JP5371387B2 - 水晶振動デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に用いられる表面実装用の水晶振動デバイスに関するものである。
近年の電子機器の高機能化に伴い内部の電子部品の小型薄型化が進められている。水晶振動子もその例外ではなく、ディップ部品から表面実装部品となり、更には年間7割程度の面積の低下を要求されている。
このような水晶振動子のパッケージは、例えば、水晶振動板を実装するベース部材と、水晶振動子を密閉するためにベース部材に被せるキャップ部材から成り、ベース部材には、水晶振動板と電気接続するためにパッケージ内部に形成された端子電極があり、端子電極上に導電性接着剤にて水晶振動板を実装している(例えば特許文献1参照)。
特開2006−314083号公報
このような従来の水晶振動板の実装方法では、以下の理由で水晶振動デバイスの小型薄型化に限界が生じている。それは、導電性接着剤を用いて水晶振動板を固定するために生じる問題である。
まず水晶振動板を実装した際に高さが高くなる問題がある。水晶振動板の一端のみが導電性接着剤によって固定されるため、他端が下側に傾くようになる。水晶振動板の他端がベース基板に接触すると振動特性が不良となる。そのため、水晶振動板の他端を固定部より高く傾かせて固定するか、下側への傾きの許容角度を大きくするために導電性接着剤を高く盛っていた。
また、水晶振動板の実装時の姿勢や位置精度を考慮して、パッケージのxy寸法を大きくとらなければならない。水晶振動板やその表面上に成膜している電極金属と導電性接着剤との濡れ方によって、また、導電性接着剤が不均一に硬化してしまう場合などに、水晶振動板が平面内で回転して固着されるためである。水晶振動板がパッケージ内部側壁に接触すると振動特性が不良となる。従って水晶振動板を収めるキャビティに、水晶振動板の位置や姿勢を加味した空間をとる必要があった。
更に導電性接着剤によると、十分な接着強度を得るために接着面を大きくする必要がある。従って有効な振動特性を得るための励振電極の面積を確保した上で、接着用の面積を大きく取る必要があるため、水晶振動板の寸法が大きくなってしまっていた。
上記三点から、導電性接着剤を用いる固定方法では水晶振動デバイスを小型薄型化することは困難である。これらを解決するためには、水晶振動板を固定する際に動かないこと、水平を保てること、小面積で十分な接着強度があることが必要である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、小型薄型で高品質な水晶振動デバイスを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、一対の励振電極及び前記各励振電極から周縁部に向かって夫々引き出し電極が形成された水晶振動板と、
上面に端子電極を形成しており、該面側に前記水晶振動板を実装するベース部材と、
前記水晶振動板を内部に収めるキャビティを有し、前記ベース部材と接合してキャビティ内を気密封止するパッケージ部材、
を有する水晶振動デバイスであって、
前記水晶振動板と前記ベース部材とが金属接合膜により接合され、前記金属接合膜が前記引き出し電極及び前記端子電極と電気接続されてなることを特徴とする水晶振動デバイスである。
これにより、金属接合膜により水晶振動板とベース部材とが固定されるため、小面積で十分な接着強度が得られる。また金属を接合膜に使う接合では、水晶振動板とベース部材とを平行に固定した上で、熱、電界、振動などによりエネルギーを投入して行うものであるから、水晶振動板を固定する際に動くことが無く、水晶振動板とベース部材とが平行に保たれる。以上から、小型薄型の水晶振動デバイスの作製が可能となる。
本発明の第2の態様は、前記引き出し電極の上に前記金属接合膜が層状に形成していることを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、引き出し電極と金属接合膜との電気接続を容易にとることができるようになる。
本発明の第3の態様は、前記引き出し電極が前記金属接合膜であることを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、引き出し電極を形成する際に金属接合膜を形成することができるため、製造工程を簡略化できると共に、引き出し電極と金属接合膜との界面での抵抗を考慮する必要が無くなり、工程が安定化すると共に製品の品質を向上できる。
ここで引き出し電極のみならず、励振電極も金属接合膜と同一の膜構成としても良い。更なる工程の簡略化、特性向上が可能となる。
本発明の第4の態様は、前記金属接合膜が前記水晶振動板端部まで形成されていることを特徴とする第2もしくは第3の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、接合部をより水晶振動板の端部にすることができるため、水晶振動板を小さくすることができる。
ここで、金属接合膜が水晶振動板の端部から水晶振動板の側面まで成膜されていても良い。これは金属接合膜の成膜時に、側面まで成膜されるようなマスク形状にして形成できるものである。
本発明の第5の態様は、前記金属接合膜の端部に前記端子電極と同一組成の金属層が形成して成ることを特徴とする第4の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、端子電極と金属接合膜の電気接続が可能となる。金属接合膜が水晶振動板の端部にある場合は金属接合膜の側面に、また、金属接合膜が水晶振動板の側面まで成膜されている場合はこの側面の金属接合膜に、端子電極が成膜されることとなる。この場合、水晶振動板とベース部材とを接合した後、端子電極を成膜することにより、金属接合膜端部及びベース部材に端子電極を形成することができる。
本発明の第6の態様は、前記引き出し電極の内、一方の電極のみが前記金属接合膜と接続されており、他方の電極は導電性接着剤にて前記端子電極と電気接続されていることを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、水晶振動板の固定は金属接合膜での接合により達成されるため、導電性接着剤は引き出し電極と端子電極の電気接続のみ行えばよく、固定のための強度を必要としなくなる。つまり導電性接着剤の量を少なくできるため、従来の導電性接着剤を用いた場合とは異なり、接着用の面積を小さくしてもよく、パッケージサイズを小型薄型化できる。
本発明の第7の態様は、前記導電性接着剤が、前記水晶振動板の前記金属接合膜に対向する面と前記端子電極とを接続してなることを特徴とする第6の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、引き出し電極が水晶振動板の金属接合膜と対向する面に形成されていたとしても、引き出し電極と端子電極とを電気接続可能となる。
本発明の第8の態様は、前記各引き出し電極が、夫々前記金属接合膜を介して前記端子電極と電気接続してなることを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、接合プロセスにて引き出し電極と端子電極とを電気接続することができるようになる。
本発明の第9の態様は、前記ベース部材の線膨張率が、前記水晶振動板の線膨張率の−5×10-6/K以上、+5×10-6/K以下であることを特徴とする第8の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、ベース部材と水晶振動板の線膨張率の違いによる振動特性の劣化が起きなくなる。
更には、ベース部材の線膨張率が水晶振動板の線膨張率の−3×10-6/K以上、+3×10-6/K以下であることが好ましい。より高品質の温度特性を得ることができるためである。
本発明の第10の態様は、前記ベース部材の上面が平坦であることを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、キャビティの深さを小さくすることができるようになる。金属接合膜と引き出し電極との間で段差がある場合に振動特性上有効となる。
本発明の第11の態様は、前記ベース部材の前記水晶振動板と相対する部位で、前記ベース部材の前記水晶振動板との接合部を除く部位に凹部を有することを特徴とする第1の態様の水晶振動デバイスである。
これにより、水晶振動板の振動をベース部材が抑制しないため、振動特性の良い水晶振動デバイスとすることが出来る。
かかる本発明では、水晶振動板とベース部材とが金属接合膜により接合され、金属接合膜が水晶振動板上の引き出し電極及びベース部材上の端子電極と電気接続されている。従って、金属膜による接合によれば小面積で十分な固定強度が得られるため、接合部の面積を小さくでき、また、水晶振動板の位置や姿勢を精度良く制御することができるようになる。従って水晶振動板やパッケージ部材を小型化できるようになるため、小型薄型の水晶振動デバイスを提供することが可能となる。
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの概略構成を示す断面図である。また図2は本発明の実施形態1にかかわる水晶振動デバイスの内部の概略構成を示す平面図である。
図1、図2に示すように、水晶振動デバイスは、一対の励振電極13、14とそれぞれに連結している引き出し電極11、12が向かい合う面に形成された水晶板10と、端子電極21、22と外部端子25、26が向かい合う面に形成されており、それぞれが貫通電極23、24で接続されているベース部材20と、キャビティを有するリッド部材27から成っており、ベース部材20とリッド部材27が接合されることによりリッド部材27のキャビティが密閉空間を成しており、リッド部材側壁27bに囲まれた該キャビティには水晶板10が収まるように配置されており、ベース部材20の端子電極21と水晶振動板10の引き出し電極11とが金属接合膜30とで接合されることにより、水晶振動板10とベース部材20とが接合され、固定、電気接続されているものである。また同様に端子電極22と引き出し電極12も金属接合膜により接合されている。
図3は本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの断面図であり、金属接合膜30近傍を拡大した概略構成図である。
図3に示すように、水晶振動板10に形成された引き出し電極11と、ベース部材20に形成された端子電極21とを、金属接合膜30で接合することにより、水晶振動板10とベース部材20とを固定すると共に各電極を電気接続している。金属接合膜30を用いることにより端子電極21から引き出し電極11までの高さは数1000Åから数μmとなり、従来の導電性接着剤を用いた実装と比較して格段に薄型化することができるようになった。また金属膜を接合膜として用いるプロセスにおいては、水晶板10を上部から加重し、水晶板10がベース部材20に対して平行に配置される。以上から水晶板10の実装高さを低下することができ、水晶振動デバイスを小型薄型化できるようになった。
図4は本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの断面図であり、接合部の膜組成を示す概略構成図である。
図4に示すように、接合部は多層の金属層から成っている。水晶板10側から記載すると、引き出し電極11のクロム、金、次に、ニッケル層32、金錫層31、ニッケル層33、そして端子電極21の金、クロムとなっている。ニッケル層32、33は厚み1μm、金錫層31は厚み5μmである。
作製方法は次の通りである。水晶板10とベース部材20に夫々引き出し電極11と端子電極21をスパッタにて形成した後、湿式めっきのストライクニッケルめっき、ニッケルめっき、金めっき、錫めっきを施し、次に互いの錫めっき層を向かい合わせ、350℃にて加熱圧着した。また水晶板10側のみ、もしくは、ベース部材20側のみに錫めっきを施し、この錫めっきと他方の金めっきとを向かい合わせて熱圧着する方法も試みた。いずれの場合においても、金と錫とが拡散し、接合することができた。ちなみにニッケル層32、33は錫が引き出し電極11、端子電極21に拡散しないようにするためのバリア層である。
さて、上記では引き出し電極11、端子電極21の金層の上に密着良くニッケルめっきをするためにストライクニッケルを行った。図示していないが、接合部の引き出し電極11、端子電極21の組成をクロム、銅という組成にすることにより、銅上に直接ニッケルめっきを施した。この場合も密着性が良い接合を行うことが出来た。
本実施形態では、引き出し電極11と引き出し電極12の二箇所で水晶板10とベース部材20とが接合されている。両者の熱膨張率が異なると温度特性に重大な影響を及ぼす。したがって、熱膨張率が比較的近いソーダライムガラスをベース部材20に用いた。
以上の通り、引き出し電極11と端子電極21との間に高さ7μmの接合部を形成した。従来の導電性接着剤では高さが100μmと成ってしまっていたのに対し、極めて低い実装高さが得られた。
(実施形態2)
図5は、実施形態2に係る水晶振動デバイスを示す断面図であり、金属接合膜30近傍を拡大した概略構成図である。水晶板10、ベース部材20、リッド部材27の配置は図1、図2と同様である。
図5に示すように、本実施形態では接合部の膜組成は、水晶板10側から、引き出し電極11のクロム、金、次に、アルミニウム層34となっている。アルミニウム層34は直接ベース部材20と接合している。接合方法は陽極接合であり、アルミニウム層厚みは1000Åである。作製方法は、引き出し電極11とアルミニウム層34を水晶板10の端部に接して形成し、ベース部材21とアルミニウム層34とを接合した後に端子電極21を水晶板10、引き出し電極11、アルミニウム層34の側面とベース部材20表面とに形成した。このように、少なくともアルミニウム層34に接して端子電極21を形成することにより、電気接続も可能となった。
以上の通り、接合部高さは1000Åと低く、薄型の水晶振動デバイスを作製することができた。
(実施形態3)
図6は、実施形態3に係る水晶振動デバイスを示す断面図であり、金属接合膜30近傍を拡大した概略構成図である。水晶板10、ベース部材20、リッド部材27の配置は図1、図2と同様である。
図6に示すように、本実施形態では、引き出し電極11をアルミニウムで形成した。またこれを接合膜として用い、ベース部材20と水晶板10とを接合した。接合後端子電極21を引き出し電極11側面に接するようにして形成し、電気接続を行った。
本実施携帯では、水晶板10の接合部以外の部位と相対するベース部材20の部位に凹部28を設けた。凹部深さは1μmである。これは引き出し電極をそのまま接合部として用いたため、接合時に水晶板10とベース部材20とが接触してしまわないようにするためである。図示していないが、同様の目的で、ベース部材20の接合部を凸状にしても良いし、引き出し電極11の厚みを接合部のみ厚くしても良い。
図7は、図6とは異なる構造の実施形態2に係る水晶振動デバイスを示す断面図であり、金属接合膜30近傍を拡大した概略構成図である。水晶板10、ベース部材20、リッド部材27の配置は図1、図2と同様である。
図7に示すように、図6と同様に、引き出し電極11をアルミニウムで形成した。またこれを接合膜として用い、ベース部材20と水晶板10とを接合した。引き出し電極11は水晶板10側面まで成膜した。接合後端子電極21を、水晶板10側面の引き出し電極11に接するようにして形成し、電気接続を行った。図7は電気接続を確実に行うための構造である。
以上の通り、水晶板10とベース部材20とを近接して実装することにより、薄型の水晶振動デバイスを作製することができた。
(実施形態4)
図8は本発明の実施形態4に係る水晶振動デバイスの内部の概略構成を示す平面図である。水晶板10、ベース部材20、リッド部材27の配置は図1、図2と同様であるが、引き出し電極11と端子電極21とが金属接合膜で接合されているのに対し、引き出し電極12と端子電極22とは導電性接着剤35で電気接続されている。
図9は、実施形態4に係る水晶振動デバイスを示す断面図であり、引き出し電極12と端子電極22との導電性接着剤35での電気接続部位を拡大したものである。引き出し電極12は、水晶板10側面を経てベース板20側まで形成した。導電性接着剤35を引き出し電極12と端子電極22の間に挿入して固着させた。これは、引き出し電極11と端子電極21との金属接合後に、導電性接着剤35を注入して硬化させることにより作製した。
図10は、図9とは異なる構造の実施形態4に係る水晶振動デバイスを示す断面図であり、引き出し電極12と端子電極22との導電性接着剤35での電気接続部位を拡大したものである。引き出し電極12は、水晶板10側面まで形成した。導電性接着剤35は引き出し電極12上部から端子電極22に連結させて固着させた。これも図9の場合と同様に、引き出し電極11と端子電極21との金属接合後に導電性接着剤35を塗布し、硬化させた。
金属接合後に、他方の電極の接続を導電性接着剤35にて行う方法は、従来の導電性接着剤で固定、電気接続する方法と比較して、導電性接着剤35の量を極めて少なく出来る。理由は、接合部高さが低いこと、水晶板10の固定は金属膜による接合にて行っているために、導電性接着剤にて強度を高くする必要がないためである。
また金属による接合が一方の電極であり、他方の電極は固着強度の弱い導電性接着剤によるため、水晶板10とベース部材20との間で熱膨張率をそろえる必要がない。ベース部材20をセラミックにしても良い。
上記の通り、導電性接着剤の量を少なくした構造とすることで、小型の水晶振動デバイスを作製することが可能となった。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。また、上述の各実施形態の構成を組み合わせてもよいことは言うまでもない。
本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの内部の概略構成を示す平面図である。 本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る水晶振動デバイスの接合部の膜組成の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る水晶振動デバイスの内部の概略構成を示す平面図である。 本発明の実施形態4に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る水晶振動デバイスの接合部の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10 水晶板
11 引き出し電極
12 引き出し電極
13 励振電極
14 励振電極
20 ベース部材
21 端子電極
22 端子電極
23 貫通電極
24 貫通電極
25 外部端子
26 外部端子
27 リッド部材
27b リッド部材側壁
28 凹部
30 金属接合膜
31 金錫層
32 ニッケル層
33 ニッケル層
34 アルミニウム層
35 導電性接着剤

Claims (7)

  1. 上面に端子電極を形成するベース部材と、前記ベース部材と接合し、前記ベース部材との間に気密封止されたキャビティを形成するリッド部材と、一対の励振電極及び前記各励振電極から周縁部に向かって夫々引き出し電極を形成するとともに、前記ベース部材に実装され、前記キャビティの内部に収められる水晶振動板と、を有する水晶振動デバイスであって、
    前記水晶振動板と前記ベース部材とは、金属接合膜で接合され、
    前記金属接合膜は、前記引き出し電極及び前記端子電極に電気接続し、前記水晶振動板の前記周縁部側の端部に接して形成されるとともに、前記ベース部材の前記上面に接合され、
    前記端子電極は、前記金属接合膜の前記端部側の側面に接し、
    前記引き出し電極の内、一方の電極のみが前記金属接合膜と接続されており、他方の電極は導電性接着剤にて前記端子電極と電気接続されていることを特徴とする水晶振動デバイス
  2. 前記導電性接着剤が、前記水晶振動板の前記金属接合膜に対向する面と前記端子電極とを接続してなる請求項1に記載の水晶振動デバイス。
  3. 前記引き出し電極が前記金属接合膜である請求項1又は請求項2に記載の水晶振動デバイス。
  4. 前記金属接合膜の端部に前記端子電極と同一組成の金属層が形成して成る請求項1から3のいずれか一項に記載の水晶振動デバイス。
  5. 前記各引き出し電極が、夫々前記金属接合膜を介して前記端子電極と電気接続してなる請求項1記載の水晶振動デバイス。
  6. 前記ベース部材の上面が平坦である請求項1記載の水晶振動デバイス。
  7. 前記ベース部材の前記水晶振動板と相対する部位で、前記ベース部材の前記水晶振動板との接合部を除く部位に凹部を有する請求項1記載の水晶振動デバイス。
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