JP5359041B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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Description

本願発明は、不要な発熱部の冷却を行う冷却ファンを備えた電磁誘導加熱式電気炊飯器の冷却部の構造に関するものである。
電磁誘導加熱式の電気炊飯器の場合、内鍋を電磁誘導加熱するワークコイルやワークコイルを駆動するパワートランジスタ(IGBT)の発熱など、それ自体が炊飯又は保温のための加熱に寄与しない不要な発熱を生じる発熱部が存在する。
このため、同電気炊飯器では、従来から炊飯器本体の下部に冷却ファンを設け、同冷却ファンからの風を冷却通路を介してワークコイルやパワートランジスタに導くことにより、必要な冷却を行う構成が採用されている(例えば特許文献1,2の構成を参照)。
このような電気炊飯器の一例を、図9,図10に示す。
先ず、この電気炊飯器では、例えば内鍋(飯器ないし保温容器)3として非金属材料からなる鍋(例えば、セラミック製の土鍋)が採用されており、その底壁部3aの底部中央面(フラット面)および該底壁部3a外周の湾曲面部(R面部)には、それぞれ内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な銀ペースト等の金属製の第1,第2の誘導発熱体G1,G2が設けられている。
そして、この電気炊飯器は、同構成の内鍋3と、該内鍋3を任意に収納セットし得るように形成された下部側合成樹脂製の皿状の底壁部4および上部側筒状の側壁部6よりなる内ケース(保護枠)46と、該内ケース46を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1aと、該外ケース1aと上記内ケース46とを一体化して形成された炊飯器本体1の上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット(蓋体)2とから構成されている。
外ケース1aの前面部上方には、操作パネル部20が設けられている。そして、該操作パネル部20面には、例えば十分に広く大きな表示面積をもつ液晶表示部21と炊飯スイッチ、タイマー予約スイッチ、取消スイッチ、保温スイッチ、再加熱スイッチ、メニュー選択スイッチ、時スイッチ、分スイッチ等の各種入力スイッチ(タッチキースイッチ)が設けられている。
また、該外ケース1a内の上記操作パネル部20の内側部分(裏側空間)には、略制御基板B1の上端位置から斜め前方に下降する格好で、マイコン基板B2がマイコン基板カバー18を介して傾斜設置されている。
また蓋ユニット2は、その外周面を構成するとともに中央部に調圧パイプ15を備えた合成樹脂製の外カバー12と、該外カバー12の内側に嵌合一体化して設けられた合成樹脂製の内枠13と、該内枠13の内側開口部内に嵌合された金属製の放熱板16aと、該放熱板16aの上面に設けられた蓋ヒータH2と、上記放熱板16aの下方に設けられた金属製の内蓋16bとを備えて構成されている。また、放熱板16aの外周縁部下方および内蓋16bの外周縁部下方には、それぞれパッキン14a,14bが設けられており、内蓋16bは、同パッキン14bを介して内鍋3の開口縁部3cの上面部に接触させられている。また、15aは調圧パイプ15内の調圧弁、15bはその下部側キャップである。
この蓋ユニット2は、図示しない上記外ケース1上部の後端側で肩部材11に対してヒンジ機構を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉を行うロック機構10が設けられている。
一方、内ケース46の底壁部4の下方側には、フェライトコア収納部40c,40c・・・を備えたコイルカバー(コイル台)40が設けられ、その下部にはフェライトコアを配置し(図示省略)、またそれらの間には、上記内鍋3の底壁部3aの中央部側フラット面と外周部側湾曲面の上記第1,第2の2組の誘導発熱体G1,G2位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が設けられており、それらへの通電時には上記内鍋3の上記第1,第2の誘導発熱体G1,G2にうず電流を誘起して、上記内鍋3を加熱するようになっている。
上記内ケース46の皿状の底壁部4は、その底面部4aの中央部にサーミスタS1を具備したセンターセンサーCSのセンサー部嵌合口4fが形成されているとともに、同センサー部嵌合口4fの外周側上面にはドーナツ状の遮熱板30が設けられている。また、外周側湾曲面部の上端側には、所定幅半径方向外方に張り出したフランジ状の段部4cが設けられ、この段部4c部分に上記上部側筒状の側壁部6の下端6a側が係合載置されている。
他方、同上部側筒状の側壁部6の上端6bは、内枠部材9を介して上記炊飯器本体1側外ケース1a上端の肩部材11に連結して固定されている。
また、上記内ケース46の上部側筒状の側壁部6の外周には、炊飯および保温時において加熱手段として機能する保温ヒータH1が設けられており、炊飯時および保温時において上記内鍋3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。
そして、上記内ケース46の下部側底壁部4の底部4aとコイルカバー40の底壁部40aとの間には、その前部側から後部側に到る冷却用の通風路が形成されている。
この通風路は、次のようにして形成されている。
すなわち、上記内ケース46の底壁部4の底部4aの下面部外周には、図示しないが円弧状の薄肉の筒状壁(薄肉リブ)が周方向に沿って立設されており、その前部と後部には、筒壁のない切欠部が設けられているとともに、それらの間には、平面三角形状の複数の台状リブが所望の間隔で所望の位置、かつ所望の方向に散在するように設けられている。
また、上記コイルカバー40の底壁部40aの上面部外周には、上記内ケース46の底壁部4の底部4aの下面側筒状壁に対応した同様の円弧状の薄肉の第1の筒状壁(薄肉リブ)が上方に向けて立設されているとともに、それらの間には、平面三角形状の複数の台状リブが上記内ケース46の底壁部4の台状のリブと対称な位置関係で散在するように設けられている。
さらに、このコイルカバー40の場合、上記第1の筒状壁40b,40bよりも所定幅半径方向外方に位置する上記底壁部40a外周縁の上記後部側切欠部に対向する半径方向位置には、当該後部側切欠部の開口部の円弧角幅よりも十分に大きな円弧角幅の薄肉の第2の筒状壁(薄肉リブ)が上方に向けて立設されている。
これら内ケース46の底壁部4の筒状壁とコイルカバー40の底壁部40aの第1の筒状壁とは、例えば内ケース46の底壁部4に対して第1のワークコイルC1を介してコイルカバー40を下方から嵌合した時に、相互に摺接した状態で嵌合し合って、第1のワークコイルC1の周囲を囲む略円形の通風空間を形成する。
また、この嵌合状態では、上記第1のワークコイルC1の渦巻状の各線輪が、上記上下両側に位置して相互に対向する台状のリブ間に安定した状態で挟圧支持され、当該第1のワークコイルC1の上下に有効な通風スペースa,bが形成される。
一方、このようにして筒状壁、第1の筒状壁間に形成された第1のワークコイルC1を囲む通風路は、上記前部側切欠部の対向部部分が冷却風の流入口部となる一方、上記後部側切欠部の対向部部分が冷却風の吹出口部分となる。
そして、同後部側の冷却風吹出口部分に対して、上記コイルカバー40側外周縁の第2の筒状壁の内周面が同一水平面状に対応することになる。
他方、前部側切欠部により形成される冷却風の流入口部には、前部側下面が後部方向に斜めに大きく開口された偏平な角形の冷却風導入用の分流ダクト26が左右の連接壁を介して連接されており、該冷却風分流ダクト26を介して上記炊飯器本体1の本体ケース1a内前方底部に設置されている電装品等冷却用のファン(短軸の軸流ファン)23からの冷却風の一部を導入して上記第1のワークコイルC1側通風路の通風空間に流すようになっている。
電装品等冷却用のファン23は、その羽根車の直径の1/2程度を上記冷却風分流ダクト26の下面側の開口部分に対応して設置されている一方、その他の1/2部分は、IGBT等からの熱放熱用のヒートシンク24、制御基板B1、マイコン基板B2等に対応して設置されている。
なお、符号22は、外ケース1aの底部に嵌合一体化された底部材(底カバー)1b部分に設けられた冷却ファン23の空気吸込口である。
このような構成によると、上記冷却ファン23からの風が、例えば炊飯器本体1の前部側では、制御基板B1、マイコン基板B2、IGBT用ヒートシンク24等の冷却に使用される一方、冷却風分流ダクト26を介して、上記発熱部材である第1のワークコイルC1を囲む通風路の通風空間内に導入され、同第1のワークコイルC1を効果的に冷却した後に、上記内ケース46の底壁部4の後部側切欠部と上記コイルカバー40の底壁部40aの後部側切欠部よりなる冷却風の吹出口部分より水平方向に吹き出される。
しかし、同冷却風の吹出口部分の半径方向外方側コイルカバー40の底部40aの外周縁には、上方側第2のワークコイルC2方向に所定の高さ立設した第2の筒状壁が存在することから、同第2の筒状壁が下方から上方への風向ガイド板となり、上記水平方向に吹き出されようとする冷却風が、上方側第2のワークコイルC2方向に偏向され、上記内ケース46の底壁部4の外周側湾曲面部に設けられている第2のワークコイルC2をも効率良く冷却するようになる。
しかも、この場合、上記第1のワークコイルC1の線輪を上下両側で挟圧支持している複数の台状のリブは、その平面形状が頂角の小さい三角形状(V字状)をなしており、その数とその頂角方向、および設置位置をそれぞれ適切に設定することにより、上記第1のワークコイルC1を安定し、かつ冷却風が通りやすい状態に支持するとともに、冷却風の流通方向、流通状態を低圧損で、しかも可及的に冷却効率が高くなるように制御する(より詳細な構造については、特許文献1を参照)。
特開2007−325868号 特開2007−222557号
上述のように、冷却ファン23の羽根車23aの軸は、上下垂直方向に向けてレイアウトされており、冷却ファン23からの冷却風は、冷却を必要とする電子部品(IGBT)等が搭載された制御基板B1に沿った方向とワークコイルC1,C2側水平方向との相互に直交する2つの方向に分流して供給されるようになっており、ワークコイルC1,C2側水平方向への冷却風は、制御基板カバー25の下端部に冷却ファン23からの冷却風の向きを90゜変える筒状の分流ダクト26(リブ26d,26d・・・で補強)を介して水平方向に分流ガイドされるようになっている。
しかも、同分流ダクト26の筒体部26aは、図10に示すように、その入口部25eから出口側冷却風吹出口26eまでの全体が同じ厚さの扁平形状で、通路入口部上下方向の高さが低く、下方側に広く開口された入口部も下方側から上方側への奥行きが浅いものとなっている。
したがって、冷却ファン23から吹き出された風が、そのまま短時間で上壁面に直交状態で衝突するので圧損が大きく、風速ベクトルも大きく低下してしまい、水平方向に分流されにくく、冷却風量に欠けるとともに送風騒音が高い問題があった。
本願発明は、このような問題を解決するためになされたもので、上記ダクト部入口の冷却風との対向面を水平方向への冷却風吹き出し面よりも上方側に深く後退させ、ファンから吹き出された冷却風の導入量を増大させるとともに圧損や騒音を低下させ、効率良くワークコイル側水平方向に分流させるようにした電気炊飯器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、同目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明
この発明の電気炊飯器は、電磁誘導加熱が可能な内鍋と、この内鍋を取り出し可能に収容する内ケースと、この内ケースを収容固定する外ケースと、上記内ケースの底部に設けられ、上記内鍋を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段と、上記外ケースと内ケースとの間に上下方向に延びて設けられた制御基板カバーと、該制御基板カバー下方の上記外ケース底部上に設けられ、上記制御基板カバーに取り付けられた制御基板上の電装品を冷却する冷却ファンと、上記制御基板カバーの下端部から上記内ケースの底部側に延びて設けられ、上記冷却ファンからの冷却風を上記内ケース底部のワークコイル側水平方向に分流させる分流ダクトとを備えてなる電気炊飯器において、上記分流ダクトは、上記制御基板カバーと一体に設けられているとともに、その冷却風導入口における上記冷却ファンとの対向面を上記水平方向への冷却風吹き出し面よりも所定寸法上方側に高く上昇させることによって、上記冷却ファンから吹き出された冷却風の導入量を増大させるようになっている一方、その冷却風吹出口は、上記冷却ファンに対向する冷却風導入口部から上記内ケース底部の傾斜面に沿って上壁部を下降傾斜させることによって次第に上下方向の通路幅を小さくしていることを特徴としている。
この発明の構成では、先ず制御基板カバーの下端部から上記内ケースの底部側に延びて設けられ、上記冷却ファンからの冷却風を上記内ケース底部のワークコイル側水平方向に向けて分流させる分流ダクトが、その冷却風導入口の冷却ファンとの対向面部分を水平方向への冷却風吹き出し面部分よりも所定寸法上方側に高く上昇させ、冷却風導入空間を大きくして、上記冷却ファンから吹き出された冷却風の導入量を増大させるようにしている。
の結果、冷却ファン吹き出後の吹出気流の圧損および騒音が低下するとともに、吹出風の風速が低下することなく、効率良くワークコイル側にも分流されるようになる。
しかも、同分流ダクトの冷却風吹出口は、上記冷却ファンに対向する冷却風導入口部から内ケース底部の傾斜面に沿って次第に上下方向の通路幅を小さくして形成されている。
したがって、このような構成によると、上記冷却ファンに対向する冷却風導入口部では、十分な奥行寸法を稼ぎながら、吹出口側では従来と同様の内ケース底部のワークコイル位置に適切に冷却風を吹き出すことができるようになる。
また、冷却風導入口側から冷却風吹出口側にかけて徐々に通路断面積を絞ったことにより、圧損を小さくしながら、可能な限りスムーズに吹出風の風速をアップする増速効果を得ることができる。
また、同通路断面積の縮小は、上記分流ダクトの上壁部を上記内ケース底部の傾斜面に沿って下降傾斜させることによって実現していることから、内ケース底部における設置も容易で、スペースファクターを悪化させなくて済む。
さらに、以上の構成では、上記のような分流ダクトが上記のように制御基板カバーと一体に設けられている。したがって、制御基板カバーの設置と同時に設置することができるので、より容易に設置することができる。
以上の結果、本願発明によると、冷却性能が高く、かつ静音性にすぐれた電気炊飯器を提供することが可能となる。
図1〜図8は、本願発明の最良の実施の形態に係る電気炊飯器の炊飯器本体および要部の構成を示している。
(全体の構成)
この電気炊飯器でも、前述の従来例と同様に、例えば内鍋(飯器ないし保温容器)3として非金属材料からなる鍋(例えば、セラミック製の土鍋)が一例として採用されており、その底壁部3aの底部中央面(フラット面)および該底壁部3a外周の湾曲面部(R面部)には、それぞれ内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な銀ペースト等の金属製の第1,第2の誘導発熱体G1,G2が設けられている。
そして、この電気炊飯器は、同構成の内鍋3と、該内鍋3を任意に収納セットし得るように形成された下部側合成樹脂製の皿状の底壁部4および上部側筒状の側壁部6よりなる内ケース(保護枠)46と、該内ケース46を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース1aと、該外ケース1aと上記内ケース46とを一体化して形成された炊飯器本体1の上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット(蓋体)2とから構成されている。
外ケース1aの前面部上方には、操作パネル部20が設けられている。そして、該操作パネル部20面には、例えば十分に広く大きな表示面積をもつ液晶表示部21と炊飯スイッチ、タイマー予約スイッチ、取消スイッチ、保温スイッチ、再加熱スイッチ、メニュー選択スイッチ、時スイッチ、分スイッチ等の各種入力スイッチ(タッチキースイッチ)が設けられている。
また、該外ケース1a内の上記操作パネル部20の内側部分(裏側空間)には、略制御基板B1の上端位置から斜め前方に下降する格好で、マイコン基板B2(音声基板19)がマイコン基板カバー18を介して傾斜設置されている。
一方、内ケース46の底壁部4の下方側には、フェライトコア収納部を備えたコイルカバー(コイル台)40が設けられ、その下部にはフェライトコア(符号省略)を配置し、またそれらの間には、上記内鍋3の底壁部3aの中央部側フラット面と外周部側湾曲面の上記第1,第2の2組の誘導発熱体G1,G2位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が設けられており、それらへの通電時には上記内鍋3の上記第1,第2の誘導発熱体G1,G2にうず電流を誘起して、上記内鍋3を加熱するようになっている。
上記内ケース46(およびコイルカバー40)の前方部側には、上記ワークコイルC1,C2、保温ヒータH1等を駆動制御するIGBTやヒータ駆動回路、電源電圧整流用のダイオードブリッジよりなる整流回路、平滑回路などを備えた制御基板B1および制御基板カバー25が上下立設状態で設けられている。
上記内ケース46の皿状の底壁部4は、その底面部4aの中央部にサーミスタS1を内装したセンターセンサーCSのセンサー部嵌合口4fが形成されているとともに、同センサー部嵌合口4fの外周側上面にはドーナツ状の遮熱板30が設けられている。また、外周側湾曲面部4bの上端側には、所定幅半径方向外方に張り出したフランジ状の段部4cが設けられ、この段部4c部分に上記上部側筒状の側壁部6の下端6a側が係合載置されている。
他方、同上部側筒状の側壁部6の上端6bは、図示しない内枠部材を介して上記炊飯器本体1側外ケース1a上端の肩部材11側に連結して固定されている。
また、上記内ケース46の上部側筒状の側壁部6の外周には、炊飯および保温時において加熱手段として機能する保温ヒータH1が設けられており、炊飯時および保温時において上記内鍋3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。
そして、上記内ケース46の下部側底壁部4の底面部4aとコイルカバー40の底壁部40aとの間には、その前部側から後部側に到る冷却用の通風路が形成されている。
この通風路は、次のようにして形成されている。
すなわち、上記内ケース46の底壁部4の底面部4aの下面部外周には、図示はしないが、円弧状の薄肉の筒状壁(薄肉リブ)が周方向に沿って立設されており、その前部と後部には、筒壁のない切欠部が設けられているとともに、それらの間には、例えば平面三角形状の複数の台状リブが所望の間隔で所望の位置、かつ所望の方向に散在するように設けられている。
また、これも図示はしていないが、上記コイルカバー40の底壁部40aの上面部外周には、上記内ケース46の底壁部4の底面部4aの下面側筒状壁に対応した同様の円弧状の薄肉の第1の筒状壁(薄肉リブ)が上方に向けて立設されているとともに、それらの間には、平面三角形状の複数の台状リブが上記内ケース46の底壁部4の台状のリブと対称な位置関係で散在するように設けられている。
さらに、このコイルカバー40の場合、上記第1の筒状壁よりも所定幅半径方向外方に位置する上記底壁部40a外周縁の上記後部側切欠部に対向する半径方向位置には、当該後部側切欠部の開口部の円弧角幅よりも十分に大きな円弧角幅の薄肉の第2の筒状壁(薄肉リブ)が上方に向けて立設されている。
これら内ケース46の底壁部4の筒状壁とコイルカバー40の底壁部40aの第1の筒状壁とは、例えば内ケース46の底壁部4に対して第1のワークコイルC1を介してコイルカバー40を下方から嵌合した時に、相互に摺接した状態で嵌合し合って、第1のワークコイルC1の周囲を囲む略円形の通風空間を形成する。
また、この嵌合状態では、上記第1のワークコイルC1の渦巻状の各線輪が、上記上下両側に位置して相互に対向する台状のリブ間に安定した状態で挟圧支持され、当該第1のワークコイルC1の上下に有効な通風スペースa,bが形成される。
一方、このようにして筒状壁と第1の筒状壁との間に形成された第1のワークコイルC1を囲む通風路は、上記前部側切欠部の対向部部分が冷却風の流入口部となる一方、上記後部側切欠部の対向部部分が冷却風の吹出口部分となる。
そして、同後部側の冷却風吹出口部分に対して、上記コイルカバー40側外周縁の第2の筒状壁の内周面が同一水平面状に対応することになる。
他方、上述の前部側切欠部により形成される冷却風の導入口部には、斜め円弧状に大きく開口された偏平な角形の冷却風分流ダクト26が左右両側の連接壁を介して連接されており、該冷却風分流ダクト26を介して上記炊飯器本体1の本体ケース1a内前方底部に設置されている電装品等冷却用のファン(短軸のプロペラファン)23からの冷却風の一部を導入して上記第1のワークコイルC1側通風路の通風空間に流すようになっている。
この電装品等冷却用のファン23は、後述するように、その羽根車23aの直径の略1/2程度を、上記冷却風分流ダクト26の下面側開口面に対応して設置されている一方、その他の1/2部分は、IGBT放熱冷却用のヒートシンク24、制御基板B1、操作パネル部20下方のマイコン基板B2等に対応して設置されている。
なお、符号22は、上記外ケース1aの底部に嵌合一体化された底部材(底カバー)1bの前部部分に設けられた冷却ファン23の空気吸込口である。
このような構成によると、上記ファン23の羽根車23aからの風が、上記炊飯器本体1の前部側では、マイコン基板B2や制御基板B1、IGBT用ヒートシンク24等の冷却に使用される一方、冷却風分流ダクト26を介して、上記発熱部材である第1のワークコイルC1を囲む通風路の通風空間内に導入され、同第1のワークコイルC1を効果的に冷却した後に、上記内ケース46の底壁部4の後部側切欠部と上記コイルカバー40の底壁部40aの後部側切欠部よりなる冷却風の吹出口部分より水平方向に吹き出される。
この場合、同冷却風の吹出口部分の半径方向外方側コイルカバー40の底部40aの外周には、上方側第2のワークコイルC2方向に所定の高さ立設した第2の筒状壁が存在することから、同第2の筒状壁が下方から上方への風向ガイド板となり、上記水平方向に吹き出されようとする冷却風が、上方側第2のワークコイルC2方向に偏向され、上記内ケース46の底壁部4の外周側湾曲面部に設けられている第2のワークコイルC2をも効率良く冷却する。
(蓋ユニットの構成)
符号2は蓋ユニットであり、該蓋ユニット2は、その外周面を構成するとともに中央部に調圧パイプ15を備えた合成樹脂製の外カバー12と、該外カバー12の内側に嵌合一体化して設けられた合成樹脂製の内枠13と、該内枠13の内側開口部内に嵌合された金属製の放熱板16a(蓋ヒータは図示省略)と、該放熱板16aの下方に設けられた金属製の内蓋16bとを備えて構成されている。また、放熱板16aの外周縁部下方および内蓋16bの外周縁部下方には、それぞれパッキン14a,14bが設けられており、内蓋16bは、同パッキン14bを介して内鍋3の開口縁部3cの上面部に接触させられている。また、15aは調圧パイプ15内の調圧弁、15bはその下部側キャップである。
この蓋ユニット2は、図示しない上記外ケース1上部の後端側で肩部材11に対してヒンジ機構を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉を行うロック機構10が設けられている。
(分流ダクトの詳細な構成)
上述のように、本実施の形態では、炊飯器本体1の底部側冷却ファン23からの冷却風を上下垂直方向に延びる制御基板B1に沿う上下方向と同制御基板B1の下端部分から内ケース46底部側のワークコイルC1,C2に延びる水平方向との相互に直交する2つの方向に分流して流すことにより、制御基板B1上の発熱性電子部品(IGBT等)および内ケース46の底部側ワークコイルC1,C2部分を冷却するようになっている。
この場合、炊飯器本体1の構造的制約から、冷却ファン23の種類、設置位置、設置方向は、自ずと制約され、上述のように可及的に軸方向の長さが小さいプロペラファン(軸流ファン)を採用するとともに、同プロペラファンを炊飯器本体1の前部空間下部における外ケース1aの底壁部分に位置して下方から上方に向けて風を吹き出すようにして設置される。
そして、その上方側の冷却可能な位置に制御基板B1およびマイコン基板B2が位置せしめられている。
上記炊飯器本体1内の上記外ケース1a前壁部と上記内ケース46の前壁部との間の内ケース46寄り位置には、下方から上方に延びる縦壁構造の制御基板カバー25が設けられており、上記制御基板B1は、該制御基板カバー25のカバー部本体25aの前面側基板取付面に上下方向に延びて取り付けられている。この制御基板カバー25は、例えば図2〜図8に詳細に示すように、周辺に制御基板カバー用の縁部25bを有する左右方向に長い略直方形状のカバー部本体25aを中心とし、同カバー部本体25aの背面側上端部左右に炊飯器本体1側肩部材11部分への係合片25,25、左右方向中間部に上記内ケース46の底壁部4のフランジ状の段部4cとの係合片25cがそれぞれ設けられており、それらを利用して上記内ケース46の前面部に立設状態で取り付けられることにより、上記図1のような縦壁構造に支持されている。
一方、同カバー部本体25a下端部の左右方向中央部の背面側には、上述した冷却風の分流ダクト26が一体に設けられている。この分流ダクト26は、例えば図2に示すように、上記制御基板B1のカバー部本体25aの下部を下方から上方に、所定幅Wで、所定の高さhだけ門形の形状に切り欠くとともに、同門形の切欠部(開口部)25eから上記内ケース46の底部側のワークコイルC1,C2方向に向けて延設された、全体として左右方向の幅Wが広く、上下方向の高さが低い筒体部26aを、次のように変形して構成されている。
すなわち、この分流ダクト26のダクト部を形成している同全体として偏平な筒体部26aは、例えば図5に示すように、上記冷却ファン23の羽根車23aの外径に対応した左右方向の幅Wを有するとともに、同羽根車23aの略半径寸法に対応した長さR部分の底壁部分が切除されて、下方に広く開口されている。
また、そのように下面側が下方に広く開口された上記分流ダクト26の筒体部26a入口の上記下方側冷却ファン23の羽根車23aとの対向面(上壁面)部分を、図7のAに示すように、水平方向への冷却風吹き出し口(図7のC部)の上壁面位置よりも上方側にΔh分高く位置させ、図9、図10に示した従来の構成の場合(図7のYライン位置)に比べて冷却ファン23の羽根車23aから吹き出された冷却風の導入距離(導入空間の奥行き)、導入量(導入空間の容積)を大きく増大させている。
そして、それによって、冷却ファン23の羽根車23aからの吹出気流の圧損および吹出騒音を低下させるとともに、同吹出気流の風速が低下することなく、高速状態で効率良く水平方向のワークコイルC1,C2側にも分流されるようにしている。
また、そのように冷却風の取入れ口部分では、上下方向の高さを高くし(図7中のh0→)、それによって圧損を小さくし、また冷却風の導入量を増大させるようにしているが、他方冷却風の吹出口側は、次第に傾斜して上下方向の間隔が狭くなる上記内ケース46の底壁部4の下方側部分に侵入、連接させなければならない。そこで、上記筒体部26aの冷却風吹出口側は、上記冷却ファン23の羽根車23aに対向する冷却風取入口の下流部分から内ケース46の底壁部4の傾斜面に沿って次第に上下方向の通路幅を小さくするように、上壁部側を図7のBのように下降させ、下流端側冷却風吹出口部分では、図7のCに示すように上下方向の通路幅が小さい扁平な通路形状となっている。
このような構成によると、冷却ファン23の羽根車23aに対向する冷却風の取入口部分では、十分な冷却風吹出方向の奥行寸法を稼ぎながら、吹出口側では従来と同様の内ケース46の底壁部4下方のワークコイルC1,C2位置に適切に冷却風を吹き出すことができるようになる。
また、同構成では、冷却風の入口側から吹出口側にかけて図7のA→B→Cと、次第に通路断面積を絞ることになり、それにより吹出風の風速をアップする増速効果を得ることができる。
また、筒体部26aの上壁部を、内ケース46の底壁部4の傾斜面に沿って傾斜させていることから、設置も容易で、スペースファクターを悪化させなくて済む。
また、上記筒体部26a内の上壁部内面には、例えば図2〜図7に示すように、冷却風の取入口から吹出出口側にかけて所定の間隔で平行に延びる複数本の整流壁27,27・・・が設けられている。
これにより、上記のようにして水平方向に分流された冷却風の流れを乱すことなく、層流状態で効率良くワークコイルC1,C2側に吹き出させることができる。その結果、さらに冷却効率が向上する。
さらに、この実施の形態の場合、上記筒体部26aの空気吹出口の下縁部は、上記ワークコイルカバー40の底面部40aの外周縁部を上部に重ね合わせて係合する段部28を有して連接されている。
このような構成にすると、吹き出される冷却風の下方への漏れが生じにくくなる。
これらの結果、以上の構成によると、冷却性能が高く、かつ静音性にすぐれた電気炊飯器を提供することが可能となる。
本願発明の最良の実施の形態に係る電気炊飯器の炊飯器本体の構成を示す前後方向中央部での切断断面図である。 同電気炊飯器本体の制御基板カバーの構成を示す正面図である。 同制御基板カバーの構成を示す背面図である。 同制御基板カバーの背面側斜視図である。 同制御基板カバーの底面図である。 同制御基板カバーの冷却風ダクトの底壁面を切除して示す底面図である。 同制御基板カバーの構成を示す図3のA−A線断面図である。 同制御基板カバーの冷却ファン羽根車との対応関係と、それによる冷却空気の流れを示す図7と同様の断面図である。 従来の電気炊飯器の炊飯器本体の構成を示す図1と同様の中央縦断面図である。 同電気炊飯器本体の制御基板カバーの構成を示す背面側斜視図である。
C1は第1のワークコイル、C2は第2のワークコイル、H1は保温ヒータ、H2は蓋ヒータ、G1は第1の誘導発熱体、G2は第2の誘導発熱体、1は炊飯器本体、1aは外ケース、1bは底部材、2は蓋ユニット、3は内鍋、4は内ケース底壁部、16は放熱板、18はマイコン基板カバー、23は電装品等の冷却ファン(プロペラファン)、25は制御基板カバー、25aはカバー部本体、25eは門形の切除部、26は冷却風分流ダクト、26aは筒体部、27は整流壁、40はコイルカバーである。

Claims (1)

  1. 電磁誘導加熱が可能な内鍋と、この内鍋を取り出し可能に収容する内ケースと、この内ケースを収容固定する外ケースと、上記内ケースの底部に設けられ、上記内鍋を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段と、上記外ケースと内ケースとの間に上下方向に延びて設けられた制御基板カバーと、該制御基板カバー下方の上記外ケース底部上に設けられ、上記制御基板カバーに取り付けられた制御基板上の電装品を冷却する冷却ファンと、上記制御基板カバーの下端部から上記内ケースの底部側に延びて設けられ、上記冷却ファンからの冷却風を上記内ケース底部のワークコイル側水平方向に分流させる分流ダクトとを備えてなる電気炊飯器において、上記分流ダクトは、上記制御基板カバーと一体に設けられているとともに、その冷却風導入口における上記冷却ファンとの対向面を上記水平方向への冷却風吹き出し面よりも所定寸法上方側に高く上昇させることによって、上記冷却ファンから吹き出された冷却風の導入量を増大させるようになっている一方、その冷却風吹出口は、上記冷却ファンに対向する冷却風導入口部から上記内ケース底部の傾斜面に沿って上壁部を下降傾斜させることによって次第に上下方向の通路幅を小さくしていることを特徴とする電気炊飯器。
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