JP5377011B2 - 製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラム - Google Patents

製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラムに関し、より詳細には、複数の部品を組み立てて作製される製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラムに関する。
複数の部品を組み付けることで製造されるような製品においては、製品を構成する各部品の品質(例えば、部品の加工精度など)が完成品である製品の品質(例えば、その製品が有するべき性能など)に大きな影響を及ぼす。そのため、製品の製造前に部品の検査を行い、製造される製品が不良品となることを抑制するようにしている。
しかしながら、この部品の検査において合格した部品同士を組み付けた場合であっても、完成品である製品の検査において不合格となる場合がある。
そのため、本格的な製造を開始する前に各部品の精度検査と、検査を行った部品で組立てられた製品の性能検査とを行い、各部品の検査結果と製品の検査結果との相関関係を求めることで各部品の組み合わせを決定する技術が開示されている(特許文献1を参照)。
特開平8−215957号公報
本発明は、良好な相性を有する部品同士を組み合わせて製品を作製することができる製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラムを提供する。
本発明の一態様によれば、第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する特性情報取得工程と、
前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性との間の親和性に関する情報を取得する親和性情報取得工程と、
前記第1の部品の特性の情報、前記第2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する組合せ決定工程と、
前記組み立てられた前記製品を検査する製品検査工程と、
前記製品検査工程において不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする再組立工程と、
を備え、
前記特性情報取得工程においては、
前記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
前記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
前記製品検査工程においては、前記再組立工程において前記再組み立てされた製品をも検査し、
前記親和性情報取得工程においては、記製品検査工程で得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報取得し、
前記組合せ決定工程においては、前記再組立工程において前記再組み立てする際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とする製品の製造方法が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する特性情報取得手段と、
前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性との間の親和性に関する情報を取得する親和性情報取得手段と、
前記1の部品の特性の情報、前記2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する組合せ決定手段と、
前記組み立てられた製品を検査する製品検査手段と、
前記製品検査手段による検査により不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする再組立手段と、
を備え、
前記特性情報取得手段は、
記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
前記製品検査手段は、前記再組立手段により前記再組み立てされた製品をも検査し、
前記親和性情報取得手段は、前記製品検査手段により得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて、前記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報を取得し、
前記組合せ決定手段は、前記再組立手段により再組み立てされる際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とする製品の製造システムが提供される。
また、本発明のさらに別の一態様によれば、製品の製造に用いられるコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、
第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する手順である特性情報取得手順と、
前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性と、の間の親和性に関する情報を取得する手順である親和性情報取得手順と、
前記第1の部品の特性の情報、前記第2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する手順である組合せ決定手順と、
前記組み立てられた前記製品を検査する手順である製品検査手順と、
前記製品検査手順において不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする手順である再組立手順と、
を実行させ、
前記特性情報取得手順においては、
前記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
前記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
前記製品検査手順においては、前記再組立手順により前記再組み立てされた製品をも検査し、
前記親和性情報取得手順においては、製品検査手順で得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報取得し、
前記組合せ決定手順においては、前記再組立手順により前記再組み立てする際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、良好な相性を有する部品同士を組み合わせて製品を作製することができる製品の製造方法、製品の製造システム、およびプログラムが提供される。
本実施形態に係る製品の製造システム1を例示するブロック図である。 製造システム1を用いて作製される製品の製造過程を例示する模式図である。 製造システム1の動作の概略を例示する流れ図である。 製造システム1を用いて作製される製品の製造過程及びこの製造過程に係る情報の流れを例示する模式図である。 特性情報格納手段2が特性情報20を取得する方法を例示する流れ図である。 特性情報格納手段2が取得し格納する特性情報20を例示する模式図である。 親和性情報格納手段3が初期において親和性情報30を取得する方法を例示する流れ図である。 親和性情報格納手段3が初期において取得し格納する親和性情報30を例示する模式図である。 物理的考察値Fの一例について説明するための模式図である。 図9の事例における物理的考察値Fを例示する模式図である。 図9の事例における物理的考察値Fを例示する模式図である。 親和性情報格納手段3が2回目以降において親和性情報30を取得する方法を例示する流れ図である。 親和性情報格納手段3が2回目以降において取得し格納する親和性情報30を例示する模式図である。 部品A、Bの組合せを決定する方法を例示する流れ図である。 特性情報20及び親和性情報30の取得から組合せ決定手段4による組合せ決定に至るまでの流れを例示する流れ図である。 再組立工程を例示する流れ図である。 再組立工程及び再組立工程に係る情報の流れを例示する模式図である。 特性情報20及び親和性情報30を作成するための基礎となる情報を例示する模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る製品の製造システム1を例示するブロック図である。
本実施形態に係る製品の製造システム及び製造方法は、複数の部品を組み立てて作製される製品の製造に用いられる。そして、本実施形態では、部品を組み立てる前に個々の部品の間の相性を把握し、良好な相性を有する部品同士を組み合わせて製品を作製する。部品間の相性は、例えば部品検査などに基づいた、個々の部品の特性の違いによるものと考えられ、本実施形態ではこの特性に関する情報を活用する。
図1に表したように、本実施形態に係る製造システム1は、第1の部品(部品A)と第2の部品(部品B)とを組み立てる組立工程に投入される個々の部品Aの特性の情報(特性情報20a)及び組立工程に投入される個々の部品Bの特性の情報(特性情報20b)を格納する特性情報格納手段2と、部品Aの特性のそれぞれと部品Bの特性のそれぞれとの間の親和性(相性)に関する情報(親和性情報30)を格納する親和性情報格納手段3と、特性情報20a、特性情報20b、及び親和性情報30を用いて組立工程に投入される部品A及び部品Bの組合せを決定する組合せ決定手段4と、を備える。
次に、製造システム1の動作について、図2〜図17を参照しつつ説明する。
図2は、製造システム1を用いて作製される製品の製造過程を例示する模式図である。
図2に表したように、本実施形態では、部品Aと部品Bとを組み立てて製品(または加工体)500を作製する。その後、必要に応じ、製品500と第3の部品(部品C)等とを組み立てて、最終製品を完成させる。以下、主として部品Aと部品Bとを組み立てて製品500を作製する場合を例に取り上げて説明する。
図3は、製造システム1の動作の概略を例示する流れ図である。
まず、図3のステップS1に示すように、部品A及び部品Bを用意する。そして、ステップS2に示すように、組立工程に投入される個々の部品Aの特性情報20a及び組立工程に投入される個々の部品Bの特性情報20bを取得する。また、並行して、ステップS3に示すように部品Aの特性のそれぞれと部品Bの特性のそれぞれとの間の親和性(相性)に関する情報(親和性情報30)を取得する。その後、ステップS4に示すように、特性情報20a、20b及び親和性情報30を用いて、組立工程に投入される部品A及び部品Bの組合せを決定する。その後、ステップS5に示すように、決定された組合せを基に、部品Aと部品Bとを組み立てる。
次に、製造システム1の動作について詳細に説明する。
図4は、製造システム1を用いて作製される製品の製造過程及びこの製造過程に係る情報の流れを例示する模式図である。
まず、図4のステップS50に示すように、部品供給者Sは、個々の部品A、Bの検査を行う。その後、検査に合格した部品が製造事業者Mに搬送され、ステップS51に示すように、製造事業者Mは個々の部品A、Bの受入検査を行う。これら検査により、次に説明するように個々の部品の特性に関するデータ、すなわち個々の部品Aの特性情報20a及び個々の部品Bの特性情報20b、を得る。
図5は、特性情報格納手段2が特性情報20を取得する方法を例示する流れ図である。
図6は、特性情報格納手段2が取得し格納する特性情報20を例示する模式図である。
特性情報20(特性情報20a及び特性情報20b)は、部品供給者Sや製造事業者Mの検査により得られた検査結果情報を等級に分けた情報を含むことができる。
まず、図5において、図4に関して前述したように部品供給者S及び製造事業者Mは個々の部品A、Bの検査を行う(ステップS50及びS51)。
その後、図5のステップS500に示すように、部品供給者Sの検査及び/または製造事業者Mの受入検査からロット番号などの部品の識別番号71(部品ID71)を取得する。
その後、図5のステップS501に示すように、部品供給者Sの検査及び/または製造事業者Mの受入検査から検査データを取得する。その後、ステップS502に示すように、検査データに基づき部品A、Bの特性を等級分けして部品等級72を取得する。
その後、図5のステップS503に示すように、特性情報格納手段2は、部品ID71と部品等級72とを部品検査データ(特性情報20)として取得し格納する。
部品等級72は、例えば図6(a)及び(c)に表したように、部品A、Bについて、検査の規定値近傍の範囲にあるロットの等級を「A」、「A」から外れた範囲であって「A」に近い範囲にあるロットの等級を「B1」または「B2」、「B1」や「B2」から外れた範囲であって「B1」や「B2」に近い範囲にあるロットの等級を「C1」または「C2」、「C1」や「C2」から外れた範囲にあるロットを「NG」(不合格)とすることができる。また、分布は、図6(a)の分布のようにほぼ正規分布であってもよく、図6(c)の分布のようにそれ以外の分布であってもよい。すなわち、分布の形態にかかわらず等級分けを行うことができ、等級分けの各範囲も、部品の品種、検査の内容、経験値などに基づいて適宜決定することができる。そして、図6(b)及び(d)に表したように、部品ID71a、71b及び各部品ID71に対応した部品等級72a、72bが得られる。部品ID71a、71b及び部品等級72a、72bは、特性情報20として位置付けられる。
次に、図4に戻って説明する。
図4のステップS52に示したように、ステップS51の受入検査が終了した後に部品の選択を行うが、これに先立ち、親和性情報格納手段3が部品選択データ(親和性情報30)を取得し格納する。そして、組合せ決定手段4は、この部品選択データ(親和性情報30)を用いて部品A、Bの組合せを決定する。
親和性情報30は、後に図7〜図13を参照しつつ詳細に説明するが、製品500の検査を用いて取得することができる。すなわち、個々の部品Aを検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて部品等級72aを得、また個々の部品Bを検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて部品等級72bを得た上で、個々の部品Aと個々の部品Bとを組み立てて製品500を作製する。その後、製品500の検査を行い、この検査で得られた検査結果情報を、部品等級72a及び部品等級72bとの関係の中で位置付ける。そして、部品等級72a及び部品等級72bの各組合せについて、相性の程度に関する等級(親和性等級73)を作成する。これにより、個々の部品Aと個々の部品Bとの組合せの相性の情報、すなわち親和性情報30を得る。
部品A、Bを用いて最初に製品500を作製する場合において、個々の部品A、Bの組合せを決定するときに用いられる親和性情報30は、部品A、Bの派生品種の実績や、部品A、Bの開発段階の試作品のデータを用いることにより得ることができる。これにより得られた親和性情報30は、親和性情報30の初期値として位置付けることができる。この場合、その後部品Aと部品Bとを組み立てて作製された製品500の検査データを基に、親和性情報30を更新することができる。
以下、部品A、Bを用いて最初に製品500を作製する場合において、部品A、Bの組合せを決定するときに用いられる親和性情報30を取得する方法について、図7及び図8を参照しつつ説明する。
図7は、親和性情報格納手段3が初期において親和性情報30を取得する方法を例示する流れ図である。
図8は、親和性情報格納手段3が初期において取得し格納する親和性情報30を例示する模式図である。
まず、図7のステップS510及び図8(a)に示すように、派生品や開発段階の試作品の検査結果を用いて合格率実績の初期値を作成する。図8(a)に表したように、縦軸に部品Aの検査結果の等級(部品等級72a)を、横軸に部品Bの検査結果の等級(部品等級72b)を、それぞれ位置付ける。そして、派生品等の製造検査において得られた合格率を、部品等級72a及び部品等級72bとの関係の中で位置付ける。これにより、部品Aの各特性と部品Bの各特性との相性に関するデータが得られる。
その後、図7のステップS511及び図8(b)に示すように、合格率実績の初期値をポイント化する。これにより、部品A及びBの各特性の相性の等級(親和性等級73P)が得られる。なお、親和性等級73Pの「P」は、「第1の、初期の(Primary)」という意味である。ポイント化の例としては、図8に示したように、例えば合格率が0〜49%の場合は「1」、50〜89%の場合は「3」、90〜100%の場合は「5」とすることができる。
ポイント化は、相性データの数値を簡素化して利便性を高めるために行うものであり、逆に精緻な管理を行うなどの場合には、ポイント化を行わず合格率実績の原データをそのまま用いて親和性等級73Pとしてもよい。この場合、副次的効果として、親和性情報30の取得工程が簡素化される。
次に、図8(b)〜(d)に表したように、親和性等級73Pに物理的考察を踏まえた加重因子(物理的考察値F)を乗じまたは加えることができる。これを算出して、親和性等級73Sを得ることができる。なお、親和性等級73Sの「S」は、「第2の、派生的な(Secondary)」という意味である。物理的考察値Fは、組み合わせる部品の種類などを考慮して物理的な考察を行い、各部品の組合せ及び各部品の各特性の組合せに応じてポイント化した数値とすることができる。物理的考察値Fは、例えば製品の良・不良に対する寄与率とすることができる。物理的考察値Fを用いることにより、親和性情報30が精緻化され、部品A、Bの組合せがより適切なものとなる。
物理的考察値Fを用いる場合は、図7のステップS515に示すように、物理的考察に基づいた物理的考察値Fを取得する。その後、ステップS516に示すように、物理的考察値Fを蓄積する。物理的考察値Fは、親和性情報格納手段3において取得され蓄積される構成にすることができる。
そして、図7のステップS512及び図8(b)〜(d)に示すように、初期合格率実績のポイント(親和性等級73P)と物理的考察値Fとの積または和を算出し、親和性等級73Sを得る。親和性等級73Sは、初期における部品の組合せ選択のためのフィルタ(初期選択フィルタ)としての機能を有する。そして、図7のステップS513に示すように、現行フィルタとして、初期選択フィルタを設定する。これにより、親和性等級73Sは、親和性情報30として用いることができる。
なお、図示しないが、ステップS511で得られた親和性等級73Pをそのまま親和性情報30として用いてもよい。これにより、親和性情報30を取得する工程が簡素化される。この場合、ステップS511が終了した後にステップS513に進み、親和性等級73Pを初期選択フィルタとして位置付け、これを現行フィルタとして設定する。
以上により、親和性情報格納手段3は親和性情報30を取得し格納することができる。
なお、親和性情報30は、上記で得られた親和性等級73Pや親和性等級73Sの他、必要に応じさらに追加的な情報を含んでもよい。追加的情報としては、例えば、部品等級72a、72b、親和性等級73P、73S、及び物理的考察値Fのそれぞれに係る特性・特徴を言葉で表現した内容などが挙げられる。
次に、物理的考察値Fについて、図9〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
図9は、物理的考察値Fの一例について説明するための模式図である。ここでは、部品Aとして磁気ヘッドAを、部品BとしてディスクBを、部品CとしてモータCを用い、これらを組み立ててハードディスクドライブ(HDD)を作製する場合を例に取り上げる。図9(a)は、本事例で作製されるHDDを例示する模式断面図であり、図9(b)、(c)、及び(d)は、それぞれHDDの部品である磁気ヘッドA、ディスクB、及びモータCの特性を例示する模式グラフ図である。
なお、対象としてHDDを取り上げるが、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等の光学ディスク、磁気ディスク等でもよい。
図9(a)に表したように、本具体例に係るHDDは、磁気ヘッドAと、ディスクBと、図9(a)において図示しないモータCと、を有する。磁気ヘッドAとディスクBとは接しておらず、両者の間には浮上量の距離が存在する。ディスクBは、下から、厚さ1mm程度のアルミニウム(Al)からなる基板B1、厚さ100〜150nm程度の鉄/コバルト合金(Fe/Co)からなる軟磁性裏打層及び厚さ10〜20nm程度のルテニウム(Ru)からなる下地中間層からなる中間層B2、厚さ15〜20nm程度のコバルト、クロム、プラチナ合金(Co/Cr/Pt)からなる記録層B3、及び厚さ3〜5nm程度の炭素(C)からなる保護層B4などを積層した積層構造を有する。また、磁気ヘッドAのディスクB側には、ヘッド膜A1が形成されている。
ここで、近年においては、磁気ヘッドAの微細化に伴い磁気強度が低下する傾向にあることから、浮上量Tを小さくして磁気強度を確保している。しかしながら、浮上量Tはナノメートルオーダに達しているため、僅かな浮上量Tのばらつきが磁気強度に影響を与え、HDDの品質に影響を及ぼすことがある。そして、浮上量Tは、ディスクBの表面に形成した保護層B4の厚さや、モータCの回転の変動の影響を受けることから、特に磁気強度(磁性抵抗)の低い磁気ヘッドAを用いた場合などには、ディスクBの保護層B4の厚さやモータCの回転の変動に注意を払うことが求められる。すなわち、部品である磁気ヘッドA、ディスクB、及びモータCの特性のばらつきが、HDDの品質に影響を及ぼすことがある。
このため、図9(b)〜(c)に表した各部品の特性に関するデータを用いて物理的考察値Fを決定し、これを用いることにより、部品の組合せをより適切に決定することができる。
例えば、図9(b)のグラフにおいて等級Cの磁気ヘッドAは磁気強度が低く、かかる磁気ヘッドAを用いる場合には、保護層B4の厚さのばらつきの小さいディスクBや、回転むらの少ないモータCを用いるのが好ましい。このため、かかる場合は、図9(c)のグラフにおいて等級AのディスクBや、図9(d)のグラフにおいて等級AのモータCを用いることができる。
逆に、図9(b)のグラフにおいて等級Aの磁気ヘッドAは磁気強度が大きいため、かかる磁気ヘッドAを用いる場合には、図9(c)及び(d)のグラフにおいて等級A以外の等級を有するディスクB及びモータCからも幅広く選択することができる。
このような物理的な考察を基に、部品間の相性(より詳細には、部品の特性間の相性)について加重するポイント、すなわち物理的考察値F、を作成することができる。
図10及び図11は、図9の事例における物理的考察値Fを例示する模式図である。図10(a)及び図11(a)は磁気ヘッドAとディスクBとの組合せについての物理的考察値Fを、図10(b)及び図11(b)は磁気ヘッドAとモータCとの組合せについての物理的考察値Fを、図10(c)及び図11(c)はディスクBとモータCとの組合せについての物理的考察値Fを、それぞれ表している。
まず、図10(a)を参照しつつ説明する。前述したように、等級Cの磁気ヘッドAは、磁気強度が低いため、等級AのディスクBと組み合わせるのが好ましい。このため、図10(a)に表したように、等級Cの磁気ヘッドAと等級AのディスクBとの組合せに対しては大きいポイントである「5」を与えることができる。一方、この等級Cの磁気ヘッドAは、等級B1及びB2のディスクBと組み合わせることは好ましくない。前述したように、磁気強度が低い状況下において保護層B4の厚さにばらつきがあると、良好な品質を有するHDDが得られにくいためである。このため、等級Cの磁気ヘッドAと等級B1及びB2のディスクBとの組合せに対しては、小さいポイントである「1」を与えることができる。
一方、等級Aの磁気ヘッドAは、磁気強度が高いため、等級Aのみならず等級B1及びB2のディスクBとも幅広く組み合わせることができる。このため、図10(a)に表したように、等級Aの磁気ヘッドAと等級A、B1、及びB2のディスクBとの組合せに対しては、大きいポイントである「5」を与えることができる。
また、等級Bの磁気ヘッドAについては、磁気強度は等級A及び等級Cの間にあることから、等級Aの磁気ヘッドAに係るポイント及び等級Cの磁気ヘッドAに係るポイントの中間の値のポイントを与えることができる。このため、図10(a)に表したように、等級Bの磁気ヘッドAと等級AのディスクBとの組合せに対してはポイント「5」を与えることができ、等級Bの磁気ヘッドAと等級B1及びB2のディスクBとの組合せに対しては、「1」と「5」の中間の値である「3」を与えることができる。
このようにして、磁気ヘッドAとディスクBとの組合せに係る物理的考察値Fを作成することができる。
同様に、図10(b)に表したように、磁気ヘッドAとモータCとの組合せに係る物理的考察値Fを作成することができる。すなわち、磁気強度の低い等級Cの磁気ヘッドAについては、等級AのモータCとの組合せに対しては大きいポイントである「5」を与えることができ、等級BのモータCとの組合せに対しては小さいポイントである「1」を与えることができる。
一方、磁気強度の高い等級Aの磁気ヘッドAについては、等級A及びBのモータCとの組合せに対して大きいポイントである「5」を与えることができる。
また、等級Bの磁気ヘッドAについては、中間の値のポイントを与えることができる。すなわち、等級AのモータCとの組合せに対してはポイント「5」を与えることができ、等級BのモータCとの組合せに対しては、「1」と「5」の中間の値である「3」を与えることができる。
このようにして、磁気ヘッドAとモータCとの組合せに係る物理的考察値Fを作成することができる。
また、図10(c)に表したように、ディスクBとモータCとの組合せに係る物理的考察値Fを作成することもできる。例えば、保護層B4の厚さのばらつきが大きい場合には、回転むらの小さいモータCを用いることが好ましい。このため、等級B1及びB2のディスクBについては、等級AのモータCとの組合せに対しては大きいポイントである「5」を与えることができる一方、等級BのモータCとの組合せに対しては小さいポイントである「1」を与えることができる。
一方、保護層B4の厚さのばらつきが小さい場合には、回転むらの許容範囲が広くなる。このため、等級AのディスクBについては、等級AのモータCとの組合せに対しては「5」を与えることができ、等級BのモータCとの組合せに対しては上述した「1」よりも大きい数値である「3」などを与えることができる。
なお、図10では、(a)、(b)、(c)ともに一律「1」〜「5」の数値幅の下で物理的考察値Fを決定しているが、図11に表したように、部品の組合せそれ自体に対しても重み付けを行ってもよい。例えば、磁気ヘッドAとディスクBとの組合せは製品の良否に与える影響が大きい一方、磁気ヘッドAとモータCとの組合せやディスクBとモータCとの組合せは製品の良否に与える影響が小さいような場合には、それぞれの物理的考察値Fの数値幅に差を設けることができる。すなわち、磁気ヘッドAとディスクBとの組合せに係る物理的考察値Fは相対的に大きな数値幅の下に決定し、磁気ヘッドAとモータCとの組合せやディスクBとモータCとの組合せに係る物理的考察値Fは相対的に小さな数値幅の下に決定することができる。
例えば、図10(a)に示した物理的考察値Fの代わりに図11(a)に示した物理的考察値Fを用いることができる。この場合、磁気ヘッドAとディスクBとの組合せに係る物理的考察値Fは、「0.1」〜「10」の数値幅の下で決定している。あるいは、図10(b)及び(c)に示した物理的考察値Fの代わりに図11(b)及び(c)に示した物理的考察値Fを用いることができる。この場合、磁気ヘッドAとモータCとの組合せやディスクBとモータCとの組合せに係る物理的考察値Fは、「2」〜「4」の数値幅の下で決定している。あるいは、これらを組み合わせてもよい。すなわち、図10(a)、(b)、及び(c)に示した物理的考察値Fの代わりに図11(a)、(b)、及び(c)に示した物理的考察値Fを用いてもよい。
図11に表した、部品の組合せそれ自体に対しても重み付けを行う構成は、例えば3つ以上の部品を同時に選択する場合などに有効に用いることができる。
以上のようにして、物理的考察値Fを取得することができる。
次に、部品A、Bを用いて2回目以降に製品500を作製する場合において、部品A、Bの組合せを決定するときに用いられる親和性情報30を取得する方法について、図12及び図13を参照しつつ説明する。
図12は、親和性情報格納手段3が2回目以降において親和性情報30を取得する方法を例示する流れ図である。
図13は、親和性情報格納手段3が2回目以降において取得し格納する親和性情報30を例示する模式図である。
まず、既に少なくとも1回、部品A、Bを用いて製品500が作製されているため、この製品500に係る製造検査(ステップS55)が実施されている。そして、製品500の製造検査結果(合否情報74)は、図13に示したように、検査合否データ50に蓄積される。このとき、合否情報74は、製品500に搭載された個々の部品A、Bの部品等級72a、72bと関連付けて蓄積される。
次に、図12のステップS520に示すように、製造検査を受けた製品500に搭載されている個々の部品A、Bの部品ID71(部品ID71a、71b)を取得する。その後、図12のステップS521及び図13に示すように、取得した部品ID71a、71bを用いて部品検査データ(特性情報20)を検索し、部品ID71a、71bに対応した部品等級72a、72bを取得する。
その後、図12のステップS522及び図13に示すように、部品等級72a、72bを用いて検査合否データ50を検索し、部品Aの部品等級72a及び部品Bの部品等級72bに対応した製造検査結果(合否情報74)を取得する。
その後、図12のステップS523及び図13(a)に示すように、部品等級72a、72b及び合否情報74を用いて、親和性情報30に含まれる、あるいは親和性情報30の基になる合格率実績を更新する。
その後、図12のステップS524及び図13(b)に示すように、図7及び図8に関して前述した要領で最新の合格率実績をポイント化する。これにより、親和性等級73Pの最新値が得られる。なお、図7及び図8に関して前述したように、ポイント化を行わず合格率実績の最新値をそのまま親和性等級73Pとして位置付けてもよい。
次に、物理的考察値Fを用いる場合は、図12のステップS527に示すように、物理的考察に基づいた物理的考察値Fを取得する。その後、ステップS528に示すように、物理的考察値Fを蓄積する。物理的考察値Fは、親和性情報格納手段3において取得され蓄積される構成にすることができる。
そして、図12のステップS525及び図13(b)〜(d)に示すように、最新合格率実績のポイント(親和性等級73P)と物理的考察値Fとの積または和を算出し、親和性等級73Sの最新値を得る。この親和性等級73Sは、部品の組合せ選択のためのフィルタの最新版(最新選択フィルタ)としての機能を有する。そして、図12のステップS526に示すように、図13(e)に示した現行フィルタ、すなわち現行の親和性等級73S、を最新選択フィルタ、すなわち最新の親和性等級73S、に置き換える。これにより、最新の親和性等級73Sは、親和性情報30として用いることができる。
なお、図7及び図8に関して前述したのと同様に、ステップS524で得られた親和性等級73Pをそのまま親和性情報30として用いてもよい。この場合、ステップS524が終了した後にステップS526に進み、親和性等級73Pを最新選択フィルタとして位置付けることができる。
以上により、親和性情報格納手段3は最新の親和性情報30を取得し格納することができる。なお、親和性情報30に含まれる追加的情報については、図7及び図8に関して前述した通りである。
次に、図4に戻って説明する。
図4のステップS51で示した受入検査が終了したら、ステップS52で示すように、部品選択を行う。このときに、組合せ決定手段4は、次に説明する要領で親和性情報30を用いつつ部品A、Bの組合せを決定する。
以下、部品A、Bの組合せを決定する方法について、図4及び図14を参照しつつ説明する。
図14は、部品A、Bの組合せを決定する方法を例示する流れ図である。
まず、図14のステップS530に示すように、部品Aと部品Bとの相性を判定する基準である相性判定基準を作成する。相性判定基準の基準値は、顧客からの要求等を基に適宜設定することができる。
次に、図14のステップS531に示すように、組合せ決定手段4は1組の部品A、Bのそれぞれの部品ID71a、71bを取得する。その後、図4及び図14のステップS532に示すように、組合せ決定手段4は、部品ID71a、71bを用いて部品検査データ(特性情報20)を検索し、当該部品ID71a、71bに対応した部品等級72a、72bを取得する。その後、図4及び図14のステップS533に示すように、組合せ決定手段4は、部品Aの部品等級72aと部品Bの部品等級72bとの組合せを用いて、部品選択データ(親和性情報30)を検索し、当該組合せに係る親和性等級73(親和性等級73Pまたは親和性等級73S)を取得する。
その後、組合せ決定手段4は、親和性等級73を用いて部品A、Bの組合せを決定する。すなわち、図14のステップS534に示すように、取得した親和性等級73と相性判定基準とを比較し、親和性等級73が基準値以上か否かを判定する。基準値以上であれば、ステップS536に進み、次の工程、すなわち図4のステップS53に示した部品投入工程、に進む。一方、基準値に満たない場合は、ステップS535に進み、部品A、Bの組合せを変更する。その後、新しい組合せの部品A、Bを用いて、ステップS531以下の工程を行う。
なお、相性判定基準は、多段階式に設定してもよい。この場合、相性が最もよい組合せを優先的に選択する手法や、相性が最も悪い組合せを除外する手法などを採用することができる。例えば、親和性等級73Sが20点以上であれば優良品とみなして優先的に選択したり、5点以下であれば不良品とみなして除外したりすることができる。特に、相性が最も悪い組合せを除外するという手法を用いることにより、製品数量の確保やコストの削減が図られる。
このようにして、組合せ決定手段4は部品A、Bの適切な組合せを決定する。
なお、これまでの流れを図15に表した。
図15は、特性情報20及び親和性情報30の取得から組合せ決定手段4による組合せ決定に至るまでの流れを例示する流れ図である。図15の(1)は、図6に関して前述した特性情報20の取得工程及び図14に関して前述した組合せ決定手段4による組合せ決定工程を表している。また、図15の(2−1)は、図7及び図8に関して前述した初期選択フィルタ(初期の親和性等級73)の取得工程を表し、図15の(2−2)は、図12及び図13に関して前述した最新選択フィルタ(最新の親和性等級73)の取得工程を表している。
次に、その後の工程について、図4に戻って説明する。
図4のステップS52により部品A、Bの組合せを決定したら、ステップS53に示すように、適切な組合せの部品A、Bを製造ラインに投入する。そして、ステップS54に示すように、部品A、Bの組立てを行う。その後、ステップS55に示すように、部品A、Bを組み立てて作製された製品500の製造検査を行う。製造検査では、例えば温度、気圧、湿度等が適度に維持された通常の室内環境下、及び通常想定できる範囲の最高水準(または最低水準)に設定された環境下、で数日間にわたって連続して製品の性能について検査を行う。例えば製品がHDD(ハードディスクドライブ)の場合は、ハードディスクのデータの書き込み及び読み出しを行う。
その後、必要に応じて、エージング検査を行ってもよい。この検査では、データの書き込み及び読み取りを正確にできるかを確認するための加速度試験を繰り返し行う。
その後、必要に応じて、エージング検査以外の検査を行ってもよい。例えば、出荷検査を行い、その製品が最終的に出荷できる状態になっているかどうかをチェックする。
製造検査の結果の情報、すなわち合否情報74は、図13に関して前述したように検査合否データ50に蓄積される。そして、図4のステップS56に示すように、製造検査で合格とされた製品500を出荷する。なお、図示しないが、製造検査で合格とされた製品500は、さらに品質保証に関する検査を行い、その後に出荷してもよい。一方、製造検査で不合格とされた製品500は、次に説明する再組立工程に投入したり、廃棄したりすることができる。
以下、再組立工程について、図16及び図17を参照しつつ説明する。「再組立」とは、製品500を回収し、部品A、Bに分解して、より上流側の工程に戻すことをいう。
図16は、再組立工程を例示する流れ図である。
図17は、再組立工程及び再組立工程に係る情報の流れを例示する模式図である。
まず、図16のステップS55及び図17のステップS55に示すように、製品500の製造検査を行う。そして、図16のステップS55aに示すように、合否判定を行う。合格とされた製品500は、図16のステップS56及び図17のステップS56に示すように出荷する。一方、不合格とされた製品500については、ステップS70に示すようにこの製品500の再組立方法を判定する。そして、ステップS73に示すように、再組立処置を実施する。その後、図16のステップS73aに示すように、再組立を適切に実施できるか否かの判定を行う。
適切に再組立できる場合は、当該製品500は、図16及び図17のステップS55に示すように製造検査に供される。あるいは、図17のステップS54に示すように組立工程に送られる。その後、前述した製造検査(ステップS55)以降の工程を繰り返す。
一方、適切に再組立することができない場合は、図16及び図17のステップS74に示すように、製品500を部品A、Bに分解する。この部品A、B(部品A及び/または部品B)は、ステップS71に示すように再組立部品として位置付け、再組立部品在庫として貯蔵する。なお、状況に応じ、図17のステップS75に示すように部品A、Bを廃棄してもよい。
その後、図16のステップS72及び図17のステップS72に示すように、組合せ決定手段4は、再組立部品を用いて部品A、Bの適切な組合せを決定する。ここで、図17のステップS76に示すように、必要に応じ新規部品を投入してもよい。新規部品は、ステップS53に示した部品投入工程から得ることができる。
組合せ決定手段4は、図14に関して前述した要領で部品A、Bの組合せを決定する。すなわち、図17に示すように、組合せ決定手段4は、まず再組立部品及び必要に応じ新規部品の1組の部品A、Bについて、それぞれの部品ID71a、71bを取得する。その後、組合せ決定手段4は、部品ID71a、71bを用いて部品検査データ(特性情報20)を検索し、部品ID71a、71bに対応した部品等級72a、72bを取得する。その後、組合せ決定手段4は、部品Aの部品等級72aと部品Bの部品等級72bとの組合せを用いて、部品選択データ(親和性情報30)を検索し、当該組合せに係る親和性等級73(親和性等級73Pまたは親和性等級73S)を取得する。なお、この部品選択データ(親和性情報30)は、図17に示したように再組立工程のために特別に整備された再組立部品選択データとしてもよい。
その後、組合せ決定手段4は、取得した親和性等級73と相性判定基準とを比較し、親和性等級73が基準値以上か否かを判定する。基準値以上であれば、図16のステップS73及び図17のステップS73に示すように、当該組合せに係る部品A、Bを用いて再組立処置を実施する。その後、前述した再組立に係る判定(ステップS73a)以降の工程を繰り返す。
一方、親和性等級73が基準値に満たない場合は、組合せ決定手段4は、部品A、Bの組合せを変更する。その後、新しい組合せの部品A、Bを用いて上述した組合せ決定に係る各工程を繰り返す。
新しい組合せの部品A、Bを用いて適切に再組立できる場合は、再組立により作製された製品500は、図16のステップS55並びに図17のステップS54及びS55に示すように組立工程や製造検査に供される。そして、上述した工程を繰り返す。すなわち、製造検査で合格とされた製品500はステップS56に示すように出荷し、不合格とされた製品500についてはステップS70に示すように再組立方法の判定を行い、ステップS73に示すように再組立処置を実施する。
このように、本実施形態に係る特性情報格納手段2、親和性情報格納手段3、及び組合せ決定手段4、並びにこれらによる動作は、再組立工程においても好適に用いることができる。
なお、特性情報20や親和性情報30を取得(及び、必要に応じ更新)し格納する動作や、部品A、Bの組合せを決定する動作は、コンピュータプログラムを用いて行ってもよい。このコンピュータプログラムを格納するコンピュータは、内部にCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等からなる演算部、ROM(Read-Only Memory:読取専用記億装置)及びRAM(Random Access Memory:ランダムアクセス記憶装置)等からなる主記憶装置、ハードディスク等からなる補助記憶装置、並びに入出力インターフェース等が設けられ、バス等を介してこれらが相互に接続される構成にすることができる。CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは補助記憶装置からRAMにロードされたプログラムに従って、情報処理を行う。また、入出力インターフェースは、キーボード及びマウス等からなる入力部、CRT(Cathode-Ray Tube:陰極線管)またはLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)等のディスプレイ及びスピーカ等からなる出力部、モデムまたはLAN(Local Area Network:構内通信網)カード等のネットワークインターフェースカード等から構成される通信部が設けられる構成にすることができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、組立系製品の部品に関する部品特性検査の結果の情報、例えば部品供給者の検査結果や製造事業者の受入検査結果の情報、を部品投入工程にフィードフォワードすることによって、部品間相性の良い組合せを優先的に選択することができる。すなわち、部品間相性は部品特性の違いに依存すると捉え、部品特性検査に基づき部品特性を等級分けし、部品等級の組合せごとの製造検査合格率等に基づいて、合格率が最も高いと見込まれる最良の部品組合せを選択してラインに投入し、または不合格率が最も高い最悪組合せを排除する。
これにより、製品の1(ワン)パス率の向上が図られる。1パス率とは、全ての工程を1回で通過することのできる率のことであり、最初の工程を行った回数のうち、全ての工程を1回で通過することのできた回数の割合である。この結果、製造工程で発生する損失の削減が図られる。例えば再組立工数が削減され、これに要する人員、装置稼働数、時間等の資源が削減される。また、再組立工程を実施すると、分解したときにネジなどの再利用できない部品が発生するところ、再組立工数を削減することによりかかる部品の調達や廃棄に係る費用の削減が図られる。
また、親和性情報30は、物理的考察値Fを用いて作成することができ、また製造検査結果を用いて更新することができる。これらにより、部品間相性データがより適切なものとなり、1パス率のさらなる向上が図られる。これにより、製造工程におけるコストのさらなる低減が図られる。
さらに、本実施形態は、再組立工程にも適用することができる。これにより、製造をさらに円滑に進めることができ、製造工程におけるコストのさらなる低減が図られる。
本実施形態は、組立系のあらゆる製品に適用可能である。例えば、PC、携帯電話、HDD、DVDレコーダ等の電子機器に好適に適用できる。
本実施形態は、製品の品質が構成部品の品質に大きく依存する場合に特に有効に適用することができる。このような場合は、部品の品質を高めるために、例えば部品の仕様を厳しく設定することが考えられるが、仕様を厳しくすると部品調達コストは一般に高くなる。特に、部品を外部の部品供給者から購入する場合には、この傾向が顕著に現れると考えられる。このため、部品の特性のばらつきをある程度許容せざるを得ないことがある。
このように部品の特性のばらつきが大きい場合には、部品間の相性が重要となる。その一方で、製品が良品となるか、不良品となるか、は組立後、とりわけ製品完成後のエージング検査などを経た上で判明することがある。
そこで、このような場合には本実施形態を用いることが有効である。すなわち、部品特性検査(受入検査等)結果に基づいて、部品間相性を定義・判断し、組立工程に入る前に部品間の相性を把握し、相性が最適な組合せにより部品を組み立て、または相性が最悪な組合せを排除して部品を組み立てることにより、製品の製造を円滑に進めることが可能となる。これにより、製造工程の効率化が図られる。すなわち、製造検査などの全ての検査を1回で合格する製品の割合を高めることができる。これにより、例えば再組立工程に依存する必要がなくなり、上述したように人員、時間、装置稼働、部品廃棄等に係るコストの低減が図られる。
なお、これまで主に2つの部品を組み合わせて製品を作製する場合について説明してきたが、本実施形態は3つ以上の部品を組み合わせて製品を作製する場合についても適用することができる。すなわち、上述の部品Aと部品Bとの相性を、部品Cと部品Aとの相性、部品Cと部品Bとの相性、または部品Cと部品A及びBを組み立てて作製された製品との相性などに置き換えて論じることにより、本実施形態の効果が発現される。
また、特性情報20や親和性情報30は、上述した検査データの他、図18に示した各種情報を含めたり、これら情報を用いて取得したりしてもよい。
図18は、特性情報20及び親和性情報30を作成するための基礎となる情報を例示する模式図である。図18に示すように、この製造過程においては、部品検査→部品受入→部品選択→部品投入→組立→製造検査→品質保証検査→出荷という流れで、処理が進む。
図18に表したように、特性情報20や親和性情報30を作成するための基礎となる情報としては、例えば、部品情報101、再組立履歴102、製造検査情報103、品質保証検査情報104、及び市場情報105や、これら一次情報100を解析するなどして得られた二次情報200が挙げられる。二次情報200としては、例えば、部品解析情報201、再組立解析情報202、製造検査履歴解析情報203、出荷解析情報204などが挙げられる。
部品情報101としては、個々の部品の特性の情報の他、例えば部品メーカ名、製造拠点、製造ライン、製造日、製造検査データ等が挙げられる。再組立履歴102としては、例えば再組立の有無、再組立回数、再組立に用いられた部品の使用回数、処理の内容等が挙げられる。製造検査情報103は、製造検査の結果の情報とすることができる。
品質保証検査情報104は、品質保証検査の結果の情報とすることができる。製造検査において良品と判定された製品のうち、一部の製品は抜き取られて品質保証検査に供されるようにすることができる。品質保証検査においては、例えば、客先に保証している性能を満たしているか否かを確認する。
市場情報105は、出荷後の消費者から寄せられた情報などとすることができる。
これら情報をも用いることにより、親和性情報30の高度化が図られる。
なお、本実施形態は、組立系の他、例えば材料系にも応用することができる。すなわち、複数の材料を用いて別の材料を作製する場合などにおいて、事前に各材料のロットごとの特性を特性情報20として取得し、各特性間の相性に関する情報を親和性情報30として取得し、特性情報20及び親和性情報30を用いて個々の材料の組合せを決定することができる。これにより、材料系の製品を円滑に作製することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略、条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 製造システム、2 特性情報格納手段、3 親和性情報格納手段、4 組合せ決定手段、20 特性情報、20a 部品Aの特性情報、20b 部品Bの特性情報、30 親和性情報、50 検査合否データ、71 部品の識別番号(部品ID)、71a 部品Aの部品ID、71b 部品Bの部品ID、72 部品等級、72a 部品Aの部品等級、72b 部品Bの部品等級、73、73P、73S 親和性等級、74 合否情報、500 製品、A 部品、磁気ヘッド、A1 ヘッド膜、B 部品、ディスク、B1 基板、B2 中間層、B3 記録層、B4 保護層、C 部品、モータ、F 物理的考察値、S 部品供給者、M 製造事業者

Claims (6)

  1. 第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する特性情報取得工程と、
    前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性との間の親和性に関する情報を取得する親和性情報取得工程と、
    前記第1の部品の特性の情報、前記第2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する組合せ決定工程と、
    前記組み立てられた前記製品を検査する製品検査工程と、
    前記製品検査工程において不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする再組立工程と、
    を備え、
    前記特性情報取得工程においては、
    前記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
    前記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
    前記製品検査工程においては、前記再組立工程において前記再組み立てされた製品をも検査し、
    前記親和性情報取得工程においては、記製品検査工程で得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報取得し、
    前記組合せ決定工程においては、前記再組立工程において前記再組み立てする際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とする製品の製造方法。
  2. 前記親和性情報取得工程は、前記取得された親和性に関する情報に物理的考察を踏まえた加重因子を乗じまたは加える工程をさらに有することを特徴とする請求項1記載の製品の製造方法。
  3. 第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する特性情報取得手段と、
    前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性との間の親和性に関する情報を取得する親和性情報取得手段と、
    前記1の部品の特性の情報、前記2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する組合せ決定手段と、
    前記組み立てられた製品を検査する製品検査手段と、
    前記製品検査手段による検査により不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする再組立手段と、
    を備え、
    前記特性情報取得手段は、
    記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
    記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
    前記製品検査手段は、前記再組立手段により前記再組み立てされた製品をも検査し、
    前記親和性情報取得手段は、前記製品検査手段により得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて、前記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報を取得し、
    前記組合せ決定手段は、前記再組立手段により再組み立てされる際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とする製品の製造システム。
  4. 前記親和性情報取得手段は、前記取得された親和性に関する情報に物理的考察を踏まえた加重因子をさらに乗じまたはさらに加えること特徴とする請求項3記載の製品の製造システム。
  5. 製品の製造に用いられるコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、
    第1の部品と第2の部品とを組み立てる組立工程に投入される記第1の部品の特性の情報及び前記組立工程に投入される記第2の部品の特性の情報を取得する手順である特性情報取得手順と、
    前記第1の部品の前記特性と、前記第2の部品の前記特性と、の間の親和性に関する情報を取得する手順である親和性情報取得手順と、
    前記第1の部品の特性の情報、前記第2の部品の特性の情報、及び前記親和性に関する情報を用いて前記組立工程に投入される前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せを決定する手順である組合せ決定手順と、
    前記組み立てられた前記製品を検査する手順である製品検査手順と、
    前記製品検査手順において不合格とされた前記製品を、前記第1の部品と前記第2の部品とに分解し、前記分解された前記第1の部品と前記第2の部品とをも用いて、再組み立てする手順である再組立手順と、
    を実行させ、
    前記特性情報取得手順においては、
    前記組立工程に投入される前記1の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第1の等級を取得するとともに、
    前記組立工程に投入される前記2の部品を検査し、得られた検査結果情報を等級に分けて第2の等級を取得し
    前記製品検査手順においては、前記再組立手順により前記再組み立てされた製品をも検査し、
    前記親和性情報取得手順においては、製品検査手順で得られた前記再組み立てされた製品をも含む合格品に対する検査結果情報を用いて記第1及び第2の等級の各組合せについて前記親和性に関する情報取得し、
    前記組合せ決定手順においては、前記再組立手順により前記再組み立てする際の前記第1の部品及び前記第2の部品の組合せをも決定することを特徴とするプログラム。
  6. 前記親和性情報取得手順は、前記取得された親和性に関する情報に物理的考察を踏まえた加重因子を乗じまたは加える手順をさらに有することを特徴とする請求項5記載のプログラム。
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