JP5372186B2 - 間接加熱式乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種バイオマスや、下水汚泥、食品廃棄物等の含水状態の被乾燥物を乾燥(水分低減)処理するための間接加熱式乾燥装置に関する。
バイオマスを直接燃焼し、その熱エネルギーを利用して発電を行ったり、バイオマスをガス化、熱分解してメタノール等のバイオマス燃料、炭化物を製造するなどし、従来、廃棄物として処理されていた各種のバイオマスを資源化して有効利用することが行なわれている。そして、このようにバイオマスを直接燃焼したり、ガス化、熱分解して資源化する際には、乾燥装置を用いてバイオマスを所定の含水率以下に乾燥処理する前処理が必要とされている。また、下水汚泥、工場排水汚泥、食品廃棄物・厨芥、し尿汚泥、家畜糞尿、植物搾汁粕などの廃棄物(含水状態の被乾燥物)を乾燥装置で乾燥処理し、減容化、資源化することも行なわれている。
一方、この種の乾燥装置として間接加熱式乾燥装置が多用されている。この間接加熱式乾燥装置Aは、例えば図6及び図7に示すように、断面略U字状の底部を備えた容器のケーシング1と、ケーシング1の底部側の外面を覆うように設けられ、蒸気、熱媒油、温水などの加熱媒体を流通させてケーシング1(ひいては被乾燥物)を加熱するジャケット2と、軸線O1方向をケーシング1の前後方向Tに配し、ケーシング1の前部側S1(被乾燥物の流れ方向R上流側、一端側)から後部側S3(下流側、他端側)の内部に貫設され、モータなどの回転駆動装置3によって軸線O1回りに回転する回転軸4と、回転軸4に内周端を接続し、回転軸4の軸線O1中心の径方向に突出するとともに中心角θ1が100〜140°程度となるように周方向に延びて略扇形(半月状)に形成された複数の撹拌翼(撹拌板)5とを備えて構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
また、ケーシング1は、前部側S1に被乾燥物を投入する投入口6、後部側S3に乾燥処理された被乾燥物を排出する排出口7を備え、前部側S1を後部側S3よりも上方に配し、回転軸4とともに所定の傾斜角度θ2で傾斜して設けられている。さらに、間接加熱式乾燥装置Aには、一般に、例えば互いに逆方向に回転する2本の回転軸(複数の回転軸)4がケーシング1の内部に横方向に並べて配設されている。さらに、各回転軸4の軸線O1方向の同位置に、扇形の2枚の撹拌翼5が軸線O1中心の周方向に所定の隙間(流通開口10)をあけて配設され、これら軸線O1方向の同位置に配された一対の撹拌翼5を一つの段とし、各回転軸4には、ケーシング1の前部側S1から後部側S3まで、軸線O1方向に所定の間隔をあけ、複数段(n1、n2・・・・n10)の一対の撹拌翼5が配設されている。また、回転軸4と撹拌翼5が中空状に形成され、内部に加熱流体を流通させ、接触する被乾燥物を加熱するように構成されている。
上記のように構成した間接加熱式乾燥装置Aにおいては、図6から図8に示すように、ジャケット2に加熱媒体を流通させてケーシング1を加熱し、また、回転軸4、撹拌翼5の内部に加熱媒体を流通させて回転軸4、撹拌翼5を加熱するとともに、回転軸4を回転させ、ケーシング1の内部で複数の撹拌翼5を回転させる。そして、ケーシング1の前部側S1の投入口6から含水状態の被乾燥物Pを内部に投入すると、撹拌翼5が回転軸4の回転によって切り込まれ、被乾燥物Pが繰り返し撹拌、混合される。また、ケーシング1が傾斜しているため、各段(n1・・・n10)の一対の撹拌翼5の周方向の隙間の流路開口10を通じ、被乾燥物Pが加熱されながら順次前部側S1の上流側から後部側S3の下流側に移動してゆく。このように順次前部側S1から後部側S3に移動しつつ、撹拌翼5によって撹拌、混合されることで、被乾燥物Pは、後部側S3に向かうに従い順次乾燥(水分低減)処理され、所望の含水率まで乾燥処理された状態で排出口7から排出される。
ここで、図8に示すように、ケーシング1内の前部側S1から後部側S3に移動するとともに被乾燥物Pの水分が蒸発し、被乾燥物Pの体積が減少してゆくため、前部側S1に対しケーシング1内の中間部S2や後部側S3で被乾燥物Pの充填率が低くなる。そして、このようにケーシング1内の中間部S2や後部側S3で被乾燥物Pの充填率が低くなることによって、前部側S1から後部側S3に配されているほど、撹拌翼5が被乾燥物Pと接触せずに大きく露出することになる。すなわち、被乾燥物Pが乾燥処理されることに伴って、ケーシング1内に無駄空間が発生し、さらに、露出した撹拌翼5の伝熱面からの無駄な熱放散(空焚き)が発生することになり、大きな熱損失、ひいては乾燥効率の低下が生じるという問題があった。
また、例えば図9に示すように、ケーシング1内の後部側S3に堰板(排出ゲート)11を設け、この堰板11によって乾燥処理が進んだ被乾燥物P’(P)を一旦堰き止め、堰板11を越えた被乾燥物P’を排出口7から排出するように構成した間接加熱式乾燥装置Aもある。そして、この間接加熱式乾燥装置Aでは、堰板11によって乾燥処理が進んだ被乾燥物P’が堰き止められるため、後部側S3の充填率を高めることができる。しかしながら、このように堰板11を備えた場合であっても、前部側S1から後部側S3まで均一に高い充填率を維持することができず、ケーシング1の中間部S2において充填率が低くなり、やはり、この中間部S2のケーシング1や撹拌翼5の伝熱面が露出し、露出した撹拌翼5の伝熱面からの無駄な熱放散が発生することになって、大きな熱損失、ひいては乾燥効率の低下が生じてしまう。
これに対し、特許文献4には、回転軸に所定の送り角度で略扇形の撹拌翼を取り付けるとともに、撹拌翼の後端部に送り角度と逆角度の戻し羽根を設け、さらに前端部に回転軸の軸線に対して垂直方向の付け羽根を設けて構成した乾燥装置が開示されている。そして、このように戻し羽根と付け羽根を設けることで、各段の流路開口を狭くすることができ、回転軸の回転速度を落とすことなく被乾燥物の送り出し量を抑制することができ、ケーシングの内部の充填率(充満率)を高めることができる。また、特許文献4には、付け羽根は全部の撹拌翼に設けてもよいが、ケーシングの中間部から後部側の撹拌翼だけに設ければよいと記載され、さらに、付け羽根も中空として内部に加熱媒体を供給できるようにしてもよいと記載されている。
特開平3−137998号公報 実開平1−88800号公報 特公昭48−44432号公報 特許第3907113号公報
ところで、上記の特許文献4の乾燥装置では、被乾燥物の充填率が低下するケーシングの中間部から後部側の撹拌翼の後端部に戻し羽根、前端部に付け羽根をそれぞれ固定して取り付け、各段の流路開口を狭くし、被乾燥物の送り出し量を抑制するようにしている。
このため、上記の特許文献4の乾燥装置においては、戻し羽根と付け羽根を設けた各段の流路開口が、その開口面積を小さくした状態で一定に保持されることになり、性状が異なる被乾燥物、例えば乾燥処理の進行程度によって粘性や、塊状、粉粒体状などの大きさ、形状などが異なる被乾燥物を乾燥処理する際に、その処理対象の被乾燥物の性状に流路開口の面積を合わせることができない。このため、処理対象の被乾燥物の性状によってはケーシング内の充填率が低くなってしまうおそれがあり、処理対象の被乾燥物の性状に合わせ、その都度、大きさが異なる付け羽根に交換したり、戻し羽根や付け羽根を取り付ける位置を変更するなどの煩雑な作業が必要になってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、例えば性状が異なる被乾燥物を乾燥処理する場合であっても、柔軟且つ確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することを可能にする間接加熱式乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明の間接加熱式乾燥装置は、前部側に被乾燥物を投入する投入口、後部側に乾燥処理された被乾燥物を排出する排出口が形成され、前部側を後部側よりも上方に配して傾設されるケーシングと、軸線方向を前記ケーシングの前後方向に配し、前記ケーシングの前部側から後部側の内部に軸線回りに回転可能に貫設された回転軸と、前記回転軸の外周面から径方向外側に突出しつつ周方向に延びて略扇形に形成されるとともに、前記回転軸の軸線方向に所定の間隔をあけて複数段で配設された複数の撹拌翼とを備え、加熱媒体を前記回転軸と前記撹拌翼の内部に流通させ、前記ケーシング内の被乾燥物を間接的に加熱して乾燥処理する間接加熱式乾燥装置において、少なくとも一部の前記撹拌翼は、前記回転軸に固定して設けられた略扇形の固定翼部と、該固定翼部と前記軸線方向に重ねて配設されるとともに前記固定翼部の側端部から前記周方向外側に進退可能に設けられた可動翼部とを備えて構成されていることを特徴とする。
この発明においては、少なくとも一部の撹拌翼が固定翼部と可動翼部を備えているため、この撹拌翼の可動翼部を固定翼部に対して進退させることにより、各段の撹拌翼によって形成され、被乾燥物をケーシングの前部側から後部側に流通させるための流路開口の開口面積を大小変化させることが可能になる。これにより、可動翼部の進退量を調節するだけで、容易に流路開口の大きさを自在に調節することができ、処理対象の被乾燥物の性状に合わせて流路開口の大きさを調節し、柔軟且つ確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することが可能になる。
また、可動翼部の内部に加熱流体を流通させるように構成した場合には、可動翼部の進退量によって被乾燥物に対する伝熱面積も大小自在に調節することが可能になる。これにより、処理対象の被乾燥物の性状に合わせて可動翼部を進退させることで、乾燥処理の効率を向上させることも可能になり、より好適に被乾燥物を乾燥処理することができる。
また、本発明の間接加熱式乾燥装置においては、前記回転軸を回転させる回転駆動装置の回転トルクを検知するトルク検知手段及び/又は前記ケーシング内の被乾燥物の上面高さを検知する高さレベル検知手段を備えるとともに、前記トルク検知手段及び/又は前記高さレベル検知手段の検知結果に基づいて前記可動翼部の進退量を制御する制御手段を備えていることが望ましい。
この発明においては、ケーシング内の被乾燥物の充填率が規定値よりも低く(高く)なると、回転軸を回転させる回転駆動装置の回転トルクが低く(高く)なるため、この回転駆動装置の回転トルクをトルク検知手段で検知し、この検知結果に基づいて制御手段が可動翼部の進退量を制御することで、充填率の変化をリアルタイムで捉え、確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することが可能になる。
また、高さレベル検知手段で被乾燥物の上面高さ、ひいては被乾燥物の充填率を検知し、この検知結果に基づいて制御手段が可動翼部の進退量を制御することで、充填率の変化をリアルタイムで捉え、確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することが可能になる。
さらに、本発明の間接加熱式乾燥装置においては、前記回転軸が内管と外管を有する二重管構造で構成され、前記固定翼部を前記外管に固設し、前記可動翼部を前記内管に固設し、前記外管と前記内管の位相を変えることによって前記可動翼部が前記固定翼部に対して進退可能に構成されていることがより望ましい。
この発明においては、回転軸を内管と外管を有する二重管構造にし、固定翼部を外管に、可動翼部を内管に固設しているため、外管と内管の位相を変えるだけで、固定翼部に対し可動翼部を容易に進退させることができる。また、可動翼部を所望の進退量で進退させた後に、内管と外管の位相を同一に戻すだけで、所望の流路開口面積を維持することができ、柔軟且つ確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することが可能になる。
また、本発明の間接加熱式乾燥装置においては、前記内管の内部空間を前記可動翼部の内部空間に連通させ、前記外管と前記内管の隙間空間を前記固定翼部の内部空間に連通させ、前記内管の内部空間を前記加熱媒体の供給ラインとし、前記外管と前記内管の隙間空間を前記加熱媒体の排出ラインとして前記加熱媒体を前記回転軸と前記撹拌翼の内部に流通させるように構成されていることがさらに望ましい
この発明においては、回転軸を内管と外管を有する二重管構造にし、内管の内部空間を加熱媒体の供給ラインとし、外管と内管の隙間空間を加熱媒体の排出ラインとして加熱媒体を回転軸と撹拌翼の内部に流通させることで、供給ラインと排出ラインを個別に設けることができ、加熱媒体の排出が容易に行えるとともに、ハンマリング等のトラブルを生じにくくすることが可能になる。
本発明の間接加熱式乾燥装置においては、可動翼部の進退量を調節するだけで、容易に流路開口の大きさを自在に調節することができ、処理対象の被乾燥物の性状に合わせて流路開口の大きさを調節し、柔軟且つ確実にケーシング内の被乾燥物の充填率を高く均一化することが可能になる。
よって、本発明の間接加熱式乾燥装置によれば、処理対象の被乾燥物の性状に合わせ、その都度、大きさが異なる付け羽根に交換したり、戻し羽根や付け羽根を取り付ける位置を変更するなどの煩雑な作業を不要にできる。これにより、より容易に且つ確実に、ケーシング内の無駄空間の発生を抑えることができ、露出した伝熱面からの無駄な熱放散、すなわち空焚きの発生を抑止することが可能になるとともに、乾燥処理の効率、熱効率を大幅に向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る間接加熱式乾燥装置を示す図である。 図1のX1−X1線矢視図である。 本発明の一実施形態に係る間接加熱式乾燥装置の固定翼部と可動翼部を備えた撹拌翼、及び内管と外管を備えた二重管構造の回転軸を示す軸線方向に沿う断面図である。 本発明の一実施形態に係る間接加熱式乾燥装置の固定翼部と可動翼部を備えた撹拌翼、及び内管と外管を備えた二重管構造の回転軸を示す軸線直交方向の断面図である。 本発明の一実施形態に係る間接加熱式乾燥装置で被乾燥物を乾燥処理している状態を示す図である。 従来の間接加熱式乾燥装置を示す図である。 図6のX1−X1線矢視図である。 従来の堰板を備えていない間接加熱式乾燥装置で被乾燥物を乾燥処理している状態を示す図である。 従来の堰板を備えた間接加熱式乾燥装置で被乾燥物を乾燥処理している状態を示す図である。
以下、図1から図5を参照し、本発明の一実施形態に係る間接加熱式乾燥装置について説明する。ここで、本実施形態は、各種のバイオマス、下水汚泥、工場排水汚泥、食品廃棄物・厨芥、し尿汚泥、家畜糞尿、植物搾汁粕などの廃棄物などの被乾燥物を乾燥(水分低減)処理するための間接加熱式乾燥装置に関するものである。
本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bは、図1及び図2に示すように、従来の間接加熱式乾燥装置Aと同様、断面略U字状の底部を備えた容器であるケーシング1と、ケーシング1(ひいては被乾燥物P)を加熱するジャケット2と、ケーシング1の前後方向Tの前部側S1(被乾燥物Pの流れ方向R上流側、一端側)から後部側S3(下流側、他端側)の内部に貫設され、モータなどの回転駆動装置3によって軸線O1回りに回転する回転軸4と、回転軸4に内周端を接続し、回転軸4の軸線O1中心の径方向に突出するとともに周方向に延びて略扇形に形成された複数の撹拌翼5、20とを備えて構成されている。
また、ケーシング1は、前部側S1に投入口6、後部側S3に排出口7を備え、前部側S1を後部側S3よりも上方に配し、回転軸4とともに所定の傾斜角度θ2で傾斜して設けられている。さらに、間接加熱式乾燥装置Bには、互いに逆方向に回転する2本の回転軸4がケーシング1の内部に並設されている。さらに、各回転軸4の軸線O1方向の同位置に、扇形の2枚の撹拌翼5、20が軸線O1中心の周方向に所定の隙間(流通開口10)をあけて配設され、これら軸線O1方向の同位置に配された一対の撹拌翼5、20を一つの段とし、前部側S1から後部側S3まで、軸線O1方向に所定の間隔をあけ、複数段(n1、n2・・・n10)の一対の撹拌翼(5,5、20,20)が配設されている。このとき、各段(n1、n2・・・n10)の撹拌翼5、20によって形成され、被乾燥物Pをケーシング1の前部側S1から後部側S3に流通させるための開口が流路開口10とされている。また、回転軸4と撹拌翼5、20は、中空状に形成され、内部に加熱流体を流通させ、接触する被乾燥物Pを加熱するように構成されている。
一方、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bにおいては、図1から図4に示すように、少なくとも一部の撹拌翼20が、回転軸4に固定して設けられた略扇形の固定翼部21と、固定翼部21と回転軸4の軸線O1方向に重ねて配設されるとともに固定翼部21の側端部(回転方向前方側の先端部あるいは後方側の後端部)から周方向外側に進退可能に設けられた略扇形の可動翼部22とを備えて構成されている。
また、本実施形態では、固定翼部21の内部に可動翼部22を配設するようにして、固定翼部21と回転軸4の軸線O1方向に重ねて可動翼部22が設けられている。さらに、回転軸4が内管23と外管24を有する二重管構造で構成されており、固定翼部21を外管24に固設し、可動翼部22を内管23に固設し、外管24と内管23をそれぞれ回転させる回転駆動装置3を制御し、外管24と内管23の位相を変えることで可動翼部22が固定翼部21に対して進退するように構成されている。
さらに、本実施形態では、回転軸4の内管23の内部空間23aを可動翼部22の内部空間に連通させ、外管24と内管23の隙間空間24aを固定翼部21の内部空間に連通させて、回転軸4に撹拌翼20が取り付けられている。また、例えば、可動翼部22の後端部に連通孔が設けられ、この連通孔を介して、可動翼部22の内部空間と固定翼部21の内部空間が連通している。そして、本実施形態では、内管23の内部空間23aが加熱媒体25の供給ラインとされ、外管24と内管23の隙間空間24aが加熱媒体25の排出ラインとされ、供給ラインから加熱媒体25が可動翼部22に、可動翼部22から固定翼部21に、固定翼部21から排出ラインに流通して、回転軸4、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20を加熱し、ケーシング1内の被乾燥物Pを間接的に加熱するように構成されている。
さらに、本実施形態では、図1に示すように、回転軸4(及び撹拌翼20)を回転駆動する回転駆動装置3の回転トルクを検知するトルク検知手段26及び/又はケーシング1内の被乾燥物Pの上面高さひいては充填率を検知する高さレベル検知手段27が具備されている。また、高さレベル検知手段27は、ケーシング1の前部側S1から後部側S3の間に複数設けられ、前部側S1、中間部S2、後部側S3など、複数箇所の被乾燥物Pの上面高さ(充填率)を検知できるように設けられている。
さらに、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bにおいては、トルク検知手段26及び/又は高さレベル検知手段27の検知結果に基づいて、制御手段28が、回転軸4の内管23、外管24をそれぞれ回転させる回転駆動装置3の駆動を制御する。
ここで、本実施形態では、全ての撹拌翼に、従来のストレート型、傾斜型、くさび型の撹拌翼を採用し、堰板11を備えて間接加熱式乾燥装置Aを構成した場合に(図9に示した状態)、所定の充填率(予め設定した充填率の規定値H)を下回る中間部分の領域を「中間部S2」とし、この「中間部S2」よりも投入口6側の領域を「前部側S1」、「中間部S2」から堰板11までの領域(堰板11を備えていない場合には「中間部S2」から排出口7までの領域)を「後部側S3」とする。なお、ケーシング1の投入口6から排出口7までの前後方向Tの長さ区間を三等分し、前部側の領域を「前部側S1」、後部側の領域を「後部側S3」、「前部側S1」と「後部側S3」の間の中間部分の領域を「中間部S2」と便宜的に設定するようにしてもよい。
そして、本実施形態においては、ケーシング1の後部側S3に、前部側S1から乾燥処理されつつ移動した被乾燥物Pを一時的に堰き止める堰板11が設けられている場合、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20がケーシング1の前部側S1と後部側S3の間の中間部S2に配設される。一方、堰板11が設けられていない場合には、図1に示すように、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20がケーシング1の中間部S2と後部側S3に配設される。そして、本実施形態において、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20以外の撹拌翼5には、従来のストレート型、傾斜型、くさび型などの撹拌翼5が適宜選択して用いられている。また、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20以外の撹拌翼5は、回転軸4の内管23の内部空間23aと、外管24と内管23の隙間空間24a、あるいは外管24と内管23の隙間空間24aのみと撹拌翼5の内部が連通して、加熱媒体25が流通するように構成されている。
なお、全ての撹拌翼を、固定翼部21と可動翼部22を備えた撹拌翼20としても、勿論、構わない。
上記のように構成した本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bにおいては、まず、ジャケット2に加熱媒体25を流通させてケーシング1を加熱する。また、これとともに、回転軸4の内管23の内部空間23aの供給ラインに加熱媒体25を供給し、回転軸4及び撹拌翼5、20の内部に加熱媒体25を流通させて回転軸4、撹拌翼5、20を加熱する。この状態で、回転駆動装置3を駆動して回転軸4を回転させ、ケーシング1の内部で複数の撹拌翼5、20を回転させるとともに、投入口6から含水状態の被乾燥物Pをケーシング1の前部側S1の上流側の内部に投入する。すると、撹拌翼5、20が回転とともに被乾燥物Pに食い込み、この被乾燥物Pが繰り返し撹拌、混合される。また、ケーシング1が傾斜しているため、各段(n1・・・n10)の撹拌翼5、20の間の流路開口10を通じ、被乾燥物Pが加熱されながら順次前部側S1から後部側S3に移動する。このように順次前部側S1から後部側S3に移動しつつ、撹拌翼5、20によって撹拌、混合されることで、被乾燥物Pは、後部側S3の下流側に向かうに従って乾燥処理されてゆき、所望の含水率に乾燥処理された被乾燥物P(乾燥物P’)が排出口7から排出される。
ここで(図8、図9参照)、例えば、下水汚泥を乾燥処理する場合、投入口6から投入した前部側S1の上流側で、含水率が80%程度で粘性が大きく軟らかい塊状であるのに対し、前部側S1からケーシング1の中間部S2に移動した下水汚泥Pは、含水率が50〜65%程度で大きな塊状となる。また、さらに後部側S3に移動した下水汚泥Pは、含水率が40〜50%以下で粘性が小さくなり、粉粒状になって、排出口7から排出される。また、このとき、後部側S3の下流側に堰板11がある場合には、この堰板11で一時的に堰き止められ、堰板11を順次乗り越えた被乾燥物P’が排出口7から排出されてゆく。
そして、このとき、ケーシング1内の前部側S1から後部側S3に移動するとともに被乾燥物Pの水分が蒸発し、被乾燥物Pの体積が減少してゆく。このため、従来では、前部側S1に対しケーシング1内の中間部S2や後部側S3で被乾燥物Pの充填率が低くなり、また、堰板11がある場合には、中間部S2で被乾燥物Pの充填率が低くなるという不都合が生じていた。
これに対し、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bでは、図5(及び図1から図4)に示すように、トルク検知手段26によって回転軸4(外管24)を回転させる回転駆動装置3の回転トルクが検知され、ケーシング1内の被乾燥物Pの充填率が規定値Hよりも低く(高く)なると、回転軸4を回転させる回転駆動装置3の回転トルクが低く(高く)なり、この検知結果が検知される。
また、高さレベル検知手段27によってケーシング1内の被乾燥物Pの上面高さひいては充填率が検知されている。
このため、ケーシング1内の被乾燥物Pの充填率が規定値Hよりも低く(高く)なり、回転軸4を回転させる回転駆動装置3の回転トルクが低く(高く)なると、この回転駆動装置3の回転トルクを検知したトルク検知手段26から検知結果が制御手段28にリアルタイムで送られる。または、被乾燥物Pの上面高さ、ひいては被乾燥物Pの充填率が低くなると、これを検知した高さレベル検知手段27からその検知結果が制御手段28にリアルタイムで送られる。
そして、本実施形態では、制御手段28が、これら検知結果に基づいて、回転軸4の回転駆動装置3の駆動を、外管24と内管23を同一の位相で回転させている状態から、外管24と内管23の位相が変わるように制御する。このとき、外管24に対して内管23の回転速度を上げると、その位相差によって、図4に示すように、撹拌翼20の固定翼部21の側端部から可動翼部22が回転軸4の周方向外側に進出し、流路開口10の面積が小さくなる。また、外管24に対して内管23の回転速度を下げると、その位相差によって、撹拌翼20の固定翼部21の側端部から可動翼部22が回転軸4の周方向に退避し、流路開口10の面積が大きくなる。
そして、このように撹拌翼20の可動翼部22が固定翼部21に対して進退することで、各段(n1・・n10)の流路開口10の開口面積が大小変化するため、この可動翼部22の進退量を調節するだけで、被乾燥物Pの送り出し量(移動量)が変わる。これにより、適宜可動翼部22を進退させて、所望の流路開口10の面積で保持することにより、ケーシング1内の被乾燥物Pの充填率が、図5に示すように、高充填率で均一化することになる。
また、可動翼部22の内部に加熱流体25が流通するように構成されているため、可動翼部22の進退量によって被乾燥物Pに対する伝熱面積も大小変化する。これにより、被乾燥物Pの乾燥処理状態に応じて可動翼部22の進退量を調節し、伝熱面積を大小変化させることで、効率よく好適に被乾燥物Pの乾燥処理が行えることになる。
したがって、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bにおいては、ケーシング1の中間部S2や後部側S3の撹拌翼20(少なくとも一部の撹拌翼20)が固定翼部21と可動翼部22を備えているため、この撹拌翼20の可動翼部22を固定翼部21に対して進退させることにより、各段(n1・・n10)の撹拌翼20によって形成され、被乾燥物Pをケーシング1の前部側S1から後部側S3に流通させるための流路開口10の開口面積を大小変化させることが可能になる。これにより、可動翼部22の進退量を調節するだけで、容易に流路開口10の大きさを自在に調節することができ、処理対象の被乾燥物Pの性状に合わせて流路開口10の大きさを調節することで、柔軟且つ確実にケーシング1内の被乾燥物Pの充填率を高く均一化することが可能になる。
また、本実施形態では、可動翼部22の内部に加熱流体25を流通させるように構成されているため、可動翼部22の進退量によって被乾燥物Pに対する伝熱面積も大小自在に調節することが可能になる。これにより、処理対象の被乾燥物Pの性状に合わせて可動翼部22を進退させることで、乾燥処理の効率を向上させることも可能になり、より好適に被乾燥物Pを乾燥処理することができる。
よって、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bによれば、処理対象の被乾燥物Pの性状に合わせ、その都度、大きさが異なる付け羽根に交換したり、戻し羽根や付け羽根を取り付ける位置を変更するなどの煩雑な作業を不要にできる。これにより、より容易に且つ確実に、ケーシング1内の無駄空間の発生を抑えることができ、露出した伝熱面からの無駄な熱放散、すなわち空焚きの発生を抑止することが可能になるとともに、乾燥処理の効率、熱効率を大幅に向上させることが可能になる。
また、本実施形態の間接加熱式乾燥装置Bにおいては、ケーシング1内の被乾燥物Pの充填率が規定値よりも低く(高く)なると、回転軸4を回転させる回転駆動装置3の回転トルクが低く(高く)なるため、この回転駆動装置3の回転トルクをトルク検知手段26で検知し、この検知結果に基づいて制御手段28が可動翼部22の進退量を制御することで、充填率の変化をリアルタイムで捉え、確実にケーシング1内の被乾燥物Pの充填率を高く均一化することが可能になる。
また、高さレベル検知手段27で被乾燥物Pの上面高さ、ひいては被乾燥物Pの充填率を検知し、この検知結果に基づいて制御手段28が可動翼部22の進退量を制御することによっても、充填率の変化をリアルタイムで捉え、確実にケーシング1内の被乾燥物Pの充填率を高く均一化することが可能になる。
さらに、回転軸4を内管23と外管24を有する二重管構造にし、固定翼部21を外管24に、可動翼部22を内管23に固設しているため、外管24と内管23の位相を変えるだけで、固定翼部21に対し可動翼部22を容易に進退させることができる。また、可動翼部22を所望の進退量で進退させた後に、内管23と外管24の位相を同一に戻すだけで、所望の流路開口面積を維持することができ、柔軟且つ確実にケーシング1内の被乾燥物Pの充填率を高く均一化することが可能になる。
さらに、回転軸4を内管23と外管24を有する二重管構造にし、内管23の内部空間23aを加熱媒体25の供給ラインとし、外管24と内管23の隙間空間24aを加熱媒体25の排出ラインとして加熱媒体25を回転軸4と撹拌翼20の内部に流通させることで、供給ラインと排出ラインを個別に設けることができ、加熱媒体25の排出が容易に行えるとともに、ハンマリング等のトラブルを生じにくくすることが可能になる。
以上、本発明に係る間接加熱式乾燥装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 ケーシング
2 ジャケット
3 回転駆動装置
4 回転軸
5 撹拌翼
6 投入口
7 排出口
10 流路開口
11 堰板
20 撹拌翼
21 固定翼部
22 可動翼部
23 内管
23a 内管の内部空間(供給ライン)
24 外管
24a 外管の内部空間(排出ライン)
25 加熱媒体
26 トルク検知手段
27 高さレベル検知手段
28 制御手段
A 従来の間接加熱式乾燥装置
B 間接加熱式乾燥装置
H 規定値
O1 回転軸の軸線
P 被乾燥物
P’ 乾燥処理された被乾燥物(乾燥物)
R 被乾燥物の流れ方向
S1 前部側
S2 中間部
S3 後部側
T ケーシングの前後方向
θ1 撹拌翼の中心角
θ2 ケーシング及び回転軸の傾斜角度
n1〜n10 段

Claims (4)

  1. 前部側に被乾燥物を投入する投入口、後部側に乾燥処理された被乾燥物を排出する排出口が形成され、前部側を後部側よりも上方に配して傾設されるケーシングと、
    軸線方向を前記ケーシングの前後方向に配し、前記ケーシングの前部側から後部側の内部に軸線回りに回転可能に貫設された回転軸と、
    前記回転軸の外周面から径方向外側に突出しつつ周方向に延びて略扇形に形成されるとともに、前記回転軸の軸線方向に所定の間隔をあけて複数段で配設された複数の撹拌翼とを備え、
    加熱媒体を前記回転軸と前記撹拌翼の内部に流通させ、前記ケーシング内の被乾燥物を間接的に加熱して乾燥処理する間接加熱式乾燥装置において、
    少なくとも一部の前記撹拌翼は、前記回転軸に固定して設けられた略扇形の固定翼部と、該固定翼部と前記軸線方向に重ねて配設されるとともに前記固定翼部の側端部から前記周方向外側に進退可能に設けられた可動翼部とを備えて構成されていることを特徴とする間接加熱式乾燥装置。
  2. 請求項1記載の間接加熱式乾燥装置において、
    前記回転軸を回転させる回転駆動装置の回転トルクを検知するトルク検知手段及び/又は前記ケーシング内の被乾燥物の上面高さを検知する高さレベル検知手段を備えるとともに、
    前記トルク検知手段及び/又は前記高さレベル検知手段の検知結果に基づいて前記可動翼部の進退量を制御する制御手段を備えていることを特徴とする間接加熱式乾燥装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の間接加熱式乾燥装置において、
    前記回転軸が内管と外管を有する二重管構造で構成され、前記固定翼部を前記外管に固設し、前記可動翼部を前記内管に固設し、前記外管と前記内管の位相を変えることによって前記可動翼部が前記固定翼部に対して進退可能に構成されていることを特徴とする間接加熱式乾燥装置。
  4. 請求項3記載の間接加熱式乾燥装置において、
    前記内管の内部空間を前記可動翼部の内部空間に連通させ、前記外管と前記内管の隙間空間を前記固定翼部の内部空間に連通させ、前記内管の内部空間を前記加熱媒体の供給ラインとし、前記外管と前記内管の隙間空間を前記加熱媒体の排出ラインとして前記加熱媒体を前記回転軸と前記撹拌翼の内部に流通させるように構成されていることを特徴とする間接加熱式乾燥装置。
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