JP5358442B2 - 共同タギング環境内での用語の収束化 - Google Patents

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Description

本発明は、共同タギング環境内で用語を収束化させる方法および共同タギング環境内で用語を収束化させるための自動化された収束化エンジンに関する。
会社はインターネットを通じて製品を販売しようする場合、独特な問題に直面することが多い。伝統的な「ブリック&モルタル(brick-and-mortar business)」とは異なり、電子商取引企業は、物理的な店舗または場所を持たず、販売員が初心者や知識の豊富な顧客が探し求めている製品について助けることはできない。ウェブ環境内においては、自分のニーズに合った製品を識別するのは顧客の責任である。商取引のウェブサイトをナビゲートすることにかなりの経験を有する顧客でさえも、提供されている数多くの製品の中から希望する製品を探し当てるのには困難を感じることが多い。初心者の顧客にとっては、ウェブを介してオンラインでショッピングする作業は非生産的であると同時に苛立たしいものでもある。
商取引のウェブサイトを有する会社は、それらのウェブサイトが、よりダイナミックで、説得力があり、かつ、ユーザにとって、製品をナビゲートし、見つけることが簡単になるようなやり方を絶えず探し求めている。今日、商取引用のウェブサイトは、通常は、製品の豊富な画像と、これに対応する製品の説明を有するページを提供する。不幸なことに、これら製品を説明する多くのやり方の間には一貫性がほとんど存在しない。製品の説明は、しばしば、その製品の製造業者または流通業者に任されており、従って、これら製品を説明するために使用される用語および属性は、典型的には一様ではない。例えば、デジタルカメラの様々な製造業者または小売業者は、ズーム属性または画像キャプチャモードの特徴を様々なやり方にて記述する。このように、記述が一様でないことから、ユーザが、製品を購入の決断をする場合、製品を見つけ、類似する製品を比較し、特徴の違いを理解することが困難となる。
更に、あるウェブサイト上である特定の製品または類似する製品のセットを見つけることは、とりわけ、非常に多数の製品を提供するウェブサイトの場合には、困難を伴うものである。多くのウェブサイトは、探索メカニズム(例えば、キーワード探索エンジン)を提供し、これに対してユーザは関心のあるアイテムに対する記述的用語を入力することが可能である。残念なことに、一部には、これら製品が最初に定義される方法に一貫性がないために、探索メカニズムが2つの両極端のいずれか一方を返すことが珍しくない、すなわち(1)製品のヒットなし、または(2)変化する関連性の度合を有する製品が数多くヒットする。製品が多数ヒットしてしまう場合は、これら結果を分類して調べるのは顧客の仕事であり、これは生産的ではないと同時に厄介なものである。
製品の探索をより簡単に、かつよりロバストにするための1つのやり方は、テキスト探索技術を更に進展させることを通じてである。しかしながら、このアプローチは、本質的に、探索結果の中から類似する製品を識別する作業と、最も重要な製品属性の値を抽出し、正規化させる作業を、探索している顧客の側に負わせる。探索能力を改善するためのもう1つのアプローチは、製造業者および商人に対して、それらの製品をあるレベルの詳細さにて説明するよう求めることで、製品の説明の一貫性が改善される。例えば、ある電子商取引会社は、製造業者または商人に対して、それらの製品を属性および値を用いて説明するように求め、これら属性および値は、製品探索メカニズムに接続された探索可能なインデックスに追加することが可能である。しかしながら、これは手作業のプロセスであり、実施のためには時間とコストが掛かり過ぎる。
従って、電子商取引のウェブサイトのナビゲーションとユーザが必要とする製品を見つけ、比較する能力とを改善させる必要性が未だに存在する。
本明細書では共同タギング(collaborative tagging)環境内で用語を収束化させる(converge)ためのツールおよび技法が説明される。この共同タギング環境への発散性の投稿物(divergent contribution)を収束化させるための方法は、各々の投稿物をこの環境内のユーザから受信することを含む。これら方法は、これら投稿物の少なくとも幾つかを発散性として識別し、それらユーザがそれら発散性の投稿物を収束化させることを可能にする。
添付図面を参照しながら発明の詳細な説明を説明する。図面中、参照番号の最も左の数字は、その参照番号が最初に現れる図面を特定する。異なる図面で、同一の参照番号が使用される場合、それらは類似するまたは同一のアイテムを示す。
共同構造化されたタギングを介してアイテム・エンサイクロペディアを実施するための例示的アークテクチャを示す図である。このネットワーク環境には、このエンサイクロペディアにて参照されるアイテムの電子カタログをホストするサーバシステムにネットワークを介して結合された複数のクライアントが含まれる。 この共同構造化されたタギングで使用されるタギングデータ構造を維持するコンセプトオブジェクトの例示的実施を示す図である。 アイテム・エンサイクロペディアに対する例示的ホームページをレンダリングする画面を示す図である。 アイテム・エンサイクロペディアの例示的記事ページをレンダリングする画面を示す図である。 アイテム・エンサイクロペディアによって説明されるアイテムを比較するための例示的比較ページをレンダリングする画面を示す図である。 アイテム・エンサイクロペディア内の例示的ディスカッションページをレンダリングする画面を示す図である。 アイテム・エンサイクロペディアの例示的編集ページをレンダリングする画面を示す図である。この編集ページを通じて、ユーザは記事またはディスカッションを編集することができる。 アイテム・エンサイクロペディアの例示的履歴ページをレンダリングする画面を示す図であるが、これは記事またはディスカッションに対して行われた編集を追跡するために用いられる。 アイテムマネジャおよびアイテム・エンサイクロペディアのモジュールを解説するブロック図である。 コンテンツをタギングするプロセスの流れ図である。 アイテムをタグの使用を通じて比較するプロセスの流れ図である。 共同タギング環境内で用語の収束化を実施するための例示的アーキテクチャのブロック図である。 図12に示される収束化エンジンと関連する更なるコンポーネントおよびデータフローを説明するブロック図である。 収束化エンジンと関連するユーザインタフェースおよび関連するコンポーネントのブロック図である。 投稿物の発散性のバージョンが受信および収束化されるときのユーザインタフェースの多様な状態を特徴とする動作環境のブロック図である。 ユーザ入力に応答して、例えば、図14に示されるような多様な機能を遂行する様々なボタンまたは他のデバイスを表すユーザインタフェースのブロック図である。
本発明の開示はインターネットを通じて利用できるようになったコンテンツをタギングするための共同構造化されたタギングを対象とする。概要として、共同構造化されたタギングにより、ユーザのコミュニティがコンテンツに対して様々なタイプのタグを定義し、割り当てることができる。タグは、コンテンツとは別個のものであるが、コンテンツと関連する情報の一片である。共同環境においては、タグは、様々なユーザによってコンテンツの属性の特徴を示す、または記述するために自由に選択される記述子(descriptor)であって、記述が集中化された分類プロセスによって制御されることはない。この自由度のために、これらタグを用いることによって、そのアイテム自体からでは明らかでないようなアイテムの特性を指定することが可能になる。様々なタイプのタグが、ナビゲーション、コンテンツの探索、およびコンテンツの比較をサポートするノンフラットすなわち次元(dimensional)タギングデータ構造を形成するように互いに関連付けられる。
1つの実施形態においては、この次元タギングデータ構造は、電子カタログで提供されるアイテムを記述する、共同で定義されるアイテム・エンサイクロペディア(item encyclopedia)で採用される。共同での取り組みを通じて、ユーザは、新たなアイテムの説明文を作成すること、または彼ら自身もしくは他人によって既に作成されている現存のアイテムの説明文を編集する。結果として、アイテムの説明文は、時間と共により正確かつ均一になり、こうしてウェブサイト上で関心のあるアイテムを見つけるユーザの能力が改善される。更に、ユーザには、アイテムの特徴を記述するタグを定義し、それらアイテムの属性を識別する権限が与えられる。時間と共に、こうして共同で定義されたタグは、そのカタログ内に提供されるアイテムを類別するためのフォークソロジ(folksology)(アトリビューテッドフォークソノミ(attributed folksonomy))を形成する。これらのタグは、いったんアイテムに割り当てられると、それらアイテムを見つけ、体系化するために使用し、並びに多様なアイテムの比較を容易にするために使用することができる。
この共同構造化されたタギングは、商用ウェブサイトにてホストされる電子カタログのコンテキスト内で説明され、以下では、この環境の実施例が説明される。しかしながら、この共同構造化されたタギングは、他の環境内においても実施可能であることは理解されるべきである。
例示的なシステムアーキテクチャ
図1は、この共同構造化されたタギングを実施可能な例示的なアーキテクチャ100を示す。アーキテクチャ100内においては、多くのユーザコンピューティングデバイス102(1)、…、102(M)がウェブサイト104にネットワーク106を介してアクセスすることができる。ネットワーク106は、複数の異なるタイプのネットワーク、例えば、ケーブルネットワーク、インターネット、および無線ネットワークの任意の1つまたは組み合わせを表す。
ウェブサイト104は、恐らくは、クラスタとしてまたはサーバファームとして配列される1つもしくは複数のサーバ108(1)、…、108(N)上にホストされる。このサイトをホストするために他のサーバアーキテクチャを使用することもできる。ウェブサイト104は、多くのユーザからの要求を扱い、これに応答して、多様なウェブページを提供する能力を有し、これらのウェブページはユーザコンピューティングデバイス102(1)〜102(M)の所にレンダリングされる。ウェブサイト104は、本質的にはユーザインタラクションをサポートする任意のタイプのウェブサイトであり得、これらにはオンライン小売業者、情報サイト、探索エンジンサイト、ニュースおよび娯楽サイト、その他が含まれる。
この例示的環境においては、ウェブサイト104は、1つまたは複数のアイテムを有する電子カタログをホストする商用ウェブサイトを表す。アイテムは、商人が販売のために提供しようと思う、または他の者がその商用ウェブサイトを使用して販売のために提供しようと思う何であっても良い。アイテムには、製品、サービス、または他のタイプの販売可能なユニットが含まれる。
図1に示されるように、アイテムレコード110の集まりが、アイテムカタログデータベース112内に格納されるが、この集まりは、1つもしくは複数のサーバ108(1)〜108(N)によって直接または間接的にアクセスすることが可能である。各アイテムレコード110は、ウェブサイト104上に販売のために提供されているアイテムに関する情報を含む。例えば、本や音楽CDなどの製品に対しては、アイテムレコードは、説明文、製品の画像、作者/アーティストの名前、出版日、価格、出荷情報、およびその他を含む。他のタイプのアイテムに対しては、アイテムレコードは、それらアイテムに対して適正な異なる情報を含む。
アイテムマネジャ114は、カタログ112内のアイテムレコード110へのアクセスおよび管理を容易にする。アイテムマネジャ114は、ウェブサイトオペレータが、アイテムをカタログ112に追加すること、またはカタログ112から削除することを可能にし、通常は、ウェブサイト104上に提供されるアイテムの管理を維持する。ユーザがウェブサイト104からアイテムに関する情報について要求すると、1つまたは複数のサーバ108は、アイテムカタログ112からそのアイテム情報を検索し、その情報を含むウェブページをその要求を行なっているユーザコンピューティングデバイスに送る。データベース112は、こうして、そのような要求の前に予め生成され格納されている静的ウェブページを含むか、または、代わりに、このような要求に応答して生成される動的ウェブページ内に投入する(populate)ために用いられるデータを格納する。
ウェブサイト104は、更に、カタログ内の多様なアイテムに関する豊富な信頼できる情報を提供するために、アイテム・エンサイクロペディア120をホストする。アイテム・エンサイクロペディア120は、カタログ内のアイテムに関する記事の生成を容易にする。これら記事には、ユーザがそのアイテムに関して知り、およびそのアイテムを購入するか否かを決定するために有効などのような情報も含む。このような情報には、それらアイテムの説明文、特徴および仕様データ、アイテムの画像、意図される用途、製造業者または流通業者の識別、付属品その他が含まれる。これらの記事は、サーバ108によって、ユーザがそれらアイテムについてより良く理解することができるように準備され、ユーザに提供される。
1つの実施形態においては、これらエンサイクロペディアの記事はコミュニティ著作されるが、この方式では、任意の数のユーザが、そのエンサイクロペディアにコンテンツを追加し、これを修正し、または削除することができる。こうして、個々のユーザは、そのカタログ内に提供しようとする新たなアイテムについて定義することができ、更に、他のユーザによって作成された記事を編集することもできる。これら編集物は、悪質なエントリを防止するために、ロギングし、監視することができる。更に、アイテム・エンサイクロペディア120によって、ディスカッションページ、レビュー履歴をサポートすること、ページを見守る能力をサポートすることもできる。
アイテム・エンサイクロペディア120は、更に、ナビゲーション、探索、および比較を支援するために、それらアイテムのタグによるタギングをサポートする。これらのタグは、それらアイテムの製造業者もしくは供給業者、ウェブサイトオペレータ、または任意の数のコミュニティによって割り当て可能である。このタギングは、誰もが、例えば「del.icio.us」および「flickr.com」などのウェブサイト上でのタギングと類似で、単にタイピングすることで、任意のタグを追加することができるという点で自由形式である。しかしながら、このようなウェブサイトにて使用されているフラットなタギングアプローチとは異なり、これらタグは、複数の異なる種類のタグを有するノンフラットな、すなわち次元データ構造内で適用される。この構造は、商品の相互比較と、次元的な製品のナビゲーションを可能にする。説明の実施形態においては、このタギング構造には、図2を参照して詳述されるように、カテゴリタグと関連するファクトタグとが含まれる。
これら記事およびタグは、コンセプトオブジェクト122としてコンセプトストア124内に格納される。コンセプト122は、カタログ112内に表されているアイテムに対応するメタデータを有するオブジェクトである。個々のコンセプト122は、それらアイテムまたはオンラインにて提供される他のコンテンツのタギングをサポートするタギングデータ構造126を含む。
図2はコンセプトオブジェクト122の1つの実施例を示す。コンセプト122は、コンセプト名フィールド202、自由テキスト説明フィールド204およびタギングデータ構造126を含む。コンセプト名フィールド202は、そのコンセプトを識別する目的のそのコンセプトの一意の名前を含む。自由テキスト説明フィールド204は、ユーザが、そのコンセプトの説明文、それと関連するアイテム、またはこの両方を入力することを可能にする。
タギングデータ構造126は、複数のタグを関連付けるが、これらには1つまたは複数の第1のタグ、すなわちカテゴリタグ208(1)〜208(K)と、1つまたは複数の第2のタグ、すなわちファクトタグ210(1)〜210(J)の集まりが含まれる。カテゴリタグ208(1)〜208(K)は、アイテムの特徴を、包括的または目的別の分類にて示す。例えば、そのアイテムを、オリンパス株式会社によって販売されるOlympus(登録商標)ブランドのデジタルカメラであるものと想定すると、この例においては、カテゴリタグは「デジタルカメラ」となり得る。
ファクトタグ210(1)〜210(J)は、コンセプト122と関連し、アイテム・エンサイクロペディア内のコンセプト122によって表されるカタログアイテムに関するファクトを提供する。カテゴリタグ208(1)から208(K)の各々に対して、記述されるカテゴリが典型的に説明されるやり方で、そのアイテムの説明と関連する零個または複数のファクトタグ210のセットが存在する。例えば、そのアイテムは、懐中電灯と方位磁石が一体化されたキャンピングツールであるものと想定すると、この場合、このアイテムには、2つのカテゴリタグ、例えば、「懐中電灯(Flashlight)」と「方位磁石(Compass)」を用いてタギングされる。そのアイテムの属性を記述するファクトタグには、このアイテムの懐中電灯なる一面に関するファクトタグの1つのセットと、このアイテムの方位磁石なる一面に関するファクトのもう1つのセットが含まれる。こうして、コンセプト122は、「懐中電灯」なるカテゴリタグと関連して、このアイテムに対する「使用電池:4AA(単3型−4本)」なる名前:値を有するファクトタグを含む。そして、コンセプト122は、「方位磁石」なるカテゴリタグに対して、このアイテムに対する「磁気感度:高」なる名前:値を有するファクトタグを含む。
ファクトタグ210(1)〜210(J)の各々は、そのアイテムの属性を識別するための名前部分212、およびその名前部分によって識別される属性の1つもしくは複数の値を提供する1つまたは複数の対応する値部分214を有する。換言すれば、各々のファクトタグは、名前:値のペアを有するが、ここでは、各名前に対して1つ以上の値が存在しても構わない。更に、名前部分212および値部分214は、タグであっても良い。
こうして、各ファクトタグは、1つの名前タグ(name tag)と、零個またはそれ以上の値タグ(value tag)の集まりから構成される。図2において、第1のファクトタグ210(1)は、1つの名前タグ212(1)と、複数の値タグ214(1A)〜214(1Y)から構成される。例えば、デジタルカメラの例では、名前タグは「色」であり、値タグは、「銀色」、「黒色」および「白色」であり得る。第1のファクトタグ210(1)は、名前タグ212(1)と関連して、1つまたは複数の値タグ214(1A)〜214(1Y)が存在する、マルチパートファクトタグの一例である。第2のファクトタグ210(2)は、1つの名前タグ212(2)と、1つの値タグ214(2A)から構成される。ここでは、名前タグは、「重量」であり得、値タグは、「4.52オンス(128グラム)」であり得る。この第2のファクトタグ210(2)も、これは少なくとも1つの名前タグ212(2)と、少なくとも1つの値タグ214(2A)を有するという点において、マルチパートファクトタグを表す。第3のファクトタグ210(3)は、1つの名前タグ213(3)と、零個の値タグから構成される。この場合は、名前タグは、「耐候性(weatherproof)」であり得るが、ここでは、この名前タグの存在は、そのアイテムは耐候性であることを示唆し、名前タグの不在は、耐候性でないことを示唆する。この第3のファクトは、名前タグ213(3)と関連して値タグが存在しない、シングルトン(singleton)ファクトタグを表わす。時間と共に、この共同で定義されるタグは、そのカタログ内に提供されるアイテムを分類するフォークソロジを形成する。
1つの観点から、このタギング構造は、カテゴリタグはそのアイテムがなんであるかを定義し、およびファクトタグはそのカテゴリタグのコンテキスト内で、そのカテゴリタグにより特徴付けられるようにアイテムの属性または特徴を定義するという意味において、次元構造であるとみなすことができる。更に、属性すなわち名前タグは、この構造を介して1つまたは複数の値タグと関連付けられる。こうして、このタギング構造は、ユーザがある製品の特徴について調べる際に有効な手掛かりとなる用語間の関係を提供する。カテゴリタグとファクトタグの間、または名前タグと値タグとの間に区別が存在しなかった従来のフラットタグアプローチとは異なり、このノンフラットなタギング構造126は、ユーザが複数のアイテムを、ユーザが選択したカテゴリに従って簡単に比較することを可能にする。フラットタグアプローチでは、それらタグ間の関係の性質を記述するやり方は存在しない。
例えば、ユーザが、アイテムカタログ内の全ての「デジタルカメラ」を比較したいと想定する。この場合、ユーザが、単に、このカテゴリタグを選択すると、このカテゴリタグにてタギングされている全てのアイテムが見つけられ、次に、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグと関連する「色」および「重量」の関連するファクトタグが、分かり易いよう容易に配列される。例えば、名前タグは水平に並べられ、関連する値タグはそれらと対応する名前タグの下に垂直にグループ化される。図5を参照して、後に、より詳細な例が例示的UIと共に与えられる。これとは対比的に、「デジタルカメラ」、「色」および「重量」の間に区別が存在しないフラットタグ構造の場合は、「デジタルカメラ」が選択されたとき、システムはこれらの属性をどのように配列したら良いかを理解するやり方を有さない。さらに、フラットタグアプローチにおいては、「名前:値ペア」は存在しないために、比較のためのコンテキストが存在しない。すなわち、フラットタグアプローチにおいては、「色」と関連する値は存在しないために、このシステムは、「色」をどのようにして比較したら良いかに対するコンテキストを有さない。
図2に示されるコンセプトオブジェクト122は、単に代表的なものであることに注意されたい。他のデータまたはコンテンツが含まれても良い。例えば、そのウェブサイトが他のサービス、例えば、ユーザがそれらアイテムについて話すことを可能にするチャットまたはディスカッションフォーラムをサポートするときには、コンセプト122は、このフォーラムにおいて使用される関連するコンテンツを含むこともできる。
再び図1を参照すると、アイテム・エンサイクロペディア120は、ユーザがアイテムカタログ112内のアイテムに対して共同でタグを定義することを可能にする。このようにユーザにて定義されたタグは、コンセプトオブジェクト122の一部としてタギングデータ構造126に追加される。いったんこれらアイテムがタギングされると、エンサイクロペディア120は、それらのカテゴリおよびファクトタグを使用して、それらアイテムを見つけ、編成することができる。例えば、ユーザは、(例えば、探索エンジンを介して、またはページ上の「デジタルカメラ」なるタイトルのタグをクリックすることで)「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを選択できる。これに応答して、エンサイクロペディア120は、タギング構造126内の「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを有する全てのコンセプト122を見つけ、これらコンセプトのリストを送り返す。アイテムマネジャ114は、これら識別されたコンセプトの中から、恐らくはデジタルカメラではないかと思われるアイテム110を見つけることが可能である。
アイテム・エンサイクロペディア120は、更に、多様なアイテムを、タギング構造126内のタグに基づいて比較することを容易にするコンパレータエンジン128を含む。ユーザは、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグ、および「重量」なるファクトタグを有する全ての製品を比較することを要求することもできる。コンパレータエンジン128は、これらカテゴリタグおよびファクトタグを有するそれらのコンセプトを検索し、これらをユーザが見ることができるように比較の結果に従って表示する。以下では、アイテムを比較するための1つの特定のアプローチについてより詳細に説明される。
タギング構造126はアイテム・エンサイクロペディアとの関連で実施されるように示されているが、このタギング構造は、コンテンツマネジャがウェブサイトを介して提供されるコンテンツを管理するために用いられる、他のコンテキスト内で実施できることに注意されたい。更に、この電子的カタログとエンサイクロペディアは(説明を単純にするために図1に示されているように)同一のウェブサイトによってホストされる必要はなく、代わりに、様々なサーバシステム上に存在する別個のサービスとして提供できることにも注意されたい。例えば、このアイテム・エンサイクロペディアは、1つまたは複数の他の商用ウェブサイトを統合化された別個のウェブサイトによってホストされるサービスであっても良い。
ユーザコンピューティングデバイス102(「クライアントコンピュータ」または単に「クライアント」とも呼ばれる)は、任意の数のコンピューティングデバイスとして実施することができ、これらには、例えば、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ポータブルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、セットトップボックス、ゲームコンソール、その他が含まれる。各ユーザコンピューティングデバイス102は、1つまたは複数のプロセッサ130ならびにアプリケーションおよびデータを格納するためのメモリ132を備える。ブラウザアプリケーション134が、メモリ132内に格納され、ウェブサイト104へのアクセスを提供するために、プロセッサ130上で実行するものとして示されている。ブラウザ134はウェブサイト104によって提供されるウェブページを関連するディスプレイ上にレンダリングする。
あるユーザがウェブサイト104にアクセスするとき、クライアント102は、要求を、典型的にはURL(uniform resource locator)の形式にてサーバ108に送る。この要求を受信すると、サーバ108は、ウェブページをその要求しているクライアントコンピュータに送り返す。商用ウェブサイトのコンテキストにおいて、このウェブページは、ユーザが関心を有する1つまたは複数のアイテムを含む。ウェブページは、代わりに、または追加的に、アイテム情報、例えば、記事およびタグを含むが、これは、販売業者、製造業者、またはウェブサイトオペレータによって提供される情報よりもより詳しい情報を提供するために、ユーザのコミュニティによって共同にて定義される。ユーザコンピューティングデバイスは、ブラウザ134を用いてこのウェブページをレンダリングすることで、ユーザがそのウェブページとインタラクトすることを可能にする。図1において、ブラウザ134は、ウェブページ140をレンダリングするように示されている。この図解においては、アイテム・エンサイクロペディアに対するホームページが表示されている。
共同構造化されたタギング(collaborative structured tagging)
ウェブサイト104は、アイテムカタログと、並びに充実したユーザ体験が楽しめるように、コミュニティにて定義されたアイテム・エンサイクロペディアとの両方を提供する。これらカタログおよびエンサイクロペディアをサポートするに当って、ウェブサイト104は、共同構造化されたタギングをサポートするが、これは、一部には、ユーザがアイテムカタログをナビゲートし、興味に合った具体的なアイテムを見つけ、それらアイテムを他の類似するアイテムと比較することをより楽にする。この共同構造化されたタギングによって提供されるユーザ体験をよりわかり易く説明するために、図3〜図8はウェブサイト104によって提供される多様なウェブページのレンダリングを示す。この例においては、アイテムは、デジタルカメラである。更に、この例は、コミュニティにて定義されたアイテム・エンサイクロペディアのコンテキスト内で説明される。他のフォーマットおよびサービスによって、共同構造化されたタギングを、インターネット上のコンテンツを探索する際のユーザの体験を向上させるために用いることもできることに注意されたい。
図3は、アイテム・エンサイクロペディアに対するホームページ140を示すが、これは、例えば、ユーザが最初にウェブサイト104にアクセスしたときに、提供およびレンダリングされる。このホームページ140は、挨拶を含む歓迎ウインドウ枠302を含む。このホームページは、さらに、他のコントロールまたはナビゲーションツール、例えば、過去7日間において最も人気のあった、または関心を持たれたタグをリストするツァイトガイスト(zeitgeist)304、ナビゲーションリンクのリスト306、および探索ツール308を含む。このホームページは、更に、そのカタログまたはハイライトプロモーションに追加された任意の新たなアイテムへの参照を含んでも良い。
ホームページ140には、更に、ユーザをエンサイクロペディアに対する新たな記事を作成する際に支援するためのコントロールを提供することもできる。例えば、ホームページ140は、探索結果内に「クリックして作成(click to create)」エントリを提供し、製品およびカテゴリページ上に「このようなものを作成(create something like this)」エントリを提供することもできる。
探索ツール308は、ユーザがアイテムカタログ内のアイテムを見つけること、またはそれらアイテムに関するエンサイクロペディアから記事を見つけることを可能にする。1つまたは複数のキーとなる用語を入力することで、ユーザは、そのエンサイクロペディア内のカテゴリタグ、ファクトタグ、タイトル、記事の自由テキストを探索することができる。あるアイテムが存在する場合は、ウェブサイトは、そのアイテムに関する情報を有するウェブページを提供する。例えば、ユーザは、デジタルカメラを探索したいと想定する。とりわけ、ユーザは、Olympus Stylus(登録商標) 800デジタルカメラに関してもっと知りたいと思っているものと想定する。この場合は、ユーザは、「Olympus」、「Stylus」および「800」なる用語を探索ツール308に入力する。ユーザは、更に、ホームページ上のリンク、またはツァイトガイスト304内のタグを追跡することでこのウェブページにアクセスすることもできる。
図4はユーザがデジタルカメラに関する情報を要求したとき、これに応答して供給されるウェブページ400のレンダリングを示す。ページ400内において、「記事(Article)」タブ402は、製造業者、小売業者、またはコミュニティ内のユーザによって草稿されたデジタルカメラに関する情報記事を得るために選択される。この記事には、アイテムの名前404(「Olympus Stylus 800 Digital」)が、そのカメラの画像406と共に含まれる。説明文408は、他のレイアウトも使用可能ではあるが、アイテムの名前404および画像406の直下に存在する。説明文408は、製造業者によって書かれた元の説明文であっても、ウェブサイトのオペレータによって作成された説明文であっても、またはそのコミュニティ内のユーザによって与えられた情報であっても良い。更に、この説明文408は、そのコミュニティ内の複数のユーザによって作成された数個の逐次代入した記事を表しても良い。
記事ページ400は、更に、説明文408の下側に配置されたカテゴリセクション410とファクトセクション412を有する。カテゴリセクション410は、そのアイテムが属する1つまたは複数のカテゴリタグをリストする。この例においては、このアイテムは、「デジタルカメラ」なるカテゴリに属し、これはこのページ上に(このタグは実際には他の技法、例えば、色の違いを使用して表すこともできるが、下線として示されている)選択可能なカテゴリタグ414によって表されている。このカテゴリタグに対するコンテンツは、コンセプト122(図2参照)のタギング構造126内のカテゴリタグフィールド208(1)〜208(K)によって提供される。
このアイテムカタログ内に維持される他のアイテムは、1つより多くのカテゴリタグを有することもあることに注意されたい。例えば、「XYZラジオ付目覚まし時計」なるタイトルのアイテムは、複数のカテゴリタグを有し、1つは、「ラジオ」なるカテゴリタグであり、もう1つは、「目覚まし時計」なるカテゴリタグである。
ファクトセクション412は、そのアイテムに対するカテゴリタグ414と関連する1つまたは複数のファクトタグ416を含む。各々のファクトタグ416は、そのアイテムの属性を識別する名前部分418と、その名前部分418によって識別される属性の1つもしくは複数の値を提供する1つまたは複数の対応する値部分420を有する。例えば、図4においては、第1のファクトタグは、そのデジタルカメラの解像度属性を識別するための「解像度(Resolution)」なる名前部分と、「解像度」なる名前の解像度属性の値を提供するための「8.0メガピクセル」なる値部分を有する。ファクトセクション412内の第2のファクトタグは、そのデジタルカメラのズーム属性を識別するための「ズーム(Zoom)」なる名前部分と、「3×光学(3x Optical)」および「5×デジタル」なる複数の値部分を有する。第3のファクトタグは、そのカメラの重量を識別するための「重量(Weight)」なる名前部分と、その値を提供するための「6.4oz(181.5g)」なる1つの値部分を有する。各々の名前タグに対して少なくとも1つの値タグを有するこれらのようなファクトタグは、マルチパートファクトタグと呼ばれる。ファクトセクション412内の第4のファクトタグは、「耐候性」なる名前部分を有するが、対応する値部分は有さない。この第4のファクトタグは、シングルトンファクトタグの一例であり、ここでは対応する属性に対する値は提供されてない。
ファクトタグ416の名前部分418および値部分420は両方ともタグであることにも注意されたい。これはそれら語句の下側に下線で示されている。こうして、各々のファクトタグは、複数のタグから構成され、これには、1つの名前タグ、およびその名前タグと関連する零個またはそれ以上の値タグが含まれる。各々のタグは、独立的に選択可能である。このようにすることで、各々のファクトタグは、関連するタグの集まりであるとみなすことができる。
ユーザは、そのコミュニティを統制する規則内で新たなカテゴリタグおよびファクトタグを追加することができる。例えば、ユーザは、そのデジタルカメラは短いビデオクリップを録画する能力を有するために、「ビデオカメラ」なるカテゴリタグを追加することを望むこともある。いったん追加されると、カテゴリセクション410は、次回にユーザがこの記事ページ402を要求したときは、この新たなカテゴリタグを含むこととなる。更に、ユーザは、あるアイテムに対して、様々な属性および値をハイライトするためのやり方として、ファクトタグを簡単に追加することができる。例えば、図4においては、ユーザは、物理的寸法、色、キャプチャモード、その他に対するファクトタグを追加したいと思うことも考えられる。
ユーザは、記事内を、これらタグを用いて、効率的かつ簡単にナビゲートすることができる。例えば、ユーザは、あるファクトタグからそれを使用する記事へと進むことも、この逆に進むことも、またはおそらくは、あるカテゴリタグからそのカテゴリの記事へと進むことも、あるいはこの逆へと進むこともできる。これらタグの任意の1つを選択しても、新たな記事ページが現れる。例えば、ユーザが、ファクトセクション412内の「解像度」なるタグを選択すると、「解像度」なるタイトルの記事ページが提供される。この「解像度」なる記事ページは、そのコミュニティ内のユーザが時間をさいて既にその記事を作成している場合は、デジタルカメラのコンテキスト内で使用された「解像度」なる用語を説明する(説明文408に類似する)説明を有することとなる。加えて、ここでもユーザが既に時間を掛けてそれらタグを追加しているときは、カテゴリセクション410内に新たなカテゴリが提供され、ファクトセクション412内に新たなファクトがリストされる。
図4に更に詳しく示されるように、こうしてレンダリングされるウェブページ400は、ユーザが比較を行うことを可能にする。この例においては、ユーザは、デジタルカメラを比較するオプションを与えられるが、これは「デジタルカメラ」なるカテゴリタグ414と隣接して配置される「比較」なるリンク422を選択することで行なわれる。この比較リンクが選択されると、サーバ108は、アイテムカタログ内の、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグにてタギングされている他のアイテムを見つけて、その結果をユーザに提供する。この比較機能において、カテゴリタグ、名前タグおよび値タグを含む、他のタグを用いることもできることに注意されたい。
図5は、ユーザがウェブページ400(図4)内の「比較」機能422を選択したときに、これに応答して提供されるウェブページ500のレンダリングを示す。ページ500内には、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを有する全てのアイテムの比較がユーザに提供されているが、これによって、ユーザは、購入に先立って、あるアイテムに関してより多くを知ること、および/またはより多くの情報に基づいて購入の決定を行う。ここに解説される例においては、これら結果は、テーブルすなわちチャート502内に提供されるが、ここでは比較されるアイテムは行で配列され、各列は、関心のある属性に関する比較を与える。ここでは3つのデジタルカメラが「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを有するものとして識別され、行504内には「Olympus Stylus 800」なるデジタルカメラが、行506内には「Canon PowerShot(登録商標) S800」なるデジタルカメラが、および、行508内には「Nikon Coolpix(登録商標) 7600」なるデジタルカメラが提供されている。
デジタルカメラを比較するための多様な属性が列510〜518内に配列されている。より詳細には、カメラのスタイルを示す画像が、列510内に提供され、これによってカメラの視覚上のヒントが与えられる。残りの列512〜518は、比較テーブル502内のそれらのアイテムに対して、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグと関連するファクトタグを提供する。ここでは、画素数が列512内に提供され、ズーム属性が列514内に提供され、重量が列516内に提供され、耐候性属性が列518内に提供される。
1つの実施形態においては、ファクトタグの列は、所定の基準、例えば、各アイテム内のそれらファクトの関与度に従って並べられる、すなわちランク付けされる。例えば、個々の全てのアイテムが、自身の記事ページにおいて優勢である「解像度」なるファクトタグを有する場合は、画素数を比較する列512が、他のファクトと比較して上位に並べられる。一例としてのランキングプロセスが後に図11を参照しながら説明される。
ユーザが記事を定義し、アイテムのタギングを行うので、比較される全アイテムに渡って、均一性が存在しないこともあり得る。ここでの例においては、行506内の「Canon(登録商標)」なるデジタルカメラと関連するコンセプトオブジェクトは、「重量」に対するファクトタグを有さない。これは、製造業者がこの情報を公開しないために、または製造業者もしくはコミュニティ内のユーザが、このアイテムを、重量でタギングしていなかったためである。こうして、「Canon」なるデジタルカメラについては、列516内には、エントリは存在しない。同様にして、「Nikon(登録商標)」なるデジタルカメラについては、「耐候性」なるファクトタグは存在しない。しかしながら、3つの全てのアイテムは、「解像度」および「ズーム」に対しては関連するファクトタグを有する。
カテゴリタグおよびファクトタグ内でどのような用語が用いられるかの決定は、コミュニティによって時間と共に、そして恐らくは、ウェブサイトオペレータの協力の下で、導き出される。こうして、あるユーザが「重量」なるファクト名を入力し、別のユーザが「バルク(bulk)」なるファクト名を用いたときには、ユーザのコミュニティ(および/またはウェブサイトオペレータ)は、終局的には、この語彙を、これらのどちらかの用語を一貫的に使用することとなる。
このウェブサイトは、更に、カタログ内のアイテムに関するディスカッションをサポートすることもできる。再び図4に戻り、ユーザがそのアイテムに関して話すことを望むときは、「ディスカッション」タブを選択することができる。
図6は、ユーザが「ディスカッション」タブ602を選択したとき、これに応答して提供されるウェブページ600のレンダリングを示す。このディスカッションページは、「意見交換(talk):Olympus Stylus 800」なるタイトルが付けられており、コミュニティ内のユーザがこの特定のデジタルカメラについて話し合うことを可能にする。このページには、数個のディスカッションのエントリ604、606および608が示されている。
編集タブ610は、ユーザが、ディスカッション、記事またはタグを編集することを可能にする。図7は、ユーザが「編集」タブ702を選択した後のウェブページ700のレンダリングを示す。ここでは、ユーザは、ディスカッション内に現存するテキストにセンテンス704(すなわち、「濡らしてみました。この製品は問題ありませんでした。(I did, and the 800 held up well.)」)を追加する。この編集機能を使用することで、ユーザは、どのような特別なシンタックスを学ぶことなく、テキストおよびタグを追加または訂正することができる。
このような編集の履歴がエンサイクロペディアによって追跡される。ユーザはこの編集履歴を、「履歴」タブ706を選択することで閲覧することができる。図8は「履歴」タブ706を選択したことに応答して表示されるウェブページ800のレンダリングを示す。この例においては、このディスカッションに関して、2つの投函物が存在し、第1のバージョン802は「tsmith」によって投函され、第2のバージョン804は後ほど「mjones」によって投函されている。
アイテムマネジャの実施
図9は、1つもしくは複数のウェブサーバ108(1)〜108(N)上のソフトウェアとして動作するアイテムマネジャ114およびアイテム・エンサイクロペディア120の例示的実施形態を示す。これらウェブサーバは、コンピュータ実行可能命令を格納および実行するのに適する処理能力およびメモリを有する。この例においては、ウェブサーバ108は、1つまたは複数のプロセッサ902およびメモリ904を含む。メモリ904には、情報、例えば、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、もしくは他のデータを格納するための任意の方法または技術にて実施される、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能な媒体が含まれる。このようなメモリには、これに限定されるものではないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、もしくは他のメモリ技術、CD−ROM、DVD、もしくは他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、RAID記憶システム、または、所望の情報を格納するために使用することができ、コンピューティングデバイスによってアクセスできる任意の他の媒体が含まれる。
アイテムマネジャ114およびエンサイクロペディア120は、ソフトウェアまたはコンピュータ実行可能命令として実装され、メモリ904内に格納され、1つまたは複数のプロセッサ902によって実行される。アイテムマネジャ114は、アイテム生成および維持ツール910を含み、これによってアイテムカタログ112内のアイテムレコード110の生成および維持が容易にされる。これらのアイテムは、ウェブオペレータ(例えば、商用ウェブサイトの所有者)、製造業者、流通業者、小売業者、またはユーザコミュニティ内の任意のユーザによって作成および投函される。
アイテム・エンサイクロペディア120は、コンセプトストア124内に維持されるコンセプトオブジェクト122の生成および管理を容易にする。エンサイクロペディア120は、記事およびタグ作成ツール920を含み、これによりユーザがアイテムカタログ112内のアイテム110を説明する記事を作成できる。ユーザは、更に、これらアイテムにカテゴリタグおよびファクトタグを付することができる。こうして、記事およびタグ作成ツール920は、記事、タグ、および他のアイテムメタデータを含むコンセプトオブジェクト122を生成する。例示的コンセプト122が、図2を参照してより詳細に示され説明される。
アイテム・エンサイクロペディア120は、更に、ユーザが製品について議論することを容易にするために、ディスカッションフレームワーク922を実装できる。このディスカッションフレームワーク922は、ユーザが自らのコメントを入力および投函することを可能にする。次に、フレームワーク922は、コメントをユーザに提示するためにフォーマット化すると共に、他のユーザがそのコメントに対するフィードバックを送り返すメカニズムを提供する。編集ツール924は、エンサイクロペディアの記事に提供される説明、および/またはディスカッションフレームワーク922によってサポートされるコメントをユーザベースにて編集することを可能にする。例えば、ユーザは、あるアイテムについての記事またはディスカッションを閲覧したとき、UI(図7)上の「編集」タブ702を選択することで、編集物を入力することができる。編集ツール924は、この編集物を受信し、これをフォーマット化し、これを図7に示されているように、元のテキストと共に提供する。
図9に戻り、アイテム・エンサイクロペディア912は、ユーザのコミュニティによって入力された変更を追跡するための履歴ログ926を有する。例えば、図8に示されるように、履歴タグ926の要約をユーザに提供することもできる。
コンパレータエンジン128は、これらアイテムをカテゴリタグおよびファクトタグに基づいて比較することを容易にする。比較は、同一のカテゴリタグまたは同一のファクトタグを有するアイテムに対して行うことができる。一つの実施形態においては、コンパレータエンジン128は、コンセプト発見器930、ランキングエンジン932およびプレゼンテーションレイアウトエンジン943を含む。ユーザが類似のタグ(例えば、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグ)を持つアイテムを比較することを希望したときは、コンセプト発見器930は、コンセプトストア124内の同一のタグを有するコンセプト122を見つけ出す。ランキングエンジン932は、これら発見されたコンセプトのセットに対する全てのファクトタグを集め、これらをある基準(例えば、関与度、カバレッジ、その他)に従って並べる。プレゼンテーションレイアウトエンジン934は、そのランク付けされた結果のプレゼンテーションのためのグラフィカルレイアウトを構築する。図5には、デジタルカメラの比較を提供するチャートレイアウトを有する例示としてのウェブページが示されている。コンパレータエンジン128がどのように動作するかについてのより詳細な説明を、図11を参照して後ほど例を挙げながら行う。
動作
図10および図11は、デジタルコンテンツをタギングし、これらタグを用いてアイテムの比較を容易にするための例示的プロセスを示す。各々のプロセスは、論理フロー図内のブロックの集まりとして示されているが、これはハードウェア、ソフトウェアまたはこの組み合わせにて実施できる動作のシーケンスを表す。ソフトウェアのコンテキストにおいて、これらブロックは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、説明の動作を遂行するコンピュータ実行可能命令を表す。一般に、コンピュータ実行可能命令には、特定の機能を遂行する、または特定の抽象データタイプを遂行するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、その他が含まれる。これら動作が説明される順番は、限定を意図するものと解釈されるべきではなく、ここに説明される任意の数のブロックを、このプロセスを実施するために、任意の順番に、および/または並列に組み合わせることができる。
これらプロセスは、図1のアーキテクチャ100、および図1および図9のアイテム・エンサイクロペディア120を参照して説明される。より詳細には、以下で説明される多くの動作は、図1および図9に示されるアイテム・エンサイクロペディア120によって、とりわけ、図9に示されるアイテム・エンサイクロペディア120のサブコンポーネントによって実施および遂行される。
図10は、電子カタログ内のアイテムをタギングするためのプロセス1000を示す。ブロック1002において、ユーザは関連するアイテムに対してカテゴリタグの定義が可能となる。この第1のタイプのタグは、アイテムの特徴を記述する、またはそのアイテムを分類するために用いられる。これは本質的にはその製品が何であるかを示す。上記のコンテキストにおいては、ユーザは、アイテム・エンサイクロペディアの一部として提供されるウェブページ(例えば、図3のホームページ140または図4の記事ページ400)とのインタラクションを通じてタグを定義することができる。このタギングは、ユーザは自分が選択するどのような記述子も割り当てることができるという意味において自由形式であるが、しかしながら、より多くのユーザがこれらのアイテムおよびこれらアイテムを説明するために用いられる語彙に慣れてくるために、一様性が時間の経過とともに増してくることが期待される。図4に示されるコンテキストの例においては、ある特定のデジタルカメラ、例えば、「Olympus Stylus 800」なるブランドのデジタルカメラに関する記事を作成しようとするユーザは、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを定義する。
ブロック1004において、ユーザは、更に、そのアイテムに対して1つまたは複数のファクトタグを定義することができる。これはエンサイクロペディア内のある記事が最初に作成されるとき、または、後になって任意のユーザによって記事が追加されるときに行われる。上述のカテゴリタグの場合と同様に、ユーザは、タグを、アイテム・エンサイクロペディアの一部として提供されるウェブページとのインタラクションを通じて定義することができ、このタギングは自由形式である。更に、ユーザは、ファクトタグを、カテゴリタグとは独立的に定義することができ、従って、カテゴリタグを定義することは、ファクトタグを定義することの前提条件ではないことに注意されたい。更に、あるコンセプトが、カテゴリタグなしに、ファクトタグのみを含むこともできる。しかしながら、いったん、所与のアイテムに対してカテゴリタグおよびファクトタグの両方が定義されると、これらタグの間の関係がコンセプト122のタギング構造126を介して維持される。
ファクトタグの定義は、一連のサブオペレーション1004(1)〜1004(3)として閲覧できる。上述のように、これらファクトタグは、1つの名前タグと1つまたは複数の値タグを含む、2つまたはそれ以上のタグの集まりから構成される。こうして、ブロック1004(1)において、ユーザは、そのカテゴリタグによって特徴付けられるアイテムの属性を識別する名前タグを定義する。このデジタルカメラの例においては、ユーザは「重量」または「ズーム」に対して名前タグを定義するが、これは、これらはデジタルカメラを買おうとしているユーザにとっては関心が強いと思われる属性であるためである。
ブロック1004(2)において、ユーザは、その名前タグによって識別される属性に対して1つもしくは複数の値を提供する1つまたは複数の対応する値タグを定義する。そのカメラの物理的な重量属性を表す「重量」なる名前タグに対しては、その値タグは、オンスまたはグラム単位での実際の重量、例えば、「6.4oz(181.5g)」であり得る。そのカメラのズーム属性を表す「ズーム」なる名前タグに対しては、さまざまなズームコンポーネントを表すために複数の値タグを定義することもできる。例えば、「3×光学」なる第1の値タグが、そのズーム属性は、光学レンズによる操作を通じて3倍のズーム動作を達成することを示すために定義され、「5×デジタル」なる第2の値タグが、そのズーム属性は、キャプチャの後、そのデジタル画像の操作を通じて追加の5倍のズーム動作を達成することを示すために定義される。
ブロック1004(3)において、これら名前タグと値タグとを互いに関連付けることで、ファクトタグが形成される。我々の例においては、「重量」なる名前タグは対応する「6.4oz(181.5g)」なる値タグと関連付けられ、「ズーム」なる名前タグは対応する「3×光学」および「5×デジタル」なる値タグと関連付けられる。この関連付けは、例えば、アイテム・エンサイクロペディア120によって、その名前タグを、コンセプトオブジェクト122内のタギングデータ構造126内のその1つまたは複数の対応する値タグと関連付けることで達成される。
ブロック1006において、これらファクトタグはカテゴリタグと関連付けられる。ここでも、この関連付けは、コンセプトオブジェクト122内のタギングデータ構造126を介して達成される。名前タグと値タグの関連付け(ブロック1004(3))と、これによってファクトタグが形成されるのであるが、ファクトタグとカテゴリタグの関連付け(ブロック1006)とによって、ノンフラットな次元タギング構造が生成され、これによって、改善されたナビゲーション、探索およびアイテムの比較が提供される。
ブロック1008において、これらカテゴリタグおよびファクトタグが、アイテム・エンサイクロペディアを通じてのナビゲーション並びにアイテムの比較を支援するためにユーザに提供される。図4の例に示されるように、これらカテゴリタグはカテゴリスクリーンセクション410内に配置され、これらファクトタグはファクトスクリーンセクション412内に表示される。これらタグは、ユーザによって選択可能なアクティブタグとして(つまり、下線またはカラー付けを介して)提供される。ユーザは、任意なカテゴリタグまたはファクトタグを選択することで、他のページへと進むことができる。更に、ユーザは、アイテムを選択されたカテゴリまたはファクトタグに基づいて比較を行うこともできる。
図11は、これらタグを介してアイテムを比較することを容易にするプロセス1100を示す。このダイアグラム内に示されるように、このプロセス1100は、ユーザが、比較されるべき特定のタグに対して比較機能を作動させたとき開始される。説明の実施において、この比較は、カテゴリタグに基づいて実行される。この比較は、例えば、ユーザが、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグの隣の「比較」コントロール422を、多様なデジタルカメラを比較するために選択したことに応答して開始されることが考えられる。しかしながら、この比較コントロールは、このスクリーンの他の領域に配置することも、更には、比較を開始させるために、他のUIメカニズムを採用することもできることに注意されたい。
プロセス1100は、図1および図9に示されるコンパレータエンジン128によって実施されるものとして解説する。更に、一例が、多様な動作と平行して、コンパレータエンジン128によって行われる幾つかの計算の解説を助けるために示されている。
ブロック1102において、ユーザが同一のカテゴリタグを有するアイテムを比較しようとすることに応答して、比較のために選択されたカテゴリタグを有するコンセプトが見つけ出される。図9の実施形態を参照すると、コンセプト発見器930は、選択されたカテゴリタグを有するコンセプトに対して、コンセプトストア124を探索する。そのカテゴリは「デジタルカメラ」であるものと想定すると、そのコンセプト発見器930は、タギングデータ構造126内を、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを有するコンセプト122が存在しないか探索する。
ブロック1104において、次に、識別されたコンセプトからのファクトタグが集められる。これらファクトタグは、選択されたカテゴリタグを有する各コンセプトのタギングデータ構造126から抽出される。例えば、「Olympus Stylus 800」なるブランドのデジタルカメラに対するコンセプト122(A)は、図4の記事ページ400のファクトセクション412内に示されているように、画素数、重量、ズーム機能、耐候性、その他に対するファクトタグを含む。他のカメラに対するコンセプトは、様々なファクトタグの集まりを有し、ここで、これらファクトタグの幾つかは複数のコンセプトで共通であるが、他の幾つかは共通ではない。図11に示されるように、別のコンセプト122(Z)は、画素数、ズーム機能および耐候性に対するファクトタグは含むが、重量に対するファクトタグは含んでいない。
ブロック1106において、これらファクトタグは、オプションとして所定の基準に従って並べることができる。実施例として、ランキングエンジン932は、これらファクトタグを、幾つのコンセプトがそれらファクトタグを含むか(「カバレッジ」として知られている)、および、それらファクトタグが、所与のアイテムに対して、作成者またはコミュニティによって最初に指定されたそれらの順番(「位置」として知られている)に基づいてどれだけ優位であるかに基づいてランク付けする。解説のために、コンセプト発見器930は、「デジタルカメラ」なるカテゴリタグを有する3つのコンセプトを見つけ出し、これらのコンセプトは表1に示されるようなファクトタグを有するものと想定する。
Figure 0005358442
「解像度」および「ズーム」なる名前タグを有するファクトタグは、3つの全てのコンセプトに属することに注意されたい。このことは、殆どの人はこのアイテムを評価するとき、これらファクトが重要であると感じることを示す。「重量」および「耐候性」なる名前タグを有するファクトタグは、これら3つのコンセプトの内の2つに対してのみ共通である。こうして、概ね、ランキングエンジン932は、画素数およびズーム能力に関するファクトタグにより高い優先順位を与えるが、これらが、重量および耐候性に関するファクトタグよりもより多くのコンセプトに共通するためである。
これらファクトタグを並べる動作は、一連のサブオペレーション1106(1)〜1106(3)として閲覧できる。ブロック1106(1)において、これらファクトタグのカバレッジが計算される。1つの可能な技法として、ランキングエンジン932は、これらファクトタグの各々を含むコンセプトの割合を以下のように計算する。
カバレッジ=ファクトタグを有するコンセプトの数/コンセプトの総数
このように、「解像度」および「ズーム」なる名前タグを有するファクトタグの各々については、これら3つコンセプトは全てこれらタグを含むために、カバレッジは100%である。これとは対比的に、「重量」および「耐候性」なる名前タグを有するファクトタグの各々に対するカバレッジは、これら3つのコンセプトの内の2つのみがこれらタグを含むために66%である。
ブロック1106(2)において、各々のファクトタグの平均位置が計算される。平均位置を計算するための1つの技法は、各々のコンセプト内のそのファクトタグの位置数を総和し、次にこの総和をそのファクトタグを含むコンセプトの総数にて除算するやり方で、これは以下のように表される。
平均位置=コンセプト内のファクトタグ位置の総和/ファクトタグを含むコンセプトの総数
上に掲載の表1から、「解像度」に対するファクトタグは、1番目には2つのコンセプト内にリストされており、2番目には第3のコンセプトにリストされている。こうして、このファクトタグに対する平均位置は4/3すなわち1.33(すなわち、(1+1+2)/3)である。「ズーム」に対するファクトタグについては、この平均位置は5/3すなわち1.67(すなわち、(1+2+2)/3)である。同様にして、「重量」なるファクトタグに対する平均位置と、「耐候性」なるファクトタグに対する平均位置は、それぞれ、6/2すなわち3(すなわち、(3+3)/2)と、7/2すなわち3.5(すなわち、3+4)/2)である。
ブロック1106(3)において、これらファクトタグのランキングが計算される。1つのアプローチにおいては、このカバレッジに平均位置の逆数が乗算され、これは以下のように表される。
ランク=カバレッジx(1/平均位置)=カバレッジ/平均位置
表2はこれら4つの例示的ファクトタグに対するランクを示す。
Figure 0005358442
この例において、ランキングエンジン932は、これらファクトタグを、解像度、ズーム、重量、耐候性なる順番に並べることとなる。図11内のテーブル1108は、この順位付けの動作1106の要約を示す。
ブロック1110において、これら比較結果がユーザに提供される。一般に、このプレゼンテーションにおいては、これらファクトがグラフィカルレイアウト内において、ユーザが多様なアイテムの属性を簡単に比較できるように互いに一列に並べられる。1つの実施形態においては、プレゼンテーションレイアウトエンジン934は、これらファクトタグをテーブルフォーマットに配列する。一例としてのレイアウトが図5の比較ページ500に示されており、図11にはこの縮小化された表現が示されている。この例において、これら名前タグは、このテーブル内の欄見出しとして配置されている。次に、関連する値タグが対応する名前タグの垂直下に、それら値が適用するアイテムと水平となるように、該当するテーブルセル内に配置されている。これらファクトタグは、オプションとして、それらの計算されたランキングに従って表示することもできることに注意されたい。図5においては、これらファクトタグは、この比較テーブル内に「解像度」、「ズーム」、「重量」、「耐候性」の順番に配列されており、こうして、解像度に関するファクトタグに対して、重量およびそのカメラが耐候性であるか否かに関するファクトタグと比較して、より高い優先が与えられる。
上述のように、多数の異なるユーザが主題をコミュニティに投稿する、本明細書に説明されるコミュニティのタイプにおいて、様々なユーザからの投稿物(contribution)は様々な語彙を使用することがある。換言すれば、これら投稿物は発散性を示すことがある。上記の説明は、発散性の例であり、ここではあるユーザは「重量」なるファクト名を入力し、もう一人のユーザは「バルク」なるファクト名を入力するが、これは1つの例示に過ぎず、限定を意図するものではない。幾つかの事例においては、コミュニティによる使用の結果として、これらの語彙は、ある妥当な時間内にある共通の専門用語に収束して行く。他の幾つかの事例においては、幾つかの理由により、コミュニティによる使用が繰り返されても、これら語彙は、十分な速度で共通の専門用語に収束することはない。これら後者のシナリオにおいては、共同タギング環境内で用語の収束を達成するための自動化されたツールおよび技法が有効である。以下では、このようなツールおよび技法に関して、先ず図12の説明から初め、その後各図面を用いて説明する。
図12は共同タギング環境内で用語の収束を実施するための一例としてのアーキテクチャ1200を示す。上記に示され、説明されたコンポーネントは、本図面、およびそれ以降の他の図面にも適用される。しかしながら、これらは単に便宜的なものであり、限定を意図するものではない。これらのコンポーネントは同一の参照番号にて示される。
図12に示されるように、代表としてのサーバ108は、ウェブサイト104をホストするが、これは1つまたは複数のウェブページ140を順次含む。図12は、便宜上、複数のウェブページ140を示す。複数の投稿者1202が、ウェブページ上への投函のために主題を提供する。単に便宜的に、図12は、主題を投稿する2人の人であるユーザ1202Aおよび1202Bと、自動化されたプロセス1202Nを示している。しかしながら、このアーキテクチャ1200は、任意の数の投稿者1202をサポートすることができる。これら投稿者は、各々のユーザコンピューティングデバイス、例えば、図1のユーザコンピューティングデバイス102と関連し、これらユーザコンピューティングデバイスおよび関連するコンポーネント(例えば、プロセッサ130、メモリ132、およびブラウザ134)の説明は、図12にも等しく適用する。例えば、人であるユーザ1202Aおよび120Bは、ブラウザ134を用いてウェブページ140を閲覧する。
これらウェブページへの多様な投稿者1202からの投稿物が、それぞれ1204A、1204B、および1204N(集合的に、投稿物1204)で示されている。これらの投稿物は、あるレベルの発散性を示すことがあり、このために図12においては発散性の投稿物1204として示される。
図12は、発散性の投稿物の様々なタイプの例を示すが、これについて以下で詳述する。図12は、これら例を、単に説明を簡単にするために提供するものであって、限定のためではないことに注意されたい。アーキテクチャ1200は、本明細所での説明の範囲および要旨から逸脱することなく、発散性の投稿物の他の例またはタイプも直ちに処理してもよい。
ブロック1206は、類似する意味を有する多数の同義語を使用した結果としての発散性を表す。上述のファクトタグに対して「重量」対「バルク」を使用する例を思い出されたい。ユーザ1202は、カテゴリタグ、ファクトタグ、および名前タグに対して類語を使用する可能性があることに注意されたい。以下で詳述されるように、アーキテクチャ1200は、これら類語を1つまたは複数の共通の用語に収束化させるが、これによって、例えば、これらタグの編成および探索が容易になる。
例えば、メディア、出版物、その他の著作物のコンテキストにおいては、同義語の例としては、所与の著作物の一連の出版物に対して複数のタイトルの発生が含まれる。同義語には、更に、所与の著作物の続編または前編のタイトルも含まれる。このような事例のいずれにおいても、これら様々なタイトルを含む任意のタグを1つのタイトルにまとめることができ、これによってこれらタグの編成および探索を簡単にすることができる。
ブロック1208は、パラメータを、異なる測定の単位で指定する様々な投稿物に起因する発散性を表す。例えば、上述の「重量」なる例に戻ると、幾つかのユーザは、重量、長さ、または容積をメータ単位にて指定し、他の幾つかのユーザはこれらパラメータを英国単位によって指定する可能性がある。以下でさらに詳述されるように、アーキテクチャ1200は、これら別個の測定単位を、ある共通の測定単位系に収束させ、これによって、例えば、異なる数量を、一貫した、および、より一様なベースにて比較することを可能にする。
ブロック1210は、投稿物内に現れる、口汚い、下品な、または他の不適切な主題の形態での発散性を表す。このタイプの主題は、ユーザの感情を個人的に害したり、それらウェブページの有用性を害したりする恐れがある。後にさらに詳述されるように、アークテクチャ1200は、このような口汚い主題を識別し、これらをウェブページから削除することで、ユーザがこのような主題を再び投函する危険性を低減させる。
ブロック1212は、ユーザが、SPAMもしくは未承諾の迷惑なコンテンツをウェブページ上に投函する結果としての発散性を表す。ブロック1210に表されている口汚い主題と同様に、SPAMは、ユーザを、ウェブページ上に投稿される他の有効なコンテンツから逸らしたり、サーバ108上の過剰な記憶資源を消費したりすることがある。後にさらに詳述されるように、アーキテクチャ1200は、SPAMまたは類似する主題を識別し、これらをウェブページから除去し、ユーザがそのような主題を再び投函する危険を低減させる。
ブロック1214は、ウェブページ140のコンテキストにおいては、適正と思われる以上に具体的過ぎる記述的用語を採用する投稿物に起因する発散性(divergence)を表す。例えば、あるユーザは、所与の色を「赤色」として記述し、もう一人のユーザは、同一の色を「暗紅色」として記述し、さらにもう一人のユーザは、その色を「深紅色」と記述することもある。そのウェブページのために、「赤色」なる基本的な表示で十分であるものと想定すると、赤の陰影の他の表示は、具体的過ぎており、これら投稿物の分類の妨げとなることもある。後に、詳述されるように、アーキテクチャ1200は、投稿物1204内のこのような具体的過ぎる事例を識別し、これら事例を一般化させることで、これら投稿物の編成を容易にする。
ブロック1216は、混乱させるまたは不明確な比較を含む投稿物に起因する発散性を表す。この混乱または明確さの欠如は、例えば、過剰に一般的または包括的な比較を与える投稿物に起因する。例えば、ユーザは、カメラAがカメラBよりも「優れている」または「劣っている」ことを示すが、しかし、これら意見を支持する客観的もしくは具体的ファクタを提供することのない投稿物を投函することがある。より一般的には、ブロック1216は、不適合な細分化レベル(level of granularity)にて表現されるような比較を与える1つまたは複数の投稿物を表す。
アーキテクチャ1200は、収束化エンジン1218を提供するが、これは適切なハードウェア上で実行する1つまたは複数のソフトウェアモジュールとして実装される。以下で図13において詳述されるように、1人もしくは複数の適切に認定されたまたは信託されたユーザ1202Rは、この収束化エンジン1218をインタラクティブツールとして使用し、これら発散性の投稿物1204を、それら投稿物が受信されるとほぼ同時に、収束化された投稿物1220へと収束化させる。これら認定されたユーザ1202Rは、コミュニティに代わって、この収束化エンジン1218のより多くの機能にアクセスすることを任せられる。他の実施形態において、収束化エンジン1218は、ウェブページへの投稿物に関して、それら投稿物が入力された十分な後に動作する。加えて、1つまたは複数の自動化されたプロセス1202Tも類似の機能を遂行するために収束化エンジン1218とインタラクトする。
これら収束化された投稿物は、本明細書で説明されたようにあるレベルの収束化を達成されてはいるが、入って来る発散性の投稿物のもう1つのバージョンと見ることもできる。図8およびウェブページ800内に示される履歴タブ706の関連する説明にあるように、その収束化された投稿物は、それら発散性投稿物の後続バージョンとして格納される。
一般に、これら投稿物は、本明細書で説明されたいずれかの理由によって発散性であると見なされるが、これら発散性の投稿物は、それでもある程度は互いに関連している。このようにある程度の関連性があるために、本明細書中に説明される収束化動作が可能となる。
加えて、収束化エンジン1218は、出力として規則1222のセットを生成するが、これは、これら発散性投稿物を収束へと導くために遂行されるトランスレーション、編集、および他の修正を指定する。これら収束規則は、全体として破線1226にて示されているように、ウェブページ140上で実行のために規則セットストア1224内に格納される。例えば、ユーザの一人は、収束化エンジンを実行することで、ある特定のウェブページ140上のこれら投稿物の幾つかの特徴を収束化させる。その後、この収束化エンジンは、1つまたは複数の適切な規則1222を規則セットストア1224内にロードする。これら規則1222をウェブページの残りの部分に対して実行することで、そのユーザによって提供されたこれら収束化規則は、そのユーザが編集した1つのウェブページを超えて複数のウェブページの間を横断して伝播される。
これら規則1222および規則セット1224の説明において、これら規則セット内の規則は、例えば、認定されたユーザ1202Rおよび/または自動化されたプロセス1202Tによって修正または削除することもできることに注意されたい。加えて、これらエンティティの1つまたは複数は、必要に応じてさらなる規則を追加することができる。
更に、これら規則を、一般に符号1226にて表されるように、複数の異なるウェブページに対して実行させると、衝突が発生することもあることに注意されたい。例えば、ある認定されたユーザが、「フルート」なる用語を「楽器」に収束化させる規則を加えることもある。この規則は、幾つかのウェブページに対しては、適当であるかも知れない。しかしながら、他のウェブページは、「フルート」なる用語を、シャンパングラスを指すために用いていることもある。これら他のウェブページにおいて、この例示的な規則を適用させると、不条理な結果が生成されてしまうこともある。第2の認定されたユーザ、または元の認定されたユーザは、この矛盾を認識し、この矛盾を、例えば、この元の規則を修正することで、またはこの適用の範囲を制限することで解決する。
アーキテクチャ1200の説明においては、投稿物1204は、任意数の様々な環境内において、提供すること、収束させること、およびアクセスすることができることに注意されたい。このような環境の例には、これに限定されるのもではないが、デスクトップ環境およびモバイル環境が含まれる。これら様々な環境内においては、本明細書に説明された機能を遂行するために用いられるデバイスおよびコンポーネントは異なることもある。例えば、上で示されたウェブサイト104は、ネットワークを通じてアクセス可能な任意のリソース(すなわち、ネットワークリソース)に一般化することもでき、ウェブページ140は、例えば、無線通信能力を有するモバイルデバイスのディスプレイ画面上に表示するのに適する任意のフォーマットに一般化することもできる。
図12のアーキテクチャ1200の説明を終え、次に図13との関連で収束化エンジン1218をより詳細に説明する。
図13は、収束化エンジン1218と関連する更なるコンポーネントおよびデータフローについて示す。この収束化エンジン1218は、認定モジュール1302、インタラクティブモジュール1304およびポストエントリモジュール1306などのコンポーネントを含む。以下ではこれらモジュールについて順番に説明する。
認定モジュール1302は、概ね、多様なユーザ1202が収束化エンジン1218にアクセスすることを許可する動作を行う。1つの代表的な実施形態において、様々なユーザは、収束化エンジンの機能への様々なレベルのアクセスを許される。幾人かのユーザは、アクセスが認定されるまで収束化エンジンへのアクセスを拒絶される。他のユーザは、収束化エンジンの幾つかの機能へのアクセスを許されるが、しかしながら、彼らが更に認定されないと、全ての機能にアクセスすることは許されない。最後に、幾人かのユーザは、収束化エンジン1218の全ての機能へのアクセスを許される。
認定モジュールは、履歴データベース1310からユーザ履歴レコード1308にアクセス可能である。多様なユーザ1202は、履歴データベース1310内に格納されるように各々のユーザ履歴レコードと関連する。これらユーザ履歴レコードは、これらユーザによって遂行された過去の動作を示すデータを含む。これら動作には、ポジティブな面が含まれる。ポジティブな面は、コンテンツまたは主題の1つまたは複数のウェブページ140への投稿、これらウェブページ上に投函されたコンテンツの編集または訂正、これらウェブページ上に投函された幾つかのトピックに関しての主題エクスパートとしての動作、その他が含まれる。よりネガティブな面としては、これら動作には、これらウェブページ上への口汚いまたは不適切な主題の投函、これらウェブページ上へのSPAMまたは他の未承認広告の投函、その他が含まれる。いずれの場合も、履歴データベース1310は特定のユーザ1202の履歴を示す。
1つの可能な動作例おいて、ユーザ1202Aが新たなユーザであるものと想定すると、このユーザの履歴レコードは空であるかまたは存在しないであろう。この場合には、認定モジュールは、例えば、ユーザ1202Aが、投稿物をウェブページに投函することのみ、または、1つのウェブページのみに向けての投稿物を手作業にて編集することを許可する。一般に、認定モジュール1302によってユーザ1202Aに与えられる許可のレベルは符号1312Aにて示される。
ユーザ1202Bは、ある程度の経験を有するユーザである場合は、このユーザの履歴レコードはそのように示される。この場合には、ユーザ1202Bは、収束化エンジン1218の自動化された機能の幾つかを、例えば、所与のウェブページ上で使用することを許されるが、しかしながら、そのウェブサイトによって維持される全てのウェブページ上であまねく使用することは許されない。このユーザ1202Bのこの許可のレベルは符号1312Bにて示される。
ユーザ1202Nが高度に経験を積んだユーザである場合は、このユーザの履歴レコードはそのように示される。この場合には、ユーザ1202Nは収束化エンジン1218の全ての機能を、例えば、そのウェブサイトによって維持される全てのウェブページ上で使用することを許される。このユーザ1202Nのこの許可のレベルは符号1312Nにて示される。
この認定モジュール1302は、多様なレベルのユーザ1202を区別および認定するために用いられるプロファイリングシステムを確立できる。レコード1308は、様々な所与のユーザを有する各々のプロファイル1314を格納できる。これらプロファイルは、ある程度の時間に渡ってユーザの投稿物の量および/または質を示し、複数の次元での測定または評価を可能にする。例えば、あるユーザは、全体として、コミュニティへの投稿のために多様な異なる動作を遂行することができる。これら動作は、例えば、特定の投稿物の強さもしくは弱さにより、またこれら動作の全体としてのコミュニティへの価値により、別途評価および重み付けできる。例えば、ある投稿者は、コンテンツの投函に対してある数のポイントの付与、コンテンツの編集に対してある数のポイントの付与、等の授与がされても良い。これら様々な作業に対して獲得されるポイントの数は、これら作業と関連する価値に従って選択される。例えば、良く編集されたエントリは、全体として、コミュニティに、単にコンテンツを投函するのと比較して、かなりの価値を追加するものと想定すると、出来の良い編集に対して付与されるポイントは、それを反映される。時間が経過するにつれて、プロファイル1314は、どのユーザまたは投稿者が、より多くの責任を取るように、許可、認定、または委任されるべきかを示すようになることが可能である。
インタラクティブモジュール1304は、符号1202Rにて示される適切に認定されたユーザが、この収束化エンジンを使用して、ユーザ1202Sによって提供された発散性の投稿物1204Aを受信し、編集することを可能にする。より具体的には、インタラクティブモジュール1304は、認定されたユーザ1202Rが、インタラクティブベースにて、これら発散性の投稿物を、これら投稿物がウェブページ上に投函される前に、収束化させることを可能にする。収束化エンジンのこのインタラクティブモジュールを用いる実施形態において、これらウェブページは、発散性の投稿物1204はホストせずに、代わりに、収束化された投稿物1220のみをホストすることもできる。換言すれば、このインタラクティブモジュールは、認定されたユーザが、発散性の投稿物を、それらが投函される前に傍受し、これら投稿物を、投函する前に、収束化することを可能にする。
ポストエントリモジュール1306は、これも便宜上符号1202Rとして示されている適切に認定されたユーザが、収束化エンジン1218を使用して、既にウェブページ140上に投函されている発散性の投稿物1204を処理し、これらを収束化させ、その収束化された投稿物をウェブページ上に、例えば、新たなまたは更新されたバージョンとして投函することを可能にする。このポストエントリモジュールは、インタラクティブモジュールと、前者はコンテンツをウェブページ上に投函した後に収束化させるが、後者はコンテンツをウェブページ上に投函する前に収束化させる点で異なる。
図13に示される収束化エンジンと関連するコンポーネントおよびデータフローの説明は終え、次に、図14に示されているユーザインタフェースおよび関連するコンポーネントの説明に移る。
図14は、前の図面に示されているような収束化エンジンと関連するユーザインタフェースおよび関連コンポーネントを示す。限定を目的するものではなく、便宜的に、前に説明された幾つかのコンポーネントおよびエレメントは図14にも適用され、同一の参照番号にて示される。
図14に示されるように、収束化エンジン1218は、例えば、ユーザ1202Rがインタラクトするユーザインタフェース1402を露出させ、または表面化させる。ユーザ1202Rおよび/または自動化されたプロセス1202Tは、発散性の投稿物(例えば、符号1204)が用語においてあるレベルの収束性を達成するように、編集するまたは仕向ける役割を担うことを思い出して頂きたい。これら発散性の投稿物は、既にウェブページ140上に投函されていることも、または投函するための投稿はされているが、まだ投函されてないこともある。
いずれにしても、ユーザは1202R、このユーザインタフェースを通じて、発散性の投稿物を収束化させることと関連する1つまたは複数のコマンド1404を提供できる。説明を簡単にするためではあるが、限定するものではなく、これらコマンドは、概ね、ブロック1406にて表されるように、これら発散性の投稿物に関して統計的解析を遂行することと関連する。これらコマンドは、更に、ブロック1408にて表されるように、発散性の投稿物に関して構文解析を遂行することとも関連して良い。
最初に統計的解析について説明するが、発散性の投稿物のこの解析によりヒストグラム1410が生成される。このヒストグラムは、それら発散性の投稿物内において、アイテムのどのような分布の発生が統計的に尤もらしいかを表す。こうして、このヒストグラムは、ユーザ1202Rが、それら発散性の投稿物の所与のサンプルに発生する様々な用語の分布を視覚化することを可能にするとともに、それら様々な用語が発生する頻度を視覚化することを可能にするグラフィカルツールを提供する。この視覚ツールが与えられることで、ユーザ1202Rは、符号1410Aにて示されるような最も頻繁に発生する用語、並びに符号1410Bおよび1410Cにて示されているような稀にしか発生することはなく、統計的にはアウトライアと見なされる用語と、を直ちに識別することができる。
このアウトライア領域1410Bおよび1410C内で発生する用語には、中央領域1410A内で発生する、より一般的に、より頻繁に発生する用語によっても表すことが可能である過剰に具体的な用語が含まれる。例えば、図12のブロック1214の説明、および「赤色」なる用語と、これに対する「暗紅色」および「深紅色」なるより具体的な用語の例を思い出されたい。
別の1つの例においては、これらアウトライアの用語には、中央領域1410A内で発生する他の用語よりは頻繁に発生しない同義語が含まれる。例えば、図12のブロック1206の説明、および、あるユーザはカメラの質量を「重量」なる用語にて表現し、もう一人のユーザは、そのカメラの質量を「バルク」なる用語にて表現する例を思い出されたい。様々なユーザが、ある一般的なコンセプト、例えば、物体の質量を複数の様々な同義語にて表現するものと想定すると、これら同義語の様々な事例が、中央領域1410Aではなく、アウトライア領域1410Bおよび1410Cに発生する可能性がある。
別の1つの例においては、これらアウトライアの用語には、測定の様々な用語で表現される量が含まれる。例えば、図12のブロック1208の説明、および量がメートル単位と、英国単位とで表現されることがあることの説明を思い出されたい。十分に多数のユーザがこれら量を表現するために様々な単位を選択した場合には、これらユーザからのこれら発散性の投稿物の少なくとも幾つかは、中央領域1410Aではなく、これらアウトライア領域1410Bおよび1410C内に入ることがある。
いずれの場合にも、このヒストグラムによって提供されるこの視覚ツールは、ユーザ1202Rが幾つかの機能を遂行するコマンドを生成することを可能にする。図14には、これら機能の幾つかが示されているが、これは限定を目的とするものではない。ブロック1412は、ユーザ1202Rが、これら発散性の投稿物内の候補の用語を、収束化のために、識別することを可能にすることを表す。これら候補の用語には、ヒストグラムのアウトライア領域1410Bおよび1410C内で発生する用語が含まれる。これら用語は、同義語、測定の単位、過剰に具体的な用語、その他のあまり頻繁には発生しない事例であり得る。
ブロック1414は、ユーザ1202Rが、ブロック1412において識別されたこれら候補の用語を、グループ化または選択することを可能にすることを表す。例えば、ブロック1414には、ユーザ1202Rが、それら用語に対してユーザインタフェースが提供する複数のボックス表現をチェックし、ユーザ1202Rが、用語のグループを選択するためにシフト・アンド・クリック動作(shift-and-click operations)その他を遂行することを可能にすることが含まれる。
ブロック1416は、ユーザ1202Rが、これらグループ化された用語または選択された用語を、1つもしくは複数の共通または同型の用語に収束化させることを可能にすることを表す。ブロック1416には、こうして、ユーザ1202Rが、これらグループ化された用語または選択された用語が、収束化されるべき1つもしくは複数の共通または同型の用語を指定することを可能にすることが含まれる。
「赤色」なる用語に対して、「暗紅色」および「深紅色」なる用語を用いる上の例を思い出されたい。ブロック1412には、ユーザ1202Rが、「暗紅色」および「深紅色」なる過剰に具体的な用語を、「赤色」なる適切な用語に対する候補として識別することを可能にすることが含まれる。ブロック1414には、ユーザ1202Rが、ヒストグラムに提供されているこれら「暗紅色」および「深紅色」なる用語のグラフ表現を選択することを可能にすることが含まれる。ブロック1416には、ユーザ1202Rが、ヒストグラムの「赤色」なる用語のグラフ表現を選択するか、またはこの「赤色」なる用語をこれら「暗紅色」および「深紅色」なる用語が収束化すべき用語として、キー・インもしくは提供することを可能にすることが含まれる。
少なくともブロック1416を遂行した後に、ユーザインタフェースはブロック1406に戻り、現在はブロック1416おいて収束化されている、これら発散性の投稿物の統計的解析を反復する。収束化エンジンは、ブロック1416に表されている収束化の後の発散性の投稿物の状態を反映している、更新されたヒストグラム1410を計算できる。上述の過程が、これら発散性の投稿物が、収束性の適切な状態に達するまで反復される。これらプロセスが反復されにつれて、様々な用語がアウトライア領域1410Bおよび1410C内に押しやられることもあり、ユーザ1202Rは、これら用語を、上述のように視覚化し、処理することができる。
ブロック1408における構文解析に説明が移るが、構文解析は、例えば、これら投稿物に対して期待される構造を定義する文法1408Aを用いて動作する。この文法を用いることで、構文解析は、ブロック1408Bにおいて一般的に表されているように、この文法内の特定の場所に現れる同義語を含む投稿物を識別できる。いったんこれら同義語が識別されると、これらは、上述のブロック1412〜1416において説明されたようなやり方にて処理することができる。
これら統計および/または構文解析は、ブロック1418に表されているように口汚いコンテンツを識別するためにも、ブロック1420に表されているようにSPAMを識別するためにも有効である。この構文解析には、ユーザからの有効または許容可能な投稿物を表す1つもしくは複数の文法または有限状態マシーン(例えば、1408A)をロードすることが含まれる。この構文解析には、発散性の投稿物を文法および/または状態マシーンに掛け(run)、これら発散性の投稿物の有効性を評価することを含むことができる。これら文法および/または状態マシーンは、発散性の投稿物のある部分を適合しないものとして示し、または標識を付け、これらの部分をユーザインタフェース1402を介して、ユーザ1202Rに注目させる。こうすることで、この構文解析1408は、ユーザ1202Rが、ブロック1422に表されているように、任意の適合しない主題を除去することを可能にする。
上述のブロック1422またはブロック1416を遂行した後に、収束化エンジン1218は、ブロック1422および1416から離れる矢印によって表されるように、ブロック1406または1408に戻り、上述の処理を反復する。例えば、構文解析を遂行することで、任意の適合しない用語または他の主題が除去された後に、この収束化エンジンは統計的解析を遂行し、またはこの逆を遂行する。
図15は、ウェブページへの投稿物1204の発散性のバージョンが受信され、収束されるときの、ユーザインタフェースの多様な状態を特徴とする動作環境1500を示す。図15に示されるように、ユーザ1202A、1202Bおよび1202Mは、各々の発散性の投稿物1204A、1204Bおよび1204M(集合的に、発散性の投稿物1204)を提供する。
符号1402Aにて示される初期状態においては、ユーザインタフェースは、発散性の投稿物の様々なバージョンを示す。例えば、第1のフィールド1502はユーザ1202Aからの投稿物を示し、第2のフィールド1504はユーザ1202Bからの投稿物を示し、第3のフィールド1506はユーザ1202Mからの投稿物を示す。認定されたユーザは、収束化のために、これらフィールド1502〜1506の1つまたは複数を選択できる。図15はこうして選択された投稿物を総称的に符号1508にて示す。
ユーザインタフェース1402Aは、更に、ボタンまたは他の類似するデバイス1510を含むが、これはユーザの入力に応答して、選択された投稿物1508を収束化するプロセスを開始させる。ユーザインタフェース1402Aは、更に、ボタンまたは他の類似するデバイス1508を含むが、これはユーザ入力に応答して1つまたは複数のフィールド1502〜1506のコンテンツを収束化するプロセスを開始させる。
認定されたユーザ1202Rは、収束化エンジン1218を採用して、これら異なる投稿物を、例えば、図12〜図14で提供された説明を用いて処理することができる。収束化エンジン1218は、これら選択された投稿物1508を収束化させ、出力として、収束化された投稿物1220を生成する。その後、ユーザインタフェース1402は、これら収束化された投稿物1220を、総称的に符号1402Nにて示されているように提供する。図15に示される例にて指摘するように、ユーザインタフェース1402Nは、発散性の投稿物のためのフィールド1502〜1506、並びにユーザ1202Rに提供するための収束化された投稿物1220を含むフィールド1512を含む。
図16は、ユーザインタフェース1402の様々な特徴を示すが、これらはユーザ入力に応答して、図14に示される多様な機能を遂行する、様々なボタンまたは他のデバイスを提供する。より具体的には、図16は、ユーザが収束化ボタン1510を選択したことに応答してユーザに提供されるユーザインタフェース1402のバージョンを示す。限定を意味するものではないが、便宜上、ユーザインタフェース1402Aおよび関連するフィールドは図16から適用される。
ユーザが収束化ボタン1510を選択することに応答して、ユーザインタフェース1402は書式1602を提供する。この書式1602は、各々のボタン1604および1606を含むが、これは上述の構文解析および統計的解析を遂行することに対応する。ユーザ1202Rは、適切なボタンを起動させることで、これら解析の1つまたは複数を遂行することを選択できる。
ユーザがボタン1604または1606の1つを選択することに応答して、ユーザインタフェース1402は書式1608を提供する。この書式1608は、各々のボタンを含み、ユーザはこれによって本明細書に説明された収束化動作の任意の実例を開始することができる。例えば、ボタン1610を選択すると、同義語を見つけて、収束化させるためのプロセスが開始される。ボタン1612を選択すると、一貫性のない測定単位を見つけ、収束化させるためのプロセスが開始される。ボタン1614を選択すると、口汚いコンテンツを見つけ、除去するプロセスが開始される。ボタン1616を選択すると、過剰に包括的な用語を見つけ、収束化させるプロセスが開始される。ボタン1618を選択すると、過剰に具体的な用語を見つけ、収束化させるプロセスが開始される。ボタン1620を選択すると、SPAMまたは他の未承諾なマテリアルを見つけ、除去するプロセスが開始される。
これらユーザインタフェースの多様な特徴の図解および説明において、これらユーザインタフェースの実施形態は、これら要素は、本明細書での説明の範囲および精神から逸脱することなく様々なやり方にて配列することもできることに注意されたい。加えて、幾つかの実施形態においては、本明細書に示される以外のボタンもしくはデバイスを含むことも、または本明細書に示されるボタンもしくはデバイスの任意の一部分のみを含むようにすることもできることに注意されたい。
結論
本主題が構造上の特徴および/または方法上の動作に特定な言語にて説明されたが、添付の特許請求の範囲内に定義される主題は、必ずしも説明されたこれら具体的な特徴または動作に限定されるものではなく、むしろ、これら具体的な特徴および動作は、これら請求項を実施するための例示的形態として開示されていることに注意されたい。

Claims (51)

  1. 共同タギングを実行するネットワーク環境内で用語を収束化させる方法であって、コンピュータのプロセッサによって実行される前記方法は、
    前記ネットワーク環境内で各々の投稿物を受信するステップであって、前記投稿物の各々にはタグが付随する、ステップと、
    前記投稿物の少なくとも幾つかを発散性であるものと識別するステップであって、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語を、互いに同義語であると識別するステップ、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語を、前記タグ内の他の用語のより具体的な対応物であるものとして識別するステップ、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語を、異なる測定単位にて表されているものとして識別するステップ、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語を、不正なものとして識別するステップ、または
    前記タグの少なくとも幾つかを、比較が不完全であることを表現しているものとして識別するステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    少なくとも1人のユーザが、前記タグを修正して共通の用語を記述することにより、前記発散性の投稿物を収束化させることを可能にするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記各々の投稿物を受信するステップは、前記投稿物を少なくとも1人の人であるユーザから受信するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記各々の投稿物を受信するステップは、前記投稿物を少なくとも1つの自動化されたプロセスから受信するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記発散性の投稿物をネットワークリソースとの関連で提供されている少なくとも1つのサーバ内にロードするステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記サーバは、少なくとも1つのウェブのページを提供するためのものであり、
    前記ネットワークリソースは、ウェブサイトであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも一つの認定されたユーザが前記発散性の投稿物を収束化させることを可能にする前に、前記サーバから前記発散性の投稿物を検索するステップを更に含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記発散性の投稿物の収束化されたバージョンを前記サーバ上にロードするステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記発散性の投稿物を前記サーバ上にロードする前に、前記ユーザが前記発散性の投稿物を収束化させることを可能にするステップが遂行されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記発散性の投稿物を収束化させる少なくとも1つの規則を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記規則を削除するステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記規則を修正するステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 少なくとも1つの更なる規則を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 前記規則を生成するステップは、前記少なくとも一つのユーザが前記発散性の投稿物を収束化させることを可能にするのに応答して遂行されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 前記規則を前記投稿物に関して実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  15. 前記規則を規則セットストア内にロードするステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 前記ユーザの少なくとも1人を、前記発散性の投稿物を収束化させるために認定するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 前記ユーザの少なくとも1人を、前記コンピュータを前記発散性の投稿物を収束化させるために使用するために認定するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 前記ユーザの少なくとも1人を、前記コンピュータの少なくとも幾つかの特徴を前記発散性の投稿物を収束化させるために使用するために認定するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記投稿物の少なくとも幾つかを発散性であると識別するステップは、前記投稿物を統計的に解析するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 前記投稿物の少なくとも幾つかを発散性であると識別するステップは、前記投稿物を構文的に解析するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  21. 1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、請求項1乃至請求項20のいずれかの方法を遂行するコンピュータ実行可能命令を格納するメモリと
    を含むことを特徴とする1つまたは複数のコンピューティングデバイス。
  22. 請求項1乃至請求項20のいずれかの方法を遂行させるためのコンピュータプログラム。
  23. 複数のユーザの少なくとも1人、コンピュータを使用することができるように認定する方法であって、前記コンピュータのプロセッサによって実行される前記方法は、
    前記ユーザと関連する複数のレコードであって前記ユーザによって遂行された過去の前記コンピュータの操作を示すレコードにアクセスするステップと、
    前記ユーザによって遂行された操作を解析するステップと、
    前記解析の結果に基づいて、前記ユーザに対し、前記コンピュータの機能の少なくとも幾つかを、共同タギングを実行するネットワーク環境内のいずれかのコンピュータの記憶装置に記録された投稿物を収束化させるために許可するステップであって、前記投稿物は、付随する前記タグを修正して共通の用語を記述することにより収束化される、ステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  24. 前記操作を解析するステップは、前記ユーザに対して適用するプロファイリングシステムを確立するステップを更に含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記ネットワーク環境へのコンテンツの投稿に対して第1の数のポイントを付与するステップを更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記ネットワーク環境に投稿されたコンテンツの編集に対して第2の数のポイントを付与するステップを更に含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記第2の数のポイントは前記第1の数のポイントより大きいことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記ユーザの少なくとも1人を許可するステップは、前記ユーザがポイントシステム下において何点稼いだかを考慮するステップを更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  29. 前記ユーザの少なくとも1人を許可するステップは、前記ユーザが前記ネットワーク環境内の用語を収束化させるために、前記コンピュータの全ての機能にアクセスできるように許可するステップを更に含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  30. 1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、請求項2乃至請求項29のいずれかの方法を遂行するコンピュータ実行可能命令を格納するメモリと
    を備えることを特徴とする1つまたは複数のコンピューティングデバイス。
  31. 請求項23乃至請求項29のいずれかの方法を遂行するためのコンピュータプログラム。
  32. 共同タギングを実行するネットワーク環境内で用語を収束化させる装置であって、
    少なくとも1人のユーザを、前記ネットワーク環境内の少なくとももう1人のユーザから受信される投稿物を収束化させるために、前記装置の機能の少なくとも幾つかにアクセスすることができるように許可するための認定モジュールであって、前記投稿物は、付随する前記タグを修正して共通の用語を記述することにより収束化される、認定モジュールと、
    前記ユーザが、前記装置を使用して、前記投稿物を収束化させることを可能にするためのモジュールと
    を含むことを特徴とする装置
  33. 前記モジュールは、ユーザが前記投稿物を、前記投稿物が少なくとも1つのネットワークリソース上に投函される前に、収束化させることを可能にするためのインタラクティブなモジュールを更に含むことを特徴とする請求項3に記載の装置
  34. 前記モジュールは、ポストエントリモジュールを含み、
    前記ポストエントリモジュールは、
    前記ユーザが発散性の投稿物をそれらウェブページ上に投函されたとき検索することであって、前記発散性の投稿物は、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が互いに同義語であり、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が前記タグ内の他の用語のより具体的な対応物であり、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が異なる測定単位にて表され、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が不正なものであり、または
    前記タグの少なくとも幾つかが、比較が不完全であることを表現している、検索すること
    前記ユーザが前記発散性の投稿物を収束化された投稿物に収束化させること、および
    前記収束化された投稿物を前記ウェブページ上に投函すること、
    可能にさせることを特徴とする請求項3に記載の装置
  35. 前記認定モジュールが、複数のユーザに対して適用可能なプロファイリングシステムを更に確立することを特徴とする請求項3に記載の自動化された装置
  36. 前記認定モジュールは、コンテンツを前記ネットワーク環境に投稿することに対して第1の数のポイントを更に付与することを特徴とする請求項35に記載の装置
  37. 前記認定モジュールは、前記ネットワーク環境に投稿されたコンテンツを編集することに対して第2の数のポイントを更に付与することを特徴とする請求項36に記載の装置
  38. 前記第2のポイントの数は前記第1のポイントの数よりも大きいことを特徴とする請求項37に記載の装置
  39. 前記認定モジュールは、前記少なくとも一つのユーザの許可において、前記ユーザがプロファイリングシステム下において何点稼いだかを更に考慮することを特徴とする請求項35に記載の装置
  40. 前記認定モジュールは、前記ユーザが--前記ネットワーク環境内の用語を収束化させるために前記装置の全ての機能にアクセスすることを更に許可することを特徴とする請求項3に記載の装置
  41. 前記ネットワーク環境へ発散性の投稿物を受信するためのユーザインタフェースであって、前記発散性の投稿物は、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が互いに同義語であり、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が前記タグ内の他の用語のより具体的な対応物であり、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が異なる測定単位にて表され、
    前記タグ内の少なくとも幾つかの用語が不正なものであり、または
    前記タグの少なくとも幾つかが、比較が不完全であることを表現している、ユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースからのコマンドに応答して、前記発散性の投稿物に付随するタグ内の用語を収束化させるために、前記発散性の投稿物に関して解析を遂行するための解析モジュールと
    を更に含むことを特徴とする請求項32に記載の装置
  42. 前記解析モジュールは、前記ユーザインタフェースからのコマンドに応答して、前記発散性の投稿物に関して統計的解析を遂行する統計解析モジュールを更に含むことを特徴とする請求項4に記載の装置
  43. 前記解析モジュールは、前記ユーザインタフェースからのコマンドに応答して、前記発散性の投稿物に付随するタグ内の用語を収束化するために、前記発散性の投稿物に関して構文解析を遂行する構文解析モジュールを更に含むことを特徴とする請求項41に記載の装置
  44. 前記ユーザインタフェースは、少なくとも一つの許可されたユーザからのコマンドに応答して、前記解析モジュールを、前記発散性の投稿物を処理するために起動することを特徴とする請求項4に記載の装置
  45. 前記統計解析モジュールは、前記発散性の投稿物と共に発生する用語のヒストグラム表現を生成するために用いられることを特徴とする請求項42に記載の装置
  46. 前記統計解析モジュールは、少なくとも1つの許可されたユーザが、前記発散性の投稿物に付随する内の候補用語を、少なくとも1つの共通の用語に収束化させるために識別することを可能にするために用いられることを特徴とする請求項42に記載の装置
  47. 前記統計解析モジュールは、少なくとも1つの許可されたユーザが、前記発散性の投稿物に付随するタグ内の複数の識別された候補用語を、少なくとも1つの共通の用語に収束化させるためにグループ化することを可能にするために用いられることを特徴とする請求項4に記載の装置
  48. 前記統計解析モジュールは、少なくとも1つの許可されたユーザが、複数のグループ化された用語が、収束化されるべき少なくとも1つの共通の用語を識別することを可能にするために用いられることを特徴とする請求項4に記載の装置
  49. 前記構文解析モジュールは、文法をロードするため、および前記発散性の投稿物を前記文法に照らして処理するために用いられることを特徴とする請求項4に記載の装置
  50. 前記構文解析モジュールは、前記発散性の投稿物に付随するタグ内の不正なコンテンツを識別するために用いられることを特徴とする請求項4に記載の装置
  51. 前記構文解析モジュールは、前記発散性の投稿物内の未承認コンテンツを識別するために用いられることを特徴とする請求項4に記載の装置
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