JP5362618B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5362618B2 JP5362618B2 JP2010040336A JP2010040336A JP5362618B2 JP 5362618 B2 JP5362618 B2 JP 5362618B2 JP 2010040336 A JP2010040336 A JP 2010040336A JP 2010040336 A JP2010040336 A JP 2010040336A JP 5362618 B2 JP5362618 B2 JP 5362618B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- cooling
- adsorption
- heat
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
Description
図1は実施形態1の室外機1の概念を示す。空気調和装置は室内の空気の温度を調整する。空気調和装置は吸着式ヒートポンプ2をもつ室外機1を有する。吸着式ヒートポンプ2は、ケース20と、ケース20内に設けられた第1吸着部21および第2吸着部22と、気化潜熱を発生させる冷却部23と、第1四方弁24と、第2四方弁25と、ケース20に設けられた第1ポート31〜第8ポート38を有する。第1吸着部21および第2吸着部22は、水等の作動流体を吸着可能なシリカゲル、活性炭、活性アルミナ等の多孔質の吸着剤を有する。第1四方弁24は、第1吸着部21側の第1通路26と、第2吸着部22側の第2通路27とを切り替える。第2四方弁25は、第1吸着部21側の第1通路26と、第2吸着部22側の第2通路27とを切り替える。
次に吸着式ヒートポンプ2の作動について説明する。まず、第1吸着部21が脱離モードを第2吸着部22が吸着モードを実行させる第1モードについて説明する。第1モードでは、第1弁41および第3弁43が閉鎖し、第2弁42および第4弁44が開放される。この状態で、制御部100は第1四方弁24および第2四方弁25を制御する。この状態で、エンジン冷却水ポンプ90が作動すると、エンジン14で加熱された高温のエンジン冷却水は、出口14p、水路9の往路9x、第3ポート33、第1四方弁24、第1通路26を介して第1吸着部21に供給されて第1吸着部21を加熱させ、更に第2四方弁25、第4ポート34、水路9の復路9y、通路9u、エンジン三方弁92、エンジン冷却水ポンプ90を介してエンジン14に帰還する。このように高温のエンジン冷却水で第1吸着部21が加熱されて脱離モードを行う。更に、冷却水ポンプ60が作動するため、中間冷却熱交換器52で冷却された冷却水通路6の低温の冷却水は、中間冷却熱交換器52の出口52pから吐出され、冷却水通路6の往路6x、冷却水ポンプ60、第2ポート32、第1四方弁24、第2通路27を介して第2吸着部22に供給されて、第2吸着部22を冷却させる。このとき第2吸着部22の熱により冷却水は加熱され、更に、第2通路27,第2四方弁25、第1ポート31、冷却水通路6の復路6yを介して入口52iから中間冷却熱交換器52に帰還し、中間冷却熱交換器52で第2冷却風19により冷却される。このように冷却水で第2吸着部22が冷却されて吸着モードを行うため、第2吸着部22の過熱が抑えられ、第2吸着部22における気相状の作動流体の吸着が継続して進行する。
次に、第2吸着部22が脱離モードを実行し、第1吸着部21が吸着モードを実行させる第2モードについて説明する。第2モードでは、第1モードとは逆に、第2弁42および第4弁44が閉鎖し、第1弁41および第3弁43が開放される。この状態で、制御部100は、水路9が第2通路27に連通し、冷却水通路6が第1通路26に連通するように、第1四方弁24および第2四方弁25を制御する。この結果、エンジン14で加熱された高温のエンジン冷却水は、エンジン冷却水ポンプ90の作動により、エンジン14の出口14p、水路9の往路9x、第3ポート33、第1四方弁24および第2通路27を介して、第2吸着部22に供給され、第2吸着部22を加熱させ、その後、第2通路27、第2四方弁25、第4ポート34を介して水路9の復路9yに帰還され、通路9u、エンジン三方弁92、エンジン冷却水ポンプ90を流れ、エンジン14の内部に帰還する。更に、冷却水ポンプ60が作動するため、中間冷却熱交換器52で冷却された低温の冷却水は、中間冷却熱交換器52の出口52pから吐出され、冷却水通路6の往路6x、第2ポート32、第1四方弁24および第1通路26を介して第1吸着部21に供給され、第1吸着部21を冷却し、第2四方弁25、第1ポート31、冷却水通路6の復路6yを流れ、入口52iから中間冷却熱交換器52に帰還され、中間冷却熱交換器52で冷却される。このとき気相状の作動流体は中間冷却熱交換器52により冷却されて凝縮し、中間冷却熱交換器52は凝縮熱を放出する。このように第2モードでは、高温のエンジン冷却水により第2吸着部22が加熱されるため、第2吸着部22に吸着されていた作動流体が第2吸着部22から脱離されて気相状となり、開放状態の第3弁43、第2通路28s、ポート50sを介して吸着用凝縮器50に移動し、吸着用凝縮器50で冷却されて凝縮し、液相状とされる。これにより液相状の作動流体が吸着用凝縮器50において生成される。このとき吸着用凝縮器50は凝縮熱を放出させる。この場合、第4弁44および第2弁42は閉鎖されているため、第2吸着部22で発生した気相状の作動流体は、冷却部23には移動しない。
さて本実施形態によれば、図1に示すように、冷房運転時においてコンプレッサ83で圧縮された冷媒を凝縮させるための室外熱交換器7は、互いに流路が独立する第1熱交換器71および第2熱交換器72に分離されている。室内機8に繋がる冷媒通路74の復路74yは、第1熱交換器71に向かう第1分岐路741と、冷媒弁73を介して第2熱交換器72に向かう第2分岐路742とを有する。送風ファン10が作動すると、室外熱交換器7と熱交換する空気による冷却風が生成され、室外熱交換器7に供給させる送風通路11が形成される。この送風通路11は、前述から理解できるように、第1熱交換器71を冷却させる第1冷却風17が流れる第1送風通路16と、第2熱交換器72を冷却させる第2冷却風19が流れる第2送風通路18とに分かれている。
この場合、制御部100は吸着式ヒートポンプ2の運転を停止させる。これにより制御部100は第1吸着部21および第2吸着部22の吸着モードおよび脱離モードの双方を実行せず、吸着式ヒートポンプ2の運転は停止される。このとき冷却水ポンプ60は停止される。更にエンジン冷却水ポンプ90を作動させつつ、エンジン冷却水を吸着式ヒートポンプ2の第3ポート33に供給させないように、制御部100は、三方弁92h,92fを制御し、エンジン14の出口14pから吐出されたエンジン冷却水を、水9の往路9x、三方弁92h,迂回通路33p、三方弁92fを通過させエンジンの入口14iに帰還させる。
この場合、制御部100は、室内機8から冷媒通路74の復路74yに吐出された冷媒をコンプレッサ83で圧縮させ、その後、その冷媒を第1熱交換器71へ供給させて冷媒の凝縮を進行させる。しかし制御部100は、冷媒弁73を閉鎖し、コンプレッサ83で圧縮された冷媒を、第2熱交換器72(吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に多く流れる側)に供給させない。上記したように冷房運転時の冷房負荷が中間負荷以下のときには、冷房負荷が小さいため、室外熱交換器7において凝縮させる冷媒量は少なくて済むためである。従って第1熱交換器71を凝縮器として使用するものの、第2熱交換器72を凝縮器として使用しない。
図2は実施形態2の概念を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。実施形態1と共通する部位には、共通の符号を付する。図2は主として空気調和装置の室外機1を示す。室外機1は、吸着式ヒートポンプ2を搭載する基体15を有する。吸着式ヒートポンプ2は、第1吸着部および第2吸着部を有するケース20と、ケース20に設けられた第1ポート31〜第8ポート38を有する。図2に示すように、吸着用凝縮器50および中間冷却熱交換器52が吸着式ヒートポンプ用熱交換器としてケース20の外方に設けられている。図2に示すように、室外熱交換器7は、第1熱交換器71f,71sと、第2熱交換器72f,72sとに分割されている。第1熱交換器71f,71sは吸着式ヒートポンプ2を介して互いに対向するように基体15に合計2個設けられている。第2熱交換器72f,72sは第1熱交換器71f,71sの上方に位置しつつ、吸着式ヒートポンプ2を介して互いに対向するように基体15に合計2個設けられている。従って、基体15の外面には、互いに同サイズ(同熱交換量)の2個の第1熱交換器71f,71sと、互いに同サイズ(同熱交換量)の2個の第2熱交換器72f,72sとが露出するため、室外機1の外観意匠性が確保されている。
この場合、制御部100は吸着式ヒートポンプ2の運転を停止させるものの、冷房負荷が大きいため、室内における冷房能力を高めるため、室内機8から冷媒通路74の復路74yに吐出された気相状の冷媒をコンプレッサ83で圧縮させ、更に、その冷媒を第1熱交換器71f,71sおよび第2熱交換器72f,72sの双方に供給する。この場合、冷却水通路6の冷却水が吸着式ヒートポンプ23の第2ポート32に流れないように、制御部100は冷却水ポンプ60を停止させる。更に、エンジン14で加熱された水路9のエンジン冷却水を、エンジン冷却水ポンプ90の作動によりラジエータ通路93を介してラジエータ91に流すものの、吸着式ヒートポンプ2の第3ポート33,第4ポート34に流さないように、制御部100はエンジン三方弁92f,92s,92hを制御する。これにより吸着式ヒートポンプ2は吸着モードおよび脱離モードの双方を実行しないため、吸着式ヒートポンプ2の運転は停止される。なお、210はエンジン冷却水と冷媒とを熱交換させる補助熱交換器を示し、220はエンジン冷却水とエンジン排気ガスとを熱交換させる排気熱交換器を示す。
この場合、室内機8において冷房運転に使用された冷媒(気相状)は、冷媒通路74の復路74yに吐出されてコンプレッサ83で圧縮されて高温高圧となる。このように圧縮された気相状の冷媒を、分岐部77a、第1分岐路741f,741sを介して第1熱交換器71f,71s(吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に流れない側)へ供給させ、第1熱交換器71f,71sにおいて冷媒の凝縮を進行させる。しかし、冷媒弁73fが閉鎖して第2分岐路742fが遮断されるため、冷媒は、中間冷却熱交換器52に対面する第2熱交換器72f(吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に多く流れる側)に供給されない。同様に、冷媒弁73sが閉鎖して第2分岐路742sが遮断されるため、冷媒は、吸着用凝縮器50に対面する第2熱交換器72s(吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に多く流れる側)に供給されない。上記したように冷房運転時の冷房負荷が中間負荷以下のときには、冷房負荷が小さいため、室外熱交換器7において凝縮させる冷媒量は少なくて済むため、第1熱交換器71f,71sのみを凝縮器として用いる。
この場合、実施形態1と同様に、室内機8において暖房運転に使用された冷媒は、液相状または気液二相状として、室内機8から、冷媒通路74の復路74yではなく往路74xに吐出され、更に室外膨張弁99aで膨張され、その後、分岐部77eを介して第1熱交換器71f,71sに供給されるとともに分岐部77k,77uを介して第2熱交換器72f,72sに供給される。このため暖房時には第1熱交換器71f,71sおよび第2熱交換器72f,72sは、冷媒を気化させる蒸発器として機能する。第1熱交換器71f,71sおよび第2熱交換器72f,72sから吐出された気相状の冷媒は、分岐部77aを介してコンプレッサ83に流れ、コンプレッサ83で圧縮されて高温高圧となり、冷媒通路74の復路74yから室内機8に流れ、室内熱交換器82において凝縮されて凝縮熱を発生させる。この結果、室内が暖房される。このような暖房運転時においても、送風ファン10が作動するため、冷却風17f,17s,19f,19sが第1熱交換器71f,71s,第2熱交換器72f,72s,ラジエータ91を冷却させる。
図3は実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1,2と基本的には同様の構成および作用効果を有する。共通する部位には共通の符号を付する。以下、相違する部分を中心として説明する。本実施形態によれば、エンジン冷却水を冷却させるラジエータ91は、中間冷却熱交換器52を兼用しており、第1熱交換器71fに対面する。ラジエータ91および中間冷却熱交換器52は、共に水を流して冷却させるものであり、互いに兼用できる。換言すれば、エンジン冷却水を冷却させるラジエータ91は、吸着式ヒートポンプ用の中間冷却熱交換器52を兼用することができる。同様に中間冷却熱交換器52はラジエータ91を兼用できる。
この場合、実施形態1,2と同様に吸着式ヒートポンプ2の運転は停止されるものの、冷媒が第1熱交換器71f,71sおよび第2熱交換器72f,72sの全部に供給される。従って第1熱交換器71f,71sおよび第2熱交換器72f,72sは凝縮器として働き、凝縮熱を放出させる。
この場合、実施形態1,2と同様に、制御部100は吸着式ヒートポンプ2を運転させ、吸着用凝縮器50および中間冷却熱交換器52の双方を熱交換器として使用する。よって、吸着式ヒートポンプ2は気化潜熱により予備冷却作用を発生させる。すなわち、実施形態1,2と同様に、(ii)の場合には、室内機8から冷媒通路74の復路74yに吐出されてコンプレッサ83で圧縮された冷媒を、分岐部77aを介して第1熱交換器71s(放熱するラジエータ91に対面しない)に供給させてこれを凝縮器として使用するものの、冷媒弁73sを閉鎖させて冷媒を第2熱交換器72s(放熱する吸着用凝縮器50に対面している)へは供給させない。このため第2熱交換器72sは凝縮器として働かず、第2熱交換器72sから凝縮熱が放出することが抑えられる。よって、第2熱交換器72sに対面しつつ隣設する吸着用凝縮器50の過剰昇温が防止され、吸着用凝縮器50の熱交換機能が正常に維持される。この結果、吸着式ヒートポンプ2による予備冷却機能が正常に働き、空気調和装置が中間負荷以下のときにおけるCOPが向上し、ひいてはAPFが向上する。
図4は実施形態4の要部を示す。本実施形態は実施形態1,2と基本的には同様の構成および作用効果を有する。前記した実施形態2では、図2に示すように、第2熱交換器72fの内側(下流側)に中間冷却熱交換器52が配置され、第2熱交換器72sの内側(下流側)に吸着用凝縮器50が配置されている。前述した記載から理解できるように、第2熱交換器72f,72sが凝縮器として働いて放熱するときには、吸着式ヒートポンプ2の運転が停止されるため、中間冷却熱交換器52および吸着用凝縮器50は熱交換器として働かないため、放熱しない。また実施形態2では、中間冷却熱交換器52および吸着用凝縮器50が熱交換器として働いて放熱するときには、第2熱交換器72f,72sは凝縮器として働かないため、放熱しない。このように(i)(ii)の双方の場合において、中間冷却熱交換器52および吸着用凝縮器50の組と、第2熱交換器72f,72sの組とは、互いの熱交換機能に影響を与えない。そこで本実施形態によれば、図4に示すように、第2熱交換器72fの外側(上流)に中間冷却熱交換器52が対面するように配置され、第2熱交換器72sの外側(上流)に吸着用凝縮器50が対面するように配置されている。
図5は実施形態5を示す。本実施形態は実施形態3と基本的には同様の構成および作用効果を有する。図5に示すように、第1熱交換器71および第2熱交換器72は、ヒートポンプ2を挟むように互いに対向するように基体15に配置されている。エンジン冷却水を冷却させるラジエータ91は、実施形態3と同様に、中間冷却熱交換器52を兼用しており、第1熱交換器71にこれの下流に位置するように対面する。このようにラジエータ91および中間冷却熱交換器52は、共に水を流して冷却させるものであり、互いに兼用できる。更に、吸着用凝縮器50は第1熱交換器71にこれの下流に位置するように対面する。
Claims (5)
- 室内を少なくとも冷房させる空気調和装置であって、
作動流体を吸着剤に吸着させる吸着モードと、前記吸着剤に吸着された前記作動流体を前記吸着剤から脱離させる脱離モードとを交互に実行可能な吸着部を有すると共に、前記吸着モードおよび前記脱離モードの実行に伴い前記作動流体の気化潜熱により冷却作用を発生させる冷却部を有する吸着式ヒートポンプと、
前記吸着式ヒートポンプの運転時に使用される吸着式ヒートポンプ用熱交換器と、
室内機の冷房運転時において前記室内機から吐出された冷媒を圧縮させるコンプレッサと、
前記コンプレッサで圧縮された冷媒を熱交換させて凝縮させる室外熱交換器と、
冷却風を前記室外熱交換器および前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器に供給させる送風通路を形成する送風要素と、
制御部とを具備しており、
前記室外熱交換器は、前記送風通路の冷却風と接触し得るように設けられ、且つ、前記室内機から吐出され前記コンプレッサで圧縮された冷媒が供給され得る第1熱交換器および第2熱交換器に分割されており、
冷房運転時の冷房負荷の無負荷と定格負荷との間における中間値を中間負荷とするとき、
前記制御部は、
(i)冷房運転時の冷房負荷が前記中間負荷よりも前記定格負荷側に超えるとき、前記吸着式ヒートポンプの運転を停止し、且つ、前記コンプレッサで圧縮させた冷媒を前記第1熱交換器および前記第2熱交換器の双方へ供給させて前記冷媒の凝縮を進行させ、
(ii)冷房運転時の冷房負荷が前記中間負荷以下のとき、前記吸着式ヒートポンプを運転させつつ前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器を前記冷却風で冷却させ、且つ、前記コンプレッサで圧縮させた前記冷媒を、前記第1熱交換器および前記第2熱交換器のうち、前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に流れない側の熱交換器に供給すると共に、前記第1熱交換器および前記第2熱交換器のうち、前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器を通過する冷却風が相対的に流れる側の熱交換器に供給することを抑止する空気調和装置。 - 請求項1において、前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器は、前記吸着剤から脱離させたガス状の作動流体を凝縮させる吸着用凝縮器と、前記吸着モードの実行により昇温した前記吸着部を冷却させることにより昇温された吸着式ヒートポンプ用冷却流体を前記冷却風との熱交換により冷却させる中間冷却熱交換器とを備えている空気調和装置。
- 請求項1または2において、前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器は、前記送風通路において前記第2熱交換器に対面しつつ、前記第2熱交換器の下流または上流に設けられている空気調和装置。
- 請求項1〜3のうちの一項において、エンジンと、前記エンジンを冷却させるエンジン冷却水が流れる水路と、前記水路に連通可能でありエンジン冷却水が過熱されたときにおいてエンジン冷却水を冷却させるラジエータとが設けられており、
前記ラジエータは、前記送風通路のうち、前記第1熱交換器を冷却風が流れる通風部分において前記第1熱交換器の下流に位置するように設けられている空気調和装置。 - 請求項4において、前記ラジエータは、前記吸着式ヒートポンプ用熱交換器を構成する前記中間冷却熱交換器を兼用している空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010040336A JP5362618B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010040336A JP5362618B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011174679A JP2011174679A (ja) | 2011-09-08 |
JP5362618B2 true JP5362618B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=44687694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010040336A Expired - Fee Related JP5362618B2 (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5362618B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5910862B2 (ja) * | 2012-02-15 | 2016-04-27 | アイシン精機株式会社 | 空気調和装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07253256A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-03 | Nippondenso Co Ltd | 吸着式冷凍装置 |
JPH1123093A (ja) * | 1997-07-07 | 1999-01-26 | Yamaha Motor Co Ltd | 複合熱移動装置 |
JP3959805B2 (ja) * | 1997-11-05 | 2007-08-15 | 株式会社デンソー | エンジン駆動式冷凍装置 |
JP2004294023A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Kobe Steel Ltd | 冷媒ヒートポンプと吸着式ヒートポンプを組み合わせたハイブリッド空調システム |
JP4430363B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2010-03-10 | 東芝キヤリア株式会社 | 複合式空気調和装置 |
JP2005195184A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Osaka Gas Co Ltd | エンジン駆動式ヒートポンプ装置 |
JP4776511B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2011-09-21 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷凍装置 |
-
2010
- 2010-02-25 JP JP2010040336A patent/JP5362618B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011174679A (ja) | 2011-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5068235B2 (ja) | 冷凍空調装置 | |
JP3858015B2 (ja) | 冷媒回路及びヒートポンプ給湯機 | |
JP5866000B2 (ja) | 空調給湯システム | |
JP5914845B2 (ja) | 冷凍装置 | |
WO2011045977A1 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2006170537A (ja) | 熱交換システム | |
JP5537489B2 (ja) | ヒートポンプ給湯空調機 | |
JP2010243004A (ja) | 除湿システム | |
JP4182494B2 (ja) | 大温度差空調システム | |
JP3140333B2 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP6283815B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2016080310A (ja) | 冷却システム | |
EP3666565B1 (en) | Automotive air conditioning system | |
JP2018063090A (ja) | 冷暖房機能付きヒートポンプ給湯機 | |
JP2005180836A (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5362618B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2015124910A (ja) | 給湯空調システム | |
JP2015151093A (ja) | 空調装置 | |
JP4086011B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2009270773A (ja) | 冷熱システム | |
JP2007113796A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5330471B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP4199643B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2004293889A (ja) | 氷蓄熱ユニット、氷蓄熱式空調装置及びその運転方法 | |
JP2004239453A (ja) | 超臨界冷媒を用いたヒートポンプサイクル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5362618 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |