JP5366419B2 - X線装置 - Google Patents

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本発明は、X線装置に関するものであって、特に、X線を所望の検出予定領域に最適に照射できるものに関する。
医用画像診断用X線診断装置やX線CT装置等のX線装置として、被検体に対してX線を照射するX線照射器と、被検体を挟んでX線照射器と対向する位置に設けられ被検体を透過したX線の線量を検出する検出器とを備え、検出されるX線の線量に基づいて被検体の断層画像を構成するX線装置が知られている。X線照射器として、電子線を放出する陰極と、この陰極と対向する対向面を持つ円盤状のターゲットとを備える回転陽極X線管が知られている。これらのX線照射器では、陰極から放出された電子線が対向面に衝突することで、当該対向面の傾斜角度と陰極からの電子の放出角度に応じた方向にX線が照射される。この種のX線装置では、通常、ターゲット角は、対応する検出器の大きさなどに応じて設定され、例えば8〜12度程度の一定の固定値となっている。また、異なる角度に傾斜する複数の対向面を有するターゲットも知られている(例えば、特許文献1参照)これらのX線装置において、ターゲットの対向面の角度や陰極からの電子の放出角度等は一定に固定されている。
特開2000−340149号公報
しかしながら、上記技術には次のような問題がある。すなわちターゲットの対向面の角度及び陰極からの電子の放出角度は一定に設定されているため、放出されるX線の方向や放出範囲は固定されている。したがって、照射器と検出器の相対位置や、被検体の位置によっては、不要な部分にX線が照射され、あるいは必要な部分にX線が照射されない場合があり、画像不良や遮蔽領域の増大を招く原因となる。
そこで、本発明は、X線を所望の検出予定領域に最適に照射できるX線装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態にかかるX線装置は、X線を被検体に向けて発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記X線管と前記X線検出器とを支持する支持部と、を備え、前記X線管は、X線収容容器に内蔵されているとともに、前記X線収容容器は前記支持部に取り付けられたX線照射器の内部に設けられ、前記X線照射器は、前記X線収容容器と、前記X線の曝射範囲を制限するコリメータとを備えるとともに、前記X線検出器に対する角度が可変であり、前記X線管は、電子線を第1方向に向けて放出する陰極と、前記陰極と対向する位置に配され、第2方向を有する対向面が形成され前記放出された電子線が当該対向面に衝突することで前記対向面の傾斜角度に応じた方向にX線を放出するターゲットと、前記陰極と前記ターゲットとを絶縁して支持する外囲器と、前記第1方向と前記第2方向との相対角を調整する相対角可変機構と、を備え、前記第1方向と前記第2方向との相対角、及び前記X線照射器の前記X線検出器に対する角度を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の一形態にかかるX線装置は、前記相対角可変機構は、前記外囲器に対して、前記ターゲットが回転する回転軸の角度を変更させるものであることを特徴とする。
本発明の一形態にかかるX線装置は、前記相対角可変機構は、前記外囲器に対する前記陰極からの前記電子の放出方向を変更させるものであることを特徴とする。
本発明の一形態にかかるX線装置は、前記制御手段は、前記X線検出器と前記X線管との相対位置、検出予定領域の位置、検出予定領域の大きさ及び検出拡大率のうち少なくともいずれか1つを含む条件に応じて、前記第1方向と前記第2方向との相対角及び前記X線照射器の前記X線検出器に対する角度を制御することを特徴とする。
本発明によれば、X線を所望の検出予定領域に最適に照射できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。
まず、本実施形態におけるX線装置1について、図1を参照して説明する。X線装置1は、被検体PにX線を照射するX線照射器10、被検体Pを透過したX線を検出するX線検出器11、X線照射器10及びX線検出器11を支持する支持部12、被検体Pを移動可能に支持する撮影テーブル13、ユーザが各種情報を入力するための操作入力部14、位置情報などを検出する検出部15、データの書き出しや読み出しが行われる記憶部16、構築された画像を表示する表示部17、各種制御処理を行う制御部18等を備えている。
支持部12は、前後上下方向の往復動、回転、及び首振り可能に構成されたC字形状のアーム21を備えている。アーム21の両端部にX線照射器10、X線検出器11がそれぞれ設けられ、アーム21の移動に伴ってX線照射器10とX線検出器11とが被検体Pの周囲において移動可能となっている。
X線照射器10は、内部に回転陽極型のX線管25を備えるX線管収容容器23や、X線の曝射範囲を制限するコリメータ24等を備えている。
図2に示すように、X線管収容容器23の内部に回転陽極型のX線管25が固定され、このX線管25の周囲には絶縁油26が充填されている。絶縁油26は、循環してX線管を冷却する機能と、絶縁機能とを兼ねている。
X線管25は、熱電子を発生する陰極部27と、この陰極部27に対向して配置された陽極部28と、金属材料から円筒状に構成され、内部を真空かつ気密に維持し、陰極部と陽極部とを絶縁して支持する外囲器29とを備えている。
陰極部27は、図2においてAで示す第1方向に熱電子を発生するフィラメント31と、このフィラメント31の周囲に配置され、フィラメント31から発生し加速された熱電子を集束して陽極のターゲット35上に焦点を形成する集束電極32と、これらフィラメント31及び集束電極32を支持する陰極スリーブ33とを有する。フィラメント31は、タングステンなどの電子放射材料から成る細線をコイル状に巻いた構造をしており、フィラメント加熱電流が流れることによって高温に加熱されその温度に応じた量の熱電子を放出する。
陽極部28は、陰極部27に対向して配置され、陰極部27からの熱電子が衝突することでX線を発生するターゲット35と、このターゲット35を支持する回転陽極36と、該回転陽極36の陽極側を支持する回転軸37と、外囲器29の外周に設けられたステータ38とを備えている。
ターゲット35は、タングステン円盤等から成り、その陰極側の先端週縁には、B0で示す第2方向に傾斜する傘状の対向面35aが形成されている。また、第1方向と第2方向との相対角を可変とする相対角可変機構としての回転軸37は、角度調整可能に設けられている。外囲器29に対する回転軸37の角度は制御部18の制御に応じて変更可能であり、この回転軸37の角度の変更にともなって、ターゲット35及び対向面35aの外囲器29に対する角度も変更可能となっている。したがって、電子の放出方向である第1方向と対向面35aの第2方向との相対角を変化させることができ、X線の照射範囲や照射方向を変更することが可能になっている。
X線管収容容器23におけるターゲット35に対応する位置に、X線放出窓23aが設けられている。また、X線管収容容器23における陰極部27及び陽極部28の近傍には、それぞれ高電圧を導入するためのケーブルレセプタクル39、40が設けられている。
陰極側のケーブルレセプタクル39に陰極側高電圧ケーブルが接続され、負の高電圧と、フィラメント31を加熱するためのフィラメント加熱電圧が導入される。また、陽極側のケーブルレセプタクル40には、陽極側高電圧ケーブルが接続され、正の高電圧が導入される。
X線は、ターゲット35の対向面35aの角度やフィラメント31から放出される電子線の角度等に応じた所定の方向に放出される。そして、X線放出窓23a及びコリメータ24を透過したX線は、被検体Pに対して照射される。
X線検出器11は、散乱X線を除去するコリメータ、検出された投影データを収集するデータ収集部等を備えている。
上記のように構成されたX線装置1では、ユーザにより入力部14に入力され、又は検出部15で検出され、記憶部16に記憶された各種条件に応じて、制御部18により、X線管25の管電圧、管電流、曝射時間等、コリメータ24の位置、アーム21の位置及び角度、X線照射箇所等の制御処理が行われる。
ここで、制御部18におけるX線照射箇所の制御処理の手順について図3を参照して説明する。
まず、ST1では、検出部15での検出結果や入力部14での入力結果などが蓄積された記憶部16から、位置情報として例えばX線照射器10とX線検出器11との距離(SID)等の条件が読み出される。
ついで、ST2では、記憶部16から、検出予定情報として、検出予定部分の拡大率(FOV)、デジタルズーム倍率等の条件を用いて、検出予定領域αiのサイズが読み出される。
ついで、ST3では、上記ST1及び2で読み出した各種条件に基づいて、X線が所望の検出予定領域αiに照射されるための回転軸37の傾斜角度βの理想値βiが算出される。このとき、回転軸37の傾斜角度を大きくすると対向面35aの見かけのターゲット角θ(元の回転軸に直交する面に対する、軸傾斜状態の対向面の角度)が大きくなり、逆に回転軸37の傾斜角度βを小さくすると対向面の見かけのターゲット角θが小さくなる。すなわち回転軸37を傾斜することにより、ターゲット角θを変更した場合と同様の効果が得られる。
次いでST4では、回転軸37の傾斜角度βが理想値βiとなるように傾斜させる出力が行われる。この制御部18の出力に応じて、図2に破線で示すように示すように回転軸37が所定角度回転し、傾斜角度βが理想値βiと一致するとともにX線の照射箇所αが検出予定領域αiと一致する。図2において、角度調整前の回転軸及び照射箇所α0を実線で示し、角度調整後の回転軸及び照射箇所α1を破線で示す。また、角度調整前の対向面の方向をB0、ターゲット角をθ0で示し、角度調整後の対向面の方向をB1、見かけのターゲット角をθ1で示す。
X線装置1において、上記X線照射箇所の制御処理を含め、各種制御により各種条件の設定がされた状態で、陰極部27と陽極部28との間に所望の高電圧が印加される。この高電圧で形成される電界によって陰極部のフィラメント31から熱電子が第1方向に放出される。このとき、電子線は集束電極32の集束溝によって形成される電界によって、ターゲット35の対向面35a上で所望の寸法の焦点となるように集束される。
電子線が陽極部28のターゲット35の対向面35aに衝突することによりX線が発生する。X線は、ターゲット35の対向面35aの角度θ1による第2方向B1、フィラメント31からの電子放出方向である第1方向A等に応じて決定される範囲及び方向に放射され、被検体Pを透過してX線検出部の各検出器に一斉に入射する。ここで、上記の回転軸37の角度が理想値βiに調節されていることにより、所望の予定検出領域αiにX線が照射され、理想的なX線照射エリアが得られるとともに最適な焦点サイズが得られる。
X線検出器11で得られる被検体Pの所要撮影領域についての全投影データは、データ収集部で収集、蓄積される。
本実施形態にかかるX線装置1は以下に掲げる効果を奏する。すなわち、回転軸37の角度を可変とし、見かけのターゲット角を容易に変更できるため、X線の照射箇所を容易に調節でき、X線を所望の検出予定領域αiに最適に照射することができる。例えばX線照射器10やX線検出器11を回転移動させる際に相対位置がずれても、そのつどX線照射箇所の制御処理を行うことにより最適な位置に照射することが可能である。したがって、予めターゲット角θを大きく設定して照射範囲を広くしておく必要がなく、最低限必要な範囲に抑えることができるので、X線の強度減少や焦点ぼけ、照射野外へのX線の遮蔽領域の増大等を防止することができる。この結果、画像不良を防止することができる。特に大型あるいは長方形形状の検出器においては常に所望の検出領域αiに一致させることができ、効果が期待できる。
[第2実施形態]
以下に、本発明の第2実施形態にかかるX線装置2について図4を参照して説明する。なお、本実施形態において回転軸37の角度の代わりに電子の放出方向Aを可変とする点以外は前記第1実施形態にかかるX線装置1と同様であるため説明を省略する。
本実施形態にかかるX線装置2では、第1方向と第2方向との相対角を可変とする相対角可変機構としてフィラメント31からの電子の放出方向である第1方向Aが可変に構成されている。すなわち、電子線の放出方向とともに対向面35aへの電子線の入射角が変化するため、第1方向と第2方向の相対角を変化させX線の照射方向及び照射範囲で決定される照射箇所を変更させることが可能となっている。
次に本実施形態の制御部18におけるX線照射箇所の制御処理について図5を参照して説明する。まず、ST11及びST12では、第1実施形態のST1、ST2と同様に、記憶部16から各種情報が読み出される。ついで、ST13において、照射箇所を所望の検出予定領域αiに一致させるための電子線の放出方向の変更角度の理想値γiが算出される。ついで、ST14において電子線が理想値γi変更された第3の方向A1に放出されるように、所定の出力がなされる。以上により、電子線が第3の方向A1で対向面35aに入射するとともに、この入射角及び対向面35aの角度に応じた方向及び範囲にX線が照射され、照射箇所α2が検出予定領域αiと一致する。図4において、角度調整前の照射箇所α0を実線で示し、角度調整後の回転軸及び照射箇所α2を破線で示す。また、角度調整前の電子放出方向をA0で示し、角度調整後の電子放出方向をA1で示す。
本実施形態にかかるX線装置2においても上記第1及実施形態にかかるX線装置1と同様の効果を得られる。
[第3実施形態]
以下に、本発明の第3実施形態にかかるX線装置3について図6を参照して説明する。なお、本実施形態においてX線照射器10を傾斜させる構成以外については前記第1実施形態または第2実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態にかかるX線装置3では、X線照射器10はアームの先端部において移動台座22を介して取り付けられている。移動台座22は制御部18の制御に応じて、アーム21の端部に対して傾斜可能に構成されている。移動台座22の傾斜とともにX線照射器10のX線検出器11に対する角度を変更し、X線の照射方向を調節することが可能となっている。このX線装置3では第1方向Aと第2方向Bとの相対角の角度調整による照射箇所の調整に加え、X線照射器10の傾斜によりX線の照射方向を調整することができる。
本実施形態にかかるX線装置3の制御部18における制御手順について図7を参照して説明する。ST21、ST22において上記実施形態と同様に各種を読み出す。ついでST23の理想値算出の際には、回転軸37の傾斜角度の理想値βiに加え、X線照射器10の傾斜角度の理想値δiが算出される。ついでST24において、回転軸37の角度が理想値δiとなるように傾斜させる出力をするとともに、X線照射器10の傾斜角度が理想値δiと一致するように移動台座22を駆動させる出力を行う。以上により、図6に示すようにX線照射器10が傾斜することで、所望の検出予定領域αiとX線の照射箇所α3とが一致する。なお、角度調整前の照射箇所をα0で示す。
本実施形態にかかるX線装置においても上記第1及実施形態にかかるX線装置と同様の効果を得られる。
なお本発明を実施するにあたり、この発明の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で各部材の具体的な形状等を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
例えば上述した第3実施形態においてはX線照射器10の角度を変更することで照射方向を調整する場合について例示したが、これに代え、あるいはこれに加えて、図8に示すX線装置4のように、X線収容容器23のX線検出器11に対する角度を可変に構成することもできる。X線収容容器23をX線照射器10の内部で傾斜させることでX線の照射方向が可変となる。この角度調整により、X線照射箇所α0を変更することでき、角度調整後のX線照射箇所α4を所望の検出予定領域αiに一致させることができる。さらにこの実施形態ではX線照射器10の内部でX線収容容器23のみを移動させるため、コリメータ24との位置関係が変化することでX線の照射範囲も変更可能である。
また、図9に示すX線装置5のように、外囲器29の角度を可変に構成することもできる。ここではX線収容容器23の内部において外囲器29の角度を変更して、対向面の方向をB0からB5に変更することで、X線照射方向を調節し、X線照射箇所α5を所望の検出予定領域αiと一致させることができる。
上記各実施形態ではコリメータ24を備えたX線装置1乃至を例示したが、本発明は、コリメータを備えていないX線装置にも適用可能であり、上述した照射箇所の制御処理のみで照射範囲や角度を変えることが可能である。
なお本発明を実施するにあたり、格構成部材の具体的な形状や構造など本発明の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。さらに、本発明を実施するにあたり、上記実施形態の複数の構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1実施形態にかかるX線装置の構成を模式的に示す説明図。 同X線装置のX線収容容器の内部の構成及び照射箇所を模式的に示す説明図。 同X線装置の制御部における照射箇所の制御処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態にかかるX線装置及び照射方向調節前後におけるX線の照射方向を模式的に示す正面図。 同X線装置の制御部における照射箇所の制御処理手順を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態かかるX線装置の一部分の構成及び照射方向調節前後におけるX線の照射方向を模式的に示す正面図。 同X線装置の制御部における照射箇所の制御処理手順を示すフローチャート。 本発明の他の実施形態にかかるX線装置の一部分の構成及び照射方向調節前後におけるX線の照射方向を模式的に示す正面図。 本発明の他の実施形態にかかるX線装置一部分の構成及び照射方向調節前後におけるX線の照射方向を模式的に示す正面図。
符号の説明
P…被検体、A…第1方向、B…第2方向、1、2、3、4、5…X線装置、
10…X線照射器、11…X線検出器、14…入力部、15…検出部、16…記憶部、
17…表示部、18…制御部、21…アーム、22…移動台座、23a…X線放出窓、
23…X線収容容器、24…コリメータ、25…X線管、27…陰極部、28…陽極部、29…外囲器、31…フィラメント、32…集束電極、33…陰極スリーブ、
35…ターゲット、35a…対向面、36…回転陽極、37…回転軸、38…ステータ。

Claims (4)

  1. X線を被検体に向けて発生するX線管と、
    被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記X線管と前記X線検出器とを支持する支持部と、を備え、
    前記X線管は、X線収容容器に内蔵されているとともに、前記X線収容容器は前記支持部に取り付けられたX線照射器の内部に設けられ、
    前記X線照射器は、前記X線収容容器と、前記X線の曝射範囲を制限するコリメータとを備えるとともに、前記X線検出器に対する角度が可変であり、
    前記X線管は、電子線を第1方向に向けて放出する陰極と、前記陰極と対向する位置に配され、第2方向を有する対向面が形成され前記放出された電子線が当該対向面に衝突することで前記対向面の傾斜角度に応じた方向にX線を放出するターゲットと、前記陰極と前記ターゲットとを絶縁して支持する外囲器と、前記第1方向と前記第2方向との相対角を調整する相対角可変機構と、を備え、
    前記第1方向と前記第2方向との相対角、及び前記X線照射器の前記X線検出器に対する角度を制御する制御手段を備えたことを特徴とするX線装置。
  2. 前記相対角可変機構は、前記外囲器に対して、前記ターゲットが回転する回転軸の角度を変更させるものであることを特徴とする請求項1記載のX線装置。
  3. 前記相対角可変機構は、前記外囲器に対する前記陰極からの前記電子の放出方向を変更させるものであることを特徴とする請求項1記載のX線装置。
  4. 前記制御手段は、前記X線検出器と前記X線管との相対位置、検出予定領域の位置、検出予定領域の大きさ及び検出拡大率のうち少なくともいずれか1つを含む条件に応じて、前記第1方向と前記第2方向との相対角及び前記X線照射器の前記X線検出器に対する角度を制御することを特徴とする請求項1記載のX線装置。
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