JP5364441B2 - 建物内機器制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物内機器制御装置にかかり、特に、建物内に設けられた電気機器の状態を制御する建物内機器制御装置に関する。
建物内に設けられた電気機器を制御する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、家電機器のコンセントに端末制御装置を設けて、主制御装置から電力線搬送方式により電源線に制御信号を端末制御装置へ出力することにより、コンセントに接続されたを制御することが提案されている。また、機器の稼働状況を表示することが提案されている。
特開2002−044747号公報
しかしながら、主制御装置や携帯端末等によって建物内の機器を制御することができるものの、建物内に設けられた機器の状態をより簡易な方法で行うためには、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、建物内に設けられた電気機器の状態を簡易な方法で制御することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、蓄電池を充電するための充電プラグの電力供給源からの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出する検出手段と、建物内に設けられた機器が接続され、前記検出手段によって前記充電プラグの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方が検出された場合に、前記機器の作動状態を変化させるように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記機器が複数接続されている場合に、予め定めた範疇毎に前記機器を複数の群に分けて記憶し、記憶された群毎に前記機器の作動状態を変化させるように制御することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、検出手段では、蓄電池を充電するための充電プラグの電力供給源からの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方が検出される。なお、検出手段は、請求項6に記載の発明のように、電力を用いて走行する自動車に搭載された蓄電池を充電するための充電プラグの電力供給源からの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出するようにしてもよい。検出手段は、例えば、充電プラグへの電力供給源からの電力供給の有無を検出することによって充電プラグの引き抜きや差し込みを検出するようにしてもよいし、充電プラグの引き抜きや差し込みを検出するセンサ等の検出結果から充電プラグの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出するようにしてもよい。
また、制御手段では、検出手段によって充電プラグの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方が検出された場合に、建物内に設けられた機器の作動状態を変化させるように制御される。さらに、制御手段では、機器が複数接続されている場合に、予め定めた範疇毎に機器を複数の文に分けて記憶し、記憶された群毎に機器の作動状態を変化させるように制御される。例えば、充電プラグが電力供給源から引き抜かれた場合に建物内の機器の電力供給を停止したり、充電プラグが電力供給源へ差し込まれた場合に建物内の機器の電力供給を行うことが可能となる。すなわち、充電プラグの抜き差しだけで、建物内に設けられた電気機器の状態を制御することができるので、建物内に設けられた電気機器の状態を簡易な方法で制御することができる。
制御手段は、請求項2に記載の発明のように、充電プラグの引き抜きが検出された場合に、外出時に停止する必要がある予め定めた機器の作動を停止するように作動状態を制御することによって、外出時に自動的に建物内の機器の作動を停止することができ、消費電力を抑制することができる。
また、制御手段は、請求項3に記載の発明のように、充電プラグの差し込みが検出された場合に、外出時に停止する必要がある予め定めた機器が作動開始するように作動状態を変化させることによって、帰宅時に自動的に建物内の機器を作動させることができ、利便的となる。
また、制御手段は、請求項4に記載の発明のように、充電プラグの引き抜きが検出された場合に、外出時に作動させる必要がある機器(例えば、防犯関連機器や留守番電話等)が作動するように作動状態を制御することによって、これらの機器を外出時に自動的に作動することができ、利便的となる。
また、制御手段は、請求項5に記載の発明のように、充電プラグの差し込みが検出された場合に、外出時に作動させる必要がある機器の作動を停止するように作動状態を変化させることによって、作動させるべき機器を帰宅時に自動的に作動させることができ、利便的である。
お、複数の群は、請求項に記載の発明のように、発熱を伴う予め定めた第1機器群を含み、制御手段が、検出手段によって充電プラグの引き抜きが検出された場合に、第1機器群に対応する機器の作動を予め定めた第1の時間経過後に停止するように制御するようにしてもよいし、請求項に記載の発明のように、防犯に関係する予め定めた第2機器群を含み、制御手段が、検出手段によって充電プラグの引き抜きが検出された場合に、第2機器群に対応する機器の作動を第1の時間よりも長い第2の時間経過後に作動開始するように制御するようにしてもよいし、請求項に記載の発明のように、省エネルギーに関係する予め定めた第3機器群を含み、制御手段が、検出手段によって充電プラグの引き抜きが検出された場合に、第3機器群に対応する機器の作動を第2の時間よりも長い第3の時間経過後に停止するように制御するようにしてもよい。
なお、請求項の何れか1項に記載の発明における制御手段は、請求項1に記載の発明のように、記憶した群毎に、機器の作動開始または停止の時期を制御することにより、記憶した群毎に前記機器の作動状態を変化させるようにしてもよい。この場合には、請求項1に記載の発明のように、予め定めた自動車に搭載された通信機と通信を行うための通信手段を更に備えて、制御手段によって制御された機器の作動状態を表す情報を通信手段によって通信機へ送信し、自動車に設けられた表示手段に機器の作動状態を表示するようにしてもよい。またこの場合、制御手段は、請求項1に記載の発明のように、通信手段によって通信機から機器の作動状態の変更指示を受信し、受信した変更指示に応じて機器の作動状態を変化させるように更に制御するようにしてもよい。
また、請求項の何れか1項に記載の発明は、請求奥1に記載の発明のように、予め定めた自動車に搭載された通信機と通信を行うための通信手段を更に備え、制御手段が、通信手段によって通信機から機器の作動状態の変更指示を受信し、受信した変更指示に応じて機器の作動状態を更に制御し、機器の作動状態を制御する際に、第1機器群に対応する機器の作動が指示されても作動を禁止し、禁止されていることを表す情報を通信手段によって通信機へ送信し、自動車に設けられた表示手段に第1機器群に対応する機器の作動が禁止されていることを表示するようにしてもよい。
請求項1〜1の何れか1項に記載の通信手段は、例えば、請求項1に記載の発明のように、識別情報を用いて予め登録した車両とのみ通信を行うことによって予め定めた車両と通信することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、充電プラグの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出して建物内に設けられた機器の作動状態を制御することによって、充電プラグの抜き差しだけで、建物内に設けられた電気機器の作動状態を制御することができるので、建物内に設けられた機器の状態を簡易な方法で制御することができる、という効果がある。
本発明の第1基本形態に係わる建物内機器制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1基本形態に係わる建物内機器制御装置の配電盤制御装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2基本形態に係わる建物内機器制御装置の電子施錠コントローラで行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置の配電盤制御装置で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。 (A)は第1機器群〜第3機器群の設定例を示す図であり、(B)は各機器とその接続(制御点登録)の例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置の配電盤生後装置で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 登録機器外出時制御の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。なお、実施形態を説明する前に本発明の基本となる基本形態について説明する。
(第1基本形態)
図1は、本発明の第1基本形態に係わる建物内機器制御装置の概略構成を示すブロック図である。
基本形態の建物内機器制御装置10は、図1に示すように、配電盤制御装置12を備えている。配電盤制御装置12は、建物内に設けられた照明14や空調装置16等の電気機器が接続され、各電気機器への電力供給を制御する。
配電盤制御装置12には、系統電源(商用電力)18が接続されており、系統電源18から供給される商用電力を建物内の電気機器へ供給するようになっている。
また、配電盤制御装置12には、モータ及びエンジンの動力で走行するハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車20に搭載された蓄電池22を充電するためのコンセント24が接続されている。すなわち、コンセント24に充電プラグ26を差し込むことによって、配電盤制御装置12からケーブル28を介して自動車20へ商用電力を供給し、インバータ30によって直流電力に変換して蓄電池22に充電することが可能とされている。
配電盤制御装置12は、コンセント24への電力供給状態等を監視することにより、充電プラグ28の引き抜きや差し込みを検出するようになっている。なお、本基本形態では、配電盤制御装置12は、電力の供給の有無等から充電プラグ26の抜き差しを検出するが、コンセント24と充電プラグ26の接続を検出するためのセンサを設けるようにしてもよい。
基本形態では、配電盤制御装置12は、充電プラグ26のコンセント24への抜き差しを検出することにより、住人の外出や帰宅を判断して、建物内の電気機器への電力供給を制御することによって建物内の機器の作動状態を変化させるようになっている。
具体的には、住人が自動車20を使用して外出する場合には、コンセント24に接続された充電プラグ26を引き抜くので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器(例えば、照明14や空調装置16、テレビ等)への電力供給を停止する。これによって外出時に不要な電力が消費されずに省エネルギー効果を得ることができる。
また、住人が自動車20を使用して外出から帰宅した場合には、コンセント24に充電プラグ26を差し込んで蓄電池22の充電を開始するので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器への電力供給を開始する。これによって外出から帰宅した場合に、照明14や空調装置16等を自動的に作動させることができ、利便的となる。
続いて、上述のように構成された本発明の第1基本形態に係わる建物内機器制御装置10で行なわれる処理について説明する。図2は、本発明の第1基本形態に係わる建物内機器制御装置10の配電盤制御装置12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、充電プラグ26のコンセント24への接続状態が検出されてステップ102へ移行する。充電プラグ26のコンセント24への接続状態の検出は、配電盤制御装置12からコンセント24を介して蓄電池22に電力が供給されているか否か等を検出する。
ステップ102では、充電プラグがプラグオンからオフになったか否かが配電盤制御装置12によって判定される。すなわち、充電プラグ26が引き抜かれたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合にはステップ106へ移行する。
ステップ104では、配電盤制御装置12によって建物内の電気機器への電力供給が停止されてステップ106へ移行する。これによって外出時に不要な電力消費を抑制することができる。
ステップ106では、充電プラグ26がプラグオフからオンになったか否かが配電盤制御装置12によって判定される。すなわち、充電プラグ26が差し込まれたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ108では、配電盤制御装置12によって建物内の電気機器への電力供給が開始されてステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、外出から帰宅した場合には、建物内の照明14や空調装置16等の電気機器へ電力が供給され、利便的となる。
このように配電盤制御部12が制御を行なうことによって、充電プラグ26の抜き差しだけで、建物内に設けられた機器の作動状態を変化させることができるので、建物内に設けられた機器の状態を簡易な方法で制御することができる。
(第2基本形態)
続いて、本発明の第2基本形態に係わる建物内機器制御装置について説明する。図3は、本発明の第2基本形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。なお、第1基本形態と同一構成については同一符号を付して説明する。
第1基本形態では、充電プラグ26のコンセント24への抜き差しに応じて、建物内の電気機器への電力供給を制御するようにしたが、本基本形態では、充電プラグ26のコンセント24の抜き差しに応じて、玄関等の施錠装置の解錠及び施錠を更に制御するようにしたものである。
基本形態の建物内機器制御装置11は、図3に示すように、配電盤制御装置12を備えている。配電盤制御装置12は、建物内に設けられた照明14や空調装置16等の電気機器が接続され、各電気機器への電力供給を制御する。
配電盤制御装置12には、系統電源(商用電力)18が接続されており、系統電源18から供給される商用電力を建物内の電気機器へ供給するようになっている。
また、配電盤制御装置12には、モータ及びエンジンの動力で走行するハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車20に搭載された蓄電池22を充電するためのコンセント24が接続されている。すなわち、コンセント24に充電プラグ26を差し込むことによって、配電盤制御装置12からケーブル28を介して自動車20へ商用電力を供給し、インバータ30によって直流電力に変換して蓄電池22に充電することが可能とされている。
配電盤制御装置11は、コンセント24への電力供給状態等を監視することにより、充電プラグ26の引き抜きや差し込みを検出するようになっている。
基本形態においても配電盤制御装置12は、充電プラグ26のコンセント24への抜き差しを検出することにより、住人の外出や帰宅を判断して、建物内の電気機器への電力供給を制御することによって建物内の機器の作動状態を変化させるようになっている。 具体的には、住人が自動車20を使用して外出する場合には、コンセント24に接続された充電プラグ26を引き抜くので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器(例えば、照明14や空調装置16、テレビ等)への電力供給を停止する。これによって外出時に不要な電力が消費されずに省エネルギー効果を得ることができる。
また、住人が自動車20を使用して外出から帰宅した場合には、コンセント24に充電プラグ26を差し込んで蓄電池22の充電を開始するので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器への電力供給を開始する。これによって外出から帰宅した場合に、照明14や空調装置16等を自動的に作動させることができ、利便的となる。
さらに、本基本形態では、電子施錠コントローラ32を備えており、電子施錠コントローラ32によって玄関等に設けられた施錠装置34を制御して、施錠及び解錠が可能とされている。
電子施錠コントローラ32には、配電盤制御装置12からコンセント24への給電を検出するための給電センサ36が接続され、給電センサ36によって充電プラグ26のコンセント24への抜き差しを検出するようになっている。給電センサ36の検出結果は、電子施錠コントローラ32に出力され、電子施錠コントローラ32は、給電センサ36によって検出された、充電プラグのコンセント24への抜き差しに応じて、玄関等の施錠装置34を施錠及び解錠するように構成されている。なお、本基本形態では、給電センサ36によってコンセント24と充電プラグ26の接続を検出するようにしたが、配電盤制御装置12が、コンセント24から電力供給状態等を監視して充電プラグ26の引き抜きや差し込みを検出した結果を電子施錠コントローラ32へ出力するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本発明の第2基本形態に係わる建物内機器制御装置11で行なわれる処理について説明する。図4は、本発明の第2基本形態に係わる建物内機器制御装置11の電子施錠コントローラ32で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。なお、配電盤制御装置11で行なわれる処理としては第1基本形態と同様の処理(図2)を行なうようにしてもよい。
まず、ステップ150では、給電センサ36の検出結果が電子施錠コントローラ32によって取得されてステップ152へ移行する。
ステップ152では、充電プラグがプラグオンからオフになったか否かが電子施錠コントローラ32によって判定される。該判定は、配電盤制御装置12からコンセント24への給電状態を検出して、充電プラグ26が引き抜かれたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ154へ移行し、否定された場合にはステップ156へ移行する。
ステップ154では、電子施錠コントローラ32から施錠信号が施錠装置34へ出力されてステップ156へ移行する。これによって外出時に玄関等の施錠装置34を自動的に施錠することができる。
ステップ156では、充電プラグ26がプラグオフからオンになったか否かが電子施錠コントローラ32によって判定される。該判定は、配電盤制御装置12からコンセント24への給電状態を検出して、充電プラグ26が差し込まれたか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ158へ移行し、否定された場合にはステップ150に戻って上述の処理が繰り返される。
ステップ158では、電子施錠コントローラ32から解錠信号が施錠装置34へ出力されてステップ150に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、外出から帰宅した場合には、施錠装置34が自動的に解錠されるので、荷物が多い場合等では非常に利便的となる。
このように配電盤制御部12が制御を行なうことによって、充電プラグ26の抜き差しだけで、建物内に設けられた機器の作動状態を変化させることができるので、建物内に設けられた機器の状態を簡易な方法で制御することができる。
(第3基本形態)
続いて、本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置について説明する。図5は、本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。なお、第1基本形態と同一構成については同一符号を付して説明する。
第2基本形態では、コンセント24への充電プラグ26の抜き差しに応じて、施錠装置34を施錠及び解錠するようにしたが、本基本形態では、コンセント24への充電プラグ26の差し込み、自動車20のエンジン停止、ドア開閉、及びバックドア開閉の少なくとも1つを検出することにより帰宅したか否かを判定して、帰宅時に施錠装置34を解錠することができるようにしたものである。
基本形態の建物内機器制御装置40は、図5に示すように、配電盤制御装置42を備えている。配電盤制御装置42は、建物内に設けられた照明14や空調装置16等の電気機器が接続され、各電気機器への電力供給を制御する。
配電盤制御装置40には、系統電源(商用電力)18、コンセント24、通信部44、及び電子施錠コントローラ32が接続されている。
系統電源18は、配電盤制御装置42に対して商用電力を供給することにより、配電盤制御装置42によって系統電源18から供給される商用電力を建物内の電気機器へ供給するようになっている。
コンセント24は、モータ及びエンジンの動力で走行するハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車20に搭載された蓄電池をケーブル28を介して接続可能とされている。すなわち、コンセント24に充電プラグ26を差し込むことによって、配電盤制御装置42からケーブル28を介して自動車20へ商用電力を供給し、インバータによって直流電力に変換して蓄電池に充電することが可能とされている。なお、図5では、インバータ及び蓄電池は省略して示す。
また、配電盤制御装置42は、コンセント24から電力供給状態等を監視することにより、充電プラグ26の引き抜きや差し込みを検出するようになっている。なお、コンセント24と充電プラグ26の接続を検出するためのセンサを設け、該センサによってコンセント24への充電プラグ26の引き抜きや差し込みを検出するようにしてもよい。
通信部44は、自動車20と通信を行なう。本基本形態では、通信部44は、自動車20のエンジン停止、ドア開放、及びバックドア開放の少なくとも1つの動作を表す情報を自動車20から受信して配電盤制御装置42へ出力する。
また、電子施錠コントローラ32は、玄関等に設けられた施錠装置34を制御して、解錠及び施錠を行なう。本基本形態では、配電盤制御装置42の制御によって施錠装置32の解錠及び施錠が可能とされている。
基本形態では、配電盤制御装置42がコンセント24への電力供給を監視することにより、コンセント24への充電プラグ26の抜き差しを検出すると共に、自動車20のエンジン停止や、ドアの開放、バックドアの開放等を表す情報を通信部44を介して自動車20から受信し、これらの情報から住人の帰宅を判断する。また、帰宅と判断した場合に、配電盤制御装置42が、電子施錠コントローラ32に対して施錠装置34を解錠する指示を出力する。これによって住人が帰宅時にエンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの動作を行なうことによって自動的に施錠装置34を解錠することができる。
また、住人が外出したか否かの判断は、コンセント24からの充電プラグ26の引き抜きを検出することにより判断することができ、コンセント24からの充電プラグ26の引き抜きを検出した場合に、配電盤制御装置42が、電子施錠コントローラ32に対して施錠装置34を施錠する指示を出力することによって、外出時に自動的に施錠することができる。
一方、自動車20は、エンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの動作を検出するために、エンジンECU46、ドア開閉センサ48、及びバックドア開閉センサ50の少なくとも1つを備えており、エンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの検出結果を通信装置52及び通信部44を介して配電盤制御装置42へ送信可能とされている。なお、エンジンECU46によってエンジン停止を検出し、ドア開閉センサ48によってドアの開放を検出し、バックドア開閉センサ50によってバックドアの開放を検出する。また、通信装置52と通信部44間の通信は、予め定めた自動車20に対してのみ通信を行なうようになっている。例えば、パスワードや周波数設定等を予め登録して通信を行なう。これによってセキュリティが保たれる
なお、本基本形態においても配電盤制御装置42が、充電プラグ26のコンセント24への抜き差しを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器(例えば、照明14や空調装置16、テレビ等)への電力供給を制御して建物内の機器の作動状態を変化させるようにしてもよい。すなわち、住人が自動車20を使用して外出する場合には、コンセント24に接続された充電プラグ26を引き抜くので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器への電力供給を停止する。これによって外出時に不要な電力が消費されずに省エネルギー効果を得ることができる。また、住人が自動車20を使用して外出から帰宅した場合には、コンセント24に充電プラグ26を差し込んで蓄電池の充電を開始するので、これを検出して、外出時に停止する必要がある予め定めた建物内の電気機器への電力供給を開始する。これによって外出から帰宅した場合に、照明14や空調装置16等を自動的に作動させることができ、利便的となる。
続いて、上述のように構成された本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置40で行なわれる処理について説明する。図6は、本発明の第3基本形態に係わる建物内機器制御装置40の配電盤制御装置42で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ200では、充電プラグ26のコンセント24への接続状態及び通信部44による通信状態が検出されてステップ202へ移行する。充電プラグ26のコンセント24への接続状態の検出は、配電盤制御装置42からコンセント24を介して蓄電池に電力が供給されているか否か等を検出する。
ステップ202では、外出か否かが配電盤制御装置42によって判定される。該判定は、充電プラグ26がプラグオンからオフ、すなわち充電プラグ26が引き抜かれたか否かを判定することにより外出か否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ204へ移行し、否定された場合にはステップ206へ移行する。
ステップ204では、配電盤制御装置42が電子施錠コントローラ32を制御することによって、電子施錠コントローラ32から施錠信号が施錠装置34へ出力されてステップ206へ移行する。これによって外出時に玄関等の施錠装置34を自動的に施錠することができる。なお、このとき、配電盤制御装置42によって建物内の電気機器への電力供給を停止するようにして、外出時に不要な電力消費を抑制するようにしてもよい。
ステップ206では、帰宅か否かが配電盤制御装置42によって判定され、該判定が肯定された場合にはステップ208へ移行し、否定された場合にはステップ200に戻って上述の処理が繰り返される。なお、該判定は、コンセント24への充電プラグ26の差し込み、自動車20のエンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの動作を検出することにより帰宅か否かを判定する。具体的には、コンセント24への充電プラグ26の差し込みの検出は、配電盤制御装置42によってコンセント24への電力供給状態を監視することにより検出し、自動車20のエンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の検出は、自動車20のエンジンECU46、ドア開閉センサ48、及びバックドア開閉センサ50の検出結果を通信装置52及び通信部44を介して配電盤制御装置42が取得することによって検出する。
ステップ208では、配電盤制御装置42が電子施錠コントローラ32を制御することによって、電子施錠コントローラ32から解錠信号が施錠装置34へ出力されてステップ220に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、外出から帰宅した場合には、施錠装置34が自動的に解除されるので、荷物が多い場合等では非常に利便的となる。なお、このとき、配電盤制御装置42によって建物内の電気機器への電力供給を開始するようにして、外出から帰宅した場合に、建物内の照明14や空調装置16等の電気機器へ電力供給を自動的に行なうようにしてもよい。
(実施形態)
続いて、本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置について説明する。図7は、本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置の構成を示すブロック図である。なお、第3基本形態と同一構成については同一符号を付して説明する。
上記の各基本形態では、住人の外出時に建物内の機器に対して電力供給を停止したり、施錠を行い、住人の帰宅時に建物内の機器に対して電力供給を開始したり、解錠を行なったりしたが、本実施形態では、住人の外出時の建物内の機器に対する制御を更に詳細に制御するようにしたものである。
本実施形態の建物内機器制御装置41は、図7に示すように、配電盤制御装置43を備えている。配電盤制御装置43は、建物内に設けられた照明14や空調装置16等の電気機器が接続され、各電気機器への電力供給を制御する。
配電盤制御装置43には、系統電源(商用電力)18、コンセント24、通信部44、電子施錠コントローラ32、防犯用ブラインド装置54、及び窓監視装置56が接続されている。
系統電源18は、配電盤制御装置43に対して商用電力を供給することにより、配電盤制御装置43によって系統電源18から供給される商用電力を建物内の電気機器へ供給するようになっている。
コンセント24は、モータ及びエンジンの動力で走行するハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車20に搭載された蓄電池をケーブル28を介して接続可能とされている。すなわち、コンセント24に充電プラグ26を差し込むことによって、配電盤制御装置43からケーブル28を介して自動車20へ商用電力を供給し、インバータによって直流電力に変換して蓄電池に充電することが可能とされている。なお、図7では、インバータ及び蓄電池は省略して示す。
また、配電盤制御装置43は、コンセント24から電力供給状態等を監視することにより、充電プラグ26の引き抜きや差し込みを検出するようになっている。なお、コンセント24と充電プラグ26の接続を検出するためのセンサを設け、該センサによってコンセント24への充電プラグ26の抜き差しを検出するようにしてもよい。
通信部44は、自動車20と通信を行なう。本実施形態では、自動車20のエンジン停止、ドア開放、及びバックドア開放の少なくとも1つの動作を表す情報を自動車20から受信して配電盤制御装置43へ出力する。
電子施錠コントローラ32は、玄関等に設けられた施錠装置34を制御して、解錠及び施錠を行なう。本実施形態では、配電盤制御装置43の制御によって施錠装置34の解錠及び施錠が可能とされている。
また、防犯用ブラインド装置54は、太陽光を遮光するための角度調整可能な複数のスラットを備えて、スラットの角度をモータ等のアクチュエータによって駆動することが可能とされている。すなわち、太陽光を遮光して外部から室内が視認し難いようにすることによって防犯性を高めることができる。
さらに、窓監視装置56は、建物内の窓等の施錠状態等を監視すると共に、各窓の施錠や解錠を制御する。
本実施形態では、配電盤制御装置43の制御によって、住人の外出時に建物内の機器に対する電力供給を停止すると共に、防犯に関する機器(外出時に作動させる必要がある機器)を作動するようになっている。また、本実施形態では、外出時に建物内の機器を制御(電力供給停止や、防犯に関する機器の作動)するにあたり、建物内の機器を所定の範疇毎に群分けして、電力供給停止や作動等の順序を群毎に設定可能とされおり、配電盤制御装置43が、各群に対応する機器の作動開始または停止のトリガ時期を制御することにより、各群毎に機器の作動状態を変化させるようになっている。
具体的には、配電盤制御装置43は、例えば、図8(A)に示すように、第1機器群〜第3機器群に設定可能とされ、該設定を記憶するようになっている。また、各機器群の外出時の設定を記憶する。図8(A)では、電気調理機器、電気ストーブ、ファンヒータ、こたつ等の熱機器関連を第1機器群に設定し、窓監視装置56、施錠装置34、防犯ブラインド装置54等の防犯関連機器を第2機器群に設定し、照明14、空調装置16、テレビ等の電力供給を停止して電力消費抑制が可能な省エネルギー関連機器関連を第3機器群に設定し、第1機器群を外出してから5分後に電力供給停止し、第2機器群を外出してから10分後に作動し、第3機器群を外出してから15分後に電力供給停止する設定とした例を示す。なお、防犯関連機器は外出時に作動させる必要がある機器として留守番電話等を含めるようにしてもよい。
また、配電盤制御装置43が各機器を制御するために、図8(B)に示すように、各機器とその接続(制御点登録)を予め定めて記憶可能とされている。これによって、配電盤制御装置43が各機器群に対応する電力供給や停止、作動等を制御することが可能となる。
一方、自動車20は、エンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの動作を検出するために、エンジンECU46、ドア開閉センサ48、及びバックドア開閉センサ50の少なくとも1つを備えており、エンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの検出結果を通信装置52及び通信部44へを介して配電盤制御装置43へ送信可能とされている。なお、エンジンECU46によってエンジン停止を検出し、ドア開閉センサ48によってドアの開放を検出し、バックドア開閉センサ50によってバックドアの開放を検出する。
また、自動車20は、モニタ58を更に備えており、各種情報の表示が可能とされている。モニタ58は、例えば、タッチパネル等の入力手段を備えて、配電盤制御装置43による制御状態等の表示指示を行なうことが可能とされ、当該指示が行なわれた場合に、通信部44及び通信装置52を介して配電制御装置43による制御状態を取得して、配電盤制御装置43による制御状態をモニタ58に表示することが可能とされている。
なお、通信装置52と通信部44間の通信は、予め定めた自動車20に対してのみ通信を行なうようになっている。例えば、パスワードや周波数設定等を予め登録して通信を行なう。これによってセキュリティが保たれる
続いて、上述のように構成された本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置41で行なわれる処理について説明する。図9は、本発明の実施形態に係わる建物内機器制御装置41の配電盤制御装置43で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ250では、充電プラグ26のコンセント24への接続状態及び通信部44による通信状態が検出されてステップ302へ移行する。充電プラグ26のコンセント24への接続状態の検出は、配電盤制御装置43からコンセント24を介して蓄電池に電力が供給されているか否か等を検出する。
ステップ252では、外出か否かが配電盤制御装置43によって判定される。該判定は、充電プラグ26がプラグオンからオフ、すなわち充電プラグ26が引き抜かれたか否かを判定することにより外出か否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ254へ移行し、否定された場合にはステップ256へ移行する。
ステップ254では、登録機器外出時制御が配電盤制御装置行なわれてステップ256へ移行する。ここで、登録機器外出時制御について図10を参照して詳細に説明する。図10は、登録機器外出時制御の流れの一例を示すフローチャートである。
登録機器外出時制御へ移行すると、まずステップ300では、タイマ開始されてステップ302へ移行する。すなわち、配電盤制御装置43は、各機器群の作動順序を制御するためにタイマの計数を開始する。
ステップ302では、外出後5分経過したか否かが配電盤制御装置43によって判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ304へ移行する。
ステップ304では、第1機器群への電力供給が配電盤制御装置43によって停止されてステップ306へ移行する。すなわち、配電盤制御装置43に予め設定された第1機器群に対応する機器への電力供給が停止される。例えば、図8(A)に示すように熱機器関連の第1機器群に対応する機器への電力供給が停止される。これによって熱機器関連の第1機器群が外出後に始めに停止されるので、熱機器が原因となる火災などを防止することができる。
ステップ306では、外出後10分経過したか否かが配電盤制御装置43によって判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ308へ移行する。
ステップ308では、第2機器群が配電盤制御装置43の制御によって作動されてステップ310へ移行する。すなわち、配電盤制御装置43に予め設定された第2機器群に対応する機器が作動される。例えば、図8(A)に示すように防犯関連の第2機器群が作動される。具体的には、配電盤制御装置43が防犯用ブラインド装置54を制御してスラットを駆動して外部から視認し難く制御したり、窓監視装置56を制御して窓の施錠を行なったり、電子施錠コントローラ32を制御して施錠装置34を施錠する。これによって外出時の防犯セキュリティ機器関連を自動的に作動させることができる。なお、施錠装置34は、外出が判断された場合に直ぐに施錠するように制御してもよい。
ステップ310では、外出後15分経過したか否かが配電盤制御装置43によって判定され、該判定が肯定されるまで待機してステップ312へ移行する。
ステップ312では、第3機器群への電力供給が配電盤制御装置43によって停止されて登録機器外出時制御をリターンして図9のステップ256へ移行する。すなわち、配電盤制御装置43に予め設定された第3機器群に対応する機器への電力供給が停止される。例えば、図8(A)に示すように省エネルギー関連の第3機器群に対応する機器への電力供給が停止される。これによって消し忘れ等による無駄な電力消費を防止することができる。
登録機器外出時制御がリターンされてステップ256へ移行すると、帰宅か否かが配電盤制御装置43によって判定され、該判定が肯定された場合にはステップ258へ移行し、否定された場合にはステップ250に戻って上述の処理が繰り返される。なお、該判定は、第3基本形態と同様に、コンセント24への充電プラグ26の差し込み、自動車20のエンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の少なくとも1つの動作を検出することにより帰宅か否かを判定することができる。具体的には、コンセント24への充電プラグ26の差し込みの検出は、配電盤制御装置43によってコンセント24への電力供給状態を監視することにより検出し、自動車20のエンジン停止、ドアの開放、及びバックドアの開放の検出は、自動車20のエンジンECU46、ドア開閉センサ48、及びバックドア開閉センサ50の検出結果を通信装置52及び通信部44を介して配電盤制御装置43が取得することによって検出する。
ステップ258では、登録機器帰宅時制御が行なわれてステップ250に戻って上述の処理が繰り返される。登録機器帰宅時制御は、例えば、配電盤制御装置43が電子施錠コントローラ32を制御することにより施錠装置34を解除したり、第3機器群に対応する機器への電力供給を開始したり等の制御を行なう。
一方、自動車20側のモニタ58のタッチパネル等の入力手段が操作されて、配電盤制御装置43による制御状態の表示指示が行なわれた場合には、登録機器外出時制御によって制御されている各機器群の制御状態を通信部44及び通信装置52を介して配電制御装置43から取得してモニタ58に表示する。例えば、経過時間や、第1〜3機器群の電力供給停止や作動状態等をモニタ58に表示する。これによって外出時に各機器の作動状態を確認することができる。
また、本実施形態では、モニタ58を自動車20に備えているため、モニタ58のタッチパネル等の入力手段を操作して、各機器群の電力供給や作動状態を制御可能としてもよい。例えば、外出してから登録機器外出時制御による第1機器群や第3機器群に対する電力供給停止の前に電力供給停止を制御したり、第2機器群の作動前に作動開始を制御したり、帰宅時に第3機器群への電力供給開始や第2機器群の作動停止等を制御したりするようにしてもよい。また、自動車20側から第1機器群への電力供給開始が指示された場合には、配電盤制御装置43は、第1機器群の作動が指示されても作動を禁止し、禁止されていることを表す情報を自動車20へ送信し、モニタ58に第1機器群の作動が禁止されているを表示するようにしてもよい。すなわち、熱機器関連の場合に外出時に作動することによって火災等の恐れがあるので、外出時には作動を禁止する。また、各機器群への電力供給や作動の制御は、機器群毎ではなく、各機器毎に制御するようにしてもよい。
なお、上記の各基本形態及び実施形態は、それぞれ個別に説明したが、適宜組み合わせるようにしてもよい。
また、第1〜3基本形態では、建物内に設けられた複数の機器を制御するものとして説明したが、予め定めた機器であれば、1つの機器のみの作動状態を変化させるようにしてもよい。
10、11、40、41 建物内機器制御装置
12、42、43 配電盤制御装置
14 照明
16 空調装置
18 系統電源
20 自動車
22 車両用蓄電池
24 コンセント
26 充電プラグ
32 電子施錠コントローラ
34 施錠装置
36 給電センサ
44 通信部
46 エンジンECU
48 ドア開閉センサ
50 バックドア開閉センサ
52 通信装置
54 防犯用ブラインド装置
56 窓監視装置
58 モニタ

Claims (14)

  1. 蓄電池を充電するための充電プラグの電力供給源からの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出する検出手段と、
    建物内に設けられた機器が接続され、前記検出手段によって前記充電プラグの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方が検出された場合に、前記機器の作動状態を変化させるように制御する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段が、前記機器が複数接続されている場合に、予め定めた範疇毎に前記機器を複数の群に分けて記憶し、記憶された群毎に前記機器の作動状態を変化させるように制御する建物内機器制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記充電プラグの引き抜きが検出された場合に、外出時に停止する必要がある予め定めた前記機器の作動を停止するように作動状態を変化させる請求項1に記載の建物内機器制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段によって前記充電プラグの差し込みが検出された場合に、外出時に停止する必要がある予め定めた前記機器が作動開始するように作動状態を変化させる請求項1又は請求項2に記載の建物内機器制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記充電プラグの引き抜きが検出された場合に、外出時に作動させる必要がある前記機器を作動するように作動状態を変化させる請求項1〜3の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記検出手段によって前記充電プラグの差し込みが検出された場合に、外出時に作動させる必要がある前記機器の作動を停止するように作動状態を変化させる請求項1〜4の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  6. 前記検出手段は、電力を用いて走行する自動車に搭載された蓄電池を充電するための前記充電プラグの電力供給源からの引き抜き及び差し込みの少なくとも一方を検出する請求項1〜5の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  7. 前記複数の群は、発熱を伴う予め定めた第1機器群を含み、前記制御手段は、前記検出手段によって前記充電プラグの引き抜きが検出された場合に、前記第1機器群に対応する機器の作動を予め定めた第1の時間経過後に停止するように制御する請求項1〜6の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  8. 前記複数の群は、防犯に関係する予め定めた第2機器群を含み、前記制御手段は、前記検出手段によって前記充電プラグの引き抜きが検出された場合に、前記第2機器群に対応する機器の作動を前記第1の時間よりも長い第2の時間経過後に作動開始するように制御する請求項7に記載の建物内機器制御装置。
  9. 前記複数の群は、省エネルギー関連に関係する予め定めた第3機器群を含み、前記制御手段が、前記検出手段によって前記充電プラグの引き抜きが検出された場合に、前記第3機器群に対応する機器の作動を前記第2の時間よりも長い第3の時間経過後に停止するように制御する請求項8に記載の建物内機器制御装置。
  10. 前記制御手段は、記憶した群毎に、前記機器の作動開始または停止の時期を制御することにより、記憶した群毎に前記機器の作動状態を変化させる請求項1〜9の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  11. 予め定めた自動車に搭載された通信機と通信を行うための通信手段を更に備え、
    前記制御手段によって制御された前記機器の作動状態を表す情報を前記通信手段によっって前記通信機へ送信し、前記自動車に設けられた表示手段に前記機器の作動状態を表示する請求項10に記載の建物内機器制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記通信手段によって前記通信機から各群毎に機器の作動状態の変更指示を受信し、受信した前記変更指示に応じて群毎に機器の作動状態を変化させるように更に制御する請求項11に記載の建物内機器制御装置。
  13. 予め定めた自動車に搭載された通信機と通信を行うための通信手段を更に備え、
    前記制御手段が、前記通信手段によって前記通信機から前記機器の作動状態の変更指示を受信し、受信した前記変更指示に応じて前記機器の作動状態を変化させるように更に制御し、前記機器の作動状態を制御する際に、前記第1機器群に対応する前記機器の作動が指示されても作動を禁止し、禁止されていることを表す情報を前記通信手段によって前記通信機へ送信し、前記自動車に設けられた表示手段に前記第1機器群に対応する前記機器の作動が禁止されていることを表示する請求項7〜9の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
  14. 前記通信手段は、識別情報を用いて予め登録した車両とのみ通信を行なう請求項11〜13の何れか1項に記載の建物内機器制御装置。
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