JP5359674B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
液体吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5359674B2 JP5359674B2 JP2009187286A JP2009187286A JP5359674B2 JP 5359674 B2 JP5359674 B2 JP 5359674B2 JP 2009187286 A JP2009187286 A JP 2009187286A JP 2009187286 A JP2009187286 A JP 2009187286A JP 5359674 B2 JP5359674 B2 JP 5359674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- vibration
- discharge
- preliminary vibration
- preliminary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
1)パラメータ導出部43が導出した切換パラメータが大きいほどPを大きくする。
2)抽出部41が抽出した最小吐出回数が少ないほどM、N及びPを大きくする。
3)温度センサ72が検知した温度が高いほどM、N及びPを大きくする。
4)湿度センサ73が検知した湿度が低いほどM、N及びPを大きくする。
5)不吐出期間導出部47が導出した不吐出期間が長いほどMを大きくする。
1)調整部42aは、参照テーブル1を参照することで、導出された切換パラメータの値に対応して、Pの基準値(第3予備振動の基準振動回数)に対する加減値(以下P加減値と称する)を1つに決定する。なお、参照テーブル1では、切換パラメータの値とP加減値とが1対1に関連づけられている。例えば、P加減値とは+100、−200などであり、参照テーブル1は、切換パラメータが大きいほどP加減値が正に大きくなるように定められている。そして、決定されたP加減値によって、Pの基準値に対して加減を行う。例えば、Pの基準値=1000、決定されたP加減値=−500であった場合、Pの値=1000−500=500となる。
2)調整部42aは、参照テーブル2を参照することで、抽出された最小吐出回数に対応して、Mの基準値(第1予備振動の基準振動回数)に対する加減値(以下M加減値と称する)、Nの基準値(第2予備振動の基準振動回数)に対する加減値(以下N加減値と称する)、及び、P加減値をそれぞれ1つ決定する。なお、参照テーブル2では、最小吐出回数に対して、M加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ1対1に関連づけられている。参照テーブル2は、最小吐出回数が少ないほどM加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ正に大きくなるように定められている。そして、決定された加減値によって、Mの基準値、Nの基準値、Pの基準値に対してそれぞれ加減を行う。例えば、Mの基準値=4000、決定されたM加減値=+1000、Nの基準値=100、決定されたN加減値=+100、Pの基準値=500、決定されたP加減値=+500、であった場合、Mの値=4000+1000=5000、Nの値=100+100=200、Pの値=500+500=1000となる。
3)調整部42aは、参照テーブル3を参照することで、検出された温度に対応して、M加減値、N加減値、及び、P加減値をそれぞれ1つ決定する。なお、参照テーブル3では、検出温度に対して、M加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ1対1に関連づけられている。参照テーブル3は、温度が高いほどM加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ大きくなるように定められている。そして、決定された加減値によって、Mの基準値、Nの基準値、Pの基準値に対してそれぞれ加減を行う。
4)調整部42aは、参照テーブル4を参照することで、検出された湿度に対応して、M加減値、N加減値、及び、P加減値をそれぞれ1つ決定する。なお、参照テーブル4では、検出湿度に対して、M加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ1対1に関連づけられている。参照テーブル4は、湿度が低いほどM加減値、N加減値、及び、P加減値がそれぞれ大きくなるように定められている。そして、決定された加減値によって、Mの基準値、Nの基準値、Pの基準値に対してそれぞれ加減を行う。
5)調整部42aは、参照テーブル5を参照することで、導出された不吐出期間に対応して、M加減値を1つ決定する。なお、参照テーブル5では、不吐出期間に対して、M加減値が1対1に関連づけられている。参照テーブル5は、不吐出期間が長いほどM加減値が大きくなるように定められている。そして、決定されたM加減値によって、Mの基準値に対して加減を行う。
1)調整部42aは、第2パターンカウンタ43aの値及び参照テーブル1を参照し、当該第2パターンカウンタ43aの値に対するP加減値を決定する。そして、決定されたP加減値によって、Pの基準値に対して加減を行う。これにより、新規にPの基準値が設定される。
2)調整部42aは、参照テーブル2を参照し、ステップS5において抽出された最小吐出回数に対するM加減値、N加減値、及び、P加減値をそれぞれ決定する。そして、決定された加減値によって、Mの基準値、Nの基準値、Pの基準値に対してそれぞれ加減を行う。これにより、新規にM、N、及び、Pの基準値が設定される。
3)調整部42aは、参照テーブル3を参照し、ステップS3において取得した温度に対するM加減値、N加減値、及び、P加減値をそれぞれ決定する。そして、決定された加減値によって、Mの基準値、Nの基準値、Pの基準値に対してそれぞれ加減を行う。これにより、新規にM、N、及び、Pの基準値が設定される。
4)調整部42aは、参照テーブル5を参照し、ステップS6において導出された待ち時間に対するM加減値を決定する。そして、決定されたM加減値によって、Mの基準値に対して加減を行う。これにより、新規にMの基準値が設定される。
そして、全ての調整が行われた後のMの基準値、Nの基準値、及び、Pの基準値がそれぞれ設定値となる。その後、ステップS8に進む。
9 流路ユニット
16 搬送機構
21 アクチュエータユニット
41 抽出部
42 予備振動制御部
43 パラメータ導出部
44 印字データ記憶部
45 吐出制御部
47 不吐出期間導出部
72 温度センサ
73 湿度センサ
108 吐出口
Claims (11)
- 圧力室を経て吐出口に達する個別液体流路、及び、前記圧力室の容積を変化させることによって前記圧力室内の液体に吐出エネルギーを付与するアクチュエータを有する液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置であって、
前記液体吐出ヘッドが吐出する液体は、
(a)前記吐出口から液体が吐出されない範囲での前記アクチュエータの駆動である予備振動後に最初に吐出される液滴の吐出速度が、予備振動の繰り返し実行回数に関する臨界回数未満では予備振動の繰り返し実行回数の増加に伴って増加し、前記臨界回数以上では予備振動の繰り返し実行回数の増加に伴って減少する、及び、
(b)予備振動の繰り返し実行回数が前記臨界回数以上の場合、予備振動の繰り返し実行回数が多いほど、予備振動後の最初の吐出から吐出速度の飽和する吐出までの液滴の吐出速度の上昇率が高い、
という特性を持っており、
前記液体吐出装置は、
前記アクチュエータが、前記吐出口から液体が吐出されない範囲でのM回(M:任意の自然数)の等間隔な第1予備振動と、前記第1予備振動後における休止期間t0と、休止期間t0後における、前記吐出口から液体が吐出されない範囲でのN回(N:M以下の自然数)の等間隔な第2予備振動とからなる第1パターンで振動するように、前記アクチュエータを制御する予備振動制御手段と、
前記アクチュエータが前記予備振動制御手段の制御に基づいて振動した後に、前記吐出口から液体が吐出される吐出振動を前記アクチュエータが行うように、前記アクチュエータを制御する吐出制御手段とをさらに備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記予備振動制御手段は、前記アクチュエータが、前記第1パターン、及び、前記吐出口から液体が吐出されない範囲でのP回(P:M以下の自然数)の等間隔な第3予備振動である第2パターンのいずれかで振動するように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 記録開始からの若しくは前記第1パターン実行直後の記録からの経過時間、又は、前記第1パターンを間に挟まずに前記第2パターンが連続して実行された回数である切換パラメータを導出する第1導出手段をさらに備えており、
前記予備振動制御手段は、前記第1導出手段が導出した切換パラメータが所定値に達したときには、前記アクチュエータが前記第1パターンで振動し、前記第1導出手段が導出した切換パラメータが前記所定値に達していないときには、前記アクチュエータが前記第2パターンで振動するように、前記アクチュエータを制御することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。 - 前記予備振動制御手段は、前記第1導出手段が導出した切換パラメータが大きいほどPを大きくする第1調整手段を含んでいることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドが一又は複数の前記吐出口を有しており、これら一又は複数の前記吐出口のなかで直近の記録媒体への吐出回数が最小である前記吐出口に係る当該吐出回数を抽出する抽出手段をさらに備えており、
前記第1調整手段は、前記抽出手段が抽出した吐出回数が少ないほどM、N及びPを大きくすることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドの周囲の温度を検知する温度センサをさらに備えており、
前記予備振動制御手段は、前記温度センサが検知した温度が高いほどM、N及びPを大きくする第2調整手段を含んでいることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドの周囲の湿度を検知する湿度センサをさらに備えており、
前記予備振動制御手段は、前記湿度センサが検知した湿度が低いほどM、N及びPを大きくする第3調整手段を含んでいることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記予備振動制御手段は、M回の前記第1予備振動とN回の前記第2予備振動とで互いに等しい駆動波形を前記アクチュエータに供給することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記吐出口が連続して液体を吐出しない不吐出期間を導出する第2導出手段をさらに備えており、
前記予備振動制御手段は、前記第2導出手段が導出した不吐出期間が長いほどMを大きくする第4調整手段を含んでいることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記予備振動制御手段の制御に基づく前記アクチュエータの予備振動が、各記録媒体への記録の直前だけに行われることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記第1パターンにおけるMは、前記臨界回数以上であって、前記予備振動がM回繰り返し行われた直後に前記吐出振動を行った場合に、最初の前記吐出振動によって液滴が吐出されない回数であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009187286A JP5359674B2 (ja) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | 液体吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009187286A JP5359674B2 (ja) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | 液体吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011037160A JP2011037160A (ja) | 2011-02-24 |
JP5359674B2 true JP5359674B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43765448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009187286A Active JP5359674B2 (ja) | 2009-08-12 | 2009-08-12 | 液体吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5359674B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3440964B2 (ja) * | 1995-07-20 | 2003-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置 |
JP3613297B2 (ja) * | 1996-01-29 | 2005-01-26 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録装置 |
JP3659023B2 (ja) * | 1998-10-08 | 2005-06-15 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2006240262A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
JP5151473B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2013-02-27 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
-
2009
- 2009-08-12 JP JP2009187286A patent/JP5359674B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011037160A (ja) | 2011-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5151473B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5195797B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
CN100443304C (zh) | 液滴喷出装置及其驱动方法 | |
WO2011052691A1 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた液体吐出装置、ならびに記録装置 | |
US20120327148A1 (en) | Liquid ejection apparatus | |
JP4935418B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5338542B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4588618B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5388737B2 (ja) | 液体吐出素子およびそれを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP2009233941A (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP5183547B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4911192B2 (ja) | 記録装置 | |
US8220893B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5225253B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた液体吐出装置、ならびに記録装置 | |
JP5225249B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた液体吐出装置、ならびに記録装置 | |
JP5687002B2 (ja) | 液体吐出ヘッドの駆動方法および記録装置 | |
JP5258600B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 | |
JP5546110B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび記録装置 | |
JP5359674B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5434332B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2010167601A (ja) | 記録装置 | |
JP5473559B2 (ja) | 液体吐出ヘッドの駆動方法および記録装置 | |
JP5225250B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた液体吐出装置、ならびに記録装置 | |
JP5347754B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2022154957A (ja) | 液体吐出ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5359674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |