JP5369422B2 - 分析計 - Google Patents

分析計 Download PDF

Info

Publication number
JP5369422B2
JP5369422B2 JP2007278578A JP2007278578A JP5369422B2 JP 5369422 B2 JP5369422 B2 JP 5369422B2 JP 2007278578 A JP2007278578 A JP 2007278578A JP 2007278578 A JP2007278578 A JP 2007278578A JP 5369422 B2 JP5369422 B2 JP 5369422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
analyzer
measured
fluid
ejector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007278578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009109206A (ja
Inventor
順一 鈴木
香織 円道
昌幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2007278578A priority Critical patent/JP5369422B2/ja
Publication of JP2009109206A publication Critical patent/JP2009109206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5369422B2 publication Critical patent/JP5369422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、被測定流体を測定流路に配置されたセンサに導入して分析を行う分析計に関するものである。
図2は従来の分析計の一例を示す図である。吸引ポンプ2で被測定流体が分析計10内に引き入れられる。被測定流体は測定流路8に流入し、フィルタ4で不純物が除去された後にセンサ6に導入される。センサ6では分析に必要な測定が行われ、測定が修了した被測定流体は分析計10外に排出される。
吸引ポンプ2は、分析計10の応答速度を上げるために、センサ6の測定に必要な流量以上の流量を分析計10内に引き入れる。そして、センサ6には測定に必要な流量1のみが導入され、余計な流量2は測定流路8から分岐したバイパス流路9を経由して分析計10外に排出される。
センサ6に流入する被測定流体の流量を監視するため、センサ6後段に流量計7が配置されている。
センサ6に流入する流量が変化すると、センサ6の測定結果に影響を与えてしまう。そのため、流量1は常に一定である必要がある。そこで、流量1を一定に保つために、測定流路8に絞り5、バイパス流路9に絞り3を設け、これらの絞りの両方を調整する必要がある。
実公平07−25661号公報
しかしながら、従来の分析計では、構成部品に含まれている吸引ポンプ2の寿命により、分析計全体の寿命が短くなってしまうという問題があった。
構成部品の中では、吸引ポンプ2だけが稼動部を有している。そのため、部品寿命という観点から見ると、寿命が最も短いのは吸引ポンプ2となる。寿命が長いといわれる吸引ポンプであっても、1回/年はダイアフラムを交換する必要がある。そのため、分析計全体の製品寿命を1年以上に延ばすことができない。
本発明は、上記のような従来の分析計の欠点をなくし、寿命の長い分析計を実現することを目的としたものである。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、被測定流体を測定経路に配置されたセンサに導入して分析に必要な測定を行い、測定が終了した被測定流体を排出口から排出する分析計において、
前記測定流路の前記センサの前段から二股に分岐し前記センサの後段で合流するバイパス流路と、
このバイパス流路に設けられた絞りと、
前記測定流路と前記バイパス流路の合流点と前記センサとの間に配置されたキャピラリと、
前記排出口に取り付けられたエジェクタと、
を備え、
前記エジェクタにより前記センサの測定に必要な流量以上の被測定流量を分析計内に引き入れ、前記絞りと前記キャピラリにより引き入れられた被測定流体を前記バイパス流路と前記センサとに振り分けることを特徴とする。
請求項2では、請求項1に記載の分析計において、前記センサと前記キャピラリとの間に流量計が配置されたことを特徴とする。
このように、吸引ポンプを用いる代わりに、簡単な構造であるエジェクタ(Ejecter)を被測定流体の排出口に取り付けることにより、寿命の長い分析計を実現することができる。
また、一般にエジェクタは吸引ポンプよりも安価であるため、分析計のコストダウンを図ることができる。なお、エジェクタはアスピレータ(Aspirator)を利用してもよい。
エジェクタの吸引速度を調整することにより、センサへ供給する被測定流体の流量を調整することができる。
なお、配管閉塞等でセンサの前段に吸引抵抗が生じた場合、排出口にエジェクタを設けただけでは、センサの内圧が下がり、分析結果に誤差が生じる場合がある。
そこで、この誤差を軽減させるために、センサの後段にキャピラリを配置する。キャピラリで圧力抵抗を生じさせることにより、センサ内の圧力低下が低減され、分析結果の誤差を小さくすることができる。なお、流量計が設けられている場合には、流量計はセンサとキャピラリの間に設けるのがよい。
以下、図面を用いて本発明の分析計を説明する。
図1は本発明による分析計の一実施例を示す図である。図2の従来例と同じ構成要素には同じ符号を付す。
被測定流体の排出口にエジェクタ101が取り付けられている。
エジェクタは、真空発生器とも呼ばれ、流体を利用して減圧状態を作り出す器具である。エジェクタは3方口を持ったT字管となっている。T字の水平線にあたる管の中央部分は流路が細く形成され、ここから分岐してT字の垂直線にあたる管が付けられる。T字の水平線に当たる管に流体を流すと、流路の細くなった部分では流速が増し、圧力が下る。この減圧になった部分に周囲の気体が流れ込み、結果としてT字の垂直線にあたる管からガスを吸引することができる。
エジェクタ101のT字水平線にあたる管には流速の早い気体が供給される。気体は空気でよい。
エジェクタ101のT字垂直線にあたる管は、被測定流体の排出口に接続される。エジェクタ101は、排出口から被測定流体を吸引し、分析計10外へ排出する。エジェクタ101による被測定流体の吸引によって、吸引口から被測定流体が分析計10内に引き入れられる。被測定流体の排出口にエジェクタ101を設けたことにより、吸引ポンプを用いずに分析計を構成することができる。
エジェクタ101を用いることにより、フィルタ1,4や測定流路8が閉塞されない限り、連続的、永続的に被測定流体を吸引することができるようになる。その結果、分析計10の寿命が吸引ポンプの寿命に左右されることがなくなり、分析計10の寿命を延ばすことができる。また、エジェクタ101は吸引ポンプよりも安価であるため(1/10程度)、分析計のコストダウンになる。
なお、フィルタの詰まりや配管閉塞等によってセンサ6の前段に吸引抵抗(圧力損失)が生じた場合、排出口にエジェクタ101を設けただけでは、センサ6の内圧が下がり、分析結果に誤差が生じる場合がある。
そこで、この誤差を軽減させるために、センサ6の後段にキャピラリ100を配置する。キャピラリ100で圧力抵抗を生じさせることにより、センサ6内の圧力低下が低減され、分析結果の誤差を小さくすることができる。なお、流量計7が設けられている場合には、流量計7はセンサ6とキャピラリ100の間に設けるのがよい。
また、本発明では、フィルタ4とセンサ6の間の絞りを省略することができる。
従来例では、吸引ポンプによって被測定流体を分析計10内に引き入れているため、測定流路8(特にセンサ6の前段部分)が高圧になるおそれがあった。そのため、センサ6前段には、センサ6の内圧を適切な範囲に抑えるための絞りが必要であった。これに対し、本発明では、エジェクタ101によって測定流路8が全体として負圧で駆動されるため、センサ6の前段に絞りを設ける必要がなくなる。
エジェクタ101のT字水平線にあたる管に流す気体の流量は、センサ6に流すべき被測定流体の量に応じて調整する。エジェクタ101のT字水平線にあたる管に流す気体の量を多くすると、エジェクタ101の吸引量が多くなり、分析計10外へ排出される被測定流体の量が多くなる。エジェクタ101のT字水平線にあたる管に流す気体の量を減らすと、エジェクタ101の吸引量が少なくなり、分析計10外へ排出される被測定流体の量が少なくなる。エジェクタ101に流す気体の流量を調整して被測定流体の排出量を制御することにより、センサ6に流れる被測定流体の量を調整する。
本実施例の分析計における被測定流体の流量の例を示す。エジェクタ101のT字水平線にあたる管に8L/minの空気を流すと、吸引口から分析計10内に引き入れられる被測定流体の量は0.6L/minとなる。引き入れられた被測定流体は、キャピラリ100と絞り3により、バイパス流路9に0.4L/min(流量2)、センサ6に0.2L/min(流量1)となるように振り分けられる。
なお、本実施例ではエジェクタ101を用いたが、エジェクタの代わりにアスピレータを用いてもよい。
本発明は、水素計や酸素計、赤外線ガス分析計など広くガス分析計全般に適用することができると考えられる。特に酸素計に関しては、ジルコニア式や磁気式、ガルバニ式のいずれにも適用できる。また、ポータブル酸素計の設計にも適すると考えられる。
図1は本発明による分析計の一実施例を示す図。 図2は従来の分析計の一例を示す図。
符号の説明
10 分析計
1 フィルタ
3 絞り
4 フィルタ
6 センサ
7 流量計
8 測定流路
9 バイパス流路
100 キャピラリ
101 エジェクタ

Claims (2)

  1. 被測定流体を測定経路に配置されたセンサに導入して分析に必要な測定を行い、測定が終了した被測定流体を排出口から排出する分析計において、
    前記測定流路の前記センサの前段から二股に分岐し前記センサの後段で合流するバイパス流路と、
    このバイパス流路に設けられた絞りと、
    前記測定流路と前記バイパス流路の合流点と前記センサとの間に配置されたキャピラリと、
    前記排出口に取り付けられたエジェクタと、
    を備え、
    前記エジェクタにより前記センサの測定に必要な流量以上の被測定流量を分析計内に引き入れ、前記絞りと前記キャピラリにより引き入れられた被測定流体を前記バイパス流路と前記センサとに振り分けることを特徴とする分析計。
  2. 前記センサと前記キャピラリとの間に流量計が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の分析計。
JP2007278578A 2007-10-26 2007-10-26 分析計 Active JP5369422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278578A JP5369422B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 分析計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278578A JP5369422B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 分析計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009109206A JP2009109206A (ja) 2009-05-21
JP5369422B2 true JP5369422B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=40777852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007278578A Active JP5369422B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 分析計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5369422B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743636Y2 (ja) * 1987-03-19 1995-10-09 株式会社堀場製作所 So▲下2▼ガス分析装置
JPH0531547Y2 (ja) * 1987-08-07 1993-08-13
JPH01180742U (ja) * 1988-06-03 1989-12-26
JPH0725661Y2 (ja) * 1990-03-03 1995-06-07 株式会社堀場製作所 ガス分析計のサンプリング装置
JP4486742B2 (ja) * 2000-10-25 2010-06-23 倉敷紡績株式会社 液体濃度計
JP2005049041A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Dainippon Ink & Chem Inc 可燃性廃ガス燃焼処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009109206A (ja) 2009-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5425902B2 (ja) 複合式気体流量測定方法及びその装置
JP5242580B2 (ja) 吸込み式漏れ検出器
JP5405599B2 (ja) 吸込み式漏れ検出器
US9389152B2 (en) Exhaust gas sampling apparatus
ATE392222T1 (de) Druckdetektionskammer
US20160115850A1 (en) Exhaust gas analyzing system and pumping device
WO2013179794A1 (ja) 排ガス希釈装置
JPH11326161A (ja) 排気ガスのサンプリング装置
JP2008164419A (ja) 粒子数計測システム及びその制御方法
KR20060094331A (ko) 벽면 공기 유입식 컴팩트 미니 터널 희석장치
JP5369422B2 (ja) 分析計
US20230063005A1 (en) Gas detection system and control method for gas detection system
CN104235043B (zh) 压缩装置
JP4652786B2 (ja) 排気ガス分析装置及び混合システム
JP4992579B2 (ja) 分析計
JPH0743636Y2 (ja) So▲下2▼ガス分析装置
JP2011163806A (ja) 粒子状物質計測装置
JP5403858B2 (ja) 差圧検出装置
JP4247985B2 (ja) 流路切換式分析計およびこれを用いた測定装置
JP7410495B2 (ja) 気体成分検出装置
US20230226468A1 (en) Gas detecting apparatuses with integrated flow regulating components
CN219758025U (zh) 一种粒子计数器的流量检测结构及粒子计数器
JP2005207956A (ja) 浮遊粒子状物質測定装置
JP2806403B2 (ja) 検査装置
JP2006153716A (ja) 排気ガス分析装置及びSoot測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5369422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150