JP5363796B2 - コンテンツ受信再生装置、およびコンテンツ受信再生プログラム - Google Patents

コンテンツ受信再生装置、およびコンテンツ受信再生プログラム Download PDF

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本発明は、サーバー型放送のように、コンテンツをダウンロード(受信・蓄積)してから任意の時点で再生する、蓄積型コンテンツ受信再生装置に関するものである。
従来、サーバー型放送については、(社)電波産業会の標準規格ARIB STD−B38(非特許文献1)によって、大容量蓄積機能を活用するデジタル放送方式における、映像、音声およびメタデータの符号化方式、伝送方式および蓄積制御方式が規定されている。
しかしながら、前記したサーバー型放送では、放送ネットワークを介して伝送されるコンテンツが、不完全な形で蓄積された場合を想定していない。すなわち、衛星放送伝送路における豪雨などの影響により、コンテンツの一部にデータ損失が発生した場合などを想定していない。そのため、コンテンツを利用(再生)する際にデータが足りないため、コンテンツを利用できない、もしくは、コンテンツが映像や音声を含む番組であれば、映像や音声の乱れ、一部映像の欠如、無音声など不完全な番組を視聴することになるという問題があった。
そのため、デジタル放送サービスプロバイダから、放送ネットワークを介して放送コンテンツが伝送されたが、伝送路の誤り(データ損失)により正しく受信できなかった放送コンテンツの箇所を検出する機能と、デジタル放送サービスプロバイダに、電話線やインターネットなどの通信ネットワークを介して、補完放送コンテンツの再送信を要求する機能と、要求した補完放送コンテンツを受信し、蓄積する機能とを備える蓄積型デジタル放送受信装置が開示されている(特許文献1)。
したがって、従来の蓄積型デジタル放送受信装置により、データ損失が発生して放送コンテンツを正常に受信できなかった場合でも、補完放送コンテンツが蓄積されるので、受信不良部分を補完した放送コンテンツを再生することができるようになっている。
特開2006−33180号公報(段落[0061]〜[0084]) 「サーバー型放送における符号化、伝送及び蓄積制御方式標準規格」,ARIB STD−B38,(社)電波産業会
しかしながら、従来の蓄積型デジタル放送受信装置では、データ損失が発生して正しく受信できなかった放送コンテンツの箇所を検出した時点で、通信ネットワークを介して、デジタル放送サービスプロバイダに補完放送コンテンツの再送信を要求する。そのため、複数の蓄積型デジタル放送受信装置で、補完放送コンテンツの再送信を要求するタイミングが重なってしまうことになった。
また、一般的に豪雨などは局地的に発生し、その豪雨などの影響によりコンテンツの一部にデータ損失が発生する。そのため、補完放送コンテンツの再送信要求はある特定地域において時間的に集中して発生する。つまり、補完放送コンテンツの再送信要求は、局地的および時間的に集中して発生する。そのため、補完放送コンテンツの再送信要求と、その要求に対して送信される補完放送コンテンツとにより、通信ネットワーク内のある局地的な通信伝送路にトラフィックが集中し、その通信伝送路にかかる負荷が増え、通信ネットワーク内の通信伝送路で輻輳が発生するという問題点がある。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、利用者から操作手段を介してコンテンツの補填データブロック取得指示データを受けてから、補填データブロックの送信要求を行い、コンテンツを構成するすべてのデータブロックが記憶手段に記憶されていることを確認してから、コンテンツの再生処理を実行するコンテンツ受信再生装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のコンテンツ受信再生装置は、放送ネットワークおよびIP(Internet Protocol)ネットワークを介してコンテンツ送信装置と接続され、利用者により操作されて操作手段が作成した指示データに応じて、前記コンテンツ送信装置から配信される1つの映像・音声コンテンツが複数個に分割された分割データブロックを受信して記憶手段に記憶した後で、前記分割データブロックを前記映像・音声コンテンツに復元し、前記映像・音声コンテンツを表示手段に再生させるコンテンツ受信再生装置であって、操作手段と、放送受信手段と、欠損断片検出手段と、補填断片要求手段と、補填断片受信手段と、判断手段と、コンテンツ復元再生手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、コンテンツ受信再生装置は、補填断片要求手段によって、操作手段から補填データブロック取得指示データを受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
また、コンテンツ受信再生装置は、コンテンツ復元再生手段によって、コンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶手段に記憶されていることを確認してからコンテンツを再生するため、コンテンツデータブロックがひとつでも欠損していると、コンテンツは再生開始されない。
ここで、映像・音声コンテンツとは、映像コンテンツまたは/および音声コンテンツを意味している。
また、請求項2に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項1に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データが、前記映像・音声コンテンツを再生する動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段がコンテンツを再生する動作指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
さらに、請求項3に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項1に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データが、前記記憶手段に記憶された1または複数の前記映像・音声コンテンツの一覧からひとつを選択する動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段がコンテンツをひとつ選択する動作指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
また、当該動作指示は、操作手段がコンテンツを再生する指示より前に行われるため、再生指示がある前に補填分割データブロックの取得を始めることができ、表示手段で再生開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
さらに、請求項4に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項1に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データが、前記映像・音声コンテンツのライセンスを取得する動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段から、映像・音声コンテンツのライセンスを取得する動作指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
また、当該動作指示は、操作手段がコンテンツを再生する指示より前に行われるため、再生指示がある前に補填分割データブロックの取得を始めることができ、表示手段で再生開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
さらに、請求項5に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データは、前記映像・音声コンテンツの詳細説明を表示する指示、または、前記動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段から、映像・音声コンテンツの詳細説明を表示する指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
さらに、「映像・音声コンテンツの詳細説明を表示する指示」によるもの、または、「前記動作指示」によるもので、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、前記操作手段の操作により、コンテンツ再生指示データを受ける前に、前記映像・音声コンテンツを構成するすべての分割データブロックを、前記記憶手段に記憶させることが可能になる。
また、表示手段で再生開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
さらに、請求項6に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項2ないし請求項4に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データが、前記コンテンツ受信再生装置の電源を入れる指示、または、前記動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段が電源を入れる(電源ON)指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
さらに、「前記コンテンツ受信再生装置の電源を入れる指示」によるもの、または、「前記動作指示」によるもので、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、前記操作手段の操作により、コンテンツ再生指示データを受ける前に、前記映像・音声コンテンツを構成するすべての分割データブロックを、前記記憶手段に記憶させることが可能になる。
さらに、請求項7に記載のコンテンツ受信再生装置は、請求項2ないし請求項4に記載のコンテンツ受信再生装置において、前記補填データブロック取得指示データが、前記コンテンツ受信再生装置の電源を切る指示、または、前記動作指示であることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ受信再生装置は、操作手段が補填データブロックを取得してから電源を切る(電源OFF)指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
さらに、「前記コンテンツ受信再生装置の電源を切る指示」によるもの、または、「前記動作指示」によるもので、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、前記操作手段の操作により、コンテンツ再生指示データを受ける前に、前記映像・音声コンテンツを構成するすべての分割データブロックを、前記記憶手段に記憶させることが可能になる。
さらに、請求項8に記載のコンテンツ受信再生プログラムは、放送ネットワークおよびIPネットワークを介してコンテンツ送信装置と接続され、利用者により操作されて操作部が作成した指示データに応じて、放送受信手段、欠損断片検出手段、補填断片要求手段、補填断片受信手段、判断手段、コンテンツ復元再生手段、として機能させる構成とした。
かかる構成によれば、コンテンツ受信再生プログラムは、補填断片要求手段によって、操作部から前記映像・音声コンテンツを再生する指示の前に補填データブロック取得指示データを受けてから、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することが可能になる。
また、コンテンツ受信再生プログラムは、コンテンツ復元再生手段によって、コンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶部に記憶されていることが確認されるため、コンテンツデータブロックが全て揃ってはじめてコンテンツ再生が開始される。
本発明によれば、利用者から操作手段を介してコンテンツの補填データブロック取得指示データを受けてから、補填データブロックの送信要求を行い、コンテンツを構成するすべてのデータブロックが記憶手段に記憶されていることを確認してから、コンテンツの再生処理を実行するコンテンツ受信再生装置を提供することができる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
請求項1,8に記載の発明によれば、操作手段から補填データブロック取得指示データが入力されてから初めて、補填断片要求手段はコンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することができる。
これによって、豪雨などにより通信ネットワーク内のある局地的な通信伝送路にトラフィックが集中して輻輳が発生することを回避することができる。
また、請求項1,8に記載の発明によれば、コンテンツ復元再生手段によってコンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶手段に記憶されていることを確認してから、コンテンツの再生を開始する。
これによって、未だ欠損しているコンテンツデータブロックが残っているコンテンツの再生を開始した場合に発生する、コンテンツの再生が途中で中断されてしまう問題や、映像や音声が途切れてしまう問題を、回避することができる。
請求項2〜7に記載の発明によれば、操作手段が各種指示を受けてから、コンテンツ送信装置に補填データブロック取得要求を行うため、取得要求が行われる時間を分散することができる。これによって、通信ネットワーク内のトラフィックが集中することを避けることができる。
また、請求項2〜5に記載の発明によれば、操作手段からの補填データブロック取得指示データは、映像・音声コンテンツの1つを選択して、そのコンテンツを再生するまでの一定の段階の指示である。補填断片要求手段は、1つの映像・音声コンテンツに係り、そのコンテンツを再生するまでの一定の段階に至った時点で、コンテンツ送信装置に補填分割データブロックの取得要求を行うことで、再生しようとするコンテンツを構成するコンテンツデータブロックのみを、コンテンツ送信装置から取得することができる。
これにより、データ損失が発生して正しく受信できなかったコンテンツに関し、コンテンツ再生をしようとする一定の段階の時点まで補填データブロックの取得要求を行わないため、通信ネットワーク内の通信伝送路の負荷を軽減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、実際にコンテンツ再生する時点まで補填データブロックの取得要求を行わない、すなわち、確実に必要な通信しか行なわないため、ネットワークの負荷を軽減することができる。請求項4に記載の発明によれば、コンテンツの再生に必要なライセンスを取得する時点まで補填データブロックの取得要求を行わない、すなわち、利用者が視聴の意思を示すまで通信を行なわないため、通信ネットワーク内の通信伝送路の負荷を軽減することができる。
また、請求項1〜5に記載の発明によれば、操作手段からの補填データブロック取得指示データは、コンテンツ再生に至る途中段階の指示である。すなわち、コンテンツ再生が指示される以前に補填データブロック取得指示データが発せられ、補填データブロック取得が開始される。一方、前記操作手段の操作により、コンテンツ再生指示データを受け、前記映像コンテンツを構成するすべての分割データブロックが、前記記憶手段に記憶されていることを確認してから、コンテンツ再生を開始する。すなわち、コンテンツ再生指示操作からコンテンツ再生までの待ち時間を短くすることが可能である。
次に、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳細に説明する。
[コンテンツ配信システムの構成]
図1は、蓄積型コンテンツ受信再生装置を含むコンテンツ配信システムのブロック図である。この図1に示すように、コンテンツ配信システム1は、蓄積型コンテンツ受信再生装置2と、コンテンツ送信装置3と、表示装置Vとを備える。そして、蓄積型コンテンツ受信再生装置2は、コンテンツ送信装置3と、放送ネットワークN1を介して接続され、また、通信ネットワークN2を介しても接続される。
放送ネットワークN1は、地上デジタル音声放送、地上デジタルテレビジョン放送、BSデジタル放送、狭帯域CSデジタル放送、広帯域CSデジタル放送及び2.6GHz帯の周波数の電波を使用する衛星デジタル音声放送などの、一方向放送ネットワークである。
通信ネットワークN2は、電話回線、光回線などを介して、インターネットプロトコル(Internet Protocol)などを利用して相互接続される双方向通信ネットワークである。
コンテンツ送信装置3は、記憶手段31と、コンテンツ送信手段32と、補填データブロック送受信手段33とを備える。ここで、コンテンツ送信装置3の動作は、前記した従来技術と同じであるため、詳細な説明は省略して概要だけを記載する。
まず、コンテンツ送信装置3は、記憶手段31に記憶されたコンテンツを、複数のコンテンツデータブロックに分割する。この際、連続した識別番号(ブロック番号)がコンテンツデータブロックに付与される。このブロック番号を含めた、コンテンツデータブロックをそれぞれ識別するための識別情報が付与される。そして、それらコンテンツデータブロックは、記憶手段31に記憶される。
ここで、識別情報には、ブロック番号の他に、例えば、コンテンツデータブロックがどのコンテンツであるのかを示すコンテンツ種別、コンテンツデータブロックのデータ長などが含まれている。
記憶手段31は、コンテンツと、複数のコンテンツデータブロックとを記憶するものであって、例えば、HD(Hard Disc)、不揮発性半導体メモリ、光ディスク等の記憶手段である。
コンテンツ送信手段32は、記憶手段31からコンテンツデータブロックを取得し、放送ネットワークN1を介して送信するものである。そして、送信時には、コンテンツデータブロックに放送伝送路用の処理(パケット化、多重化、変調など)を施し、放送信号として放送ネットワークN1に送出するものである。
補填データブロック送受信手段33は、通信ネットワークN2を介して、蓄積型コンテンツ受信再生装置2から要求情報を受信し、その要求情報に応じて、コンテンツデータブロック(補填データブロック)を記憶手段31から取得し、通信ネットワークN2を介して送信するものである。そして、送信時には、コンテンツデータブロックに通信伝送路用の処理(パケット化、多重化、変調など)を施し、通信信号として通信ネットワークN2(通信伝送路)に送出するものである。
蓄積型コンテンツ受信再生装置2は、記憶手段21の他に後記する構成を備え、コンテンツ送信装置3から受信できなかったコンテンツデータブロックを、コンテンツ送信装置3に再送要求したり、コンテンツ送信装置3から受信したコンテンツデータブロックを記憶手段21に記憶し、利用者Pの指示に応じて、コンテンツデータブロックをコンテンツに復元して、表示装置Vに表示したりするものである。
表示装置Vは、蓄積型コンテンツ受信再生装置2から送信されるコンテンツや操作手順を画面に表示するものであって、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイやブラウン管ディスプレイである。ここで、表示装置Vは蓄積型コンテンツ受信再生装置2に内蔵されていてもよい。
[蓄積型コンテンツ受信再生装置の構成]
図2は、蓄積型コンテンツ受信再生装置のブロック図である。この図2に示すように、蓄積型コンテンツ受信再生装置2は、記憶手段21と、コンテンツ受信手段22と、補填データブロック受信手段23と、補填データブロック要求手段24と、欠損データブロック検出手段25と、コンテンツ復元手段26と、操作手段27と、判断手段28とを備える。
そして、蓄積型コンテンツ受信再生装置2は、コンテンツ受信手段22が、放送ネットワークN1を介してコンテンツ送信装置3(コンテンツ送信手段32)から配信されるデータを受信可能に接続し、また、補填データブロック受信手段23および補填データブロック要求手段24が、それぞれ通信ネットワークN2を介してコンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)と通信可能に接続する。
操作手段27は、利用者Pにより操作されて入力された指示に応じて、補填データブロック取得指示データ、コンテンツ再生指示データを作成して、補填データブロック取得指示データを補填データブロック要求手段24に伝達し、コンテンツ再生指示データを判断手段28に伝達する。
この操作手段27は入力された指示により、『補填データブロック取得指示データを作成する設定』、『コンテンツ再生指示データを作成する設定』がされている。
『コンテンツ再生指示データを作成する設定』は、入力された指示が“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を再生する指示”のときに、操作手段27は“(コンテンツaに係る)コンテンツ再生指示データ”を作成するという設定である。
一方、『補填データブロック取得指示データを作成する設定』は、例えば、“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を再生する指示”のときに、操作手段27は“補填データブロック取得指示データ”を作成するという設定である。この設定における指示は、1または複数のコンテンツの一覧から“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を選択する指示”であってもよいし、『コンテンツのライセンスを取得する設定』であってもよい。
さらに、『補填データブロック取得指示データを作成する設定』は、複数の指示を組み合わせても良い。例えば、“電源を入れる(電源ON)指示”と“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を再生する指示”のいずれか一つがあったときに、操作手段27は“補填データブロック取得指示データ”を作成するという設定であってもよい。また、“電源を切る(電源OFF)指示”と“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を再生する指示”のいずれか一つがあったときに、操作手段27は“補填データブロック取得指示データ”を作成するという設定であってもよい。さらに、“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)の詳細説明を表示する指示”と“ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を再生する指示”のいずれか一つがあったときに、操作手段27は“補填データブロック取得指示データ”を作成するという設定であってもよい。
本実施例では、『補填データブロック取得指示データを作成する設定』は、『コンテンツ再生指示データを作成する設定』と同じ“コンテンツを再生する指示”とする。例えば、入力された指示が「コンテンツaを再生する」であった場合、操作手段27は、“コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データ”と、“コンテンツaに係るコンテンツ再生指示データ”とを作成する。そして、補填データブロック取得指示データを補填データブロック要求手段24に伝達し、コンテンツ再生指示データを判断手段28に伝達する。
ここで、利用者Pにより操作されるものは外部入力手段である。外部入力手段は、例えば、蓄積型コンテンツ受信再生装置に取り付けられたボタンやキーボードであってもよいし、赤外線や無線により間接的に指示が入力されるリモコンであってもよい。リモコンの場合は、蓄積型コンテンツ受信再生装置2は赤外線や無線を受信するための受信機を内蔵する。
つまり、操作手段は、外部入力手段が操作されて入力された指示を取得し、指示に応じて、補填データブロック取得指示データ、コンテンツ再生指示データを作成する。
ここで、図3は、記憶手段に記憶されるコンテンツ一覧DBおよびコンテンツデータブロックDBのデータベースの一例である。
記憶手段21は、コンテンツデータブロック(欠損していないデータブロックおよび補填データブロック)と、コンテンツ一覧DB211と、コンテンツ毎に構築されるデータブロックDB212(コンテンツaデータブロックDB212a、コンテンツbデータブロックDB212b、・・・)とを記憶するものであり、例えば、HD、不揮発性半導体メモリ、光ディスク等の記憶手段である。
コンテンツ受信手段22は、コンテンツ送信装置3(コンテンツ送信手段32)から送信(配信)されるコンテンツデータブロックを受信する。そして、受信したコンテンツデータブロックに付与されたコンテンツ種別を、記憶手段21のコンテンツ一覧DB211に記録する。さらに、記憶手段21にコンテンツ種別毎のデータブロックDB212を構築し、受信したコンテンツデータブロックに付与されたブロック番号を記録するものである。ここで、コンテンツ種別はコンテンツ名であってもよいし、コンテンツを識別する数字や文字でもよい。
また、コンテンツ受信手段22は、コンテンツデータブロックを受信したことを、後記する欠損データブロック検出手段25に伝達するものである。そして、コンテンツ受信手段22は、受信したコンテンツデータブロックを記憶手段21に記憶するものである。
欠損データブロック検出手段25は、コンテンツ受信手段22からコンテンツデータブロックを受信した旨を受け、そのコンテンツデータブロックが欠損しているか否かを検出するものである。欠損データブロック検出手段25は、例えば、コンテンツデータブロックのヘッダに含まれる識別番号(ブロック番号)が連続番号として受信されているか否か、およびヘッダに指定されたデータ長と同一のデータサイズで受信しているか否かなどについて判定し、検出する。
正常なコンテンツデータブロック(欠損していないデータブロック)を検出した場合、欠損データブロック検出手段25は、欠損していないデータブロックが記憶手段21に記憶されていることを示す情報を、データブロックDB212に記録するものである。例えば、図3に示すように、コンテンツデータブロックに付与されたブロック番号とフラグ“1”を記録する。
一方、欠損しているコンテンツデータブロック(欠損データブロック)を検出した場合、欠損データブロック検出手段25は、欠損していないデータブロックが記憶手段21に記憶されていないことを示す情報を、データブロックDB212に記録する。例えば、図3に示すように、コンテンツデータブロックに付与されたまたは付与されるべきだったブロック番号とフラグ“0”を記録する。
ここで、欠損しているため、コンテンツデータブロックに付与されたブロック番号が取得できなかった場合、ブロック番号は連続した識別番号であるため、抜けているブロック番号と、そのブロック番号のフラグを“0”として記録すればよい。
補填データブロック要求手段24は、操作手段27から補填データブロック取得指示データを取得し、記憶手段21に構築された、その指示データに係るデータブロックDB212を参照して、欠損していないデータブロックが記憶手段21に記憶されていないことを示す情報から、記憶手段21に記憶されている欠損データブロック(補填データブロック)を検出する。そして、補填データブロック要求手段24は、検出した欠損データブロックの情報を含んだ情報(補填データブロック取得要求)を生成し、補填データブロック取得要求をコンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)に送信するものである。
例えば、利用者Pにより指示(コンテンツaを再生する指示)が入力されて、コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データが操作手段27から伝達され、補填データブロック要求手段24は、コンテンツaのデータブロックDB(コンテンツaデータブロックDB212a)を参照して、フラグが“0”のブロック番号を検出する。
補填データブロック受信手段23は、コンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)から送信されるコンテンツデータブロック(補填データブロック)を受信する。そして、補填データブロック受信手段23は、補填データブロックを記憶手段21に記憶させ、さらに、記憶手段21にてデータブロックDB212のデータを更新するものである。当該更新により、補填データブロック受信手段23が受信した補填データブロックが記憶手段21に記憶されたことを示す情報が、データブロックDB212に記録される。
判断手段28は、操作手段27からコンテンツ再生指示データが伝達され、記憶手段21に構築された、指示データに係るコンテンツのデータブロックDB212を参照して、指示データに係るコンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶されていることを確認し、コンテンツ復元手段26に、指示データに係るコンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックを記憶手段21から取得することを指示するものである。
例えば、利用者Pにより指示(コンテンツaを再生する指示)が入力されて、コンテンツaに係るコンテンツ再生指示データが操作手段27から伝達され、判断手段28は、コンテンツaのデータブロックDB(コンテンツaデータブロックDB212a)を参照する。そして、判断手段28は、記憶手段21に、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶されているかを確認する。この確認は、コンテンツデータブロックに付与された連続した識別番号(ブロック番号)がすべて揃っていることで、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶されていることとなる。ここで、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶されていれば、判断手段28は、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロックを記憶手段21から取得することをコンテンツ復元手段26に指示する。
コンテンツ復元手段26は、判断手段28にて行われる判定処理結果により、記憶手段21からコンテンツ(コンテンツa)を構成するすべてのコンテンツデータブロックを取得する。そして、コンテンツ復元手段26は、取得したコンテンツデータブロックを、コンテンツaに復元し、映像・音声データとして表示装置Vに送信するものである。
[蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ受信動作]
次に、図4を参照して、蓄積型コンテンツ受信再生装置2のコンテンツ受信動作について説明する(適宜、図1ないし図3を参照)。図4は、蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ受信動作のフロー図である。
まず、蓄積型コンテンツ受信再生装置2のコンテンツ受信手段22は、コンテンツを構成するコンテンツデータブロックを受信し(ステップS101)、受信したコンテンツデータブロックを記憶手段21に記憶させる(ステップS102)。
ここで、コンテンツ受信手段22は、受信したコンテンツデータブロックに付与されたコンテンツ種別を、記憶手段21のコンテンツ一覧DB211に記録する。さらに、コンテンツ受信手段22は、記憶手段21にコンテンツ種別毎のデータブロックDB212を構築し、受信したコンテンツデータブロックに付与されたブロック番号を記録する。
例えば、図3に示すように、コンテンツ受信手段22は、受信したコンテンツデータブロックに付与されたコンテンツ種別“コンテンツa”をコンテンツ一覧DB211に記録する。さらに、コンテンツaデータブロックDB212aを構築し、ブロック番号“0001”を記録する。
そして、欠損データブロック検出手段25は、記憶手段21に記憶された、受信したコンテンツデータブロックが欠損しているか否かを判定する(ステップS103)。
コンテンツデータブロックが欠損している(欠損データブロック)場合(ステップS103,Yes)、欠損データブロック検出手段25は、記憶手段21に構築されたデータブロックDB212にて、受信した欠損データブロックのブロック番号に該当するフラグを“0”で記録する(ステップS104)。
例えば、図3に示すように、コンテンツaのブロック番号“0003”が欠損データブロックである場合、コンテンツaデータブロックDB212aにて、ブロック番号“0003”のフラグを“0”とする。
一方、コンテンツデータブロックが欠損していない(欠損していないデータブロック)場合(ステップS103,No)、欠損データブロック検出手段25は、記憶手段21に構築されたデータブロックDB212にて、欠損していないデータブロックのブロック番号に該当するフラグを“1”で記録する(ステップS105)。
例えば、図3に示すように、コンテンツaのブロック番号“0004”が欠損していないデータブロックである場合、コンテンツaデータブロックDB212aにて、ブロック番号“0004”のフラグを“1”とする。
以上に示したステップS101〜ステップS105の処理は、例えば、コンテンツデータブロックに付与された連続した識別番号(ブロック番号)が最後の番号のコンテンツデータブロックを、コンテンツ受信手段22が受信するまで繰り返し実施される。
以上の動作によって、コンテンツ送信装置3から、放送ネットワークN1を介して送信されるコンテンツデータブロックを、記憶手段21に記憶することができる。また、欠損しているコンテンツデータブロック(欠損データブロック)の識別情報、例えばブロック番号等をデータベース(データブロックDB212)に記録することができる。
[蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ再生動作]
次に、図5を参照して、蓄積型コンテンツ受信再生装置2のコンテンツ再生動作について説明する(適宜、図1ないし図3を参照)。図5は、蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ再生動作のフロー図である。
まず、利用者Pが、蓄積型コンテンツ受信再生装置2の操作手段27を操作して、指示を入力する(ステップS201)。
ここでは、操作手段27に入力された指示が「コンテンツaを再生する」であるとする。
操作手段27は、入力された指示(「コンテンツaを再生する」)を取得する。ここで、『補填データブロック取得指示データを作成する設定』は、『コンテンツ再生指示データを作成する設定』と同じ“コンテンツを再生する指示”であるため、操作手段27は、コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データと、コンテンツaに係るコンテンツ再生指示データとを作成し、補填データブロック取得指示データを補填データブロック要求手段24に、コンテンツ再生指示データを判断手段28に伝達する(ステップS202)。
このとき、蓄積型コンテンツ受信再生装置2により、記憶手段21に記憶されたコンテンツ一覧DB211のデータに基づいて、表示装置Vにコンテンツが一覧で表示される画面データを生成される。これにより、利用者Pは、表示装置Vに表示された画面を見ながら、操作手段27を操作して、ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を選択(入力)する指示や、コンテンツの一覧を表示装置Vに表示させる指示をすることができる。
再び、図5に示す、蓄積型コンテンツ受信再生装置2のコンテンツ再生動作について説明する。
補填データブロック要求手段24は、コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データを取得する(ステップS203)。そして、補填データブロック要求手段24は、記憶手段21に構築されたコンテンツaのコンテンツaデータブロックDB212aを参照し(ステップS204)、フラグが“0”のデータがあるか否かを判定する(ステップS205)。
フラグが“0”のデータがある(ステップS205,Yes)場合、補填データブロック要求手段24は、コンテンツaデータブロックDB212aを参照して、フラグが“0”のデータのブロック番号、例えば図3に示す、ブロック番号“0003”、“0005”・・・を取得する。そして、補填データブロック要求手段24は、取得したフラグが“0”のデータのブロック番号を含んだ情報(補填データブロック取得要求)を生成し、通信ネットワークN2を介して、コンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)に送信する(ステップS206)。
コンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)は、補填データブロック取得要求に対する応答として、ブロック番号“0003”、“0005”・・・のコンテンツデータブロックを記憶手段31から抽出する。そして、補填データブロック送受信手段33は、抽出したコンテンツデータブロック(補填データブロック)を、通信ネットワークN2を介して、蓄積型コンテンツ受信再生装置2に送信する。
補填データブロック受信手段23は、コンテンツ送信装置3(補填データブロック送受信手段33)から補填データブロックを受信する(ステップS207)。
そして、補填データブロック受信手段23は、受信した補填データブロックを記憶手段21に記憶し、さらに、記憶手段21に構築されたコンテンツaデータブロックDB212aを更新する(ステップS208)。この更新により、例えば、受信した補填データブロックに付与されたブロック番号が“0003”であれば、データブロックDB212の該当するブロック番号“0003”のフラグが“1”となる。
ここで、ステップS208の処理にて、補填データブロックを記憶手段21に記憶する際、補填データブロック受信手段23は、既に記憶手段21に記憶されているブロック番号が同じコンテンツデータブロック(欠損データブロック)を破棄し、補填データブロックを記憶する処理を行う。
一方、フラグが“0”のデータがない(ステップS205,No)場合、またはステップS208の処理終了後に、判断手段28は、ステップS202の処理により、操作手段27から伝達されるコンテンツaに係るコンテンツ再生指示データを取得したか否かを判定する(ステップS209)。
まだコンテンツ再生指示データを取得していない(ステップS209,No)場合、取得するまで待機する。
一方、コンテンツ再生指示データを取得している(ステップS209,Yes)場合、さらに、判断手段28は、記憶手段21にコンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロック(欠損していないデータブロックおよび補填データブロック)が記憶されているか否かを判定する(ステップS210)。
記憶されていないコンテンツデータブロックがある場合(ステップS210,No)、ステップS204に戻り、補填分割データブロックの取得処理をする。
すべてのコンテンツデータブロックがある場合(ステップS210,Yes)、判断手段28はコンテンツ復元手段26に、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロックの取得指示データを送信する。
取得指示データを受けたコンテンツ復元手段26は、記憶手段21から、コンテンツaを構成するすべてのコンテンツデータブロック(欠損していないデータブロックおよび補填データブロック)を取得し(ステップS211)、コンテンツaに復元し(ステップS212)、表示装置Vにコンテンツaを再生させる(ステップS213)。
以上の動作によって、利用者により、コンテンツを再生するための再生ボタンが押下されても、ステップS210にて、コンテンツ復元手段26によって、そのコンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶手段21に記憶されていることが確認するため、ひとつでもコンテンツデータブロックが欠損していると、コンテンツに復元できない蓄積型コンテンツ受信再生装置2を提供することができる。なお、再生ボタンが押下されたときに、コンテンツデータブロックが欠損しているときは、表示装置Vに「データ取得中」などが表示されてもよい。
また、本実施例では、ステップS201(図5)の処理にて、操作手段27に入力される指示は、「ひとつのコンテンツ(コンテンツa)を選択(入力)する指示」や、「コンテンツの一覧を表示装置Vに表示させる指示」、「映像・音声コンテンツの詳細説明を表示する指示」、「映像・音声コンテンツのライセンスを取得する指示」(指示書の請求項3に対応する。新規に追加しました。)であってもよい。そして、それら指示を入力後に、操作手段27に「コンテンツaを再生する」という指示を入力しても良い。当該処理により、操作手段27は、まず、コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データを作成し、そして、コンテンツaに係るコンテンツ再生指示データを作成する。
ここで、「コンテンツの詳細説明を表示する指示」とは、例えば、不図示のECG(Electronic Content Guide:電子コンテンツ案内)により、表示装置Vに表示された蓄積番組表を見た利用者Pが操作手段27で、ひとつのコンテンツを選択する操作が行われた際の指示である。
また、「コンテンツのライセンスを取得する指示」とは、例えば、表示装置Vに表示されたコンテンツの情報を見た利用者Pが操作手段27で、コンテンツのライセンス(コンテンツを視聴する権利)を取得する操作が行われた際の指示であって、有料コンテンツ等の場合、表示装置Vに表示された「購入する」あるいは「ライセンス取得」等のボタンが押下される操作である。
また、「電源を入れる(電源ON)」指示や「電源を切る(電源OFF)」指示が入力されることで、操作手段27は、コンテンツaに係る補填データブロック取得指示データを作成してもよい。
ここで、「電源を切る」指示の場合、蓄積型コンテンツ受信再生装置2は、電源を切らずに、例えば、利用者Pからは電源が切られて何も処理をしていないように見える状態にする。そして、操作手段27はコンテンツaに係る補填データブロック取得指示データを作成する。その後、蓄積型コンテンツ受信再生装置2はステップS208(図5)までの処理をしてから電源を切る。
当該処理により、次に利用者Pにより蓄積型コンテンツ受信再生装置2の電源が入れられたときには、既に、コンテンツを構成するすべてのコンテンツデータブロックが記憶されていることになるため、利用者Pは再生ボタンを押すなど、操作手段27に「コンテンツaを再生する」という指示を入力すると同時に、コンテンツを視聴することができる。
ここで、「電源を入れる」指示や「電源を切る」指示は、蓄積型コンテンツ受信再生装置2に備えられるタイマー機能により、予め指示したタイミングで行われる指示などでもよい。しかし、時間的なトラフィック集中をより効果的に回避するために、「電源を入れる」指示や「電源を切る」指示は、利用者Pが操作手段27を操作して、電源を入れたり、電源を切ったりすることで行われる指示が望ましい。
蓄積型コンテンツ受信再生装置を含むコンテンツ配信システムのブロック図である。 蓄積型コンテンツ受信再生装置のブロック図である。 記憶手段に記憶されるコンテンツ一覧DBおよびコンテンツデータブロックDBのデータベースの一例である。 蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ受信動作のフロー図である。 蓄積型コンテンツ受信再生装置のコンテンツ再生動作のフロー図である。
符号の説明
2 蓄積型コンテンツ受信再生装置
3 コンテンツ送信装置
21 記憶手段
22 コンテンツ受信手段
23 補填データブロック受信手段
24 補填データブロック要求手段
25 欠損データブロック検出手段
26 コンテンツ復元手段
27 操作手段
28 判断手段
32 コンテンツ送信手段
33 補填データブロック送受信手段
N1 放送ネットワーク
N2 通信ネットワーク
P 利用者
V 表示装置

Claims (8)

  1. 放送ネットワークおよびIPネットワークを介してコンテンツ送信装置と接続され、前記コンテンツ送信装置から配信される1つの映像・音声コンテンツが複数個に分割された分割データブロックを受信して記憶手段に記憶した後で、前記分割データブロックを前記映像・音声コンテンツに復元し、前記映像・音声コンテンツを表示手段に再生させるコンテンツ受信再生装置であって、
    利用者により前記映像・音声コンテンツを再生するための操作されて、補填データブロック取得指示データと、前記映像・音声コンテンツを再生する指示であるコンテンツ再生指示データとを入力する操作手段と、
    前記放送ネットワークを介して、前記コンテンツ送信装置から前記分割データブロックを受信して前記記憶手段に記憶させる放送受信手段と、
    前記受信した前記分割データブロックから、データが欠損している欠損分割データブロックを検出し、欠損分割データブロック情報を作成して前記記憶手段に記憶させる欠損断片検出手段と、
    前記操作手段の操作により、前記補填データブロック取得指示データを受け、前記欠損分割データブロック情報を前記記憶手段から取得し、前記IPネットワークを介して、取得した前記欠損分割データブロック情報を前記コンテンツ送信装置に送信する補填断片要求手段と、
    前記IPネットワークを介して、前記コンテンツ送信装置から前記欠損分割データブロック情報に係る補填分割データブロックを受信して前記記憶手段に記憶させる補填断片受信手段と、
    前記操作手段の操作により、コンテンツ再生指示データを受け、前記映像・音声コンテンツを構成するすべての分割データブロックが、前記記憶手段に記憶されていることを確認する判断手段と、
    前記記憶手段から、前記判断手段により確認された前記分割データブロックおよび前記補填分割データブロックを取得し、前記映像・音声コンテンツに復元し、前記表示手段に前記映像・音声コンテンツを再生させるコンテンツ復元再生手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ受信再生装置。
  2. 前記補填データブロック取得指示データは、前記映像・音声コンテンツを再生する動作指示であることを特徴とする請求項1に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  3. 前記補填データブロック取得指示データは、前記記憶手段に記憶された1または複数の前記映像・音声コンテンツの一覧からひとつを選択する動作指示であることを特徴とする請求項1に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  4. 前記補填データブロック取得指示データは、前記映像・音声コンテンツのライセンスを取得する動作指示であることを特徴とする請求項1に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  5. 前記補填データブロック取得指示データは、前記映像・音声コンテンツの詳細説明を表示する指示、または、前記動作指示であることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  6. 前記補填データブロック取得指示データは、前記コンテンツ受信再生装置の電源を入れる指示、または、前記動作指示であることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  7. 前記補填データブロック取得指示データは、前記コンテンツ受信再生装置の電源を切る指示、または、前記動作指示であることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載されたコンテンツ受信再生装置。
  8. 放送ネットワークおよびIPネットワークを介してコンテンツ送信装置と接続され、利用者により操作されて操作部が作成した指示データに応じて、前記コンテンツ送信装置から配信される1つの映像・音声コンテンツが複数個に分割された分割データブロックを受信して記憶部に記憶した後で、前記分割データブロックを前記映像・音声コンテンツに復元し、前記映像・音声コンテンツを表示部に再生させるコンテンツ受信再生装置のコンピュータを、
    前記放送ネットワークを介して、前記コンテンツ送信装置から前記分割データブロックを受信して前記記憶部に記憶させる放送受信手段、
    前記受信した前記分割データブロックから、データが欠損している欠損分割データブロックを検出し、欠損分割データブロック情報を作成して前記記憶部に記憶させる欠損断片検出手段
    記操作部から前記映像・音声コンテンツを再生する指示の前に補填データブロック取得指示データを受け、前記欠損分割データブロック情報を前記記憶部から取得し、前記IPネットワークを介して、取得した前記欠損分割データブロック情報を前記コンテンツ送信装置に送信する補填断片要求手段、
    前記IPネットワークを介して、前記コンテンツ送信装置から前記欠損分割データブロック情報に係る補填分割データブロックを受信して前記記憶部に記憶させる補填断片受信手段、
    前記操作部から前記映像・音声コンテンツを再生する指示であるコンテンツ再生指示データを受け、前記映像・音声コンテンツを構成するすべての分割データブロックが、前記記憶部に記憶されていることを確認する判断手段、
    前記記憶部から、前記判断手段により確認された前記分割データブロックおよび前記補填分割データブロックを取得し、前記映像・音声コンテンツに復元し、前記表示部に前記映像・音声コンテンツを再生させるコンテンツ復元再生手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ受信再生プログラム。
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