JP5368863B2 - 集電装置 - Google Patents

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Description

本発明はトロリー線から移動機器に集電する集電装置に関する。
従来から、図17及び図18に示すように、室内にトロリー線2を設け、該トロリー線2から集電装置1を介して搬送機やホイスト等の移動機器3に集電する移動伝送システムが知られている。
この移動伝送システムにおける集電装置1は、移動機器3に取り付けられる取付部材8と、集電子10と、一端部が集電子10に連結されると共に他端部が取付部材8に連結される連結アーム25a、25bを備えている。また、集電子10と移動機器3が給電用のケーブル12で接続されている。そして、集電子10をトロリー線2の側方に開口するガイド溝6(図9参照)に沿って移動させて導体に摺接することで、トロリー線2から集電子10及びケーブル12を介して移動機器3に集電される。また、連結アーム25a、25bは集電子10及び取付部材8に対して縦軸回り及び横軸回りに回動可能に連結してあり、これにより取付部材8に対する集電子10の位置を変更できるようにしている。
しかし、連結アーム25a、25bと集電子10の連結部分や連結アーム25a、25bと取付部材8の連結部分等においてはわずかながらもクリアランスが存在する。このため、集電子10やケーブル12の重みにより、あるいは集電子10に対して移動機器3が移動した際等に、ケーブル12によって集電子10が引っ張られた場合等には、図19のように連結アーム25a、25bの集電子10側の端部が集電子10と共に下方に移動して、該集電子10がトロリー線2のガイド溝6と擦れてシースかすが発生したり、集電子10に偏摩耗が生じたりする恐れがある。
ここで、例えば特許文献1に示す集電装置は取付部材に連結アームを支持する支持部材を取り付けてある。このため連結アームの集電子側の端部は下方に移動し難くなっている。しかし、未だ改善の余地がある。
特開2008−301577号公報
本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、シースかすの発生や、集電子の偏摩耗を確実に防止することができる集電装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の集電装置は以下の構成を有する。側方に開口するガイド溝6内に導体7を設けてなるトロリー線2から移動機器3に集電する集電装置1である。移動機器3に取り付けられる取付部材8と、前記ガイド溝6に沿って移動して導体7と摺接する集電子10と、一端部が集電子10に連結されると共に他端部が取付部材8に連結される連結アーム25a、25bを備える。また、前記集電子10に接続されて集電子10から移動機器3に集電するためのケーブル12と、前記取付部材8に取り付けられて前記連結アーム25a、25bの取付部材8側の端部を支持する支持部材13を備える。また、支持部材13に前記ケーブル12の中途が固定されるケーブル固定部41が設けられることを特徴とする。また、前記集電子10と連結アーム25a、25bの組を複数組備え、連結アーム25a、25bが取付部材8に所定ピッチで複数並設されると共に、前記ケーブル固定部41が設けられた支持部材13が連結アーム25a、25bと同ピッチで上下に複数取り付けられる。そして、各支持部材13が、前記所定ピッチで取り付けられた隣接する支持部材13に当接する第一当接部54と、支持部材13が前記所定ピッチとは異なるピッチで取付部材8に取り付けられたときに隣接する支持部材13に当接する第二当接部55とを備えることを特徴とする。
また、前記支持部材13は対向配置される一対の支持片部34と両支持片部34を連結する連結片部35を備えた板ばね材からなり、両支持片部34の間に連結アーム25a、25bが挿入されて支持されることが好ましい。
本発明にあっては、連結アームの取付部材側の端部を支持する支持部材に設けたケーブル固定部に集電子に接続されたケーブルの中途を固定することができ、ケーブルの重みが集電子に加わり難くなり、また、ケーブルを安定して固定することができる。このため、ケーブルの重みにより、あるいは集電子に対して移動機器が移動した際等に、ケーブルによって集電子が引っ張られることを防止でき、シースかすの発生や集電子の偏摩耗を確実に防止することができる。
また、各支持部材が所定ピッチで取り付けられた際には第一当接部を隣接する支持部材に当接させ、また、各支持部材が前記所定ピッチとは異なるピッチで取り付けられた際には第二当接部を隣接する支持部材に当接させることができる。このため、両者の場合において、隣接する支持部材同士を互いに当接させて強固に取付部材に取り付けることができる。
また、前記支持部材の一対の支持片部間に連結アームを挟持して支持することができる。しかも、支持部材は板ばね材からなるため、連結アームを支持部材を撓ませて移動可能となり、これによりトロリー線の曲がりにも対応することができる。
本発明の第一実施例の移動伝送システムを示す斜視図である。 同上の集電ユニットを被取付部に取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の集電ユニットの斜視図である。 同上の集電ユニットの片側の構成を示す斜視図である。 同上の支持部材の斜視図である。 同上の支持部材を示し、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。 同上の支持部材のケーブル固定部にケーブルの中途を固定した状態を示す斜視図である。 同上のトロリー線の断面図である。 第二実施例の集電ユニットを被取付部に取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の支持部材の斜視図である。 同上の支持部材を示し、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。 同上の支持部材を所定ピッチで被取付部に取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の支持部材を図12とは異なるピッチで被取付部に取り付けた状態を示す斜視図である。 第三実施例の集電ユニットを被取付部に取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の支持部材の斜視図である。 同上の支持部材を示し、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。 従来の移動伝送システムを示す斜視図である。 同上の移動機器の図示を省略した斜視図である。 同上の連結アームが垂れて集電子がトロリー線のガイド溝と接触する様子を示す斜視図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態につき説明する。
(第一実施例)
図1乃至図8に第一実施例を示す。集電装置1はトロリー線2から搬送機やホイスト等の移動機器3(図17参照)に集電するものであり、これら集電装置1、トロリー線2、及び移動機器3を用いて移動伝送システムが構成される。
トロリー線2は移動機器3の移動経路に沿って配置され、例えば図17に示すように移動機器3の移動をガイドするレール4に設けられたり、天井や壁等の造営材に設けたハンガーに固定されたりする。
図8に示すように、トロリー線2は、側方に開口する断面コ字状で長尺の絶縁枠体5と、絶縁枠体5に形成された側方に開口するガイド溝6の底部に設けられる長尺の導体7とで構成され、導体7は集電装置1を介して移動機器3に給電を行う給電体として機能する。
トロリー線2は移動機器3の移動経路に沿って複数本絶縁状態で並設されて移動機器3に電気を供給する給電ラインを形成する。給電ラインは図1に示すように上下方向に複数絶縁状態で並設される。
集電装置1は、移動機器3に取り付けられる取付ベース9と、給電ライン毎に設けられた複数の集電ユニット14で構成される。集電ユニット14は取付ベース9が有する柱状の被取付部15に所定ピッチで上下に並べて取り付けられる。
図3に示すように、各集電ユニット14は、トロリー線2のガイド溝6に沿って移動してガイド溝6内に設けられた導体7と摺接する集電子10と、集電子10に接続されて集電子10から移動機器3に集電するためのケーブル12と、取付ベース9と集電子10を連結する連結装置11と、支持部材13(図2等参照)とで構成される。
集電子10は各集電ユニット14の両側に設けられる。各集電子10は、導電性を有する左右に長い集電子片16と、絶縁性を有する左右に長いホルダー17で構成される。
集電子片16の幅方向の一側はホルダー17内に収容されて固定される。集電子片16の幅方向の他側はホルダー17から突出して対応するトロリー線2のガイド溝6内に挿入され、導体7と接触する。
ホルダー17の長手方向の中央部には連結装置11の端部に連結される被連結部19が形成されている。ホルダー17の長手方向の一端部には集電子片16と反対側に開口するケーブル引出口部20が形成されている。
ケーブル12は集電子10毎に一本ずつ設けてあり、各ケーブル12の一端は集電子片16の長手方向の一端部にホルダー17内において接続される。各ケーブル12の他端はケーブル引出口部20から引き出されて図1のように取付ベース9に設けられるケーブル接続部21に接続される。ケーブル接続部21は移動機器3に電気接続され、これにより集電子片16はケーブル12を介して移動機器3に電気接続される。
各集電子片16をガイド溝6に挿入して導体7と接触した状態では、導体7から集電子片16、ケーブル12、及びケーブル接続部21を介して移動機器3に電力が供給される。また、移動機器3の移動状態においても、該移動機器3と共に移動する集電装置1の各集電子片16がトロリー線2のガイド溝6に沿って移動しつつ導体7と摺接するため、導体7と移動機器3は常に電気的に接続された状態となる。
連結装置11は、取付ベース9に取り付けられる固定体22と、各集電子10に連結される連結体24と、固定体22と各連結体24を連結する連結アーム25a、25bを備えている。すなわち、本実施形態では固定体22と取付ベース9とで移動機器3に取り付けられる取付部材8が構成される。
各連結体24は、前後に長い軸受け31と、該軸受け31に挿入されて前後軸回りに回動可能な枢軸30とで構成されている。ここで、前後軸周りとは回動軸方向が前後方向と平行であることを意味する。枢軸30の後部は軸受け31から突出し、同部に対して前記ホルダー17の被連結部19が集電子片16の厚み方向と平行な軸回りに回動自在に連結される。
固定体22と各連結体24は前後に並べて配置された2本の連結アーム25a、25bで連結される。両連結アーム25a、25bは同じ長さで且つ平行である。
各連結アーム25a、25bの一端部は軸受け31に枢軸30及び連結アーム25a、25bの長手方向と直交する軸回りに回動自在に連結される。
固定体22は、主体を構成するサドル23と、サドル23の前方に配置されて取付ベース9の被取付部15を前後から挟む一対の挟み具26と、サドル23の両側端部に設けられた前後に長い固定軸27を備えている。
各固定軸27には回転座28が前後軸回りに回動自在に軸支される。各回転座28には対応する連結アーム25a、25bの軸受け31と反対側の端部が固定軸27及び連結アーム25a、25bの長手方向と直交する軸回りに回動自在に連結される。つまり、本例では、連結アーム25a、25bは集電子10及び取付部材8に対して縦軸回り及び横軸回りに回動可能に連結してある。
回転座28が固定軸27に対して回動することで、連結アーム25a、25b、軸受け31、枢軸30、及び各集電子10が固定軸27を中心に前後軸回りに回動して移動機器3に対する集電子10の上下位置及び左右位置が変更される。
2本の連結アーム25a、25bが平行状態を保ったまま回転座28を中心に回動することで、軸受け31が回転座28と平行状態を保ったまま回転座28を中心に前後に回動し、集電子10の移動機器3に対する前後位置及び左右位置が変更される。すなわち、前後対をなす連結アーム25a、25bは平行リンク機構を構成する。さらに、枢軸30が軸受け31に対して回動したり、ホルダー17が枢軸30に対して回動したりすることにより、軸受け31に対する集電子10の傾きが変更される。
各挟み具26は、被取付部15と反対側に突となる断面く字状の挟み部32と、挟み部32の両側端部から外側方に突出する突片部33とで構成されている。断面矩形状の被取付部15の前端及び後端に配置された角部には対応する挟み具26の挟み部32が沿わせられる。
各固定軸27の前部はサドル23から前方に突出され、同部の外周面には雄ねじが形成されている。この雄ねじが形成された各固定軸27の前部は前記一対の挟み具26の両側の突片部33に穿設された孔を貫通して前方に突出し、該突出部分にはナット29が螺合される。そして、各ナット29とサドル23で一対の挟み具26の両側の突片部33が挟まれることで、一対の挟み具26の両側の突片部33同士が締結されると共に、両挟み具26の挟み部32に被取付部15が前後から挟持される。これによって固定体22、ひいては集電ユニット14が被取付部15に取り付けられる。
前後の連結アーム25a、25bは図示しないばねで連結され、これにより連結アーム25a、25bは回転座28を中心にして軸受け31がトロリー線2側となる後方に移動する方向に回動するよう常に付勢される。このため、集電子片16はガイド溝6の底部に設けられた導体7に追従して確実に接触することができる。
ここで、図2に示すように固定体22の両側には対応する前後一対の連結アーム25a、25bの固定体22側の端部を支持する支持部材13が取り付けられる。
図5及び図6に示す各支持部材13はステンレス製の板ばね材からなり、上下に対向配置される一対の支持片部34と、両支持片部34を一体に連結する連結片部35で構成される。
連結片部35は、両支持片部34の前縁(集電子10と反対側の縁)同士を連結する連結部36と、連結部36から側方に向けて突出する取付部37とで構成され、一対の支持片部34と連結部36とで構成される部分は断面コ字状となっている。
取付部37は連結部36よりも一段後方に位置している。該取付部37には取付孔38が穿設されている。また、取付部37の上下の縁部39は後方に折曲され、両縁部39の間には後方に開口する嵌込溝40が形成されている。
各支持部材13を取付部材8に取り付けるには、集電ユニット14の取付けに利用される固定軸27及びナット29が用いられる。
具体的には、前記集電ユニット14を被取付部15に取り付ける際に、予め嵌込溝40に挟み具26の突片部33を嵌めて取付部37を突片部33の前面に沿わせておく。そして、前記突片部33の孔を通した固定軸27の前部を前記取付孔38にも挿通し、同部の雄ねじに前記ナット29を螺合し、該ナット29とサドル23で取付部37を前記一対の挟み具26の突片部33と共に挟みこむ。
このようにして取り付けられた各支持部材13の両支持片部34は対応する前後一対の連結アーム25a、25bの上下に配置されて同部に弾接し、これによって連結アーム25a、25bの固定体22側の端部は両支持片部34にて上下に挟持される。したがって、支持部材13にて連結アーム25a、25bを集電子10側の端部が大きく上下に移動しないように支持することができ、集電子10がトロリー線2のガイド溝6と擦れてシースかすが発生したり、集電子10に偏摩耗が生じたりすることを防止できる。
また、支持部材13は板ばね材で形成されているため、連結アーム25a、25bは若干量支持部材13を撓ませて上下に移動可能となっている。したがって、トロリー線2の上下方向の曲がりにも対応できる。
さらに各支持部材13にはケーブル12の中途が固定されるケーブル固定部41が設けられている。
本実施形態のケーブル固定部41は結束バンド42が取り付けられるバンド取付部43で構成されている。
バンド取付部43は連結部36に設けてあり、連結部36に上下に離間して形成された切溝の間の部分を連結アーム25a、25bと反対側となる前方に突曲することで形成され、上下に貫通するバンド通し孔44を有している。
バンド通し孔44に結束バンド42の一部を通すことで、バンド取付部43に結束バンド42を取り付けられるようになっている。したがって、各集電ユニット14においては、図1や図7のようにケーブル12の中途をバンド取付部43に取付けた結束バンド42で保持することができる。このようにすると、ケーブル12の重みが連結アーム25a、25bにより片持ちで支持された集電子10に加わり難くなり、また、ケーブル12を安定して固定することができる。このため、ケーブル12の重みにより、あるいは集電子10に対して移動機器3が移動した際等に、ケーブル12によって集電子10が引っ張られることを防止でき、前記シースかすの発生や集電子10の偏摩耗を確実に防止することができる。
なお、本実施形態の集電装置1は、ガイド溝6を横方向に開口させた状態で施工される既述のトロリー線2から集電する場合に用いられるだけでなく、ガイド溝6を縦方向(例えば下向き)に開口させた状態で施工されるトロリー線2から集電する場合にも用いることもできる。すなわち、この場合は各集電子片16の幅方向が上下方向と略平行になるよう集電装置1を横向きにして移動機器3に取り付ければよい。
また、本例の集電ユニット14は集電子10を両側に備えたタンデム式としたが、集電子10を片側にのみ有するシングル式であってもよいものとする。
(第二実施例)
図9乃至図13に第二実施例を示す。なお以下の説明では第一実施例と同一の構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施例では、取付ベース9が有する板状の被取付部15に集電ユニット14が左右に二列上下に並べて取り付けられる。なお、集電ユニット14は一列だけ設けられるものであってもよい。
各集電ユニット14は被取付部15と反対側の端部にのみ集電子10を備えている。このため連結装置11は固定体22、連結体24、及び連結アーム25a、25bの組を一組だけ備えている。
固定体22は回転座28が軸支される固定軸27で構成され、サドル23や挟み具26は備えていない。固定軸27の前部は被取付部15に穿設された前後に貫通する貫通孔45に挿通され、該固定軸27に螺合した二個のナット29で被取付部15を挟み込むことで集電ユニット14は被取付部15に取り付けられる。
支持部材13は図12に示すように被取付部15に一組の集電子10と連結アーム25a、25bを有する集電ユニット14と同ピッチで上下に複数取り付けられる。
図10及び図11に示すように、各支持部材13の連結片部35は両支持片部34の前縁同士を連結する連結部36で構成され、取付孔38は連結部36に穿設されている。各支持部材13を取付部材8に取り付けるには、前記集電ユニット14を被取付部15に取り付ける際に、対応する固定軸27の前部を取付孔38にも挿通して、前記固定軸27に螺合した二個のナット29で被取付部15と共に連結部36を挟み込む。
上下に対向する支持片部34のうち一方の支持片部34aの被取付部15と反対側の側端部には連結片部35よりも前方に突出する連出片部50が連出されている。連出片部50の前縁には他方の支持片部34b側に向けて固定片部51が一体に突設され、該固定片部51にケーブル固定部41が設けられている。
他方の支持片部34bの被取付部15側の側端部の後縁には当接片部52が一体に突設されている。当接片部52は支持片部34bから支持片部34aと反対側に向けて突出する接続部53と、接続部53の突端部から前方に突出する第二当接部55とで構成され、側面視L字状に形成されている。支持片部34の第二当接部55に対向する部分は第一当接部54となっている。
第一当接部54は、図12に示すように各支持部材13が同じ向きで所定ピッチ(図示例では15mm)で取り付けられた際に、当該第一当接部54と第二当接部55との間に挿入された隣接する支持部材13の支持片部34aに当接される。
第二当接部55は、図13に示すように各支持部材13が同じ向きで前記所定ピッチとは異なるピッチ(図示例では20mm)で取り付けられた際に、隣接する支持部材13の支持片部34aの前記第一当接部54が当接する面とは反対側の面(すなわち支持片部34bと反対側の面)に当接される。
このように、各支持部材13を第一当接部54又は第二当接部55を隣接して取り付けられた支持部材13に当接させることで、集電ユニット14が所定ピッチで取り付けられる場合だけでなく、異なるピッチで取り付けられる場合にも、支持部材13が固定軸27回りに回動することを防止できる。また、これら第一当接部54や第二当接部55を隣接する支持部材13に当接することで、各支持部材13を容易に位置決めして取り付けることもできる。
(第三実施例)
図14乃至図16に第三実施例を示す。なお以下の説明では第一実施例と同一の構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施例では取付ベース9が有する板状の被取付部15に集電ユニット14が上下に並べて取り付けられる。
各集電ユニット14の固定体22は挟み具26を備えておらず、固定軸27の前部は被取付部15に穿設された第二実施例と同様の貫通孔に挿通され、該固定軸27に螺合したナットとサドル23で被取付部15を挟み込むことで集電ユニット14は被取付部15に取り付けられる。
支持部材13は図14に示すように被取付部15に集電ユニット14毎に一個ずつ取り付けられる。
図15及び図16に示すように、各支持部材13は、前記一対の支持片部34と連結片部35の組を左右に離間して二組備えており、両連結片部35の取付部37同士は接続片部60で一体に接続されている。なお、取付部37には嵌込溝40は形成されていない。
各支持部材13を取付部材8に取り付けるには、集電ユニット14を被取付部15に取り付ける際に、集電ユニット14の両側の固定軸27の前部を対応する取付部37の取付孔38に夫々挿通して、前記固定軸27に螺合したナットとサドル23で被取付部15と共に両取付部37を挟み込む。
このような支持部材13を用いることで、一個の支持部材13の左右の支持片部34によって連結アーム25a、25bを2組支持することができる。また、支持部材13を固定軸27回りに回動することを防止した状態で強固に被取付部15に取り付けることができる。
1 集電装置
2 トロリー線
6 ガイド溝
7 導体
8 取付部材
10 集電子
13 支持部材
25a 連結アーム
25b 連結アーム
34 支持片部
35 連結片部
41 ケーブル固定部
54 第当接部
55 第当接部

Claims (2)

  1. 側方に開口するガイド溝内に導体を設けてなるトロリー線から移動機器に集電する集電装置において、移動機器に取り付けられる取付部材と、前記ガイド溝に沿って移動して導体と摺接する集電子と、一端部が集電子に連結されると共に他端部が取付部材に連結される連結アームと、前記集電子に接続されて集電子から移動機器に集電するためのケーブルと、前記取付部材に取り付けられて前記連結アームの取付部材側の端部を支持する支持部材を備え、支持部材に前記ケーブルの中途が固定されるケーブル固定部が設けられたものであって、前記集電子と連結アームの組を複数組備え、連結アームが取付部材に所定ピッチで複数並設されると共に、前記ケーブル固定部が設けられた支持部材が連結アームと同ピッチで上下に複数取り付けられ、各支持部材が、前記所定ピッチで取り付けられた隣接する支持部材に当接する第一当接部と、支持部材が前記所定ピッチとは異なるピッチで取付部材に取り付けられたときに隣接する支持部材に当接する第二当接部とを備えることを特徴とする集電装置。
  2. 前記支持部材は対向配置される一対の支持片部と両支持片部を連結する連結片部を備えた板ばね材からなり、両支持片部の間に連結アームが挿入されて支持されることを特徴とする請求項1に記載の集電装置
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