JP5366715B2 - 系統安定化システム - Google Patents

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Description

この発明は、発電機脱落(以下「電源脱落」と記す)時に負荷遮断することで安定化制御することによって電源脱落に伴う許容限界を超える系統周波数低下を未然に防止する系統安定化システムに関するものである。
従来技術としては以下に述べるように従来技術1及び従来技術2がある。
従来技術1
従来の系統安定化システムとしては、例えば特開平8−322148号公報(特許文献1)に記載のように、融通電力および周波数を検出し、融通電力が増加し且つ周波数が低下していることで受電側の電源脱落であると判定し、電圧調整用機器の調整・操作あるいは各発電機に電圧低下指令を送出するものがある。
発電プラント側の例えば蒸気弁自体やその制御系の故障や不具合が発生している場合に発電機が脱落することがあるが、従来技術1では、前記発電プラント側の故障や不具合が発生している発電機を特定することができない。
従来技術2
電源脱落の検出方式として、発電機主変圧器に付属の遮断器の開信号を主要検出要素とする方式もあるが、前記発電プラント側の故障や不具合による電源脱落に対してはその検出や系統安定化システムの起動が遅れ、系統周波数が低下許容限界を逸脱する場合が生じる。
特開平8−322148−号公報(図2及びその説明)
前述のように、前記従来技術1では発電プラント側の例えば蒸気弁自体やその制御系の故障や不具合が発生している発電機を特定することができないという課題があり、前記従来技術2では前記発電プラント側の故障や不具合による電源脱落に対してはその検出や系統安定化システムの起動が遅れ、系統周波数が低下許容限界を逸脱する場合が生じるという課題がある。
また、前記発電プラント側の保護・制御信号、例えばボイラ、タービン等における各所の圧力、温度、流量、多数のバルブの状態などの信号は極めて多種多様であり、これらの信号を全て前記発電プラント側の故障や不具合の検出信号として系統安定化システムに取り込むことは極めて困難である。
また、従来技術2などにおける電源脱落時の系統安定化制御では、当該発電機の各負荷を一括して一挙に遮断するが、各負荷を一括して一挙に遮断すると、万が一プラント側の不具合が解消され当該発電機が脱落しなかった場合には、過剰制御となり系統周波数の上昇を招く。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、信頼性の高い系統安定化システムを提供することを目的とするものである。
この発明に係る系統安定化システムは、発電機の有効電力出力の連続的な低下を検出する手段、及び系統周波数の連続的な低下を検出する手段を備え、これら両手段の検出に基づき前記発電機の有効電力および前記系統周波数の双方が連続的に低下すれば当該発電機の有効電力出力相当の負荷を遮断するものである。
この発明は、発電機の有効電力出力の連続的な低下を検出する手段、及び系統周波数の連続的な低下を検出する手段を備え、これら両手段の検出に基づき前記発電機の有効電力および前記系統周波数の双方が連続的に低下すれば当該発電機の有効電力出力相当の負荷を遮断するので、系統周波数が低下許容限界を逸脱する前に、的確に且つ容易に、系統安定化を図ることができ信頼性の高い系統安定化システムを実現することができる効果がある。
この発明の実施の形態1を示す図で、系統安定化システムおよびその適用の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、系統安定化システムにおける電源脱落検出の機能ブロック図の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、図1および図2の動作説明をするための電源脱落時の発電機の有効電力出力および系統周波数の変化状態の事例を示す図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、系統安定化システムの機能をS/Wで実行する場合の事例を示すフロー図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、系統安定化システムの機能を基板上にH/Wで実現する場合の事例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、発電機停止指令、発電機出力低下(負荷降下)指令が各発電機個別に利用できる場合に、これらを不要な発電機脱落検出を防止するための手段として、系統安定化システムのS/Wに追加した場合の事例を示すフロー図である。 この発明の実施の形態5を示す図で、発電機停止指令、発電機出力低下(負荷降下)指令が各発電機個別に利用できる場合に、これらを不要な発電機脱落検出を防止するための要素として、系統安定化システムのH/W基板に追加した場合の事例を示すブロック図である。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図3により説明する。なお、ここでは60Hz系統への適用例を示す。図1は系統安定化システムおよびその適用の事例を示す図、図2は系統安定化システムにおける発電機脱落(以下「電源脱落」とも記す)検出の機能ブロック図の事例を示す図、図3は図1および図2の動作説明をするための電源脱落時の発電機の有効電力出力および系統周波数の変化状態の事例を示す図である。
図1において、或るA発電所およびその併設変電所1から発電所併設変電所母線BAおよび送電線Fを介して電力系統2に給電される。なお、図示の電力系統2は、他電力系統から連系線を介して融通電力を受けない非連系の事例である。また、電力系統2に複数の発電所およびその併設変電所がある場合には、すべての発電所併設変電所に実施の形態1と同等な構成の事故検出端末装置が設置されるものとする。
A発電所1には、個別に対応プラント制御装置によって出力制御が行われる複数台の発電機GA1,・・・GAnが設置されている。即ち、発電機GA1はGA1プラント制御装置GA1Cによって出力制御が行われ、発電機GAnはGAnプラント制御装置GAnCによって出力制御が行われる。
発電機GA1,・・・GAnは、それぞれ出力端が対応主変圧器(昇圧変圧器)および対応主変遮断器を介して発電所併設変電所母線BAに接続されている。即ち、発電機GA1はその出力端が対応主変圧器(昇圧変圧器)MTr1および対応主変遮断器CB1を介して発電所併設変電所母線BAに接続され、発電機GAnはその出力端が対応主変圧器(昇圧変圧器)MTrnおよび対応主変遮断器CBnを介して発電所併設変電所母線BAに接続されている。
電力系統2には、複数の負荷L1,L2,・・・Lnが接続され、各負荷は対応負荷制御端末装置によって電力系統2への接続・遮断の制御が行われる。即ち、負荷L1はL1負荷制御端末装置21によって、負荷L2はL2負荷制御端末装置22によって、負荷LnはLn負荷制御端末装置2nによって、それぞれ電力系統2への接続・遮断の制御が行われる。
発電機GA1,・・・GAn各々の対応主変圧器の送電端には電流を計測する計器用変流器が設けられている。すなわち、発電機GA1の対応主変圧器MTr1の送電端には当該発電機GA1の送電端出力電流を計測する計器用変流器CT1が設けられ、発電機GAnの対応主変圧器MTrnの送電端には当該発電機GAnの送電端出力電流を計測する計器用変流器CTnが設けられている。また、発電所併設変電所母線BAには母線電圧を計
測する計器用変圧器PTが設けられている。これらは、発電所併設変電所における一般的な計器の構成であるが、この構成で得られる有効電力出力には、当該発電機の所内負荷の有効電力分が含まれていない。従って、所内負荷の有効電力分を考慮する必要がある場合には、当該発電機の送電端で計測される有効電力出力に所定の係数を掛けるなどして補正を行う。
A発電所およびその併設変電所1における併設変電所側には、事故検出端末装置10が設けられ、この事故検出端末装置10には、前記計器用変流器CT1,・・・CTnの各出力および前記計器用変圧器PTの出力が個別に入力され、また、主変遮断器CB1,・・・CBnに対する遮断指令を個別に出力する。
なお、本実施の形態1では、プラント制御装置におけるボイラ、タービン、多数のバルブなどの故障や各所の圧力、温度、流量の異常など、プラント制御装置側の正常でない状態を「事故」と呼称し、当該事故を検出する或るいはプラント制御装置側の事故であると予測することを「事故検出」と呼称し、当該事故検出を行う端末装置を「事故検出端末装置」と呼称する。
事故検出端末装置10は、事故検出端末側演算装置10Cを備えており、この事故検出端末側演算装置10Cは、前記計器用変流器CT1,・・・CTnの各出力および前記計器用変圧器PTの出力から、発電機GA1,・・・GAnの各々の有効電力出力PEおよび有効電力出力PEの増減を導出すると共に、前記計器用変圧器PTの出力から系統周波数Fおよび系統周波数Fの増減を導出し、発電機GA1,・・・GAnの各々についてその有効電力出力PEおよび系統周波数Fの双方が連続的に低下していることを判定することで当該発電機の脱落(電源脱落)を系統周波数が低下許容限界を逸脱するに至る前に検出(換言すれば電源脱落を予測)し、その旨の信号(本実施の形態では「PF低下起動成立信号」と呼称する)およびPF低下起動成立時の発電機の有効電力出力PE相当の負荷量(以下「相応負荷量」と呼称する)を遠隔の中央制御装置3へ、信号経路S1−3を介して出力し、この出力を受けた中央制御装置3では、その中央制御装置側演算装置3Cにより、予め設定された優先順位に基づいて負荷L1,L2,・・・Lnの中から前記相応負荷量に相当する負荷を選定し当該負荷を遮断するように、対応する負荷制御端末装置21,22,・・・2nへ、対応する信号経路S3−L1,S3−L2,・・・S3−Lnを介して負荷遮断信号を出力する。前記選定された負荷が遮断されることにより、電源脱落時においても系統周波数は所定の周波数に維持される。つまり、系統安定化が行われる。
なお、PF低下起動成立信号における、「PF」は発電機出力Pおよび系統周波数Fを意味し、「PF低下起動成立」とは、前述の有効電力PEおよび系統周波数Fの双方が連続的に低下していることを判定することで当該発電機の脱落を検出し、その旨の信号を出力する状態をいう。また、このPF低下起動成立時の当該発電機の有効電力出力すなわち相応負荷量を本実施の形態1では「PEC」と表現する。
本実施の形態1における系統安定化システムは、前述のように機能する事故検出端末装置10、中央制御装置3、負荷制御端末装置21,22,・・・2n、および信号経路S1−3,S3−L1,S3−L2,・・・S3−Lnで構成されている。
プラント側におけるGA1プラント制御装置GA1C,・・・GAnプラント制御装置GAnCは、その健全時には、系統周波数が低下すれば対応発電機GA1,・・・GAnの出力を上げ、系統周波数が上昇すれば対応発電機GA1,・・・GAnの出力を下げる方向に対応発電機GA1,・・・GAnの入力量を制御する。
発電所中央操作室4は、A発電所およびその併設変電所1の各発電機のプラント制御装置へ、個別に、通常運用時および定期点検時などにおける発電機停止指令、発電機出力低下(負荷降下)指令を出す。これらの指令あるいは該指令の有無の信号を利用できる場合には、信号経路S4−1を介して事故検出端末装置10へも送る。事故検出端末装置10はこれらの指令がある場合は、前記PF低下起動成立が行われないように、あるいは発電機脱落が検出されないように作動する。このPF低下起動成立が行われないように作動するロジック、発電機脱落が検出されないように作動するロジックの各具体的な事例は実施の形態4および実施の形態5で説明する。
次に、系統安定化システムにおける発電機脱落検出の機能、特に事故検出端末装置10の事故検出端末側演算装置10Cの機能を、ブロック図で例示する図2により説明する。
事故検出端末側演算装置10Cは、発電機GA1,・・・GAn毎に、発電機出力電力増減検出部101、発電機出力周波数増減検出部102、AND部103、および発電機脱落検出要素104の各機能を有している。
発電機出力電力増減検出部101は、対応発電機の送電端の変流器CTの出力である電流Iおよび発電所併設変電所母線BAの計器用変圧器PTの出力である電圧Vを入力しこれら電流Iおよび電圧Vから対応発電機の有効電力出力を導出する有効電力検出部1011、この有効電力検出部1011の出力である現在の有効電力と基準値設定部1013に設定された有効電力基準値とを比較して対応発電機の有効電力出力の増減を検出する有効電力増減検出部1012、および対応発電機の有効電力出力の増減が所定時間続いていることを判定するためのタイマー部1014の各機能を有している。ここで、有効電力の基準値は、現時点から所定時間前までの有効電力の移動平均値などを用いる。
なお、この発電機出力電力増減検出部101は、発電機GA1,・・・GAnの有効電力出力PEの連続的な低下を検出する手段である。
系統周波数増減検出部102は、系統周波数の増減を検出するものであり、計器用変圧器PTの出力である電圧Vを入力しこの電圧Vに基づいて系統周波数を検出する周波数検出部1021、この周波数検出部1021の出力である現在の系統周波数と基準値設定部1023に設定された系統周波数基準値とを比較して系統周波数の増減を検出する周波数増減検出部1022、および系統周波数の増減が所定時間続いていることを判定するためのタイマー部1024の各機能を有している。ここで、周波数の基準値は、現時点から所定時間前までの周波数の移動平均値などを用いる。
なお、この系統周波数増減検出部102は、系統周波数の連続的な低下を検出する手段である。
AND部103は前記両タイマー部1014,1024の出力の論理積演算を行い、このAND部103の出力を入力した発電機脱落検出要素104は対応発電機の有効電力出力および前記系統周波数の双方が連続的に低下すれば発電機脱落であると予測判定し、前記PF低下起動成立信号を出力する。このPF低下起動成立信号およびPF低下起動成立時の前記相応負荷量は、前述のように前記事故検出端末装置10(図1参照)から前記中央制御装置3(図1参照)へ出力し、当該中央制御装置3により前記相応負荷量に相当する負荷の遮断が行われ、系統安定化が行われる。
ここで、プラント側におけるGA1プラント制御装置GA1C,・・・GAnプラント制御装置GAnCは、その健全時には、系統周波数が低下すれば対応発電機GA1,・・・GAnの出力を上げ、系統周波数が上昇すれば対応発電機GA1,・・・GAnの出力を下げる方向に対応発電機GA1,・・・GAnの入力量を制御するので、発電機GA1,・・・GAnの何れかの発電機の有効電力出力および当該発電機の出力端における系統
周波数の双方が連続的に低下すれば、当該発電機のプラント制御装置において故障や不具合などの事故が発生していることを、各発電機単位で検出できるのである。また、このプラント制御装置における事故発生による発電機脱落の事前(予測)検出は、各発電機の送電端に設置の計器用変流器CTおよび発電所併設変電所母線BAに設置の計器用変圧器PTの出力を使用して行える。従って、系統周波数が低下許容限界を逸脱するに至る前に、的確に且つ容易に、系統安定化を図ることができる。
次いで、電源脱落時の発電機の有効電力出力および系統周波数の変化状態、並びに本実施の形態1の系統安定化システムの前述の機能による系統周波数の変化状態を図3により説明する。
図3(a)は電源脱落時の発電機の有効電力出力の変化状態を例示し、図3(b)は電源脱落時の発電機出力端の系統周波数の変化状態および本実施の形態1の系統安定化システムの前述の機能による系統周波数の変化状態を例示してある。
図3(a)(b)の横軸は何れも時間t、図3(a)の縦軸は発電機有効電力出力PE(t)(単位pu)、図3(b)の縦軸は発電機出力端の系統周波数F(t)(単位Hz)である。
図3(a)(b)に例示しているように、発電機の有効電力出力PEおよび発電機出力端の系統周波数Fが双方とも連続的に低下した場合、系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)まで低下すれば前記PF低下起動が成立することを想定し、そのときの発電機の有効電力出力PECに相当する負荷量を負荷遮断のトータル目標値とする。
系統周波数Fが更に低下し、制御実施判定レベルFSET2(例えば59.5Hz)まで低下した時点で周波数増減検出部1022(図2参照)が出力し、FSET2まで低下した時点からFSET2以下の状態がT時間(タイマー部1024(図2参照)の設定時間)続くと、中央制御装置3(図1参照)は前記優先順位に基づき第1回目の負荷遮断を実施する。
この第1回目の負荷遮断実施により、系統周波数FがFSET2を超え、その後再びFSET2まで低下すれば、第1回目の負荷遮断の場合と同様に、FSET2まで低下した時点からFSET2以下の状態がT時間続くと、中央制御装置3は前記優先順位に基づき第2回目の負荷遮断(第1回目の負荷遮断実施により遮断された負荷とは異なる負荷の遮断)を実施する。
この第2回目の負荷遮断実施により、系統周波数FがFSET2を超え、その後再びFSET2まで低下すれば、第1回目の負荷遮断の場合と同様に、FSET2まで低下した時点からFSET2以下の状態がT時間続くと、中央制御装置3は前記優先順位に基づき第3回目の負荷遮断(第1回目および第2回目の負荷遮断実施により遮断された負荷とは異なる負荷の遮断)を実施する。
第3回目の負荷遮断により系統周波数FがFSET2を超えその状態が持続すれば中央制御装置3は以後の負荷遮断は行わない。
このように、1回当たりの負荷制限量(負荷遮断量)はPEC/n(任意の自然数)とし、前記負荷遮断を複数回に分けて段階的に行う。また、前記nは必要制御量や出力低下速度に応じて複数設けておく。中央制御装置3は、例えば、出力低下速度が早ければ小さい値のnを選択し、出力低下速度が遅ければ大きい値のnを選択するように、出力低下速度に応じたn値を選択することで負荷遮断の過制御や不足制御を抑制する。
負荷遮断のトータル目標値分の負荷を一括遮断すれば、万一プラント側のプラント制御装置における前記事故が解消しタービントリップや主変遮断器開放に至らなかった場合に過剰制御となって系統周波数Fが異常に上昇することも有り得るが、1回当たりの負荷制限量(負荷遮断量)をPEC/nとし、前記負荷遮断を複数回に分けて段階的に行うようにすることにより、万一プラント側のプラント制御装置における前記事故が解消しタービントリップや主変遮断器開放に至らなかった場合にも過剰制御とならず系統周波数Fが異常に上昇することことを防止できる。一方で、当該発電機の有効電力出力の低下が急激な場合、段階的な負荷遮断では系統周波数低下防止が困難となる恐れがある。この対策として、PF低下起動成立時に当該発電機の有効電力出力が一定レベル以下となった場合には、PEC分の負荷遮断を1回で行うものとする。すなわちn=1と設定する。この判定も、図2の発電機出力電力増減検出部101で行う。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、前述の系統安定化システムの機能をS/Wで実行する場合の事例であり、その一例を図4に例示してある。
事故検出端末装置10(図1参照)は、A発電所およびその併設変電所1に属する全ての運転中発電機に対して、図4に示す処理を行う。以下、A発電所およびその併設変電所1に属する1台の運転中発電機を例にとり、図4に示す処理の説明を行っていく。
図4において、先ず当該発電機の有効電力出力PE、系統周波数Fの各値を収集し(ステップST1)、次いで系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定し(ステップST2)、この条件が成立していなければステップST1に戻る。
ステップST2の条件が成立した場合には、当該発電機の有効電力出力PE、系統周波数Fが何れも連続的に低下しているかを判定し(ステップST3)、この条件が成立していなければステップST1に戻る。
ステップST3の条件が成立した場合には、PF低下起動が成立したと判断し(ステップST4)、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定し(ステップST5)、この条件が成立していなければ、負荷遮断回数nに1を設定し(ステップST10)、ステップST7に進む。
ステップST5の条件が成立した場合には、PEの低下速度に応じた負荷遮断回数nを設定し(ステップST6)、遮断すべきトータル目標負荷量(相応負荷量)PECとして、系統周波数FがFSET1となった時点の当該発電機の有効電力出力PEを設定する(ステップST7)。
次いで、前記「PF低下起動」成立の信号、遮断すべきトータル目標負荷量PEC、および負荷遮断回数nを中央制御装置3(図1参照)へ送出する(ステップST8)。
中央制御装置3は、ステップST8により、事故検出端末装置10から、前記「PF低下起動」成立の信号、遮断すべきトータル目標負荷量PEC、および負荷遮断回数nを受信すると、系統周波数Fが制御実施判定レベルFSET2(例えば59.5Hz)を下回る毎に、PEC/n分の負荷遮断指令を、優先順位に基づいて、対応負荷の負荷制御端末装置へ送出する(ステップST9)。
なお、上記ステップST5においてPE≧KGD・PEの条件が成立しない場合、ステップST10に移行する代わりに、一般的な電源脱落に対応した負荷遮断を実行させることもできる。この場合、事故検出端末装置10は、直ちに中央制御装置3に対して、一般的な電源脱落に対応した負荷遮断を実行させる指令、当該発電機の事前有効電力出力(例えば現時点から所定時間前までの移動平均値)を送出する。中央制御装置3では、送出されてきた当該発電機の事前有効電力出力、制御目標周波数(整定値)、周波数特性定数(整定値)などより遮断すべき目標負荷量を算出し、系統周波数Fが制御実施判定レベルFSET2(例えば59.5Hz)を下回ったことを条件に、遮断すべき目標負荷量分の負荷遮断指令を、優先順位に基づいて、対応負荷の負荷制御端末装置へ送出する。
前述のステップST1〜ステップST9の手順での処理により、前述の実施の形態1における系統安定化システムと同じ機能を呈する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3は、前述の系統安定化システムの機能を基板上にH/Wで実現する場合の事例であり、その一例を図5に例示してある。
図5において、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定する要素101Aおよび当該発電機の有効電力出力PEの低下継続を判定する要素101Bは、前述の実施の形態1における図2の発電機出力電力増減検出部101に相当する。各要素は所定のタイマーを持ち、各々の設定時間以上判定条件が成立した場合に、各出力を出すものとする。
また、系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定する要素102Aおよび系統周波数Fの低下継続を判定する要素102Bは、前述の実施の形態1における図2の系統周波数増減検出部102に相当する。各要素は所定のタイマーを持ち、各々の設定時間以上判定条件が成立した場合に、各出力を出すものとする。
103はAND回路である。複数回負荷遮断(n≧2)対応の発電機脱落検出要素104Aおよび1回負荷遮断(n=1)対応の発電機脱落検出要素104Bは、前述の実施の形態1における図2の発電機脱落検出部104に相当する。
要素101Aは、前述の実施の形態2のステップST5の機能と同じ機能を有し、要素101Bは、前述の実施の形態2のステップST3の機能と同じ機能を有し、要素102Aは、前述の実施の形態2のステップST2の機能と同じ機能を有し、要素102Bは、前述の実施の形態2のステップST3の機能と同じ機能を有している。
5はロックスイッチで、発電機点検時等にOFF操作手段6により開放され、発電機点検
時等に系統安定化システムが不要な発電機脱落検出をしないようにしてある。
本実施の形態3の系統安定化システムでは、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定する要素101A、当該発電機の有効電力出力PEの低下継続を判定する要素101B、系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定する要素102A、系統周波数Fの低下継続を判定する要素102B、AND回路103、複数回負荷遮断(n≧2)対応の発電機脱落検出要素104A、1回負荷遮断(n=1)対応の発電機脱落検出要素104Bおよびロックスイッチ5が、基板上に回路として構成され、前述の実施の形態1および実施の形態2と同等の機能を呈す。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4は、発電機停止指令、発電機出力低下(負荷降下)指令が各発電機個別に利用できる場合に、これらを不要な発電機脱落検出を防止するための手段として、前述の系統安定化システムのS/Wに追加した場合の事例であり、その一例を図6に例示してある。
事故検出端末装置10(図1参照)は、A発電所およびその併設変電所1に属する全ての運転中発電機に対して、図6に示す処理を行う。以下、A発電所およびその併設変電所1に属する1台の運転中発電機を例にとり、図6に示す処理の説明を行っていく。
図6において、先ず当該発電機の有効電力出力PE、系統周波数Fの各値を収集し(ス
テップST1)、次いで系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定し(ステップST2)、この条件が成立していなければステップST1に戻る。
ステップST2の条件が成立した場合には、当該発電機の有効電力出力PE、系統周波数Fが何れも連続的に低下しているかを判定し(ステップST3)、この条件が成立していなければステップST1に戻る。
ステップST3の条件が成立した場合には、当該発電機に対する停止指令が無いかを判定し(ステップST10)、この条件が成立していなければ、所定時間内PF低下起動をロックする(ステップST12)。
ステップST10の条件が成立した場合には、当該発電機に対する出力低下指令が無いかを判定し(ステップST11)、この条件が成立していなければ、所定時間内PF低下起動をロックする(ステップST12)。
ステップST11の条件が成立した場合には、PF低下起動が成立したと判断し(ステップST4)、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定し(ステップST5)、この条件が成立していなければ、負荷遮断回数nに1を設定し(ステップST10)、ステップST7に進む。
ステップST5の条件が成立した場合には、PEの低下速度に応じた負荷遮断回数nを設定し(ステップST6)、遮断すべきトータル目標負荷量(相応負荷量)PECとして、系統周波数FがFSET1となった時点の当該発電機の有効電力出力PEを設定する(ステップST7)。
次いで、前記「PF低下起動」成立の信号、遮断すべきトータル目標負荷量PEC、および負荷遮断回数nを中央制御装置3(図1参照)へ送出する(ステップST8)。
中央制御装置3は、ステップST8により、事故検出端末装置10から、前記「PF低下起動」成立の信号、遮断すべきトータル目標負荷量PEC、および負荷遮断回数nを受信すると、系統周波数Fが制御実施判定レベルFSET2(例えば59.5Hz)を下回る毎に、PEC/n分の負荷遮断指令を、優先順位に基づいて、対応負荷の負荷制御端末装置へ送出する(ステップST9)。
なお、上記ステップST5においてPE≧KGD・PEの条件が成立しない場合、ステップST10に移行する代わりに、一般的な電源脱落に対応した負荷遮断を実行させることもできる。この場合、事故検出端末装置10は、直ちに中央制御装置3に対して、一般的な電源脱落に対応した負荷遮断を実行させる指令、当該発電機の事前有効電力出力(例えば現時点から所定時間前までの移動平均値)を送出する。中央制御装置3では、送出されてきた当該発電機の事前有効電力出力、制御目標周波数(整定値)、周波数特性定数(整定値)などより遮断すべき目標負荷量を算出し、系統周波数Fが制御実施判定レベルFSET2(例えば59.5Hz)を下回ったことを条件に、遮断すべき目標負荷量分の負荷遮断指令を、優先順位に基づいて、対応負荷の負荷制御端末装置へ送出する。
本実施の形態4の系統安定化システムでは、実施の形態2のフロー図に、発電機停止指令の有無を判定する手段(ステップST10)と発電機出力低下(負荷降下)指令の有無を判定する手段(ステップST11)を追加することによって、いずれか一方の指令が有る場合には、PF低下起動を所定時間ロックさせることにより、不要な発電機脱落の検出を防止している。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5は、発電機停止指令、発電機出力低下(負荷降下)指令が各発電機個別に利用できる場合に、これらを不要な発電機脱落検出を防止するための要素として、前述の系統安定化システムのH/W基板に追加した場合の事例であり、その一例を図7に例示してある。
図7において、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定する要素101Aおよび当該発電機の有効電力出力PEの低下継続を判定する要素101Bは、前述の実施の形態1における図2の発電機出力電力増減検出部101に相当する。各要素は所定のタイマーを持ち、各々の設定時間以上判定条件が成立した場合に、各出力を出すものとする。
また、系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定する要素102Aおよび系統周波数Fの低下継続を判定する要素102Bは、前述の実施の形態1における図2の系統周波数増減検出部102に相当する。各要素は所定のタイマーを持ち、各々の設定時間以上判定条件が成立した場合に、各出力を出すものとする。
103はAND回路である。複数回負荷遮断(n≧2)対応の発電機脱落検出要素104Aおよび1回負荷遮断(n=1)対応の発電機脱落検出要素104Bは、前述の実施の形態1における図2の発電機脱落検出部104に相当する。
7は当該発電機への発電機停止指令が無いかを判定する要素、8は当該発電機への発電機出力低下(負荷降下)指令が無いかを判定する要素で、それぞれ各指令が無い場合に出力を出す。
要素101Aは、前述の実施の形態4のステップST5の機能と同じ機能を有し、要素101Bは、前述の実施の形態4のステップST3の機能と同じ機能を有し、要素102Aは、前述の実施の形態4のステップST2の機能と同じ機能を有し、要素102Bは、前述の実施の形態4のステップST3の機能と同じ機能を有し、要素7は、前述の実施の形態4のステップST10の機能と同じ機能を有し、要素8は、前述の実施の形態4のステップST11の機能と同じ機能を有している。
5はロックスイッチで、発電機点検時等にOFF操作手段6により開放され、発電機点検
時等に系統安定化システムが不要な発電機脱落検出をしないようにしてある。
本実施の形態5の系統安定化システムでは、当該発電機の有効電力出力PEが、当該発電機の定格出力PEに出力判定係数KGD(例えば0.1)を掛けた値を上回るかを判定する要素101A、当該発電機の有効電力出力PEの低下継続を判定する要素101B、系統周波数Fが起動判定レベルFSET1(例えば59.8Hz)を下回っているかを判定する要素102A、系統周波数Fの低下継続を判定する要素102B、AND回路103、複数回負荷遮断(n≧2)対応の発電機脱落検出要素104A、1回負荷遮断(n=1)対応の発電機脱落検出要素104B、7は当該発電機への発電機停止指令が無いかを判定する要素、8は当該発電機への発電機出力低下(負荷降下)指令が無いかを判定する要素およびロックスイッチ5が、基板上に回路として構成され、前述の実施の形態4と同等の機能を呈す。
なお、各図1〜図7において、同一または相当部分には同一符合を付してある。
1 A発電所およびその併設変電所、 10 事故検出端末装置
10C 事故検出端末側演算装置、 2 電力系統、
21,22,・・・2n 負荷制御端末装置、
3 中央制御装置、 3C 中央制御装置側演算装置、
4 発電所中央操作室、 5 ロックスイッチ、
6 発電機点検時OFF操作手段、 7 発電機停止指令無し判定要素、
8 発電機出力低下指令無し判定要素、
101発電機出力電力増減検出部、 1011 有効電力検出部、
1012 有効電力増減検出部、 1013 基準値設定部、
1014 タイマー部、 102 系統周波数増減検出部、
1021 周波数検出部、 1022 周波数増減検出部、
1023 基準値設定部、 1024 タイマー部、
103 AND部、 104 発電機脱落検出要素、
BA 発電所併設変電所母線、 CT1,CTn 変流器、
CB1,CBn 遮断器、 F 送電線、
GA1,・・・GAn 発電機、
GA1C,・・・GAnC プラント制御装置、
L1,L2,・・・Ln 負荷、 MTr1,・・・MTrn 主変圧器、
PE 発電機有効電力出力、
PEC 周波数59.8Hzにける発電機有効電力出力、
PT1,PTn 変流器、
S1−3,S3−L1,S3−L2,・・・S3-Ln,S4-1,S4-2 信号経
路。

Claims (6)

  1. 発電機の有効電力出力の連続的な低下を検出する手段、および系統周波数の連続的な低下を検出する手段を備え、これら両手段の検出に基づき前記発電機の有効電力出力および前記系統周波数の双方が連続的に低下すれば当該発電機の有効電力出力相当の負荷を遮断する系統安定化システム。
  2. 請求項1に記載の系統安定化システムにおいて、前記負荷遮断を複数回に分けて段階的に行うことを特徴とする系統安定化システム。
  3. 請求項2に記載の系統安定化システムにおいて、前記負荷の段階的遮断回数を、当該発電機の有効電力出力低下速度が速い場合より遅い場合の方を多くすることを特徴とする系統安定化システム。
  4. 請求項2または3に記載の系統安定化システムにおいて、発電機の有効電力出力が一定レベル以下となった場合に、電源脱落相当と見なし、電源脱落に対応した負荷遮断を行うことを特徴とする系統安定化システム。
  5. 請求項2または3に記載の系統安定化システムにおいて、発電機の有効電力出力が一定レベル以下となった場合に、電源脱落相当と見なし、前記負荷遮断を複数回に分けず1回で行うことを特徴とする系統安定化システム。
  6. 請求項1〜5の何れか一に記載の系統安定化システムにおいて、当該発電機の停止指令および当該発電機の負荷降下指令の少なくとも一方があれば当該発電機の有効電力出力相当の負荷遮断をロックすることを特徴とする系統安定化システム。
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