JP5377038B2 - 引下線支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させるための引下線支持具に関する。
従来、絶縁操作棒や絶縁ヤットコ等を用いて架線に引下線を一回掛けまわしてから、絶縁皮膜を剥ぎ取った架線の部分に、引下線の先端側に接続されている引下線コネクタを接続して、架線に引下線を分岐接続する間接活線作業を完了するようにしている。
上記一回掛けまわす作業が非常に手間のかかる作業になるため、近年において、掛けまわす作業が不要となるように例えば特許文献1の引下線補強ホルダーが提案されている。
因みに、引下線補強ホルダー等を用いて、架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させることにより、架線から分岐接続された引下線が強風等を受けて損傷することがないようにしている(例えば、特許文献1)。
特許第2807973号公報(図7、図8参照)
特許文献1の引下線補強ホルダーは、下端をヒンジ部として左右に開閉自在に構成された左右一対の合掌片部を備え、それら左右一対の合掌片部を閉じることにより架線及び引下線の両方を一挙に挟持固定できるように構成されている。
そのため、左右一対の合掌片部に備える架線及び引下線の挟持部に両方とも位置合わせしながら、左右一対の合掌片部を閉じる作業が難しい。特に強風時等の場合に、架線及び引下線の挟持部に両方とも位置合わせした後に、それらの位置が例えば上下方向に位置ずれしてしまい、非常に時間のかかるものであった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、架線及び引下線の位置合わせを不要にしながらも、引下線を架線に迅速に支持させることができる引下線支持具を提供することを課題とする。
本発明の引下線支持具は、上記課題を解決すべく構成され、架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させるための引下線支持具であって、前記架線を保持する架線保持部と、前記引下線を保持する引下線保持部と、該架線保持部から延びる一対の延出部と、該一対の延出部を互いに接近させ、一方の延出部に形成された係止孔に係止させることにより一対の延出部を一体化するための係止部であって、該他方の延出部に形成される係止部と、前記一対の延出部の先端部のうちの少なくとも一方の延出部の先端部から延びる把持片とを備え、前記架線保持部は、架線の直径よりも小さな架線挿入用開口と、該架線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された架線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え、前記引下線保持部は、引下線の直径よりも小さな引下線挿入用開口と、該引下線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された引下線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え、前記架線保持部から延びる一対の延出部のそれぞれは、前記架線保持部における左右の弾性部の架線挿入用開口からそれぞれ架線側で延び、かつ、先端側ほど互いに離間するように延びるように構成され、前記把持片は、先端部側になるにつれて引下線保持部側に変位するとともに、架線保持部に保持される架線が延びる方向における架線保持部の一端側に寄せて配置されたことを特徴とする。
上記構成によれば、架線は、架線挿入用開口を通して弾性部に挿入されて該弾性部で保持され、また、引下線は、引下線挿入用開口を通して弾性部に挿入されて該弾性部で保持される。
そして、上記のように先端側ほど互いに離間するように延びる一対の延出部を備えていれば、架線をスムーズに受け入れて、架線挿入用開口を容易に開放させ、架線をスムーズに弾性部に挿入することができる。しかも、係止孔に係止部を係止させる構成にすることによって、弾性部に架線を強固に保持させることができる。また、係止孔に係止部を係止させる構成であれば、係止前の弾性部に架線を保持している状態で、弾性部を架線に沿って位置を調整することができる程度の保持力に弾性部を構成しておけば、係止孔に係止部を係止させる前であれば、いつでも架線に対する弾性部の位置を変更することができる利点がある。また、少なくとも一方の延出部の先端部から延びる把持片を備えていれば、前記係止孔から係止部を解除する場合に、把持片を絶縁操作棒や絶縁ヤットコ等で持って引っ張ることによって、容易に係止解除することができる。
また、本発明の引下線支持具は、前記引下線保持部における左右の弾性部の引下線挿入用開口からそれぞれ架線側に延びる一対の延出部を備え、該一対の延出部の遊端部に前記架線保持部の下端を連設していてもよい。
上記のように構成すれば、引下線が架線挿入用開口を通して架線の弾性部に挿入される。それから、引下線は、引下線挿入用開口を通して引下線の弾性部に挿入され、引下線の弾性部にて保持される。従って、下方から引下線を支持する構成であるから、例えば下方から上方へ引下線を挿入して保持する構成にした場合に、引下線が落下してしまうトラブル発生を確実に阻止することができる。
そして、本発明の別の引下線支持具は、架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させるための引下線支持具であって、前記架線を保持する架線保持部と、前記引下線を保持する引下線保持部とを備え、前記架線保持部は、架線の直径よりも小さな架線挿入用開口と、該架線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された架線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え、前記引下線保持部は、引下線の直径よりも小さな引下線挿入用開口であって、横向き又は下向きに開口する引下線挿入用開口と、該引下線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された引下線を挟み込んで弾性的に保持する弾性部とを備えていてもよい。
以上の如く、本発明は、架線挿入用開口を通して架線を弾性部に挿入し、また引下線挿入用開口を通して引下線を弾性部に挿入するだけで、架線及び引下線をそれぞれの弾性部にて保持することができるから、位置合わせなどが不要になるだけでなく、一対の合掌片部を閉じるといった操作も不要になり、引下線を架線に迅速に支持させることができる引下線支持具を提供することができる。
高圧架線に分岐接続される引下線を引下線支持具により高圧架線に支持させている状態を示す正面図を示す。 第1の形態の引下線支持具を示し、(a)はそれの側面図、(b)はそれの正面図、(c)はそれの縦断側面図を示す。 高圧架線に引下線を引下線支持具により支持させる直前の状態を示し、(a)はそれの側面図、(b)はそれ正面図を示す。 高圧架線に引下線を引下線支持具により支持させた状態を示し、(a)はそれの側面図、(b)はそれ正面図を示す。 第2の形態の引下線支持具の側面図を示し、(a)は高圧架線に引下線を引下線支持具により支持させる直前の状態を示し、(b)は高圧架線に引下線を引下線支持具により支持させた状態を示す。 (a)は第3の形態の引下線支持具の側面図を示し、(b)は第4の形態の引下線支持具の側面図を示す。 第5の形態の引下線支持具を示し、(a)はそれの側面図、(b)はそれの正面図を示す。
以下、本発明に係る引下線支持具について、図面を参酌しつつ説明する。
図1には、電柱1に架け渡される高圧架線2と、高圧架線2に分岐接続される高圧引下線3と、これら高圧引下線3からの電力が供給されるべく、高圧引下線3が一次側に接続される変圧器(トランス)4とを示している。ここでは、高圧架線2について説明するが、低圧架線にも本発明は適用できる。低圧架線の場合には、低圧引下線を用いることになる。
また、変圧器4の吊替時及びカットアウト(PC・CF)C1,C2,C3取替時において、高圧引下線3を高圧架線2から取り外して作業し、作業終了後に高圧引下線3を高圧架線2に取り付けて送電を行う。具体的には、高圧引下線3の先端に取り付けられ、高圧架線2に高圧引下線3を分岐接続するためのコネクタ5と、コネクタ5よりも変圧器4側に位置して高圧引下線3を高圧架線2に支持するための引下線支持具6とを取り外してから、変圧器4の吊替作業又はカットアウト(PC・CF)C1,C2,C3の取替作業を行い、その作業が完了後に、取り外したコネクタ5と引下線支持具6とを取り付けることになる。
前記引下線支持具は、絶縁性を有する合成ゴムや合成樹脂を成型して構成され、図2(a),(b),(c)に示すように、断面形状が円形の高圧架線2を保持する架線保持部7と、断面形状が円形の高圧引下線3を保持する引下線保持部8とを上下に備えている。
前記架線保持部7は、高圧架線2の直径よりも小さな架線挿入用開口7Kと、該架線挿入用開口7Kを形成すると共に該開口7Kを通して挿入された高圧架線2を挟み込んで弾性的に保持する左右の円弧状の弾性部7A,7Bとを備えている。
また、前記引下線保持部8は、高圧引下線3の直径よりも小さな引下線挿入用開口8Kと、該引下線挿入用開口8Kを形成すると共に該開口8Kを通して挿入された高圧引下線3を挟み込んで弾性的に保持する左右の円弧状の弾性部8A,8Bとを備えている。
更に、前記架線保持部7における左右の弾性部7A,7Bの架線挿入用開口7Kからそれぞれ高圧架線側に延び、かつ、先端側ほど互いに離間するように延びる一対の延出部9A,9Bを備え、該一対の延出部9A,9Bを互いに接近させて一方の延出部9Bに形成の係止孔9bに係止させることにより一対の延出部9A,9Bを一体化するための係止部10を該他方の延出部9Aの内面に備え、前記一対の延出部9A,9Bの先端から弾性部側、つまり下方斜め方向に延びる把持片11A,11Bを備えている。前記係止部10は、左側の延出部9Aの内面に、右側の延出部9Bへ延びる棒状の本体部10bと、この本体部10bの先端に一体化され、前記係止孔9bよりも少し大きな直径を有する球状の係止突起10aとからなり、この係止突起10aが係止孔9bに挿入されて、図2(c)に示すように、右側の延出部9Bの外面に突出することにより、高圧架線2を強固に挟み込むと共に、その挟み込んだ状態を維持できるようにしている。従って、係止突起10aを係止孔9bに挿入するまでは、弾性部7A,7Bが高圧架線2を保持できる程度に挟持していることから、高圧架線2に対してそれの長手方向に沿って架線保持部7を移動させることを容易に行うことができ、架線保持部7に対して架線保持部7の位置調節を容易に行うことができる。
また、前記引下線保持部8における左右の弾性部8A,8Bの引下線挿入用開口8Kからそれぞれ架線側に延びる一対の延出部12A,12Bを備え、該一対の延出部12A,12Bの遊端部に前記架線保持部7の弾性部7A,7Bの下端をそれぞれ連設している。前記延出部12A,12Bは、上下方向に沿う一直線状に形成されているが、上端側ほど両者の間隔が広くなるように構成しておけば、高圧引下線3を挿入し易い利点がある。また、前記延出部12A,12Bを曲線状に形成することもできる。
更にまた、引下線保持部8における左右の弾性部8A,8Bの下端に、下方に垂下して、絶縁操作棒や絶縁ヤットコ等にて把持することができる把持板部13を備えている。また、図1に示すように、前記把持板部13には、余剰の高圧引下線3を巻き付けることができるようになっている。そして、把持板部13の下端に、巻き付けられた高圧引下線3が下方移動して把持板部13から抜けることを阻止するための水平板部13Aを備えている。
前記のように構成された引下線支持具6の取り外し作業及び取付け作業を図3(a),(b)及び図4(a),(b)に基づいて説明する。尚、コネクタ5は各種既存のものを用い、コネクタ5の取り付け及び取り外しについては説明を省略する。
まず、先端側にコネクタ5が接続されている高圧引下線3を引下線支持具6の引下線保持部8により保持させる。この状態から、図3(a),(b)に示すように、絶縁ヤットコYを用いて引下線支持具6を把持し、高圧架線2の真下へ位置させる。続いて、高圧架線2側へ移動させて、引下線支持具6を架線保持部7に高圧架線2を保持させてから、コネクタ5を高圧架線2側へ移動させて、被覆を剥ぎ取った高圧架線2の剥き出しになった電線14に接続できるか確認する。コネクタ5の位置が悪いようであれば、引下線支持具6を延線上に移動させて位置調整をする。その後、図4(b)に示すように、一対の延出部9A,9Bを、破線で示すように絶縁ヤットコYにより挟み込んで係止突起10aを係止孔9bに挿入して、引下線支持具6の取り付け作業が完了する。続いて、コネクタ5を高圧架線2側へ移動させて、被覆を剥ぎ取った高圧架線2の剥き出しになった電線14にコネクタ5を接続し、全ての取り付け作業が完了する。尚、コネクタ5と引下線支持具6は、二人の作業者にて取り付けることになり、どちらを先に取り付けてもよいし、同時に取り付けてもよいが、コネクタ5を取り付けた後、高圧架線2に対する引下線支持具6の位置を調節してから、引下線支持具6を取り付けることもできる。
次に、取り付けられている引下線支持具6を取り外す場合には、図4(a),(b)に示すように、絶縁ヤットコYで右側の把持片11Bを掴んでから、下方に引っ張ることによって、係止孔9bから係止突起10aを係止解除する。その係止解除された状態から、実線で示すように、絶縁ヤットコYで把持板部13を掴んで下方へ引っ張ることによって、高圧架線2から引下線支持具6を取り外すことができる。尚、前記コネクタ5については、絶縁ヤットコYを用いて取り外すことになる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、係止孔9bとこれに係止する係止突起10aとを備えたもので構成したが、図5(a),(b)に示すように、係止孔9bとこれに係止する係止突起10aとを省略した構成であってもよい。このように構成することによって、作業性において優れるものの、次のような不都合がある。つまり、高圧架線2を挟持した弾性部7A,7Bが高圧架線2から容易に外れることがないように、高圧架線2に対する弾性部7A,7Bの挟持力を強固にしておく必要がある。このため、図5(a),(b)の構成では、高圧架線2に弾性部7A,7Bを挟持させた状態では、高圧架線2に対して弾性部7A,7Bを高圧架線2の長手方向へ容易に移動させることが難しいという不都合がある。尚、他の説明しなかった部分は、図2のものと同一構成であるため、説明を省略し、同一符号を付すものとする。
また、上記実施形態では、引下線挿入用開口8Kが上方に開口するように、架線保持部7の下端に形成したが、図6(a)に示すように、引下線挿入用開口8Kが下向きに形成されるように引下線挿入用開口8Kを下向き開口に形成してもよい。この左側の弾性部8Aの下端に水平方向に延びる延出部8Cを備えさせて、高圧引下線3を引下線挿入用開口8Kに挿入する際に、この延出部8Cが高圧引下線3を受け止めて引下線挿入用開口8Kを容易に拡げることができるようになっている。また、図6(b)に示すように、引下線挿入用開口8Kが左側(横側)に形成されるように引下線挿入用開口8Kを横向き開口に形成してもよい。この左側の弾性部8Aの左端に水平に延びる延出部8Cを備えさせて、高圧引下線3を引下線挿入用開口8Kに挿入する際に、この延出部8Cが高圧引下線3を受け止めて引下線挿入用開口8Kを容易に拡げることができるようになっている。図6(a),(b)いずれにおいても、左右の弾性部7A,7Bが下端において繋がった状態になっている。尚、他の説明しなかった部分は、図2のものと同一構成であるため、説明を省略し、同一符号を付すものとする。
また、上記実施形態では、把持片11A,11Bを延出部9A,9Bの上端から延びるように構成したが、図7(a),(b)に示すように、上側の所定位置に備えさせて実施することもできる。また、把持片11A,11Bを延出部9A,9Bの幅方向の一端側に寄せて配置することによって、延出部9A,9Bを絶縁ヤットコYにより挟み込んで係止突起10aを係止孔9bに挿入する際に、把持片11A,11Bが絶縁ヤットコYの挟み込みを邪魔することが少なく好ましいが、延出部9A,9Bの幅方向中央位置に配置してもよいし、また、延出部9A,9Bの幅方向全域に渡って備えさせてもよい。更に、特に、図5で示す係止孔9bとこれに係止する係止突起10aとを省略した構成では、把持片11A,11Bを省略して実施することもできる。尚、他の説明しなかった部分は、図2のものと同一構成であるため、説明を省略し、同一符号を付すものとする。
1…電柱、2…高圧架線、3…高圧引下線、4…変圧器、5…コネクタ、6…引下線支持具、7…架線保持部、7A,7B…弾性部、7K…架線挿入用開口、7K…架線挿入用開口、8…引下線保持部、8A,8B…弾性部、8C…延出部、8K…引下線挿入用開口、9A,9B… 延出部、9b…係止孔、10…係止部、10a…係止突起、10b…本体部、11A,11B…把持片、12A,12B…延出部、13…把持板部、13A…水平板部、14…電線、Y…絶縁ヤットコ

Claims (3)

  1. 架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させるための引下線支持具であって、
    前記架線を保持する架線保持部と、前記引下線を保持する引下線保持部と、該架線保持部から延びる一対の延出部と、該一対の延出部を互いに接近させ、一方の延出部に形成された係止孔に係止させることにより一対の延出部を一体化するための係止部であって、該他方の延出部に形成される係止部と、前記一対の延出部の先端部のうちの少なくとも一方の延出部の先端部から延びる把持片とを備え、
    前記架線保持部は、架線の直径よりも小さな架線挿入用開口と、該架線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された架線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え、
    前記引下線保持部は、引下線の直径よりも小さな引下線挿入用開口と、該引下線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された引下線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え
    前記架線保持部から延びる一対の延出部のそれぞれは、前記架線保持部における左右の弾性部の架線挿入用開口からそれぞれ架線側で延び、かつ、先端側ほど互いに離間するように延びるように構成され、
    前記把持片は、先端部側になるにつれて引下線保持部側に変位するとともに、架線保持部に保持される架線が延びる方向における架線保持部の一端側に寄せて配置されたことを特徴とする引下線支持具。
  2. 前記引下線保持部における左右の弾性部の引下線挿入用開口からそれぞれ架線側に延びる一対の延出部を備え、
    該一対の延出部の遊端部に前記架線保持部の下端を連設したことを特徴とする
    請求項1に記載の引下線支持具。
  3. 架線に対して分岐接続される引下線を該架線に支持させるための引下線支持具であって、前記架線を保持する架線保持部と、前記引下線を保持する引下線保持部とを備え、
    前記架線保持部は、架線の直径よりも小さな架線挿入用開口と、該架線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された架線を挟み込んで弾性的に保持する左右の弾性部とを備え、
    前記引下線保持部は、引下線の直径よりも小さな引下線挿入用開口であって、横向き又は下向きに開口する引下線挿入用開口と、該引下線挿入用開口を形成すると共に該開口を通して挿入された引下線を挟み込んで弾性的に保持する弾性部とを備えたことを特徴とする引下線支持具。
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