JP5376714B2 - ブラインドの操作装置 - Google Patents
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Description
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のブラインドの操作装置において、前記カバーには、前記プーリケースに設けられた係合突部と同じ形状の係合突部を形成したことを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載のブラインドの操作装置において、前記動力伝達部には連結突部を設け、当該連結突部が前記動力入力部に設けられる嵌合凹部に嵌合されることにより、前記動力伝達部は前記動力入力部に対し着脱自在に連結されることを要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載のブラインドの操作装置において、前記プーリケースは、前記ヘッドボックスに対して着脱可能に設けられるベースに対して回動可能に支持し、当該ベースには自身を前記ヘッドボックスに対し着脱可能とする前記係合部を備え、前記プーリケースの内部には回動された当該プーリケースを原位置に向けて付勢する付勢手段を設けたことをその要旨とする。
以下、本発明をいわゆる横型ブラインドに具体化した第1の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1に示すように、横型ブラインドは、ヘッドボックス11から複数本のラダーコード12を介して多数段のスラット(日射遮蔽材)13が吊下支持されるとともに、これらラダーコード12の下端にボトムレール14が取着されてなる。ラダーコード12の上端部はヘッドボックス11の内部に配設される図示しないチルト装置(角度調節装置)に支持される。当該チルト装置は、ヘッドボックス11の内部に配設される駆動軸15の回転に基づいてラダーコード12を介して各スラット13を同位相で上下方向へ回転させる。
図2に示すように、ギヤボックス22の内部には、駆動軸15の端部に固定された出力傘歯車31、及びこれに噛合する2つの入力傘歯車32,33が回転可能に設けられている。2つの入力傘歯車32,33は、出力傘歯車31の回転中心軸に直交する軸を中心として回転する。2つの入力傘歯車32,33の入力軸32a,33aの端部は、ギヤボックス22の側壁及びヘッドボックス11の側壁を貫通して外部に露出する。入力軸32a,33aには、ヘッドボックス11の外部に設けられる伝達機構34,35を介して操作装置21が作動連結可能とされている。
次に、操作装置21が作動連結されるヘッドボックス11側の伝達機構34,35の構成について説明する。
次に、ブラインドの操作装置の構成について詳細に説明する。
<プーリケース>
図3に示すように、操作装置21のプーリケース81はヘッドボックス11の外部に配設されるケース本体82及び当該ケース本体82に取り付けられるカバー83を備えている。これらケース本体82及びカバー83は、いずれも合成樹脂材料により形成されている。
図3に示すように、プーリケース81の内部には、プーリ100が回転可能に収容されている。このプーリ100は、両端が開口した円筒状の駆動プーリ101、及び当該駆動プーリ101に嵌合される円筒状の動力伝達部材102を備えてなる。これら駆動プーリ101及び動力伝達部材102はいずれも合成樹脂材料により形成されている。
図4に併せて示されるように、駆動プーリ101の外周面には複数個の爪部材103が設けられている。これら爪部材103は、駆動プーリ101の回転中心軸に沿う方向において2列に、且つ当該回転中心軸回りに一定間隔毎に設けられている。これら爪部材103のうち、カバー83から遠い方の列を構成する第1の爪部材103aと、カバー83に近い方の列を構成する第2の爪部材103bとは、駆動プーリ101の回転方向において互い違いになるように配設されている。これら第1及び第2の爪部材103a,103b間には操作コード23が巻き回される。
図4に示すように、動力伝達部材102において、カバー83側の側面の中央部には、円柱状の磁石収容部106が凹設されるとともに、当該磁石収容部106の周囲には環状のスプリング収容部107が形成されている。また、動力伝達部材102の外周壁には、駆動プーリ101のピン係合凹部105に対応する4つの透孔108が形成されている。各透孔108は、動力伝達部材102の軸線周りにおいて等間隔に配設されている。さらに、動力伝達部材102の外周壁において、カバー83側の側縁部にはスプリング係合部109が切欠形成されている。スプリング係合部109は、動力伝達部材102の軸線周りにおいて所定角度(鈍角)をなして形成されている。そして、動力伝達部材102は、その4つの透孔108が駆動プーリ101側の4つのピン係合凹部105に一致するように、駆動プーリ101に嵌め込まれている。
なお、ヘッドボックス11の互いに対向する側壁の上部には、ストッパハンドル89が当該側壁に沿ってスライド変位可能に設けられている。図7(a),(b)に示すように、このストッパハンドル89は、ヘッドボックス11の側壁の上部に抜け止め状態で嵌合する断面コ字状の嵌合部121を介して、ヘッドボックス11の上部に支持されている。この嵌合部121において互いに対向する2つの側壁のうちヘッドボックス11の外側に位置する側壁の下部には、ヘッドボックス11の外側面に沿って一方向へ延びる延設部122が形成されている。また、嵌合部121のヘッドボックス11の外側に位置する側壁の外面において、延設部122の延設方向と反対側の側縁部には、当該側壁に直交する当接部123が形成されている。当接部123の下部には、プーリケース81の上部における外面形状に対応する曲面である当接面123aとして形成されている。
次に、前述のように構成した操作装置のヘッドボックスに対する取付けの態様について説明する。ここでは、操作装置21をヘッドボックス11の前面側に取り付けるものとする。
なお、横型ブラインドにおいては、設置場所等に応じて、操作タイプを左右転換したい場合も多く存在すると想定される。この場合には、ヘッドボックス11の互いに反対側に設けられた伝達機構34あるいは伝達機構35から操作装置21を取り外して、この取り外した操作装置21を伝達機構35又は伝達機構34に装着すればよい。操作装置21は、永久磁石110の磁力を利用してヘッドボックス11側に固定されているのみであることから、何ら工具等を使用することなく、簡単に当該操作装置21の着脱を行うことができる。
次に、前述のように構成した操作装置の動作について説明する。なお、ここでは操作装置21は前面側の伝達機構34に連結されているものとする。
ここで、各スラット13の昇降操作時においては、プーリ100に過大な操作トルクが作用する場合が想定される。例えばスラット13が下限位置(下がりきった位置)又は上限位置(上がりきった位置)にある状態で、さらに操作コード23が引っ張られる等した場合には、プーリ100に過大な回転負荷が作用して当該プーリ100の破損等につながることが懸念される。また、ヘッドボックス11から操作装置21が外れることも懸念される。こうした懸念は、本実施の形態の操作装置21では、次のような保護動作を通じて解消される。すなわち、プーリ100(正確には、操作コード23が巻き掛けられる駆動プーリ101)に過負荷、すなわち各ピン112と駆動プーリ101の各ピン係合凹部105との係合力を上回る力が作用した場合、各ピン112はバックスプリング113の弾性力に抗して動力伝達部材102の内方へ変位し、これに伴いバックスプリング113は縮径する(図6(b)参照)。この結果、各ピン112と駆動プーリ101との係合状態が解除されて、駆動プーリ101及び動力伝達部材102間の動力伝達は遮断される。したがって、操作コード23が巻回される駆動プーリ101のみが回転し、この回転力が動力伝達部材102、ひいてはヘッドボックス11側の連結部材56に伝達されることはない。このように、駆動プーリ101に過負荷(過大な回転操作力)が作用した場合には、当該駆動プーリ101が空回りすることにより、当該駆動プーリ101、ひいては動力伝達部材102と伝達機構34あるいは伝達機構34との連結部分等に、過大な回転負荷がかかることが抑制される。また、操作装置21がヘッドボックス11から意図せず外れることもない。
また、前述したように、操作コード23は操作装置21からループ状をなして垂下されるところ、この構成に起因して次のような不具合の発生が想定される。すなわち、この操作装置21が設けられるブラインドは、例えば窓に取り付けて日よけや目隠しとして使用されるところ、例えば屋内にいる人がブラインドの近傍を歩行等する際に、操作コード23のループ部分が手や腕等の人体の一部に絡みつくおそれがある。この場合、図9(b)に示されるように、プーリ100に巻き掛けられた操作コード23の両側が下方等へ同時に引っ張られることにより、プーリ100に対して当該操作コード23が引っ張られる方向への過大な外力が印加されることが考えられる。そしてプーリ100に印可される外力の大きさによっては、当該プーリ100、ひいてはこれが連結されるヘッドボックス11側の伝達機構34あるいは伝達機構35等の破損等につながることが懸念される。
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ヘッドボックス11の表裏に伝達機構34,35を設け、これらの連結部材56に対する永久磁石110の磁力による吸着力を利用して操作装置21をヘッドボックス11側に連結するようにした。このため、操作装置21の着脱が非常に簡単である。操作装置21等を分解する必要がないので、工具等を使用する必要もない。また、操作装置21を伝達機構34,35のいずれかに取り付けることにより、ブラインドの操作タイプを簡単に左右転換することができる。
さらに、プーリ100に下方への外力が印加された場合に、操作コード23のみ、あるいはプーリ100のみがヘッドボックス11から外れるようにすることも考えられるものの、この場合には操作コード23の取り回し等に起因する操作力の増大、あるいは操作コード23がプーリ100から外れやすくなる等の懸念がある。この点、本例の操作装置21によれば、そうした懸念はない。すなわち、操作コード23の特殊な取り回しも不要である。また、操作コード23をプーリ100から外れる構成を採用した場合に比べて、操作コード23がプーリ100から外れにくい。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、基本的には第1の実施の形態と同様の構成とされているところ、操作コードが巻回されるプーリの構成の点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記第1の実施の形態と同一の部材構成については同一の符号を付し、その重複した説明を省略する。
次に、前述のように構成した操作装置の動作について説明する。なお、ここでは、操作装置21は伝達機構34に連結されているものとする。
ここで、例えばスラット13が下限位置(下がりきった位置)又は上限位置(上がりきった位置)にある状態で、さらに操作コード23が引っ張られる等した場合には、プーリ200に過大な回転負荷が作用して当該プーリ200の破損等につながることが懸念されることについては前述した通りである。また、ヘッドボックス11から操作装置21が外れることについても同様に懸念される。こうした懸念は、本実施の形態の操作装置21では、動力伝達部材202がウェイブワッシャ204の弾性力に抗してカバー側へ変位することにより解消される。すなわち、前述したように、動力伝達部材202の各凸状歯114には抜き勾配面114aが形成されるとともに、これらが係合する連結部材56の各凹状歯59の内周面にも当該抜き勾配面114aに対応する抜き勾配面59aが形成されている。このため、例えばスラット13が上限位置あるいは下限位置に達する等して連結部材56の回転が規制された状態で、これに係合する動力伝達部材202に回転力が印加された場合には、当該動力伝達部材202の回転力は、連結部材56の各凹状歯59の抜き勾配面59aと、動力伝達部材202の各凸状歯114の抜き勾配面114aとの係合を通じて、カバー83側への力に変換される。そして動力伝達部材202はその回転に伴い、各凸状歯114が連結部材56側の各凹状歯59間を乗り越えるかたちで、連結部材56に対して相対回転する。すなわち、各凸状歯114は、各凹状歯59を乗り越えるたびに、当該凹状歯59に係合する図15(a)に示される状態と、当該凹状は59から抜け出る図15(b)に示される状態とを繰り返す。したがって、操作コード23が巻回される駆動プーリ201のみが回転し、この回転力がヘッドボックス11側の連結部材56に伝達されることはない。このように、駆動プーリ201に過負荷(過大な回転操作力)が作用した場合には、当該駆動プーリ201が空回りすることにより、当該駆動プーリ201と伝達機構34あるいは伝達機構35との連結部分等に、過大な回転負荷がかかることが抑制される。また、ヘッドボックス11から操作装置21が意図せず外れることもない。
また、これも前述したように、例えば屋内にいる人がブラインドの近傍を歩行等する際に、操作コード23のループ部分が手や腕等の人体の一部に絡みつき、当該操作コード23の両側が同時に下方等へ引っ張られることが想定される。そして、操作コード23を介して、磁力による吸着力を超える外力がプーリ200に対して例えば下方へ作用した際には、当該プーリ200はプーリケース81とともにヘッドボックス11から外れる。これにより、プーリ200、ひいてはこれが連結される伝達機構34,35等に無理な力がかかることはなく、これらが破損する等の不具合が回避される。なお、プーリケース81をヘッドボックス11から外れないようにする場合には、前記第1の実施の形態と同様に、ストッパハンドル89を、図7(a),(b)に二点鎖線で示されるアンロック位置から、同図に実線で示されるロック位置までスライド変位させればよい。
したがって、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態の(1)〜(7)の効果に加え、さらに以下の効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図17〜図24に基づいて説明する。本実施の形態は、操作装置と伝達機構との連結構造の点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記第1の実施の形態と同一の部材構成については同一の符号を付し、その重複した説明を省略する。なお、ヘッドボックス11の前面側及び後面側の構成は同一であるため、ここではその前面側に操作装置が連結されているものとして説明する。
次に、前述のように構成したブラインドの操作装置の動作について説明する。
操作コード23の操作、正確には操作装置21から垂下されたループ状の操作コード23において、ブラインドの昇降操作に対応する一方側の部分が下方へ引っ張られた場合には、操作装置21側の駆動プーリ330及び動力伝達部材340、並びにヘッドボックス11側の入力傘歯車32は一体的に回転する。そして、当該入力傘歯車32の回転に基づき出力傘歯車31、ひいては駆動軸15が回転することにより、各スラット13が昇降される。なお、各スラット13の上下方向における傾斜角度の変更操作については、前記第1の実施の形態と同様である。
さて、このような横型ブラインド等に設けられる操作装置21は、交換時あるいはメンテナンス時等、ヘッドボックス11から取り外す必要が生じる場合も多い。この点、本例の操作装置21の構成によれば、ヘッドボックス11に対する着脱作業を簡単に行うことができる。
なお、横型ブラインドにおいては、設置場所等に応じて、操作タイプを左右転換したい場合も多く存在すると想定される。この場合には、図24(a),(b)に示されるように、操作装置21をこれが連結されている一方の支持部301から取り外して、この取り外した操作装置21を他方の支持部301に装着すればよい。そして操作装置21を付け替えた後に、ヘッドボックス11を含む横型ブラインドの表裏を反転すれば、当該ブラインドの操作タイプの左右反転は完了となる。前述した通り、操作装置21のヘッドボックス11に対する着脱作業が非常に簡単なものであることから、この操作タイプの変更作業も簡単に行うことができる。
したがって、本実施の形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)プーリ320の回転に基づいて回転する動力伝達部材340をプーリケース81に対して回転可能に設けた。そして、動力伝達部材340を伝達機構34,35の動力入力部としての入力傘歯車32,33に対して着脱自在に連結した。また、プーリケース81、正確にはベース303には当該プーリケース81をヘッドボックス11に対して着脱可能とする係合部として係合突部306a,306bを設けた。
回転規制壁307をヘッドボックス11の側壁から逃げる方向へ弾性変形させるだけで、プーリケース81側の突部308とヘッドボックス11側の孔362との係合を簡単に解除することができる。ひいては、操作装置21をヘッドボックス11から簡単に取り外すことができる。
前記第3の実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・図26に示すように、ヘッドボックス11の挿通孔302を覆う大きさの盲カバー401により、プーリケース81を取着しない側の挿通孔302を隠すようにしてもよい。これにより、プーリケース81を取着しない側の挿通孔302を介してギヤボックス22の内部に粉塵等が侵入することを抑制することができる。図27(a),(b),(c)に示すように、この盲カバー401の裏面には、プーリケース81、正確にはベース303に設けられた係合突部306a,306bと同じ形状の係合突部402a,402bが形成されている。この構成により、盲カバー401は操作装置21と同様にしてギヤボックス22の支持部41に連結可能となる。すなわち、支持部41の係合片301a,301bに対して回転係合させることができる。このため、プーリケース81と同様に、盲カバー401の支持部41に対する着脱作業は簡単なものとなる。
Claims (10)
- ヘッドボックスの外部に設けられるプーリケースの内部にはプーリを回転可能に支持し、当該プーリに巻回された状態で前記プーリケースから垂下される操作コードの操作を通じて前記プーリを回転させてこの回転力を当該プーリに作動連結される伝達機構を介して前記ヘッドボックスの内部に回転可能に支持される駆動軸に伝達し、当該駆動軸の回転に基づき日射遮蔽材を昇降させるブラインドの操作装置において、
前記プーリの回転に基づいて回転する動力伝達部を前記プーリケース内に設け、
前記動力伝達部を前記プーリケースに対し回転可能に支持するとともに、前記伝達機構の動力入力部に対し着脱自在に連結し、
前記プーリケースは、前記ヘッドボックスに対して着脱可能に設けられるベースを介して当該ヘッドボックスに支持され、
前記ベースには、自身を前記ヘッドボックスに対して着脱可能とする係合部を備え、
前記係合部は、前記ベースを前記ヘッドボックスに対し相対回転させることにより、前記ヘッドボックス側から前記プーリケースを係合可能とし、
前記係合部は、断面コ字状に形成した2つの係合突部とし、
前記ヘッドボックスの側壁に形成した略円形の挿通孔に前記係合突部を挿入可能とし、
前記挿通孔に前記係合突部を挿入した状態で前記ベースを前記ヘッドボックスに対して回転可能とし、
前記ヘッドボックス内に設けられて前記伝達機構を収容する機構部ケースを前記挿通孔から露出させ、
前記機構部ケースには、前記ベースと前記ヘッドボックスとが定められた回転角度範囲にあるときのみ、前記係合突部に係合可能とした係合片を設けたブラインドの操作装置。 - 請求項1に記載のブラインドの操作装置において、
前記動力伝達部には、前記動力入力部に挿入可能とした連結軸部を設け、当該連結軸部は、前記挿通孔に前記係合突部を挿入するための誘いとするブラインドの操作装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のブラインドの操作装置において、
前記ヘッドボックスには、前記係合突部と前記係合片との相対回転を阻止する阻止手段を設けたブラインドの操作装置。 - 請求項3に記載のブラインドの操作装置において、
前記阻止手段は、前記ヘッドボックスの側壁に設けた孔と、前記プーリケース側に設けられて前記孔に挿入可能とされた係合凸部とで構成されるブラインドの操作装置。 - 請求項4に記載のブラインドの操作装置において、
前記係合凸部は、前記プーリケース側に設けられて前記ヘッドボックスの側壁から逃げる方向へ弾性変形可能とした回転規制壁に設けたブラインドの操作装置。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のブラインドの操作装置において、
前記挿通孔は、前記ヘッドボックスの前後の側壁にそれぞれ形成し、前記動力入力部及び前記係合片を前記機構部ケースの前後にそれぞれ設けて前記挿通孔から露出させ、前記プーリケースを前記ヘッドボックスの前面及び背面の双方に着脱可能としたブラインドの操作装置。 - 請求項6に記載のブラインドの操作装置において、
前記挿通孔を覆う大きさのカバーにより、前記プーリケースを取着しない側の前記挿通孔を隠すようにしたブラインドの操作装置。 - 請求項7に記載のブラインドの操作装置において、
前記カバーには、前記プーリケースに設けられた係合突部と同じ形状の係合突部を形成したブラインドの操作装置。 - 請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載のブラインドの操作装置において、
前記動力伝達部には連結突部を設け、当該連結突部が前記動力入力部に設けられる嵌合凹部に嵌合されることにより、前記動力伝達部は前記動力入力部に対し着脱自在に連結されるブラインドの操作装置。 - 請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載のブラインドの操作装置において、
前記プーリケースは、前記ヘッドボックスに対して着脱可能に設けられるベースに対して回動可能に支持し、当該ベースには自身を前記ヘッドボックスに対し着脱可能とする前記係合部を備え、前記プーリケースの内部には回動された当該プーリケースを原位置に向けて付勢する付勢手段を設けたブラインドの操作装置。
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