JP5363279B2 - ワイパアームおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に搭載されるワイパ装置に用いられるワイパアームおよびその製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載されてウインドシールドガラスに付着した雨水や雪等の付着物を払拭するワイパ装置は、ワイパモータにより揺動駆動されるワイパアームを備えている。
ワイパアームはピボット軸に固定されるヘッド部を備えており、ヘッド部にはピン部材によりガラス面に接近・離反する方向に回動自在にリテーナ(アームシャンク)が連結されている。リテーナは金属板を折り曲げた断面コの字のアーム状に形成されており、その先端には鋼材等により長尺の平板状に形成されたアームピースが固定されている。アームピースの先端にはUフック等の取付部が設けられ、この取付部にワイパブレードが取り付けられている。そして、ワイパモータによりピボット軸が駆動されると、ワイパアームが所定の角度範囲で揺動して、ワイパブレードがガラス面上を払拭動作するようになっている。
このようなワイパアームにおいて、アームピースをリテーナに固定する構造としては、従来から、かしめ加工が多く用いられている。例えば特許文献1には、リテーナの先端側に断面C字の筒状の把持固定部(ピース固定部)を設け、アームピースの基端側を把持固定部に内包させた状態で当該把持固定部をかしめ加工することにより、アームピースをリテーナに固定するようにした固定構造が記載されている。
特開2004−142612号公報
しかしながら、特許文献1に示されるワイパアームでは、断面C字の筒状に形成された把持固定部に平板状に形成されたアームピースの基端側を内包させて、これを単にかしめ加工して固定する構造であるので、アームピースとリテーナとの固定強度を十分に高めることはできなかった。
本発明の目的は、アームピースとリテーナとの固定強度を高めることにある。
本発明のワイパアームは、車両用のワイパ装置に用いられるワイパアームであって、長尺の平板状に形成され、先端にワイパブレードの取付部を備えるとともに基端側に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部を備えるアームピースと、前記湾曲部を内包する断面C字の筒状のピース固定部を備え、該ピース固定部がかしめ加工されることにより前記アームピースに連結される金属板製のリテーナと、前記リテーナの基端が回動自在に連結され、前記ワイパ装置のピボット軸に固定されるヘッド部とを有し、前記ピース固定部のかしめ加工により前記湾曲部が前記ピース固定部の内部で直線状に弾性変形した状態となって該ピース固定部の内面に弾性的に接触していることを特徴とする。
本発明のワイパアームは、前記アームピースには長手方向に間隔を空けて一対の突起が並べて設けられ、前記ピース固定部には前記突起が挿通される一対の係合孔が設けられ、前記湾曲部は前記アームピースの一対の前記突起の間の部分に設けられていることを特徴とする。
本発明のワイパアームの製造方法は、車両用のワイパ装置に用いられるワイパアームの製造方法であって、先端にワイパブレードの取付部を備えるとともに基端側に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部を備える長尺の平板状のアームピースを形成する工程と、金属板製のリテーナを形成する工程と、前記リテーナに断面C字の筒状のピース固定部を形成し、該ピース固定部に前記湾曲部を内包させ、該ピース固定部をかしめ加工することにより、前記湾曲部を前記ピース固定部の内部で直線状に弾性変形させた状態で前記リテーナを前記アームピースに連結する工程と、前記リテーナの基端をヘッド部に回動自在に連結する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アームピースのピース固定部に内包される部分に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部を設け、この湾曲部をかしめ加工によりピース固定部の内部で直線状に弾性変形させるようにしたので、弾性変形した湾曲部をピース固定部の内面に弾性力を生じた状態で接触させることができる。これにより、アームピースのピース固定部に対する密着性を高めて、アームピースとピース固定部つまりリテーナとの固定強度を高めることができる。
本発明の一実施の形態であるワイパアームを備えたワイパ装置の外観図である。 図1に示すワイパアームのリテーナとアームピースの固定部分の詳細を示す底面図である。 (a)は図2におけるA−A線に沿う断面図であり、(b)は図2におけるB−B線に沿う断面図である。 図1に示すアームピースの詳細を示す斜視図である。 図4に示すアームピースの湾曲部の詳細を示す説明図である。 図1に示すワイパアームの製造手順を示す工程図である。 (a)〜(c)は、それぞれアームピースをかしめ加工によりリテーナに固定する手順を示す横断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ図7(a)〜(c)に対応した縦断面図である。 (a)、(b)は、それぞれ図2に示すワイパアームの変形例であって、ダボが設けられないアームピースをかしめ加工によりリテーナに固定する手順を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示す車両用のワイパ装置11は、自動車等の車両12に搭載されて当該車両12のウインドシールドガラス(フロントガラス)13を払拭するものである。このワイパ装置11は、車両12の車体12aから突出するピボット軸14と、ピボット軸14に固定されるワイパアーム15と、ワイパアーム15に取り付けられるワイパブレード16とを備えている。
ワイパアーム15はヘッド部としてのアームヘッド21を備えている。このアームヘッド21はアルミダイキャスト製となっており、その基端においてピボット軸14にナット22により固定されている。つまり、このワイパアーム15はアームヘッド21においてピボット軸14に固定されるようになっている。
アームヘッド21の先端にはリテーナ23が連結されている。このリテーナ23は鋼板等の金属板により形成され、断面略コの字のアーム状に形成された本体部23aを備えている。本体部23aの基端はピン部材としての連結ピン24によりアームヘッド21の先端に連結され、これにより、リテーナ23は連結ピン24を中心としてウインドシールドガラス13に接近・離反する方向に回動自在となっている。また、アームヘッド21とリテーナ23の間にはスプリング(不図示)が装着されており、このスプリングによりリテーナ23は連結ピン24を中心としてウインドシールドガラス13のガラス面側に向けて付勢されている。
リテーナ23の先端には本体部23aと一体にピース固定部23bが設けられ、このピース固定部23bにはアームピース25が固定・連結されている。アームピース25は鋼材等によりの長尺で断面矩形の平板状に形成され、その先端にはワイパブレード16の取付部としてUフック25aが一体に設けられている。このアームピース25の基端側はリテーナ23のピース固定部23bにかしめ加工により固定され、これによりリテーナ23に連結されている。
なお、アームピース25とリテーナ23との固定構造の詳細については後述する。
一方、ワイパブレード16はウインドシールドガラス13に接するブレードラバー16aとブレードラバー16aを保持するラバーホルダ16bとを備えている。ラバーホルダ16bの長手方向中央部分にはクリップ16cが設けられ、このクリップ16cをUフック25aに係合させることにより、ワイパブレード16はアームピース25つまりワイパアーム15の先端に取り付けられている。
車体12aには図示しないワイパモータが搭載されており、ピボット軸14はリンク機構(不図示)を介してワイパモータに接続されてワイパモータに所定の角度範囲で揺動駆動されるようになっている。ピボット軸14がワイパモータに揺動駆動されると、ワイパアーム15がピボット軸14とともに揺動し、ワイパブレード16がウインドシールドガラス13上を払拭動作することになる。
次に、アームピース25とリテーナ23との固定構造の詳細について説明する。
図2は図1に示すワイパアームのリテーナとアームピースの固定部分の詳細を示す底面図であり、図3(a)は図2におけるA−A線に沿う断面図、図3(b)は図2におけるB−B線に沿う断面図である。
リテーナ23の先端に設けられるピース固定部23bは、図2、図3に示すように、リテーナ23の本体部23aの先端側の所定範囲を曲げ加工することにより、天壁23b1と、天壁23b1から直角に連なる一対の側壁23b2と、側壁23b2から直角に連なる一対の底壁23b3とを備えた断面C字の筒状に形成されている。このような筒状に形成されたピース固定部23bの内部にはアームピース25の基端側が内包されている。アームピース25を内包したピース固定部23bはかしめ加工され、これにより、アームピース25がピース固定部23bつまりリテーナ23に固定される。
アームピース25のピース固定部23bに内包される部分の底壁23b3に対向する平面部分には、長手方向に間隔を空けて一対の突起としてのダボ31が並べて設けられている。これらのダボ31は、それぞれアームピース25を塑性加工することにより当該アームピース25と一体に円柱状に形成されており、それぞれアームピース25の幅方向中心部分から同一方向に突出している。また、各ダボ31に対応して、ピース固定部23bの両底壁23b3の長手方向に沿う縁部分には、それぞれ一対の半円形の切り欠き部32aが設けられ、各底壁23b3の切り欠き部32aが組み合わされて、ピース固定部23bには一対の係合孔32が設けられている。これらの係合孔32は、それぞれダボ31の外径よりも若干内径が大きく形成されており、アームピース25がピース固定部23bに内包されたときに、各ダボ31が対応する係合孔32に挿通されるようになっている。これにより、アームピース25に対するピース固定部23bのかしめ固定が緩んでも、ダボ31が係合孔32に係止されて、アームピース25のリテーナ23からの軸方向への抜けが防止されるようになっている。
ここで、このワイパアーム15では、ダボ31と係合孔32とを設けて、ピース固定部23bのかしめ固定が緩んでも、アームピース25がリテーナ23から抜けない構造としているが、アームピース25をリテーナ23に確実に連結するためには、かしめ加工によるアームピース25のリテーナ23への固定強度自体を高める必要がある。
そのため、このワイパアーム15では、アームピース25のピース固定部23bに内包される部分に湾曲部25bを設けて、かしめ加工によるアームピース25のリテーナ23への固定強度を高めるようにしている。
図4は図1に示すアームピースの詳細を示す斜視図であり、図5は図4に示すアームピースの湾曲部の詳細を示す説明図である。
アームピース25に設けられる湾曲部25bは、アームピース25の基端側であって各ダボ31の間の部分を、その板厚方向つまり板厚が薄い方向に凹状に曲げ加工して形成されている。例えば、本実施の形態においては、図5に示すように、板厚が3.5mmのアームピース25の基端側を長さ25mmの範囲で板厚方向に0.3mm凹ませるように曲げ加工して湾曲部25bが形成されている。
この湾曲部25bは板厚方向つまりその曲率を増減させる方向に弾性変形自在となっており、リテーナ23のピース固定部23bに内包されてピース固定部23bがかしめ加工されると、かしめ加工の荷重を受けてピース固定部23bの内部で当該ピース固定部23bに沿うように直線状に弾性変形するようになっている。そして、この弾性変形により、湾曲部25bの外面はピース固定部23bの内面つまり底壁23b3の内面に弾性的に接触するようになっている。
湾曲部25bを備えないアームピース25をピース固定部23bにかしめ加工により固定した場合には、断面矩形のアームピース25の4つ角の部分がピース固定部23bの各壁部の曲げ部分に接触して、アームピース25の平面部分はピース固定部23bの各壁部の内面に十分に接触しない。これに対して、本願発明のワイパアーム15では、ピース固定部23bに内包される湾曲部25bがかしめ加工により直線状に弾性変形することにより、湾曲部25bの弾性力がピース固定部23bに加わって、アームピース25の外面がピース固定部23bの内面に密着することになる。これにより、アームピース25のピース固定部23bつまりリテーナ23に対する固定強度が高められることになる。
このように、このワイパアーム15では、アームピース25に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部25bを設け、ピース固定部23bのかしめ加工により湾曲部25bをピース固定部23bの内部で直線状に弾性変形させるようにしたので、弾性変形した湾曲部25bをピース固定部23bの内面に弾性力を生じた状態で接触させ、これにより、アームピース25を湾曲部25bにおいてピース固定部23bの内面に密着させて、アームピース25とリテーナ23との固定強度を高めることができる。
図6は図1に示すワイパアームの製造手順を示す工程図であり、図7(a)〜(c)は、それぞれアームピースをかしめ加工によりリテーナに固定する手順を示す横断面図であり、図8(a)〜(c)は、それぞれ図7(a)〜(c)に対応した縦断面図である。
次に、このワイパアーム15の製造方法について説明する。
まず、アームピース形成工程S1において、鋼製の棒材等を加工して、先端にUフック25aを備えるとともに基端側に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部25bを備えた長尺で断面矩形の平板状のアームピース25を形成する。また、リテーナ形成工程S2において、金属板を曲げ加工して、断面コの字の本体部23aを備えたリテーナ23を形成する。
本実施の形態においては、アームピース形成工程S1をリテーナ形成工程S2よりも先に行うようにしているが、アームピース形成工程S1よりもリテーナ形成工程S2を先に行うようにしてもよい。
アームピース25とリテーナ23を形成すると、次に、これらを連結するためのかしめ工程S3が行われる。このかしめ工程においては、まず、リテーナ23の本体部23aの先端側に断面C字の筒状のピース固定部23bが形成される。このとき、図7(a)に示すように、まず、リテーナ23の本体部23aの先端側が天壁23b1と一対の側壁23b2とを備えた断面コの字に形成され、その内側にアームピース25の基端側が配置される。次いで、図7(b)に示すように、アームピース25を内包するように両側壁23b2の下端側が内側に曲げ加工され、図7(c)に示すように、一対の底壁23b3が形成される。これにより、リテーナ23の先端側にアームピース25の基端側を内包する断面C字の筒状のピース固定部23bが形成される。また、ピース固定部23bにアームピース25の基端側が内包されると、図7(c)に矢印で示すように、底壁23b3の長手方向に沿う縁部から若干側壁の側にずれた位置にかしめ荷重が加えられ、ピース固定部23bはその底壁23b3の当該部分が天壁23b1の側に向けて押し付けられて、アームピース25に対してかしめ加工される。これにより、ピース固定部23bに内包されたアームピース25がかしめ加工によりピース固定部23bに固定される。
このとき、図8(a)〜(c)に示すように、ピース固定部23bに内包されるアームピース25の湾曲部25bは、ピース固定部23bの天壁23b1と底壁23b3との間に挟み込まれるとともにかしめ加工の荷重が加えられて、ピース固定部23bの内部でピース固定部23bに沿うように直線状に弾性変形する。そして、アームピース25がピース固定部23bに固定された状態では、湾曲部25bは直線状に弾性変形した状態に維持される。これにより、アームピース25の外面がピース固定部23bの内面つまり底壁23b3の内面に密着して、アームピース25のリテーナ23に対する固定強度が高められることになる。
アームピース25がリテーナ23に固定されると、アームヘッド連結工程S4により、リテーナ23の本体部23aの基端に連結ピン24によりアームヘッド21が回動自在に連結され、ワイパアーム15が完成する。
図9(a)、(b)は、それぞれ図2に示すワイパアームの変形例であって、ダボが設けられないアームピースをかしめ加工によりリテーナに固定する手順を示す縦断面図である。
図2に示すワイパアーム15では、アームピース25に一対のダボ31を設け、これらのダボ31をピース固定部23bに設けた係合孔32に挿通するようにしているが、図9に示すように、これらのダボ31や係合孔32を設けない構造としてもよい。この場合においても、アームピース25の基端側に設けられた湾曲部25bがピース固定部23bの内部でかしめ加工により直線状に弾性変形して、アームピース25のリテーナ23に対する固定強度が高められているので、ダボ31や係合孔32が設けられなくても、アームピース25をリテーナ23に確実に連結させておくことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、アームピース25に一対のダボ31を設けるか1つのダボ31も設けない構造を開示しているが、これに限らず、例えばダボ31を1つのみ設けるなど、その数は問わない。
また、前記実施の形態においては、湾曲部25bは、一対の底壁23b3に向かって突状に変形されているが、天壁23b1に向かって突状に変形されていてもよい。
11 ワイパ装置
12 車両
12a 車体
13 ウインドシールドガラス
14 ピボット軸
15 ワイパアーム
16 ワイパブレード
16a ブレードラバー
16b ラバーホルダ
16c クリップ
21 アームヘッド(ヘッド部)
22 ナット
23 リテーナ
23a 本体部
23b ピース固定部
23b1 天壁
23b2 側壁
23b3 底壁
24 連結ピン(ピン部材)
25 アームピース
25a Uフック(取付部)
25b 湾曲部
31 ダボ(突起)
32 係合孔
32a 切り欠き部
S1 アームピース形成工程
S2 リテーナ形成工程
S3 かしめ工程
S4 アームヘッド連結工程

Claims (3)

  1. 車両用のワイパ装置に用いられるワイパアームであって、
    長尺の平板状に形成され、先端にワイパブレードの取付部を備えるとともに基端側に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部を備えるアームピースと、
    前記湾曲部を内包する断面C字の筒状のピース固定部を備え、該ピース固定部がかしめ加工されることにより前記アームピースに連結される金属板製のリテーナと、
    前記リテーナの基端が回動自在に連結され、前記ワイパ装置のピボット軸に固定されるヘッド部とを有し、
    前記ピース固定部のかしめ加工により前記湾曲部が前記ピース固定部の内部で直線状に弾性変形した状態となって該ピース固定部の内面に弾性的に接触していることを特徴とするワイパアーム。
  2. 請求項1記載のワイパアームにおいて、前記アームピースには長手方向に間隔を空けて一対の突起が並べて設けられ、前記ピース固定部には前記突起が挿通される一対の係合孔が設けられ、前記湾曲部は前記アームピースの一対の前記突起の間の部分に設けられていることを特徴とするワイパアーム。
  3. 車両用のワイパ装置に用いられるワイパアームの製造方法であって、
    先端にワイパブレードの取付部を備えるとともに基端側に板厚方向に凹状に湾曲する湾曲部を備える長尺の平板状のアームピースを形成する工程と、
    金属板製のリテーナを形成する工程と、
    前記リテーナに断面C字の筒状のピース固定部を形成し、該ピース固定部に前記湾曲部を内包させ、該ピース固定部をかしめ加工することにより、前記湾曲部を前記ピース固定部の内部で直線状に弾性変形させた状態で前記リテーナを前記アームピースに連結する工程と、
    前記リテーナの基端をヘッド部に回動自在に連結する工程とを有することを特徴とするワイパアームの製造方法。
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