JP5405567B2 - 発電機ネットワークおよび局所電気系統 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機ネットワークおよび局所電気系統に関する。
電源喪失給電を検出する既存の方法は、受動的方法および能動的方法という2つのカテゴリに分けられる。
電源喪失給電を検出する受動的方法は、「ROCOF」、周波数の変化率、検出リレー、または「ベクトルシフト」リレーに基づく。これらの方法はいずれも、概ね同様の原理に基づいて動作する。電源喪失の事象が発生した場合、電気系統の一部が電気系統の残りの部分から分離されて、1つまたは複数の局所発電機、および「トラップ負荷」と称される負荷を含む電力アイランド(power island)を形成する。電気系統の残りの部分は、複数の発電機および負荷を含む。電力アイランド内には通常、局所発電機とトラップ負荷との間に有限の不均衡がある。電力アイランド内のすべての発電機およびトラップされた負荷は、この均衡で考慮される。有効電力(real power)または無効電力(reactive)の不均衡は、不均衡が、ROCOF、ベクトルシフト・リレーまたは同様の検出リレーのしきい値を上回る、周波数の変化ROCOF、周波数変化率をもたらすのに十分な大きさである限り、電源喪失の検出を可能にする。有効電力および無効電力の両方はいずれも電力アイランド内で均衡がとれており、電力アイランドの発電容量の約2.5%以内であると、その場合には通常のROCOFリレー設定について、電力アイランドの検出は2秒を超える時間にわたり発生しない可能性もある。
理論上は、能動(active)および無効(reactive)電力の発電および需要の両方が電力アイランド内で均衡がとれている場合、おそらくは数分間にわたり均衡がとれている間、電源喪失を検出することは不可能となることもある。これは電気系統の動作に害を及ぼし、電源喪失の潜在的な検出不能は、分散型の発電機の配置を妨げる障壁となる。しかし、負荷および発電における自然発生的な変化は、発電と負荷との間の良好な均衡が継続する可能性が低いことを意味する。また、グリッド接続モードにおいて、発電機調節装置およびAVR、自動電圧調整装置(Automatic Voltage Regulator)の標準ドループ制御ループは、電気系統が偶然にアイランド化された場合、一般に不安定であるか、または不安定となるように設計されている。したがって、標準グリッド接続制御アルゴリズムおよび最小負荷/発電変動により、電気系統が当初極めて良好に均衡がとれている場合、実際的な検出時間は研究室において最大12秒であると示されてきた。
インバータ接続の発電機に固有の電源喪失給電を検出する能動的方法は、定常状態またはバースト状態のいずれかによる、電気系統への高調波を伴う電流の注入に基づく。発電機の多数のオペレータは、電力の品質を損なう可能性があるので、高調波電流を意図的に注入することに反対する。
同期発電機を含む、あらゆるタイプの発電機に適用可能な電源喪失給電を検出する能動的方法は、発電機の無効電力出力を意図的に変化させる、無効電力ディザリング、ならびに電源電圧および周波数の対応する変化を測定することに基づく。電源電圧および周波数の変化は、電源喪失の後により大きくなり、それが電源喪失を検出する基準である。しかし、この技術の実際の適用例は知られていない。同期発電機の場合、界磁電流は適切な周波数において変調することが必要となる。この周波数は、2秒未満の検出時間を維持するのに十分な高さでありながら、磁界駆動により追跡されるのに十分な低さである必要がある。意図的ではないアイランド化が生じると、変調は結果として、(もはや接続されていない)電気系統の残りの部分との変化する無効電力交換をもたらすのではなく、局所電気系統における変調されたAC RMS電圧レベルをもたらす。界磁電流変調周波数に対応するAC RMS電圧振幅のそのような混乱が検出されると、その場合には電源喪失トリップ信号が生成される。
電源喪失給電を検出するさらなる可能な提案される方法は、ROCOFの識別またはベクトルシフト・リレー保護を向上させるために無効電力ディザリングを使用することである。しかし、この技術の実際の適用例は知られていない。周波数の変化率の検出に続いて、発電機の励磁は、電源喪失と、電源喪失とは無関係の電気系統全体の周波数外乱とを区別するために変更される。変更することで、電気系統への連続的な意図的な外乱の支障を回避する。
電源喪失給電を検出する受動的方法は、保護リレーを遮断するために負荷と発電との間に十分な不一致があることに依存する。この不一致は、偶然に左右されるものであり、容認されない。
電源喪失給電を検出する能動的方法は、電気系統内の変化する無効電力フローを導入するために、無効電力ディザリングに依存する。無効電力フローのこれらの変動は、2秒以内の検出を可能にするため、約2Hzまたはそれよりもわずかに高い周波数である必要がある。この周期的な無効電力の変動は、電気系統の設備の電気抵抗により、微少な電圧変化を引き起こす。この周期的な電圧変化は、白熱電球の好ましくないちらつきを生じることがある。電気系統自体が、たとえば船内におけるように、小規模であると、その場合にはそのような周波数における周期的な無効電力変動フローは、電気系統の振動を励磁することがある。
また、公開されている欧州特許出願公開第1574672A2号明細書において説明されるような発電所向けの能動的アイランド化防止系統、および公開されている米国特許出願第20060082936A1号明細書において説明されるような同期マシンベースの分散された発電機向けのアイランド化防止保護系統もある。
したがって、本発明は、前述の問題を軽減し、好ましくは克服する新規の電気系統を提供することを目指す。
したがって、本発明は、複数の発電機および複数の局所電気系統を備える発電機ネットワークであって、各局所電気系統は発電機を有し、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統は、電源喪失検出リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラを有し、コントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フローを監視するように構成され、コントローラは、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統の消費電力とそれぞれの発電機との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フローの絶対値が第1の所定の値を下回るかどうかを決定するように構成され、コントローラが、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フローの絶対値が第1の所定の値を下回ることを決定すると、その場合にはコントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フローを監視するように構成され、コントローラは、局所電気系統の有効および無効消費電力とそれぞれの発電機によって生成される有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フローの絶対値が第2の所定の値を下回るかどうかを決定するように構成され、コントローラが、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フローの絶対値が第2の所定の値を下回ることを決定すると、その場合にはコントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フローが第2の所定の値を加算または減算した絶対値を有するように、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統の発電機からの目標無効電力出力を調整するように構成される発電機ネットワークを提供する。
好ましくは、コントローラは、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統の局所有効電力需要が、それぞれの発電機の有効発電目標値と一致するように構成される。
好ましくは、複数の局所電気系統は電源喪失検出リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラを有する。
さらに好ましくは、すべての局所電気系統は電源喪失検出リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラを有する。
好ましくは、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統は、発電ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フローを測定するためのセンサーを有し、センサーは測定値をコントローラに送信するように構成される。
好ましくは、局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統は、局所負荷無効電力需要を測定するためのセンサーを有し、センサーは測定値をコントローラに送信するように構成され、コントローラは測定された局所負荷無効電力需要から標準発電機出力目標値を減算することにより発電機ネットワークから局所電気系統のうちの少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フローを計算する。
好ましくは、発電機ネットワークは、常時サービス提供中に少なくとも10GVAの電流発電を有し、電源喪失検出リレーは約0.2Hz/sのトリガーしきい値で設定され、第1の所定の値Pおよび第2の所定の値Qは0.05puに設定され、有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%であり、無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%である。
あるいは、発電機ネットワークは、常時サービス提供中に少なくとも1MVAの電流発電を有し、電源喪失検出リレーは約0.5Hz/sのトリガーしきい値で設定され、第1の所定の値Pおよび第2の所定の値Qは0.1puに設定され、有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%であり、無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%である。
本発明はまた、発電機を有する局所電気系統であって、局所電気系統は発電機ネットワークに接続され、局所電気系統は、電源喪失検出リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラを有し、コントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統への有効電力フローを監視するように構成され、コントローラは、局所電気系統の消費電力と発電機との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワークから局所電気系統への有効電力フローの絶対値が第1の所定の値を下回るかどうかを決定するように構成され、コントローラが、発電機ネットワークから局所電気系統への有効電力フローの絶対値が第1の所定の値を下回ることを決定すると、その場合にはコントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統への無効電力フローを監視するように構成され、コントローラは、局所電気系統の有効および無効消費電力と発電機によって生成される有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワークから局所電気系統への無効電力フローの絶対値が第2の所定の値を下回るかどうかを決定するように構成され、コントローラが、発電機ネットワークから局所電気系統への無効電力フローの絶対値が第2の所定の値を下回ることを決定すると、その場合にはコントローラは、発電機ネットワークから局所電気系統への無効電力フローが第2の所定の値を加算または減算した絶対値を有するように、局所電気系統の発電機からの目標無効電力出力を調整するように構成される局所電気系統を提供する。
好ましくは、コントローラは、局所電気系統の局所有効電力需要が、それぞれの発電機の有効発電目標値と一致するように構成される。
好ましくは、局所電気系統は、発電ネットワークから局所電気系統への有効電力フローを測定するためのセンサーを有し、センサーは測定値をコントローラに送信するように構成される。
好ましくは、局所電気系統は、局所負荷無効電力需要を測定するためのセンサーを有し、センサーは測定値をコントローラに送信するように構成され、コントローラは測定された局所負荷無効電力需要から標準発電機出力目標値を減算することにより発電機ネットワークから局所電気系統への無効電力フローを計算する。
好ましくは、発電機ネットワークは、常時サービス提供中に少なくとも10GVAの電流発電を有し、電源喪失検出リレーは約0.2Hz/sのトリガーしきい値で設定され、第1の所定の値Pおよび第2の所定の値Qは0.05puに設定され、有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%であり、無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%である。
あるいは、発電機ネットワークは、常時サービス提供中に少なくとも1MVAの電流発電を有し、電源喪失検出リレーは約0.5Hz/sのトリガーしきい値で設定され、第1の所定の値Pおよび第2の所定の値Qは0.1puに設定され、有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%であり、無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%である。
本発明は、添付の図面を参照し、例としてさらに詳細に説明されよう。
本発明による発電機ネットワークを示す概略図である。 本発明による発電機ネットワーク内の発電機のコントローラを示す流れ図である。
図1に示される発電機ネットワーク10は、1つだけが図示されている複数の局所電気系統12を備える。各局所電気系統12は、発電機14、および1つまたは複数の局所電気負荷16を備える。局所電気系統12の境界は、破線18により示される。発電機14は、送電線20により局所電気負荷16に電気的に接続され、局所電気系統12は、送電線22により発電機ネットワーク10の残りの部分に電気的に接続される。
各局所電気系統12は、送電線22に設けられた接触器またはスイッチ24を有する。接触器24は通常、閉じられて、局所電気系統12を発電機ネットワーク10に接続するが、接触器24は、局所電気系統12を発電機ネットワーク10から意図的に絶縁して電力アイランドを形成するために開かれることもある。
送電線22にはまた、緊急時に発電機ネットワーク10から局所電気系統12を絶縁するためにスイッチ26も設けられており、このスイッチが電源喪失の事象または局所電気系統12のアイランド化をもたらす。
発電機14は、制御ユニット28を備える。制御ユニット28は、無効電力制御機構30を備え、無効電力制御機構30は、制御ユニットが発電機ネットワーク10に接続されているモードにおいて、定格無効電力Qセット・ポイントで電圧に対するドループ制御をもたらすドループ・コントローラを備える。無効電力Qセット・ポイントは、固定のVAR値、ボルト・アンペア無効値(Volt−Ampere Reactive value)、もしくは目標電力、比率、進みまたは遅れ、および実際の発電機14の有効電力出力によって決まる値のいずれかである。無効電力制御機構30は、発電機12が発電機ネットワーク10に接続されているときは安定しているが、スイッチ26が開かれることにより生じた電源喪失の事象により、局所電気系統12が意図せずにアイランド化される場合に、一般に不安定であるか、または不安定となるように調整されてもよい。無効電力制御機構30の不安定さは、通常は1よりも著しく大きいドループ・コントローラのゲインと相まって、ドループ・コントローラ内の位相遅れ、および発電機14の応答から生じる。
制御ユニット28はまた、有効電力制御機構32を備える。有効電力制御機構32は、発電機ネットワーク10に接続されているモードにおいて、定格有効電力Pセット・ポイントで電圧に対してドループ制御をもたらすドループ・コントローラを備える。有効電力制御機構32は、発電機12が発電機ネットワーク10に接続されているときは安定しているが、スイッチ26が開かれることにより生じた電源喪失の事象により、局所電気系統12が意図せずにアイランド化される場合に、一般に不安定であるか、または不安定となるように調整されてもよい。有効電力制御機構32の不安定さは、通常は1よりも著しく大きいドループ・コントローラのゲインと相まって、ドループ・コントローラ内の位相遅れ、および発電機14の応答から生じる。加えて、有効電力制御機構32および無効電力制御機構30間の交差結合は、無効電力制御機構30および有効電力制御機構32を共に全体として不安定にする傾向がある。有効電力制御機構32および無効電力制御機構30は、発電機14および局所電気負荷16双方の中で周波数および電圧の結合力学を介して相互に依存しあう。たとえば、無効電力の変化は電圧に影響を及ぼし、ひいては、それが抵抗電気負荷に伴う能動需要を変化させ、そのことが周波数に影響を及ぼす。周波数の任意の変化は、無効電気負荷のリアクタンスを変化させ、それが無効需要に影響を及ぼす。
有効電力制御機構32におけるドループ・コントローラの代替は、局所電気負荷16の局所有効電力負荷需要に対する局所発電機14の有効電力出力の能動的で意図的な平衡化である。これは図2に示され、後段で説明される。この制御機構は、スイッチ26を開くことにより生じた電源喪失の事象が原因で、局所電気系統12が意図せずしてアイランド化される場合、典型的に不安定となるわけではない。制御ループ・ゲインは実際にはゼロであるため、周波数に回復制御の影響をもたらすことはなく、したがってアイランド化の際のその初期周波数からの系統の任意の摂動は、局所電気系統12の周波数の定格からの逸脱をさらに増大させる傾向がある。この影響はさらに、局所発電機14および局所電気負荷16内の周波数および電圧の力学を介する、孤立状態では不安定な無効電力制御機構30への有効電力制御機構32の相互結合によって強められる。
全体的な影響は、局所電気系統12の局所発電機14の制御機構30および30が、グリッド接続モードで動作している場合、意図的ではないアイランド化の事象が発生したときに本質的に不安定であることである。
本発明は、局所電気系統12と発電機ネットワーク10との間の有効電力フローPNetまたは無効電力フローQNetのいずれかが特定のしきい値を上回ることを保証するためのさらなる制御機構34を提供する。それらのしきい値は、単位に関しては小さい。しかし、それらのしきい値は、意図せずしてアイランド化が生じると、不安定な無効電力制御機構30および有効電力制御機構32が結果として、たとえば2秒などの、所定の時間未満で振動および検出可能な電源喪失条件をもたらすように、局所電気系統12の制御が常に乱されるほど十分に大きい。電源喪失条件が検出されると、アイランド化された局所電気系統12の崩壊が発生する前に、適切な処置が行われてもよい。電源喪失条件の検出は、局所発電機14の遮断をまねく場合もある。しかし、より望ましいアクションは、局所発電機12をサービス提供状態で保持し、周波数および電圧制御などの、アイランド化モードで安定している局所発電機14の制御モードに迅速に切り替えて、意図的なアイランド化モードでアイランド化された局所電気系統12を動作することにより電源喪失の事象を乗り切ることである。局所電気系統12の動作のこの意図的なアイランド化モードは、保守人員の安全を確保して、発電機ネットワーク10の位相外れ再閉路を回避するために適切に管理される。
さらなる制御機構34の動作は、図2の流れ図によりさらに詳細に示される。さらなる制御機構34は、アルゴリズムを備える。
第1に、ステップ40においてオプションまたは意図的に、さらなる制御機構34は、局所有効電力発電目標値PGen_Target(ワット)を局所有効電力需要PLoad(ワット)と適合させる。このオプションのステップは、グリッド接続モードからアイランド化動作モードへの変化が発生した場合に、周波数および原動力過渡電流を最小化するので、意図的にアイランド化された動作の重要な先駆となりうる。
第2に、ステップ42において、さらなる制御機構34は、発電機ネットワーク10から局所電気系統12への有効電力フローPNetを監視し、特に、さらなる制御機構34は、発電機ネットワーク10からアイランド化の恐れのある局所電気系統12への有効電力交換を測定する。ステップ40が実施された場合、PNetが小さくなる可能性が高いことに留意されたい。センサー36は、有効電力フローPNetおよび無効電力フローQNetを測定し、さらなる制御機構34に測定値を供給するように構成される。
第3に、ステップ44において、さらなる制御機構34は、局所電気系統12の有効消費電力とそれぞれの発電機14との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワーク10から局所電気系統12への有効電力フローPNetの絶対値が第1の所定の値Pを下回るかどうかを決定する。このステップは、トラップ負荷を除外する。フラグPMatchは真Yに設定され、それ以外の場合PMatchは偽Nに設定される。PMatchが偽Nであると、その場合にはさらなる制御機構34は終了され、次の実行時間フレームでステップ40において再度開始する。PMatchが真Yであると、その場合にはさらなる制御機構34は、引き続き次のステップ46に進む。
第4に、ステップ46において、さらなる制御機構34は、発電機ネットワーク10から局所電気系統12への無効電力フローQNetを監視する。実際には、後続の制御アルゴリズム内のヒステリシス考慮により、QNetは直接測定されないが、その代わりに、セット・ポイントQ目標値およびドループ制御が適用された後、測定された局所負荷無効電力需要QLoadから標準発電機VAR出力目標値QGen_Targetを減算することによりQNet*として推定される。線20上のセンサー38は、局所負荷無効電力需要QLoadを測定し、さらなる制御機構34に測定値を供給するように構成されてもよい。あるいは、PLoadおよびQLoadは、線20上のセンサー39を使用して実際の局所発電機14の有効電力フローPGenおよび無効電力フローQGenを測定し、PLoad=PGen+PNetおよびQLoad+QGen+QNetを設定することにより推定されてもよい。これは、センサー38の必要をなくす。
第5に、ステップ48において、さらなる制御機構34は、局所電気系統12の有効および無効消費電力とそれぞれの発電機14によって生成される有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、発電機ネットワーク10から局所電気系統12への無効電力フローQNetの絶対値が第2の所定の値Qを下回るかどうかを決定する。このステップもまた、トラップ負荷を除外する。フラグQAdjustは真Yに設定され、それ以外の場合QAdjustは偽Nに設定される。QAdjustが偽Nであると、その場合にはさらなる制御機構34は終了され、次の実行時間フレームでステップ40において再度開始する。QAdjustが真Yであると、その場合にはさらなる制御機構34は、次のステップ50に進む。
第6に、ステップ50において、さらなる制御機構は、発電機ネットワーク10から局所電気系統12への無効電力フローが第2の所定の値Qを加算または減算した絶対値を有するように、局所電気系統14の発電機14からの目標無効電力出力QGen_Targetを調整する。第2の所定の値は、QNetの絶対値が下回ってはならないしきい値である。最後に、ステップ52または54において元の目標無効電力出力QGen_Targetに最小の調整を行ってQNetの絶対値>Qを達成するため、目標無効電力出力QGen_Targetは、上に、つまり増大されるか、または下に、つまり減少されて調整される。上に調整する決定は、フラグQAdjust_up=(QGen_Target−QLoad>0)を使用して行われてもよい。これは、QGen_Target>QLoadである場合、QAdjust_upは真Yまたは偽Nであるという意味である。これはつまり、QGen_Target>QLoadである場合、無効電力はすでに、局所電気系統12から発電機ネットワーク10に戻って流れているが、無効電力フローの大きさはすでに決定されているようにQよりも小さいということである。したがって、この場合、局所発電機14からの無効電力出力をQよりも少ない値だけ増大することで、望ましい結果であるQNetの絶対値>Qをもたらすことになる。局所発電機14の出力が減少されたとすると、その場合にはQNetの絶対値>Qを達成するためにQよりも大きい値だけ減少されることになる。
修正された局所発電機14無効電力出力目標値はこれで、QAdjust_upが真の場合、QGen_Target_New=QLoad+Qから、またはQAdjust_upが偽の場合、QGen_Target_New=QLoad−Qから計算される。間最終確認は、QGen_Target_Newが局所発電機14の許容可能な制御範囲内にあるかどうかである。許容可能な範囲内にないと、その場合にはQAdjust_upの設定は反転され、QGen_Target_Newの値は再計算される。
実際には、前述のステップに加えて、時間および/または決定のしきい値を伴う適切なヒステリシスが、PMatch、QAdjust、QAdjust_upのブール値を設定する決定プロセス中に適用されてもよい。このヒステリシスは、能動および無効電力フローが決定しきい値、第1の所定の値、および第2の所定の値の前後であるときに、制御が0から1、およびその逆に定期的に変化することを回避する。0または1の値を持つブール値QAdjust_upを、それぞれ−1または+1の値を持つ浮動小数点値QAdjust_Directionに変換することが可能である。これは、QAdjust_Direction_Rate_Limitedを与えるために適切なスルー・レート制限値でスルー・レート・フィルタに通されてもよい。このスルー・レートの制限は単に、それ以外の場合に発生することもある局所発電機無効電力目標値への任意の階段状変化を平滑化する。次いで、QGen_Target_Newは、QGen_Target_New=QLoad+Q*QAdjust_Direction−Rate_Limitedから計算されてもよい。
図1に示されるように、局所電気系統12の境界の外にはトラップ負荷があってもよい。電源喪失の事象が発生した場合、それはさらなる電気負荷またはさらなる発電機が、意図的ではない電力アイランドの一部となるという結果をもたらすこともある。
最悪の事態は、局所で発電された能動/有効電力PGenがPLoadに意図的には適合されず、実際には偶然に(PLoad+PTrapped)にほぼ適合される場合、また僅差の無効電力の一致が偶然にQGenと(QLoad+QTrapped)との間に存在する場合である。これは、可能性は低いが、起こりうる事象である。このシナリオは、前述のオプションのステップ40におけるように、PGenをPLoadに意図的に適合させることにより回避されてもよい。これは、PTrappedが大きい、つまり絶対値(PTrapped>P)であると、その場合にはPGen=PLoadであるためPGenは(PLoad+PTrapped)とほぼ等しくなることは決してないということである。PTrappedがゼロに非常に近い、つまりPTrappedの絶対値がPより小さいかまたはPと等しいと、その場合にはPGenは(PLoad+PTrapped)に非常に近づくが、この場合さらなる制御機構34のステップ42から50が行われる。また、偶然に無効電力の僅差の一致QGen=(QLoad+QTrapped)も生じると、その場合にはQTrappedの絶対値はQより大きいかまたはQと等しくなければならない。これは、PTrappedの絶対値がPより小さいかまたはPと等しい場合、トラップ負荷またはトラップ発電機が極めて低い力率を有していない限り、ほとんどあり得ない。したがって、追加のトラップ負荷が存在する可能性がある場合、局所有効電力発電と局所電力需要の意図的な一致で局所電気系統12を操作することは、電源喪失の検出不能ゾーンを回避するためのツールとして使用されてもよいことが反直観的に分かる。これは、局所発電機が、アイランド化に続いてトラップ負荷を供給せざるを得ないため、能動および無効電力の慎重な均衡を妨げるからである。
2から10kVAスケールにおける研究室の実験では、以下のしきい値が、PGenがPLoadに意図的に適合されるとき、分散型発電によるマイクログリッド電力系統内で、電源喪失の検出を保証するのにほぼ十分であることを指示する。大工業国の全国電力系統網のような、常時サービス提供中に少なくとも10GVAの電流発電を備える大規模な発電機ネットワークに接続されたマイクログリッドの場合、電源喪失検出リレーは、約0.2Hz/sのトリガー/トリップしきい値で設定され、PおよびQは0.05puに設定される。有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%。無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%。電源喪失検出は、2秒以内に発生する。常時サービス提供中に少なくとも1MVAの電流発電を備える小規模な発電機ネットワークに接続されたマイクログリッドの場合、電源喪失検出リレーは、約0.5Hz/sのトリガー/トリップしきい値で設定され、PおよびQは0.01puに設定される。有効電力に対する局所発電機周波数ドループは5%。無効電力に対する局所発電機電圧ドループは10%。電源喪失検出は、2秒以内に発生する。周波数の変化率(ROCOF)しきい値をさらに0.5Hz/sよりも大きく広げるには、2秒以内の電源喪失の検出を保証するためにPおよびQの対応する増加が必要となる。
本発明の利点は、能動電力発電(active power generation)が意図せずしてアイランド化された局所電気系統内で負荷需要と完全に一致する場合であっても、たとえば2秒など、所定の時間内に、電源喪失またはアイランド化を検出できるようにすることである。本発明は、無効電力出力の制御を可能にするあらゆるタイプの発電機に適用可能である。本発明は、局所電気系統の意図的ではないアイランド化の検出不能のリスクを、たとえば2秒など、所定の時間内に軽減する。このことは、ひいては、たとえば局所電気系統および発電機ネットワークなど、2つの位相外れ電気系統の間の後続の再閉路を通じた機器への損害のリスクを最小化し、要員の感電死のリスクを最小化する。本発明は、陸上の分散発電機ネットワーク、海上AC発電機ネットワーク、およびおそらくは航空AC発電機ネットワークに適用可能である。

Claims (16)

  1. 複数の発電機(14)および複数の局所電気系統(12)を備える発電機ネットワーク(10)であって、各局所電気系統(10)は発電機(14)を有し、前記局所電気系統(12)のうちの少なくとも1つの局所電気系統は、電源喪失検出リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラ(34)を有し、前記電源喪失検出リレーは、周波数の変化率検出リレーであり、各発電機(14)は、制御ユニット(28)を有し、前記制御ユニット(28)は、無効電力制御機構(30)を有し、前記無効電力制御機構(30)は、ドループ・コントローラを有し、前記無効電力制御機構(30)は、意図しないアイランド化の事象が生じた場合に、不安定になるように構成され、前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フロー(PNet)を監視するように構成され、前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統の消費電力と前記それぞれの発電機(14)との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記有効電力フロー(PNet)の絶対値が第1の所定の値(P)を下回るかどうかを決定するように構成され、前記コントローラ(34)が、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記有効電力フロー(PNet)の前記絶対値が前記第1の所定の値(P)を下回ることを決定すると、その場合には前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワークから前記局所電気系統のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フロー(QNet)を監視するように構成され、前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)の前記有効および無効消費電力と前記それぞれの発電機(14)によって生成される前記有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)の絶対値が第2の所定の値(Q)を下回るかどうかを決定するように構成され、前記コントローラ(34)が、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)の前記絶対値が前記第2の所定の値(Q)を下回ることを決定すると、その場合には前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フローが前記第2の所定の値(Q)を加算または減算した絶対値を有するように、前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統の前記発電機(14)からの目標無効電力出力(QGen−Target)を調整するように構成される発電機ネットワーク。
  2. 前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統の局所有効電力需要が、前記それぞれの発電機(14)の有効発電目標値と一致するように構成される請求項1に記載の発電ネットワーク。
  3. 複数の前記局所電気系統(12)は前記電源喪失検出リレーの前記検出不能ゾーンを回避するためのコントローラ(34)を有する請求項1または2に記載の発電ネットワーク。
  4. すべての前記局所電気系統(12)は前記電源喪失検出リレーの前記検出不能ゾーンを回避するためのコントローラ(34)を有する請求項3に記載の発電ネットワーク。
  5. 前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統は、前記発電ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記有効電力フロー(PNet)を測定するためのセンサー(36)を有し、前記センサー(36)は前記測定値を前記コントローラ(34)に送信するように構成される請求項1から4のいずれかに記載の発電ネットワーク。
  6. 前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統は、局所負荷無効電力需要(QLOAD)を測定するためのセンサー(38)を有し、前記センサー(38)は前記測定値を前記コントローラ(34)に送信するように構成され、前記コントローラ(34)は前記測定された局所負荷無効電力需要(QLOAD)から標準発電機出力目標値(QGen−Target)を減算することにより前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)を計算する請求項1から5のいずれかに記載の発電ネットワーク。
  7. 前記発電機ネットワーク(10)は、常時サービス提供中に少なくとも10GVAの電流発電を有し、前記電源喪失検出リレーは約0.2Hz/sのトリガーしきい値で設定され、前記第1の所定の値(P)および前記第2の所定の値(Q)は0.05puに設定され、有効電力に対する前記局所発電機(14)周波数ドループは5%であり、無効電力に対する前記局所発電機(14)電圧ドループは10%である請求項1から6のいずれかに記載の発電機ネットワーク。
  8. 前記発電機ネットワーク(10)は、常時サービス提供中に少なくとも1MVAの電流発電を有し、前記電源喪失検出リレーは約0.5Hz/sのトリガーしきい値で設定され、第1の所定の値および(P)前記第2の所定の値(Q)は0.1puに設定され、有効電力に対する前記局所発電機(14)周波数ドループは5%であり、無効電力に対する前記局所発電機(14)電圧ドループは10%である請求項1から6のいずれかに記載の発電機ネットワーク。
  9. 発電機(14)を有する局所電気系統(12)であって、前記局所電気系統(12)は発電機ネットワーク(10)に接続され、前記局所電気系統(12)は、電源喪失リレーの検出不能ゾーンを回避するためのコントローラ(34)を有し、前記電源喪失検出リレーは、周波数の変化率検出リレーであり、各発電機(14)は、制御ユニット(28)を有し、前記制御ユニット(28)は、無効電力制御機構(30)を有し、前記無効電力制御機構(30)は、ドループ・コントローラを有し、前記無効電力制御機構(30)は、意図しないアイランド化の事象が生じた場合に、不安定になるように構成され、前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への有効電力フロー(PNet)を監視するように構成され、前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)の消費電力と前記発電機(14)との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記有効電力フロー(PNet)の絶対値が第1の所定の値(P)を下回るかどうかを決定するように構成され、前記コントローラ(34)が、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への有効電力フロー(PNet)の前記絶対値が前記第1の所定の値(P)を下回ることを決定すると、その場合には前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への無効電力フロー(QNet)を監視するように構成され、前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)の前記有効および無効消費電力と前記発電機(14)によって生成される前記有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フロー(QNet)の絶対値が第2の所定の値(Q)を下回るかどうかを決定するように構成され、前記コントローラ(34)が、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フロー(QNet)の前記絶対値が前記第2の所定の値(Q)を下回ることを決定すると、その場合には前記コントローラ(34)は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フローが前記第2の所定の値(Q)を加算または減算した絶対値を有するように、前記局所電気系統(12)の前記発電機(14)からの目標無効電力出力(QGen−Target)を調整するように構成される局所電気系統。
  10. 前記コントローラ(34)は、前記局所電気系統(12)の前記局所有効電力需要が、前記それぞれの発電機(14)の有効発電目標値と一致するように構成される請求項9に記載の局所電気系統。
  11. 前記局所電気系統(12)は、前記発電ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記有効電力フロー(PNet)を測定するためのセンサー(36)を有し、前記センサー(36)は前記測定値を前記コントローラ(34)に送信するように構成される請求項9または10に記載の局所電気系統。
  12. 前記局所電気系統(12)は、前記局所負荷無効電力需要(QLOAD)を測定するためのセンサー(38)を有し、前記センサー(38)は前記測定値を前記コントローラ(340に送信するように構成され、前記コントローラ(34)は前記測定された局所負荷無効電力需要(QLOAD)から標準発電機出力目標値(QGen−Target)を減算することにより前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フロー(QNet)を計算する請求項9から11のいずれかに記載の局所電気系統。
  13. 前記発電機ネットワーク(10)は、常時サービス提供中に少なくとも10GVAの電流発電を有し、前記電源喪失検出リレーは約0.2Hz/sのトリガーしきい値で設定され、前記第1の所定の値(P)および前記第2の所定の値(Q)は0.05puに設定され、有効電力に対する前記局所発電機(14)周波数ドループは5%であり、無効電力に対する前記局所発電機(14)電圧ドループは10%である請求項9から12のいずれかに記載の局所電気系統。
  14. 前記発電機ネットワーク(10)は、常時サービス提供中に少なくとも1MVAの電流発電を有し、前記電源喪失検出リレーは約0.5Hz/sのトリガーしきい値で設定され、前記第1の所定の値(P)および前記第2の所定の値(Q)は0.1puに設定され、有効電力に対する前記局所発電機(140周波数ドループは5%であり、無効電力に対する前記局所発電機(14)電圧ドループは10%である請求項9から12のいずれかに記載の局所電気系統。
  15. 発電機ネットワーク(10)において電源喪失リレーの検出不能ゾーンを回避する方法であって、複数の発電機(14)および複数の局所電気系統(12)を備え、各局所電気系統(10)は発電機(14)を有し、前記電源喪失検出リレーは、周波数の変化率検出リレーであり、各発電機(14)は、制御ユニット(28)を有し、前記制御ユニット(28)は、無効電力制御機構(30)を有し、前記無効電力制御機構(30)は、ドループ・コントローラを有し、前記無効電力制御機構(30)は、意図しないアイランド化の事象が生じた場合に、不安定になるように構成され、前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの少なくとも1つの局所電気系統への有効電力フロー(PNet)を監視することと、前記局所電気系統(12)のうちの少なくとも1つの局所電気系統の消費電力と前記それぞれの発電機(14)との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記有効電力フロー(PNet)の絶対値が第1の所定の値(P)を下回るかどうかを決定することとを備え、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記有効電力フロー(PNet)の前記絶対値が前記第1の所定の値(P)を下回ることが決定される場合、前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への無効電力フロー(QNet)を監視することと、前記局所電気系統(12)の前記有効および無効消費電力と前記それぞれの発電機(14)によって生成される前記有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)の絶対値が第2の所定の値(Q)を下回るかどうかを決定することとを備え、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)の前記絶対値が前記第2の所定の値(Q)を下回ることが決定されると、その場合には前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統への前記無効電力フロー(QNet)が前記第2の所定の値(Q)を加算または減算した絶対値を有するように、前記局所電気系統(12)のうちの前記少なくとも1つの局所電気系統の前記発電機(14)からの目標無効電力出力(QGen−Target)を調整することを備える方法。
  16. 発電機(14)を有する局所電気系統(12)において電源喪失リレーの検出不能ゾーンを回避する方法であって、前記局所電気系統(12)は発電機ネットワーク(10)に接続され、前記電源喪失検出リレーは、周波数の変化率検出リレーであり、各発電機(14)は、制御ユニット(28)を有し、前記制御ユニット(28)は、無効電力制御機構(30)を有し、前記無効電力制御機構(30)は、ドループ・コントローラを有し、前記無効電力制御機構(30)は、意図しないアイランド化の事象が生じた場合に、不安定になるように構成され、前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への有効電力フロー(PNet)を監視することと、前記局所電気系統(12)の消費電力と前記発電機(14)との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記有効電力フロー(PNet)の絶対値が第1の所定の値(P)を下回るかどうかを決定することとを備え、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記有効電力フロー(PNet)の前記絶対値が前記第1の所定の値(P)を下回ることが決定されると、その場合には前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への無効電力フロー(QNet)を監視することと、前記局所電気系統(12)の前記有効および無効消費電力と前記発電機(14)によって生成される前記有効および無効電力との間に僅差の一致があるかどうかを決定するために、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フロー(QNet)の絶対値が第2の所定の値(Q)を下回るかどうかを決定することとを備え、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フロー(QNet)の前記絶対値が前記第2の所定の値(Q)を下回ることが決定されると、その場合には前記方法は、前記発電機ネットワーク(10)から前記局所電気系統(12)への前記無効電力フローが前記第2の所定の値(Q)を加算または減算した絶対値を有するように、前記局所電気系統(12)の前記発電機(14)からの目標無効電力出力(QGen−Target)を調整することを備える方法。
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