JP2002358327A - 商品情報提供方法、商品情報利用方法、商品情報提供装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

商品情報提供方法、商品情報利用方法、商品情報提供装置、プログラム及び記録媒体

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JP2002358327A
JP2002358327A JP2001166263A JP2001166263A JP2002358327A JP 2002358327 A JP2002358327 A JP 2002358327A JP 2001166263 A JP2001166263 A JP 2001166263A JP 2001166263 A JP2001166263 A JP 2001166263A JP 2002358327 A JP2002358327 A JP 2002358327A
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Hiroshi Hatakama
博 幡鎌
Kazuo Mimatsu
和男 三末
Isamu Watabe
勇 渡部
Hiromi Kato
博己 加藤
Junichi Wakao
淳一 若生
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
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    • G06Q30/0623Item investigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品相互間の相対的な評価に関する情報の容
易な入手を可能にする。 【解決手段】 第1の端末装置2によって入力された商
品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、通信手段を
介して商品情報提供装置3において取得し、取得した商
品比較情報を、記憶装置3aに格納する。そして、格納
された商品比較情報を用い、商品に関する評価基準を座
標に関連づけることによって商品相互間の相対関係を視
覚的に表現した商品比較マップを作成し、作成された商
品比較マップを用い、商品相互間における相対的な評価
内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を
行い、作成された相対評価商品情報を、通信手段を介
し、第2の端末装置4に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品に関する情報
を、コンピュータを用いて提供する商品情報提供方法、
コンピュータを用いて提供された商品に関する情報を利
用する商品情報利用方法、商品に関する情報を提供する
商品情報提供装置、その機能をコンピュータに実行させ
るためのプログラム及びそのプログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】消費者が商品の購入を希望する場合、そ
の商品に関する情報の入手は、新聞、雑誌、テレビコマ
ーシャル等によって行われることが一般的である。ま
た、近年におけるインターネット等の電気通信網の発達
により、このような商品に関する情報を、インターネッ
ト上のホームページ等から取得することも可能となっ
た。
【0003】このような方法によって提供される商品情
報の形態としては、各商品単位でその商品に関する情報
を提供する形態、複数の商品相互間における比較情報を
提供する形態等さまざまな形態が存在する。
【0004】各商品単位でその商品に関する情報を提供
する形態としては、例えば、新聞等の折り込み広告、テ
レビコマーシャル、インターネットのホームページ上に
表示されるバナー広告等が一般的であり、消費者は、こ
れらを視聴することにより、商品に関する情報を入手す
ることができる。また、各商品単位でその商品に関する
情報を提供する形態として、各商品に対する評価を、一
般消費者からインターネット等を介して収集し、収集し
た評価内容を、インターネット等を介して配信するサー
ビス(例えば、インターネット上の商取引サイトで提供
される商品のレーティングサービス等)が行われる場合
もある。このように提供された商品情報は、一般消費者
から収集された情報を基に作成されたものであるため、
消費者は、この商品情報により、商品に対する公平な評
価情報を得ることが可能となる。また、購入された商品
に関する情報を収集し、販売数が多い特定の商品に関す
る推奨情報を一般消費者に配信する場合もある。さら
に、このような商品情報提供に関する新しい試みとし
て、「DSIUシステム:Decision Supp
ort for Internet Users」(人
工知能学会論文誌,Vol.15,No.1,pp.6
1−64,2000)では、ネットワーク上から商品に
関する知識を収集し、収集した知識を推論知識にまとめ
る仕組みが提案されている。
【0005】一方、複数の商品相互間における比較情報
を提供する形態としては、例えば、雑誌等に掲載された
特定の商品に対する比較記事、特定の商品に対する比較
情報を提供するテレビ番組等が一般的であり、消費者
は、これら内容を視聴することにより、各商品間の優劣
や特徴の比較情報を入手することができる。また、この
ような比較情報の提供に関する新しい試みとして、特開
2000−148848号公報において開示された「商
品比較販売支援システム」では、商品相互間における比
較を行いやすくするために、商品情報を加工する仕組み
が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の商品情
報提供方法では、消費者にとって商品相互間の相対的な
評価に関する情報を入手することは困難であるという問
題点がある。特に、ある評価基準に沿った相対的な評価
情報を入手することは困難である。
【0007】例えば、商品情報の提供が、各商品単位で
その商品に関する情報を提供する形態で行われた場合、
消費者は、収集した情報を自分自身で整理し、その分
析、比較を行わなければならない。一般に、インターネ
ット等によって提供される商品情報は膨大な量に及び、
それらの商品情報を過不足なく適切に収集し、収集した
商品情報を適切に分析、比較することは容易なことでは
ない。また、商品広告等によって提供される情報は、商
品の長所のみが強調され、その欠点については触れられ
ていない場合も多い。さらに、その表示形態も多種多様
であり、これらの商品情報から、商品相互間の相対的な
評価を適切に導き出すことは、大変困難である。さら
に、上述した「DSIUシステム:Decision
Support for Internet User
s」では、商品の仕様を評価するための推論知識が抽出
されるが、評価基準を考慮した知識抽出は行われないた
め、「何に役立つための商品」といった問いに対する推
論知識は抽出できない。による方法であっても、その処
理は、収集した知識を推論知識にまとめるまでに留ま
り、その商品相互間の相対比較情報を作成までには至ら
ない。
【0008】また、情報の提供が、複数の商品相互間に
おける比較情報を提供する形態で行われる場合であって
も、従来、その比較情報は、特定の専門家等によって作
成するものであるため、提供される情報の種類は限られ
たものとなる。また、その比較情報の作成には、多大な
費用と時間が必要となるため、その情報の提供を受ける
消費者に所定の対価が要求される場合もある。さらに、
上述のレーティングサービスを用いた場合、全体的には
商品の客観的な評価内容を知ることができるが、その評
価内容がどの評価基準で評価された結果得られたものな
のかは分からない。一般に、利用者は自己の評価基準に
沿った相対的な評価内容の取得を希望するが、この場合
には、そのような要求を満足することができない。ま
た、特開2000−148848号公報において開示さ
れた「商品比較販売支援システム」による方法であって
も、その処理は商品情報の加工までに留まり、商品相互
間の相対評価を行うまでには至らない。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、商品相互間の相対的な評価に関する情報の容
易な入手を可能にする商品情報提供方法を提供すること
を目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、商品相互間の
相対的な評価に関する情報の容易な入手を可能にする商
品情報利用方法を提供することである。さらに、本発明
の他の目的は、商品相互間の相対的な評価に関する情報
の容易な入手を可能にする商品情報提供装置を提供する
ことである。
【0011】また、本発明の他の目的は、商品相互間の
相対的な評価に関する情報の容易な入手を可能にする機
能をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供
することである。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、商品相互間
の相対的な評価に関する情報の容易な入手を可能にする
機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを格
納した記録媒体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に例示するような、商品に関する情
報を、コンピュータを用いて提供する商品情報提供方法
において、第1の端末装置2によって入力された前記商
品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、通信手段を
介して取得する商品比較情報取得ステップ(ステップS
201)と、前記商品比較情報取得ステップ(ステップ
S201)において取得した前記商品比較情報を、記憶
装置3aに格納する商品比較情報格納ステップ(ステッ
プS202)と、前記商品比較情報格納ステップ(ステ
ップS202)において格納された前記商品比較情報を
用い、前記商品に関する評価基準を座標に関連づけるこ
とによって前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現し
た商品比較マップを作成する商品比較マップ作成ステッ
プ(ステップS203)と、前記商品比較マップ作成ス
テップ(ステップS203)において作成された前記商
品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
成を行う相対評価商品情報作成ステップ(ステップS2
04)と、前記相対評価商品情報作成ステップにおいて
作成された前記相対評価商品情報を、通信手段を介し、
第2の端末装置4に送信する相対評価商品情報送信ステ
ップ(ステップS205)と、を有することを特徴とす
る商品情報提供方法が提供される。
【0014】ここで、商品比較情報取得ステップ(ステ
ップS201)は、第1の端末装置2によって入力され
た商品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、通信手
段を介して取得し、商品比較情報格納ステップ(ステッ
プS202)は、商品比較情報取得ステップ(ステップ
S201)において取得した商品比較情報を、記憶装置
3aに格納する。また、商品比較マップ作成ステップ
(ステップS203)は、商品比較情報格納ステップ
(ステップS202)において格納された商品比較情報
を用い、商品に関する評価基準を座標に関連づけること
によって商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品
比較マップを作成し、相対評価商品情報作成ステップ
(ステップS204)は、商品比較マップ作成ステップ
(ステップS203)において作成された商品比較マッ
プを用い、商品相互間における相対的な評価内容を有す
る商品情報である相対評価商品情報の作成を行い、相対
評価商品情報送信ステップ(ステップS205)は、相
対評価商品情報作成ステップにおいて作成された相対評
価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置4に送
信する。
【0015】また、本発明の商品情報提供方法におい
て、好ましくは、相対評価商品情報作成ステップにおい
て作成される相対評価商品情報は、商品比較マップを第
2の端末装置に表示させるための情報である。
【0016】また、本発明の商品情報提供方法は、好ま
しくは、利用者が保有している商品を示す情報である保
有商品情報を取得する保有商品情報取得ステップをさら
に有し、商品比較マップ作成ステップにおいて作成され
る商品比較マップは、保有商品情報取得ステップにおい
て取得された保有商品情報に示される利用者が保有して
いる商品と、利用者が保有している商品をレベルアップ
させた商品との相対関係を、商品のレベルアップ内容に
対応づけられた座標に関連づけることにより、利用者が
保有している商品に対するレベルアップ情報を視覚的に
表現したマップである。
【0017】また、本発明の商品情報提供方法におい
て、好ましくは、相対評価商品情報作成ステップにおい
て作成される相対評価商品情報は、保有商品情報取得ス
テップにおいて取得された保有商品情報に示される利用
者が保有している商品をレベルアップさせた商品の情報
を、商品のレベルアップ内容とともに第2の端末装置に
表示させるための情報である。
【0018】また、本発明の商品情報提供方法は、好ま
しくは、第2の端末装置において入力された商品に対す
る評価基準を示す情報である評価基準選択情報を、通信
手段を介して取得する評価基準選択情報取得ステップを
さらに有し、商品比較マップ作成ステップは、評価基準
選択情報取得ステップにおいて取得した評価基準選択情
報に示される評価基準を座標に関連づけた商品比較マッ
プを作成する。
【0019】また、本発明の商品情報提供方法におい
て、好ましくは、商品比較マップ作成ステップは、商品
間の関係を示すエッジの向きを制御するために用いられ
る該エッジに働く仮想的な力を定義し、商品及び商品に
関する評価情報に対し、定義された仮想的な力を組み込
んだ仮想的な物理モデルを作成し、仮想的な物理モデル
の安定状態を求めることにより、商品比較マップの作成
を行うステップである。
【0020】また、コンピュータを用いて提供された商
品に関する情報を利用する商品情報利用方法において、
前記商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
って前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品
比較マップを用いて作成された前記商品相互間における
相対的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品
情報を、通信手段を介し、端末装置4によって取得する
相対評価商品情報取得ステップと、前記相対評価商品情
報取得ステップにおいて取得された前記相対評価商品情
報を、前記端末装置4に表示させる相対評価商品情報表
示ステップと、を有することを特徴とする商品情報利用
方法が提供される。
【0021】ここで、相対評価商品情報取得ステップ
は、商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
って商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較
マップを用いて作成された商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報を、
通信手段を介し、端末装置4によって取得し、相対評価
商品情報表示ステップは、相対評価商品情報取得ステッ
プにおいて取得された相対評価商品情報を、端末装置4
に表示させる。
【0022】また、商品に関する情報を提供する商品情
報提供装置3において、第1の端末装置2によって入力
された前記商品相互間の比較内容を示す商品比較情報
を、通信手段を介して取得する商品比較情報取得手段
と、前記商品比較情報取得手段において取得した前記商
品比較情報を格納する商品比較情報格納手段と、前記商
品比較情報格納手段に格納された前記商品比較情報を用
い、前記商品に関する評価基準を座標に関連づけること
によって前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した
商品比較マップを作成する商品比較マップ作成手段と、
前記商品比較マップ作成手段において作成された前記商
品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
成を行う相対評価商品情報作成手段と、前記相対評価商
品情報作成手段において作成された前記相対評価商品情
報を、通信手段を介し、第2の端末装置4に送信する相
対評価商品情報送信手段と、を有することを特徴とする
商品情報提供装置3が提供される。
【0023】ここで、商品比較情報取得手段は、第1の
端末装置2によって入力された商品相互間の比較内容を
示す商品比較情報を、通信手段を介して取得し、商品比
較情報格納手段は、商品比較情報取得手段において取得
した商品比較情報を格納する。また、商品比較マップ作
成手段は、商品比較情報格納手段に格納された商品比較
情報を用い、商品に関する評価基準を座標に関連づける
ことによって商品相互間の相対関係を視覚的に表現した
商品比較マップを作成し、相対評価商品情報作成手段
は、商品比較マップ作成手段において作成された商品比
較マップを用い、商品相互間における相対的な評価内容
を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行
い、相対評価商品情報送信手段は、相対評価商品情報作
成手段において作成された相対評価商品情報を、通信手
段を介し、第2の端末装置4に送信する。
【0024】また、コンピュータに、第1の端末装置に
よって入力された商品相互間の比較内容を示す商品比較
情報を、通信手段を介して取得する商品比較情報取得ス
テップと、前記商品比較情報取得ステップにおいて取得
した前記商品比較情報を、記憶装置に格納する商品比較
情報格納ステップと、前記商品比較情報格納ステップに
おいて格納された前記商品比較情報を用い、前記商品に
関する評価基準を座標に関連づけることによって前記商
品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較マップ
を作成する商品比較マップ作成ステップと、前記商品比
較マップ作成ステップにおいて作成された前記商品比較
マップを用い、前記商品相互間における相対的な評価内
容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行
う相対評価商品情報作成ステップと、前記相対評価商品
情報作成ステップにおいて作成された前記相対評価商品
情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送信する相
対評価商品情報送信ステップと、を実行させるためのプ
ログラムが提供される。
【0025】さらに、コンピュータに、第1の端末装置
によって入力された商品相互間の比較内容を示す商品比
較情報を、通信手段を介して取得する商品比較情報取得
ステップと、前記商品比較情報取得ステップにおいて取
得した前記商品比較情報を、記憶装置に格納する商品比
較情報格納ステップと、前記商品比較情報格納ステップ
において格納された前記商品比較情報を用い、前記商品
に関する評価基準を座標に関連づけることによって前記
商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較マッ
プを作成する商品比較マップ作成ステップと、前記商品
比較マップ作成ステップにおいて作成された前記商品比
較マップを用い、前記商品相互間における相対的な評価
内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を
行う相対評価商品情報作成ステップと、前記相対評価商
品情報作成ステップにおいて作成された前記相対評価商
品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送信する
相対評価商品情報送信ステップと、を実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録
媒体が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明における商品情報
提供システム1の全体構成を例示した概念図である。
【0027】図1に例示するように、商品情報提供シス
テム1は、一般消費者等の利用者が使用するパーソナル
コンピュータ等の端末装置2、4及び商品情報の提供を
行う商品情報提供装置3を有しており、端末装置2、4
及び商品情報提供装置3は、インターネット等の通信手
段によって、相互に情報のやりとりが可能なように接続
されている。
【0028】商品情報提供システム1における処理を行
う場合、例えば、まず、商品情報提供装置3において、
消費者等から端末装置2を用いて提供された商品相互間
における比較情報である商品比較情報を収集し(ステッ
プS201)、収集した商品比較情報を商品情報提供装
置3の記憶装置3aに格納する(ステップS202)。
記憶装置3aに格納された商品比較情報は、例えば、商
品相互間の相関関係を視覚的に表現した商品比較マップ
の作成に用いられ(ステップS203)、このように作
成された商品比較マップは、商品相互間における相対的
評価内容を示す相対評価商品情報の作成に用いられる
(ステップS204)。作成された相対評価商品情報
は、例えば、通信手段を介して、端末装置4に提供され
る。
【0029】このようにすることにより、消費者から収
集した商品に関する比較情報を基に作成された商品に関
する公平な商品相互間の相対的な評価に関する情報を、
消費者が容易に入手することが可能となる。
【0030】次に、本発明における第1の実施の形態に
ついて説明する。図2は、本形態における商品情報提供
システム10の全体構成を例示した概念図である。
【0031】図2に例示するように、商品情報提供シス
テム10は、例えば、商品に関する情報の提供を行う商
品情報提供装置20、消費者等が商品比較情報の提供に
利用する第1の端末装置である端末装置30〜50、消
費者等が提供された商品に関する情報を利用する第2の
端末装置である端末装置60〜80、及び通信手段であ
るネットワーク90を有している。
【0032】商品情報提供装置20及び端末装置30〜
80は、例えば、パーソナルコンピュータ等であり、本
システムに関する各種情報の処理を行う。ネットワーク
90は、例えば、インターネット等の通信回線であり、
商品情報提供装置20及び端末装置30〜80相互間
を、情報のやりとりが可能なように接続する。
【0033】なお、図2の例では、1つの商品情報提供
装置20と6つの端末装置30〜80とによって、商品
情報提供システム10を構成することとしたが、2つ以
上の商品情報提供装置20によって商品情報提供システ
ム10を構成することとしてもよく、また、5つ以下或
いは7つ以上の端末装置30〜80によって商品情報提
供システム10を構成することとしてもよい。
【0034】図3は、本形態における商品情報提供装置
20のハードウェア構成を例示したブロック図である。
図3に例示するように、商品情報提供装置20は、例え
ば、CPU(Central processing
Unit:中央処理装置)21、HDD(Hard D
isk Drive:ハードディスク装置)22a、R
OM(ReadOnly Memory)22b、RA
M(Random Access Memory)22
c、ホストバス23a、ブリッジ23b、外部バス23
c、入力インターフェース24a、キーボード24b、
マウス24c、映像処理装置25a、CRT(Cath
ode−Ray Tube)ディスプレイ25b、及び
通信インターフェース26を有しており、通信インター
フェース26を介し、ネットワーク90と通信可能なよ
うに接続されている。
【0035】図3に例示するように、例えば、CPU2
1、HDD22a、ROM22b及びRAM22cは、
ホストバス23aと、それぞれ情報のやりとりが可能な
ように接続され、ホストバス23aは、ブリッジ23b
を介し、外部バス23cと情報のやりとりが可能なよう
に接続される。外部バス23cは、例えば、入力インタ
ーフェース24a、映像処理装置25a及び通信インタ
ーフェース26と、それぞれ情報のやりとりが可能なよ
うに接続され、入力インターフェース24aには、キー
ボード24b及びマウス24cが、映像処理装置25a
にはCRTディスプレイ25bが、それぞれ情報のやり
とりが可能なように接続される。
【0036】CPU21は、例えば、プロセッサを中心
とした構成となっており、図示していない発信器から供
給されるクロック信号に同期して、ROM22b、或い
はRAM22cに格納されているオペレーティングシス
テム、アプリケーションプログラム等の各種プログラム
を実行する。
【0037】HDD22aは、例えば、固定式の記憶装
置、ROM22bは、マスクROM等、RAM22c
は、ダイナミックRAM(DRAM:Dynamic
Random Access Memory)等であ
り、オペレーティングシステム、アプリケーションプロ
グラム等の各種プログラムや、プログラムの実行に必要
な各種データ等の格納を行う。
【0038】ホストバス23a及び外部バス23cは、
例えば、マイクロプロセッサ、メモリ等から構成される
情報伝達路であり、ブリッジ23bは、ホストバス23
a、外部バス23c間のデータを中継する。
【0039】入力インターフェース24aは、例えば、
キーボード24b及びマウス24cからの入力信号を外
部バス23cに中継する。映像処理装置25aは、例え
ば、CPU21の制御の下、外部バス23cから供給さ
れる映像のアナログデータ或いはデジタルデータに対応
するアナログ信号を生成し、生成したアナログ信号をC
RTディスプレイ25bに供給する。
【0040】CRTディスプレイ25bは、例えば、画
面表面の蛍光素材に電子ビームを当てることによって映
像の表示を行うブラウン管型のディスプレイであり、映
像処理装置25aから供給されたアナログ信号をもと
に、所定の映像の表示を行う。
【0041】通信インターフェース26は、例えば、I
EEE(Institute ofElectrica
l and Electronics Enginee
rs)の所定の規格に対応するインターフェースであ
り、商品情報提供装置20をネットワーク90と通信可
能なように接続する。
【0042】以上のようなハードウェア構成により、本
形態における商品情報提供装置20の処理機能を実現す
ることができる。図4は、本形態における商品情報提供
装置20の機能構成を例示したブロック図である。
【0043】図4に例示するように、商品情報提供装置
20は、例えば、利用者の個人情報を格納した個人情報
格納手段20a、販売された商品の販売履歴情報を格納
した販売履歴情報格納手段20b、第1の端末装置によ
って入力された商品相互間の比較内容を示す商品比較情
報を、通信手段を介して取得する商品比較情報取得手段
20c、商品比較情報取得手段20cにおいて取得した
商品比較情報を格納する商品比較情報格納手段20d、
商品一覧情報を格納した商品一覧情報格納手段20e、
商品一覧情報格納手段20eに格納された商品一覧情報
を第2の端末装置に提供する商品一覧情報提供手段20
f、商品比較マップ作成時に用いられる商品の評価基準
の選択項目を示す評価基準選択項目情報を格納する評価
基準選択項目情報格納手段20g、第2の端末装置か
ら、商品比較マップ作成時に用いられる商品の評価基準
を示す評価基準選択情報を取得する評価基準選択情報取
得手段20h、商品比較情報格納手段20dに格納され
た商品比較情報を用い、商品に関する評価基準を座標に
関連づけることによって商品相互間の相対関係を視覚的
に表現した商品比較マップを作成する商品比較マップ作
成手段20i、商品比較マップ作成手段20iにおいて
作成された商品比較マップを用い、商品相互間における
相対的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品
情報の作成を行う相対評価商品情報作成手段20j、相
対評価商品情報作成手段20jにおいて作成された相対
評価商品情報を、通信手段であるネットワーク90を介
し、第2の端末装置に送信する相対評価商品情報送信手
段20k、特定された商品の相対評価を示す個別商品相
対評価情報を生成する個別商品相対評価情報生成手段2
0l、及び個別商品相対評価情報生成手段20lによっ
て生成された個別商品相対評価情報を第2の端末装置に
提供する個別商品相対評価情報提供手段20mを有して
いる。
【0044】図4に例示するように、例えば、商品比較
情報取得手段20cは、個人情報格納手段20a、販売
履歴情報格納手段20b及び商品比較情報格納手段20
dと情報のやりとりが可能なように構成されている。ま
た、例えば、商品一覧情報格納手段20eは、商品一覧
情報提供手段20fと、評価基準選択項目情報格納手段
20gは、評価基準選択情報取得手段20hと、それぞ
れ情報のやりとりが可能なように構成され、評価基準選
択情報取得手段20hは、商品比較マップ作成手段20
iと、商品比較マップ作成手段20iは、商品比較情報
格納手段20d及び相対評価商品情報作成手段20j
と、相対評価商品情報作成手段20jは、相対評価商品
情報送信手段20kと、それぞれ情報のやりとりが可能
なように構成されている。さらに、例えば、商品比較情
報格納手段20dは、個別商品相対評価情報生成手段2
0lと、個別商品相対評価情報生成手段20lは、個別
商品相対評価情報提供手段20mと、それぞれ情報のや
りとりが可能なように構成されている。また、例えば、
商品比較情報取得手段20c、商品一覧情報提供手段2
0f、評価基準選択情報取得手段20h、相対評価商品
情報送信手段20k及び個別商品相対評価情報提供手段
20mは、ネットワーク90と通信可能なように接続さ
れる。
【0045】ここで、個人情報とは、例えば、本システ
ムを利用するための所定の利用契約を結んだ利用者の個
人情報を示す情報を意味し、また、商品比較情報とは、
例えば、消費者である利用者が判断し、この利用者によ
って提供される商品相互間の比較内容(例えば、商品の
優劣)を示す情報を意味する。また、商品一覧情報と
は、例えば、本システムにおいて情報提供を行う商品に
関する商品一覧を示す情報を意味し、評価基準選択項目
情報とは、例えば、後述する商品比較マップ作成時に用
いられる商品の評価基準の選択項目を示す情報を意味す
る。また、評価基準選択情報とは、例えば、商品比較マ
ップ作成時に用いられる利用者によって選択された商品
の評価基準を示す情報を、相対評価商品情報とは、例え
ば、商品相互間における相対的な評価内容を有する商品
情報を、個別商品相対評価情報とは、例えば、利用者に
よって特定された個々の商品に対する相対評価を示す情
報を、それぞれ意味する。
【0046】図5は、個人情報格納手段20aに格納さ
れる個人情報101のデータ構成を例示した概念図であ
る。図5に例示するように、個人情報101は、例え
ば、本システムの利用契約を結んだ利用者のIDである
「利用者ID」、利用者の「年齢」、「性別」、「職
業」、「趣味(1)」、「趣味(2)」、「趣味
(3)」、「アドレス」、「備考」に関する情報を有し
ている。
【0047】図5の例の場合、個人情報101は、「利
用者ID」として「001021」、「00102
2」、「001023」、「001024」を有してお
り、利用者ID「001021」に対応する利用者の
「年齢」、「性別」、「職業」、「趣味(1)」、「趣
味(2)」、「趣味(3)」、「アドレス」として、
「37」、「男」、「会社員」、「音楽」、「PC」、
「旅行」、「abc@aa」を、「001022」に対
応する利用者の「年齢」、「性別」、「職業」、「趣味
(1)」、「趣味(2)」、「趣味(3)」、「アドレ
ス」として、「22」、「女」、「会社員」、「旅
行」、「テニス」、「英会話」、「abb@aa」を、
「001023」に対応する利用者の「年齢」、「性
別」、「職業」、「趣味(1)」、「趣味(2)」、
「趣味(3)」、「アドレス」として、「46」、
「女」、「主婦」、「テニス」、「生け花」、「料
理」、「aaa@aa」を、「001024」に対応す
る利用者の「年齢」、「性別」、「職業」、「趣味
(1)」、「趣味(2)」、「趣味(3)」、「アドレ
ス」として、「16」、「男」、「学生」、「バイ
ク」、「ピアノ」、「油絵」、「ccc@aa」を、そ
れぞれ有している。
【0048】なお、この個人情報格納手段20aへの個
人情報101の格納及び更新は、例えば、本システムの
利用を希望する利用者が所定の利用契約を行う際に行わ
れ、この個人情報101を構成する各情報は、例えば、
この利用契約時に契約者から提供された情報を基に構成
されるものとする。
【0049】図6は、販売履歴情報格納手段20bに格
納される販売履歴情報102のデータ構成を例示した概
念図である。図6に例示するように、販売履歴情報10
2は、例えば、各商品ごとに別個のテーブルとして構成
され、各テーブルごとに、その商品の「商品分類」、
「商品名」、「購入者ID」、「備考」に関する情報を
有している。
【0050】図6の例の場合、販売履歴情報102は、
「商品分類」として「書籍」を、商品名として「初めて
のJava」を、「購入者ID」として「00102
1」、「001525」、「003423」、「004
324」を、それぞれ有している。
【0051】なお、この販売履歴情報格納手段20bへ
の販売履歴情報102の格納及び更新は、例えば、本シ
ステムの利用契約を結んでいる利用者が商品を購入した
際にオンラインで供給される情報、或いは、利用者から
の情報提供によって供給される情報等によって行われ
る。
【0052】図7は、商品比較情報格納手段20dに格
納される商品比較情報103のデータ構成を例示した概
念図である。図7に例示するように、商品比較情報10
3は、例えば、各商品ごとに別個のテーブルとして構成
され、各テーブルごとに、その商品に対する比較情報を
提供した利用者のIDである「利用者ID」、「評価日
時」、「評価基準」、利用者が比較した商品よりも優れ
ていると判断した商品名である「商品名(勝る方)」、
利用者が比較した商品よりも劣ると判断した商品名であ
る「商品名(劣る方)」、利用者が比較した商品よりも
優れていると判断した商品に対するコメントである「コ
メント(勝る方)」、利用者が比較した商品よりも劣っ
ていると判断した商品に対するコメントである「コメン
ト(劣る方)」に関する情報を有している。
【0053】図7の例の場合、商品比較情報103は、
「利用者ID」として「002362」、「00365
2」、「001021」、「002298」を有してお
り、利用者ID「002362」に対応する利用者の
「評価日時」、「評価基準」、「商品名(勝る方)」、
「商品名(劣る方)」、「コメント(勝る方)」とし
て、「2001.4.17」、「分かりやすさ」、「初
めてのJava」、「Java入門」、「説明が丁寧で
ある」を、利用者ID「003652」に対応する利用
者の「評価日時」、「評価基準」、「商品名(勝る
方)」、「商品名(劣る方)」として、「2001.
4.18」、「内容の豊富さ」、「Java総解説」、
「分かるJava」を、利用者ID「001021」に
対応する利用者の「評価日時」、「評価基準」、「商品
名(勝る方)」、「商品名(劣る方)」、「コメント
(勝る方)」として、「2001.4.21」、「分か
りやすさ」、「分かるJava」、「Java入門」、
「図が多いのがいい」を、利用者ID「002298」
に対応する利用者の「評価日時」、「評価基準」、「商
品名(勝る方)」、「商品名(劣る方)」、「コメント
(劣る方)」として、「2001.4.23」、「分か
りやすさ」、「初めてのJava」、「分かるJav
a」、「専門用語が多い」を、それぞれ有している。
【0054】なお、この商品比較情報格納手段20dへ
の商品比較情報103の格納及び更新は、例えば、本シ
ステムの利用契約を結んだ利用者から提供された情報に
よって行われる。この詳細については後述する。
【0055】図8は、商品一覧情報格納手段20eに格
納される商品一覧情報104のデータ構成を例示した概
念図である。図8に例示するように、商品一覧情報10
4は、例えば、各商品分類ごとに別個のテーブルとして
構成され、各テーブルごとに、「商品分類」、「商品
名」、「出版社」、「出版年」に関する情報を有してい
る。
【0056】図8の例の場合、商品一覧情報104は、
「商品分類」として「書籍(Java)」を、「商品
名」として「初めてのJava」、「よく分かるJav
a」、「図解Java」、「ステップアップJav
a」、「分かりやすいJava」、「Java文法詳
説」を、「出版社」として「XX書店」、「YY書
房」、「ZZ出版」、「AA書店」、「BB出版」、
「CC書房」を、「出版年」として「1999」、「1
998」、「1999」、「2000」、「199
9」、「1997」を、それぞれ有している。
【0057】なお、商品一覧情報格納手段20eへの商
品一覧情報104の格納及び更新は、例えば、店舗等か
ら提供された情報によって行われる。図9は、評価基準
選択項目情報格納手段20gに格納される評価基準選択
項目情報105のデータ構成を例示した概念図である。
【0058】図9に例示するように、評価基準選択項目
情報105は、例えば、各商品分類ごとに別個のテーブ
ルとして構成され、各テーブルごとに、「商品分類」及
び「評価基準選択項目」に関する情報を有している。
【0059】図9の例の場合、評価基準選択項目情報1
05は、「商品分類」として「書籍(Java関連)」
を、「評価基準選択項目」として「分かりやすさの
面」、「内容の豊富さの面」、「体裁の見やすさの
面」、「C言語経験者向けの点」を有している。
【0060】なお、評価基準選択項目情報格納手段20
gへの評価基準選択項目情報105の格納及び更新は、
例えば、本システムの提供を行うサービス提供者が行う
データ更新時等に行われる。
【0061】図10は、本形態における第1の端末装置
である端末装置30のハードウェア構成を例示したブロ
ック図である。図10に例示するように、端末装置30
は、例えば、CPU31、HDD32a、ROM32
b、RAM32c、ホストバス33a、ブリッジ33
b、外部バス33c、入力インターフェース34a、キ
ーボード34b、マウス34c、映像処理装置35a、
CRTディスプレイ35b、及び通信インターフェース
36を有しており、通信インターフェース36を介し、
ネットワーク90と通信可能なように接続されている。
【0062】図10に例示するように、例えば、CPU
31、HDD32a、ROM32b及びRAM32c
は、ホストバス33aと、それぞれ情報のやりとりが可
能なように接続され、ホストバス33aは、ブリッジ3
3bを介し、外部バス33cと情報のやりとりが可能な
ように接続される。外部バス33cは、例えば、入力イ
ンターフェース34a、映像処理装置35a及び通信イ
ンターフェース36と、それぞれ情報のやりとりが可能
なように接続され、入力インターフェース34aには、
キーボード34b及びマウス34cが、映像処理装置3
5aにはCRTディスプレイ35bが、それぞれ情報の
やりとりが可能なように接続される。
【0063】CPU31は、例えば、プロセッサを中心
とした構成となっており、図示していない発信器から供
給されるクロック信号に同期して、ROM32b、或い
はRAM32cに格納されているオペレーティングシス
テム、アプリケーションプログラム等の各種プログラム
を実行する。
【0064】HDD32aは、例えば、固定式の記憶装
置、ROM32bは、マスクROM等、RAM32c
は、ダイナミックRAM等であり、オペレーティングシ
ステム、アプリケーションプログラム等の各種プログラ
ムや、プログラムの実行に必要な各種データ等の格納を
行う。
【0065】ホストバス33a及び外部バス33cは、
例えば、マイクロプロセッサ、メモリ等から構成される
情報伝達路であり、ブリッジ33bは、ホストバス33
a、外部バス33c間のデータを中継する。
【0066】入力インターフェース34aは、例えば、
キーボード34b及びマウス34cからの入力信号を外
部バス33cに中継する。映像処理装置35aは、例え
ば、CPU31の制御の下、外部バス33cから供給さ
れる映像のアナログデータ或いはデジタルデータに対応
するアナログ信号を生成し、生成したアナログ信号をC
RTディスプレイ35bに供給する。
【0067】CRTディスプレイ35bは、例えば、画
面表面の蛍光素材に電子ビームを当てることによって映
像の表示を行うブラウン管型のディスプレイであり、映
像処理装置35aから供給されたアナログ信号をもと
に、所定の映像の表示を行う。
【0068】通信インターフェース36は、例えば、I
EEEの所定の規格に対応するインターフェースであ
り、端末装置30をネットワーク90と通信可能なよう
に接続する。
【0069】以上のようなハードウェア構成により、本
形態における端末装置30の処理機能を実現することが
できる。なお、ここでは説明を省略するが、その他の第
1の端末装置である端末装置40、50についても、例
えば、端末装置30と同等なハードウェア構成をとるも
のとする。
【0070】図11は、本形態における第1の端末装置
である端末装置30の機能構成を例示したブロック図で
ある。図11に例示するように、端末装置30は、例え
ば、商品情報提供装置20から、ネットワーク90を介
して提供された商品比較入力依頼情報を取得する商品比
較入力依頼情報取得手段30a、商品比較入力依頼情報
取得手段30aにおいて取得した商品比較入力依頼情報
を表示させる商品比較入力依頼情報表示手段30b、商
品比較情報の入力を受け付ける商品比較情報入力手段3
0c、及び商品比較情報入力手段30cにおいて入力さ
れた商品比較情報の送信を行う商品比較情報送信手段3
0dを有している。
【0071】図11に例示するように、例えば、商品比
較入力依頼情報取得手段30aは、商品比較入力依頼情
報表示手段30bと、商品比較情報入力手段30cは、
商品比較情報送信手段30dと、それぞれ情報のやりと
りが可能なように構成され、商品比較入力依頼情報取得
手段30a及び商品比較情報送信手段30dは、それぞ
れ、ネットワーク90と通信可能なように構成されてい
る。
【0072】なお、ここでは説明を省略するが、端末装
置40、50についても、例えば、端末装置30と同様
な機能構成をとるものとする。また、ここで、商品比較
入力依頼情報とは、例えば、商品比較情報の入力を利用
者に促すために商品情報提供装置20から提供される情
報を意味する。
【0073】図12は、本形態における第2の端末装置
である端末装置60の機能構成を例示したブロック図で
ある。図12に例示するように、端末装置60は、例え
ば、商品情報提供装置20から、ネットワーク90を介
して送信された商品一覧情報を取得する商品一覧情報取
得手段60a、商品一覧情報取得手段60aによって取
得した商品一覧情報を表示させる商品一覧情報表示手段
60b、商品情報提供装置20から、ネットワーク90
を介して送信された評価基準選択依頼情報を取得する評
価基準選択依頼情報取得手段60c、評価基準選択依頼
情報取得手段60cによって取得した評価基準選択依頼
情報を表示させる評価基準選択依頼情報表示手段60
d、評価基準選択情報の入力を受け付ける評価基準選択
情報入力手段60e、評価基準選択情報入力手段60e
において入力された評価基準選択情報を送信する評価基
準選択情報送信手段60f、商品に関する評価基準を座
標に関連づけることによって商品相互間の相対関係を視
覚的に表現した商品比較マップを用いて作成された商品
相互間における相対的な評価内容を有する商品情報であ
る相対評価商品情報を、通信手段を介し、端末装置によ
って取得する相対評価商品情報取得手段60g、相対評
価商品情報取得手段60gにおいて取得された相対評価
商品情報を表示させる相対評価商品情報表示手段60
h、商品情報提供装置20から、ネットワーク90を介
して送信された個別商品相対評価情報を取得する個別商
品相対評価情報取得手段60i、及び、個別商品相対評
価情報取得手段60iにおいて取得された個別商品相対
評価情報を表示させる個別商品相対評価情報表示手段6
0jを有している。
【0074】図12に例示するように、例えば、商品一
覧情報取得手段60aは、商品一覧情報表示手段60b
と、評価基準選択依頼情報取得手段60cは、評価基準
選択依頼情報表示手段60dと、評価基準選択情報入力
手段60eは、評価基準選択情報送信手段60fと、相
対評価商品情報取得手段60gは、相対評価商品情報表
示手段60hと、個別商品相対評価情報取得手段60i
は、個別商品相対評価情報表示手段60jと、それぞれ
情報のやりとりが可能なように構成され、商品一覧情報
取得手段60a、評価基準選択依頼情報取得手段60
c、評価基準選択情報送信手段60f、相対評価商品情
報取得手段60g及び個別商品相対評価情報取得手段6
0iは、それぞれネットワーク90と通信可能なように
構成されている。
【0075】なお、ここでは説明を省略するが、端末装
置70、80についても、例えば、端末装置60と同様
な機能構成をとるものとする。また、ここでは説明を省
略するが、第2の端末装置である端末装置60〜80の
ハードウェア構成は、例えば、端末装置30と同様とす
る。
【0076】次に、本形態における商品情報提供システ
ム10の処理動作について説明する。本形態における商
品情報提供システム10の処理動作は、例えば、商品比
較情報の収集を行う商品比較情報処理、及び収集した商
品比較情報を用いて、利用者に相対評価情報を提供する
相対評価情報提供処理とに大別される。以下では、まず
商品比較情報処理についての説明を行い、その後、相対
評価情報提供処理についての説明を行う。
【0077】図13は、本形態の商品情報提供システム
10によって行われる商品比較情報処理を説明するため
のフローチャートである。以下、このフローチャートに
沿って、商品情報提供システム10によって行われる商
品比較情報処理の説明を行っていく。
【0078】ステップS1:本ステップでは、例えば、
商品情報提供装置20の商品比較情報取得手段20cに
おいて、商品比較入力依頼情報の生成を行う。
【0079】ここで、商品比較入力依頼情報とは、利用
者に商品比較情報の入力を促すためのGUI(Grap
hical User Interface)等の情報
であり、例えば、図示していない記憶装置に格納された
所定のフォーマットに従って生成される情報である。
【0080】商品比較入力依頼情報が生成されると、例
えば、次に、ステップS2に移る。 ステップS2:本ステップでは、例えば、商品比較情報
取得手段20cにおいて、ステップS1において生成さ
れた商品比較入力依頼情報を、ネットワーク90を介し
て、端末装置30〜50に送信する。
【0081】ここでの商品比較入力依頼情報の送信は、
例えば、個人情報格納手段20aに格納されている個人
情報101に示される利用者が利用する端末装置30〜
50全てに対して行われることとしてもよく、また、所
定の条件によって選び出した利用者が利用している端末
装置のみに対して行われることとしてもよい。また、販
売履歴情報格納手段20bに格納されている販売履歴情
報102に示される特定の商品の購入を行った利用者の
端末装置30〜50のみに、この商品比較入力依頼情報
を送信することとしてもよい。また、商品比較入力依頼
情報の送信は、例えば、商品比較入力依頼情報の送信先
となる利用者の特定後、その利用者のアドレスを個人情
報格納手段20aに格納されている個人情報101から
抽出し、抽出したアドレスを指定して行われる。
【0082】商品比較入力依頼情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS3に移る。 ステップS3:本ステップでは、例えば、ネットワーク
90を介して送信された商品比較入力依頼情報を、端末
装置30の商品比較入力依頼情報取得手段30aによっ
て受信する。
【0083】商品比較入力依頼情報を受信した商品比較
入力依頼情報取得手段30aは、例えば、その商品比較
入力依頼情報を商品比較入力依頼情報表示手段30bに
送る。
【0084】商品比較入力依頼情報が商品比較入力依頼
情報表示手段30bに送られると、例えば、次に、ステ
ップS4に移る。 ステップS4:本ステップでは、例えば、ステップS3
において受信した商品比較入力依頼情報を、商品比較入
力依頼情報表示手段30bによって表示させる。
【0085】具体的には、例えば、図10に例示した映
像処理装置35aによって、商品比較入力依頼情報に対
応するアナログ信号を生成し、生成したアナログ信号を
CRTディスプレイ35bに供給し、CRTディスプレ
イ35bによって、このアナログ信号に示される内容を
表示することによって行われる。
【0086】図14及び図15は、このように商品比較
入力依頼情報表示手段30bによって表示させた商品比
較入力依頼情報である商品比較入力依頼画面111、1
12を例示した図である。ここで、図14は、特に商品
の購入者という限定を行わずに配信される商品比較入力
依頼情報を表示した商品比較入力依頼画面111を例示
しており、図15は、商品の購入者のみに送信される商
品比較入力依頼情報を表示した商品比較入力依頼画面1
12を例示した図である。
【0087】図14に例示するように、商品比較入力依
頼画面111は、例えば、「分かりやすさの面」、「内
容の豊富さの面」等の評価項目ごとに区分され、各区分
ごとに設けられた、比較対象として選択された商品に関
する情報を入力する比較対照商品選択欄111a〜11
1f、及びその比較に対するコメントを入力するコメン
ト入力欄111g〜111lによって構成される。
【0088】また、図15に例示するように、商品比較
入力依頼画面112は、例えば、「分かりやすさの
面」、「内容の豊富さの面」等の評価項目ごとに区分さ
れ、各区分ごとに設けられた、比較対象として選択され
た商品に関する情報を入力する比較対照商品選択欄11
2a、112b、及びその比較に対するコメントを入力
するコメント入力欄112e〜112hによって構成さ
れる。
【0089】このような商品比較入力依頼画面111、
112が表示されると、例えば、次に、ステップS5に
移る。 ステップS5:本ステップでは、例えば、端末装置30
の商品比較情報入力手段30cによって、商品比較情報
の入力を受け付ける。
【0090】本ステップにおける商品比較情報の入力
は、例えば、消費者である利用者が、自己の経験を基
に、図10に例示したキーボード34b及びマウス34
cを用い、図14或いは図15に例示した商品比較入力
依頼画面111、112の比較対照商品選択欄111a
〜111f、112a、112b、及びコメント入力欄
111g〜111l、112e〜112hに、所定の情
報を入力することによって行われる。
【0091】具体的には、例えば、利用者が「Java
入門」という書籍と、「分かるJava」という書籍を
比較した結果、分かりやすさの面で「分かるJava」
という書籍が優れていると判断し、その理由が「図が多
くて分かりやすい」というものであった場合、その利用
者は、例えば、図14に例示するように、商品比較入力
依頼画面111の比較対照商品選択欄111aに「Ja
va入門」という文字を、比較対照商品選択欄111b
に「分かるJava」という文字を、それぞれ入力し、
コメント入力欄111hに「図が多くて分かりやすい」
という文字を入力する。
【0092】また、例えば、「初めてのJava」とい
う書籍を購入した利用者が、その書籍と「分かるJav
a」という書籍とを比較し、分かりやすさの面で「分か
るJava」という書籍が劣っている判断し、その理由
が「専門用語が多い」というものであった場合、その利
用者は、例えば、図15に例示するように、商品比較入
力依頼画面112の比較対照商品選択欄112aに「分
かるJava」という文字を、コメント入力欄112e
に「専門用語が多い」という文字を、それぞれ入力す
る。
【0093】また、上述したような入力形態ではなく、
例えば、比較対照となる商品を固定し、その商品に対す
る優劣を投票するという形態でこの商品比較情報の入力
を行うこととしてもよい。さらに、この商品比較情報の
入力に際し、その商品比較情報の入力を行った利用者に
報酬(現金、商品券、割引券等)を与える構成としても
よい。ここでの報酬は、商品比較情報を入力した各利用
者に対し、均一に支払われることとしてもよく、また、
新商品等、商品比較情報の提供が少ない商品に対して商
品比較情報の提供を行った利用者に対する報酬を増額す
る構成としてもよい。また、商品の優劣だけではなく、
保守的、革新的といった情報や、仕事向け、家庭向けと
いった商品の優劣ではない内容を示す情報の入力を、商
品比較情報として受け付ける構成としてもよい。
【0094】このように商品比較情報の入力が行われる
と、例えば、次に、ステップS6に移る。 ステップS6:本ステップでは、例えば、ステップS5
において、商品比較情報入力手段30cにおいて入力さ
れた商品比較情報を、商品比較情報送信手段30dによ
って送信する。
【0095】具体的には、例えば、商品比較入力依頼画
面111、112の比較対照商品選択欄111a〜11
1f、112a〜112d、及びコメント入力欄111
g〜111l、112e〜112hに入力された内容
を、商品比較情報として、商品情報提供装置20のアド
レスを指定し、ネットワーク90を介して送信する。
【0096】商品比較情報が送信されると、例えば、次
に、ステップS7に移る。 ステップS7:本ステップでは、例えば、ステップS6
において送信された商品比較情報を、ネットワーク90
を介し、商品情報提供装置20の商品比較情報取得手段
20cによって受信する(商品比較情報取得ステッ
プ)。
【0097】商品比較情報が受信されると、例えば、次
に、ステップS8に移る。 ステップS8:本ステップでは、例えば、商品比較情報
取得ステップ(ステップS7)において取得した商品比
較情報を、商品比較情報格納手段20dに格納する(商
品比較情報格納ステップ)。
【0098】本ステップにおける商品比較情報の格納
は、例えば、その商品比較情報を提供した利用者のI
D、その提供が行われた日時、提供された商品比較情報
に含まれる評価基準、商品名、コメント等の情報によ
り、図7に例示した商品比較情報格納手段20dに格納
された商品比較情報103の内容を更新することによっ
て行われる。これにより、例えば、図7に例示した商品
比較情報格納手段20dには、複数の利用者から提供さ
れた商品比較情報103が順次蓄えられていくこととな
る。
【0099】次に、商品情報提供システム10によって
行われる相対評価情報提供処理について説明を行う。図
16は、商品情報提供システム10によって行われる相
対評価情報提供処理を説明するためのフローチャートを
例示した図である。以下、このフローチャートに沿っ
て、商品情報提供システム10によって行われる相対評
価情報提供処理の説明を行っていく。
【0100】ステップS11:本ステップでは、例え
ば、端末装置30に商品一覧画面を表示させる。この処
理の詳細については、後述する。
【0101】ステップS12:本ステップでは、利用者
によって商品の相対評価情報が要求されたか否か判断す
る。ここで、商品の相対評価情報が要求されたと判断さ
れた場合、ステップS13に進む。商品の相対評価情報
が要求されていないと判断された場合、ステップS14
に進む。
【0102】ステップS13:本ステップでは、例え
ば、商品情報提供装置20によって、相対評価情報の提
供処理を行う。この詳細については後述する。
【0103】ステップS14:本ステップでは、例え
ば、利用者によって選定された商品の商品購入処理を行
う。具体的には、例えば、インターネット等による商品
のオンライン購入処理等を行う。
【0104】図17は、図16に例示したフローチャー
トにおけるステップS11の処理の詳細を例示したフロ
ーチャートである。以下、このフローチャートに沿っ
て、ステップS11における処理の詳細を説明してい
く。
【0105】ステップS21:本ステップでは、例え
ば、第2の端末装置である端末装置60の商品一覧情報
取得手段60aによって、商品一覧情報取得要求情報の
入力を受け付ける。
【0106】ここで商品一覧情報取得要求情報とは、例
えば、商品情報提供装置20からの商品一覧情報の取得
を要求する情報であり、この商品一覧情報取得要求情報
の入力は、例えば、端末装置60が有するキーボード等
を用い、特定の商品分野を指定して行われる。
【0107】商品一覧情報取得要求情報の入力が行われ
ると、例えば、次に、ステップS22に移る。 ステップS22:本ステップは、例えば、ステップS2
2において入力された商品一覧情報取得要求情報を、ネ
ットワーク90を介し、商品情報提供装置20に送信す
る。
【0108】商品一覧情報取得要求情報の送信は、例え
ば、商品情報提供装置20のアドレスを指定して行わ
れ、このように商品一覧情報取得要求情報の送信が終了
すると、例えば、次に、ステップS23に移る。
【0109】ステップS23:本ステップでは、例え
ば、ステップS22において端末装置60によって送信
された商品一覧情報取得要求情報を、商品情報提供装置
20の商品一覧情報提供手段20fによって受信する。
【0110】商品一覧情報取得要求情報が受信される
と、例えば、次に、ステップS24に移る。 ステップS24:本ステップでは、例えば、商品一覧情
報提供手段20fにおいて受信した商品一覧情報取得要
求情報によって指定された分野の商品に関する商品一覧
情報を、商品一覧情報提供手段20fにより、商品一覧
情報格納手段20eから抽出する。
【0111】商品一覧情報が抽出されると、例えば、次
に、ステップS25に移る。 ステップS25:本ステップでは、例えば、ステップS
24において、商品一覧情報提供手段20fによって抽
出された商品一覧情報を、商品一覧情報提供手段20f
により、ネットワーク90を介して、その商品一覧情報
の取得を要求した端末装置60に送信する。
【0112】商品一覧情報が送信されると、例えば、次
に、ステップS26に移る。 ステップS26:本ステップでは、例えば、ステップS
25において、商品情報提供装置20から送信された商
品一覧情報を、端末装置60の商品一覧情報取得手段6
0aによって受信する。
【0113】このように商品一覧情報を受信した商品一
覧情報取得手段60aは、例えば、その商品一覧情報
を、商品一覧情報表示手段60bに送る。商品一覧情報
が商品一覧情報表示手段60bに送られると、例えば、
次に、ステップS27に移る。
【0114】ステップS27:本ステップでは、例え
ば、ステップS26において、商品一覧情報取得手段6
0aから送られた商品一覧情報を、商品一覧情報表示手
段60bにおいて表示させる。
【0115】図18は、このように商品一覧情報表示手
段60bよって表示された商品一覧情報を示す商品一覧
表示画面113を例示した図である。なお、図18の例
では、商品分野として、Javaに関する書籍が選択さ
れた場合の表示例を示している。
【0116】図18に例示するように、商品一覧表示画
面113は、「初めてのJava」、「よく分かるJa
va」、「図解Java」、「ステップアップJav
a」、「分かりやすいJava」、「Java文法詳
説」といった商品名(書籍名)、「XX書店」、「YY
書房」、「ZZ出版」、「AA書店」、「BB出版」、
「CC書房」といった出版社名、及び「1999」、
「1998」、「1999」、「2000」、「199
9」、「1997」といった出版年から構成された商品
選択欄133b、商品購入処理を行う際にクリックする
商品購入処理ボタン133c、及び商品の相対評価情報
を要求する際にクリックする位置づけ表示ボタン133
aによって構成されている。
【0117】この商品一覧表示画面113を閲覧した利
用者は、例えば、商品選択欄133bに表示された商品
から所定の商品を選択し、その購入処理を行うか、或い
は、商品選択欄133bに表示された商品分野に関する
相対評価情報の提供を要求するか決定する。
【0118】ここで、利用者が商品の購入処理を選択す
る場合、その利用者は、例えば、商品選択欄133bか
ら購入を希望する商品を特定し(例えば、特定した商品
の商品名部分をクリックし)、その後、商品購入処理ボ
タン133cをクリックする。これにより、図16のフ
ローチャートに例示したステップS14の処理が開始さ
れる。
【0119】一方、利用者が商品選択欄133bに表示
された商品分野に関する相対評価情報の提供を要求する
場合、その利用者は、例えば、位置づけ表示ボタン13
3aをクリックする。これにより、図16のフローチャ
ートに例示したステップS13の処理が開始される。
【0120】図19から図21は、図16に例示したフ
ローチャートにおけるステップS13の処理の詳細を例
示したフローチャートである。以下、このフローチャー
トに沿って、ステップS13における処理の詳細を説明
していく。
【0121】ステップS31:本ステップでは、例え
ば、端末装置60の評価基準選択依頼情報取得手段60
cによって、相対評価情報要求情報を、ネットワーク9
0を介し、商品情報提供装置20に送信する。
【0122】ここで、相対評価情報要求情報とは、例え
ば、相対評価情報の取得を要求する旨を示す情報であ
り、また、この相対評価情報要求情報の入力は、例え
ば、図18に例示した位置づけ表示ボタン133aをク
リックすることによって行われたものである。
【0123】相対評価情報要求情報が商品情報提供装置
20に送信されると、例えば、次に、ステップS32に
移る。 ステップS32:本ステップでは、例えば、ステップS
31において、端末装置60からネットワーク90を介
して送信された相対評価情報要求情報を、商品情報提供
装置20の評価基準選択情報取得手段20hによって受
信する。
【0124】相対評価情報要求情報が評価基準選択情報
取得手段20hによって受信されると、例えば、次に、
ステップS33に移る。 ステップS33:本ステップでは、例えば、評価基準選
択情報取得手段20hによって、評価基準選択依頼情報
の生成を行う。
【0125】ここで評価基準選択依頼情報とは、例え
ば、後述する商品比較マップ(商品相互間の相対関係を
視覚的に表現したマップ)を作成する際の評価基準の選
定を利用者に依頼するためのGUI等を示す情報を意味
する。また、評価基準選択依頼情報の生成は、例えば、
評価基準選択情報取得手段20hによって、評価基準選
択項目情報格納手段20gに格納されている評価基準選
択項目情報105を抽出し、抽出した評価基準選択項目
情報105を、利用者による選択入力に適した形式に加
工することによって行われる。
【0126】評価基準選択依頼情報が生成されると、例
えば、次に、ステップS34に移る。 ステップS34:本ステップでは、例えば、ステップS
33において、生成された評価基準選択依頼情報を、評
価基準選択情報取得手段20hにより、ネットワーク9
0を介し、端末装置60に送信する。
【0127】評価基準選択依頼情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS35に移る。 ステップS35:本ステップでは、例えば、端末装置6
0の評価基準選択依頼情報取得手段60cによって、商
品情報提供装置20からネットワーク90を介して送信
された評価基準選択依頼情報を受信する。
【0128】評価基準選択依頼情報取得手段60cによ
って受信された評価基準選択依頼情報は評価基準選択依
頼情報表示手段60dに送られ、例えば、次に、ステッ
プS36に移る。
【0129】ステップS36:本ステップでは、例え
ば、ステップS35において、評価基準選択依頼情報取
得手段60cから送られた評価基準選択依頼情報を、評
価基準選択依頼情報表示手段60dにおいて表示させ
る。
【0130】図22は、このように、評価基準選択依頼
情報表示手段60dによって表示された評価基準選択依
頼情報を示す評価基準選択画面114を例示した図であ
る。図22に例示するように、評価基準選択画面114
は、例えば、「分かりやすさの面」、「内容の豊富さの
面」、「体裁の見やすさの面」、「C言語経験者向けの
点」等の評価基準項目が表示された評価基準選択欄11
4a、及び、評価基準項目を決定する際にクリックする
確認ボタン114bによって構成されている。
【0131】評価基準選択依頼情報が表示されると、例
えば、次に、ステップS37に移る。 ステップS37:本ステップでは、例えば、端末装置6
0の評価基準選択情報入力手段60eにおいて、評価基
準選択情報の入力を受け付ける。
【0132】本ステップにおける評価基準選択情報の入
力は、例えば、図22に例示した評価基準選択画面11
4を用いて行われる。例えば、利用者が商品相互間にお
ける「分かりやすさ」と「内容の豊富さ」に関する相対
的な評価内容を知りたいと希望する場合、その利用者
は、評価基準選択欄114aの「分かりやすさの面」及
び「内容の豊富さの面」という部分をクリックし、その
後、確認ボタン114bをクリックする。これにより、
例えば、「分かりやすさの面」と「内容の豊富さの面」
とを評価基準とする旨の情報が評価基準選択情報として
入力されたこととなり、このように入力された評価基準
選択情報は、例えば、評価基準選択情報送信手段60f
に送られる。
【0133】評価基準選択情報が評価基準選択情報送信
手段60fに送られると、例えば、次に、ステップS3
8に進む。 ステップS38:本ステップでは、例えば、ステップS
37において、評価基準選択情報入力手段60eから評
価基準選択情報送信手段60fに送られた評価基準選択
情報を、評価基準選択情報送信手段60fにより、ネッ
トワーク90を介し、商品情報提供装置20に送信す
る。
【0134】評価基準選択情報が送信されると、例え
ば、次に、ステップS39に移る。 ステップS39:本ステップでは、例えば、ステップS
38において、評価基準選択情報送信手段60fによ
り、ネットワーク90を介して送信された評価基準選択
情報を、商品情報提供装置20の評価基準選択情報取得
手段20hによって受信する(評価基準選択情報取得ス
テップ)。
【0135】評価基準選択情報取得手段20hによって
受信された評価基準選択情報は、例えば、商品比較マッ
プ作成手段20iに送られる。商品比較マップ作成手段
20iに評価基準選択情報が送られると、例えば、次
に、ステップS40に移る。
【0136】ステップS40:本ステップでは、例え
ば、商品比較マップ作成手段20iにおいて、商品比較
情報格納手段20dに格納された商品比較情報を用い、
商品に関する評価基準を座標に関連づけることによって
商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較マッ
プを作成する(商品比較マップ作成ステップ)。
【0137】本ステップにおける商品比較マップの生成
は、例えば、商品比較情報格納手段20dに格納された
商品比較情報の他、ステップS39において、評価基準
選択情報取得手段20hから送られた評価基準選択情報
を用いて行われる。この商品比較マップの生成手順につ
いては後述する。
【0138】生成された商品比較マップは、例えば、次
に、相対評価商品情報作成手段20jに送られ、次の、
ステップS41の処理に移る。 ステップS41:本ステップでは、例えば、ステップS
40において商品比較マップ作成手段20iから送られ
た商品比較マップを用い、相対評価商品情報作成手段2
0jにおいて、商品相互間における相対的な評価内容を
有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行う
(相対評価商品情報作成ステップ)。
【0139】本ステップにおいて作成される相対評価商
品情報は、例えば、ステップS40において商品比較マ
ップ作成手段20iから送られた商品比較マップを第2
の端末装置である端末装置60に表示させ、その後の入
力処理を実行させるためのGUI等の情報である。
【0140】相対評価商品情報作成手段20jおいて作
成された相対評価商品情報は、例えば、次に、相対評価
商品情報送信手段20kに送られ、次の、ステップS4
2の処理に移る。
【0141】ステップS42:本ステップでは、例え
ば、ステップS41において、相対評価商品情報作成手
段20jから相対評価商品情報送信手段20kに送られ
た相対評価商品情報を、相対評価商品情報送信手段20
kにより、ネットワーク90を介し、端末装置60に送
信する(相対評価商品情報送信ステップ)。
【0142】相対評価商品情報が送信されると、例え
ば、次に、ステップS43に移る。 ステップS43:本ステップでは、例えば、ステップS
42において、商品情報提供装置20から送信された相
対評価商品情報を、端末装置60の相対評価商品情報取
得手段60gにおいて受信する。
【0143】相対評価商品情報取得手段60gによって
受信された相対評価商品情報は、例えば、次に、相対評
価商品情報表示手段60hに送られる。相対評価商品情
報が相対評価商品情報表示手段60hに送られると、例
えば、次に、ステップS44に移る。
【0144】ステップS44:本ステップでは、例え
ば、ステップS43において、相対評価商品情報取得手
段60gから送られた相対評価商品情報を、相対評価商
品情報表示手段60hにおいて表示させる。
【0145】図23は、本ステップにおいて、相対評価
商品情報表示手段60hによって表示された相対評価商
品情報を示す相対評価商品情報表示画面115を例示し
た図である。
【0146】図23に例示するように、相対評価商品情
報表示画面115は、例えば、ステップS40において
作成された商品比較マップ115a、商品を個別に相対
比較した情報である個別商品相対評価情報を表示させる
商品を決定する際にクリックする確認ボタン115b、
及び評価基準の再選択を行う際にクリックする評価基準
選択ボタン115cを有している。
【0147】図23に例示するように、商品比較マップ
115aは、例えば、各商品に関する評価基準を座標に
関連づけることによって商品相互間の相対関係を視覚的
に表現したグラフである。図23の例の場合、商品とし
て書籍を例にとっており、縦軸に書籍に示される内容の
分かりやすさの度合いを、横軸に書籍に示される内容の
豊富さの度合いをそれぞれ示し、この商品比較マップ1
15a上の座標によって、商品の評価内容(分かりやす
さ、内容の豊富さ)を表現している。図23の例の場
合、各商品の位置づけを示す商品表示アイコン115a
a〜115ahが表示され、この商品表示アイコン11
5aa〜115ahの座標によって、各商品間の相対関
係を認識できるような構成となっている。例えば、書籍
Aを示す商品表示アイコン115aaの座標は、書籍D
を示す商品表示アイコン115adの座標よりも、分か
りやすく(図23における上方向)、内容が豊富な側
(図23における右方向)に位置しており、これによ
り、書籍Aは書籍Dよりも内容が豊富で分かりやすいと
いう評価を得ていることが分かる。また、矢印によって
結ばれている各商品表示アイコン115aa〜115a
hは、例えば、相互を比較した商品比較情報が存在する
ことを意味し、ここでの矢印は、その比較において劣る
側の商品から優れた側の商品に向くように表現されてい
る。例えば、書籍Bと書籍Dとの間には、分かりやすさ
を評価基準とした商品比較情報が2つ、内容の豊富さを
評価基準とした商品比較情報が1つ存在している。ここ
で、これらの商品比較情報では、例えば、分かりやすさ
の面では書籍Bが優れ、内容の豊富さの面では書籍Dが
優れていると評価されており、図23の例では、書籍D
を示す商品表示アイコン115adから書籍Bを示す商
品表示アイコン115abへ向かう矢印が2つ、書籍B
を示す商品表示アイコン115abから書籍Dを示す商
品表示アイコン115adへ向かう矢印が1つ表現され
ている。
【0148】相対評価商品情報が表示されると、例え
ば、次にステップS45に移る。 ステップS45:本ステップでは、例えば、利用者によ
って、表示された各商品ごとの個別商品相対評価情報を
取得するか、商品比較マップ115aの評価基準の変更
を行うかの選択が行われる。
【0149】ここで、利用者が商品ごとの個別商品相対
評価情報の取得を希望する場合、例えば、その利用者
は、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品が示さ
れた商品表示アイコン115aa〜115ahをクリッ
クし、確認ボタン115bをクリックする。一方、利用
者が商品比較マップ115aの評価基準の変更を希望す
る場合、その利用者は、例えば、評価基準選択ボタン1
15cをクリックする。
【0150】ここで、例えば、商品表示アイコン115
aa〜115ah及び確認ボタン115bがクリックさ
れ、個別商品相対評価情報の取得を希望する旨が選択さ
れた場合、ステップS46に移る。一方、例えば、評価
基準選択ボタン115cがクリックされ、評価基準の変
更を希望する旨が選択された場合、ステップS37に戻
る。
【0151】ステップS46:本ステップでは、例え
ば、端末装置60の個別商品相対評価情報取得手段60
iにおいて、個別商品相対評価情報要求情報の入力を受
け付ける。
【0152】ここで入力される個別商品相対評価情報要
求情報は、例えば、ステップS45において、商品表示
アイコン115aa〜115ah及び確認ボタン115
bがクリックされることによって入力された個別商品相
対評価情報の取得を希望する旨の情報を意味し、この個
別商品相対評価情報要求情報には、例えば、個別商品相
対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報等)が含まれる。
【0153】個別商品相対評価情報要求情報が入力され
ると、例えば、次に、ステップS47に移る。 ステップS47:本ステップでは、例えば、ステップS
46において入力された個別商品相対評価情報を、個別
商品相対評価情報取得手段60iによって、ネットワー
ク90を介し、商品情報提供装置20に送信する。
【0154】個別商品相対評価情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS48に移る。 ステップS48:本ステップでは、例えば、ステップS
46において、端末装置60から送信された個別商品相
対評価情報を、商品情報提供装置20の個別商品相対評
価情報提供手段20mによって受信する。
【0155】受信された個別商品相対評価情報は、例え
ば、個別商品相対評価情報生成手段20lに送られ、次
のステップS49に進む。 ステップS49:本ステップでは、例えば、個別商品相
対評価情報生成手段20lにおいて、個別商品相対評価
情報の生成を行う。
【0156】本ステップでの個別商品相対評価情報の作
成は、例えば、個別商品相対評価情報提供手段20mか
ら送られた個別商品相対評価情報に示される個別商品相
対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報)を検索キーとし、この個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する商品比較情
報を、商品比較情報格納手段20dから抽出し、その情
報を加工することによって行われる。具体的には、例え
ば、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品として
書籍Dが選択されていた場合、個別商品相対評価情報生
成手段20lによって、この書籍Dが比較対照となった
商品比較情報(書籍Dと比較された商品に関する情報、
それに対するコメント等を有する)を、商品比較情報格
納手段20dから抽出し、その商品比較情報を端末装置
60に表示させるための情報を生成する。
【0157】個別商品相対評価情報が生成されると、例
えば、次に、ステップS50に移る。 ステップS50:本ステップでは、例えば、ステップS
49において生成された個別商品相対評価情報を、個別
商品相対評価情報提供手段20mにおいて、ネットワー
ク90を介し、端末装置60に送信する。
【0158】個別商品相対評価情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS51に移る。 ステップS51:本ステップでは、例えば、ステップS
50において、商品情報提供装置20から送信された個
別商品相対評価情報を、端末装置60の個別商品相対評
価情報取得手段60iにおいて受信する。
【0159】受信された個別商品相対評価情報は、例え
ば、個別商品相対評価情報表示手段60jに送られ、次
の、ステップS52に移る。 ステップS52:本ステップでは、例えば、ステップS
51において、個別商品相対評価情報取得手段60iか
ら送られた個別商品相対評価情報を、個別商品相対評価
情報表示手段60jにおいて表示させる。
【0160】図24は、本ステップにおいて、個別商品
相対評価情報表示手段60jにおいて表示された個別商
品相対評価情報を示す個別商品相対評価表示画面116
を例示した図である。
【0161】ここで、個別商品相対評価表示画面116
は、「書籍D」に関する個別商品相対評価情報を表示し
た例を示している。図24に例示するように、個別商品
相対評価表示画面116は、例えば、分かりやすさの
面、内容の豊富さの面といった評価基準ごとに分割さ
れ、各区分ごとに、他の商品との比較内容を表示するコ
メント欄116c〜116hが表示される。具体的に
は、図24に例示するように、コメント欄116cに
は、分かりやすさの面で書籍Dと書籍Eと比較した場合
における書籍Dに対するコメント「図が多くて分かりや
すい」がコメント欄116cに、書籍Fと比較した場合
における書籍Dに対するコメント「例題が多くてよく理
解できた」がコメント欄116dに、書籍Aと比較した
場合における書籍Dに対するコメント「あまり現実的な
例題ではなかった」がコメント欄116eに、それぞれ
表示される。また、内容の豊富さの面で書籍Dと書籍C
と比較した場合における書籍Dに対するコメント「ほぼ
1通りの内容が含まれていた」がコメント欄116f
に、書籍Gと比較した場合における書籍Dに対するコメ
ント「最新の仕様に基づいていない」がコメント欄11
6gに、書籍Aと比較した場合における書籍Dに対する
コメント「内容が偏っていた」がコメント欄116h
に、それぞれ表示される。
【0162】また、この個別商品相対評価表示画面11
6には、例えば、購入処理を行う際にクリックする商品
購入処理ボタン116a、及び個別商品相対評価情報の
対象となる商品の再選択を行う際にクリックする商品再
選択ボタン116bも表示され、この個別商品相対評価
表示画面116を閲覧した利用者は、この商品購入処理
ボタン116a或いは商品再選択ボタン116bをクリ
ックすることにより、商品の購入処理を行うか、個別商
品相対評価情報の対象となる商品の再選択を行うかを選
択することができる。
【0163】ステップS53:本ステップでは、例え
ば、利用者によって、商品の購入処理を行うか、個別商
品相対評価情報の対象となる商品の再選択を行うかが選
択される。利用者が商品の購入処理を行うことを選択し
た場合、その利用者は、例えば、図24に例示した個別
商品相対評価表示画面116の商品購入処理ボタン11
6aをクリックする。これにより、個別商品相対評価表
示画面116によって表示された個別商品相対評価情報
の対象となっている「書籍D」に関する商品購入処理が
選択されたこととなり、所定の商品購入処理が開始され
る(ステップS14)。一方、利用者が個別商品相対評
価情報の対象となる商品の再選択を行うことを選択した
場合、その利用者は、例えば、図24に例示した個別商
品相対評価表示画面116の商品再選択ボタン116b
をクリックする。これにより、個別商品相対評価情報の
対象となる商品の再選択を行うことが選択されたことと
なり、ステップS46の処理以降の処理が繰り返され
る。
【0164】次に、図20に例示したフローチャートの
ステップS40における商品比較マップ作成処理の詳細
の説明を行う。ステップS40における商品比較マップ
作成は、例えば、特開平8−30799公報において開
示されている「グラフ自動レイアウト方法」を用いて行
われる。以下、この処理の内容について説明を行う。
【0165】図25は、図20に例示したフローチャー
トのステップS40における商品比較マップ作成処理の
詳細を例示したフローチャートである。 ステップS61:本ステップでは、例えば、商品比較情
報の各項目に対し、グラフの頂点を1つずつ生成する。
【0166】ここで、商品比較情報の各項目に対し、グ
ラフの頂点を1つずつ生成するとは、例えば、商品比較
情報において比較対照となっている商品に対応する頂点
を1つずつ生成することを意味する。具体的には、商品
比較情報が図26に例示するような情報であった場合、
この商品比較情報の各項目において比較対照となってい
る商品、例えば、「書籍A」、「書籍B」、「書籍
C」、…、「書籍H」に対し、1つずつ頂点を生成す
る。図26の商品比較情報の場合、利用者ID「000
1」〜「0025」の25人の利用者から25項目の商
品比較情報が提供されており、これらの商品比較情報で
は、合計8つの書籍に関する比較が行われている。その
ため、この例では、本ステップにおいて8つの頂点が生
成されることとなる。
【0167】グラフの頂点が生成されると、例えば、次
に、ステップS62に移る。 ステップS62:本ステップでは、例えば、ステップS
61において生成された頂点を結ぶ有向辺(エッジ)の
生成を行う。
【0168】ここで生成される有向辺とは、例えば、方
向性を持った矢印のようなものであり、各頂点に対応す
る商品の比較内容を示すものである。具体的には、例え
ば、この有向辺の終点(矢印の頭部)側に比較上優れた
商品に対応する頂点を配置し、始点(矢印の尾部)側に
比較上劣った商品に対応する頂点を配置する。例えば、
図26に例示する商品比較情報における利用者ID「0
001」の利用者によって提供された商品比較情報の場
合、「書籍A」に対応する頂点に有向辺の終点が、「書
籍B」に対応する頂点に有向辺の始点が、それぞれ配置
されることとなる。
【0169】なお、比較された商品間における優劣がな
い場合には、有向辺ではなく、方向性の無い無向辺によ
って、それらの商品に対応する頂点間を結ぶこととして
もよい。また、同様な比較対照に対する商品比較情報が
複数存在する場合(例えば、「書籍A」と「書籍B」と
を比較した商品比較情報が複数存在する場合)、その商
品比較情報の数に応じて、有向辺或いは無向辺の太さを
太く、或いは、色を変えて、表現していくこととしても
よい。
【0170】ステップS63:本ステップでは、例え
ば、マグネティック・スプリング・レイアウト・アルゴ
リズムを用い、グラフのレイアウトを行う。
【0171】ここで、マグネティック・スプリング・レ
イアウト・アルゴリズムとは、ステップS62で生成さ
れた商品間の関係を示すエッジの向きを制御するために
用いられる該エッジに働く仮想的な力を定義し、商品及
び商品に関する評価情報に対し、定義された仮想的な力
を組み込んだ仮想的な物理モデルを作成し、仮想的な物
理モデルの安定状態を求めることにより、商品比較マッ
プの作成を行う手法を意味する。以下この概要について
説明する。
【0172】マグネティック・スプリング・レイアウト
・アルゴリズムにおける処理では、例えば、まず、ステ
ップS62で生成された商品間の関係を示すエッジの向
きを制御するために用いられる該エッジに働く仮想的な
力として、例えば、自然界における磁場に応じて方位磁
石の向きが決定されるごとく、エッジを方位磁石に見立
てた場合における仮想的な磁場を定義し、さらに、ステ
ップS61において生成された頂点を質量0の質点と仮
想的に定義し、ステップS62において生成された有向
辺をこれらの質点を結ぶ仮想的なバネとして定義する。
なお、ここで定義される仮想的な磁場は、例えば、ステ
ップS62で生成された商品間の関係を示すエッジのう
ち、特定の評価基準に関するエッジにのみ影響を与える
磁場としてもよく、さらに、このように特定の評価基準
に関するエッジにのみ影響を与える磁場を複数種類、複
数方向に定義することとしてもよい。例えば、図23に
例示した商品比較マップ115aでは、分かりやすさの
評価基準に関するエッジにのみ影響を与える磁場を図2
3における上下方向に定義し、内容の豊富さの評価基準
に関するエッジにのみ影響を与える磁場を、左右方向に
定義している。
【0173】次に、このような定義された仮想的な力
を、商品比較情報に示される商品及び商品に関する評価
情報に組み込んだ仮想的な物理モデルを作成する。具体
的には、例えば、上述のように定義された仮想的な磁場
及び仮想的なバネの弾性力を、ステップS61で作成さ
れたグラフの頂点、及びこの頂点に対応する商品間にお
ける比較評価基準に組み込んだ仮想的な物理モデル(つ
まり、ステップS61で作成されたグラフの頂点が、上
述のように定義された仮想的なバネで結ばれ、さらに、
この系全体に、上述のように定義された仮想的な磁場を
加えた場合における仮想的な物理モデル)を作成する。
【0174】その後、このように作成された仮想的な物
理モデルの仮想的な安定状態を求め、これによりグラフ
のレイアウトを行う。これにより、図23に例示したよ
うな商品比較マップ115aがレイアウトされる。
【0175】このように、特開平8−30799公報に
おいて開示されている「グラフ自動レイアウト方法」を
用いて商品比較マップ作成を行うことにより、商品間の
関係を有向辺によって視覚的に表現することが可能とな
り、商品相互間の相対的な関係(例えば、複数の評価基
準に対する優劣)を容易に認識できる商品比較マップを
作成することができる。
【0176】また、この方法を用いることにより、優劣
がない商品に関する商品比較情報が存在していた場合で
も、これらの商品を含んだ商品比較マップを作成するこ
とができる。
【0177】さらに、この方法を用いる場合、商品比較
情報に相互に矛盾する情報が含まれていた場合(例え
ば、ある商品比較情報では、書籍Aが書籍Bよりも優れ
ていることが示され、別の商品比較情報において、その
逆の内容が示されていた場合)であっても、商品比較マ
ップは、仮想的な物理モデル全体の均衡が保たれる位置
で安定するため、矛盾した商品比較情報のうち、多数派
に属する商品比較情報に影響を受けたレイアウトとな
る。結果、商品比較情報に相互に矛盾する情報が含まれ
ていた場合であっても、その商品比較情報の多数派がど
ちらであるかといった内容を視覚的に認識することが可
能な商品比較マップを作成することができる。
【0178】また、この方法を用いることにより、各商
品間の比較回数を、有向辺の太さ、色、本数等によって
認識できるため、作成された商品比較マップにおける商
品の位置づけが、多くの商品比較情報に基づいて定めら
れているものなのか、少数の商品比較情報に基づいて定
められているものなのかを判断でき、結果、この商品比
較マップにおける商品の位置づけの信頼性を判断するこ
とができる。
【0179】このように、本形態では、端末装置30〜
50によって入力された商品相互間の比較内容を示す商
品比較情報を、ネットワーク90を介して、商品情報提
供装置20において取得し、取得した商品比較情報を商
品比較情報格納手段20dに格納し、商品比較情報格納
手段20dに格納された商品比較情報を用い、商品に関
する評価基準を座標に関連づけることによって商品相互
間の相対関係を視覚的に表現した商品比較マップを作成
し、作成された商品比較マップを用い、商品相互間にお
ける相対的な評価内容を有する商品情報である相対評価
商品情報の作成を行い、作成された相対評価商品情報
を、ネットワーク90を介し、端末装置60に送信する
こととしたため、利用者は、商品情報提供装置20から
提供された相対評価商品情報を、端末装置60を用いて
閲覧することにより、商品相互間の相対的な評価に関す
る情報を容易に入手することが可能となる。
【0180】また、相対評価商品情報作成手段20jに
おいて、商品比較マップを端末装置60に表示させるた
めの情報を作成し、この情報を、ネットワーク90を介
し、端末装置60に送信することとしたため、利用者
は、商品情報提供装置20から提供された相対評価商品
情報を、端末装置60を用いて閲覧することにより、商
品相互間の相対的な評価を視覚的、直感的に認識するこ
とが可能となる。
【0181】さらに、相対評価商品情報の表示後、利用
者によって特定された商品に関する個別商品相対評価情
報を、商品情報提供装置20から、ネットワーク90を
介し、端末装置60に提供することとしたため、利用者
は、この商品情報提供装置20から提供された個別商品
相対評価情報を、端末装置60を用いて閲覧することに
より、特定の商品に関する相対的な評価の詳細情報を容
易に入手することができる。
【0182】また、端末装置60において入力された商
品に対する評価基準を示す情報である評価基準選択情報
を、ネットワーク90を介し、商品情報提供装置20の
評価基準選択情報取得手段20hにおいて受信し、商品
比較マップ作成手段20iにおいて、評価基準選択情報
取得手段20hにおいて取得した評価基準選択情報に示
される評価基準を座標に関連づけた商品比較マップを作
成することとしたため、利用者は、自己が希望する評価
基準による商品比較マップを閲覧することができる。こ
れにより、利用者は、自己の必要性に適合した商品相互
間の相対的な評価の詳細情報を容易に入手することが可
能となる。
【0183】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではない。例えば、本形態では、商品比較マ
ップの作成に必要な評価基準の選択を、商品情報提供装
置20から端末装置60に提供された評価基準選択依頼
情報に基づき、端末装置60に表示された評価基準選択
画面114から、利用者が特定の評価基準を選択するこ
とによって行うこととしたが、例えば、利用者が、端末
装置60を用いてテキスト入力した評価基準を、商品情
報提供装置20でテキストマイニングし、その結果を評
価基準選択情報として商品比較マップを作成することと
してもよい。
【0184】また、所定の日時以上前に提供された商品
比較情報を、商品比較マップの作成に用いないこととし
てもよい。さらに、本形態では、端末装置30を用い、
表示された商品比較入力依頼情報の内容に従って商品比
較情報の入力を行うこととしたが、この商品比較情報の
入力を利用者が自由な形式で入力し、このように入力さ
れた商品比較情報を、商品情報提供装置20においてテ
キストマイニングし、商品比較マップ作成手段220i
における商品比較マップの作成に用いることとしてもよ
い。
【0185】また、本形態では、2次元表示された商品
比較マップを例示したが、この商品比較マップを3次元
以上の表示形態で表示することとしてもよく、さらに、
商品相互間の評価基準をメニューの形で選択できるもの
とし、選択された評価基準に応じた商品相互間の関係を
表示することとしてもよい。
【0186】さらに、個別商品相対評価情報の提供の
際、その利用者に所定の対価を要求することとしてもよ
い。また、本システムを、オンラインショッピング開設
者のビジネス機能の1つとして利用することとしてもよ
く、また、複数のオンラインショッピング開設者に対す
るASP(Application Service
Provider)の様な共通サービスにおいて本シス
テムを利用することとしてもよい。
【0187】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて説明する。本形態は、第1の実施の形態の変形例
であり、利用者に商品のレベルアップ情報を提供する点
が第1の実施の形態と相違する。以下では、第1の実施
の形態との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形
態と相違する点については説明を省略する。
【0188】本形態における商品情報提供システムの全
体構成、及び第1の端末装置の構成については第1の実
施の形態と同様であるため説明を省略し、まず、本形態
の商品情報提供システムを構成する商品情報提供装置、
及び第2の端末装置の構成について説明を行う。
【0189】図27は、本形態における商品情報提供装
置220の機能構成を例示したブロック図である。図2
7に例示するように、商品情報提供装置220は、例え
ば、利用者の個人情報を格納した個人情報格納手段22
0a、販売された商品の販売履歴情報を格納した販売履
歴情報格納手段220b、第1の端末装置によって入力
された商品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、通
信手段を介して取得する商品比較情報取得手段220
c、商品比較情報取得手段220cにおいて取得した商
品比較情報を格納する商品比較情報格納手段220d、
利用者が所有している商品に関する情報である保有商品
情報を格納する保有商品情報格納手段220e、保有商
品情報格納手段220eに格納された保有商品情報を第
2の端末装置に提供する保有商品情報提供手段220
f、第2の端末装置から、商品比較マップを作成する際
の基準となる商品を示す情報である基準商品選択情報を
取得する基準商品選択情報取得手段220h、商品比較
情報格納手段220dに格納された商品比較情報を用
い、商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
って商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較
マップを作成する商品比較マップ作成手段220i、商
品比較マップ作成手段220iにおいて作成された商品
比較マップを用い、商品相互間における相対的な評価内
容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行
う相対評価商品情報作成手段220j、相対評価商品情
報作成手段220jにおいて作成された相対評価商品情
報を、通信手段であるネットワーク90を介し、第2の
端末装置に送信する相対評価商品情報送信手段220
k、特定された商品の相対評価を示す個別商品相対評価
情報を生成する個別商品相対評価情報生成手段220
l、及び個別商品相対評価情報生成手段220lによっ
て生成された個別商品相対評価情報を第2の端末装置に
提供する個別商品相対評価情報提供手段220mを有し
ている。
【0190】図27に例示するように、例えば、商品比
較情報取得手段220cは、個人情報格納手段220
a、販売履歴情報格納手段220b及び商品比較情報格
納手段220dと情報のやりとりが可能なように構成さ
れている。また、例えば、保有商品情報格納手段220
eは、保有商品情報提供手段220fと、情報のやりと
りが可能なように構成され、基準商品選択情報取得手段
220hは、商品比較マップ作成手段220iと、商品
比較マップ作成手段220iは、商品比較情報格納手段
220d及び相対評価商品情報作成手段220jと、相
対評価商品情報作成手段220jは、相対評価商品情報
送信手段220kと、それぞれ情報のやりとりが可能な
ように構成されている。さらに、例えば、商品比較情報
格納手段220dは、個別商品相対評価情報生成手段2
20lと、個別商品相対評価情報生成手段220lは、
個別商品相対評価情報提供手段220mと、それぞれ情
報のやりとりが可能なように構成されている。また、例
えば、商品比較情報取得手段220c、保有商品情報提
供手段220f、基準商品選択情報取得手段220h、
相対評価商品情報送信手段220k及び個別商品相対評
価情報提供手段220mは、ネットワーク90と通信可
能なように構成されている。
【0191】ここで、保有商品情報とは、例えば、本シ
ステムの利用契約を結んでいる利用者が所有している商
品を示す情報であり、商品の販売履歴、利用者へのアン
ケート等によって収集された情報である。また、基準商
品選択情報とは、例えば、商品比較マップを作成する際
の基準となる商品を示す情報である。具体的には、基準
商品選択情報とは、例えば、レベルアップ情報の提供を
行う際、その基となる商品を示す情報であり、この基準
商品選択情報に示される商品を基に提供されるレベルア
ップ情報とは、この基準商品選択情報に示される商品よ
りも何らかの意味でレベルアップした商品を示す情報を
意味する。
【0192】図28は、保有商品情報格納手段220e
に格納される保有商品情報301のデータ構成を例示し
た概念図である。図28に例示するように、保有商品情
報301は、例えば、各利用者ごとに別個のテーブルと
して構成され、各テーブルごとに、この利用者が購入し
た商品の「商品名」、「購入日」、「購入方法」、「出
版社」、「出版年」、「備考」に関する情報を有してい
る。
【0193】図28の例の場合、保有商品情報301
は、「商品名」として「初めてのJava」、「図解X
ML」、「モバイルの全て」、「日本の政治の本」を有
しており、「初めてのJava」に対する「購入日」、
「購入方法」、「出版社」、「出版年」として「200
0.6.1」、「オンライン」、「XX書店」、「19
99」を、「図解XML」に対する「購入日」、「購入
方法」、「出版社」、「出版年」として「2000.
7.28」、「オンライン」、「YY書房」、「200
0」を、「モバイルの全て」に対する「購入日」、「購
入方法」、「出版社」、「出版年」として「2001.
3.10」、「店舗取引」、「ZZ出版」、「200
1」を、「日本政治の本」に対する「購入日」、「購入
方法」、「出版社」、「出版年」として「2001.
4.1」、「オンライン」、「AA書店」、「199
5」を、それぞれ有している。
【0194】なお、商品情報提供装置220のハードウ
ェア構成は、例えば、第1の実施の形態における商品情
報提供装置20のものと同様とする。図29は、本形態
における第2の端末装置である端末装置260の機能構
成を例示したブロック図である。
【0195】図29に例示するように、端末装置260
は、例えば、商品情報提供装置220から、ネットワー
ク90を介して送信された保有商品情報を取得する保有
商品情報取得手段260a、保有商品情報取得手段26
0aにおいて取得された保有商品情報を表示させる保有
商品情報表示手段260b、基準商品選択情報の入力を
受け付ける基準商品選択情報入力手段260c、基準商
品選択情報入力手段260cにおいて入力された基準商
品選択情報を送信する基準商品選択情報送信手段260
d、商品情報提供装置220から、ネットワーク90を
介して相対評価商品情報として送信されたレベルアップ
情報を取得する相対評価商品情報取得手段260e、相
対評価商品情報取得手段260eにおいて取得された相
対評価商品情報を表示させる相対評価商品情報表示手段
260f、商品情報提供装置220から、ネットワーク
90を介して送信された個別商品相対評価情報を取得す
る個別商品相対評価情報取得手段260g、及び、個別
商品相対評価情報取得手段260gにおいて取得された
個別商品相対評価情報を表示させる個別商品相対評価情
報表示手段260hを有している。
【0196】図29に例示するように、例えば、保有商
品情報取得手段260aは、保有商品情報表示手段26
0bと、基準商品選択情報入力手段260cは、基準商
品選択情報送信手段260dと、相対評価商品情報取得
手段260eは、相対評価商品情報表示手段260f
と、個別商品相対評価情報取得手段260gは、個別商
品相対評価情報表示手段260hと、それぞれ情報のや
りとりが可能なように構成され、保有商品情報取得手段
260a、基準商品選択情報送信手段260d、相対評
価商品情報取得手段260e及び個別商品相対評価情報
取得手段260gは、ネットワーク90と通信可能なよ
うに構成される。
【0197】なお、端末装置260のハードウェア構成
は、例えば、第1の実施の形態における端末装置30の
ものと同様とする。次に、本形態における商品情報提供
システムの処理動作について説明する。
【0198】本形態における商品情報提供システムの処
理動作は、例えば、商品比較情報の収集を行う商品比較
情報処理、及び収集した商品比較情報を用いて、利用者
にレベルアップ情報を提供するレベルアップ情報提供処
理とに大別される。ここで、商品比較情報処理について
は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略し、
第1の実施の形態と相違するレベルアップ情報提供処理
について説明を行う。
【0199】図30は、本形態におけるレベルアップ情
報提供処理を説明するためのフローチャートを例示した
図である。以下、このフローチャートを用いて、本形態
におけるレベルアップ情報提供処理の説明を行ってい
く。
【0200】ステップS71:本ステップでは、例え
ば、第2の端末装置である端末装置260に、その端末
装置260を利用する利用者が保有する商品を示す保有
商品画面を表示させる。なお、この処理の詳細について
は、後述する。
【0201】ステップS72:本ステップでは、例え
ば、商品情報提供装置220から第2の端末装置である
端末装置260に対し、レベルアップ情報の提供を行
う。なお、この処理の詳細については後述する。
【0202】ステップS73:本ステップでは、例え
ば、利用者によって選定された商品の商品購入処理を行
う。具体的には、例えば、インターネット等による商品
のオンライン購入処理等を行う。
【0203】図31は、図30に例示したフローチャー
トにおけるステップS71の処理の詳細を例示したフロ
ーチャートである。以下、このフローチャートに沿っ
て、ステップS71における処理の詳細を説明してい
く。
【0204】ステップS81:本ステップでは、例え
ば、商品情報提供装置220の保有商品情報提供手段2
20fにおいて、保有商品情報の抽出を行う(保有商品
情報取得ステップ)。
【0205】本ステップにおける保有商品情報の抽出
は、例えば、保有商品情報格納手段220eに格納され
ている保有商品情報を保有商品情報提供手段220fに
よって抽出し、或いは、保有商品情報提供手段220f
によって、図示していない他のデータベース(例えば、
店舗が所有しているデータベース)等から抽出すること
によって行われる。
【0206】保有商品情報が抽出されると、例えば、次
に、ステップS82に移る。 ステップS82:本ステップでは、例えば、個人情報格
納手段220aから、個人情報の抽出を行う。
【0207】本ステップにおいて抽出される個人情報
は、例えば、ステップS81において抽出された保有商
品情報に示される商品を保有している利用者に関する個
人情報であり、より具体的には、例えば、その利用者の
アドレスに関する情報を意味する。
【0208】個人情報が抽出されると、例えば、次にス
テップS83に移る。 ステップS83:本ステップでは、例えば、ステップS
81で抽出された保有商品情報を、ネットワーク90を
介し、端末装置260に送信する。
【0209】ここでの保有商品情報の送信は、例えば、
ステップS82において抽出された個人情報に基づいて
行われ、具体的には、例えば、この個人情報に示される
アドレスを指定して行われる。
【0210】保有商品情報が送信されると、例えば、次
に、ステップS84に移る。 ステップS84:本ステップでは、例えば、ステップS
83において商品情報提供装置220から送信された保
有商品情報を、端末装置260の保有商品情報取得手段
260aにおいて受信する。
【0211】受信された保有商品情報は、例えば、保有
商品情報表示手段260bに送られ、次のステップS8
5の処理に移る。 ステップS85:本ステップでは、例えば、ステップS
84において保有商品情報取得手段260aから送られ
た保有商品情報を、保有商品情報表示手段260bによ
って表示させる。
【0212】図32は、このように保有商品情報表示手
段260bよって表示された保有商品情報を示す保有商
品表示画面311を例示した図である。図32に例示す
るように、保有商品表示画面311は、例えば、端末装
置260を利用する利用者が所有する商品を示した商品
選択欄311a、及びレベルアップ情報の取得を希望す
る際にクリックするレベルアップアドバイスボタン31
1bを有している。
【0213】保有商品情報が表示されると、例えば、次
に、図30に例示したフローチャートのステップS72
における処理に移る。図33及び図34は、図30に例
示したフローチャートにおけるステップS72の処理の
詳細を例示したフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに沿って、ステップS72における処理の詳
細を説明していく。
【0214】ステップS91:本ステップでは、例え
ば、端末装置260の基準商品選択情報入力手段260
cにおいて、基準商品情報の入力を受け付ける。
【0215】本ステップにおける基準商品情報の入力
は、例えば、図32に例示した保有商品表示画面311
の商品選択欄311aに表示された商品から特定の基準
商品を選択し、選択した商品の表示部分をクリックした
後、レベルアップアドバイスボタン311bをクリック
することによって行われる。このような処理により、特
定の基準商品情報が入力されたこととなる。
【0216】入力された基準商品選択情報は、例えば、
基準商品選択情報送信手段260dに送られ、次のステ
ップS92の処理に移る。 ステップS92:本ステップでは、例えば、ステップS
91において入力された基準商品選択情報を、基準商品
選択情報送信手段260dによって、ネットワーク90
を介し、商品情報提供装置220に送る。
【0217】基準商品選択情報が送信されると、例え
ば、次に、ステップS93に移る。 ステップS93:本ステップでは、例えば、ステップS
92において、端末装置260から送信された基準商品
選択情報を、商品情報提供装置220の基準商品選択情
報取得手段220hにおいて受信する。
【0218】基準商品選択情報が受信されると、例え
ば、次に、ステップS94に移る。 ステップS94:本ステップでは、例えば、商品比較マ
ップ作成手段220iにおいて、商品比較マップの作成
を行う(商品比較マップ作成ステップ)。
【0219】本ステップでは、例えば、ステップS93
において受信された基準商品選択情報に示される商品を
中心としたレベルアップ情報を示す商品比較マップの作
成を行う。ここで基準商品選択情報に示される商品を中
心としたレベルアップ情報とは、例えば、基準商品選択
情報に示される商品に対し、さらにレベルアップした商
品(例えば、商品が書籍である場合、より深い知識を得
るために適した書籍等)を示す情報を意味する。そし
て、本ステップにおいて作成される商品比較マップは、
例えば、保有商品情報取得ステップ(ステップS81)
において取得された保有商品情報に示される利用者が保
有している商品と、利用者が保有している商品をレベル
アップさせた商品との相対関係を、商品のレベルアップ
内容に対応づけられた座標に関連づけることにより、利
用者が保有している商品に対するレベルアップ情報を視
覚的に表現したマップである。具体的には、例えば、商
品が書籍である場合、例えば、書籍の「内容の深さ」と
「内容の広さ」を評価基準とし、第1の実施の形態にお
ける商品比較マップ作成ステップ(ステップS40)と
同様な方法により、商品比較マップの作成を行う。な
お、この商品比較マップ作成時に用いられる商品比較情
報は、例えば、ステップS93において、基準商品選択
情報取得手段220hによって取得された基準商品選択
情報に示される基準商品よりも、何らかの評価基準にお
いて優れていると評価された商品の情報を有するものに
限定される。これにより、作成される商品比較マップに
は、例えば、基準商品と、その基準商品よりも何らかの
評価基準において優れていると判断された商品との相対
的な評価を表示するマップとなる。
【0220】作成された商品比較マップは、例えば、次
に、相対評価商品情報作成手段220jに送られ、次の
テップS95の処理に移る。 ステップS95:本ステップでは、例えば、商品比較マ
ップ作成ステップ(ステップS94)において作成され
た商品比較マップを用い、商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
成を行う(相対評価商品情報作成ステップ)。
【0221】本ステップにおいて作成される相対評価商
品情報は、例えば、ステップS94において商品比較マ
ップ作成手段220iから送られた商品比較マップを第
2の端末装置である端末装置260に表示させ、その後
の入力処理を実行させるためのGUI等の情報である。
【0222】相対評価商品情報作成手段220jおいて
作成された相対評価商品情報は、例えば、次に、相対評
価商品情報送信手段220kに送られ、次の、ステップ
S96の処理に移る。
【0223】ステップS96:本ステップでは、例え
ば、ステップS96において、相対評価商品情報作成手
段220jから相対評価商品情報送信手段220kに送
られた相対評価商品情報を、相対評価商品情報送信手段
220kにより、ネットワーク90を介し、端末装置2
60に送信する(相対評価商品情報送信ステップ)。
【0224】相対評価商品情報が送信されると、例え
ば、次に、ステップS97に移る。 ステップS97:本ステップでは、例えば、ステップS
96において、商品情報提供装置220から送信された
相対評価商品情報を、端末装置260の相対評価商品情
報取得手段260eにおいて受信する。
【0225】相対評価商品情報取得手段260eによっ
て受信された相対評価商品情報は、例えば、次に、相対
評価商品情報表示手段260fに送られる。相対評価商
品情報が相対評価商品情報表示手段260fに送られる
と、例えば、次に、ステップS98に移る。
【0226】ステップS98:本ステップでは、例え
ば、ステップS97において、相対評価商品情報取得手
段260eから送られた相対評価商品情報を、相対評価
商品情報表示手段260fにおいて表示させる。
【0227】図35は、本ステップにおいて、相対評価
商品情報表示手段260fによって表示された相対評価
商品情報を示すレベルアップ情報表示画面312を例示
した図である。
【0228】図35に例示するように、レベルアップ情
報表示画面312は、例えば、ステップS94において
作成された商品比較マップ312a、商品を個別に相対
比較した情報である個別商品相対評価情報を表示させる
商品を決定する際にクリックする確認ボタン312b、
及び基準商品の再選択を行う際にクリックする基準商品
選択ボタン312cを有している。
【0229】図35に例示するように、商品比較マップ
312aは、例えば、第1の実施の形態と同様、各商品
に関する評価基準を座標に関連づけることによって商品
相互間の相対関係を視覚的に表現したグラフである。第
1の実施の形態との相違点は、この商品比較マップ31
2aの座標軸に商品のレベルアップ内容を関連づけ、利
用者が保有している商品と、その商品をレベルアップさ
せた商品との相対関係を、この座標軸に関連づけること
により、利用者が保有している商品に対するレベルアッ
プ情報を視覚的に表現している点である。
【0230】図35の例の場合、商品として書籍を例に
とっており、縦軸に知識を深めるために有効な度合い
を、横軸に知識を広げるために有効な度合いを、それぞ
れ示し、この商品比較マップ312a上の座標によっ
て、商品のレベルアップ内容(より知識を深めるために
有効な商品なのか、より知識を広げるために有効な商品
なのか)を表現している。この例の場合、各商品の位置
づけを示す商品表示アイコン312aa〜312ahが
表示され、この商品表示アイコン312aa〜312a
hの座標によって、利用者が所有している商品である書
籍Eを示す商品表示アイコン312aeに対するレベル
アップ情報が表現されている。例えば、書籍Dを示す商
品表示アイコン312adの座標は、書籍Eを示す商品
表示アイコン312aeの座標よりも、知識を深める方
向(図35における上方向)、かつ内知識を広げる方向
(図35における右方向)に位置しており、これによ
り、書籍Dは書籍Eよりも知識を深め、かつ知識を広げ
るために有効な書籍であるとの評価を得ていることが分
かる。また、矢印によって結ばれている各商品表示アイ
コン312aa〜312ahは、例えば、相互を比較し
た商品比較情報が存在することを意味し、ここでの矢印
は、その比較において劣る側の商品から優れた側の商品
に向くように表現されている。例えば、書籍Bと書籍D
との間には、内容の深さを評価基準とした商品比較情報
が2つ、内容の広さを評価基準とした商品比較情報が1
つ存在している。ここで、これらの商品比較情報では、
例えば、知識を深めるといった面では書籍Bが優れ、知
識を広げるといった面では書籍Dが優れていると評価さ
れており、図35の例では、書籍Dを示す商品表示アイ
コン312adから書籍Bを示す商品表示アイコン31
2abへ向かう矢印が2つ、書籍Bを示す商品表示アイ
コン312abから書籍Dを示す商品表示アイコン31
2adへ向かう矢印が1つ表現されている。
【0231】相対評価商品情報が表示されると、例え
ば、次にステップS99に移る。 ステップS99:本ステップでは、例えば、利用者によ
って、表示された各商品ごとの個別商品相対評価情報を
取得するか、商品比較マップ312aの基準商品の変更
を行うかの選択が行われる。
【0232】ここで、利用者が商品ごとの個別商品相対
評価情報の取得を希望する場合、例えば、その利用者
は、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品が示さ
れた商品表示アイコン312aa〜312ahをクリッ
クし、確認ボタン312bをクリックする。一方、利用
者が商品比較マップ312aの基準商品の変更を希望す
る場合、その利用者は、例えば、基準商品選択ボタン3
12cをクリックする。
【0233】ここで、例えば、商品表示アイコン312
aa〜312ah及び確認ボタン312bがクリックさ
れ、個別商品相対評価情報の取得を希望する旨が選択さ
れた場合、ステップS100に移る。一方、例えば、基
準商品選択ボタン312cがクリックされ、基準商品の
変更を希望する旨が選択された場合、ステップS91に
戻る。
【0234】ステップS100:本ステップでは、例え
ば、端末装置260の個別商品相対評価情報取得手段2
60gにおいて、個別商品相対評価情報要求情報の入力
を受け付ける。
【0235】ここで入力される個別商品相対評価情報要
求情報は、例えば、ステップS99において、商品表示
アイコン312aa〜312ah及び確認ボタン312
bがクリックされることによって入力された個別商品相
対評価情報の取得を希望する旨の情報を意味し、この個
別商品相対評価情報要求情報には、例えば、個別商品相
対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報等)が含まれる。
【0236】個別商品相対評価情報要求情報が入力され
ると、例えば、次に、ステップS101に移る。 ステップS101:本ステップでは、例えば、ステップ
S100において入力された個別商品相対評価情報を、
個別商品相対評価情報取得手段260gによって、ネッ
トワーク90を介し、商品情報提供装置220に送信す
る。
【0237】個別商品相対評価情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS102に移る。 ステップS102:本ステップでは、例えば、ステップ
S101において、端末装置260から送信された個別
商品相対評価情報を、商品情報提供装置220の個別商
品相対評価情報提供手段220mによって受信する。
【0238】受信された個別商品相対評価情報は、例え
ば、個別商品相対評価情報生成手段220lに送られ、
次のステップS103に進む。 ステップS103:本ステップでは、例えば、個別商品
相対評価情報生成手段220lにおいて、個別商品相対
評価情報の生成を行う。
【0239】本ステップでの個別商品相対評価情報の作
成は、例えば、個別商品相対評価情報提供手段220m
から送られた個別商品相対評価情報に示される個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報)を検索キーとし、この個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する商品比較情
報を、商品比較情報格納手段220dから抽出し、その
情報を加工することによって行われる。具体的には、例
えば、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品とし
て書籍Dが選択されていた場合、個別商品相対評価情報
生成手段220lによって、この書籍Dが比較対照とな
った商品比較情報(書籍Dと比較された商品に関する情
報、それに対するコメント等を有する)を、商品比較情
報格納手段220dから抽出し、その商品比較情報を端
末装置260に表示させるための情報を生成する。
【0240】個別商品相対評価情報が生成されると、例
えば、次に、ステップS104に移る。 ステップS104:本ステップでは、例えば、ステップ
S103において生成された個別商品相対評価情報を、
個別商品相対評価情報提供手段220mにおいて、ネッ
トワーク90を介し、端末装置260に送信する。
【0241】個別商品相対評価情報が送信されると、例
えば、次に、ステップS105に移る。 ステップS105:本ステップでは、例えば、ステップ
S104において、商品情報提供装置220から送信さ
れた個別商品相対評価情報を、端末装置260の個別商
品相対評価情報取得手段260gにおいて受信する。
【0242】受信された個別商品相対評価情報は、例え
ば、個別商品相対評価情報表示手段260hに送られ、
次の、ステップS106に移る。 ステップS106:本ステップでは、例えば、ステップ
S105において、個別商品相対評価情報取得手段26
0gから送られた個別商品相対評価情報を、第1の実施
の形態と同様に、個別商品相対評価情報表示手段260
hにおいて表示させる。
【0243】個別商品相対評価情報が表示されると、例
えば、次に、ステップS107に移る。 ステップS107:本ステップでは、例えば、利用者に
よって、商品の購入処理を行うか、個別商品相対評価情
報の対象となる商品の再選択を行うかが選択される。こ
の選択入力は、第1の実施の形態におけるステップS5
3と同様な方法で行われ、ここで、商品購入処理が選択
された場合、ステップS73に例示する商品購入処理が
開始され、一方、個別商品相対評価情報の対象となる商
品の再選択が選択された場合、ステップS100に進
む。
【0244】このように、本形態では、利用者が保有し
ている商品を示す情報である保有商品情報を取得し、商
品比較マップ作成手段220iにおいて、取得された保
有商品情報に示される利用者が保有している商品と、利
用者が保有している商品をレベルアップさせた商品との
相対関係を、商品のレベルアップ内容に対応づけられた
座標に関連づけることにより、利用者が保有している商
品に対するレベルアップ情報を視覚的に表現した商品比
較マップを作成することとしたため、利用者に対し、そ
の利用者が保有する商品に対し、次にどのような商品を
購入することが適しているかを、レベルアップ情報とし
て提供することができる。
【0245】また、ここで提供されるレベルアップ情報
は、利用者が保有している商品のレベルアップ情報を視
覚的に表現した情報であるため、利用者は、このレベル
アップ情報を視覚的、直感的に認識することができる。
【0246】さらに、第1の端末装置によって入力され
た商品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、ネット
ワーク90を介して、商品情報提供装置220において
取得し、取得した商品比較情報を商品比較情報格納手段
220dに格納し、商品比較情報格納手段220dに格
納された商品比較情報を用い、商品に関する評価基準を
座標に関連づけることによって商品相互間の相対関係を
視覚的に表現した商品比較マップを作成し、作成された
商品比較マップを用い、商品相互間における相対的な評
価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成
を行い、作成された相対評価商品情報を、ネットワーク
90を介し、端末装置260に送信することとしたた
め、利用者は、商品情報提供装置220から提供された
相対評価商品情報を、端末装置260を用いて閲覧する
ことにより、商品相互間の相対的な評価に関する情報を
容易に入手することが可能となる。
【0247】また、相対評価商品情報作成手段220j
において、商品比較マップを端末装置260に表示させ
るための情報を作成し、この情報を、ネットワーク90
を介し、端末装置260に送信することとしたため、利
用者は、商品情報提供装置220から提供された相対評
価商品情報を、端末装置260を用いて閲覧することに
より、商品相互間の相対的な評価を視覚的、直感的に認
識することが可能となる。
【0248】さらに、相対評価商品情報の表示後、利用
者によって特定された商品に関する個別商品相対評価情
報を、商品情報提供装置220から、ネットワーク90
を介し、端末装置260に提供することとしたため、利
用者は、この商品情報提供装置220から提供された個
別商品相対評価情報を、端末装置260を用いて閲覧す
ることにより、特定の商品に関する相対的な評価の詳細
情報を容易に入手することができる。
【0249】また、端末装置260において入力された
レベルアップ情報作成の基となる基準商品を示す情報で
ある基準商品選択情報を、ネットワーク90を介し、商
品情報提供装置220の基準商品選択情報取得手段22
0hにおいて受信し、商品比較マップ作成手段220i
において、基準商品選択情報取得手段220hにおいて
取得した評価基準選択情報に示される基準商品からみた
レベルアップ情報を座標に関連づけた商品比較マップを
作成することとしたため、利用者は、端末装置260を
用い、自己が希望する商品に対するレベルアップ情報を
容易に閲覧することが可能となる。
【0250】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではない。例えば、所定の日時以上前に提供
された商品比較情報を、商品比較マップの作成に用いな
いこととしてもよい。
【0251】また、本形態では、商品比較マップとし
て、2次元表示された商品比較マップを例示したが、こ
の商品比較マップを3次元以上の表示形態で表示するこ
ととしてもよく、さらに、商品相互間の評価基準をメニ
ューの形で選択できるものとし、選択された評価基準に
応じた商品相互間の関係を表示することとしてもよい。
【0252】さらに、個別商品相対評価情報の提供の
際、その利用者に所定の対価を要求することとしてもよ
い。また、本システムを、オンラインショッピング開設
者のビジネス機能の1つとして利用することとしてもよ
く、また、複数のオンラインショッピングに対するAS
Pの様な共通サービスにおいて本システムを利用するこ
ととしてもよい。
【0253】次に、本発明における第3の実施の形態に
ついて説明する。本形態は、第1の実施の形態の変形例
であり、利用者に商品のリコメンド情報を提供する点が
第1の実施の形態と相違する。以下では、第1の実施の
形態との相違点を中心に説明を行い、第1の実施の形態
と相違する点については説明を省略する。
【0254】本形態における商品情報提供システムの全
体構成、及び第1の端末装置の構成については第1の実
施の形態と同様であるため説明を省略し、まず、本形態
の商品情報提供システムを構成する商品情報提供装置、
及び第2の端末装置の構成について説明を行う。
【0255】図36は、本形態における商品情報提供装
置420の機能構成を例示したブロック図である。図3
6に例示するように、商品情報提供装置420は、例え
ば、利用者の個人情報を格納した個人情報格納手段42
0a、販売された商品の販売履歴情報を格納した販売履
歴情報格納手段420b、第1の端末装置によって入力
された商品相互間の比較内容を示す商品比較情報を、通
信手段を介して取得する商品比較情報取得手段420
c、商品比較情報取得手段420cにおいて取得した商
品比較情報を格納する商品比較情報格納手段420d、
利用者が所有している商品に関する情報である保有商品
情報を格納する保有商品情報格納手段420e、商品比
較情報格納手段420dに格納された商品比較情報を用
い、商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
って商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較
マップを作成する商品比較マップ作成手段420i、商
品比較マップ作成手段420iにおいて作成された商品
比較マップを用い、商品相互間における相対的な評価内
容を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行
う相対評価商品情報作成手段420j、及び相対評価商
品情報作成手段420jにおいて作成された相対評価商
品情報を、通信手段であるネットワーク90を介し、第
2の端末装置に送信する相対評価商品情報送信手段42
0kを有している。
【0256】図36に例示するように、例えば、商品比
較情報取得手段420cは、個人情報格納手段420
a、販売履歴情報格納手段420b及び商品比較情報格
納手段420dと情報のやりとりが可能なように構成さ
れている。また、例えば、商品比較情報格納手段420
dは、商品比較マップ作成手段42i及び相対評価商品
情報作成手段420jと、保有商品情報格納手段420
eは、商品比較マップ作成手段420iと、商品比較マ
ップ作成手段420iは、相対評価商品情報作成手段4
20jと、相対評価商品情報作成手段420jは、相対
評価商品情報送信手段420kと、それぞれ情報のやり
とりが可能なように構成されている。また、例えば、商
品比較情報取得手段420c及び相対評価商品情報送信
手段420kは、ネットワーク90と通信可能なように
構成されている。
【0257】なお、商品情報提供装置420のハードウ
ェア構成は、例えば、第1の実施の形態における商品情
報提供装置20のものと同様とする。図37は、本形態
における第2の端末装置である端末装置460の機能構
成を例示したブロック図である。
【0258】図37に例示するように、端末装置460
は、例えば、商品情報提供装置420からネットワーク
90を介して送信された相対評価商品情報であるリコメ
ンド情報を取得する相対評価商品情報取得手段460
a、及び相対評価商品情報取得手段460aにおいて取
得されたリコメンド情報を表示する相対評価商品情報表
示手段460bを有している。
【0259】図37に例示するように、例えば、相対評
価商品情報取得手段460aは、相対評価商品情報表示
手段460bと情報のやりとりが可能なように構成さ
れ、相対評価商品情報表示手段460bは、ネットワー
ク90と通信可能なように構成される。
【0260】なお、端末装置460のハードウェア構成
は、例えば、第1の実施の形態における端末装置30の
ものと同様とする。次に、本形態における商品情報提供
システムの処理動作について説明する。
【0261】本形態における商品情報提供システムの処
理動作は、例えば、商品比較情報の収集を行う商品比較
情報処理、及び収集した商品比較情報を用いて、利用者
にリコメンド情報を提供するリコメンド情報提供処理と
に大別される。ここで、商品比較情報処理については、
第1の実施の形態と同様であるため説明を省略し、第1
の実施の形態と相違するリコメンド情報提供処理につい
て説明を行う。
【0262】図38は、本形態におけるリコメンド情報
提供処理を説明するためのフローチャートを例示した図
である。以下、このフローチャートを用いて、本形態に
おけるリコメンド情報提供処理の説明を行っていく。
【0263】ステップS110:本ステップでは、例え
ば、第2の実施の形態と同様な方法により、商品情報提
供装置420の商品比較マップ作成手段420iによっ
て、商品比較マップの作成を行う。
【0264】本ステップで作成される商品比較マップ
は、例えば、保有商品情報格納手段420eから抽出し
た特定の利用者が保有する商品を基準商品としたレベル
アップ情報を視覚的に表現したマップであり、第2の実
施の形態において作成される商品比較マップと同様な構
成をとるものである。
【0265】このように作成されたレベルアップ情報
は、例えば、次に、相対評価商品情報作成手段420j
に送られ、次の、ステップS111の処理に移る。 ステップS111:本ステップでは、ステップS110
において作成された商品比較マップを用い、相対評価商
品情報作成手段420jにおいて、保有商品情報格納手
段420eから抽出した特定の利用者が保有する商品を
レベルアップさせた商品の情報を、この商品のレベルア
ップ内容とともに端末装置460に表示させるための情
報を、リコメンド情報(相対評価商品情報に該当)とし
て作成する。
【0266】このように作成されたリコメンド情報は、
例えば、次に、相対評価商品情報送信手段420kに送
られ、次の、ステップS112の処理に移る。 ステップS112:本ステップでは、例えば、ステップ
S111において、相対評価商品情報作成手段420j
から送られたリコメンド情報を、相対評価商品情報送信
手段420kにより、ネットワーク90を介し、端末装
置460に送信する。
【0267】リコメンド情報が送信されると、例えば、
次に、ステップS113に移る。 ステップS113:本ステップでは、例えば、ステップ
S112において、相対評価商品情報送信手段420k
によって送信されたリコメンド情報を、端末装置460
の相対評価商品情報取得手段460aによって受信す
る。
【0268】このように受信されたリコメンド情報は、
例えば、相対評価商品情報表示手段460bに送られ、
次のステップS114の処理に移る。 ステップS114:本ステップでは、例えば、ステップ
S113において相対評価商品情報取得手段460aか
ら送られたリコメンド情報を、相対評価商品情報表示手
段460bにおいて表示させる。
【0269】図39は、このように相対評価商品情報表
示手段460bにおいてリコメンド情報を表示させた様
子を例示したリコメンド情報表示画面511を示す図で
ある。
【0270】図39に例示するように、リコメンド情報
表示画面511は、利用者が保有する商品に対し、次に
購入することが好ましい商品を推奨するための内容を示
した画面である。図39の例の場合、利用者は書籍Eを
所有しており、この書籍Eに対し、より幅広い内容を知
りたい場合に適している商品として書籍Hが、より分か
りやすい内容を希望する場合に適している商品として書
籍Cが、それぞれ推奨されている。さらに、この例で
は、書籍Hを推奨する旨が示されている部分に、推奨す
る書籍Hと利用者が保有している書籍Eが相互に比較対
照となっている商品比較情報の取得を要求する場合にク
リックする詳細要求ボタン511a、推奨する書籍Hが
比較対照となっている全ての商品比較情報の取得を要求
する場合にクリックする詳細要求ボタン511bが表示
され、また、書籍Cを推奨する旨が示されている部分
に、推奨する書籍Cと利用者が保有している書籍Eが相
互に比較対照となっている商品比較情報の取得を要求す
る場合にクリックする詳細要求ボタン511c、推奨す
る書籍Hが比較対照となっている全ての商品比較情報の
取得を要求する場合にクリックする詳細要求ボタン51
1dが表示ている。
【0271】リコメンド情報が表示されると、例えば、
次に、ステップS115に移る。 ステップS115:本ステップでは、例えば、利用者に
よって詳細評価情報の要求が行われたか否かを判断す
る。
【0272】ここで詳細評価情報とは、例えば、ステッ
プS114において表示されたリコメンド情報によって
推奨された商品に関する商品比較情報のことを意味し、
その要求は、例えば、図39に例示したリコメンド情報
表示画面511の詳細要求ボタン511a〜511dを
クリックすることによって行われる。
【0273】ここで、詳細評価情報の要求が行われなか
った場合には、例えば、処理を終了し、所定の商品購入
処理への誘導等を行う。一方、詳細評価情報が要求され
た場合には、ステップS116に進む。
【0274】ステップS116:本ステップでは、例え
ば、特定の商品に関する詳細評価情報を要求する旨を示
す詳細要求情報を、ネットワーク90を介し、商品情報
提供装置420に送信する。
【0275】詳細要求情報が送信されると、例えば、次
に、ステップS117に移る。 ステップS117:本ステップでは、例えば、ステップ
S116において、端末装置460から送信された詳細
要求情報を、商品情報提供装置420の相対評価商品情
報送信手段420kにおいて受信する。
【0276】受信された詳細要求情報は、例えば、次
に、相対評価商品情報作成手段420jに送られ、次
に、ステップS118の処理に移る。 ステップS118:本ステップでは、例えば、相対評価
商品情報送信手段420kから送られた詳細要求情報に
従い、相対評価商品情報作成手段420jにおいて、商
品比較情報格納手段420dから所定の商品比較情報を
詳細評価情報として抽出する。
【0277】例えば、図39に例示したリコメンド情報
表示画面511において利用者が詳細要求ボタン511
aをクリックすることにより、詳細要求情報の入力が行
われていた場合、本ステップでは、商品E及び商品H相
互を比較した商品比較情報を、商品比較情報格納手段4
20dから詳細評価情報として抽出する。
【0278】このように詳細評価情報が抽出されると、
例えば、次に、ステップS119に移る。 ステップS119:本ステップでは、例えば、ステップ
S118において、相対評価商品情報作成手段420j
によって抽出された詳細評価情報を、ネットワーク90
を介し、端末装置460に送信する。
【0279】詳細評価情報が送信されると、例えば、次
に、ステップS120に移る。 ステップS120:本ステップでは、例えば、ステップ
S119において、商品情報提供装置420から送信さ
れた詳細評価情報を、端末装置460の相対評価商品情
報取得手段460aによって受信する。
【0280】受信された詳細評価情報は、例えば、相対
評価商品情報表示手段460bに送られ、次のステップ
S121の処理に移る。 ステップS121:本ステップでは、例えば、ステップ
S120において、相対評価商品情報取得手段460a
から送られた詳細評価情報を、相対評価商品情報表示手
段460bによって表示させる。
【0281】ここでの詳細評価情報の表示は、例えば、
第1の実施の形態に例示した商品比較マップの形態で行
われることとしてもよく、また、リスト表示の形態で行
われることとしてもよい。
【0282】このように、本形態では、取得された保有
商品情報に示される利用者が保有している商品をレベル
アップさせた商品の情報を、商品のレベルアップ内容と
ともに端末装置460に表示させるための情報を、相対
評価商品情報作成手段420jにおいて、リコメンド情
報として生成することとしたため、各利用者に適した商
品に関する情報を、効率よく利用者に提供することが可
能となる。これにより、本システムを利用する店舗にと
っては、効率の良い商品広告を行うことが可能となり、
利用者にとっては、効率の良い商品情報収集を行うこと
が可能となる。
【0283】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではない。例えば、所定の日時以上前に提供
された商品比較情報を、商品比較マップの作成に用いな
いこととしてもよい。
【0284】また、個別商品相対評価情報の提供、すな
わちリコメンド情報の提供の際、その利用者に所定の対
価を要求することとしてもよい。また、本システムを、
オンラインショッピング開設者のビジネス機能の1つと
して利用することとしてもよく、また、複数のオンライ
ンショッピングに対するASPの様な共通サービスにお
いて本システムを利用することとしてもよい。
【0285】なお、第1の実施の形態から第3の実施の
形態において説明した各処理機能は、サーバコンピュー
タとクライアントコンピュータとによって実現すること
ができる。その場合、商品情報提供装置20、220、
420が有すべき機能の処理内容を記述したサーバプロ
グラム、および端末装置30〜80、260、460が
有すべき機能の処理内容を記述したクライアントプログ
ラムが提供される。サーバプログラムをサーバコンピュ
ータで実行することにより、商品情報提供装置20、2
20、420の処理機能がサーバコンピュータ上で実現
される。また、クライアントプログラムをクライアント
コンピュータで実行することにより、端末装置30〜8
0、260、460の処理機能がクライアントコンピュ
ータ上で実現される。
【0286】処理内容を記述したサーバプログラムやク
ライアントプログラムは、コンピュータで読みとり可能
な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータ
で読みとり可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光
ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。
磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フ
レキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。
光ディスクには、DVD(Digital Versa
tile Disc)、DVD−RAM(Random
Access Memory)、CD−ROM(Co
mpact Disc Read Only Memo
ry)、CD−R(Recordable)/RW(R
eWritable)などがある。光磁気記録媒体に
は、MO(Magneto−Optical dis
c)などがある。
【0287】サーバプログラムやクライアントプログラ
ムを流通させる場合には、例えば、各プログラムが記録
されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販
売される。また、クライアントプログラムをサーバコン
ピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介
して、サーバコンピュータからクライアントコンピュー
タにクライアントプログラムを転送することもできる。
【0288】サーバプログラムを実行するサーバコンピ
ュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたサーバ
プログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、サ
ーバコンピュータは、自己の記憶装置からサーバプログ
ラムを読みとり、サーバプログラムに従った処理を実行
する。なお、サーバコンピュータは、可搬型記録媒体か
ら直接サーバプログラムを読みとり、そのサーバプログ
ラムに従った処理を実行することもできる。
【0289】クライアントプログラムを実行するクライ
アントコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録
されたクライアントプログラムもしくはサーバコンピュ
ータから転送されたクライアントプログラムを、自己の
記憶装置に格納する。そして、クライアントコンピュー
タは、自己の記憶装置からクライアントプログラムを読
みとり、クライアントプログラムに従った処理を実行す
る。なお、クライアントコンピュータは、可搬型記録媒
体から直接クライアントプログラムを読みとり、そのク
ライアントプログラムに従った処理を実行することもで
きる。また、クライアントコンピュータは、サーバコン
ピュータからクライアントプログラムが転送される毎
に、逐次、受け取ったクライアントプログラムに従った
処理を実行することもできる。
【0290】また、第1の実施の形態では、利用者から
収集された商品比較情報を用い、商品相互間の位置づけ
を、商品表示アイコン115aa〜115ah、312
aa〜312ahの座標によって表現した商品比較マッ
プ115a、312aを生成することとしたが、利用者
から商品に対する意見を収集し、その意見内容をテキス
トマイニングすることによって生成したキーワードと、
その意見に対応する商品との関係を視覚的に表現したキ
ーワードマップを生成し、このキーワードマップを利用
者に提供することとしてもよい。
【0291】この場合、この機能は、例えば、第1の端
末装置によって入力された商品に対する意見を示す商品
意見情報を、通信手段を介して取得する商品意見情報取
得ステップと、商品意見情報取得ステップにおいて取得
した商品意見情報を、記憶装置に格納する商品意見情報
格納ステップと、第2の端末装置を用いて選択された特
定の商品を示す情報である選択商品情報を、通信手段を
介して取得する選択商品情報取得ステップと、選択商品
情報取得ステップにおいて取得された選択商品情報に示
される商品に対する商品意見情報を、記憶装置から抽出
する商品意見情報抽出ステップと、商品意見情報抽出ス
テップにおいて抽出された商品意見情報と、選択商品情
報取得ステップにおいて取得された選択商品情報に示さ
れる商品との関係を視覚的に表現したキーワードマップ
を作成するキーワードマップ作成ステップと、キーワー
ドマップ作成ステップにおいて作成されたキーワード作
成マップを第2の端末装置に表示させるための情報を、
通信手段を介し、第2の端末装置に送信するキーワード
作成マップ情報送信ステップと、によって構成される処
理を、商品情報提供装置において行うことにより実現さ
れる。
【0292】例えば、図40のような意見(商品意見情
報)が利用者から収集された場合、図40に例示する各
コメントにおける下線部分がキーワードとして抽出さ
れ、このキーワードによって、図41に例示するような
キーワードマップが作成される。
【0293】このキーワードマップは、各商品に対して
寄せられた意見が有するキーワードと、その商品との関
係を示しており、具体的には、その商品に寄せられた意
見が有するキーワードのうち、より収集件数が多いキー
ワードが、それに対応する商品の表示部分に近い位置に
表示されることとなる。
【0294】なお、このキーワードマップの具体的な作
成手法としては、例えば、情報処理学会 情報学基礎研
究会(1999/7/16)において発表された「テキ
ストマイニングのための連想関係の可視化技術」に示さ
れる方法を用いることが望ましい。
【0295】また、第1の実施の形態において、商品情
報提供装置20の評価基準選択情報取得手段20hにお
いて取得された評価基準選択情報を、図示していない記
憶装置に格納し、この記憶装置に格納された評価基準選
択情報を集計し、その集計結果を、評価基準選択情報集
計結果情報として、ネットワーク90を介し、端末装置
60に送信することとしてもよい。このように送信され
た評価基準選択情報集計結果情報を、利用者が端末装置
60を用いて閲覧することにより、どのような評価基準
が多く選択されているかを知ることが可能となり、図2
0のフローチャートに示したステップS37における評
価基準選択情報の入力時における参考とすることが可能
となる。
【0296】図42は、このような処理により端末装置
60に表示される評価基準選択情報集計結果情報を例示
した評価基準選択情報集計結果画面601を例示した図
である。
【0297】図42に例示するように、評価基準選択情
報集計結果画面601には、評価基準項目である「分か
りやすさの面」、「内容の豊富さの面」、「体裁の見や
すさの面」、「C言語経験者向けの点」等が表示され、
各評価基準項目に対し、どれだけの人数の利用者が選択
を行ったかを示す人数表示(「168名」、「84
名」、「42名」、「21名」)が表示され、合わせ
て、その全体に占める割合表示(「48%」、「24
%」、「12%」、「6%」)が表示される。これによ
り、評価基準の選択状況を一目で理解することができ
る。なお、この処理を、図20のフローチャートに示し
たステップS37における処理の前に必ず実施する構成
としてもよい。
【0298】また、第1の実施の形態における商品情報
提供装置20の相対評価商品情報作成手段20jにおい
て、商品比較マップ作成手段20iによって作成された
商品比較マップに、各商品に対する販売量に関する情報
を付加した情報を生成し、それをマーケティング情報と
して利用することとしてもよい。この場合、利用者は、
消費者ではなく、企業のマーケティング担当者である。
【0299】図43は、このように作成された情報であ
るマーケティング情報表示画面602を例示した図であ
る。図43に例示するように、マーケティング情報表示
画面602は、例えば、第1の実施の形態に例示した商
品比較マップの各商品表示部分に、その商品の販売量を
示すグラフを添付した商品比較マップ602aを有して
いる。
【0300】このようにすることにより、商品相互間の
評価と、その販売数との相関関係を視覚的、直感的に表
現したマーケティング情報を提供することが可能とな
る。 (付記1) 商品に関する情報を、コンピュータを用い
て提供する商品情報提供方法において、第1の端末装置
によって入力された前記商品相互間の比較内容を示す商
品比較情報を、通信手段を介して取得する商品比較情報
取得ステップと、前記商品比較情報取得ステップにおい
て取得した前記商品比較情報を、記憶装置に格納する商
品比較情報格納ステップと、前記商品比較情報格納ステ
ップにおいて格納された前記商品比較情報を用い、前記
商品に関する評価基準を座標に関連づけることによって
前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比較
マップを作成する商品比較マップ作成ステップと、前記
商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前記商
品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
成を行う相対評価商品情報作成ステップと、前記相対評
価商品情報作成ステップにおいて作成された前記相対評
価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送信
する相対評価商品情報送信ステップと、を有することを
特徴とする商品情報提供方法。
【0301】(付記2) 前記相対評価商品情報作成ス
テップにおいて作成される前記相対評価商品情報は、前
記商品比較マップを前記第2の端末装置に表示させるた
めの情報である、ことを特徴とする付記1記載の商品情
報提供方法。
【0302】(付記3) 利用者が保有している商品を
示す情報である保有商品情報を取得する保有商品情報取
得ステップをさらに有し、前記商品比較マップ作成ステ
ップにおいて作成される前記商品比較マップは、前記保
有商品情報取得ステップにおいて取得された前記保有商
品情報に示される前記利用者が保有している商品と、前
記利用者が保有している商品をレベルアップさせた商品
との相対関係を、前記商品のレベルアップ内容に対応づ
けられた前記座標に関連づけることにより、前記利用者
が保有している商品に対するレベルアップ情報を視覚的
に表現したマップである、ことを特徴とする付記1記載
の商品情報提供方法。
【0303】(付記4) 前記相対評価商品情報作成ス
テップにおいて作成される前記相対評価商品情報は、前
記保有商品情報取得ステップにおいて取得された前記保
有商品情報に示される前記利用者が保有している商品を
レベルアップさせた商品の情報を、前記商品のレベルア
ップ内容とともに前記第2の端末装置に表示させるため
の情報である、ことを特徴とする付記3記載の商品情報
提供方法。
【0304】(付記5) 前記第2の端末装置において
入力された前記商品に対する評価基準を示す情報である
評価基準選択情報を、通信手段を介して取得する評価基
準選択情報取得ステップをさらに有し、前記商品比較マ
ップ作成ステップは、前記評価基準選択情報取得ステッ
プにおいて取得した前記評価基準選択情報に示される前
記評価基準を座標に関連づけた前記商品比較マップを作
成する、ことを特徴とする付記1記載の商品情報提供方
法。
【0305】(付記6) 前記評価基準選択情報取得ス
テップにおいて取得した前記評価基準選択情報を記憶装
置に格納する評価基準選択情報格納ステップと、前記評
価基準選択情報格納ステップにおいて前記記憶装置に格
納された前記評価基準選択情報を集計する評価基準選択
情報集計ステップと、前記評価基準選択情報集計ステッ
プにおける前記評価基準選択情報の集計結果を、評価基
準選択情報集計結果情報として、通信手段を介して、前
記第2の端末装置に送信する評価基準選択情報集計結果
情報送信ステップと、をさらに有することを特徴とする
付記5記載の商品情報提供方法。
【0306】(付記7) 前記相対評価商品情報作成ス
テップによって作成される前記相対評価商品情報は、前
記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前記
商品比較マップに、前記商品比較マップに示される前記
商品の販売量に関する情報を付加した情報であることを
特徴とする付記1記載の商品情報提供方法。
【0307】(付記8) 前記商品比較マップ作成ステ
ップは、前記商品間の関係を示すエッジの向きを制御す
るために用いられる該エッジに働く仮想的な力を定義
し、前記商品及び前記商品に関する評価情報に対し、前
記定義された前記仮想的な力を組み込んだ仮想的な物理
モデルを作成し、前記仮想的な物理モデルの安定状態を
求めることにより、前記商品比較マップの作成を行うス
テップである、ことを特徴とする付記1記載の商品情報
提供方法。
【0308】(付記9) 商品に関する情報を、コンピ
ュータを用いて提供する商品情報提供方法において、第
1の端末装置によって入力された前記商品に対する意見
を示す商品意見情報を、通信手段を介して取得する商品
意見情報取得ステップと、前記商品意見情報取得ステッ
プにおいて取得した前記商品意見情報を、記憶装置に格
納する商品意見情報格納ステップと、第2の端末装置を
用いて選択された特定の商品を示す情報である選択商品
情報を、通信手段を介して取得する選択商品情報取得ス
テップと、前記選択商品情報取得ステップにおいて取得
された前記選択商品情報に示される前記商品に対する前
記商品意見情報を、前記記憶装置から抽出する商品意見
情報抽出ステップと、前記商品意見情報抽出ステップに
おいて抽出された前記商品意見情報と、前記選択商品情
報取得ステップにおいて取得された前記選択商品情報に
示される前記商品との関係を視覚的に表現したキーワー
ドマップを作成するキーワードマップ作成ステップと、
前記キーワードマップ作成ステップにおいて作成された
前記キーワード作成マップを第2の端末装置に表示させ
るための情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送
信するキーワード作成マップ情報送信ステップと、を有
することを特徴とする商品情報提供方法。
【0309】(付記10) コンピュータを用いて提供
された商品に関する情報を利用する商品情報利用方法に
おいて、前記商品に関する評価基準を座標に関連づける
ことによって前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現
した前記商品比較マップを用いて作成された前記商品相
互間における相対的な評価内容を有する商品情報である
前記相対評価商品情報を、通信手段を介し、端末装置に
よって取得する相対評価商品情報取得ステップと、前記
相対評価商品情報取得ステップにおいて取得された前記
相対評価商品情報を、前記端末装置に表示させる相対評
価商品情報表示ステップと、を有することを特徴とする
商品情報利用方法。
【0310】(付記11) 商品に関する情報を提供す
る商品情報提供方法において、前記商品相互間の比較内
容を示す商品比較情報を取得する商品比較情報取得ステ
ップと、前記商品比較情報取得ステップにおいて取得し
た前記商品比較情報を格納する商品比較情報格納ステッ
プと、前記商品比較情報格納ステップにおいて格納され
た前記商品比較情報を用い、前記商品に関する評価基準
を座標に関連づけることによって前記商品相互間の相対
関係を視覚的に表現した商品比較マップを作成する商品
比較マップ作成ステップと、前記商品比較マップ作成ス
テップにおいて作成された前記商品比較マップを用い、
前記商品相互間における相対的な評価内容を有する商品
情報である相対評価商品情報の作成を行う相対評価商品
情報作成ステップと、前記相対評価商品情報作成ステッ
プにおいて作成された前記相対評価商品情報を提供する
相対評価商品情報提供ステップと、を有することを特徴
とする商品情報提供方法。
【0311】(付記12) 商品に関する情報を提供す
る商品情報提供装置において、第1の端末装置によって
入力された前記商品相互間の比較内容を示す商品比較情
報を、通信手段を介して取得する商品比較情報取得手段
と、前記商品比較情報取得手段において取得した前記商
品比較情報を格納する商品比較情報格納手段と、前記商
品比較情報格納手段に格納された前記商品比較情報を用
い、前記商品に関する評価基準を座標に関連づけること
によって前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した
商品比較マップを作成する商品比較マップ作成手段と、
前記商品比較マップ作成手段において作成された前記商
品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的な
評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
成を行う相対評価商品情報作成手段と、前記相対評価商
品情報作成手段において作成された前記相対評価商品情
報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送信する相対
評価商品情報送信手段と、を有することを特徴とする商
品情報提供装置。
【0312】(付記13) コンピュータを用いて提供
された商品に関する情報を利用する端末装置において、
前記商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
って前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品
比較マップを用いて作成された前記商品相互間における
相対的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品
情報を、通信手段を介して取得する相対評価商品情報取
得手段と、前記相対評価商品情報取得手段において取得
された前記相対評価商品情報を、前記端末装置に表示さ
せる相対評価商品情報表示手段と、を有することを特徴
とする端末装置。
【0313】(付記14) 商品に関する情報の提供を
行う商品情報提供システムにおいて、前記商品相互間の
比較内容を示す商品比較情報の入力を受け付ける商品比
較情報入力手段と、前記商品比較情報入力手段において
入力された前記商品比較情報を、通信手段を介して送信
する商品比較情報送信手段と、を有する第1の端末装置
と、前記商品比較情報送信手段において送信された前記
商品比較情報を、通信手段を介して取得する商品比較情
報取得手段と、前記商品比較情報取得手段において取得
した前記商品比較情報を格納する商品比較情報格納手段
と、前記商品比較情報格納手段に格納された前記商品比
較情報を用い、前記商品に関する評価基準を座標に関連
づけることによって前記商品相互間の相対関係を視覚的
に表現した商品比較マップを作成する商品比較マップ作
成手段と、前記商品比較マップ作成手段において作成さ
れた前記商品比較マップを用い、前記商品相互間におけ
る相対的な評価内容を有する商品情報である相対評価商
品情報の作成を行う相対評価商品情報作成手段と、前記
相対評価商品情報作成手段において作成された前記相対
評価商品情報を、通信手段を介して送信する相対評価商
品情報送信手段と、を有する商品情報提供装置と、前記
相対評価商品情報送信手段において送信された前記相対
評価商品情報を、通信手段を介して取得する相対評価商
品情報取得手段と、前記相対評価商品情報取得手段にお
いて取得された前記相対評価商品情報を、前記端末装置
に表示させる相対評価商品情報表示手段と、を有する第
2の端末装置と、を有することを特徴とする商品情報提
供システム。
【0314】(付記15) コンピュータに、第1の端
末装置によって入力された商品相互間の比較内容を示す
商品比較情報を、通信手段を介して取得する商品比較情
報取得ステップと、前記商品比較情報取得ステップにお
いて取得した前記商品比較情報を、記憶装置に格納する
商品比較情報格納ステップと、前記商品比較情報格納ス
テップにおいて格納された前記商品比較情報を用い、前
記商品に関する評価基準を座標に関連づけることによっ
て前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比
較マップを作成する商品比較マップ作成ステップと、前
記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前記
商品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的
な評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の
作成を行う相対評価商品情報作成ステップと、前記相対
評価商品情報作成ステップにおいて作成された前記相対
評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送
信する相対評価商品情報送信ステップと、を実行させる
ためのプログラム。
【0315】(付記16) コンピュータに、第1の端
末装置によって入力された商品相互間の比較内容を示す
商品比較情報を、通信手段を介して取得する商品比較情
報取得ステップと、前記商品比較情報取得ステップにお
いて取得した前記商品比較情報を、記憶装置に格納する
商品比較情報格納ステップと、前記商品比較情報格納ス
テップにおいて格納された前記商品比較情報を用い、前
記商品に関する評価基準を座標に関連づけることによっ
て前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した商品比
較マップを作成する商品比較マップ作成ステップと、前
記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前記
商品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的
な評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の
作成を行う相対評価商品情報作成ステップと、前記相対
評価商品情報作成ステップにおいて作成された前記相対
評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置に送
信する相対評価商品情報送信ステップと、を実行させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能
な記録媒体。
【0316】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、第1の
端末装置によって入力された商品相互間の比較内容を示
す商品比較情報を、通信手段を介して、商品情報提供装
置において取得し、取得した商品比較情報を商品比較情
報格納手段に格納し、商品比較情報格納手段に格納され
た商品比較情報を用い、商品に関する評価基準を座標に
関連づけることによって商品相互間の相対関係を視覚的
に表現した商品比較マップを作成し、作成された商品比
較マップを用い、商品相互間における相対的な評価内容
を有する商品情報である相対評価商品情報の作成を行
い、作成された相対評価商品情報を、通信手段を介し、
第2の端末装置に送信することとしたため、利用者は、
商品情報提供装置から提供された相対評価商品情報を、
第2の端末装置を用いて閲覧することにより、商品相互
間の相対的な評価に関する情報を容易に入手することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品情報提供システムの全体構成を例示した概
念図である。
【図2】商品情報提供システムの全体構成を例示した概
念図である。
【図3】商品情報提供装置のハードウェア構成を例示し
たブロック図である。
【図4】商品情報提供装置の機能構成を例示したブロッ
ク図である。
【図5】個人情報格納手段に格納される個人情報のデー
タ構成を例示した概念図である。
【図6】販売履歴情報格納手段に格納される販売履歴情
報のデータ構成を例示した概念図である。
【図7】商品比較情報格納手段に格納される商品比較情
報のデータ構成を例示した概念図である。
【図8】商品一覧情報格納手段に格納される商品一覧情
報のデータ構成を例示した概念図である。
【図9】評価基準選択項目情報格納手段に格納される評
価基準選択項目情報のデータ構成を例示した概念図であ
る。
【図10】端末装置のハードウェア構成を例示したブロ
ック図である。
【図11】端末装置の機能構成を例示したブロック図で
ある。
【図12】端末装置の機能構成を例示したブロック図で
ある。
【図13】商品情報提供システムによって行われる商品
比較情報処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】商品比較入力依頼情報表示手段によって表示
させた商品比較入力依頼情報である商品比較入力依頼画
面を例示した図である。
【図15】商品比較入力依頼情報表示手段によって表示
させた商品比較入力依頼情報である商品比較入力依頼画
面を例示した図である。
【図16】商品情報提供システムによって行われる相対
評価情報提供処理を説明するためのフローチャートを例
示した図である。
【図17】図16に例示したフローチャートにおけるス
テップS11の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図18】商品一覧情報表示手段よって表示された商品
一覧情報を示す商品一覧表示画面を例示した図である。
【図19】図16に例示したフローチャートにおけるス
テップS13の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図20】図16に例示したフローチャートにおけるス
テップS13の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図21】図16に例示したフローチャートにおけるス
テップS13の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図22】評価基準選択依頼情報表示手段によって表示
された評価基準選択依頼情報を示す評価基準選択画面を
例示した図である。
【図23】相対評価商品情報表示手段によって表示され
た相対評価商品情報を示す相対評価商品情報表示画面を
例示した図である。
【図24】個別商品相対評価情報表示手段において表示
された個別商品相対評価情報を示す個別商品相対評価表
示画面を例示した図である。
【図25】図20に例示したフローチャートのステップ
S40における商品比較マップ作成処理の詳細を例示し
たフローチャートである。
【図26】商品比較情報を例示した図である。
【図27】商品情報提供装置の機能構成を例示したブロ
ック図である。
【図28】保有商品情報格納手段に格納される保有商品
情報のデータ構成を例示した概念図である。
【図29】端末装置の機能構成を例示したブロック図で
ある。
【図30】レベルアップ情報提供処理を説明するための
フローチャートを例示した図である。
【図31】図30に例示したフローチャートにおけるス
テップS71の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図32】保有商品情報表示手段よって表示された保有
商品情報を示す保有商品表示画面を例示した図である。
【図33】図30に例示したフローチャートにおけるス
テップS72の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図34】図30に例示したフローチャートにおけるス
テップS72の処理の詳細を例示したフローチャートで
ある。
【図35】相対評価商品情報表示手段によって表示され
た相対評価商品情報を示すレベルアップ情報表示画面を
例示した図である。
【図36】商品情報提供装置の機能構成を例示したブロ
ック図である。
【図37】端末装置の機能構成を例示したブロック図で
ある。
【図38】リコメンド情報提供処理を説明するためのフ
ローチャートを例示した図である。
【図39】相対評価商品情報表示手段においてリコメン
ド情報を表示させた様子を例示したリコメンド情報表示
画面を示す図である。
【図40】利用者から寄せられた商品に対するコメント
を例示した図である。
【図41】キーワードマップを例示した図である。
【図42】端末装置に表示される評価基準選択情報集計
結果情報を例示した評価基準選択情報集計結果画面を例
示した図である。
【図43】マーケティング情報表示画面を例示した図で
ある。
【符号の説明】
1,10 商品情報提供システム 2,4,30〜80 端末装置 3 商品情報提供装置 3a 記憶装置 90 ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月14日(2001.6.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】例えば、商品情報の提供が、各商品単位で
その商品に関する情報を提供する形態で行われた場合、
消費者は、収集した情報を自分自身で整理し、その分
析、比較を行わなければならない。一般に、インターネ
ット等によって提供される商品情報は膨大な量に及び、
それらの商品情報を過不足なく適切に収集し、収集した
商品情報を適切に分析、比較することは容易なことでは
ない。また、商品広告等によって提供される情報は、商
品の長所のみが強調され、その欠点については触れられ
ていない場合も多い。さらに、その表示形態も多種多様
であり、これらの商品情報から、商品相互間の相対的な
評価を適切に導き出すことは、大変困難である。さら
に、上述した「DSIUシステム:Decision
Support for Internet User
s」では、商品の仕様を評価するための推論知識が抽出
されるが、評価基準を考慮した知識抽出は行われないた
め、「何に役立つための商品」といった問いに対する推
論知識は抽出できない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】図14に例示するように、商品比較入力依
頼画面111は、例えば、「分かりやすさの面」、「内
容の豊富さの面」等の評価項目ごとに区分され、各区分
ごとに設けられた、比較対象として選択された商品に関
する情報を入力する比較対象商品選択欄111a〜11
1f、及びその比較に対するコメントを入力するコメン
ト入力欄111g〜111lによって構成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】また、図15に例示するように、商品比較
入力依頼画面112は、例えば、「分かりやすさの
面」、「内容の豊富さの面」等の評価項目ごとに区分さ
れ、各区分ごとに設けられた、比較対象として選択され
た商品に関する情報を入力する比較対象商品選択欄11
2a、112b、及びその比較に対するコメントを入力
するコメント入力欄112e〜112hによって構成さ
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】本ステップにおける商品比較情報の入力
は、例えば、消費者である利用者が、自己の経験を基
に、図10に例示したキーボード34b及びマウス34
cを用い、図14或いは図15に例示した商品比較入力
依頼画面111、112の比較対象商品選択欄111a
〜111f、112a、112b、及びコメント入力欄
111g〜111l、112e〜112hに、所定の情
報を入力することによって行われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】具体的には、例えば、利用者が「Java
入門」という書籍と、「分かるJava」という書籍を
比較した結果、分かりやすさの面で「分かるJava」
という書籍が優れていると判断し、その理由が「図が多
くて分かりやすい」というものであった場合、その利用
者は、例えば、図14に例示するように、商品比較入力
依頼画面111の比較対象商品選択欄111aに「Ja
va入門」という文字を、比較対象商品選択欄111b
に「分かるJava」という文字を、それぞれ入力し、
コメント入力欄111hに「図が多くて分かりやすい」
という文字を入力する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】また、例えば、「初めてのJava」とい
う書籍を購入した利用者が、その書籍と「分かるJav
a」という書籍とを比較し、分かりやすさの面で「分か
るJava」という書籍が劣っている判断し、その理由
が「専門用語が多い」というものであった場合、その利
用者は、例えば、図15に例示するように、商品比較入
力依頼画面112の比較対象商品選択欄112aに「分
かるJava」という文字を、コメント入力欄112e
に「専門用語が多い」という文字を、それぞれ入力す
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】また、上述したような入力形態ではなく、
例えば、比較対象となる商品を固定し、その商品に対す
る優劣を投票するという形態でこの商品比較情報の入力
を行うこととしてもよい。さらに、この商品比較情報の
入力に際し、その商品比較情報の入力を行った利用者に
報酬(現金、商品券、割引券等)を与える構成としても
よい。ここでの報酬は、商品比較情報を入力した各利用
者に対し、均一に支払われることとしてもよく、また、
新商品等、商品比較情報の提供が少ない商品に対して商
品比較情報の提供を行った利用者に対する報酬を増額す
る構成としてもよい。また、商品の優劣だけではなく、
保守的、革新的といった情報や、仕事向け、家庭向けと
いった商品の優劣ではない内容を示す情報の入力を、商
品比較情報として受け付ける構成としてもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正内容】
【0095】具体的には、例えば、商品比較入力依頼画
面111、112の比較対象商品選択欄111a〜11
1f、112a〜112d、及びコメント入力欄111
g〜111l、112e〜112hに入力された内容
を、商品比較情報として、商品情報提供装置20のアド
レスを指定し、ネットワーク90を介して送信する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0156
【補正方法】変更
【補正内容】
【0156】本ステップでの個別商品相対評価情報の作
成は、例えば、個別商品相対評価情報提供手段20mか
ら送られた個別商品相対評価情報に示される個別商品相
対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報)を検索キーとし、この個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する商品比較情
報を、商品比較情報格納手段20dから抽出し、その情
報を加工することによって行われる。具体的には、例え
ば、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品として
書籍Dが選択されていた場合、個別商品相対評価情報生
成手段20lによって、この書籍Dが比較対象となった
商品比較情報(書籍Dと比較された商品に関する情報、
それに対するコメント等を有する)を、商品比較情報格
納手段20dから抽出し、その商品比較情報を端末装置
60に表示させるための情報を生成する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0166
【補正方法】変更
【補正内容】
【0166】ここで、商品比較情報の各項目に対し、グ
ラフの頂点を1つずつ生成するとは、例えば、商品比較
情報において比較対象となっている商品に対応する頂点
を1つずつ生成することを意味する。具体的には、商品
比較情報が図26に例示するような情報であった場合、
この商品比較情報の各項目において比較対象となってい
る商品、例えば、「書籍A」、「書籍B」、「書籍
C」、…、「書籍H」に対し、1つずつ頂点を生成す
る。図26の商品比較情報の場合、利用者ID「000
1」〜「0025」の25人の利用者から25項目の商
品比較情報が提供されており、これらの商品比較情報で
は、合計8つの書籍に関する比較が行われている。その
ため、この例では、本ステップにおいて8つの頂点が生
成されることとなる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0169
【補正方法】変更
【補正内容】
【0169】なお、比較された商品間における優劣がな
い場合には、有向辺ではなく、方向性の無い無向辺によ
って、それらの商品に対応する頂点間を結ぶこととして
もよい。また、同様な比較対象に対する商品比較情報が
複数存在する場合(例えば、「書籍A」と「書籍B」と
を比較した商品比較情報が複数存在する場合)、その商
品比較情報の数に応じて、有向辺或いは無向辺の太さを
太く、或いは、色を変えて、表現していくこととしても
よい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0239
【補正方法】変更
【補正内容】
【0239】本ステップでの個別商品相対評価情報の作
成は、例えば、個別商品相対評価情報提供手段220m
から送られた個別商品相対評価情報に示される個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する情報(例え
ば、書籍Dを示す情報)を検索キーとし、この個別商品
相対評価情報の取得を希望する商品に関する商品比較情
報を、商品比較情報格納手段220dから抽出し、その
情報を加工することによって行われる。具体的には、例
えば、個別商品相対評価情報の取得を希望する商品とし
て書籍Dが選択されていた場合、個別商品相対評価情報
生成手段220lによって、この書籍Dが比較対象とな
った商品比較情報(書籍Dと比較された商品に関する情
報、それに対するコメント等を有する)を、商品比較情
報格納手段220dから抽出し、その商品比較情報を端
末装置260に表示させるための情報を生成する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0270
【補正方法】変更
【補正内容】
【0270】図39に例示するように、リコメンド情報
表示画面511は、利用者が保有する商品に対し、次に
購入することが好ましい商品を推奨するための内容を示
した画面である。図39の例の場合、利用者は書籍Eを
所有しており、この書籍Eに対し、より幅広い内容を知
りたい場合に適している商品として書籍Hが、より分か
りやすい内容を希望する場合に適している商品として書
籍Cが、それぞれ推奨されている。さらに、この例で
は、書籍Hを推奨する旨が示されている部分に、推奨す
る書籍Hと利用者が保有している書籍Eが相互に比較
となっている商品比較情報の取得を要求する場合にク
リックする詳細要求ボタン511a、推奨する書籍Hが
比較対象となっている全ての商品比較情報の取得を要求
する場合にクリックする詳細要求ボタン511bが表示
され、また、書籍Cを推奨する旨が示されている部分
に、推奨する書籍Cと利用者が保有している書籍Eが相
互に比較対象となっている商品比較情報の取得を要求す
る場合にクリックする詳細要求ボタン511c、推奨す
る書籍Hが比較対象となっている全ての商品比較情報の
取得を要求する場合にクリックする詳細要求ボタン51
1dが表示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 勇 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 加藤 博己 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目15番16 株式会社富士通ハイパーソフトテクノロ ジ内 (72)発明者 若生 淳一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK35 ND16 ND35 NK14 NK43 PP02 PP22 PQ46 UU40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する情報を、コンピュータを用
    いて提供する商品情報提供方法において、 第1の端末装置によって入力された前記商品相互間の比
    較内容を示す商品比較情報を、通信手段を介して取得す
    る商品比較情報取得ステップと、 前記商品比較情報取得ステップにおいて取得した前記商
    品比較情報を、記憶装置に格納する商品比較情報格納ス
    テップと、 前記商品比較情報格納ステップにおいて格納された前記
    商品比較情報を用い、前記商品に関する評価基準を座標
    に関連づけることによって前記商品相互間の相対関係を
    視覚的に表現した商品比較マップを作成する商品比較マ
    ップ作成ステップと、 前記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前
    記商品比較マップを用い、前記商品相互間における相対
    的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報
    の作成を行う相対評価商品情報作成ステップと、 前記相対評価商品情報作成ステップにおいて作成された
    前記相対評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末
    装置に送信する相対評価商品情報送信ステップと、 を有することを特徴とする商品情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記相対評価商品情報作成ステップにお
    いて作成される前記相対評価商品情報は、 前記商品比較マップを前記第2の端末装置に表示させる
    ための情報である、 ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供方法。
  3. 【請求項3】 利用者が保有している商品を示す情報で
    ある保有商品情報を取得する保有商品情報取得ステップ
    をさらに有し、 前記商品比較マップ作成ステップにおいて作成される前
    記商品比較マップは、 前記保有商品情報取得ステップにおいて取得された前記
    保有商品情報に示される前記利用者が保有している商品
    と、前記利用者が保有している商品をレベルアップさせ
    た商品との相対関係を、前記商品のレベルアップ内容に
    対応づけられた前記座標に関連づけることにより、前記
    利用者が保有している商品に対するレベルアップ情報を
    視覚的に表現したマップである、 ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記相対評価商品情報作成ステップにお
    いて作成される前記相対評価商品情報は、 前記保有商品情報取得ステップにおいて取得された前記
    保有商品情報に示される前記利用者が保有している商品
    をレベルアップさせた商品の情報を、前記商品のレベル
    アップ内容とともに前記第2の端末装置に表示させるた
    めの情報である、 ことを特徴とする請求項3記載の商品情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の端末装置において入力された
    前記商品に対する評価基準を示す情報である評価基準選
    択情報を、通信手段を介して取得する評価基準選択情報
    取得ステップをさらに有し、 前記商品比較マップ作成ステップは、 前記評価基準選択情報取得ステップにおいて取得した前
    記評価基準選択情報に示される前記評価基準を座標に関
    連づけた前記商品比較マップを作成する、 ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記商品比較マップ作成ステップは、 前記商品間の関係を示すエッジの向きを制御するために
    用いられる該エッジに働く仮想的な力を定義し、 前記商品及び前記商品に関する評価情報に対し、前記定
    義された前記仮想的な力を組み込んだ仮想的な物理モデ
    ルを作成し、 前記仮想的な物理モデルの安定状態を求めることによ
    り、前記商品比較マップの作成を行うステップである、 ことを特徴とする請求項1記載の商品情報提供方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを用いて提供された商品に
    関する情報を利用する商品情報利用方法において、 前記商品に関する評価基準を座標に関連づけることによ
    って前記商品相互間の相対関係を視覚的に表現した前記
    商品比較マップを用いて作成された前記商品相互間にお
    ける相対的な評価内容を有する商品情報である前記相対
    評価商品情報を、通信手段を介し、端末装置によって取
    得する相対評価商品情報取得ステップと、 前記相対評価商品情報取得ステップにおいて取得された
    前記相対評価商品情報を、前記端末装置に表示させる相
    対評価商品情報表示ステップと、 を有することを特徴とする商品情報利用方法。
  8. 【請求項8】 商品に関する情報を提供する商品情報提
    供装置において、 第1の端末装置によって入力された前記商品相互間の比
    較内容を示す商品比較情報を、通信手段を介して取得す
    る商品比較情報取得手段と、 前記商品比較情報取得手段において取得した前記商品比
    較情報を格納する商品比較情報格納手段と、 前記商品比較情報格納手段に格納された前記商品比較情
    報を用い、前記商品に関する評価基準を座標に関連づけ
    ることによって前記商品相互間の相対関係を視覚的に表
    現した商品比較マップを作成する商品比較マップ作成手
    段と、 前記商品比較マップ作成手段において作成された前記商
    品比較マップを用い、前記商品相互間における相対的な
    評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報の作
    成を行う相対評価商品情報作成手段と、 前記相対評価商品情報作成手段において作成された前記
    相対評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末装置
    に送信する相対評価商品情報送信手段と、 を有することを特徴とする商品情報提供装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、 第1の端末装置によって入力された商品相互間の比較内
    容を示す商品比較情報を、通信手段を介して取得する商
    品比較情報取得ステップと、 前記商品比較情報取得ステップにおいて取得した前記商
    品比較情報を、記憶装置に格納する商品比較情報格納ス
    テップと、 前記商品比較情報格納ステップにおいて格納された前記
    商品比較情報を用い、前記商品に関する評価基準を座標
    に関連づけることによって前記商品相互間の相対関係を
    視覚的に表現した商品比較マップを作成する商品比較マ
    ップ作成ステップと、 前記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前
    記商品比較マップを用い、前記商品相互間における相対
    的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報
    の作成を行う相対評価商品情報作成ステップと、 前記相対評価商品情報作成ステップにおいて作成された
    前記相対評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末
    装置に送信する相対評価商品情報送信ステップと、 を実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、 第1の端末装置によって入力された商品相互間の比較内
    容を示す商品比較情報を、通信手段を介して取得する商
    品比較情報取得ステップと、 前記商品比較情報取得ステップにおいて取得した前記商
    品比較情報を、記憶装置に格納する商品比較情報格納ス
    テップと、 前記商品比較情報格納ステップにおいて格納された前記
    商品比較情報を用い、前記商品に関する評価基準を座標
    に関連づけることによって前記商品相互間の相対関係を
    視覚的に表現した商品比較マップを作成する商品比較マ
    ップ作成ステップと、 前記商品比較マップ作成ステップにおいて作成された前
    記商品比較マップを用い、前記商品相互間における相対
    的な評価内容を有する商品情報である相対評価商品情報
    の作成を行う相対評価商品情報作成ステップと、 前記相対評価商品情報作成ステップにおいて作成された
    前記相対評価商品情報を、通信手段を介し、第2の端末
    装置に送信する相対評価商品情報送信ステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読みとり可能な記録媒体。
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