JP5363952B2 - 誤接続防止機構付き電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、端子装置と該端子装置に接続されるプラグとからなる電気機器の誤接続を防止するための電気機器に関するものである。
端子装置に形成された相対する一方の側壁側に偏在された凹部と、プラグに形成された相対する一方の側壁側に偏在された凸部とからなる電気機器の誤接続防止機構が、一例として、特許文献1に開示されている。
特表2009−527072号公報
上述した電気機器の誤接続防止機構においては、端子装置に形成された凹部の偏在量と、プラグに形成された凸部の偏在量とが、視認できる程度に、大きくないので、端子装置に形成された凹部へのプラグに形成された凸部の正常な嵌合作業に、時間がかかるという問題があった。
また、端子装置とプラグとの組み合わせは、一通りではなく、端子装置に、性能や機能の異なるプラグを接続することがあるが、誤って、端子装置に、端子装置に、適切に対応しないプラグが接続されるという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の誤接続防止機構付き電気機器が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、端子装置と該端子装置を構成するケースのプラグ嵌合用凹部に嵌合されるプラグからなる誤接続防止機構付き電気機器において、第1には、前記端子装置の相対するケース垂直部の一方のケース垂直部の垂直内壁には、ケース側誤接続防止ピースが取り付けられているとともに、前記プラグの相対する垂直側壁の一方の垂直側壁には、プラグ側誤接続防止ピースが取り付けられており、前記ケース側誤接続防止ピースは、前記ケースの相対する一対のケース垂直部のうち、一方のケース垂直部の下部に形成された略方形状の透孔に装着されるように構成されており、また、前記プラグ側誤接続防止ピースは、前記相対する垂直側壁のうちの一方の垂直側壁の下端部に形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部に、前記プラグ側誤接続防止ピースに形成された係止フックを嵌合されるように構成されており、更に、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部は、プラグの垂直中心線から、相対する垂直側壁のうちの一方の垂直な側壁側に偏在しており、前記プラグを、前記ケースのプラグ嵌合用凹部に嵌合する際に、前記ケースに形成された逆台形状の凹部の垂直中心線と、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部の垂直中心線とが一致するように配置することにより、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部が、前記ケースに形成された逆台形状の凹部に嵌合され、前記プラグを、該プラグの垂直中心線を中心に、180度回転させた際には、プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部が、前記ケースに形成された逆台形状の凹部に嵌合されないように構成されており、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースとが対向するように、端子装置のプラグ嵌合凹部に、プラグが嵌合された際には、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースとが正常嵌合状態となり、また、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグの相対する垂直側壁のもう一方の垂直側壁とが対向するように、前記端子装置のプラグ嵌合凹部に、前記プラグが嵌合された際には、前記プラグのもう一方の垂直側壁の下端が、前記ケース側誤接続防止ピースの誤接続防止用垂直突条の上端に当接するように構成されており、前記端子装置と前記プラグとが誤って、接続されないように構成したものであり、第2には、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの一組とを同じ色とするとともに、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの他の一組とを同じ色とし、且つ、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの一組と、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの他の一組の色を別の色としたものである。
本発明は、上述した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏することができる。
端子装置とプラグからなる誤接続防止機構付き電気機器において、端子装置の相対するケース垂直部の一方のケース垂直部の垂直内壁に、ケース側誤接続防止ピースを取り付けるとともに、プラグの相対する垂直側壁の一方の垂直側壁に、プラグ側誤接続防止ピースを取り付け、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースとが対向するように、端子装置のプラグ嵌合凹部に、プラグを嵌合した際には、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースとが正常嵌合状態となり、また、ケース側誤接続防止ピースとプラグの相対する垂直側壁のもう一方の垂直側壁とが対向するように、端子装置のプラグ嵌合凹部に、プラグを嵌合した際には、プラグのもう一方の垂直側壁の下端が、ケース側誤接続防止ピースの誤接続防止用垂直突条の上端に当接するように構成したので、端子装置のプラグ嵌合凹部に、プラグが、誤接続状態に接続されるようなことを、確実に防止することができる。
ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの一組とを同じ色とするとともに、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの他の一組とを同じ色とし、且つ、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの一組と、ケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの他の一組の色を別の色としたので、端子装置のプラグ嵌合凹部に、他のプラグが、嵌合されるようなことを、確実に、且つ、迅速に防止することができる。
図1は、本発明の電気機器を構成する端子装置の斜視図である。 図2は、本発明の電気機器を構成する端子装置の分解斜視図である。 図3は、本発明の電気機器の端子装置を構成する半割り体の斜視図である。 図4は、本発明の電気機器を構成する端子装置の垂直断面図である。 図5は、本発明の電気機器の端子装置内に配設される端子金具部材の斜視図である。 図6は、本発明の電気機器を構成する端子装置内に、ケーブルが配設された状態の端子装置の垂直断面図である。 図7は、本発明の電気機器を構成するプラグの斜視図である。 図8は、本発明の電気機器を構成するプラグの分解斜視図である。 図9は、本発明の電気機器を構成するプラグの垂直断面図である。 図10は、本発明の電気機器を構成するケース側誤接続防止ピースの斜視図である。 図11は、本発明の電気機器を構成するケース側誤接続防止ピースの裏面斜視図である。 図12は、本発明の電気機器を構成するプラグ側誤接続防止ピースの斜視図である。 図13は、本発明の電気機器を構成するプラグ側誤接続防止ピースの裏面斜視図である。 図14は、本発明の電気機器を構成する端子装置の半割り体に、端子金具部材が配設された状態の斜視図である。 図15は、本発明の電気機器を構成するプラグに、プラグ側誤接続防止ピースが取り付けられた状態の垂直断面図である。 図16は、本発明の電気機器を構成するプラグの斜視図である。 図17は、同じく、本発明の電気機器を構成するプラグの斜視図である。 図18は、本発明の電気機器を構成する端子装置とプラグの分解斜視図である。 図19は、本発明の電気機器を構成する端子装置とプラグの分解正面図である。 図20は、本発明の電気機器の正面図である。 図21は、本発明の電気機器を構成するケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの斜視図である。 図22は、本発明の電気機器の正面図である。 図23は、本発明の電気機器を構成するケース側誤接続防止ピースとプラグ側誤接続防止ピースの別の実施例の斜視図である。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、実施例に限定されるものではない。
先ず最初に、図1〜図4を用いて、本発明の電気機器の誤接続防止機構を構成する端子装置Aについて説明する。
端子装置Aは、水平部1a’と該水平部1a’の両端部に立設された垂直部1b’とからなる同一形状の2個の半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成される絶縁性のケース1を有している。
水平部1a’の天板1a1’には、逆台形状の嵌合凹部1a2’が形成されており、該嵌合凹部1a2’は、水平部1a’の中心に形成されておらず、相対する垂直部1b’のうち、一方の垂直部1b’側に偏在するように構成されている。嵌合凹部1a2’が偏在している以外は、半割り体1’は、半割り体1’の垂直中心線L1に対して対称に形成されている。
一対の垂直部1b’は、垂直外壁1b1’と垂直内壁1b2’と天板1b3’とを有しており、垂直外壁1b1’には、ケーブルが導入されるケーブル導入用凹部1b1”が、それぞれ形成されている。また、天板1b3’には、半円形状の凹部1b3”が、それぞれ形成されており、更に、水平部1a’の天板1a1’には、後述するプラグ内に配設された保安器等の接続端子片が挿入されるスリットを形成する凹部1a1”が形成されている。
また、半割り体1’を構成する一対の垂直部1b’のうち、一方の垂直部1b’の垂直内壁1b2’の下部には、後述するプラグ誤接続防止部材の一部が挿入される略方形状の凹部1b2”が形成されている。本実施例においては、図3の左側に位置する垂直内壁1b2’に、略方形状の凹部1b2”が形成されており、右側に位置する垂直内壁1b2’には、このような凹部1b2”は形成されていない。更に、相対する垂直内壁1b2’の垂直縁部1c’には、該垂直縁部1c’に沿って、垂直ガイド突条1d’が形成されている。
図1に示されているように、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成される絶縁性のケース1には、一対の半割り体1’の水平部1a’からなるケース水平部1Aと、一対の半割り体1’の垂直部1b’からなる、相対するケース垂直部1Bが形成されており、また、ケース水平部1Aと、該ケース水平部1Aの両端部に形成された相対する一対のケース垂直部1Bとにより、ケース1には、後述するプラグが嵌合されるプラグ嵌合用凹部1Cが形成されている。
また、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1を構成するケース垂直部1Bの天板1b3(上述した、一対の垂直部1b’の天板1b3’により形成されている。)には、後述するケーブルの導線を緊締するボルトを操作するドライバーが挿入可能で、且つ、導線が緊締されているか否かを確認するための透孔1D(上述した、一対の垂直部1b’の天板1b3’に形成された半円形状の凹部1b3”により形成されている。)が形成されている。
更に.上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1には、半割り体1’の垂直外壁1b1’に形成されたケーブル導入用凹部1b1”により形成されるケーブルが導入されるケーブル導入用透孔1Eが形成されている。
更にまた、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1には、水平部1a’に形成された逆台形状の凹部1a2’により、逆台形状の嵌合凹部1Fが形成されている。
なお更に、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1の一方のケース垂直部1Bの下部には、略方形状の凹部1b2”により形成される、後述するプラグ誤接続防止部材の一部が挿入される略方形状の透孔1Gが形成されている。
更になお、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1のケース水平部1Aには、水平部1a’の天板1a1’に形成された凹部1a1”により形成される、後述するプラグ内に配設された保安器等の端子片が挿入されるスリット1Hが形成されている。
また更に、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されるケース1のケース垂直部1Bの相対する垂直内壁1B1には、半割り体1’の垂直内壁1b2’に形成された垂直ガイド突条1d’からなる垂直ガイド突条1Jが形成されている。
次に、図2及び図5を用いて、上述した半割り体1’の垂直端面1”を、互いに接合することにより形成されたケース1内に収納される端子金具部材2について説明する。
端子金具部材2は、端子金具本体2Aと、該端子金具本体2Aに配設される略口状の締め付け金具2Bとから構成されている。
端子金具本体2Aは、後述するボルトが挿通可能なボルト挿通孔2a1が穿設されている上部水平部2aと、該上部水平部2aの一端から垂設された上部垂直部2bと、該上部垂直部2bの下端から、上部水平部2aと平行に延在する中間水平部2cと、該中間水平部2cの端部から垂設された中間垂直部2dと、該中間垂直部2dの下端から、中間水平部2cから遠ざかる方向に水平に延在する下部水平部2eと、該下部水平部2eの端部に垂設された下部垂直部2fと、該下部垂直部2fの下端から遠ざかるように、水平方向に延在する端子受け台座部2gとから構成されており、端子受け台座部2gには、該端子受け台座部2gの相対する辺部に、互いに接近する方向に延在する一対の端子受け片2h1が立設されており、一対の端子受け片2h1の上端部には、後述するプラグ内に配設された保安回路等の接続端子片が挟持される間隙2h2が形成されている。
略口状の締め付け金具2Bを構成する上部水平枠2i’には、螺子孔2i1が刻設されている。締め付け金具2Bを、螺子孔2i1が穿設された上部水平枠2i’が上方に位置するように、端子金具本体2Aを構成する中間水平部2cに嵌合する。次いで、端子金具本体2Aを構成する上部水平部2aに穿設されたボルト挿通孔2a1に、上方から、ボルトBの螺子部b1を挿通するとともに、該螺子部b1を、締め付け金具2Bを構成する上部水平枠2i’に刻設された螺子孔2i1に螺合させることにより、端子金具本体2Aに、締め付け金具2Bを配設する。
次に、図3、図5及び図6を用いて、ケース1内への端子金具部材2の配設について説明する。
ケース1を構成する半割り体1’の垂直部1b’には、垂直部1b’を構成する垂直外壁1b1’と垂直内壁1b2’との間に、垂直部1b’の天板1b3’から下方に延在する垂直隔壁1e’が形成されており、垂直外壁1b1’と垂直隔壁1e’と天板1b3’とにより形成される上部空間部S1’には、端子金具部材2を構成する上部水平部2aと上部垂直部2bと中間水平部2cと端子金具部材2を構成する締め付け金具2Bが収容されている。また、端子金具本体2Aの上部水平部2aの先端部が、垂直隔壁1e’の上部に形成された上部水平スリット1e1’に嵌合されるとともに、端子金具本体2Aの中間水平部2cが、垂直隔壁1e’の中央部に形成された中央部水平スリット1e2’に嵌合されるように構成されている。
また、端子金具本体2Aには、垂直隔壁1e’と垂直内壁1b2’と垂直内壁1b2’の垂直外壁1b1’側に形成された下部水平リブ1f’とにより形成される中間空間部S2’が形成されており、中間空間部S2’には、端子金具本体2Aの中間水平部2cの一部と中間垂直部2dと下部水平部2eとが収容されるように構成されている。中間空間部S2’内に位置する端子金具本体2Aの中間垂直部2dと垂直内壁1b2’との間には、後述する誤接続防止部材を構成するケース側ピースが嵌合する間隙W1が形成されている。
更に、端子金具本体2Aには、半割り体1’の水平部1a’内に形成された下部空間部S3’が形成されており、下部空間部S3’には、端子金具本体2Aの下部水平部2eの一部と下部垂直部2fと端子受け台座部2gと端子受け片2h1が収納されるように構成されている。端子金具本体2Aの下部水平部2eは、半割り体1’の水平部1a’を構成する天板1a1’と下部水平リブ1f’との間に形成されたスリット1g’に挿入されるように構成されている。
上述したようにして、半割り体1’に、端子金具本体2Aと締め付け金具2Bとからなる端子金具部材2が収容されることになる。
このようにして、一対の端子金具部材2を、一方の半割り体1’に取り付け、その後、もう一方の半割り体1’を、一方の半割り体1’により被蓋することにより、端子装置Aが構成されることになる。なお、端子装置Aに、ケーブルCを接続する場合には、締め付け金具2Bの下部水平枠2i”と端子金具本体2Aの中間水平部2cとの間に形成された間隙に、ケーブルCの導線c1を挿入するとともに、ボルトBを回転させて、締め付け金具2Bの下部水平枠2i”と端子金具本体2Aの中間水平部2cとにより、導線c1を挟持する。
次に、図7〜図9を用いて、ケース1に形成されたプラグ嵌合用凹部1Cに嵌合されるプラグPについて説明する。
プラグPは、一側が開放された箱状のプラグ本体P1と、開放された一側を被蓋する板状の蓋体P2とから構成されている。
プラグ本体P1は、天部p1と奥壁p2と底部p3と相対する垂直側壁p4とから、一側が開放された箱状に形成されている。
底部p3には、上述したケース1のケース水平部1Aに形成された逆台形状の嵌合凹部1Fに嵌合可能な、同じく逆台形状の嵌合凸部p3aが下方に向けて形成されている。嵌合凸部p3aも、ケース1に形成された逆台形状の嵌合凹部1Fと同様に、プラグ本体P1の相対する垂直側壁p4の一方の垂直側壁p4側に偏在するように構成されている(図7〜図9には、左側に位置する垂直側壁p4側に偏在している例が示されている。)。また、嵌合凸部p3aを挟んで位置する底部p3の水平部p3bには、水平部p3bの端縁p3b’から、奥壁p2方向に延在する一対の切欠き凹部p3cが形成されている。
プラグ本体P1の相対する垂直側壁p4のうちの一方の垂直側壁p4の下端部には、後述するプラグ側誤接続防止ピースが装着されるプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5が形成されている。プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5は、奥壁p5aと相対する垂直側壁p5bとを有しており、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5の外側部、上部及び下部は開放されている。また、奥壁p5aには、水平方向に延在するスリットp5a’が穿設されている。更に、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5が形成されている一方の垂直側壁p4の外面p4aには、垂直状ガイド溝p6が形成されており、垂直状ガイド溝p6の下端は、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に連通しているとともに、垂直状ガイド溝p6の上端p6aは、一方の垂直側壁p4の上部まで延在している。更にまた、垂直状ガイド溝p6は、一方の側壁p4の垂直中心線に沿って形成されている。
プラグ本体P1の相対する垂直側壁p4のもう一方の側壁p4、即ち、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5が形成されていない側壁p4の外面p4aにも、該側壁p4の垂直中心線に沿って形成された、上述した一方の側壁p4に形成された垂直状ガイド溝p6と同様に垂直状ガイド溝p7が形成されている。該垂直状ガイド溝p7の下端は、プラグ本体P1を構成する底部p3の水平部p3bの下面p3b”まで達しているとともに、垂直状ガイド溝p7の上端p7aは、もう一方の側壁p4の上部まで延在している。
プラグPを構成する板状の蓋体P2は、プラグ本体P1の開放部を被蓋するように構成されており、プラグ本体P1の開放部と同一形状に形成されている。従って、蓋体P2の水平下端縁p8には、上述した逆台形状の嵌合凸部p3aと同様の逆台形状の板状凸部p9が形成されている。また、蓋体P2の内面(蓋体P2を、プラグ本体P1に被蓋した際に、プラグ本体P1内に位置する面)p10側に位置する水平下端縁p8には、逆台形状の板状凸部p9を挟むように、且つ、蓋体P2の内面p10に垂直な一対の嵌合突片p11が形成されている。該一対の嵌合突片p11は、プラグ本体P1を、蓋体P2で被蓋した際に、プラグ本体P1の底部p3の水平部p3bに形成された一対の切欠き凹部p3cに、それぞれ、嵌合するように構成されている。
次に、図10及び図11を用いて、ケース1に配設される誤接続防止機構Nを構成するケース側誤接続防止ピースN1の一例について説明する。ケース側誤接続防止ピースN1は、ケース1の相対する一対のケース垂直部1Bのうち、一方のケース垂直部1Bの下部に形成された略方形状の透孔1Gに装着されるように構成されている。
ケース側誤接続防止ピースN1は、幅広な相対する垂直側面n1と幅狭な相対する垂直側面n2と上端面n3と底面n4とからなるブロック状のピース本体N1’を有している。
ピース本体N1’の一方の垂直側面n1は、平坦な垂直面として形成されており、ピース本体N1’のもう一方の垂直側面n1には、垂直方向に延在する所定数の誤接続防止用垂直突条n5が形成されている。また、ピース本体N1’の上端面n3と誤接続防止用垂直突条n5が形成されている垂直側面n1とにより形成される角部には、上部水平切欠き部n6が形成されており、このような上部水平切欠き部n6を形成することにより、ピース本体N1’には、上部係合水平突条n7が形成されている。更に、ピース本体N1’の底面n4と誤接続防止用垂直突条n5が形成されているもう一方の垂直側面n1とにより形成される角部にも、下部水平切欠き部n8が形成されており、このような下部水平切欠き部n8を形成することにより、ピース本体N1’には、下部係合水平突条n9が形成されている。
次に、図12及び図13を用いて、プラグPに形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に装着されるプラグ側誤接続防止ピースN2について説明する。
プラグ側誤接続防止ピースN2は、幅広な相対する垂直側面n10と幅狭な相対する垂直側面n20と上端面n30と底面n40とからなるブロック状のピース本体N2’を有している。幅広な相対する垂直側面n10の一方の垂直側面n10は、平坦な垂直面として形成されており、また、幅広な相対する垂直側面n10のもう一方の垂直側面n10には、垂直方向に延在する所定数の垂直突条n50が形成されており、隣り合う垂直突条n50間には、上述したケース側誤接続防止ピースN1のピース本体N1’のもう一方の垂直側面n1に形成された誤接続防止用垂直突条n5が、挿入可能な誤接続防止用垂直溝n60が形成されている。
また、プラグ側誤接続防止ピースN2の垂直突条n50が形成されていない、もう一方の垂直側面n10の下部には、所定数の係止フックn70が形成されており、係止フックn70は、水平部n71と、該水平部n71の先端部から、下方に延在する係止フック部n72とから形成されている。
次に、ケース1へのケース側誤接続防止ピースN1の取り付けについて説明する。
図6に示されているように、ケース1を構成する一方の半割り体1’に、端子金具2を収容した際には、端子金具2の中間垂直部2dと、半割り体1’の垂直内壁1b2’との間には、ケース側誤接続防止ピースN1のピース本体N1’が嵌合可能な間隙W1が形成されている。この間隙W1に、ピース本体N1’の幅狭な相対する垂直側面n2側の略半分を嵌合する。間隙W1に、ピース本体N1’の幅狭な相対する垂直側面n2側の略半分を嵌合する際には、図14に示されているように、ピース本体N1’が、一方の半割り体1’の垂直内壁1b2’の下部に形成された略方形状の凹部1b2”内に位置するように構成されているとともに、誤接続防止用垂直突条n5が、半割り体1’を構成する垂直部1b’の垂直内壁1b2’から、外側に突出するように構成されている。
また、ピース本体N1’に形成された上部係合水平突条n7及び下部係合水平突条n9は、一方の半割り体1’の垂直内壁1b2’の内壁面に当接或いは近接して位置するように構成されている。このように構成することにより、一方の半割り体1’の垂直内壁1b2’の下部に形成された略方形状の凹部1b2”に収容されたケース側誤接続防止ピースN1が、移動するようなことを防止することができる。その後、ケース1を構成するもう一方の半割り体1’を、端子金具2及びケース側誤接続防止ピースN1が取り付けられた一方の半割り体1’に接合することにより、ケース1が組み立てられる。なお、ケース側誤接続防止ピースN1は、ケース1を構成する相対するケース垂直部1Bのうちの一方のケース垂直部1Bにのみ配設されることになる。
なお、上述したように、ケース1に、端子金具2を収容した際には、ボルトBが、ケース垂直部1Bの天板1b3に形成された透孔1Dの上方に位置するように構成されている。また、ケース1のケース水平部1Aに形成されたスリット1Hの下方には、端子金具2の一対の端子受け片2h1により形成される間隙2h2が、保安回路等の接続端子片を挟持できるように配置される。
次に、プラグPへのプラグ側誤接続防止ピースN2の取り付けについて説明する。
プラグ本体P1の相対する垂直側壁p4のうちの一方の垂直側壁p4の下端部に形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に、プラグ側誤接続防止ピースN2に形成された係止フックn70が、奥壁p5aに穿設されたスリットp5a’に挿入されるように、プラグ側誤接続防止ピースN2を、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に嵌合する。この際、プラグ側誤接続防止ピースN2の幅広な相対する垂直側面n10に形成されている垂直突条n50の上端面n51より上に位置するブロック状のピース本体N2’の上端部が、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5を形成する奥壁p5aの上部に形成されている間隙p8に嵌合されるように構成されている。また、プラグ側誤接続防止ピースN2を、プラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に嵌合した際には、プラグ側誤接続防止ピースN2に形成された係止フックn70の係止フック部n72が、図15に示されているように、スリットp5a’の下方に位置する奥壁p5aの内壁面に係止されるように構成されている。
その後、プラグ本体P1に、蓋体P2を被蓋することになるが、プラグ本体P1に、蓋体P2が被蓋された際には、プラグ本体P1の底部p3の水平部p3bに形成された切欠き凹部p3cに、蓋体P2に形成された嵌合突片p11が嵌合するように構成されているとともに、プラグ本体P1の底部p3の水平部p3bに形成された切欠き凹部p3cの全体が、蓋体P2に形成された嵌合突片p11により塞がれることなく、プラグ本体P1の底部p3の水平部p3と蓋体P2に形成された嵌合突片p11との間には、プラグPに配設された保安器等の接続端子片s1が挿入される間隙W2が形成されるように構成されている。
上述したように、プラグPに、プラグ側誤接続防止ピースN2が取り付けられた際には、プラグ側誤接続防止ピースN2の幅広な相対する垂直側面n10の一方の垂直側面n10に形成されている所定数の垂直突条n50が、プラグ本体P1の垂直側壁p4の外面p4aと略面一になるように構成されている。また、プラグPに、プラグ側誤接続防止ピースN2が取り付けられた際には、プラグ本体P1の垂直側壁p4に形成された垂直状ガイド溝p6の奥壁p6aと、ブロック状のピース本体N2’の幅広な相対する垂直側面n10とが略面一になるように構成されている。
次に、図18〜図22を用いて、端子装置Aの絶縁性のケース1に形成されたプラグ嵌合用凹部1Cに、プラグPを嵌合するプラグ嵌合工程について説明する。
上述したように、ケース1のケース水平部1Aに形成された逆台形状の凹部1Fは、ケース1の垂直中心線L1から、相対する垂直内壁1B1のうちの一方の垂直内壁1B1側に偏在している。即ち、図19に示されているように、逆台形状の凹部1Fの垂直中心線L1aは、端子装置Aの絶縁性のケース1の垂直中心線L1から、水平偏在距離X1だけ偏在している。
また、上述したように、プラグPの底部p3に形成された逆台形状の嵌合凸部p3aは、プラグPの垂直中心線L2から、相対する垂直側壁p4のうちの一方の垂直な側壁p4側に偏在している。即ち、図9や図19に示されているように、逆台形状の嵌合凸部p3aの垂直中心線L2aは、プラグPの垂直中心線L2から、水平偏在距離X2だけ偏在しており、この水平偏在距離X2は、上述した端子装置Aの水平偏在距離X1と同じになるように構成されている。
図19に示されているように、プラグPを、ケース1のプラグ嵌合用凹部1Cに嵌合する際に、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fの垂直中心線L1aと、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aの垂直中心線L2aとが一致するように配置することにより、図20に示されているように、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aが、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fに嵌合されるように構成されている。また、このように、プラグPとケース1とを配置した際には、ケース1の相対するケース垂直部1Bの一方の略方形状の透孔1Gに取り付けられたケース側誤接続防止ピースN1と、プラグPの相対する垂直側壁p4の一方の垂直側壁p4に形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に取り付けられたプラグ側誤接続防止ピースN2とが、互いに、対向するように構成されている。このように、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aと、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fとが、互いに、嵌合される状態を、プラグPと端子装置Aの正常嵌合状態と称する。
上述したプラグPと端子装置Aの正常嵌合状態においては、ケース1の垂直部1Bの相対する垂直内壁1B1に、それぞれ、突設された垂直ガイド突条1Jが、プラグPの相対する垂直側壁p4の外面p4aに、それぞれ、形成された垂直状ガイド溝p6に嵌合されるように構成されている。
また、上述したプラグPと端子装置Aの正常嵌合状態においては、端子装置Aのケース1の相対するケース垂直部1Bの一方に取り付けられたケース側誤接続防止ピースN1に形成された誤接続防止用垂直突条n5が、プラグPの相対する垂直側壁p4の一方の側壁p4に取り付けられたプラグ側誤接続防止ピースN2に形成された垂直突条n50間に位置する誤接続防止用垂直溝n60に嵌合されるように構成されている。このように、端子装置Aのケース1の相対するケース垂直部1Bの一方に取り付けられたケース側誤接続防止ピースN1と、プラグPの相対する垂直側壁p4の一方の側壁p4に取り付けられたプラグ側誤接続防止ピースN2とが、互いに、嵌合された状態を、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2の正常嵌合状態と称する。
上述したプラグPと端子装置Aの正常嵌合状態から、プラグPを、プラグPの垂直中心線L2を中心に、180度回転させると、図22に示されているように、平面的に見て、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aが、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fに対して、横方向にずれた位置に配置されることになり、従って、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aが、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fに嵌合されることはない。このように、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aと、ケース1に形成された逆台形状の凹部1Fとが、互いに、嵌合されない状態を、プラグPと端子装置Aの誤接続状態と称する。
また、上述したプラグPと端子装置Aの誤接続状態においては、ケース1の相対するケース垂直部1Bの一方に取り付けられたケース側誤接続防止ピースN1と、プラグPの相対する垂直側壁p4の一方の側壁p4に形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に取り付けられたプラグ側誤接続防止ピースN2とが、互いに、対向することはない。従って、ケース1の相対するケース垂直部1Bの一方に取り付けられたケース側誤接続防止ピースN1は、プラグPの相対する垂直側壁p4のもう一方のプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5に取り付けられていない垂直側壁p4と対向することになる。このような状態で、プラグPを、ケース1のプラグ嵌合用凹部1Cに嵌合すると、プラグPの相対する垂直側壁p4のもう一方のプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部p5が取り付けられていない垂直側壁p4の下端が、ケース垂直部1Bの垂直内壁1B1から突出しているケース側誤接続防止ピースN1の誤接続防止用垂直突条n5の上端に当接し、プラグPと端子装置Aとが誤って、接続されないように構成されている。
上述したように、端子装置Aに形成された逆台形状の凹部1Fと、プラグPに形成された逆台形状の嵌合凸部p3aとを、共に、偏在させることにより、プラグPと端子装置Aとの誤った接続を防止することができることに加え、端子装置Aに、ケース側誤接続防止ピースN1を取り付けるとともに、プラグPに、プラグ側誤接続防止ピースN2を取り付けることにより、更に、プラグPと端子装置Aとの誤接続を、確実に防止することができる。
図23には、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2との別の実施例が示されている。この実施例においては、ケース側誤接続防止ピースN1のブロック状のピース本体N1’の一方の垂直側面n2側には、一対の誤接続防止用垂直突条n5”が形成されたブロックn5’が形成されており、また、ケース側誤接続防止ピースN1のブロック状のピース本体N1’のもう一方の垂直側面n2側には、ブロックn5’と同じ厚さであって、誤接続防止用垂直突条n5”が形成されていないブロックn6’が形成されている。
また、プラグ側誤接続防止ピースN2のピース本体N2’の幅狭な相対する垂直側面n20の一方の垂直側面n20側には、一対の垂直突条n50’が形成されており、垂直突条n50’間には、ケース側誤接続防止ピースN1の垂直側面n2側に位置する誤接続防止用垂直突条n5”が嵌合される誤接続防止用垂直溝n60’が形成されている。また、ピース本体N2’のもう一方の垂直側面n20側には、ケース側誤接続防止ピースN1のブロック状のピース本体N1’に形成されたブロックn6’より薄肉のブロックn80が形成されている。
上述したケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2とが、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2の正常嵌合状態にある際には、ケース側誤接続防止ピースN1の垂直側面n2側に位置する誤接続防止用垂直突条n5”が、プラグ側誤接続防止ピースN2に形成された誤接続防止用垂直溝n60’に嵌合され、また、ケース側誤接続防止ピースN1の中央部側に位置する中央よりの誤接続防止用垂直突条n5”が、プラグ側誤接続防止ピースN2の中央部側に位置する垂直突条n50’の中央部側に位置するように構成されており、更に、ケース側誤接続防止ピースN1のブロック状のピース本体N1’に形成されたブロックn6’が、プラグ側誤接続防止ピースN2に形成された薄肉のブロックn80と当接するように構成されている。
このように構成することにより、上述した実施例における、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2とが、互いに、嵌合された正常嵌合状態とすることができる。
上述したケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2との組み合わせは、上述した実施例に限らず、種々の組み合わせを適用することができる。また、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2との組み合わせ毎に、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2の色を変えることが好ましい。例えば、図10〜図13に示されている実施例においては、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2の色を、共に、赤とし、また、図23に示されている実施例においては、ケース側誤接続防止ピースN1とプラグ側誤接続防止ピースN2の色を、共に、黄色とすることが好ましい。このように構成することにより、端子装置Aに対して、嵌合されるべきプラグPが確実に取り付けられ、嵌合されるべきでないプラグPが誤って取り付けられることがない。具体的に説明すると次の通りである。例えば、AC100V回線に取り付けられている端子装置Aに対しては、AC100V用のプラグPが取り付けられるべきである。この場合、端子装置A(AC100V用)のケース側誤接続防止ピースN1を赤色にしておくと共に、プラグP(AC100V用)のプラグ側誤接続防止ピースN2も赤色にしておく。また、AC200V回線に取り付けられている端子装置Aに対しては、AC200V用のプラグPが取り付けられるべきである。この場合、端子装置A(AC200V用)のケース側誤接続防止ピースN1を黄色にしておくと共に、プラグP(AC200V用)のプラグ側誤接続防止ピースN2も黄色にしておく。このようにすることで、端子装置AとプラグPとの所定の組み合わせが目視で一目瞭然である。この目視効果により、端子装置A(AC100V用)に対しては、プラグP(AC100V用)が確実に取り付けられる。一方、端子装置A(AC200V用)に対しては、プラグP(AC200V用)が確実に取り付けられる。言い換えれば、端子装置A(AC100V用)に対して、プラグP(AC200V用)が誤って取り付けられることを確実に防止できる。同様に、端子装置A(AC200V用)に対して、プラグP(AC100V用)が誤って取り付けられることを確実に防止できる。
A・・・・・・・・・・・・端子装置
1・・・・・・・・・・・・ケース
1A・・・・・・・・・・・ケース水平部
1B・・・・・・・・・・・ケース垂直部
1C・・・・・・・・・・・プラグ嵌合用凹部
1F・・・・・・・・・・・嵌合凹部
2・・・・・・・・・・・・端子金具部材
2A・・・・・・・・・・・端子金具本体
2B・・・・・・・・・・・締め付け金具
P・・・・・・・・・・・・プラグ
P1・・・・・・・・・・・プラグ本体
P2・・・・・・・・・・・蓋体
N1・・・・・・・・・・・ケース側誤接続防止ピース
N2・・・・・・・・・・・プラグ側誤接続防止ピース

Claims (2)

  1. 端子装置と該端子装置を構成するケースのプラグ嵌合用凹部に嵌合されるプラグからなる誤接続防止機構付き電気機器において、前記端子装置の相対するケース垂直部の一方のケース垂直部の垂直内壁には、ケース側誤接続防止ピースが取り付けられているとともに、前記プラグの相対する垂直側壁の一方の垂直側壁には、プラグ側誤接続防止ピースが取り付けられており、前記ケース側誤接続防止ピースは、前記ケースの相対する一対のケース垂直部のうち、一方のケース垂直部の下部に形成された略方形状の透孔に装着されるように構成されており、また、前記プラグ側誤接続防止ピースは、前記相対する垂直側壁のうちの一方の垂直側壁の下端部に形成されたプラグ側誤接続防止ピース装着用凹部に、前記プラグ側誤接続防止ピースに形成された係止フックを嵌合されるように構成されており、更に、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部は、プラグの垂直中心線から、相対する垂直側壁のうちの一方の垂直な側壁側に偏在しており、前記プラグを、前記ケースのプラグ嵌合用凹部に嵌合する際に、前記ケースに形成された逆台形状の凹部の垂直中心線と、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部の垂直中心線とが一致するように配置することにより、前記プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部が、前記ケースに形成された逆台形状の凹部に嵌合され、前記プラグを、該プラグの垂直中心線を中心に、180度回転させた際には、プラグに形成された逆台形状の嵌合凸部が、前記ケースに形成された逆台形状の凹部に嵌合されないように構成されており、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースとが対向するように、端子装置のプラグ嵌合凹部に、プラグが嵌合された際には、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースとが正常嵌合状態となり、また、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグの相対する垂直側壁のもう一方の垂直側壁とが対向するように、前記端子装置のプラグ嵌合凹部に、前記プラグが嵌合された際には、前記プラグのもう一方の垂直側壁の下端が、前記ケース側誤接続防止ピースの誤接続防止用垂直突条の上端に当接するように構成されており、前記端子装置と前記プラグとが誤って、接続されないように構成されていることを特徴とする電気機器。
  2. 前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースの一組とを同じ色とするとともに、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースの他の一組とを同じ色とし、且つ、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースの一組と、前記ケース側誤接続防止ピースと前記プラグ側誤接続防止ピースの他の一組の色とが、別の色に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
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