コネクタ用孔部134の周縁部分134aにより、積層方向ZにおけるZ1側に押し下げられるようにして移動される部材である。
規制部材440は、連動部材430側に突出して配置されるカムピン501を有する。カムピン501は、連動部材430に形成されるカム長孔500に挿通すると共に係合する。
規制部材440は、上述のカム構造により、連動部材430における回動移動に連動して積層方向Z(垂直方向)に移動するように、連動部材430に連結される。
図4Aに示すように、規制部材440における初期位置は、積層方向Zにおける先端部441が増設ユニット側コネクタ321の積層方向Zにおける先端部321aよりも突出する位置である。
図6Aに示すように、規制部材440における初期位置は、積層方向における先端部441が増設ユニット側コネクタ321の積層方向Zにおける先端部321aよりも、寸法D1だけ、上方側(積層方向ZにおけるZ2側)に突出する位置である。
ここで、規制部材440は、第1コネクタ用孔部134における周縁部分134a(図7A参照)により、初期位置から積層方向Zにおける第2面311側(Z1側)に移動され、退避位置に移動される。
つまり、規制部材440における退避位置は、第1面111と第2面311とが積層されたときに、先端部441が第1コネクタ用孔部134の周縁部分134aにより押下されて、先端部441の位置が初期位置から増設ユニット側コネクタ321の先端部321aよりも突出しない位置に下がった位置である。
図4Bでは、規制部材440が最大限に退避方向に移動した状態が示されている。図4Bでは、規制部材440の先端部441が、第2面311と面一に並んでいる。
具体的には、規制部材440は、第1面111と第2面311とが積層されたときに、可動部材410が第1可動部材用孔部133に挿通された状態では、第1面111の押圧による退避位置側への移動が規制されず、図4Bに示した最下限位置まで移動可能である。
しかし、規制部材440は、第1面111と第2面311とが積層されたときに、例えば、第1位置決めピン341及び第2位置決めピン342の何れか一方のピンが対応する位置決め用孔部131、132に嵌合しておらず、第1面111と第2面311との不整合により可動部材410が第1可動部材用孔部133に挿通されず第1面111の所定部分に当接した状態では、連動部材430を介して可動部材410により退避位置への移動が規制される。
図4A及び図4Bに示すように、付勢部材460は、一端が支持部材420に連結されると共に、他端が連動部材430における第1端部431側に連結される。付勢部材460は、連動部材430が連結ピン433を中心に反時計方向に回動するように付勢しいている。
詳細には、付勢部材460は、連動部材430における一端部431側を矢印R1方向に移動させるよう付勢する。言い換えると、付勢部材460は、連動部材430における第2端部432側を矢印R2方向に移動させるよう付勢する。つまり、付勢部材460は、規制部材440が初期位置側に向かうように連動部材430を付勢する。
詳細には、第2連結機構620は、第1位置決めピン341及び第2位置決めピン342の突出長さT2が最も長く(高く)、次いで、可動部材410の突出長さT1が長く(高く)、続けて、規制部材440の突出長さT3が長く(高く)、最後に増設ユニット側コネクタ440の突出長さ(高さ)が最も短くなるように構成される。
図7Aは、増設ユニット側ケース310の天板312に装置本体側ケース110を積層配置させる場合における連結機構600の動作を説明する模式図である。図7Bは、増設ユニット側ケース310の天板312に装置本体側ケース110を積層配置させる場合における連結機構600の動作を説明する模式図である。図7Cは、増設ユニット側ケース310の天板312に装置本体側ケース110を積層配置させる場合における連結機構600の動作を説明する模式図である。図7Dは、増設ユニット側ケース310の天板312に装置本体側ケース110を積層配置させる場合における連結機構600の動作を説明する模式図である。図7Eは、図7DにおけるE−E断面図である。
可動部材410が装置本体側ケース110の第1可動部材用孔部133に挿通した状態において、装置本体側ケース110が更に降下された場合、規制部材440は、先端部441が第1面111(第1コネクタ用孔部134の周縁部分134a)に当接されると共に、第1面111の降下に伴い積層方向ZにおけるZ1側に移動される。つまり、規制部材440は、初期位置から退避位置側に移動される。
規制部材440が退避位置側に移動することで、増設ユニット側コネクタ321は、積層方向Zにおいて規制部材440よりもZ2側に突出(露出)すると共に、第1コネクタ用孔部134に挿通される。
これにより、連動部材430は、規制部材440が積層方向ZにおけるZ1側(下側)に移動されることで、可動部材410を積層方向ZにおけるZ2側(上側)に移動させる。
これにより、規制部材440は、先端部441が第1面111(第1コネクタ用孔部134の周縁部分134a)に積層方向ZにおけるZ1側に移動される。つまり、規制部材440は、初期位置から退避位置(退避位置の最下限)に移動される。
これにより、第1コネクタ用孔部134を挿通した増設ユニット側コネクタ321と、装置本体側ケース110側の装置本体側コネクタ121とは、互いに物理的及び電気的に接続した接続状態となる。
これにより、規制部材440は、連動部材430を介して可動部材410により、下側(Z1側)への移動が規制される。つまり、第1面111から可動部材410に作用する荷重が連動部材430を介して規制部材440を初期位置側に付勢する付勢力として作用するので、規制部材440が増設ユニット側コネクタ321から積層方向ZにおけるZ2側に突出して増設ユニット側コネクタ321の先端部321aを保護する状態が維持される。
そのため、第1面111が増設ユニット側コネクタ321の先端部321aに接触することが抑制され、増設ユニット側コネクタ321における破損の発生を抑制できる。
本実施形態のコピー機1は、第1面111を有する装置本体105と、第1面111に形成される第1位置決め用孔部131と、第1面111に形成され、前記第1位置決め用孔部131から所定距離だけ離間して形成される第2位置決め用孔部132と、第1位置決め用孔部131と前記第2位置決め用孔部132との間に形成される第1可動部材用孔部133と、第1位置決め用孔部131と前記第2位置決め用孔部132との間に第1可動部材用孔部133と並んで形成される第1コネクタ用孔部134と、装置本体105の第1面111側に積層配置される増設ユニット300であって、積層配置された状態において前記第1面111と対向して配置される第2面311を有する増設ユニット300と、第2面311における第1位置決め用孔部131に対応した位置に配置される第1位置決めピン341と、第2面311における第2位置決め用孔部132に対応した位置に配置される第2位置決めピン342と、第2面311における前記第1可動部材用孔部133に対応した位置に形成される第2可動部材用孔部343と、第2可動部材用孔部343に挿通され、一部が第2面311から突出して配置されると共に、前記積層方向に移動可能に構成される可動部材410であって、第1位置決めピン341が第1位置決め用孔部131に挿通されると共に、第2位置決めピン342が第2位置決め用孔部132に挿通された状態において、第1可動部材用孔部133に挿通可能な可動部材410と、増設ユニット300に固定される支持部材420と、第1端部431と、第1端部431に対向する第2端部432とを有し、第1端部431と第2端部432との間の所定位置において支持部材420に回動可能に連結される連動部材430であって、前記第1端部側が前記可動部材410に連結される連動部材430と、第2面311における前記第1コネクタ用孔部134に対応した位置に形成される第2コネクタ用孔部344と、第2コネクタ用孔部344に挿通され、一部が第2面311から突出して配置されるコネクタであって、前記第1コネクタ用孔部134に挿通可能な増設ユニット側コネクタ321と、連動部材430における前記第2端部432側に連結され、前記第2コネクタ用孔部344に前記積層方向に移動可能に挿通されると共に、前記第1コネクタ用孔部134には挿通されない規制部材440であって、積層方向における先端部が前記増設ユニット側コネクタ321の積層方向における先端部よりも突出して配置される初期位置と、初期位置から前記第1コネクタ用孔部134の周縁部分により前記積層方向における前記第2面311側に移動され、前記積層方向における先端部が前記増設ユニット側コネクタ321の前記積層方向における先端部よりも突出しない退避位置と、に移動可能であると共に、可動部材410が前記第1可動部材用孔部に挿通された状態では前記退避位置側への移動が規制されず、前記可動部材410が前記第1可動部材用孔部に挿通されず前記第1面111の所定部分に当接した状態では前記連動部材430を介して前記可動部材410により前記退避位置への移動が規制される規制部材440と、を備える。
これにより、規制部材440は、連動部材430を介して可動部材410により、下側(Z1側)への移動が規制される。つまり、第1面111から可動部材410に作用する荷重が連動部材430を介して規制部材440を初期位置側に付勢する付勢力として作用するので、規制部材440が増設ユニット側コネクタ321から積層方向ZにおけるZ2側に突出して増設ユニット側コネクタ321の先端部321aを保護する状態が維持される。
そのため、第1面111が増設ユニット側コネクタ321の先端部321aに接触することが抑制され、増設ユニット側コネクタ321における破損の発生が抑制される。
そのため、増設ユニット300の上方に装置本体105を積層配置する際には、突出長さの長い順に第1面111との交差が発生するので、正確な位置決めがなされる。これにより、増設ユニット側コネクタ321における破損の発生が更に抑制される。
つまり、規制部材440が積層方向ZにおけるZ2側に突出した初期位置に維持されるので、連結作業の初期状態において、増設ユニット側コネクタ321が積層方向Zにおいて規制部材440よりものZ2側に突出(露出)されない。これにより、第1面111が増設ユニット側コネクタ321の先端部321aに接触することが抑制され、増設ユニット側コネクタ321における破損の発生が抑制される。
シート状の被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
Claims (7)
- 第1面を有する第1筐体と、
前記第1面に形成される第1位置決め用孔部と、
前記第1面に形成され、前記第1位置決め用孔部から所定距離だけ離間して形成される第2位置決め用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に形成される第1可動部材用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に前記第1可動部材用孔部と並んで形成される第1コネクタ用孔部と、
前記第1筐体の前記第1面側に積層配置される第2筐体であって、積層配置された状態において前記第1面と対向して配置される第2面を有する第2筐体と、
前記第2面における前記第1位置決め用孔部に対応した位置に配置される第1位置決めピンと、
前記第2面における前記第2位置決め用孔部に対応した位置に配置される第2位置決めピンと、
前記第2面における前記第1可動部材用孔部に対応した位置に形成される第2可動部材用孔部と、
前記第2可動部材用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されると共に、前記積層方向に移動可能に構成される可動部材であって、
前記第1位置決めピンが第1位置決め用孔部に挿通されると共に、第2位置決めピンが第2位置決め用孔部に挿通された状態において、前記第1可動部材用孔部に挿通可能な可動部材と、
前記第2筐体に固定される支持部材と、
第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部とを有し、前記第1端部と前記第2端部との間の所定位置において前記支持部材に回動可能に連結される連動部材であって、前記第1端部側が前記可動部材に連結される連動部材と、
前記第2面における前記第1コネクタ用孔部に対応した位置に形成される第2コネクタ用孔部と、
前記第2コネクタ用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されるコネクタであって、前記第1コネクタ用孔部に挿通可能な第2筐体側コネクタと、
前記連動部材における前記第2端部側に連結され、前記第2コネクタ用孔部に前記積層方向に移動可能に挿通されると共に、前記第1コネクタ用孔部には挿通されない規制部材であって、
前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出して配置される初期位置と、
前記初期位置から前記第1コネクタ用孔部の周縁部分により前記積層方向における前記第2面側に移動され、前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出しない退避位置と、に移動可能であると共に、
前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通された状態では前記退避位置側への移動が規制されず、前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通されず前記第1面の所定部分に当接した状態では前記連動部材を介して前記可動部材により前記退避位置への移動が規制される規制部材と、を備える
画像形成装置。 - 前記可動部材は、
前記積層方向における前記第2面からの突出長さが、前記第1位置決めピン及び前記第2位置決めピンよりも短く、かつ、前記規制部材よりも長い
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記連動部材を付勢する付勢部材であって、前記規制部材が前記初期位置側に向かうよう前記連動部材を付勢する付勢部材と、を備える
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1筐体は、
前記規制部材が退避位置に位置した状態において、前記第2筐体側コネクタに接続される位置に配置される第1筐体側コネクタを有する
請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 第1面を有する第1筐体と、
前記第1面に形成される第1位置決め用孔部と、
前記第1面に形成され、前記第1位置決め用孔部から所定距離だけ離間して形成される第2位置決め用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に形成される第1可動部材用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に前記第1可動部材用孔部と並んで形成される第1コネクタ用孔部と、
前記第1筐体の前記第1面側に積層配置される第2筐体であって、積層配置された状態において前記第1面と対向して配置される第2面を有する第2筐体と、
前記第2面における前記第1位置決め用孔部に対応した位置に配置される第1位置決めピンと、
前記第2面における前記第2位置決め用孔部に対応した位置に配置される第2位置決めピンと、
前記第2面における前記第1可動部材用孔部に対応した位置に形成される第2可動部材用孔部と、
前記第2可動部材用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されると共に、前記積層方向に移動可能に構成される可動部材であって、
前記第1位置決めピンが第1位置決め用孔部に挿通されると共に、第2位置決めピンが第2位置決め用孔部に挿通された状態において、前記第1可動部材用孔部に挿通可能な可動部材と、
前記第2筐体に固定される支持部材と、
第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部とを有し、前記第1端部と前記第2端部との間の所定位置において前記支持部材に回動可能に連結される連動部材であって、前記第1端部側が前記可動部材に連結される連動部材と、
前記第2面における前記第1コネクタ用孔部に対応した位置に形成される第2コネクタ用孔部と、
前記第2コネクタ用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置される第2筐体側コネクタであって、前記第1コネクタ用孔部に挿通可能な第2筐体側コネクタと、
前記連動部材における前記第2端部側に連結され、前記第2コネクタ用孔部に前記積層方向に移動可能に挿通されると共に、前記第1コネクタ用孔部には挿通されない規制部材であって、
前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出して配置される初期位置と、
前記初期位置から前記第1コネクタ用孔部の周縁部分により前記積層方向における前記第2面側に移動され、前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出しない退避位置と、に移動可能であると共に、
前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通された状態では前記退避位置側への移動が規制されず、前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通されず前記第1面の所定部分に当接した状態では前記連動部材を介して前記可動部材により前記退避位置への移動が規制される規制部材と、を備える
複数の筐体を有する装置。 - 第1面を有する第1筐体と、前記第1筐体の前記第1面側に積層配置される第2筐体であって、積層配置された状態において前記第1面と対向して配置される第2面を有する第2筐体と、を連結する連結機構であって、
前記第1面に形成される第1位置決め用孔部と、
前記第1面に形成され、前記第1位置決め用孔部から所定距離だけ離間して形成される第2位置決め用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に形成される第1可動部材用孔部と、
前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に前記第1可動部材用孔部と並んで形成される第1コネクタ用孔部と、
前記第2面における前記第1位置決め用孔部に対応した位置に配置される第1位置決めピンと、
前記第2面における前記第2位置決め用孔部に対応した位置に配置される第2位置決めピンと、
前記第2面における前記第1可動部材用孔部に対応した位置に形成される第2可動部材用孔部と、
前記第2可動部材用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されると共に、前記積層方向に移動可能に構成される可動部材であって、
前記第1位置決めピンが第1位置決め用孔部に挿通されると共に、第2位置決めピンが第2位置決め用孔部に挿通された状態において、前記第1可動部材用孔部に挿通可能な可動部材と、
前記第2筐体に固定される支持部材と、
第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部とを有し、前記第1端部と前記第2端部との間の所定位置において前記支持部材に回動可能に連結される連動部材であって、前記第1端部側が前記可動部材に連結される連動部材と、
前記第2面における前記第1コネクタ用孔部に対応した位置に形成される第2コネクタ用孔部と、
前記第2コネクタ用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されるコネクタであって、前記第1コネクタ用孔部に挿通可能な第2筐体側コネクタと、
前記連動部材における前記第2端部側に連結され、前記第2コネクタ用孔部に前記積層方向に移動可能に挿通されると共に、前記第1コネクタ用孔部には挿通されない規制部材であって、
前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出して配置される初期位置と、
前記初期位置から前記第1コネクタ用孔部の周縁部分により前記積層方向における前記第2面側に移動され、前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出しない退避位置と、に移動可能であると共に、
前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通された状態では前記退避位置側への移動が規制されず、前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通されず前記第1面の所定部分に当接した状態では前記連動部材を介して前記可動部材により前記退避位置への移動が規制される規制部材と、を備える
連結機構。 - 第1面と、前記第1面に形成される第1位置決め用孔部と、前記第1面に形成され、前記第1位置決め用孔部から所定距離だけ離間して形成される第2位置決め用孔部と、前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に形成される第1可動部材用孔部と、前記第1位置決め用孔部と前記第2位置決め用孔部との間に前記第1可動部材用孔部と並んで形成される第1コネクタ用孔部と、を有する他筐体の前記第1面側に積層配置される筐体であって、
積層配置された状態において前記第1面と対向して配置される第2面と、
前記第2面における前記第1位置決め用孔部に対応した位置に配置される第1位置決めピンと、
前記第2面における前記第2位置決め用孔部に対応した位置に配置される第2位置決めピンと、
前記第2面における前記第1可動部材用孔部に対応した位置に形成される第2可動部材用孔部と、
前記第2可動部材用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されると共に、前記積層方向に移動可能に構成される可動部材であって、
前記第1位置決めピンが第1位置決め用孔部に挿通されると共に、第2位置決めピンが第2位置決め用孔部に挿通された状態において、前記第1可動部材用孔部に挿通可能な可動部材と、
前記第2筐体に固定される支持部材と、
第1端部と、前記第1端部に対向する第2端部とを有し、前記第1端部と前記第2端部との間の所定位置において前記支持部材に回動可能に連結される連動部材であって、前記第1端部側が前記可動部材に連結される連動部材と、
前記第2面における前記第1コネクタ用孔部に対応した位置に形成される第2コネクタ用孔部と、
前記第2コネクタ用孔部に挿通され、一部が第2面から突出して配置されるコネクタであって、前記第1コネクタ用孔部に挿通可能な第2筐体側コネクタと、
前記連動部材における前記第2端部側に連結され、前記第2コネクタ用孔部に前記積層方向に移動可能に挿通されると共に、前記第1コネクタ用孔部には挿通されない規制部材であって、
前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出して配置される初期位置と、
前記初期位置から前記第1コネクタ用孔部の周縁部分により前記積層方向における前記第2面側に移動され、前記積層方向における先端部が前記第2筐体側コネクタの前記積層方向における先端部よりも突出しない退避位置と、に移動可能であると共に、
前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通された状態では前記退避位置側への移動が規制されず、前記可動部材が前記第1可動部材用孔部に挿通されず前記第1面の所定部分に当接した状態では前記連動部材を介して前記可動部材により前記退避位置への移動が規制される規制部材と、を備える
筐体。
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