JP5359215B2 - センターピラートリムの取り付け構造 - Google Patents
センターピラートリムの取り付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5359215B2 JP5359215B2 JP2008295268A JP2008295268A JP5359215B2 JP 5359215 B2 JP5359215 B2 JP 5359215B2 JP 2008295268 A JP2008295268 A JP 2008295268A JP 2008295268 A JP2008295268 A JP 2008295268A JP 5359215 B2 JP5359215 B2 JP 5359215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- inner panel
- center pillar
- end portion
- roof side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
そして、ルーフが低く設定された車両では、シートベルトのアンカーがルーフサイドレール付近に配置され、さらに、ルーフサイドインナパネルには、センターピラーリンフォースとルーフサイドリンフォースとを溶接接合するための溶接作業孔が形成されているので、係止孔を設けるスペースがなく、ルーフが低く設定された車両に上記従来の構造を適用することが困難であった。
また、係止部の係止孔への挿入の作業性を考えると、ルーフサイドレールに下方に向いた面を設けてそこに係止孔を設けることになるが、係止孔を設けるための下方に向いた面をルーフサイドレールに形成することができなかった。
本発明は上記実情に鑑みて成されたもので、その目的は、強度・剛性の低下を抑制することができ、センターピラートリムの車体パネルへの取り付け作業の作業性を向上させることができるセンターピラートリムの取り付け構造を提供する点にある。
車両のセンターピラーの車内側を覆うセンターピラートリムの取り付け構造であって、
センターピラートリムの上部裏面側に上方に突出する係止部を設け、
センターピラーインナパネルの上端部に対してルーフサイドインナパネルの下端部を車両の左右中央側に間隔をとって配置し、
前記ルーフサイドインナパネルの下端部と前記センターピラーインナパネルの上端部との間を、前記センターピラートリムの係止部を下側から受け入れる係止孔にしてあり、
車両前後方向で前記係止孔を挟んで位置する前後一対の第1溶接部において、前記ルーフサイドインナパネルとルーフサイドリンフォースとセンターピラーインナパネルとを重ね合わせて溶接接合してある点にある。(請求項1)
また、ルーフが低く設定された車両であって、シートベルトのアンカーがルーフサイドレール付近に配置され、さらに、ルーフサイドインナパネルに、センターピラーリンフォースとルーフサイドリンフォースの溶接接合のための溶接作業孔が形成されていて、係止孔を加工するスペースがない車両であっても、下向きに開口する係止孔を容易に形成することができる。
これにより、前記係止部を係止孔に下方から挿入させることができて、前記係止部を係止孔に挿入する挿入作業の作業性を向上させることができる。
また、係止孔が形成された範囲をルーフサイドリンフォースとセンターピラーインナパネルとで補強することができ、係止孔を設けた構造でありながら車体の剛性を確保することができる。
また、係止孔となる部分では、ルーフサイドインナパネルとセンターピラーインナパネルが結合できないが、係止孔の前後両側にて前記ルーフサイドインナパネルとルーフサイドリンフォースとセンターピラーインナパネルとを重ね合わせて溶接接合してあるので、センターピラーとルーフサイドレールとの結合長さ(車両の前後方向の溶接範囲の長さ)を長くして、センターピラーとルーフサイドレールとの結合剛性を確保でき、車体の剛性の低下を少なく抑えることができる。(請求項1)
前記前後一対の第1溶接部の間に位置するとともに、車両前後方向で前記係止孔を挟んで位置する前後一対の第2溶接部において、前記ルーフサイドインナパネルとセンターピラーインナパネルとセンターピラーリンフォースとを重ね合わせて溶接接合してあると、係止孔が形成された範囲をセンターピラーインナパネルとセンターピラーリンフォースとで補強することができ、係止孔を設けた構造でありながら車体の剛性を確保することができる。
また、係止孔の前後両側にて前記ルーフサイドインナパネルとセンターピラーインナパネルとセンターピラーリンフォースとを重ね合わせて溶接接合してあるので、センターピラーとルーフサイドレールとの結合長さ(車両の前後方向の溶接範囲の長さ)を長くして、センターピラーとルーフサイドレールとの結合剛性を確保でき、車体の剛性の低下を少なく抑えることができる。請求項2の構成による上記の作用とともに、センターピラーとルーフサイドレールとの結合剛性の向上をより達成することができる。(請求項2)
前記係止孔を形成する前記ルーフサイドインナパネルの下端部を、車両の左右中央側に膨出する膨出部に構成してあると、係止孔を車両の左右方向に拡大させることができ、係止部を係止孔に挿入する作業の作業性を向上させることができる。また、ルーフサイドインナパネルの下端部をセンターピラートリムに接近配置することができ、センターピラートリムの係止部の構造を簡素化することができる。(請求項3)
前記膨出部に対向する前記センターピラーインナパネルの上端部を車外側に凹ませてあると、係止孔を車両の左右方向により拡大させることができ、係止部を係止孔に挿入する作業の作業性をより向上させることができる。また、ルーフサイドインナパネルの膨出部の膨出量を減らすことができて、ルーフサイドインナパネルの成形性を向上させることができる。さらに、パネルの屈曲部は変形の起点となるが、本発明では膨出量を減らすことができるので、膨出部を形成するためのルーフサイドインナパネルの屈曲量が少なく、車両の前後方向に延びるルーフサイドインナパネルの略直線状の形状が維持され、剛性の低下を少なくすることができる。(請求項4)
前記ルーフサイドインナパネルを、車両前方側の前側ルーフサイドインナパネルと車両後方側の後側ルーフサイドインナパネルとに分割して、前記前側ルーフサイドインナパネルと前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部同士を前記センターピラーの上端部付近で互いに重ね合わせて連結し、
前記前側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部と前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部とを前記膨出部に構成してあると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
また、膨出部が前側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部と前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部との2枚合わせの構造となり、膨出部の剛性を向上させることができる。(請求項5)
前記前側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部を、車両の左右中央側に立ち上がる第1立ち上がり片と、この第1立ち上がり片の頂部から車両後方側に延びる第1延出片とで構成し、
前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部を、車両の左右中央側に立ち上がる第2立ち上がり片と、この第2立ち上がり片の頂部から車両前方側に延びる第2延出片とで構成し、
前記第1延出片と第2延出片とを重ね合わせて溶接接合してあると、両連結端部の下端部で膨出部を簡単に形成することができ、製作コストを低廉化することができる。また、車両前後方向に沿った面で接合するので、接合時の調整によって精度のよいルーフサイドインナパネルとすることができる。(請求項6)
前記第1立ち上がり片を車両の左右中央側ほど車両後方側に位置するように傾斜させ、
前記第2立ち上がり片を車両の左右中央側ほど車両前方側に位置するように傾斜させてあると、前記第1立ち上がり片と第2立ち上がり片が基端部側ほど車両前後方向で幅広になって、前記第1立ち上がり片と第2立ち上がり片と第1延出片と第2延出片で形成される膨出部の剛性を強くすることができる。また、ルーフサイドレールの閉じ断面の変化を滑らかに連続させ、係止孔における応力の集中を緩和している。(請求項7)
前記センターピラーインナパネルの上端部に、上方側ほど車両の左右外方側に位置するように傾斜した傾斜面を設け、
前記係止部を前記係止孔に挿入するに伴って、前記係止部を前記傾斜面で前記係止孔にガイドすると、前記係止部を係止孔に挿入する挿入作業の作業性をより向上させることができる。(請求項8)
強度・剛性の低下を抑制することができ、センターピラートリムの車体パネルへの取り付け作業の作業性を向上させることができるセンターピラートリムの取り付け構造を提供することができた。
図1に示すように、金属板から成るサイドボディアウターパネル1・センターピラーリンフォース2・センターピラーインナパネル3と、樹脂板から成るセンターピラートリム4とを車外側から順に設けて自動車のセンターピラー構造を構成してある。
図9,図11に示すように、ルーフサイドレール108は、いずれも車両前後方向に長いルーフサイドリンフォース121とルーフサイドインナパネル122とサイドボディアウタパネル1から成る。
当該溶接接合箇所には、さらにサイドボディアウタパネル1の車内側W1の端部1Tとルーフパネル89の側端部89Tとが重ねられて、適宜パネルの組み合わせにて溶接接合されている。センターピラー100の上方となる当該溶接接合箇所では、ルーフリンフォース88の端部88Tがサイドボディアウタパネル1とルーフパネル89の間に挟まれて溶接接合されている。
ピラーとの接続部以外の箇所のルーフサイドレール108の下端部においては、サイドボディアウタパネル1に形成した接合部と、ルーフサイドリンフォース121の下端部に形成した接合部と、ルーフサイドインナパネル122の側壁部の下端部に形成した接合部122S2(図11参照)とを車幅方向で重ね合わせて溶接接合してある。これにより、ルーフサイドレール108の閉じ断面を形成している。
そして、前側ルーフサイドインナパネル165と後側ルーフサイドインナパネル166の連結端部165K,166K同士を前記センターピラー100の上端部付近で互いに重ね合わせて溶接接合(スポット溶接による接合)してある。
詳細には、前側ルーフサイドインナパネル165の車両後方側の連結端部165Kに、長方形状の溶接作業用の開口125を形成するとともに、第1カーテンエアバッグブラケット130(図9参照)を締め付け固定するための溶接ナットを取り付けてある。同様に、後側ルーフサイドインナパネル166の車両前方側Frの連結端部166Kに、長方形状の溶接作業用の開口125を形成してある。
そして、センターピラー100の上方にて各パネルの開口125が合致するように両連結端部165K,166K同士を重ね合わせ、開口125の周縁等をスポット溶接して、車両の前後方向に長いルーフサイドインナパネル122を構成してある。
このように、センターピラー100の上方にて前側ルーフサイドインナパネル165と後側ルーフサイドインナパネル166とを重ね合わせて溶接接合してあるので、開口125を設けてもセンターピラー100とルーフサイドレール108との接続部の剛性を向上させることが可能となる。
前記溶接ガン127で上記のように溶接接合することで、生産性の高いリンフォースの構成が可能となる。また、開口125を利用して各リンフォースの車外側W2への突出部分同士を溶接結合することで、リンフォースの剛性のある断面形状を連続させて、センターピラー100とルーフサイドレール108との接続部の剛性を向上させることが可能となる。
そして、両連結端部165K,166Kの下端部とセンターピラーインナパネル3の上端部3Jとの間を、上側トリム10の第2係止片32(係止部に相当)を下側から受け入れる係止孔114に構成してある。詳細には、両連結端部165K,166Kの下端縁が係止孔114の車幅方向内側W1の開口縁となっている。上側トリム10及び第2係止片32については後で詳しく説明する。
また、両連結端部165K,166Kの下端部を、車両の左右中央側に膨出する膨出部122Bに構成し、第2係止片32の車幅方向内側W1の面を膨出部122Bに当接させることで、上側トリム10の取り付け部19をルーフサイドレール108に取り付けてある(図7(b),図8(b),図14参照)。
次に、ルーフサイドインナパネル122の膨出部122Bの構造についてより詳しく説明する。
前記前側ルーフサイドインナパネル165の連結端部165Kの下端部を、車両の左右中央側(車幅方向内側W1)に立ち上がる第1立ち上がり片91と、この第1立ち上がり片91の頂部から車両後方側に延びる第1延出片93とで構成してある。
そして、後側ルーフサイドインナパネル166の連結端部166Kの下端部を、車両の左右中央側(車幅方向内側W1)に立ち上がる第2立ち上がり片92と、この第2立ち上がり片92の頂部から車両前方側Frに延びる第2延出片94とで構成し、前記第1延出片93と第2延出片94とを重ね合わせて溶接接合してある。第1延出片93は第2延出片94よりも車両の左右中央側に位置している。
また、前記前後一対の第1溶接部96の間に位置するとともに、車両前後方向で前記係止孔114を挟んで位置する前後一対の第2溶接部97においては、前記ルーフサイドインナパネル122(前側ルーフサイドインナパネル165又は後側ルーフサイドインナパネル166)とセンターピラーインナパネル3とセンターピラーリンフォース2とを車内側からこの順に重ね合わせて溶接接合してある。
前後一対の第1溶接部96間でルーフサイドリンフォース121の下端部を切り欠いて切り欠き82を形成してあり、これにより、ルーフサイドリンフォース121の下端部が上側トリム10の第2係止片32と干渉するのを回避してある。
切り欠き82は、センターピラーインナパネル3の上端部よりも上方まで切り欠かれている。また、切り欠き82は、第2溶接部97の前方から始まり第2溶接部97の後方まで形成されており、第2溶接部97にて溶接されるパネル部材の枚数を調整し溶接を可能としている。
また、切り欠き82により、ルーフサイドリンフォース121にルーフサイドインナパネルの膨出部やセンターピラーインナパネルの凹部に沿った形状(屈曲による干渉防止形状)を設ける必要がなくなり、変形の基点となる屈曲形状を廃し前後方向に延びる面を係止孔114が形成される範囲でも維持して、形状による車体の剛性低下を少なくすることができる。
車両前後方向で前記係止孔114を挟んで位置するとともに、前後一対の第2溶接部97より上方側に位置する前後一対の第3溶接部81においては、前記ルーフサイドインナパネル122(前側ルーフサイドインナパネル165又は後側ルーフサイドインナパネル166)とルーフサイドリンフォース121とセンターピラーリンフォース2とを車内側からこの順に重ね合わせて溶接接合してある。
図9に示すように、ルーフサイドレール108の長手方向に沿うように断面円形に折り畳まれたカーテンエアバッグ110のバッグ本体131をルーフサイドレール108に第1カーテンエアバッグブラケット130を介して支持させ、バッグ本体131の車両前方側Frの端部から延出するテザーの先端部をフロントピラーに固定し、バッグ本体131の車両後方側の端部をルーフサイドインナパネル122の後端部に第2カーテンエアバッグブラケットを介して支持させてある。
そして、覆い隠し部148に、縦断面において前記折り畳まれたバッグ本体131の外周縁に沿うくの字状部170を設けてある。これにより、膨張展開するバッグ本体131をくの字状部170で車外側W2の斜め上方から受け止めて、車内側W1の斜め下方の乗員側により向かわせやすくすることができ、バッグ本体131をより円滑に膨張展開させることができる。
図1に示すように、アンカー部7は、センターピラーインナパネル3側にバネ付勢された係止ピン9を備え、この係止ピン9が、センターピラーインナパネル3にボルト固定されたアジャスタレール12の上下複数個の係止孔13の一つに選択的に係止してアンカー部7の上下方向の位置が決まるようにしてある。
上側トリム10は車両後方側に少し倒れており(図3参照)、斜め上下方向に沿う下広がりの背壁21と、背壁21の車両前方側Frの側部から車幅方向外側W2に突出するとともに前記斜め上下方向に沿う車両前方側Frの側壁22と、背壁21の車両後方側の側部から車幅方向外側W2に突出するとともに前記斜め上下方向に沿う車両後方側の側壁23とを備えている。図6(a),図6(b),図7(a)に示すように、背壁21と車両前方側Frの側壁22との接続部24であるコーナー部、及び、背壁21と車両後方側の側壁23との接続部24であるコーナー部は断面円弧状に折曲している。
図1,図2,図4に示すように、カバー部材16の上昇に伴ってカバー部材16の上端部16Jを上側トリム10の背壁21の意匠面10Mから離れる方向にガイドするガイドリブ18を一対、開口部15よりも上方Zの背壁21の裏面10Uから車幅方向外側W2に向けて突設して前記干渉防止部17を構成してある。詳しくは、一対のガイドリブ18を開口部15の幅方向両外方側の上方Zにそれぞれ上下方向に沿うように設けて、一対のガイドリブ18の間隔を開口部15の幅よりも広く設定してある。
図1,図3,図4に示すように、センターピラーインナパネル3に対する上側トリム10の取り付け部19を背壁21の上端部21Jの裏面10Uに脚部25を介して設けて、取り付け部19を背壁21の裏面10Uから浮き上がらせ、取り付け部19と前記裏面10Uとの間に、上昇したカバー部材16の上端部16Jを入り込ませるようにしてある(図2参照)。
そして図7(b)に示すように、前記係止孔114に前記第2係止片32の上端部を下方から挿入し、第2係止片32の上端部の車幅方向内側W1の面をルーフサイドインナパネル122の膨出部122Bに当接させて、上側トリム10の車幅方向の位置決めをするとともに、図8(a)に示すように、位置決めピン30をセンターピラーインナパネル3に形成した位置決め孔35に挿入させて、車両の上下前後の位置決めをしている。
図1,図2,図4に示すように、カバー部材16の上下方向中央部にアンカー部7を挿通させるための縦に長い長方形状の挿通孔57を形成し、カバー部材16の車幅方向内側W1の面の挿通孔57の周りに、車幅方向外側W2に突出する丈の低い第5補強リブ55を形成し(図7(a)参照)、前記挿入孔57にアンカー部7を挿通させてある。また、カバー部材16の外周部に、車幅方向内側W1(背壁21側)に突出する丈の低い凸条59を形成して凸条59の頂部が背壁21の裏面10Uに当接し、裏面10U上をスライド移動するよう構成してある。
図1,図2,図4に示すように、上側トリム10の下端部に下側トリム11の上端部が重ねられる段差を形成している。詳細には、上側トリム10の下端部を上側トリム10の上下方向中間部よりも車幅方向外側W2に位置させてある。そして上側トリム10の下端部に、車幅方向外側W2に凹む四角形状の台座60を形成し、この台座60に、下側トリム11の上端部の係合孔に係合する車幅方向外側W2に突出した係合爪50を形成してある。下側トリム11の上端部と前記台座60の上端部との間は離間し、シートベルトBを挿通させるベルト挿通孔51を形成してある。
3 センターピラーインナパネル
3M 傾斜面
3J センターピラーインナパネルの上端部
4 センターピラートリム
32 係止部
91 第1立ち上がり片
92 第2立ち上がり片
93 第1延出片
94 第2延出片
95 連結壁部
96 第1溶接部
97 第2溶接部
98 傾斜面
100 センターピラー
114 係止孔
121 ルーフサイドリンフォース
122 ルーフサイドインナパネル
122B 膨出部
165 前側ルーフサイドインナパネル
165K 前側ルーフサイドインナパネルの連結端部
166 後側ルーフサイドインナパネル
165K 後側ルーフサイドインナパネルの連結端部
Fr 車両前方側
W1 車両の左右中央側(車幅方向内側)
W2 車両の左右外方側(車幅方向外側)
Claims (8)
- 車両のセンターピラーの車内側を覆うセンターピラートリムの取り付け構造であって、
センターピラートリムの上部裏面側に上方に突出する係止部を設け、
センターピラーインナパネルの上端部に対してルーフサイドインナパネルの下端部を車両の左右中央側に間隔をとって配置し、
前記ルーフサイドインナパネルの下端部と前記センターピラーインナパネルの上端部との間を、前記センターピラートリムの係止部を下側から受け入れる係止孔にしてあり、
車両前後方向で前記係止孔を挟んで位置する前後一対の第1溶接部において、前記ルーフサイドインナパネルとルーフサイドリンフォースとセンターピラーインナパネルとを重ね合わせて溶接接合してあるセンターピラートリムの取り付け構造。 - 前記前後一対の第1溶接部の間に位置するとともに、車両前後方向で前記係止孔を挟んで位置する前後一対の第2溶接部において、前記ルーフサイドインナパネルとセンターピラーインナパネルとセンターピラーリンフォースとを重ね合わせて溶接接合してある請求項1記載のセンターピラートリムの取り付け構造。
- 前記係止孔を形成する前記ルーフサイドインナパネルの下端部を、車両の左右中央側に膨出する膨出部に構成してある請求項1又は2記載のセンターピラートリムの取り付け構造。
- 前記膨出部に対向する前記センターピラーインナパネルの上端部を車外側に凹ませてある請求項3記載のセンターピラートリムの取り付け構造。
- 前記ルーフサイドインナパネルを、車両前方側の前側ルーフサイドインナパネルと車両後方側の後側ルーフサイドインナパネルとに分割して、前記前側ルーフサイドインナパネルと前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部同士を前記センターピラーの上端部付近で互いに重ね合わせて連結し、
前記前側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部と前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部とを前記膨出部に構成してある請求項3又は4記載のセンターピラートリムの取り付け構造。 - 前記前側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部を、車両の左右中央側に立ち上がる第1立ち上がり片と、この第1立ち上がり片の頂部から車両後方側に延びる第1延出片とで構成し、
前記後側ルーフサイドインナパネルの連結端部の下端部を、車両の左右中央側に立ち上がる第2立ち上がり片と、この第2立ち上がり片の頂部から車両前方側に延びる第2延出片とで構成し、
前記第1延出片と第2延出片とを重ね合わせて溶接接合してある請求項5記載のセンターピラートリムの取り付け構造。 - 前記第1立ち上がり片を車両の左右中央側ほど車両後方側に位置するように傾斜させ、
前記第2立ち上がり片を車両の左右中央側ほど車両前方側に位置するように傾斜させてある請求項6記載のセンターピラートリムの取り付け構造。 - 前記センターピラーインナパネルの上端部に、上方側ほど車両の左右外方側に位置するように傾斜した傾斜面を設け、
前記係止部を前記係止孔に挿入するに伴って、前記係止部を前記傾斜面で前記係止孔にガイドする請求項1〜7のいずれか一つに記載のセンターピラートリムの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008295268A JP5359215B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | センターピラートリムの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008295268A JP5359215B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | センターピラートリムの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010120489A JP2010120489A (ja) | 2010-06-03 |
JP5359215B2 true JP5359215B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=42322216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008295268A Active JP5359215B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | センターピラートリムの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5359215B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014010318A1 (ja) * | 2012-07-13 | 2014-01-16 | 本田技研工業株式会社 | シートベルト装置を備えた車両構造 |
WO2018029776A1 (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 河西工業株式会社 | ピラートリム |
JP7042089B2 (ja) * | 2018-01-16 | 2022-03-25 | しげる工業株式会社 | 射出成形品 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540773Y2 (ja) * | 1990-10-11 | 1997-07-09 | 日本プラスト株式会社 | 自動車用内装部品の接合構造 |
JPH0930337A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-04 | Mitsubishi Motors Corp | ヘッドライニングとピラートリムの接合構造 |
JP4140749B2 (ja) * | 2000-10-05 | 2008-08-27 | 河西工業株式会社 | ピラートリムの取付構造 |
JP4032337B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2008-01-16 | スズキ株式会社 | 車体側部の構造 |
JP4587040B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2010-11-24 | マツダ株式会社 | 自動車の乗員保護用エネルギ吸収構造 |
JP5046042B2 (ja) * | 2008-07-10 | 2012-10-10 | スズキ株式会社 | センターピラー上部構造 |
-
2008
- 2008-11-19 JP JP2008295268A patent/JP5359215B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010120489A (ja) | 2010-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7390049B2 (en) | Vehicle door | |
JP5088570B2 (ja) | 車両のセンターピラー構造 | |
US7644978B2 (en) | Vehicle floor structure for a motor vehicle | |
US7635165B2 (en) | Vehicle seat structure and seat comprising such a structure | |
US9452788B2 (en) | Top part structure of vehicle body | |
US8894136B2 (en) | Structure for side portion of vehicle body | |
JP5654045B2 (ja) | 車両の側部構造 | |
US10899393B2 (en) | Rear body structure | |
JP4556638B2 (ja) | シートベルトアンカ取付構造 | |
JP5115435B2 (ja) | 自動車のロッカー構造 | |
JP4857976B2 (ja) | 車両フロア構造 | |
JP5359215B2 (ja) | センターピラートリムの取り付け構造 | |
JP2010215092A (ja) | 車両の車体下部構造 | |
JP2013112058A (ja) | スライドドア | |
JP5996352B2 (ja) | 自動車のピラー補強構造 | |
US20160059677A1 (en) | Vehicle door | |
CN111703506B (zh) | 车辆下部构造 | |
JP6502981B2 (ja) | 車体後部構造 | |
EP1927534B1 (en) | Unitary hydroformed roof support pillar | |
JP6001324B2 (ja) | 車両の車体構造 | |
JP2010018133A (ja) | 自動車のセンターピラー構造 | |
JP5246543B2 (ja) | 車両用内装材の組み付け構造 | |
JP4661214B2 (ja) | 自動車の上部車体構造 | |
JP5193459B2 (ja) | 車両用ルーフ支持組立体及びルーフ支持ピラー | |
JP2013151239A (ja) | エアバッグ組付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130819 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5359215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |