JP5369923B2 - 時計 - Google Patents

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本発明は、セグメント電極を持つ複数層の液晶表示パネルを備える時計に関するものである。
従来、セグメント電極を持つ2層の液晶表示パネルを備える液晶表示制御装置が知られている(例えば、特許文献1)。この液晶表示制御装置は、セグメント電極(信号電極)と対向電極とがそれぞれ設けられた2枚の液晶表示パネルを備え、液晶駆動手段によって2枚の液晶表示パネルを駆動できるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開昭57−26780号公報
ところで、上記特許文献1の液晶表示制御装置においては、2枚の液晶表示パネルの画素(正確にはセグメント電極と対向電極の重なり部分)同士の形態(形状及び大きさ)は同じとなっていた。
そのため、2枚の液晶表示パネルは同一内容の表示が可能となってはいたが、2枚の液晶表示パネルのセグメント電極の形態(形状及び大きさ)が同じである。そのため、2枚の液晶表示パネルの駆動切換えを行っても多少の奥行き感が醸し出されはするものの、多様な表示表現は困難であった。
そこで、本発明の課題は、セグメント電極を持つ複数層の液晶表示パネルを備える時計において、多様な表示表現を可能とすることにある。
請求項1に記載の発明は、
視認側に配置され、第1のセグメント電極を有する第1の液晶表示パネルと、
前記第1の液晶表示パネルの裏面側に配置され、第2のセグメント電極を有する第2の液晶表示パネルと、
前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを表示駆動させる液晶駆動手段とを備えた液晶表示制御装置を時計本体に備えた時計において、
前記第1のセグメント電極及び前記第2のセグメント電極は、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネル上の互いに対応した位置で、かつ、同一内容の表示が可能な電極部分を含み、さらに、互いに全体のサイズが異なり、
前記液晶駆動手段は、前記電極部分に相当する部分の表示を前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネルの一方による表示から他方の表示に順送りで1つずつスクロールさせて変更することを特徴とする時計である。
請求項3に記載の発明は、
視認側に配置され、時間表示部を構成する第1のセグメント電極を有する第1の液晶表示パネルと、
前記第1の液晶表示パネルの裏面側に配置され、時間表示部を構成する第2のセグメント電極を有する第2の液晶表示パネルと、
前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを表示駆動させる液晶駆動手段とを備えた液晶表示制御装置を時計本体に備えた時計において、
前記第1のセグメント電極及び前記第2のセグメント電極は、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネル上の互いに対応した位置で、かつ、同一内容の表示が可能な電極部分を含み、さらに、互いに全体のサイズが異なり、
前記液晶駆動手段は、時刻セット時に、セット該当桁に相当する部分については前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを交互に駆動させ前記第1の液晶表示パネルによる表示と前記第2の液晶表示パネルによる表示とを交互に行わせ、それ以外の部分については前記第2の液晶表示パネルによる表示を行わせるように構成されていることを特徴とする時計である。
本願発明によれば、第1のセグメント電極及び第2のセグメント電極は、第1の液晶表示パネル及び第2の液晶表示パネル上の互いに対応した位置で、かつ、同一内容の表示が可能な電極部分を含み、さらに、この電極部分のうち、少なくとも一部は互いに形態が異なっているので、2枚の液晶表示パネルを交互に駆動させることによって、同一内容の表示を形状及び/大きさを交互に変えて行うことができる。
このように、2枚の液晶表示パネルでもって多様な表示表現をすることが可能となり、視認性も向上することになる。例えば、アラーム報知時(アラーム放音時等)には表示の形状及び/又は大きさを変化させれば、アラーム報音時の到来を視覚の上でも確認し易く、また、時刻セット時にセット該当桁の表示の形状及び/又は大きさを変化させれば、セット該当桁の位置を確認し易くなる。そして、加えてセット該当桁を間欠的に表示させれば、さらに、セット該当桁を確認しやすくなる。特に、大きさを変化させた場合には、表示が飛び出したり、表示が沈んだりする感覚が醸し出される。また、形状を変化させた場合には表示の立体感が醸し出される。さらに、互いに形態が異なる前記電極部分に相当する部分の表示を第1の液晶表示パネル及び第2の液晶表示パネルの一方による表示から他方の表示に順送りで1つずつスクロールさせて変更することによって、躍動感のある表示表現が可能となる。
実施形態の時計の一例である電子腕時計の正面図である。 図1の電子腕時計の液晶表示パネルを説明するための概念図であり、(A)は液晶表示パネルの並びを示す概念図、(B)は液晶表示パネルの構造の概念図である。 上側の液晶表示パネル及び下側の液晶表示パネルの表示部を説明するための図である。 図1の電子腕時計の機能構成のブロック図である。 時刻セット時のフローチャートである。 時刻セット時の表示例を示す図である。 アラーム報音時のフローチャートである。 アラーム放音時の表示例を示す図である。 アニメーションモード時のフローチャートである。 アニメーションモード時の表示例を示す図である。 アニメーションモード時の他の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、実施形態の時計の一例である電子腕時計の正面図である。
この電子腕時計は腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上部には、図2(A)の概念図に示すように、時計ガラス2が装着され、一方、腕時計ケース1の下部には、裏蓋3が防水リング(図示せず)を介して取り付けられている。同図では、第1の液晶表示パネル6と第2の液晶表示パネル7とは間隔を隔てて設けられているが、当接していてもよいことは勿論である。
そして、腕時計ケース1の内部には、第1の液晶表示パネル6、第2の液晶表示パネル7が設けられている。
また、腕時計ケース1の3時側及び9時側の両側面には、図1に示すように、複数の押釦スイッチ11が設けられている。
なお、図2(A)には示されてはいないが、第2の液晶表示パネル7の下側に必要に応じてバックライトや反射板が設けられる。また、第2の液晶表示パネル7の下側に半透過反射板を設け、さらにその下側に補助光源であるバックライトが設けられていてもよい。
次に、第1の液晶表示パネル6及び第2の液晶表示パネル7の構造を図2(B)の概念図を用いて説明する。なお、第1の液晶表示パネル6及び第2の液晶表示パネル7の構造はほぼ同じであるので、同時に説明する。
液晶表示パネル6,7は、上側ガラス基板6a,7aと、この上側ガラス基板6a,7aと所定の間隙を持って対向する下側ガラス基板6b,7bとを備える。
下側ガラス基板6b,7bには信号電極としてのセグメント電極6c,7cが設けられている。一方、上側ガラス基板6a,7aには対向電極6d,7dが設けられている。セグメント電極6c,7c及び対向電極6d,7dは透明電極となっている。
また、上側ガラス基板6a,7aと下側ガラス基板6b,7bとの間には液晶層6f,7fが封入されている。
なお、図2(B)において、符号6e,7eは配向膜、6g,7gは偏光板を指示している。また、液晶表示パネル6,7には図示はしないがカラーフィルタが設けられ、液晶表示パネル6での表示色と液晶表示パネル7での表示色を変えてある。
次に、第1の液晶表示パネル6及び第2の液晶表示パネル7の表示部について説明する。
上側の液晶表示パネル(第1の液晶表示パネル)6の表示部60は、図3に示すように、大別して、3つの表示区域60a,60b,60cから構成されている。
そして、1つ目の表示区域60aには、3個の輪状電極群61a,61b,61cが横並びに設けられている。このうち輪状電極群61aは同形の12個のセグメント電極6cから構成されている。また、第2の輪状電極群61bは同形の5個のセグメント電極6cから構成され、第3の輪状電極群61cは同じく5個のセグメント電極6cから構成されている。
2つ目の表示区域60bには、0から9までの数字を表すための電極群62a,62b,62c,62d,62eが横並びに設けられている。これら電極群は、図3(B)に示すように、各7個のセグメント電極6cから構成されている。また、この2つ目の表示区域60bには、「DST(Daylight Saving Time)」、「A(AM)」、「P(PM)」、「ASZ(Snooze)」及び「SPLIT」の各文字を表す個別電極と、時間表示に使用される「‘(プライム)」、「“(ダブルプライム)」及び「:(コロン)」の各記号を表す個別電極とが所定箇所に設けられている。
3つ目の表示区域60cには、0から9までの数字を表すための電極群63a,63b,63c,63d,63eが横並びに設けられている。これら電極群は各7個のセグメント電極6cから構成されている。この3つ目の表示区域60cには、「DST(Daylight Saving Time)」、「A(AM)」、「P(PM)」、「ASZ(Snooze)」の各文字を表す個別電極その他の個別電極が設けられている。
なお、セグメント電極6cからなる電極群以外の個別電極も透明電極として形成され、その対向部分には透明な対向電極が設けられる。
一方、下側の液晶表示パネル7の表示部70は、図4に示すように、大別して、3つの表示区域70a,70b,70cから構成されている。
そして、1つ目の表示区域70aには、3個の輪状電極群71a,71b,71cが横並びに設けられている。このうち輪状電極群71aは同形の12個のセグメント電極7cから構成されている。また、第2の輪状電極群71bは同形の5個のセグメント電極7cから構成され、第3の輪状電極群71cは同じく5個のセグメント電極7cから構成されている。
2つ目の表示区域70bには、0から9までの数字を表すための電極群72a,72b,72c,72d,72eが横並びに設けられている。これら電極群は、図3(B)に示すように、各7個のセグメント電極7cから構成されている。また、この2つ目の表示区域70bには、「DST(Daylight Saving Time)」、「A(AM)」、「P(PM)」、「ASZ(Snooze)」及び「SPLIT」の各文字を表す個別電極と、時間表示に使用される「‘(プライム)」、「“(ダブルプライム)」及び「:(コロン)」の各記号を表す個別電極とが所定箇所に設けられている。
3つ目の表示区域70cには、0から9までの数字を表すための電極群73a,73b,73c,73d,73eが横並びに設けられている。これら電極群は各7個のセグメント電極7cから構成されている。この3つ目の表示区域70cには、「DST(Daylight Saving Time)」、「A(AM)」、「P(PM)」、「ASZ(Snooze)」の各文字を表す個別電極その他の個別電極が設けられている。
なお、セグメント電極7cからなる電極群以外の個別電極も透明電極として形成され、その対向部分には透明な対向電極が設けられる。
このように、上側の液晶表示パネル6と下側の液晶表示パネル7とでは、互いに対応する電極群の並び順は同じとなっていて、上側の液晶表示パネル6と下側の液晶表示パネル7とは同じ内容の表示が可能となっている。
しかし、上側の液晶表示パネル6と下側の液晶表示パネル7とでは、図3(A),(B)に示すように、セグメント電極からなる電極群の形態(形状及び大きさ)が異なっている。
すなわち、下側の液晶表示パネル7におけるセグメント電極7cからなる電極群は平面的に構成されているのに対して、上側の液晶表示パネル6におけるそれは、正面側から見て、下側の液晶表示パネル7の平面的電極を球に投影した形状で、かつ、大きさも下側の液晶表示パネル7のそれよりも大きいものとなっている。
また、セグメント電極6c及び7cは全体のサイズも互いに異なっている。したがって、2枚の液晶表示パネル6,7を交互に駆動させた場合には、表示が飛び出したり沈んだりする感覚が醸し出される。
すなわち、図3(B)に示すように、全体のサイズが小さなセグメント電極群7cに電圧が印加され、これに対応する位置の液晶部分が小さなサイズで点灯表示されている状態から、当該小さなセグメント電極群7cを一旦消灯した上で、全体のサイズが大きなセグメント電極群6cに電圧が印加され、これに対応する位置の液晶部分が大きなサイズで点灯表示させると、使用者は、小さなサイズの液晶部分を最初に視認し、その直後に、大きなサイズの液晶部分を視認することになるので、時刻が上方に向かって飛び出したのような印象を得ることができる。
一方、その後に、全体のサイズが大きなセグメント電極群6cに電圧が印加され、これに対応する位置の液晶部分が大きなサイズで点灯表示されている状態から、当該大きなセグメント電極群6cを一旦消灯した上で、全体のサイズが小さなセグメント電極群7cに電圧が印加され、これに対応する位置の液晶部分が小さなサイズで点灯表示させると、使用者は、大きなサイズの液晶部分を最初に視認し、その直後に、小さなサイズの液晶部分を視認することになるので、時刻が下方に向かって沈んだような印象を得ることができる。
2枚の液晶表示パネル6,7で同一内容の表示を交互に行わせる場合には、その効果が大きい。
なお、上側の液晶表示パネル6及び下側の液晶表示パネル7とでは、互いに対応する電極群は上下で重なる位置に設けてもよいが(むしろ、上下で重なる位置に設けることが好ましいが)、互いに対応しない電極群は上下で重ならない位置に設けることが好ましい。
次に、図4を参照しつつ、本実施形態における電子腕時計の機能的構成について説明する。
電子腕時計は、入力部100、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、発振回路部104、計時回路部105、表示駆動回路部106等を備えて構成されている。
入力部100は、電子腕時計の各種機能の実行を指示するための複数の押釦スイッチ11を含む。ユーザによりこの押釦スイッチ11が操作されると、これに基づいて、時刻セット(目覚まし時刻セット等)又はアニメモードの選択等がなされる。
CPU101は、例えば、所定のタイミング或いは入力部100から入力された操作信号等に応じて、ROM102に格納されている各種プログラムを読み出してRAM103の作業領域に展開し、当該プログラムに従って電子腕時計を構成する各部への指示やデータの転送等の各種処理を実行するものである。
ROM102は、読み出し専用のメモリであり、電子腕時計の種々の機能を実現させるためのシステムプログラムや各種アプリケーションプログラム、各種データ等を記憶するものである。
RAM103は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU101により実行される各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するためのメモリ領域を備え、CPU101の作業領域として用いられる。
発振回路部104は、常時一定周波数のクロック信号を出力する回路であり、計時回路部105は、発振回路部104から入力される信号を計数して、現在時刻データ等を取得するものである。計時回路部105は、取得した現在時刻データをCPU101に対して出力するようになっている。
表示駆動回路部106は、例えば、CPU101からのデータや制御信号等に基づいて液晶表示パネル6,7を駆動して、この液晶表示パネル6,7に各種情報を表示させる表示処理を行うものであり、CPU101とともに表示制御部として機能する。
次に、実施形態の電子腕時計の動作をCPUの働きとともに説明する。
[通常時]
図1には電子腕時計の通常の表示状態が示されている。この場合には、CPU101は、下側の液晶表示パネル7だけを駆動させている。同図の電子腕時計は現在2001年6月21日10時58分58秒であることを示している。このとき、下側の液晶表示パネル7の輪状電極70aは10個のセグメント電極7cに相当する部分が点灯し「10時台」であることを示し、輪状電極70bは5個のセグメント電極7cに相当する部分が点灯し「50分台」であることを示し、輪状電極70bは5個のセグメント電極7cに相当する部分が点灯し「50秒台」であることを示している。
[時刻セット時]
図5には、この時刻セット時のフローチャートが示されている。
時刻セットは電子腕時計の押釦スイッチ11を用いて行われる。この時刻セットは、例えば現在時刻合わせ、目覚まし時刻の設定等の際に行われる。CPU101は、時刻セット前は(ステップ2でNO)、下側の液晶表示パネル(下LCD)7を点灯状態、上側の液晶表示パネル(上LCD)6を不灯状態とさせ(ステップ1)、電子腕時計は通常の表示状態を維持する(図1参照)。そして、CPU101は、セット状態になると(ステップ2でYES)、セット該当桁以外の場合には(ステップ3でNO)、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態に維持させる(ステップ1)。一方、セット該当桁については(ステップ3でYES)、CPU101は、時計計時が偶数秒のとき(ステップ4でNO)、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態とさせ(ステップ1)、一方、時計計時が奇数秒のとき(ステップ4でYES)、下側の液晶表示パネル7を不灯状態、上側の液晶表示パネル6を点灯状態とさせる(ステップ5)。このようにして、セット状態が終了すると、CPU101は、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態とさせ、通常の状態に戻す。
この場合の表示例が図6に示されている。この場合のセット該当桁は「分」の桁であり、「分」の桁にある「58」の表示が下側の液晶表示パネル7と上側の液晶表示パネル6とで交互に切り換えられる。その他の部分はセット該当桁ではないので、下側の液晶表示パネル7が点灯状態、上側の液晶パネル6が不灯状態を維持する。このように、時刻セット時にセット該当桁の表示の形状及び/又は大きさを変化させれば、セット該当桁の位置を確認し易くなる。そして、加えてセット該当桁を間欠的に表示させれば、さらに、セット該当桁を確認しやすくなる。
[アラーム報音時]
図7には、このアラーム報音時のフローチャートが示されている。
アラーム報音のタイミングは電子腕時計の押釦スイッチ11で予め設定される。CPU101は、アラーム報音タイミングに至る前は(ステップ12でNO)、下側の液晶表示パネル(下LCD)7を点灯状態、上側の液晶表示パネル(上LCD)6を不灯状態とさせ(ステップ11)、電子腕時計は通常の表示状態を維持する(図1参照)。そして、CPU101は、アラーム報音タイミングになると(ステップ12でYES)、一旦、下側の液晶表示パネル7を不灯状態、上側の液晶表示パネル6を点灯状態とさせる(ステップ13)。そして、アラーム報音が継続している間(ステップ14でNO)、CPU101は、時計計時が偶数秒のとき(ステップ15でNO)、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態とさせる。一方、アラーム報音が継続している間(ステップ14でNO)、CPU101は、時計計時が奇数秒のとき(ステップ15でYES)、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態とさせる(ステップ16)。このようにして、アラーム報音が終了すると(ステップ14でYES)、CPU101は、ステップ11の処理に戻り、下側の液晶表示パネル7を点灯状態、上側の液晶表示パネル6を不灯状態とさせる。
この場合の表示例が図8に示されている。この場合のアラーム報音時は2001年6月21日10時58分である。このアラーム報音が継続している間、下側の液晶表示パネル7の点灯状態と上側液晶パネル6の点灯状態とが交互に繰り返される。このようにアラーム報知時(アラーム放音時等)には表示の形状及び/又は大きさを変化させれば、アラーム報音時の到来を視覚の上でも確認し易くなる。
[アニメーションモード]
図9には、アニメーションモード時のフローチャートが示されている。
ここでは、例えば、横並びされ数字を表す4つの電極で考えることにする。そして、4つの電極の表示桁を左側から順に表示桁A,B,C,Dとして考えることにする。
このアニメーションモードの選択は、電子腕時計の押釦スイッチ11によるキー操作によってなされる。CPU101は、キー操作があるまでの間(ステップ21でNO)は、下側の液晶表示パネル(下LCD)7を点灯状態、上側の液晶表示パネル(上LCD)6を不灯状態とさせ、電子腕時計は通常の表示状態を維持する。そして、CPU101は、キー操作があり(ステップ21でYES)、キー操作から1/16秒経過すると(ステップ22でYES)、表示桁Aの部分で上側の液晶表示パネル6を点灯状態、下側の液晶表示パネル7を不灯状態とさせるとともに、それ以外の表示桁B,C,Dの部分では上側の液晶表示パネル6を不灯状態、下側の液晶表示パネル7を点灯状態とさせる(ステップS23)。続いて、キー操作から2/16秒経過すると(ステップ24でYES)、CPU101は、表示桁Aの部分で上側の液晶表示パネル6を不灯状態、下側の液晶表示パネル7を点灯状態に戻すと同時に、CPU101は、表示桁Bの部分で上側の液晶表示パネル6を点灯状態、下側の液晶表示パネル7を不灯状態とさせるとともに、それ以外の表示桁C,Dの部分では上側の液晶表示パネル6を不灯状態、下側の液晶表示パネル7を点灯状態とさせる(ステップ25)。
このようにして、1/16秒間隔で、上側の液晶表示パネル6の点灯状態、下側の液晶パネルの不灯状態7が表示桁A、表示桁B、表示桁C、表示桁Dと順送りに右側に移行するようにする(ステップ26)。そして、キー操作から5/16秒経過したときに(ステップ27)、全ての表示桁で上側の液晶表示パネル6を不灯状態、下側の液晶表示パネル7を点灯状態とする。
この場合の表示の一例が図10に示されている。 例えば4桁で表示される小文字からなる数字「8888」が左側の表示桁から順送りで(スクロールされて)大きくなってゆく例である。まず、最も左の表示桁Aが大文字の「」に変化して「888」となる。ここでは、大文字として表示される数字にアンダーラインが付してある。以下同様に大文字にはアンダーラインを付するものとする。
次に、表示桁Aが小文字の「8」に戻ると同時に、表示桁Bが大文字の「」に変化して「888」となる。続いて、表示桁Bが小文字の「8」に戻ると同時に、表示桁Cが大文字の「」に変化して「888」となる。その後、表示桁Cが小文字の「8」に戻ると同時に、表示桁Dが大文字「」に変化して「888」となり、その後、表示桁Dが小文字の「8」に戻り、「8888」となる。
また、この場合の表示の他例が図11されている。例えば4桁で表示される小文字からなる数字「8888」が左側の表示桁から順送りでかわってゆき「1111」となる例である。まず、最も左の表示桁Aが大文字の「」に変化して「888」となる。ここでは、大文字として表示される数字にアンダーラインが付してある。以下同様に大文字にはアンダーラインを付するものとする。
次に、表示桁Aが小文字の「1」になると同時に、表示桁Bが大文字の「」に変化して「111」となる。続いて、表示桁Bが小文字の「1」になると同時に、表示桁Cが大文字の「」に変化して「118」となる。その後、表示桁Cが小文字の「1」になると同時に、表示桁Dが大文字「」に変化して「111」となり、その後、表示桁Dが小文字の「1」に戻り、「1111」となる。
このように、液晶表示パネル6,7の一方による表示から他方の表示に順送りで1つずつスクロールさせて変更することによって、躍動感のある表示表現が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、時刻セット時、アラーム報音時、アニメーションモード時本発明を適用した例について説明したが、傾斜キーがOFFからONになった時に2つの液晶表示パネルの駆動を適宜制御して表示全体又は一部が視認側に飛び出すような表示を行うこともできる。
また、ラップタイムを計時したときにラップタイムだけを強調することもできる。
上記実施形態では、2層の液晶表示パネルの表示駆動を制御して視認側に時刻が飛び出すような表示を行うようにしているが、3層以上の液晶表示パネルの表示駆動を制御して視認側に時刻が飛び出すような表示を行うようにしてもよい。
6 第1の液晶表示パネル
6c セグメント電極
7 第2の液晶表示パネル
7c セグメント電極
106 表示駆動回路部

Claims (3)

  1. 視認側に配置され、第1のセグメント電極を有する第1の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルの裏面側に配置され、第2のセグメント電極を有する第2の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを表示駆動させる液晶駆動手段とを備えた液晶表示制御装置を時計本体に備えた時計において、
    前記第1のセグメント電極及び前記第2のセグメント電極は、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネル上の互いに対応した位置で、かつ、同一内容の表示が可能な電極部分を含み、さらに、互いに全体のサイズが異なり、
    前記液晶駆動手段は、前記電極部分に相当する部分の表示を前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネルの一方による表示から他方の表示に順送りで1つずつスクロールさせて変更することを特徴とする時計。
  2. 前記第1のセグメント電極及び前記第2のセグメント電極は時間表示部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 視認側に配置され、時間表示部を構成している第1のセグメント電極を有する第1の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルの裏面側に配置され、時間表示部を構成している第2のセグメント電極を有する第2の液晶表示パネルと、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを表示駆動させる液晶駆動手段とを備えた液晶表示制御装置を時計本体に備えた時計において、
    前記第1のセグメント電極及び前記第2のセグメント電極は、前記第1の液晶表示パネル及び前記第2の液晶表示パネル上の互いに対応した位置で、かつ、同一内容の表示が可能な電極部分を含み、さらに、互いに全体のサイズが異なり、
    前記液晶駆動手段は、時刻セット時に、セット該当桁に相当する部分については前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとを交互に駆動させ前記第1の液晶表示パネルによる表示と前記第2の液晶表示パネルによる表示とを交互に行わせ、それ以外の部分については前記第2の液晶表示パネルによる表示を行わせるように構成されていることを特徴とする時計。
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