JP2000013314A - 光adm - Google Patents

光adm

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JP2000013314A
JP2000013314A JP10173084A JP17308498A JP2000013314A JP 2000013314 A JP2000013314 A JP 2000013314A JP 10173084 A JP10173084 A JP 10173084A JP 17308498 A JP17308498 A JP 17308498A JP 2000013314 A JP2000013314 A JP 2000013314A
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wavelength
filter
port
light
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Kensuke Sasaki
健介 佐々木
Tamahiko Nishiki
玲彦 西木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べ、挿入損失を少なくかつコストを
低くする。 【解決手段】 2n+2個のポートを持つ光サーキュレ
ータ51と、2n個の波長フィルタ53a,53bを具
える。光サーキュレータ51は、第1〜第4のポートの
順に光が循環する特性を持つ。第1の波長フィルタ53
aを、光サーキュレータ51の第2のポート51bに接
続する。第2の波長フィルタ53bを、光サーキュレー
タ51の第3のポート51cに接続する。第1の波長フ
ィルタおよび第2の波長フィルタ53a、53bとし
て、透過特性が同じ波長フィルタを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、波長多重光を伝
送している伝送路中に特定の波長光を挿入したり(Ad
d)、該伝送路から特定の波長光を取り出したり(Dr
op)する素子、いわゆる光ADM(Add-Drop Multipl
exer)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信の大容量化のために、複数の波長
の光信号を多重化して伝送する方式、いわゆる波長多重
伝送方式(WDM)が注目されている。WDMを実施す
る場合、光通信ネットワーク上に、波長多重光が伝送さ
れる。この光ネットワークでの信号の授受を、光信号の
まま実施するために、各ノードごとで、波長多重光の中
に特定の波長光を挿入したり、波長多重光中から特定の
波長光を取り出したりできる素子、いわゆる光ADMが
必要になる。
【0003】従来の光ADMとして、文献1(1997
年電子情報通信学会総合大会、B−10−237)に開
示されたもの、文献2(エレクトロニクスレターズ(El
ectronics Letters )Vol.31 No.24(1995)、pp.2117-21
18)に開示されたもの、文献3(アイイーイーイーフォ
トニクステクノロジレターズ(IEEE photonics technol
ogy Letters )Vol.7 No.4(1995)、pp.388-390)や文献
4(エレクトロニクスレターズ(Electronics Letters
)Vol.33 No.25(1997)、pp.2120-2121)に開示された
もの、または、文献5(エレクトロニクスレターズ(El
ectronics Letters )Vol.29 No.24(1993)、pp.2133-21
34)に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文献1に開示された光
ADMは、誘電体多層膜フィルタを用いた素子である。
図6は、この文献1に開示された光ADM10の構成を
説明する図である。
【0005】この光ADM10は、互いに離して配置し
た第1および第2の2つの誘電体多層膜フィルタ11
a、11bと、これらフィルタ11a,11bに対して
所定関係で配置した第1〜第4の4つのコリメータ13
a〜13dとからなる。
【0006】この光ADM10では、第1のコリメータ
13aが、波長多重光の入力用コリメータとして使用さ
れる。第2のコリメータ13bが、波長多重光の出力用
コリメータとして使用される。第3のコリメータ13c
が、特定の波長光を波長多重光に挿入するためのAdd
用コリメータとして使用される。第4のコリメータ13
dが、波長多重光から特定の波長光を取り出すためのD
rop用コリメータとして使用される。
【0007】しかしながら、この光ADM10の場合、
光を空間で飛ばして上記の各部品11a、11b、13
a〜13dを結合する素子である。そのため、この光A
DM10の場合、上記の各部品11a、11b、13a
〜13dの位置関係を精度良くする必要があるため、実
装が容易でないという問題点がある。また、第1及び第
2の誘電体多層膜フィルタ11a、11bの波長特性
(透過特性)に差があると、挿入損失が大きくなるとい
う問題点がある。
【0008】また、文献2に開示された光ADMは、2
個の光サーキュレータと、ファイバグレーティングとを
用いた素子である。図7は、この文献2に開示された光
ADM20の構成を説明する図である。
【0009】この光ADM20は、3つのポートを持つ
第1光サーキュレータ21と、3つのポートを持つ第2
の光サーキュレータ23と、これら第1および第2の光
サーキュレータそれぞれの第2のポート21b、23b
間に設けたファイバグレーテイング25とからなる。各
光サーキュレータ21,23は、第1のポート21a
(23a)〜第3のポート21c(23c)の順に光が
循環する特性を持つ。また、ファイバグレーティング2
5は、特定の波長光を反射する特性を持つ。
【0010】この光ADM20では、第1の光サーキュ
レータ21の第1のポート21aが、波長多重光の入力
用ポートとして使用され、第3のポート21cがDro
p用ポートとして使用される。また、第2の光サーキュ
レータ23の第1のポート23aが、Add用ポートと
して使用され、第3のポート23cが波長多重光の出力
用ポートとして使用される。
【0011】しかしながら、この光ADM20の場合、
3つのポートを持つ光サーキュレータを2つ用いる必要
があるため、光ADMのコストが高くなるという問題点
がある。
【0012】また、文献3または文献4に開示された光
ADMは、マッハツェンダ構造と特定の波長光を反射す
る光フィルタとを組み合わせた素子である。図8は、こ
の文献3または4に開示された光ADM30の構成を説
明する図である。
【0013】この光ADM30は、第1の3dBカプラ
31と、この3dBカプラ31の2つの出力ポートの一
方に接続した第1の光フィルタ33と、他方の出力ポー
トに接続した第2光フィルタ35と、これら光フィルタ
33、35の他端に接続した第2の3dBカプラ37と
からなる。
【0014】この光ADM30では、第1の3dBカプ
ラ31の一方の入力ポート31aが、波長多重光の入力
用ポートとして使用され、他方の入力ポート31bが、
Dropポートとして使用される。また、第2の3dB
カプラ37の一方の出力ポート37aが、Addポート
として使用され、他方の出力ポート37bが波長多重光
の出力用ポートとして使用される。
【0015】しかしながら、この光ADM30の場合、
第1の3dBカプラ31と第1の光フィルタ33との距
離、および、第1の3dBカプラ31と第2の光フィル
タ35との距離を、光学的に同じにする必要がある。ま
た、第2の3dBカプラ37と第1の光フィルタ33と
の距離、および、第2の3dBカプラ37と第2の光フ
ィルタ35との距離を、光学的に同じにする必要があ
る。これを達成するため、例えば、3dBカプラと光フ
ィルタとの間に在る導波路の適当箇所P(図8参照)
を、例えばトリミングする等が必要となるため、製造コ
ストが高くなるという問題点がある。また、この光AD
M30の場合も、2つの光フィルタの波長特性(透過特
性)に差があると挿入損失が大きくなるという問題点が
ある。
【0016】また、文献5に開示された光ADMは、ア
レイ状の導波路を用いた素子である。図9は、この文献
5に開示された光ADM40の構成を説明する図であ
る。
【0017】この光ADM40は、N×Nアレイ導波路
格子(AWG)41と、ループバックに使用する光ファ
イバ43とを組み合わせて構成された素子である。
【0018】AWG41のN個の入力端子のうちの1つ
の入力端子45が波長多重光の入力ポートとして使用さ
れる。AWG41のN個の出力端子のうちの1つの出力
端子47が波長多重光の出力ポートとして使用される。
AWG41の、前記入力端子45および出力端子47を
除く他の入力端子および出力端子間を、それぞれ、光フ
ァイバ43でループバックに接続してある。
【0019】この光ADM40では、入力ポート45に
波長多重光を入力すると、この光は波長ごとに別々の光
ファイバ43に出力される。また、この光ADM40で
は、いずれかの光ファイバ43を途中で切断した状態に
する。文献5では、実際は、各光ファイバ43の途中に
光コネクタを設けておき、必要に応じてこの光コネクタ
部分でファイバを切り離す。切り離した光ファイバ43
の一方をDropポート49として使用し、他方をAd
dポート51として使用する。
【0020】しかしながら、この光ADM40の場合、
N×NのAWG41とループバックファイバ43との結
合が難しいという問題点がある。さらに、N×NのAW
G41内の導波路自身の挿入損失が大きい(約10d
B)という問題点がある。
【0021】従って、挿入損失が小さく低コストな光A
DMの実現が望まれる。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の光A
DMによれば、2n+2個のポートを持つ光サーキュレ
ータと、この光サーキュレータの第2〜第2n+1のポ
ートに個別に接続された合計2n個の波長フィルタであ
って、同じ透過特性をもつ波長フィルタを2個ずつ含む
2n個の波長フィルタと、を具えたことを特徴とする。
【0023】ただし、この発明において、nは1以上の
整数である。また、同じ透過特性を持つ波長フィルタと
は、この発明の目的の範囲で透過特性が実質的に同じと
考えることが出来る範囲で、透過特性が多少異なる場合
も含む意味である。
【0024】この発明の光ADMは、2n+2個のポー
トを持つ光サーキュレータに2n個の波長フィルタを接
続することで構成できる。
【0025】光サーキュレータと波長フィルタとを接続
する際の位置合わせは、文献1に開示の光ADMに比
べ、容易である。また、文献3や文献4に開示の光AD
Mで必要であった光路調整(3dBカプラと2つのフィ
ルタそれぞれとの距離調整)も、この発明では行う必要
がない。また、文献2に開示の光ADMに比べ光サーキ
ュレータの数を低減できる。これらのことから、従来に
比べ低コストの光ADMを実現できる。
【0026】また、この発明の光ADMは、光を空間で
飛ばしたり、アレイ状の導波路を用いる必要がないの
で、文献1や文献5に開示の光ADMに比べて低損失な
光ADMを実現出来る。
【0027】従って、従来に比べ、挿入損失が小さく低
コストな光ADMを実現することができる。
【0028】また、この発明の光ADMは、同じ透過特
性を持つ波長フィルタを2個ずつ含む(但し、nが1の
場合は同じ透過特性を持つ波長フィルタを2個(すなわ
ち1対)含む)素子になる。そして、これら2個の波長
フィルタのうちの前段の波長フィルタは、特定の波長光
を外部に取り出すための手段(Dropポート)として
使用でき、後段の波長フィルタは、特定の波長光を外部
から挿入するための手段(Addポート)として使用出
来る。然も、この発明の光ADMでは、前段の波長フィ
ルタで特定の波長光をもしDropしきれなかった場合
でも(すなわちDropもれ光が生じても)、後段の波
長フィルタによってこのもれ光を除去できる。従って、
従来に比べて、Add光とDropもれ光とのクロスト
ークを低減し易いという効果も得られる。
【0029】なお、この発明を実施するに当たり、同じ
特性を持つ前記2個の波長フィルタを、1枚の波長フィ
ルタの近接する2つの領域で構成するのが好適である。
1枚の波長フィルタの近接する2つの領域は、同一の材
料条件および同一の製造条件で製造された2つの波長フ
ィルタと見なすことができるので、光学的特性が極めて
類似した2つの波長フィルタが実現され易くなるからで
ある。
【0030】この場合の1枚の波長フィルタの典型的な
例として、干渉膜フィルタ(例えば誘電体多層膜フィル
タ)またはエタロンフィルタ等を挙げることが出来る。
【0031】また、この発明を実施するに当たり、同じ
透過特性を持つ2枚の波長フィルタのそれぞれを、次の
ような構成の波長フィルタで構成しても良い。
【0032】すなわち、光ADMで扱う波長多重光中の
各波長光毎の反射区域を具えたフィルタ部と、該フィル
タ部の前記反射区域毎に設けられ、該反射区域で反射し
ていた光を透過するよう該反射区域の光学特性を一時変
化させる光学特性可変手段とで構成した波長フィルタで
構成しても良い。
【0033】この構成の場合、光学特性可変手段を制御
することにより、波長フィルタで透過出来る波長を変更
することができる。従って、Drop光およびAdd光
の波長を可変出来る可変型光ADMを、実現することが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
光ADMの実施の形態について説明する。しかしなが
ら、説明に用いる各図は、これら発明を理解できる程度
に概略的に示してあるにすぎない。また、各図におい
て、同様な構成成分については、同一の番号を付して示
し、その重複する説明を省略することもある。
【0035】1.第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の光ADM50を説明する図で
ある。この光ADM50は、2n+2個のポートを持つ
光サーキュレータとして、4個のポートを持つ光サーキ
ュレータ51を具える。
【0036】光サーキュレータ51は、第1のポート5
1a〜第4のポート51dの順に光が循環する特性を持
つ。
【0037】この光サーキュレータ51の第2のポート
51bに、第1の波長フィルタ53aを接続し、光サー
キュレータ51の第3のポート51cに、第2の波長フ
ィルタ53bを接続してある。この接続は、直接または
光ファイバ等の好適な導波手段を介して行う。
【0038】これら第1の波長フィルタ53aおよび第
2の波長フィルタ53bとして、同じ透過特性を持つ波
長フィルタ、ここでは、任意の波長帯域λkを透過する
特性を持った波長フィルタを用いる。
【0039】この図1に示した光ADM50の場合、光
サーキュレータ51の第1のポート51aを、波長多重
光λ1、・・、λk、・・〜λnの入力ポートとして使
用することができる。
【0040】また、第1の波長フィルタ53aの、光サ
ーキュレータ51と接続された端子とは反対側の端子
を、Dropポート55として使用することができる。
【0041】また、第2の波長フィルタ53bの、光サ
ーキュレータ51と接続された端子とは反対側の端子
を、Addポート57として使用することができる。
【0042】また、光サーキュレータ51の第4のポー
ト51dを、波長多重光の出力ポートとして使用するこ
とができる。
【0043】なお、図1では、Drop光をλk(D)
と表し、Add光をλk(A)と表してある。
【0044】光サーキュレータ51は、例えば市販され
ている光サーキュレータにより実現出来る。
【0045】第1および第2の波長フィルタ53a、5
3bそれぞれは、波長帯域λkを透過できるものであれ
ば、干渉膜フィルタ、エタロンフィルタまたはファイバ
グレーティングフィルタなど、任意好適な波長フィルタ
により実現できる。
【0046】この光ADM50では、入力ポート51a
から波長多重光を入力すると、この光は、光サーキュレ
ータ51の第2のポート51bから第1の波長フィルタ
53aに伝送される。
【0047】第1の波長フィルタ53aは、波長帯域λ
kの光信号だけ透過しそれ以外の光を反射する特性を持
つ。そのため、第1の波長フィルタ53aは、波長多重
光の中から、波長帯域λkの光信号を、Dropポート
55から、Drop光λk(D)として出力する。
【0048】また、第1の波長フィルタ53aで反射さ
れた光は、光サーキュレータ51の第2のポート51b
から光サーキュレータ51に入った後、第3のポート5
1cから第2の波長フィルタ53bに伝送される。
【0049】この伝送された光は、波長帯域λk以外の
光であり、また、第2の波長フィルタ53bの透過特性
が第1の波長フィルタ53aの特性と同じであるので、
第2の波長フィルタ53bで反射される。そして、光サ
ーキュレータ51の第4のポート51d、すなわちこの
光ADM50の出力ポートから出力される。
【0050】また、Add光λk(A)を挿入する必要
がある場合は、これをAddポート57から入力する。
このAdd光λk(A)は、第2の波長フィルタ53b
を透過した後、光サーキュレータ51の第3のポート5
1cに入力する。従って、Add光λk(A)を、波長
多重光に挿入することができる。
【0051】なお、第1の波長フィルタ53aで反射さ
れて第2の波長フィルタ53bに至った光の中に、第1
の波長フィルタ53aで透過しきれなかった波長帯域λ
kの光、すなわちDropもれ光があった場合、このD
ropもれ光は、第2の波長フィルタ53bを透過す
る。すなわち、第2回目のフィルタリングを受けて、波
長多重光中から除去される。従って、Dropもれ光と
Add光λk(A)とのクロストークを、第2の波長フ
ィルタ53bによる作用分、小さくできる。
【0052】この第1の実施の形態の光ADM50によ
れば、1つの4ポート光サーキュレータと2つの特性が
同じ波長フィルタのみで、波長帯域λkのAdd/dr
opが可能な光ADMを実現できる。そのため、文献1
〜5のものに比べて、損失が少なくかつ低コストな光A
DMを実現することができる。
【0053】また、第2の波長フィルタ53bがDro
pもれ光の除去作用も持つので、Dropもれ光とAd
d光λk(A)とのクロストークが従来に比べて小さい
光ADMを実現することができる。
【0054】2.第2の実施の形態 図2は第2の実施の形態の光ADM60を説明する図で
ある。この光ADM60は、2n+2個のポートを持つ
光サーキュレータとして、6個のポートを持つ光サーキ
ュレータ61を具える。
【0055】光サーキュレータ61は、第1のポート6
1a〜第6のポート61fの順に光が循環する特性を持
つ。
【0056】光サーキュレータ61の第2のポート61
bに、第1の波長フィルタ63aを接続し、光サーキュ
レータ61の第3のポート61cに、第2の波長フィル
タ63bを接続し、光サーキュレータ61の第4のポー
ト61dに、第3の波長フィルタ63cを接続し、光サ
ーキュレータ61の第5のポート61eに、第4の波長
フィルタ63dを接続してある。
【0057】第1〜第4の4個の波長フィルタ63a〜
63dのうち、2個ずつを透過特性が同じ波長フィルタ
で構成する。
【0058】この例では、第1の波長フィルタ63aお
よび第2の波長フィルタ63bとして、特定の波長帯域
λkを透過する特性を持った波長フィルタを用いる。第
3の波長フィルタ63cおよび第4の波長フィルタ63
dとして、特定の波長帯域λmを透過する特性を持った
波長フィルタを用いる。
【0059】この図2に示した光ADM60の場合、光
サーキュレータ61の第1のポート61aを、波長多重
光λ1、・・、λk、λm、・・〜λnの入力ポートと
して使用することができる。
【0060】また、第1の波長フィルタ63aの、光サ
ーキュレータ61と接続された端子とは反対側の端子
を、第1のDropポート65として使用することがで
きる。
【0061】また、第2の波長フィルタ63bの、光サ
ーキュレータ61と接続された端子とは反対側の端子
を、第1のAddポート67として使用することができ
る。
【0062】また、第3の波長フィルタ63cの、光サ
ーキュレータ61と接続された端子とは反対側の端子
を、第2のDropポート69として使用することがで
きる。
【0063】また、第4の波長フィルタ63dの、光サ
ーキュレータ61と接続された端子とは反対側の端子
を、第2のAddポート71として使用することができ
る。
【0064】また、光サーキュレータ61の第4のポー
ト61dを、波長多重光の出力ポートとして使用するこ
とができる。
【0065】なお、図1では、第1のDrop光をλk
(D)と表し、第1のAdd光をλk(A)と表し、第
2のDrop光をλm(D)と表し、第2のAdd光を
λm(A)と表してある。
【0066】この光サーキュレータ61は、公知の光サ
ーキュレータ技術により実現出来る。
【0067】第1および第2の波長フィルタ63a,6
3bそれぞれは、波長帯域λkを透過できるものであれ
ば、干渉膜フィルタまたはエタロンフィルタまたはファ
イバグレーティングフィルタなど、任意好適な波長フィ
ルタにより実現できる。
【0068】第3および第4の波長フィルタ63c,6
3dそれぞれは、波長帯域λmを透過できるものであれ
ば、干渉膜フィルタまたはエタロンフィルタまたはファ
イバグレーティングフィルタなど、任意好適な波長フィ
ルタにより実現できる。
【0069】この第2の実施の形態の光ADM60は、
波長帯域λkの光と波長帯域λmの光の2種類の光をA
dd/Dropすることができる。
【0070】この第2の実施の形態の光ADMの動作原
理は、Add/Dropする波長が2帯域となったこと
を除いて、第1の実施の形態の光ADM50と同じであ
るので、その説明を省略する。
【0071】なお、図2では、λkを透過する波長フィ
ルタを隣合わせで並べ、λmを透過する波長フィルタを
隣合わせで並べる例を示した。しかし、第1〜第4の波
長フィルタの配置の仕方は図2の例に限られない。第1
〜第4の波長フィルタが、光サーキュレータ61の第2
〜第5のポートに重複なく接続されているなら、任意の
配置とすることができる。
【0072】3.第3の実施の形態 次に、第3の実施の形態について説明する。この第3の
実施の形態は、透過特性が同じ2個の波長フィルタ各々
の好ましい構成例に関する。
【0073】図3(A)は、この好ましい構成例の一例
を説明する図、図3(B)は、この好ましい構成例の他
の例を説明する図である。
【0074】図3(A)、(B)いずれも、この発明の
光ADMに具わる透過特性が同じ2個の波長フィルタの
部分に着目した図である。ここでは、第1の実施の形態
の光ADM50の波長フィルタ53の部分に適用した例
を示している。
【0075】この第3の実施の形態の光ADMであっ
て、図3(A)に示した光ADMでは、同じ透過特性を
持つ2個の波長フィルタ53a、53bを、1枚の誘電
体多層膜フィルタ73の近接する2つの領域P1、P2
で構成してある。
【0076】また、この第3の実施の形態の光ADMで
あって、図3(B)に示した光ADMでは、同じ透過特
性を持つ2個の波長フィルタ53a、53bを、1枚
(1つの)のエタロンフィルタ75の近接する2つの領
域P1、P2で構成してある。
【0077】この第3の実施の形態によれば、同じ特性
を持つ2個の波長フィルタを実現し易い。そのため、D
ropもれ光とAdd光とのクロストークの低減、伝送
光の損失の低減を図り易い。
【0078】なお、この第3の実施の形態の思想は、第
2の実施の形態の光ADM60の、波長フィルタ63
a、63bの2個の波長フィルタや、波長フィルタ63
c、63dの2個の波長フィルタにももちろん適用出来
る。
【0079】また、1枚の波長フィルタとして、誘電体
多層膜フィルタやエタロンフィルタ以外の他の好適な波
長フィルタを用いる場合があっても良い。
【0080】4.第4の実施の形態 次に、第4の実施の形態について説明する。この第4の
実施の形態は、透過特性が同じ2個の波長フィルタ各々
を、波長可変型の波長フィルタで構成する例に関する。
【0081】図4(A)は、この第4の実施の形態の光
ADM80の全体構成を説明する図、図4(B)は、波
長フィルタの部分を拡大して示した図である。ここで
は、4つのポートを持つ光サーキュレータ51を用いた
光ADMに、この第4の実施の形態の思想を適用した例
を示している。
【0082】この第4の実施の形態の光ADM80で
は、同じ特性を持つ2個の波長フィルタ53a、53b
における各波長フィルタを、以下に説明するフィルタ部
81および光学特性可変手段83とで構成する。
【0083】フィルタ部81は、この光ADM80で扱
う波長多重光中の各波長光λ1〜λn毎の反射区域81
a〜81nを具える。このフィルタ部81は、例えば、
ファイバグレーティング、基板に形成した導波路であっ
て回折格子を有した導波路等、任意好適な手段で構成で
きる。
【0084】フィルタ部81をファイバグレーティング
で構成する場合、各反射区域81a〜81nを構成する
グレーティングの周期Λは、所望の反射波長をλとする
と、λ=2・neff ・Λで与えられる周期とする。ここ
で、neff は、グレーテイング部のコアの実効屈折率で
ある。
【0085】また、波長多重光λ1〜λnを反射する関
係から(図5(B)参照)、反射帯域の広い波長フィル
タが必要になる。そのため、ファイバグレーティングと
して、例えば文献6(米国特許5367588号)に開
示されているようなチャープグレーテイングを用いるの
が良い。すなわち、周期Λが小から大へ連続的にまたは
段階的に変化している回折格子を用いるのが良い。
【0086】また、光学特性可変手段83は、フィルタ
部81の反射区域81a〜81n毎に設けられた各手段
83a〜83nである。これら光学特性可変手段83a
〜83nそれぞれは、担当する反射区域で反射していた
光を透過するよう、担当する反射区域の光学特性を一時
変化させる。
【0087】これら光学特性可変手段83a〜83nそ
れぞれは、電気的、機械的、光学的な任意の手段で構成
できる。この実施の形態では、反射区域の温度を変更で
きる手段、例えばヒータによって構成する。
【0088】これら光学特性可変手段83a〜83n
は、第1の波長フィルタ53aおよび第2の波長フィル
タ53bの各フィルタ部81の対応する反射区域81a
〜81nにまたがって、かつ、対応する反射区域に接す
るように設ける。
【0089】この第4の実施の形態の光ADM80で
は、光学特性可変手段83a〜83nのいずれか1つを
オンにすると、それが接している反射区域の屈折率が変
化するので、この反射区域は今まで反射できた波長光
(例えばλk)を反射できなくなる。そのため、第1及
び第2の波長フィルタ53a、53bは、その波長光を
同時に透過する特性を示すようになる。
【0090】光学特性可変手段83a〜83nのうちの
どれをオンするかによって、透過波長を選択することが
できる。従って、Add/Drop光を可変出来る光A
DMを実現できる。
【0091】なお、Add/Drop光を可変できるこ
とを除いて、この第4の実施の形態の光ADM80のA
dd/Drop動作は、第1の実施の形態の光ADM5
0と同様であるので、その説明は省略する。
【0092】この第4の実施の形態の思想は、第2の実
施の形態の光ADM60の、波長フィルタ63a、63
bの2個の波長フィルタや、波長フィルタ63c、63
dの2個の波長フィルタにももちろん適用出来る。
【0093】5.製造方法に関する説明 この発明の光ADMでは、同じ透過特性を持つ2個の波
長フィルタそれぞれを、ファイバグレーテイングで構成
する場合がある。第4の実施の形態でのフィルタ部81
も、その一つの例であった。
【0094】2個の波長フィルタをファイバグレーティ
ングで構成する場合で、これら波長フィルタの透過特性
がなるべく等しくなるようにファイバグレーティングを
製造出来るのが好ましい。その1つの方法として、以下
の方法を用いるのが好ましい。
【0095】図5(A)および(B)は、その説明図で
ある。この製造方法では、紫外線を選択的に照射すると
紫外線照射部分と未照射部分とで屈折率が変わる光ファ
イバ、いわゆる光感応性を持つ光ファイバ91を、2本
並べる。
【0096】これら2本の光ファイバ91の上方に、回
折格子93aを持つ位相マスク93を、配置する。
【0097】この回折格子93aは、光ファイバ91に
所望のグレーティング91y(図5(B))を形成でき
る回折格子とする。然も、回折格子93aの幅を、2本
の光ファイバ91を覆える幅とする。
【0098】ファイバグレーティング91xに形成する
グレーティング91yの周期Λは、所望の反射波長をλ
とすると、λ=2・neff ・Λで与えられる周期であ
る。ここで、neff は、光ファイバ91のコアの実効屈
折率である。
【0099】また、この発明では、例えば波長帯域λk
の光を透過しそれ以外の波長多重光λ1〜λnを反射す
る関係から(図5(B)参照)、反射帯域の広い波長フ
ィルタが必要になる。そのため、回折格子93aとし
て、例えば文献6(米国特許5367588号)に開示
されているようなチャープグレーテイングを用いるのが
良い。すなわち、周期Λが小から大へ連続的にまたは段
階的に変化している回折格子を用いるのが良い。
【0100】このような回折格子93aを持つ位相マス
ク93を介して、2本の光ファイバ91に紫外線95を
照射する。このように紫外線を照射された2本の光ファ
イバ91には、所定の屈折率分布、すなわち、グレーテ
ィング91yがそれぞれ形成される。
【0101】この製造方法では、2本のファイバグレー
ティングを、同じホトマスクを介して同一工程で製造で
きるので、透過特性が同じ2個の波長フィルタを製造し
易い。
【0102】なお、上述の製法例では、2本の光感応性
光ファイバに1つのホトマスクを介して紫外線を照射す
る例を説明したが、2本の光感応性光ファイバに同時に
同様な回折格子を作成出来れば、上記の方法以外の他の
方法でも良い。例えば、二光束法などでも良い。
【0103】上述においては、この発明の光ADMの実
施の形態について説明した。しかし、この発明は上述の
各実施の形態に何ら限定されるものではなく、多くの変
形または変更を加えることができる。
【0104】例えば、上述の実施の形態では、4ポート
光サーキュレータおよび2個の波長フィルタを用いた例
と、6ポート光サーキュレータおよび4個の波長フィル
タを用いた例を説明した。しかし、この発明は、2n+
2個のポートを持つ光サーキュレータおよび2n個の波
長フィルタを用いた光ADMであって、nが3以上の整
数の場合にも適用することができる。nが増えるほど、
Add/Drop出来る波長数が増加する。
【0105】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の光ADMによれば、2n+2個のポートを持つ光
サーキュレータと、この光サーキュレータの第2〜第2
n+1のポートに個別に接続された合計2n個の波長フ
ィルタであって、同じ透過特性をもつ波長フィルタを2
個ずつ含む2n個の波長フィルタとを具える。
【0106】このため、従来に比べて、挿入損失が小さ
く低コストな光ADMを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の光ADMを説明する図であ
る。
【図2】第2の実施の形態の光ADMを説明する図であ
る。
【図3】第3の実施の形態の光ADMを説明する図であ
る。
【図4】第4の実施の形態の光ADMを説明する図であ
る。
【図5】製造方法の一例を説明する図である。
【図6】従来技術および課題を説明する図である。
【図7】従来技術および課題を説明する図である。
【図8】従来技術および課題を説明する図である。
【図9】従来技術および課題を説明する図である。
【符号の説明】
50:第1の実施の形態の光ADM 51:光サーキュレータ(2n+2個のポートを持つ光
サーキュレータ) 51a:第1のポート(入力ポート) 51b:第2のポート 51c:第3のポート 51d:第4のポート(出力ポート) 53:2n個の波長フィルタ 53a:第1の波長フィルタ 53b:第2の波長フィルタ 55:Dropポート 57:Addポート 60:第2の実施の形態の光ADM 61:光サーキュレータ(2n+2個のポートを持つ光
サーキュレータ) 61a:第1のポート(入力ポート) 61b:第2のポート 61c:第3のポート 61d:第4のポート 61e:第5のポート 61f:第6のポート(出力ポート) 63:2n個の波長フィルタ 63a:第1の波長フィルタ 63b:第2の波長フィルタ 63c:第3の波長フィルタ 63d:第4の波長フィルタ 65:第1のDropポート 67:第1のAddポート 69:第2のDropポート 71:第2のAddポート 73:誘電体多層膜フィルタ 75:エタロンフィルタ 80:第4の実施の形態の光ADM 81:フィルタ部 81a〜81n:反射区域 83,83a〜83n:光学特性可変手段 91:光感応性光ファイバ 93:位相マスク 93a:回折格子 95:紫外線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2n+2個のポートを持つ光サーキュレ
    ータと、 該光サーキュレータの第2〜第2n+1のポートに個別
    に接続された合計2n個の波長フィルタであって、同じ
    透過特性をもつ波長フィルタを2個ずつ含む2n個の波
    長フィルタと、を具えたことを特徴とする光ADM(た
    だし、nは1以上の整数である。)。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ADMにおいて、 同じ透過特性を持つ前記2個の波長フィルタにおける前
    段の波長フィルタの、前記光サキュレータに接続された
    ポートと反対側のポートを、該光ADMの1つのDro
    pポートとし、 該2個の波長フィルタにおける後段の波長フィルタの、
    前記光サキュレータに接続されたポートと反対側のポー
    トを、該光ADMの1つのAddポートとすることを特
    徴とする光ADM。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ADMにおいて、 同じ透過特性を持つ前記2個の波長フィルタを、1枚の
    波長フィルタの近接する2つの領域で構成したことを特
    徴とする光ADM。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光ADMにおいて、 前記1枚の波長フィルタを、干渉膜フィルタまたはエタ
    ロンフィルタで構成したことを特徴とする光ADM。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光ADMにおいて、 同じ特性を持つ前記2個の波長フィルタにおける各波長
    フィルタを、 該光ADMで扱う波長多重光中の各波長光毎の反射区域
    を具えたフィルタ部と、 該フィルタ部の前記反射区域毎に設けられ、該反射区域
    で反射していた光を透過するよう該反射区域の光学特性
    を一時変化させる光学特性可変手段とを具えた波長フィ
    ルタで構成したことを特徴とする光ADM。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001244885A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光回路および波長多重光ネットワーク
CN101943770A (zh) * 2010-08-23 2011-01-12 中兴通讯股份有限公司 光通道选择路由器
JP2011023597A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Fujikura Ltd ファイバレーザ装置
CN109752861A (zh) * 2019-03-04 2019-05-14 湖北捷讯光电有限公司 一种光学滤波系统及方法

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