JP5370186B2 - 光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 - Google Patents
光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5370186B2 JP5370186B2 JP2010018034A JP2010018034A JP5370186B2 JP 5370186 B2 JP5370186 B2 JP 5370186B2 JP 2010018034 A JP2010018034 A JP 2010018034A JP 2010018034 A JP2010018034 A JP 2010018034A JP 5370186 B2 JP5370186 B2 JP 5370186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical element
- lens
- objective lens
- aberration correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Head (AREA)
Description
図1は本発明の実施の形態1における光学素子の斜視図である。図1(a)はプラスチック対物レンズ201、図1(b)はプラスチック収差補正素子202であり、図1に示すように上下に組み合わせて使う例である。いずれも光学素子の側面3の3箇所に凸部4を持ち、その凸部4のそれぞれは入射面1及び出射面2にも延びて光軸5で交わっている。
図3は、光学素子の側面3にのみ凸部4を設けた例である。図3の場合は光学素子の入射面1あるいは出射面2に凸部4が無いため、凸部4による光学特性の変化を考慮する必要が無いという利点がある。
図4は、光学素子の側面3と、入射面1あるいは出射面2の一部を凸部4で覆うものである。図4の場合は実際に光束が通過する可能性のある光学有効範囲の手前まで凸部4を設けた例であり、この場合も凸部4による光学特性の変化を考慮する必要が無いという利点がある。
図5は、光学素子の側面3と、入射面1あるいは出射面2の一部を凸部4で覆うものである。図5の場合は実際に光束が通過する可能性のある光学有効範囲内まで凸部4を設けた例であり、光学有効範囲内の保護がしやすいという利点がある。
図6は、光学素子の側面3と、入射面1あるいは出射面2の一部を凸部4で覆うものである。図6の場合は実際に光束が通過する可能性のある光学有効範囲内まで凸部4を設け入射面1の光軸あるいは出射面2の光軸で交わる例であり、この場合も光学有効範囲内の保護がしやすいという利点がある。
図7は、凸部4のうち、隣接する2つの凸部4と前記光学素子の光軸とのなす角、つまりα、β、γはいずれも同じ角度である例である。この場合、光学素子をレンズアクチュエータのレンズホルダ等に取り付る場合の基準として凸部4を用いる場合、より正確な取り付けが可能となる。
図8は、前記凸部4の側面上の一部に光軸を中心とする円筒面の一部11を形成した例である。この場合も、光学素子をレンズアクチュエータのレンズホルダ等に取り付る場合の基準として凸部4を用いる場合、より正確な取り付けが可能となる。
図9は、図1の例で凸部4による迷光の影響を低減するため凸部4の光軸方向に最も突出した外周部に対して、光学有効範囲6付近を含む部分である凹み部12を一段窪ませた例である。また、凸部4や凹み部12を鏡面反射しない面、例えば光学的に散乱性のあるスリ面とする事で迷光の影響を低減することも可能である。
図10は凸部4を4箇所とした例であり、凸部4を3箇所とした例に対して光学有効範囲内の保護がしやすいという利点がある。また、ゲート8及びベント9を設ける際の自由度が大きくなると言う利点もある。
図14は本願光学素子であるプラスチック対物レンズ201、プラスチック収差補正素子202をレンズアクチュエータのレンズホルダ207に取り付けた斜視図である。光学素子自身の外径と質量を削減し、レンズホルダに対する位置決め固定を高精度化することで、図15に示す光学素子を駆動するレンズアクチュエータ208の小型軽量化と対物レンズチルトの低減に大きく寄与でき、レーザ光を集光する対物レンズを高速に駆動することが可能になる。
つまり、レンズアクチュエータ208の小型軽量化のみならず、光学素子の位置決め誤差によって発生する対物レンズチルト補正量(レンズアクチュエータ208に対しレンズホルダ207を高速に傾ける制御を行う)の増加を抑えることによって、より高速に駆動することが可能になる。
図16は、本発明の光学素子を用いた光ピックアップの概略構成を示す図である。図16に示すように、プラスチック収差補正素子202,プラスチック対物レンズ201により、異なる光源波長を用いて、3種類の光記録媒体(BD系,DVD系,CD系)を異なる開口数(NA)で記録または再生を行う互換型の光ピックアップである。
図17は本発明の実施の形態4における光情報処理装置の概略構成を示す図である。本実施の形態4は、光情報処理装置の一形態であり、前述の実施の形態3の光ピックアップを用いて、光記録媒体に対する情報の再生、記録、消去のうちの、少なくとも1つを行う装置である。
1 入射面
2 出射面
3 側面
4 凸部
5 光軸
6 光学有効範囲
7 フランジ部
8 ゲート
9 ベント
10 樹脂
11 円筒面の一部
51 レンズホルダ
52 対物レンズ
53 回折素子
54 通孔
61 レンズホルダ
61a 円筒孔部
61b 上端面
61c 下端面
62 対物レンズ
63 回折素子
63a 回折面
71 突出部
71a 端面
91 光ピックアップ
92 送りモータ
93 サーボ制御回路
94 変復調回路
95 外部回路
96 システムコントローラ
98 スピンドルモータ
100 光記録媒体
101 半導体レーザ
102 コリメートレンズ
103 偏光ビームスプリッタ
104 プリズム
105 1/4波長板
107 BD系光記録媒体
108 検出レンズ
110 受光素子
127 DVD系光記録媒体
130a 半導体レーザ
130b ホログラム素子
130c 受光素子
132 発散角変換レンズ
133 波長選択性ビームスプリッタ
137 CD系光記録媒体
140a 半導体レーザ
140b ホログラム素子
140c 受光素子
142 発散角変換レンズ
143 波長選択性ビームスプリッタ
201 プラスチック対物レンズ
202 プラスチック収差補正素子
203 プラスチック対物レンズ
204 プラスチック収差補正素子
205 プラスチック対物レンズ
206 プラスチック収差補正素子
207 レンズホルダ
208 レンズアクチュエータ
301 従来のプラスチック対物レンズ
302 従来のプラスチック収差補正素子
303 従来のレンズホルダ
L 対物レンズの光軸
O 回折素子の回折パターン中心
Claims (9)
- 入射面と出射面と側面を持つ透過型の光学素子において、前記側面に少なくとも3つ以上の凸部を持ち、且つ、前記少なくとも3つ以上の凸部のそれぞれは、前記側面から前記入射面又は前記出射面の少なくとも一方の上に延在するとともに前記入射面の光軸又は前記出射面の光軸の少なくとも一方において交わることを特徴とする光学素子。
- 請求項1に記載の光学素子において、前記少なくとも3つ以上の凸部のうち、隣接する2つの凸部のなす角はいずれも同じ角度であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1または2に記載の光学素子において、前記凸部の側面上の一部は、光軸を中心とする円筒面の一部であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学素子において、前記入射面又は前記出射面の少なくとも一方が輪帯状回折パターンを持つ収差補正素子であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学素子において、前記入射面と前記出射面の両面が正のパワーを持つ、屈折レンズであることを特徴とする光学素子。
- 請求項5に記載の光学素子において、いずれか一方の面が輪帯状回折パターンを持つ収差補正回折レンズであることを特徴とする光学素子。
- 対物光学素子が、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学素子であることを特徴とする光ピックアップ用レンズアクチュエータ。
- 請求項7に記載のレンズアクチュエータが搭載されていることを特徴とする光ピックアップ。
- 請求項8に記載の光ピックアップ装置が搭載されていることを特徴とする光ディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010018034A JP5370186B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010018034A JP5370186B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011159334A JP2011159334A (ja) | 2011-08-18 |
JP5370186B2 true JP5370186B2 (ja) | 2013-12-18 |
Family
ID=44591163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010018034A Expired - Fee Related JP5370186B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5370186B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07272302A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 対物レンズ装置 |
JPH09174566A (ja) * | 1995-12-25 | 1997-07-08 | Fujitsu Ltd | 光学素子複製用スタンパ |
JP3657467B2 (ja) * | 1999-07-16 | 2005-06-08 | 株式会社エンプラス | プラスチック製回折成形レンズ及び該レンズを用いた光学系 |
JP2005148656A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Sony Corp | レンズ、光ピックアップ、及び光ディスク装置 |
JP4672407B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-04-20 | 富士フイルム株式会社 | プラスチックレンズ及びその製造方法と製造装置 |
JP2007187776A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Fujinon Corp | レンズ装置及びレンズ保持方法 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010018034A patent/JP5370186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011159334A (ja) | 2011-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4663614B2 (ja) | 光ピックアップおよび光学的情報記録再生装置 | |
JP4472563B2 (ja) | 光学ユニットおよび光ピックアップならびに光情報処理装置 | |
US7133350B2 (en) | Optical pickup and disk drive apparatus | |
KR100522594B1 (ko) | 호환형 광픽업장치 및 이를 채용한 광기록재생장치 | |
JP4529176B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2007328902A (ja) | 対物レンズ装置、光ピックアップ装置、光ディスク駆動装置及び対物レンズの駆動方法 | |
JP4753769B2 (ja) | 対物レンズ保持装置、光ピックアップ装置 | |
JP5370186B2 (ja) | 光学素子、およびそれを用いた光ピックアップ用レンズアクチュエータ、光ピックアップ、光ディスクドライブ装置 | |
JP2011165224A (ja) | 光ピックアップおよび光ディスク装置、コンピュータ、光ディスクプレーヤ、光ディスクレコーダ | |
JP2006064886A (ja) | レンズ、レンズ装置、光学ピックアップ装置およびその組立方法 | |
KR101727520B1 (ko) | 회절 소자를 갖는 광 픽업 장치 및 이를 구비한 광 기록 및 재생 장치 | |
JP2010198717A (ja) | 対物レンズ、光ピックアップ及び光ディスク装置 | |
JP2007317348A (ja) | 光ピックアップおよび光情報処理装置 | |
JP2007328827A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP4897405B2 (ja) | 光ピックアップおよび光情報処理装置 | |
JP2006260640A (ja) | 光ピックアップおよび光ディスク装置 | |
JP2007058924A (ja) | 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置 | |
JP2007059000A (ja) | 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置 | |
JP2008146799A (ja) | レンズアクチュエータおよび光ピックアップ装置ならびに光学式記録/再生装置 | |
JP2005108350A (ja) | 光ピックアップ装置、光ピックアップ装置の調整方法及び光情報記録再生装置 | |
JP2011175727A (ja) | 対物レンズ保持装置、光ピックアップ装置 | |
JP2007058925A (ja) | 対物レンズ及び光ピックアップ装置 | |
JP2009043386A (ja) | 光ピックアップおよび光情報処理装置 | |
JP2007273062A (ja) | 光ピックアップ装置及びそれを備えた光情報記録再生装置 | |
JP2010192032A (ja) | 光ピックアップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121107 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130902 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5370186 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |