JP5360677B2 - 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、切れ込みを、現像剤担持体の回転方向に向かって幅方向の中央側に傾斜させた直線状に配設したことにより、現像剤をその切れ込みに沿って搬送して現像剤担持体の中央側へ戻すことができる。これにより、現像剤担持体の端部側からの現像剤の漏出を一層発生しにくくすることが可能である。
また、切れ込みを、現像剤担持体の回転方向に向かって幅方向の中央側に近づく湾曲線状に配設したことにより、現像剤をその切れ込みに沿って搬送して現像剤担持体の中央側へ戻すことができる。これにより、現像剤担持体の端部側からの現像剤の漏出を一層発生しにくくすることが可能である。
プロセスユニット1Yにおいて、感光体2を図の矢印の方向に回転させ、その感光体2の表面を帯電ローラ3によって均一な高電位に帯電させる。次いで、画像データに基づいて露光装置7から感光体2の表面にレーザビームが照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。この感光体2の表面に形成された静電潜像の部分に、現像装置4によって帯電させたトナーを静電的に転移させ、イエローのトナー画像を形成(可視画像化)する。
図3(A)(B)に示すように、現像ローラ41の両端部には、それぞれ端部シール47が配設されている。各端部シール47は現像ローラ41の両端部表面に所定の押圧力で圧接しており、これら端部シール47によって、現像ローラ41の両端部から現像容器40の外部にトナーが漏出するのを防止している。さらに、各端部シール47は、現像ローラ41に当接した規制部材45と入口シール46にも覆い被さるようにして圧接している。また、端部シール47は、図示しない両面粘着テープなどによって現像容器40に付設されている。
図4(A)(B)に示すように、現像ローラ41・規制部材45・入口シール46に圧接された端部シール47の圧接面47aに、切れ込み50を形成している。この参考例では、端部シール47の圧接面47aに、直線状の切れ込み50が1本形成されている。なお、この切れ込み50は、幅を有するスリット状又は溝状のものであってもよい。
端部シール47に切れ込み50を形成するには、例えば、カッター等の刃で端部シール47の圧接面47a側から切断することが可能である。また、本参考例では、図5に示すように、摺動層48をその厚さ方向に完全に切断し、弾性層49を(摺動層48側から)その厚さ方向の途中位置まで切断することによって、切れ込み50を形成している。また、この場合、切断用の刃を摺動層48側から入れることによって、簡単に摺動層48及び弾性層49に切れ込みを形成することが可能である。なお、弾性層49の切断深さdは、端部シール47のトナー漏れ防止効果を向上させる上で、弾性層49の厚さtの50%以上に達していることが望ましい。
この参考例では、切れ込み50を端部シール47に4本形成している。ここでは、規制部材45及び入口シール46の幅方向の端縁45a,46aに対して交差するように、切れ込み50が2本ずつ互いに並設されている。また、各切れ込み50は、現像ローラ41の回転方向Aに対して略平行を成すように配設されている。
図7(A)に示すように、第1実施形態では、規制部材45の幅方向の端縁45aに対して交差するように、2本の切れ込み50が配設されている。また、入口シール46の幅方向の端縁46aに対しても交差するように、2本の切れ込み50が配設されている。
第2実施形態では、1本の長い切れ込み50と2本の短い切れ込み50が配設されている。長い切れ込み50は、規制部材45及び入口シール46の両方の幅方向の端縁45a,46aに渡って交差するように配設されている。さらに、長い切れ込み50は、回転方向Aに向かって現像ローラ41の幅方向の中央側(図の左側)に傾斜している。一方、2本の短い切れ込み50は、規制部材45及び入口シール46のそれぞれの幅方向の端縁45a,46aに1本ずつ交差するように配設されている。また、短い切れ込み50は、それぞれ回転方向Aに略平行を成すように配設されている。
第3実施形態では、2本の切れ込み50が、規制部材45及び入口シール46の両方の幅方向の端縁45a,46aに渡って交差するように配設されている。また、一方(図の左側)の切れ込み50は、回転方向Aに平行を成すように配設され、他方(図の右側)の切れ込み50は、回転方向Aに向かって現像ローラ41の幅方向の中央側(図の左側)に傾斜して配設されている。
第4実施形態では、上記各実施形態と異なり、切れ込み50が曲線状に配設されている。さらに、切れ込み50は、回転方向Aに向かって現像ローラ41の幅方向の中央側(図の左側)に近づくように曲がって配設されている。ここでは、曲線状の切れ込み50が、規制部材45及び入口シール46のそれぞれの幅方向の端縁45a,46aに1本ずつ交差するように配設されているが、2本以上ずつ配設してもよい。
まず、現像ローラ41の表面に担持されたトナーの動きについて、図4(A)に示す参考例を例に説明する。画像形成を行う際、現像ローラ41の表面にはトナーが担持されるが、現像ローラ41の両端部に端部シール47が配設されていることにより、現像ローラ41の両端側からのトナー漏れは基本的に防止される。しかしながら、端部シール47が、規制部材45及び入口シール46の幅方向の端縁45a,46aに覆い被さった位置Bにおいて、端部シール47の圧接面と現像ローラ41の表面との間に隙間が生じることがある。符号Bの位置において隙間が生じると、図4(A)の矢印T1に示すように、現像ローラ41に担持されたトナーが前記隙間に侵入し、その隙間に沿ってトナーが現像ローラ41の端部側へ移動する。
2 感光体
4 現像装置
40 現像容器
41 現像ローラ
45 規制部材
46 入口シール
47 端部シール
47a 圧接面
48 摺動層
49 弾性層
50 切れ込み
A 回転方向
θ1 傾斜角度
θ2 傾斜角度
Claims (14)
- 像担持体に対向して配設される開口部を有する現像容器と、前記開口部に回転可能に配設された現像剤担持体と、前記現像剤担持体の回転面の幅方向に渡って当接した当接部材と、前記現像剤担持体の回転面及び前記当接部材の表面に圧接されて配設されると共に前記現像剤担持体の前記幅方向の端部側から前記現像容器の外部に現像剤が漏出するのを防止する端部シールを備えた現像装置において、
前記現像剤担持体の回転面と前記当接部材の表面に圧接した前記端部シールの圧接面に、前記回転面上に前記幅方向に渡って配設された前記当接部材の端縁に対して交差すると共に、前記当接部材に圧接した部分から前記現像剤担持体に圧接した部分に渡るように、切れ込みを形成し、
前記切れ込みを、前記現像剤担持体の回転方向に向かって前記幅方向の中央側に傾斜させた直線状に配設したことを特徴とする現像装置。 - 像担持体に対向して配設される開口部を有する現像容器と、前記開口部に回転可能に配設された現像剤担持体と、前記現像剤担持体の回転面の幅方向に渡って当接した当接部材と、前記現像剤担持体の回転面及び前記当接部材の表面に圧接されて配設されると共に前記現像剤担持体の前記幅方向の端部側から前記現像容器の外部に現像剤が漏出するのを防止する端部シールを備えた現像装置において、
前記現像剤担持体の回転面と前記当接部材の表面に圧接した前記端部シールの圧接面に、前記回転面上に前記幅方向に渡って配設された前記当接部材の端縁に対して交差すると共に、前記当接部材に圧接した部分から前記現像剤担持体に圧接した部分に渡るように、切れ込みを形成し、
前記切れ込みを、前記現像剤担持体の回転方向に向かって前記幅方向の中央側に近づく湾曲線状に配設したことを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体の回転方向に対する前記切れ込みの傾斜角度を、0°より大きく45°以下に設定した請求項1に記載の現像装置。
- 前記切れ込みを、前記端部シールの圧接面に複数並設した請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記端部シールが前記現像剤担持体及び前記当接部材に圧接されない状態において、前記切り込みを境界として前記端部シールの圧接面を段差状に構成すると共に、前記切り込みに対して前記幅方向の端部側の前記圧接面を、前記切れ込みに対して前記幅方向の中央側の圧接面よりも、前記現像剤担持体側へ突出させて配設した請求項1から4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記端部シールを、前記現像剤担持体及び当接部材に圧接する摺動層と、当該摺動層を支持する弾性層によって構成した請求項1から5のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記切れ込みを、前記摺動層をその厚さ方向に完全に切断すると共に、前記弾性層を前記摺動層側からその厚さ方向に切断して形成した請求項6に記載の現像装置。
- 前記切れ込みを形成するための前記弾性層の切断深さを、当該弾性層の厚さの50%以上に達するようにした請求項7に記載の現像装置。
- 前記摺動層をフェルトによって構成すると共に、前記弾性層を発泡ポリウレタンによって構成した請求項6から8のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記切れ込みを、幅を有するスリット状又は溝状に形成した請求項1から9のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記当接部材が、前記現像剤担持体の回転面に当接して当該回転面上の現像剤を均一な薄層にする規制部材である請求項1から10のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記当接部材が、前記現像剤担持体の回転面に当接して前記現像剤担持体と前記現像容器の開口部との隙間から現像剤が漏出するのを防止する入口シールである請求項1から10のいずれか1項に記載の現像装置。
- 請求項1から12のいずれか1項に記載の現像装置を少なくとも備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたことを特徴とするプロセスユニット。
- 請求項1から12のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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