JP5356660B2 - 洗面ボウルの排水孔のシール構造 - Google Patents

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本発明は、洗面化粧台に設けられる洗面ボウルの排水孔のシール構造に関する。
従来より、例えば、特許文献1、2に開示されているように、洗面化粧台に配設される洗面ボウルには、該洗面ボールの底面に開口する排水孔が設けられており、この排水孔は、洗面ボウルに組み付けられた排水栓によって開閉されるようになっている。排水孔の内周面は、下方へ行くに従って小径となるテーパー面で構成されている。排水栓は、円板形状をなしており、外縁部には、排水孔のテーパー面に接触するシール部が設けられている。また、排水栓の下面には、下方へ突出するシャフトが固定されている。このシャフトには、操作用ケーブルの端部が当接するようになっており、操作用ケーブルの押し引き動作によって排水栓が上下方向に移動するようになっている。排水栓を上方へ移動させることにより、排水孔が開放される一方、下方へ移動させることにより、排水栓のシール部が排水孔のテーパー面に対し上方から接触して排水孔が閉塞されるようになっている。
特許第3319962号公報 特許第3319965号公報
ところで、洗面ボウルは排水栓に比べて大型の成形品であるため、製造コストを考慮すると、公差範囲を排水栓に比べて大きめに設定せざるを得ない。よって、特許文献1、2のように、洗面ボウルに排水栓を組み付けるようにした場合には、排水孔の軸心と排水栓の軸心とが同一直線上から径方向にずれることがある。こうなると、排水栓を上方から下方へ移動させたとき、排水栓のシール部が排水孔のテーパー面の全周に密着しにくくなることがある。このことを回避するため、特許文献1、2の洗面ボウルでは、排水孔のテーパー面と水平面とのなす角度が小さくなるように、テーパー面を緩やかにしなければならない。これは、特許文献1、2では、排水栓を下方へ移動させてシール部を排水孔のテーパー面に対し上方から接触させる構造としていることから、テーパー面の傾斜度合いを緩やかにして水平面に近づけるほど、排水栓のシール部が排水孔のテーパー面に密着しやすくなるからである。
しかしながら、排水孔のテーパー面を緩やかにすると、水が洗面ボウルの底面に残り易くなり、水垢やカビが発生し易くなる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、洗面ボウルの排水孔を、上下方向に移動する排水栓で開閉するようにした場合に、排水孔の軸心と排水栓の軸心とが径方向に多少ずれていても、排水栓のシール部を排水孔の内周面に密着させ易くしてシール性を確保できるようにしながら、水が洗面ボウルの底面に残り難くして洗面ボウルを清潔に保てるようにすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明では、洗面ボウル(1)の底面に開口し、下方へ延びる排水孔(12)と、上記洗面ボウル(1)に組み付けられ、上記排水孔(12)の内周面に接触するシール部(38)を有する排水栓(23)と、上記排水栓(23)を上下方向に移動させる排水栓移動機構(24)とを備え、上記排水栓移動機構(24)によって上記排水栓(23)を上方へ移動させることにより上記排水孔(12)が開放される一方、上記排水栓(23)を下方へ移動させることにより上記シール部(38)が上記排水孔(12)の内周面に接触して該排水孔(12)が閉塞されるように構成された洗面ボウル(1)の排水孔(12)のシール構造において、上記排水孔(12)の内周面には、上記洗面ボウル(1)の底面の開口部(10)から下方へ離れた部位に、該排水孔(12)の上部よりも小径となるように段差部(15)が形成され、該段差部(15)の内周面は、下側へ行くほど小径となるように傾斜して延びるテーパー面(12b)で構成され、上記排水栓(23)には、外縁部に沿って延びる環状溝(23a)が形成され、上記排水栓(23)のシール部(38)は、該排水栓(23)の外縁部に設けられたシール部材(3)を有し、上記シール部材(39)は、上記環状溝(23a)に嵌る内側環状部(39a)と、上記環状溝(23a)から突出して上記排水孔(12)のテーパー面(12b)と上記排水栓(23)の外縁部とに挟まれる外側環状部(39b)と、上記内側環状部(39a)及び上記外側環状部(39b)の間に設けられ該内側環状部(39a)及び該外側環状部(39b)を連結する連結部(39c)とを有し、上記外側環状部(39b)及び上記内側環状部(39a)は、それぞれ、断面形状が略円形状となるように形成され、上記連結部(39c)の肉厚は、上記内側環状部(39a)及び上記外側環状部(39b)の肉厚よりも薄く設定され、上記排水栓(23)が上記排水孔(12)を閉塞する位置にあるときに上記外側環状部(39b)が上記テーパー面(12b)に上方から接触する構成とする
第1の発明によれば、洗面ボウルの排水孔の内周面に、該排水孔の上部よりも小径となるように段差部を形成し、排水栓を下方へ移動させて排水孔を閉塞する位置としたときに、排水栓のシール部を段差部に接触させるようにしているので、排水孔の軸心と排水栓の軸心とが多少ずれても、排水栓のシール部を排水孔の内周面の全周に亘って密着させることができる。これにより、排水孔の内周面の上部を急なテーパー面にして排水性を良好にしながら、排水孔の閉塞時には十分なシール性を確保することができる。よって、洗面ボウルの底面に水が残り難くなり、清潔に保つことができる。
また、排水栓を閉塞位置としたときに、排水栓のシール部材を排水孔の段差部と排水栓の外縁部とで挟むようにしたので、シール部材を排水孔の段差部に圧接することができる。これにより、排水孔の閉塞時におけるシール性をより一層高めることができる。
また、シール部材の外側環状部の断面形状が略円形状であるため、排水栓が排水孔に対し正規の位置から多少ずれた場合にも、外側環状部の外面を排水孔の段差部に同じように接触させることができる。
また、シール部材の内側環状部と外側環状部とを連結する連結部の肉厚を外側環状部よりも薄肉にしたことで、外側環状部を内側環状部に対し変位させやすくすることができる。これにより、閉塞位置にしたときの排水栓の位置が多少ずれても、シール部材の外側環状部をその位置ずれに対応するように変位させることができ、シール性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る洗面ボウル1を示すものである。この洗面ボウル1は、洗面化粧台(図示せず)に配設されるものであり、樹脂材を用いて一体成形されている。また、洗面ボウル1には、洗面ボウル1内の水を排水するための排水栓装置2が組み付けられている。
図2及び図3に示すように、上記洗面ボウル1の底面には、底面開口部10が形成されており、この底面開口部10の周縁部には、鉛直下向きに延びる円筒状の筒状部11が設けられている。この筒状部11と洗面ボウル1の本体部分とは、一体成形されている。筒状部11の下端部は開放されている。この筒状部11により、底面開口部10から下方へ延びる排水孔12が構成されている。筒状部11の下端部には、筒状部11の内方へ向けて略直角に折り曲げられた屈曲部11aが形成されている。また、洗面ボウル1には、図1に示すように、内面の上部近傍に開口するオーバーフロー孔13が形成されている。
上記排水孔12の内周面は、底面開口部10から下側へ行くほど小径となるように傾斜して延びる第1テーパー面12aと、この第1テーパー面12aの下縁部から下側へ行くほど小径となるように傾斜して延びる第2テーパー面12bと、第2テーパー面12bの下縁部から下側へいくほど小径となるように傾斜して延びる第3テーパー面12cとで構成されている。第1テーパー面12aの傾斜角度は、水平面に対し70°以上の急な角度に設定されており、洗面ボウル1の底面の水をスムーズに排水孔12内へ導けるようになっている。また、第2テーパー面12bの水平面に対する傾斜角度は、第1テーパー面12aの水平面に対する傾斜角度よりも緩くなっており、例えば、45°以下に設定されている。このように第2テーパー面12bの傾斜角度を第1テーパー面12aよりも小さく設定したことにより、排水孔12の内周面には、底面開口部10から下方へ離れた部位に、該排水孔12の上部よりも小径となる段差部15が形成されることになる。また、第1テーパー面12aの水平面に対する傾斜角度と、第3テーパー面12cの傾斜角度とは略同じに設定されており、第3テーパー面12cも、第2テーパー面12bよりも急な角度となっている。
上記排水栓装置2は、排水孔12に接続される本体筒20と、本体筒20と排水管21とを連結する連結管22と、排水孔12を開閉する排水栓23と、排水栓23を移動させれる排水栓移動機構24と、上記オーバーフロー孔13に接続されるオーバーフロー配管25と、オーバーフロー配管25と本体筒20とを接続するコネクタ26とを備えている。
上記本体筒20は、上下方向に延びている。本体筒20の上部には、外方へ向けて張り出した張り出し部20aが形成されている。本体筒20の張り出し部20aの外径は、洗面ボウル1の筒状部11の屈曲部11aの内径よりも大きく設定されており、張り出し部20aが屈曲部11aに上方から引っ掛かるようになっている。本体筒20の張り出し部20aよりも下側の外径は、洗面ボウル1の筒状部11の屈曲部11aの内径よりも若干小さめに形成されている。また、本体筒20の外周面における下部には、雄ネジ部20bが形成されている。本体筒20の張り出し部20aよりも下方には、該本体筒20の周壁を径方向に貫通する貫通孔20cが形成されている。また、張り出し部20aの内周面における上部には、下方へ行くに従って小径となるテーパー面20dが設けられている。また、本体筒20の内周面には、上下方向の中間部に突起20eが形成されている。
上記コネクタ26は、本体筒20の貫通孔20cが形成された部位を外側から囲むように形成された環状部26aと、環状部26aの周壁から径方向外方へ突出する横管部26bとを有している。この横管部26bは、環状部26aの内部に連通している。横管部26bの先端側には、オーバーフロー配管25の下流端部が接続されている。従って、オーバーフロー配管25は、横管部26b、環状部26a、貫通孔20cを介して本体筒20の内部に連通している。
上記コネクタ26の環状部26aの上面及び下面には、上側パッキン28及び下側パッキン29がそれぞれ配置されている。下側パッキン29の下方には、上記雄ネジ部20bに螺合するナット30が配置されており、このナット30を雄ネジ部20bに螺合させていくことにより、下側パッキン29、コネクタ26、上側パッキン28が、洗面ボウル1の筒状部11の下端部へ向けて押し付けられ、その反力により、張り出し部20aが屈曲部11aに上方から押し付けられるようになっている。これにより、本体筒20、コネクタ26が洗面ボウル1に締結固定される。
上記連結管22は、本体筒20の下端部から下方へ延びた後、略水平方向に屈曲して延びるように形成されたL字形状の樹脂製パイプで構成されている。連結管22の上部には、筒状のナット係合部材32が固定されている。このナット係合部材32には、外方へ向けて突出する鍔部32aが形成されており、この鍔部32aに、ナット34が係合するようになっている。また、連結管22の下流端部には、排水管21が接続されている。
上記排水栓23は、大略水平に延びる円板状をなしており、その上面は、中心部から外縁部へ向けて僅かに下降するように湾曲形成されている。排水栓23は、その中心が排水孔12の軸心と一致するように配置されている。
また、排水栓23の上面は、金属製の薄板材37で覆われている。この排水栓23の上面の中心部の高さは、図3に示すように、排水栓23が排水孔12を閉塞した位置にあるときに、ボウル1の底面から上方へ突出しないように該底面と略同じ高さになるように設定されている。これにより、排水栓23を閉塞位置にした状態で、ボウル1内に洗面器等の容器を置いて使用する場合に、容器を安定させることが可能になる。
また、排水栓23の外縁部には、シール部38が設けられている。このシール部38は、排水栓23の外縁部に沿って延びる環状溝23aと、排水栓23の外縁部に沿って延びる環状をなし、環状溝23aに組み付けられるシール部材39とで構成されている。図4(b)に仮想線で示すように、環状溝23aの断面形状は、略矩形状とされている。また、シール部材39は、ゴム等の弾性材料からなり、図4に示すように、環状溝23aに嵌る内側環状部39aと、外側環状部39bと、これら内側環状部39aと外側環状部39bとを連結する連結部39cとを有している。内側環状部39aの断面形状と外側環状部39bの断面形状とは、共に略円形状とされており、従って、シール部材39は、径の異なる2つのOリングを連結した形状をなしている。
上記連結部39cの肉厚は、内側環状部39a及び外側環状部39bの肉厚よりも薄く設定されている。このため、外側環状部39bは、内側環状部39aに対し容易に変位するようになっている。また、内側環状部39aを環状溝23aに嵌めた状態で、外側環状部39bは、環状溝23aから突出している。
また、図2及び図3に示すように、排水栓23の下面には、下方へ突出するボス23bが一体成形されている。ボス23bには、上下方向に延びるシャフト40の上端部がねじ込まれて固定されている。このシャフト40の軸心は、排水孔12の軸心と同じになるように設定されている。シャフト40の下端部には、ブロック41が設けられている。
また、本体筒20の内部には、ヘアキャッチャー42が上下方向に移動可能に設けられている。このヘアキャッチャー42の中心部には上記シャフト40が挿通する挿通孔42aが設けられている。ヘアキャッチャー42の下端部が本体筒20の突起20aに上方から引っかかるようになっている。
上記排水栓移動機構24は、操作用ワイヤー45と、操作用ワイヤー45の先端部を鉛直方向に案内する案内部材46と、操作用ワイヤー45の基端部を押し引き操作する操作ノブ47(図1にのみ示す)とを備えている。案内部材46は、上下方向に延びる筒状に形成されている。案内部材46の下部は、連結管22の壁部を貫通した状態で、該壁部に固定部材48により固定されている。案内部材46には、操作用ワイヤー45の先端部が下方から挿入されている。操作用ワイヤー45の先端部には、上下方向に延びるロッド50が固定されている。このロッド50の軸心と上記シャフト40の軸心とは一致している。
また、操作用ワイヤー45の基端部は、洗面ボウル1の本体部分に支持されている。操作ノブ47により操作用ワイヤー45が引っ張られると、ロッド50が下方へ移動して、図3に示すように、該ロッド50の上端部が排水栓23のブロック41から下方へ離れる一方、操作用ワイヤー45が押されると、ロッド50が上昇して、図2に示すように、該ロッド50の上端部がブロック41に当たり、排水栓23が押し上げられるようになっている。
次に、上記のように構成された洗面ボウル1を使用する場合について説明する。まず、洗面ボウル1に水を溜めない場合には、操作ノブ47を押す方向に操作する。すると、操作用ワイヤー45の先端部のロッド50は上昇して、ブロック41に当たり、排水栓23が上方へ移動し、排水孔12が開放される。
一方、洗面ボウル1に水を溜める場合には、操作ノブ47を引く方向に操作する。すると、ロッド50は下降し、このロッド50の下降に伴って排水栓23が下方へ移動する。そして、排水栓23のシール部材39の外側環状部39bが排水孔12の段差部15に当たることにより、排水栓23が止まり、排水孔12が閉塞される。
このとき、図5に示すように、シール部材39の外側環状部39bの断面中心Sは、第3テーパー面12cの延長線Yよりも第2テーパー面12b側(外側)に位置するようになっている。また、この状態で、外側環状部39bは弾性変形しており、その外周面は、角度αの範囲だけ第2テーパー面12bに対し接触している。このαの値としては、十分な接触面積が確保できる値として、例えば、80゜以上が好ましく、より好ましくは、90゜である。
以上説明したように、この実施形態によれば、排水栓23により排水孔12を閉塞する際、排水孔12の内周面に形成した段差部15にシール部材39を接触させるようにしているので、排水孔12の軸心と排水栓23の軸心とが多少ずれても、排水孔12のシール部材39を排水孔12の内周面の全周に亘って密着させることができる。これにより、排水孔12の上部の第1テーパー面12aを急にして排水性を良好にしても、排水孔12の閉塞時には十分なシール性を確保することができる。よって、洗面ボウル1の底面に水が残り難くなり、清潔に保つことができる。
また、排水栓23を閉塞位置としたときに、排水栓23のシール部材39が排水孔12の段差部15と排水栓23の外縁部とに挟まれるので、シール部材39を排水孔23の段差部15に圧接することができる。これにより、排水孔12の閉塞時におけるシール性をより一層高めることができる。
また、シール部材39の外側環状部39bの断面形状を略円形状としているため、排水栓23が排水孔12に対し正規の位置から多少ずれた場合にも、外側環状部39bの外面を排水孔12の段差部15に同じように接触させることができる。
また、シール部材39の内側環状部39aと外側環状部39bとを連結する連結部39cを外側環状部39bよりも薄肉にしたことで、外側環状部39bを変位させ易くすることができる。これにより、閉塞位置にしたときの排水栓23の位置が多少ずれても、シール部材39の外側環状部39bをその位置ずれに対応するように変位させることができ、シール性を確保することができる
以上説明したように、本発明に係る洗面ボウルの排水孔のシール構造は、例えば、洗面化粧台に適用することができる。
本発明の実施形態に係る洗面ボウルの側面図である。 排水孔が開放された状態にある洗面ボウルの底部及び排水栓装置の部分断面図である。 排水孔が閉塞された状態の図2相当図である。 (a)はシール部材の平面図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 排水孔が閉塞された状態のボウル底部近傍を拡大して示す断面図である。
1 洗面ボウル
2 排水栓装置
10 底面開口部
12 排水孔
15 段部
23 排水栓
23a 環状溝
24 排水栓移動機構
39 シール部材
39a 内側環状部
39b 外側環状部
39c 連結部

Claims (1)

  1. 洗面ボウル(1)の底面に開口し、下方へ延びる排水孔(12)と、
    上記洗面ボウル(1)に組み付けられ、上記排水孔(12)の内周面に接触するシール部(38)を有する排水栓(23)と、
    上記排水栓(23)を上下方向に移動させる排水栓移動機構(24)とを備え、
    上記排水栓移動機構(24)によって上記排水栓(23)を上方へ移動させることにより上記排水孔(12)が開放される一方、上記排水栓(23)を下方へ移動させることにより上記シール部(38)が上記排水孔(12)の内周面に接触して該排水孔(12)が閉塞されるように構成された洗面ボウル(1)の排水孔(12)のシール構造において、
    上記排水孔(12)の内周面には、上記洗面ボウル(1)の底面の開口部(10)から下方へ離れた部位に、該排水孔(12)の上部よりも小径となるように段差部(15)が形成され、該段差部(15)の内周面は、下側へ行くほど小径となるように傾斜して延びるテーパー面(12b)で構成され、
    上記排水栓(23)には、外縁部に沿って延びる環状溝(23a)が形成され、
    上記排水栓(23)のシール部(38)は、該排水栓(23)の外縁部に設けられた弾性材料からなるシール部材(3)を有し、
    上記シール部材(39)は、上記環状溝(23a)に嵌る内側環状部(39a)と、上記環状溝(23a)から突出して上記排水孔(12)のテーパー面(12b)と上記排水栓(23)の外縁部とに挟まれる外側環状部(39b)と、上記内側環状部(39a)及び上記外側環状部(39b)の間に設けられ該内側環状部(39a)及び該外側環状部(39b)を連結する連結部(39c)とを有し、
    上記外側環状部(39b)及び上記内側環状部(39a)は、それぞれ、断面形状が略円形状となるように形成され、
    上記連結部(39c)の肉厚は、上記内側環状部(39a)及び上記外側環状部(39b)の肉厚よりも薄く設定され、
    上記排水栓(23)が上記排水孔(12)を閉塞する位置にあるときに上記外側環状部(39b)が上記テーパー面(12b)に上方から接触することを特徴とする洗面ボウル(1)の排水孔(12)のシール構造。
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