JPH0725661Y2 - ガス分析計のサンプリング装置 - Google Patents
ガス分析計のサンプリング装置Info
- Publication number
- JPH0725661Y2 JPH0725661Y2 JP2176890U JP2176890U JPH0725661Y2 JP H0725661 Y2 JPH0725661 Y2 JP H0725661Y2 JP 2176890 U JP2176890 U JP 2176890U JP 2176890 U JP2176890 U JP 2176890U JP H0725661 Y2 JPH0725661 Y2 JP H0725661Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- gas
- analyzer
- drain
- constant pressure
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば自動車の燃焼排ガス中のNOxを測定
するCLA(Chemical Luminescence Analyzer)など、流
量変動が測定精度に悪影響を及ぼすようなガス分析計の
サンプリング装置に関する。
するCLA(Chemical Luminescence Analyzer)など、流
量変動が測定精度に悪影響を及ぼすようなガス分析計の
サンプリング装置に関する。
上記のようなサンプリング装置として、たとえば第3図
に示すものがある。
に示すものがある。
このものは同図に示すように、ガスパイプ1にドレンセ
パレーター2とキャピラリーなどの流量制御用絞り3と
分析計4とを順次連設させ、前記流量制御用絞り3の上
流側のガスパイプ1より分岐した分岐管5を定圧トラッ
プ6の下部と連通させ、前記分析計4の下流側のガスパ
イプ1より分岐した分岐管7を定圧トラップ6の上部と
連通させている。
パレーター2とキャピラリーなどの流量制御用絞り3と
分析計4とを順次連設させ、前記流量制御用絞り3の上
流側のガスパイプ1より分岐した分岐管5を定圧トラッ
プ6の下部と連通させ、前記分析計4の下流側のガスパ
イプ1より分岐した分岐管7を定圧トラップ6の上部と
連通させている。
なお、図中、符号11はフィルタ、12は弁、13はポンプ、
14はドレンパイプ、15はドレン排出パイプである。
14はドレンパイプ、15はドレン排出パイプである。
上記の構成により、ドレンセパレーター2で分離された
水(ドレン)は、ドレンパイプ14より定圧トラップ6内
に流入し、定圧トラップ6でオーバーフローした水はド
レン排出パイプ15より排出させる。
水(ドレン)は、ドレンパイプ14より定圧トラップ6内
に流入し、定圧トラップ6でオーバーフローした水はド
レン排出パイプ15より排出させる。
したがって、流量制御用絞り3の上流側には定圧トラッ
プ6の水圧が分岐管5を介して加わり、分析計4の下流
側は大気に開放されているので、大気圧に変動がないか
ぎり流量制御用絞り3には一定差圧で定流量のガスが流
れて分析計4に定流量のガスが導入され所定の測定を行
う。
プ6の水圧が分岐管5を介して加わり、分析計4の下流
側は大気に開放されているので、大気圧に変動がないか
ぎり流量制御用絞り3には一定差圧で定流量のガスが流
れて分析計4に定流量のガスが導入され所定の測定を行
う。
しかしながら、通常、上記構成のものは、ガスパイプ1
の最下流部が大気に開放されているが、測定ガスが腐蝕
性ガスや有毒ガスである場合、排ガス処理部へ接続され
たり長い排気パイプを接続させることで背圧が生じた場
合に、その圧力で定圧トラップ6の液面が押圧され、液
面の低下が生じていた。その結果、制御圧力が減少し、
分析計4に流れるガス流量が低下し、指示値の変動を生
じていた。
の最下流部が大気に開放されているが、測定ガスが腐蝕
性ガスや有毒ガスである場合、排ガス処理部へ接続され
たり長い排気パイプを接続させることで背圧が生じた場
合に、その圧力で定圧トラップ6の液面が押圧され、液
面の低下が生じていた。その結果、制御圧力が減少し、
分析計4に流れるガス流量が低下し、指示値の変動を生
じていた。
本考案は、上記問題点を解決するために、前記原因で背
圧が生じた場合でも、その圧力で定圧トラップの液面が
押圧されて低下することなく、背圧変化を吸収でき、安
定な指示を簡単な手段で可能とすることのできるガス分
析計のサンプリング装置の提供を目的とする。
圧が生じた場合でも、その圧力で定圧トラップの液面が
押圧されて低下することなく、背圧変化を吸収でき、安
定な指示を簡単な手段で可能とすることのできるガス分
析計のサンプリング装置の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係るガス分析計
のサンプリング装置は、下流側分岐管を定圧トラップの
ドレン出口管とも連通させ、さらにこれら両管に連通し
た管口をドレンポット内で水封開口させたことを特徴と
するものである。
のサンプリング装置は、下流側分岐管を定圧トラップの
ドレン出口管とも連通させ、さらにこれら両管に連通し
た管口をドレンポット内で水封開口させたことを特徴と
するものである。
上記の構成によれば、定圧トラップの水はドレンセパレ
ーターより供給され、オーバーフローしてドレンポット
へ導入され、ドレンポットでオーバーフローした水はド
レン出口より排出させる。
ーターより供給され、オーバーフローしてドレンポット
へ導入され、ドレンポットでオーバーフローした水はド
レン出口より排出させる。
分析計の下流側のガスパイプに背圧が生じた場合、その
背圧は下流側分岐管より定圧トラップの上部に伝わる
が、この背圧は上記下流側分岐管とも連通したドレン出
口管より定圧トラップの液中にも伝わるため、液面は圧
力バランスにより、背圧が生じる前と同一の水面高さを
保持する。したがって、前述した従来技術におけるよう
な流量変化がなく、安定な指示を得ることができる。
背圧は下流側分岐管より定圧トラップの上部に伝わる
が、この背圧は上記下流側分岐管とも連通したドレン出
口管より定圧トラップの液中にも伝わるため、液面は圧
力バランスにより、背圧が生じる前と同一の水面高さを
保持する。したがって、前述した従来技術におけるよう
な流量変化がなく、安定な指示を得ることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るガス分析計のサンプリ
ング装置の断面図、第2図はその要部の拡大図である。
なお、第3図中と同一または相当部分には同一符号を付
して説明を省略する。
ング装置の断面図、第2図はその要部の拡大図である。
なお、第3図中と同一または相当部分には同一符号を付
して説明を省略する。
第1,2図において、ガスパイプ1にドレンセパレーター
2とキャピラリーなどの流量制御用絞り3と分析計4と
を順次連設させ、前記流量制御用絞り3の上流側のガス
パイプ1より分岐した分岐管5を定圧トラップ6の下部
と連通させ、前記分析計4の下流側のガスパイプ1より
分岐した分岐管7を定圧トラップ6の上部と連通させる
と共に、定圧トラップ6のドレン出口管8とも連通さ
せ、さらに両管7,8を接続した管口9をドレンポット10
内で水封開口させたものである。
2とキャピラリーなどの流量制御用絞り3と分析計4と
を順次連設させ、前記流量制御用絞り3の上流側のガス
パイプ1より分岐した分岐管5を定圧トラップ6の下部
と連通させ、前記分析計4の下流側のガスパイプ1より
分岐した分岐管7を定圧トラップ6の上部と連通させる
と共に、定圧トラップ6のドレン出口管8とも連通さ
せ、さらに両管7,8を接続した管口9をドレンポット10
内で水封開口させたものである。
上記のように構成したので、定圧トラップ6の水はドレ
ンセパレーター2より供給され、オーバーフローした水
は、ドレンポット10へ導入され、ドレンポット10でオー
バーフローした水はドレン出口10aより排出される。
ンセパレーター2より供給され、オーバーフローした水
は、ドレンポット10へ導入され、ドレンポット10でオー
バーフローした水はドレン出口10aより排出される。
分析計4の下流側のガスパイプ1に背圧が生じた場合、
その背圧は下流側分岐管7より定圧トラップ6の上部に
伝わるが、この背圧は前記下流側分岐管7とも連通した
ドレン出口管8より定圧トラップ6の液中にも伝わるた
め、液面は圧力バランスにより、背圧が生じる前と同一
の水面高さを保持する。したがって、分析計4に導入さ
れるガスの流量変化がなく、安定な指示を得ることがで
きる。
その背圧は下流側分岐管7より定圧トラップ6の上部に
伝わるが、この背圧は前記下流側分岐管7とも連通した
ドレン出口管8より定圧トラップ6の液中にも伝わるた
め、液面は圧力バランスにより、背圧が生じる前と同一
の水面高さを保持する。したがって、分析計4に導入さ
れるガスの流量変化がなく、安定な指示を得ることがで
きる。
以上説明したように、本考案によれば、ガスパイプの最
下流部で背圧が生じた場合でも、その圧力で定圧トラッ
プの液面が押圧されて低下することなく、背圧変化を吸
収でき、安定な指示を簡単な手段で可能とすることがで
きる。
下流部で背圧が生じた場合でも、その圧力で定圧トラッ
プの液面が押圧されて低下することなく、背圧変化を吸
収でき、安定な指示を簡単な手段で可能とすることがで
きる。
また、一定圧力以上の背圧(異常事態)が生じた場合に
は、ドレンポットのラインよりバブリングするため分析
計の出口は常に一定の圧力に保持される。
は、ドレンポットのラインよりバブリングするため分析
計の出口は常に一定の圧力に保持される。
第1図は本考案の一実施例に係るガス分析計のサンプリ
ング装置の説明図、第2図はその要部の拡大図、第3図
は従来例を示す説明図である。 1……ガスパイプ、2……ドレンセパレーター、3……
流量制御用絞り、4……分析計、5……分岐管、6……
定圧トラップ、7……分岐管、8……ドレン出口管、9
……管口、10……ドレンポット。
ング装置の説明図、第2図はその要部の拡大図、第3図
は従来例を示す説明図である。 1……ガスパイプ、2……ドレンセパレーター、3……
流量制御用絞り、4……分析計、5……分岐管、6……
定圧トラップ、7……分岐管、8……ドレン出口管、9
……管口、10……ドレンポット。
Claims (1)
- 【請求項1】ガスパイプにドレンセパレーターとキャピ
ラリーなどの流量制御用絞りと分析計とを順次連設さ
せ、前記流量制御用絞りの上流側のガスパイプより分岐
した分岐管を定圧トラップの下部と連通させ、前記分析
計の下流側のガスパイプより分岐した分岐管を定圧トラ
ップの上部と連通させたガス分析計のサンプリング装置
において、前記下流側分岐管を定圧トラップのドレン出
口管とも連通させ、さらにこれら両管に連通した管口を
ドレンポット内で水封開口させたことを特徴とするガス
分析計のサンプリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176890U JPH0725661Y2 (ja) | 1990-03-03 | 1990-03-03 | ガス分析計のサンプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176890U JPH0725661Y2 (ja) | 1990-03-03 | 1990-03-03 | ガス分析計のサンプリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03113159U JPH03113159U (ja) | 1991-11-19 |
JPH0725661Y2 true JPH0725661Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31524799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176890U Expired - Fee Related JPH0725661Y2 (ja) | 1990-03-03 | 1990-03-03 | ガス分析計のサンプリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725661Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109206A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Yokogawa Electric Corp | 分析計 |
-
1990
- 1990-03-03 JP JP2176890U patent/JPH0725661Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109206A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Yokogawa Electric Corp | 分析計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03113159U (ja) | 1991-11-19 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |