JP5378875B2 - 金属板位置決め装置 - Google Patents
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Description
溶接による小組立て工程において、ブロックを構成するサブ材は、主に、平板状を成すベースパネル上に補強部材であるウェブ材を取り付けたり、ベースパネルの側端面に同じく補強部材であるフェース材を取り付けたりすることで製作される。
ここで、金属板保持部の移動を規制するロック機構として、空圧や油圧などの流体圧を用いた空圧シリンダや油圧シリンダを用いて圧力を制御することで、このロック機構を上記したばねとしても機能させることができる。
さらに、本発明に係る金属板位置決め装置において、金属板保持部及び逃げ機構は、長尺状を成している他方の金属板の位置決めに対応するべく、他方の金属板の長手方向の複数箇所に配置するようにしてもよい。
加えて、力の制御の演算を必要としないので、その分だけ、タクトタイムが増大することをも阻止し得ることとなる。
また、他方の金属板の押し付け時において、例えば、センサにより金属板保持部の押し当て方向とは反対方向への移動を検出するようになせば、他方の金属板の押し付けが完了したことを目視に頼ることなく確認し得ることとなる。
図1及び図2は、本発明に係る金属板位置決め装置の一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係る金属板位置決め装置が移送手段としての門型クレーンに支持される場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、移送手段としての門型クレーン1は、金属板載置部2A,2Bの両側に沿って配置したレール3と、金属板載置部2A,2Bに跨って設けられてレール3上をモータ4の出力によりラック&ピニオン方式で走行する門型台車5と、この門型台車5の横梁5a上を往復移動するスライダ6と、このスライダ6に鉛直方向に移動可能に支持される昇降ポスト7を備えており、スライダ6及び昇降ポスト7も、それぞれモータ8,9の出力によりラック&ピニオン方式で移動するようになっている。
この門型クレーン1に支持される金属板位置決め装置10は、昇降ポスト7に支持された装置基部11と、金属板載置部2A上に載置されるフェース材Fを保持解放するマグネットタイプのハンド(金属板保持部)12を備えている。
シリンダ23は、そのシリンダ本体23aを図示しないコンプレッサに接続することで、空気圧により作動するものとなっており、シリンダ本体23aの内圧を高めることで、ピストン23bの動きを固定するロック機構として機能し、シリンダ本体23aの内圧をやや高めることで、ばねとして機能するようにしてある。
次に、上記した本実施例に係る金属板位置決め装置10の動作を説明する。
まず、図1に仮想線で示すように、門型台車5,スライダ6及び昇降ポスト7をそれぞれ動作させると共に、装置基部11及びハンド12自体を動作させて、金属板載置部2A上に寝かせた状態で載置されたフェース材Fをハンド12により保持する。
続いて、フェース材Fを保持したハンド12を上昇させつつ装置基部11に対して回動させてフェース材Fを立てた後、門型台車5,スライダ6及び昇降ポスト7をそれぞれ動作させて、図1に示すように、装置基部11及びハンド12を移動させてフェース材Fを金属板載置部2B上のベースパネルBPの近傍に位置させる。
そして、ロック機構によるハンド12の動きの規制を解除したうえで、門型台車5により装置基部11及びハンド12を移動させて、フェース材FをベースパネルBPに押し付けるようにすると、図2に仮想線で示すように、ハンド12がフェース材Fとともに逃げ機構20によりベースパネルBPの端面に倣うようにしてスライドするので、ベースパネルBPにフェース材Fが密着することとなる。
また、フェース材Fの押し付け時において、近接センサ18がハンド12の押し当て方向とは反対方向への移動を検出しているので、ベースパネルBPに対するフェース材Fの押し付けが完了したことを目視に頼ることなく確認し得ることとなる。
また、本実施例に係る金属板位置決め装置10では、移送手段としての門型クレーン1に支持される場合を例に挙げて説明したが、移送手段としての6軸多関節ロボットに支持される場合であってもよい。
本発明に係る金属板位置決め装置の構成は、上記した実施例による金属板位置決め装置10の構成に限定されるものではない。
2A,2B 金属板載置部
3 レール
5 門型台車
6 スライダ
7 昇降ポスト
10 金属板位置決め装置
11 装置基部
12 ハンド(金属板保持部)
17 ハンドホルダ
18 近接センサ
20 逃げ機構
21 ガイド用貫通孔(逃げ機構)
22 ピン(逃げ機構)
23 シリンダ(逃げ機構:ロック機構)
BP ベースパネル(一方の金属板)
F フェース材(他方の金属板)
Claims (1)
- 鋼板等の一方の金属板に、鋼板等の他方の金属板を取り付ける際の該他方の金属板の位置決め装置であって、
クレーンや6軸多関節ロボットなどの移送手段に支持されて、水平方向及び鉛直方向に移動可能とした装置基部と、
この装置基部に支持されて、前記他方の金属板を保持解放する金属板保持部と、
この金属板保持部で保持した前記他方の金属板を前記一方の金属板に押し当てる段階で、該金属板保持部の押し当て方向とは反対方向への移動を許容する逃げ機構と、
この逃げ機構による前記金属板保持部の移動を規制するロック機構を備え、
前記装置基部と前記金属板保持部との間に位置して、シリンダ本体及びピストンのうちのいずれか一方が前記装置基部側に固定され且ついずれか他方が前記金属板保持部側に固定された流体圧シリンダを前記逃げ機構とし、
前記流体圧シリンダは、前記シリンダ本体の内圧を高めて前記ピストンを固定することで前記ロック機構としても機能する
ことを特徴とする金属板位置決め装置。
Priority Applications (1)
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JP2009117552A JP5378875B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 金属板位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009117552A JP5378875B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 金属板位置決め装置 |
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