JP5377129B2 - ファイバレーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、環境温度の変化によらず安定した光出力が得られるファイバレーザ装置に関する。
光の反射率が高いファイバブラッググレーティングと、光の反射率が低いファイバブラッググレーティングとで構成された光共振器を備える光部品は、様々な分野で使用されており、代表的なものとしてファイバレーザ装置が挙げられる。ファイバレーザ装置では、これらファイバブラッググレーティング以外に、例えば、レーザ光源、増幅用光ファイバ等を備え、構成される。図14は、従来のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。ここに示すファイバレーザ装置7は、高反射率FBG11の一端と、低反射率FBG12の一端とが、増幅用光ファイバ13を介して互いに接続され、高反射率FBG11の他端が、光ファイバ15を介してレーザ光源14と接続され、低反射率FBG12の他端側から光ファイバ15を介してレーザ光を出射できるように、概略構成されたものである。
従来のファイバレーザ装置としては、ここに示すもの以外にも、ファイバブラッググレーティングを三つ以上備えるものや、さらに第二高調素子等の波長変換素子を備えるものも知られている。
一方、ファイバブラッググレーティングは、環境温度の変化によって、反射光の中心波長が変化し、その結果、光出力が不安定になることが知られている。したがって、ファイバレーザ装置等の光部品では、安定した光出力が得られるように、ファイバブラッググレーティングにおける反射光の中心波長の変化を抑制することが求められる。
反射光の中心波長の変化を抑制する従来の方法としては、温度調節手段であるペルチェ素子を使用して、環境温度の変化によらずファイバブラッググレーティングの温度を一定に制御する方法(例えば、特許文献1参照)、環境温度に応じて伸縮する材料(感温伸縮材)にファイバブラッググレーティングを取り付け、該伸縮材の伸縮によってファイバブラッググレーティングの回折格子の周期をずらす方法(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
特開2007−328012号公報 特開2004−165389号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、光の反射率が高いものと低いものとで、ファイバブラッググレーティングに個別に温度調節手段を設けて温度制御しており、装置の構成が複雑で小型化が難しいという問題点があった。
また、特許文献2に記載の方法でも、光の反射率が高いものと低いものとで、ファイバブラッググレーティングに個別に感温伸縮材を使用しており、同様の問題点があった。
このように、従来の光共振器を備えるファイバレーザ装置等では、小型化が可能で且つ光出力が安定化されたものが無いのが現状であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡便な構成で小型化が可能であり、光出力が安定化されたファイバレーザ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、
本発明は、光源と、増幅用光ファイバと、第一のファイバブラッググレーティングと、該第一のファイバブラッググレーティングよりも光の反射率が低い第二のファイバブラッググレーティングと、を備えたファイバレーザ装置であって、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングが、これらの略長手方向に沿って、互いに接触配置されていることを特徴とするファイバレーザ装置を提供する。
本発明のファイバレーザ装置は、さらに、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングが、断熱材で包囲されていることが好ましい。
本発明のファイバレーザ装置は、さらに、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングの少なくとも一方の温度を調節する一つ以上の温調手段を備えることが好ましい。
本発明のファイバレーザ装置は、前記温調手段として、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングを共に温度調節するものを一つ備えることが好ましい。
本発明のファイバレーザ装置は、さらに、波長変換素子を備え、該波長変換素子、並びに第一及び第二のファイバブラッググレーティングの温度を調節する温調手段を備えることが好ましい。
本発明のファイバレーザ装置は、前記温調手段が、ペルチェ素子、水冷装置又は空冷装置であることが好ましい。
本発明によれば、簡便な構成で小型化が可能であり、光出力が安定化されたファイバレーザ装置が得られる。
本発明のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。 固定手段及び固定補助手段を併用して、高反射率FBG及び低反射率FBGを固定した状態を例示する概略図である。 本発明のファイバレーザ装置のうち、温調手段により温度調節されるように配置された高反射率FBG及び低反射率FBGの配置形態を例示する概略図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のII−II線における断面図である。 本発明のファイバレーザ装置における、高反射率FBG及び低反射率FBGの他の配置形態を例示する概略断面図である。 本発明のファイバレーザ装置のうち、温調手段により温度調節されるように配置された高反射率FBG及び低反射率FBGの他の配置形態を例示する概略図である。 本発明のファイバレーザ装置のうち、高反射率FBG及び低反射率FBGが断熱材で包囲されている形態を例示する概略図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のVI−VI線における断面図である。 本発明のファイバレーザ装置のうち、高反射率FBG及び低反射率FBGが断熱材で包囲されている他の形態を例示する概略断面図である。 本発明の、波長変換素子及び温調手段を備えるファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。 本発明の、波長変換素子及び温調手段を備える他のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。 実施例1で使用したファイバレーザ装置を示す概略構成図である。 実施例1で使用した高反射率FBGの光の反射率と波長との関係を示すグラフである。 実施例1で使用した低反射率FBGの光の反射率と波長との関係を示すグラフである。 実施例2で使用したファイバレーザ装置を示す概略構成図である。 従来のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。 比較例1で使用したファイバレーザ装置を示す概略構成図である。 比較例2で使用したファイバレーザ装置を示す概略構成図である。
本発明のファイバレーザ装置は、光源と、増幅用光ファイバと、第一のファイバブラッググレーティングと、該第一のファイバブラッググレーティングよりも光の反射率が低い第二のファイバブラッググレーティングと、を備え、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングが、これらの略長手方向に沿って、互いに接触配置されていることを特徴とする。
本発明のファイバレーザ装置においては、前記第一のファイバブラッググレーティング(以下、高反射率FBGと略記することがある)と、前記第二のファイバブラッググレーティング(以下、低反射率FBGと略記することがある)とで、光共振器が構成される。
以下、本発明について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、ファイバブラッググレーティングをFBGと略記することがある。
図1は、本発明のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。
ここに示すファイバレーザ装置1は、高反射率FBG11の一端と、低反射率FBG12の一端とが、増幅用光ファイバ13を介して互いに接続され、高反射率FBG11の他端が、光ファイバ15を介してレーザ光源14と接続されており、低反射率FBG12の他端側から光ファイバ15を介してレーザ光を出射できるように、概略構成されている。なお、図1においては、高反射率FBGと低反射率FBGを判り易くするために強調表示しており、これは以降の一部の図においても同様である。
高反射率FBG11と低反射率FBG12は、これらの長手方向に沿って、互いに接触して配置されている。このように配置することで、高反射率FBG11と低反射率FBG12との接触部の長さが長くなり、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の少なくとも一方の温度が、環境温度の変化に起因して変化しても、高反射率FBG11と低反射率FBG12との間の熱伝導によって、これらの温度は略同等となる。その結果、高反射率FBG11及び低反射率FBG12において、反射光の中心波長の変化が抑制され、レーザの出力低下が抑制され、安定化される。
ここでは、高反射率FBG11と低反射率FBG12が、長手方向の全長に渡って互いに接触している例について示しているが、本発明においてはこれに限定されず、高反射率FBG11と低反射率FBG12が、これらの略長手方向(概ね長手方向)に沿って互いに接触していれば良い。そして、高反射率FBG11と低反射率FBG12との接触部の長さが長いほど、高反射率FBG11と低反射率FBG12の温度が略同等となる効果が大きく、前記接触部の長さが、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の少なくとも一方の長手方向の全長に対して90%以上であることが好ましく、95%以上であることがより好ましく、98%以上であることが特に好ましい。前記接触部の長さは、接触時の高反射率FBG11と低反射率FBG12の中心軸の向きを調節することで調節できる。
高反射率FBG11と低反射率FBG12は、互いに接触していなくても、極めて近接して配置されていれば、同等の環境下に配置されているとみなせるので、接触させた場合と同様に温度が略同等となる可能性がある。しかし、その場合のこれらFBG間の距離は、これらFBGが配置されている環境条件によって変動してしまうので、必ずしも略同等の温度になるとは限らない。しかし、本発明のように接触して配置されていれば、高反射率FBG11と低反射率FBG12は同等の環境下に配置され得るだけでなく、上記のように熱伝導されることによって、確実に略同等の温度となる。
高反射率FBG11と低反射率FBG12は、接触位置がずれないように、互いに固定されていることが好ましい。固定方法は特に限定されず、例えば、接着剤で接着固定する方法、治具で固定する方法、テープで固定する方法等、いずれでも良い。固定時の高反射率FBG11と低反射率FBG12においては、これらの中心軸方向に印加される張力又は圧力が小さいほど好ましい。このようにすることで、FBGの特性を一層安定化できる。例えば、高反射率FBG11と低反射率FBG12の外周面全面を接着剤で被覆したり、高反射率FBG11と低反射率FBG12の長手方向全長に渡って治具を使用したりして、固定箇所が長手方向の全長に及ぶようにしても良いが、固定箇所が長手方向の一部であることが好ましい。このようにすることで、作業性を向上させることもできる。さらに、固定箇所を長手方向の複数箇所に所定の間隔をおいて設けることにより、高反射率FBG11と低反射率FBG12を一層安定して固定できる。
本発明においては、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の少なくとも一方を載置する部位を備えた固定補助手段を使用しても良い。固定補助手段としては、金属類、樹脂類、ゴム類、ガラス類、木材等の、FBGを支持するのに十分な強度を有する材質からなるプレート状又はブロック状のものが例示できる。
固定補助手段は単独で使用しても良いし、前記接着剤、治具、テープ等の固定手段と併用しても良い。
図2は、固定手段及び固定補助手段を併用して、高反射率FBG11及び低反射率FBG12を固定した状態を例示する概略図である。なお、図2において、図1に示す構成要素と同じものには図1の場合と同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。これは、以降の図においても同様である。
図2においては、所定の厚さを有するプレート状の固定補助手段16の平坦面16a上に、高反射率FBG11及び低反射率FBG12が、これらの長手方向に沿って互いに接触した状態で載置され、さらにこれらの長手方向両端部近傍において、接着剤17,17により固定されている。なお、ここで接着剤17は固化した状態のものであり、固定補助手段の平坦面16a上に、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の一部を被覆するようにして盛り付けられている。このように、高反射率FBG11及び低反射率FBGが、これらの長手方向の複数箇所で固定されることで、一層安定して固定される。なお、ここでは、固定手段により、固定補助手段、高反射率FBG及び低反射率FBGが一括して固定された例を示しているが、例えば、固定手段により互いに固定された高反射率FBG及び低反射率FBGが、さらに別の固定手段により固定補助手段16に固定されていても良い。また、高反射率FBG及び低反射率FBGのいずれか一方のみが、固定補助手段に固定されていても良い。
高反射率FBG11と低反射率FBG12は、公知の方法で作製できる。例えば、光ファイバの被覆を除去してコアを露出させた後、フッ化クリプトン(KrF)エキシマレーザとユニフォーム位相マスクを使用する一般的な露光方法等で露光させ、該露光部を硬化性樹脂でリコートすれば良い。硬化性樹脂は、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂等、公知のものから目的に応じて任意に選択できる。なかでも短時間で硬化でき、光特性も良好であることから、光硬化性樹脂が好ましく、紫外線硬化性樹脂がより好ましい。
高反射率FBG11の光の反射率は特に限定されないが、通常、99.00%〜99.99%であることが好ましい。
低反射率FBG12の光の反射率は、高反射率FBG11の光の反射率に応じて適宜設定すれば良いが、通常は、0.5〜90.0%であることが好ましい。
そして、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の光の反射率は、それぞれレーザ光源14の発振波長に応じて調節することが好ましい。例えば、コアにイッテルビウム(Yb)が添加されたYb添加光ファイバを使用する場合には、増幅波長域は900〜1200nmであることが好ましい。そして、発振波長が1064nmである場合には、高反射率FBG11の光の反射率は99.00%以上であることが好ましく、低反射率FBG12の光の反射率は2〜8%程度であることが好ましい。一方、発振波長が1180nmである場合には、高反射率FBG11の光の反射率は99.00%〜99.99%であることが好ましく、低反射率FBG12の光の反射率は80%程度であることが好ましい。
高反射率FBG11及び低反射率FBG12は、反射光の中心波長の温度係数が互いに近いほど好ましく、同等であるとことが特に好ましく、共に0.01nm/℃程度であることが最も好ましい。このようにすることで、これらFBGの温度が変化した時に、反射光の中心波長の変化の仕方が極めて類似したものとなる。
高反射率FBG11及び低反射率FBG12のコアを被覆する被覆層は、これらFBG間の熱伝導が良好であれば特に限定されず、通常使用されるもので良い。例えば、熱伝導率が0.1(W/m・K)以上の被覆層であれば、本発明の効果がより十分に発揮される。
レーザ光源14は公知のもので良く、レーザダイオード等が例示できる。
増幅用光ファイバ13も公知のもので良く、コアに希土類元素が添加された光ファイバが例示できる。そして、前記希土類元素としては、イッテルビウム(Yb)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イットリウム(Y)、ホルミウム(Ho)、サマリウム(Sm)、プラセオジム(Pr)又はネオジム(Nd)等が例示でき、Ybを必須成分とすることが好ましい。希土類元素は二種以上が添加されていても良い。増幅用光ファイバ13の増幅率は、光の波長に依存し、例えば、希土類元素の種類により調節できる。
ファイバレーザ装置1では、レーザ光源14から発振された励起光が、高反射率FBG11と低反射率FBG12との間で繰り返し反射され、この間、増幅用光ファイバ13により増幅されて、低反射率FBG12側から光ファイバ15を介して、レーザが出力される。この時、高反射率FBG11及び低反射率FBG12は、環境温度が変化しても互いに略同等の温度となるので、反射光の中心波長の変化が抑制される。その結果、レーザの出力低下が抑制され、安定化される。
本発明のファイバレーザ装置は、高反射率FBG及び低反射率FBGの少なくとも一方の温度を調節する一つ以上の温調手段を備えることが好ましい。高反射率FBG及び低反射率FBGを能動的に温度調節することで、反射光の中心波長の変化を抑制する一層高い効果が得られる。温調手段としては、温度調節の対象に接触して熱伝導するものが好ましく、具体的には、ペルチェ素子、水冷装置及び空冷装置が例示でき、公知のもので良い。
図3は、このようなファイバレーザ装置のうち、温調手段により温度調節されるように配置された高反射率FBG及び低反射率FBGの配置形態を例示する概略図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のII−II線における断面図である。
図3において、高反射率FBG11と低反射率FBG12は、共に温調手段である一つのペルチェ素子181により温度調節されるようになっている。具体的には、ペルチェ素子181上に、高反射率FBG11及び低反射率FBG12が互いに接触した状態で載置されている。ペルチェ素子181は、温度コントローラ180と電気的に接続され、所望の温度に調節できるようになっている。上記の点以外は、図3におけるファイバレーザ装置は図1に示すものと同様である。
図3に示す配置形態によれば、一つの温調手段で高反射率FBG及び低反射率FBGを効率的に温度調節でき、構成も簡略化できる。
ここでは、温調手段を一つ備えたものを示しているが、温調手段の数は複数でも良い。ただし、複数の場合には、二つであることが好ましい。温調手段を複数備えていても、高反射率FBG11と低反射率FBG12が接触配置されているので、ファイバレーザ装置が占める体積は従来よりも小さくなるが、一つとすることにより、構成を最も簡略化でき、占める体積も最小にできる。
図3では、高反射率FBG及び低反射率FBGが、共に温調手段に接触した状態で配置されている例を示しているが、本発明においては、高反射率FBG及び低反射率FBGのいずれか一方のみが、温調手段に接触した状態で配置されていても良い。
図4は、このような高反射率FBG及び低反射率FBGの配置形態を例示する概略断面図である。図4においては、高反射率FBG11がペルチェ素子181に接触し、低反射率FBG12がペルチェ素子181に接触しないようにして配置されている。この場合、低反射率FBG12はペルチェ素子181との間で直接熱伝導されることはないが、ペルチェ素子181との間で直接熱伝導され、温度調節された高反射率FBG11を介して、温度調節される。上記の点以外は、図4におけるファイバレーザ装置は図3に示すものと同様である。
なお、ここでは図示を省略するが、低反射率FBG12がペルチェ素子181に接触し、高反射率FBG11がペルチェ素子181に接触しないようにして配置されていても良い。
図5は、温調手段として空冷装置を使用した場合の高反射率FBG及び低反射率FBGの配置形態を例示する概略断面図である。
ここに示す空冷装置182は中空筒状であり、その外表面のうち、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の載置面(上面)以外に放熱用のフィン182aが形成され、内部182cに送風用のファン182bが設けられたものである。図5におけるファイバレーザ装置は、温調手段として空冷装置182を使用していること以外は、図3に示すものと同様である。
また、例えば、空冷装置182において、ファン182bを設けず、内部182cを水の流路とした水冷装置も、温調手段として本発明においては好適である。
高反射率FBG11及び低反射率FBG12の少なくとも一方は、温調手段に固定されていても良い。この時の固定方法は、先に説明した、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の少なくとも一方を固定補助手段に固定する方法と同様で良い。すなわち、温調手段は、固定補助手段を兼ねるものとすることができる。
本発明のファイバレーザ装置においては、高反射率FBG及び低反射率FBGが断熱材で包囲されていることが好ましい。このようにすることで、外部の環境温度の変化の影響を受け難くなり、反射光の中心波長の変化を抑制する一層高い効果が得られる。
図6は、このようなファイバレーザ装置のうち、高反射率FBG及び低反射率FBGが断熱材で包囲されている形態を例示する概略図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のVI−VI線における断面図である。高反射率FBG11及び低反射率FBG12は、これらの接触部を除く外表面全面が断熱材191で被覆されている。ファイバレーザ装置においては、高反射率FBG11及び低反射率FBG12のみが断熱材191で被覆されていても良いが、ここに示すように、高反射率FBG11及び低反射率FBG12だけでなく、これらの両端部に接続している光ファイバ15の一部まで被覆されていた方が、断熱効果に優れるため、反射光の中心波長の変化を抑制する一層高い効果が得られる。図6におけるファイバレーザ装置は、上記の点以外は、図1に示すものと同様である。
図7は、高反射率FBG及び低反射率FBGが断熱材で包囲されている他の形態を例示する概略断面図である。ここでは、高反射率FBG11及び低反射率FBG12が、これらの両端部に接続している光ファイバ15,15,・・と共に断熱材192で包囲されている。そして、これらFBGの一方の端部に接続している光ファイバ15,15の所定部位から、他方の端部に接続している光ファイバ15,15の所定部位までが、断熱材192に接触することなく、断熱材192で形成されている中空の空間内に配置されており、光ファイバ15,15,・・の残りの部位は、断熱材192で被覆されている。図7におけるファイバレーザ装置は、上記の点以外は、図1に示すものと同様である。
なお、ここでは図示を省略するが、断熱材192で被覆されている部位は、高反射率FBG11及び/又は低反射率FBG12にまで及んでいても良い。
断熱材で包囲する場合、高反射率FBG及び低反射率FBGは、先に説明したように、固定手段により互いに固定されていても良く、さらに固定補助手段を使用して固定されていても良い。このような場合、高反射率FBG及び低反射率FBGと共に、固定手段や固定補助手段も断熱材で包囲されていることが好ましい。このようにすることで、高反射率FBG及び低反射率FBGが、外部の環境温度の変化の影響を一層受け難くなる。
さらに、温調手段を備える場合には、同様の理由により、温調手段も高反射率FBG及び低反射率FBGと共に、断熱材で包囲されていることが好ましい。
断熱材の材質は特に限定されず、公知のものから任意に選択できる。具体的には、フッ素系ゴム、フッ素系樹脂、シリコン樹脂、ガラスウール、セラミックファイバー等が例示でき、フッ素系ゴム、フッ素系樹脂、シリコン樹脂等は加工性に優れる点で好ましい。
上記本発明のファイバレーザ装置は、さらに、波長変換素子を備えていても良い。
前記波長変換素子は、発振したレーザ光の波長を変換して出力するものであり、公知のものが使用できる。
ファイバレーザ装置が波長変換素子を備える場合、さらに、波長変換素子、高反射率FBG及び低反射率FBGの温度を調節する温調手段を備えることが好ましい。このようなファイバレーザ装置において、波長変換素子の温度が、高反射率FBG及び低反射率FBGの温度と略同等となるように温度調節することで、波長変換素子における光の中心波長の変化を抑制でき、光出力を一層安定化できる。
図8は、このような波長変換素子及び温調手段を備えるファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。
ここに示すファイバレーザ装置2は、図1に示すファイバレーザ装置1において、図3に示すように高反射率FBG11と低反射率FBG12が、ペルチェ素子181により温度調節可能とされ、さらに、低反射率FBG12のレーザ光出射側の光ファイバ15に、波長変換素子10が間挿され、波長変換素子10がペルチェ素子181で温度調節可能とされたものである。波長変換素子10は、高反射率FBG11と低反射率FBG12と同様に、ペルチェ素子181上に載置され、このペルチェ素子181は、温度コントローラ180と電気的に接続され、所望の温度に調節できるようになっている。
図8では、温調手段としてペルチェ素子を使用したものを示しているが、その他の温調手段を使用しても良く、例えば、高反射率FBG及び低反射率FBGを温度調節する温調手段と、波長変換素子を温度調節する温調手段とで、異なる種類のものを使用しても良い。
図9は、波長変換素子及び温調手段を備える他のファイバレーザ装置を例示する概略構成図である。
ここに示すファイバレーザ装置3は、図8に示すファイバレーザ装置2において、高反射率FBG11、低反射率FBG12及び波長変換素子10が、一つのペルチェ素子181により温度調節されるように構成されたものである。この点以外は、ファイバレーザ装置3は、図8に示すファイバレーザ装置2と同様である。
ファイバレーザ装置3によれば、温調手段が一つだけなので、高反射率FBG11、低反射率FBG12及び波長変換素子10を効率的に温度調節でき、構成を大幅に簡略化できる。
本発明のファイバレーザ装置において、高反射率FBGと低反射率FBGは、互いに接触していることで、環境温度が変化しても、これらの間で速やかに熱伝導され、略同等の温度となる。
これに対して、従来のファイバレーザ装置では、環境温度の変化で、高反射率FBGと低反射率FBGの温度が変化し、反射光の中心波長が変化し易い。これは、環境温度の変化が大きい場合に特に顕著である。例えば、高反射率FBGと低反射率FBGが、ファイバレーザ装置のその他の構成要素に対して数cm程度の極めて近接した距離で配置されている場合には、これらFBGは、その他の構成要素の温度の影響を受け易く、通常よりも反射光の中心波長が一層変化し易い。さらに、ファイバレーザ装置が筐体に収納された場合等、風通しが悪い閉鎖的な空間に配置された場合には、この傾向が一層強くなる。すなわち、光出力を安定化させ、さらに小型化するためには、従来のファイバレーザ装置は不向きである。
一方、本発明のファイバレーザ装置では、環境温度の変化が大きくても、高反射率FBGと低反射率FBGの温度は略同等となる。したがって、光出力の安定を損なうことなく小型化できる。
ここまでは、ファイバレーザ装置について説明したが、高反射率FBG及び低反射率FBGを、これらの略長手方向に沿って、互いに接触配置させる配置形態は、高反射率FBG及び低反射率FBGにおいて、反射光の中心波長の変化の抑制が求められる、あらゆる光部品に適用できる。例えば、光符号分割多重方式(OCDM)におけるバイポーラ符号複合器や、所望の波長帯域の光を透過又は遮断する光フィルタ等へも適用できるし、さらに、これらに限定されるものではない。また、FBGの数も二つに限定されず、目的に応じて三つ以上であっても良い。
本発明のファイバレーザ装置によれば、高反射率FBG及び低反射率FBG12の温度を略同等とすることで、環境温度の変化が生じても、これらFBGにおける反射光の中心波長の変化を抑制できる。また、さらに温調手段を使用してこれらFBGの温度を能動的に略同等とすることで、あるいはこれらFBGを断熱材で包囲することで、反射光の中心波長の変化を抑制する一層高い効果が得られる。その結果、光(レーザ)出力の低下を抑制でき、安定化できる。また、簡便な構成で反射光の中心波長の変化を抑制する十分な効果が得られるので、小型化が可能である。
以下、具体的実施例により、本発明についてより詳細に説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施例に、何ら限定されるものではない。
[実施例1]
図10に示すファイバレーザ装置4を使用して、レーザ発振させ、レーザ出力を測定し、レーザ効率を調べた。ファイバレーザ装置4は、図1に示すファイバレーザ装置1を利用したものである。具体的には、高反射率FBG11と低反射率FBG12を、これらの長手方向に沿って、互いに接触させて配置した。また、レーザ光源としてレーザダイオード141を使用し、レーザダイオード141をレーザダイオードコントローラ41に接続して、レーザダイオード141の出力を調節できるようにした。また、光ファイバ15を介して低反射率FBG12のレーザ光出射側をカロリメータ(株式会社オフィールジャパン製)42に接続し、レーザ出力を測定できるようにした。さらに、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の近傍にサーモビューア43を設け、これらFBGの温度を測定できるようにした。高反射率FBG11としては、波長1064.0〜1064.4nm(半値幅0.4nm)における光の反射率が99%以上であるものを使用した。また、低反射率FBG12としては、波長1064.13〜1064.15nm(半値幅0.02nm)における光の反射率が7%であるものを使用した。高反射率FBGの光の反射率と波長との関係を図11に、低反射率FBGの光の反射率と波長との関係を図12に、それぞれ示す。そして、増幅用光ファイバ13としては、コアにイッテルビウム(Yb)が添加された光ファイバを使用した。
ファイバレーザ装置4を室内に設置し、レーザダイオード141の出力を10Wとして、波長1064.1nmのレーザを発振させ、高反射率FBG11と低反射率FBG12との温度差を測定し、この時のレーザ出力を測定して、前記温度差とレーザ効率との関係を調べた。そして、この操作を三回繰り返した。結果を表1に示す。
[比較例1]
図15に示すファイバレーザ装置8を使用して、レーザ発振させ、レーザ出力を測定し、レーザ効率を調べた。ファイバレーザ装置8は、図14に示す従来のファイバレーザ装置7を利用したものである。具体的には、高反射率FBG11と低反射率FBG12を、互いに接触させることなく配置した。また、レーザ光源としてレーザダイオード141を使用し、レーザダイオード141をレーザダイオードコントローラ41に接続して、レーザダイオード141の出力を調節できるようにした。また、光ファイバ15を介して低反射率FBG12のレーザ光出射側をカロリメータ(株式会社オフィールジャパン製)42に接続し、レーザ出力を測定できるようにした。さらに、高反射率FBG11及び低反射率FBG12の近傍にそれぞれサーモビューア43,43を設け、これらFBGの温度を別々に測定できるようにした。高反射率FBG11及び低反射率FBG12は、実施例1と同様のものである。
ファイバレーザ装置8を室内に設置して、実施例1と同様にレーザ発振させ、高反射率FBG11と低反射率FBG12との温度差を測定し、この時のレーザ出力を測定して、前記温度差とレーザ効率との関係を調べた。そして、この操作を三回繰り返した。結果を表1に示す。
Figure 0005377129
表1に示す結果から明らかなように、比較例1では、同じ室内でも、高反射率FBG11の設置場所と低反射率FBG12の設置場所とで、3〜5.2℃の温度差が生じていた。その結果、いずれのFBGにおいても反射光の中心波長が変化したことにより、レーザダイオード141の出力に対するファイバレーザ装置8のレーザ出力比が低下して、レーザ効率が低下していた。
これに対し、実施例1では、高反射率FBG11と低反射率FBG12は温度が等しく、レーザダイオード141の出力に対するファイバレーザ装置8のレーザ出力比の低下が抑制されており、比較例1よりもレーザ効率が1.5〜3%向上していた。
[実施例2]
図13に示すファイバレーザ装置5を使用して、レーザ発振させ、レーザ出力を測定し、レーザ効率を調べた。ファイバレーザ装置5は、図10に示すファイバレーザ装置4が、縦約10cm、横約20cm、深さ約5cmの筐体50内に収納されたものであり、高反射率FBG11及び低反射率FBG12に対して、増幅用光ファイバ13、レーザダイオード141、レーザダイオードコントローラ41、カロリメータ(株式会社オフィールジャパン製)42、サーモビューア43が近接して配置されたものである。また、高反射率FBG11と低反射率FBG12が、これらの長手方向に沿って、互いに接触して配置されている。
ファイバレーザ装置5を室内に設置して、実施例1と同様にレーザ発振させ、高反射率FBG11と低反射率FBG12との温度差を測定し、この時のレーザ出力を測定して、前記温度差とレーザ効率との関係を調べた。そして、この操作を三回繰り返した。結果を表2に示す。
[比較例2]
図16に示すファイバレーザ装置9を使用して、レーザ発振させ、レーザ出力を測定し、レーザ効率を調べた。ファイバレーザ装置9は、図15に示すファイバレーザ装置8が、実施例2と同様の筐体50内に収納されたものであり、高反射率FBG11及び低反射率FBG12に対して、増幅用光ファイバ13、レーザダイオード141、レーザダイオードコントローラ41、カロリメータ(株式会社オフィールジャパン製)42、サーモビューア43が近接して配置されたものである。また、高反射率FBG11と低反射率FBG12は、互いに接触することなく配置されている。
ファイバレーザ装置9を室内に設置して、実施例1と同様にレーザ発振させ、高反射率FBG11と低反射率FBG12との温度差を測定し、この時のレーザ出力を測定して、前記温度差とレーザ効率との関係を調べた。そして、この操作を三回繰り返した。結果を表2に示す。
Figure 0005377129
表2に示す結果から明らかなように、比較例2では、高反射率FBG11の設置場所と低反射率FBG12の設置場所とで、8.6〜9.1℃の温度差が生じていた。この温度差は比較例1の場合よりも大きく、筐体50内に収納された、高反射率FBG11及び低反射率FBG12以外の構成要素の影響を強く受けたことを示唆していた。その結果、レーザダイオード141の出力に対するファイバレーザ装置8のレーザ出力比は、比較例1の場合よりもさらに低下して、レーザ効率が大きく低下していた。
これに対し、実施例2では、高反射率FBG11と低反射率FBG12は温度が等しく、レーザダイオード141の出力に対するファイバレーザ装置8のレーザ出力比の低下が抑制されており、比較例2よりもレーザ効率が3.5〜5.5%向上していた。
本発明は、溶接、マーキング、切断等の材料加工分野;患部の切除、網膜治療等の医療分野;レーザディスプレイ等の光学機器分野で利用可能である。
1,2,3,4,5・・・ファイバレーザ装置、10・・・波長変換素子、11・・・第一のファイバブラッググレーティング(高反射率FBG)、12・・・第二のファイバブラッググレーティング(低反射率FBG)、13・・・増幅用光ファイバ、14・・・レーザ光源、181・・・ペルチェ素子、182・・・空冷装置、191,192・・・断熱材

Claims (6)

  1. 光源と、増幅用光ファイバと、第一のファイバブラッググレーティングと、該第一のファイバブラッググレーティングよりも光の反射率が低い第二のファイバブラッググレーティングと、を備えたファイバレーザ装置であって、
    前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングが、これらの略長手方向に沿って、互いに接触配置されていることを特徴とするファイバレーザ装置。
  2. さらに、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングが、断熱材で包囲されていることを特徴とする請求項1に記載のファイバレーザ装置。
  3. さらに、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングの少なくとも一方の温度を調節する一つ以上の温調手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイバレーザ装置。
  4. 前記温調手段として、前記第一及び第二のファイバブラッググレーティングを共に温度調節するものを一つ備えることを特徴とする請求項3に記載のファイバレーザ装置。
  5. さらに、波長変換素子を備え、該波長変換素子、並びに第一及び第二のファイバブラッググレーティングの温度を調節する温調手段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のファイバレーザ装置。
  6. 前記温調手段が、ペルチェ素子、水冷装置又は空冷装置であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載のファイバレーザ装置。
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