JP2008025331A - 排水栓装置 - Google Patents

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Takeya Ichiyanagi
岳也 一柳
Takeshi Higuchi
健 樋口
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Abstract

【課題】栓軸部の係合孔と作動レバーの先端部とを係合させる構造の排水栓装置においても、ヘアキャッチャーを設けられるようにし、且つ排水栓,ヘアキャッチャーの清掃等のメンテナンスを容易に行えるようにする。
【解決手段】排水栓装置において、排水栓34の下側であって係合孔40の上側で栓軸部36にヘアキャッチャー62を設ける。また係合孔40を上下の長孔となして、排水栓34の通常の開閉時には係合孔40の上端と作動レバー42の先端部50とを当接させるようにする。その長孔は、排水栓34の開状態の下で排水栓34を更に引き上げて係合孔40の下端と作動レバー42の先端部50とが当接したときに、ヘアキャッチャー62の上端が排水口22の上側に露出するようになしておく。
【選択図】 図5

Description

この発明は洗面器や手洗器等の底部に設けられる排水栓装置に関する。
洗面器や手洗器の底部に設置される排水栓装置として、排水栓の下面から下方に延びた栓軸部に貫通の係合孔を設けて、その係合孔に作動レバーの先端部を挿入して係合させ、作動レバーの先端部を上向きに移動させることによって、栓軸部を介して排水栓を上昇移動させて開くようになした排水栓装置が従来公知である。
この種排水栓装置は、主として公共施設の手洗器等に広く設けられており、この場合排水栓装置には複数の通水孔を有するヘアキャッチャーは特に設けられていない。
一般の家庭用の洗面器や手洗器等の排水栓装置にあっては、作動レバーの先端部に栓軸部の下端を当接させ、作動レバーの先端部の上昇移動により栓軸部を介して排水栓を持ち上げて(上昇移動させて)排水栓を開き、排水口を開放するようになしており、この場合、排水栓及び栓軸部は排水口から上方に取出可能である。
従って排水栓や栓軸部、或いは内側に排水路を形成する排水筒内面の清掃等のメンテナンスを容易に行うことができ、従ってまた排水栓の下側において栓軸部に複数の通水孔を有するヘアキャッチャーを設けておくこともできる。
このようなヘアキャッチャーを設けておいても、そこに毛髪やごみ等が溜まったときに、容易にその清掃等のメンテナンス作業を行うことができる。
これに対して公共施設の洗面器や手洗器等に設置される排水栓装置の場合、排水栓及び栓軸部を排水口から取出可能となしておくと、悪戯によって排水栓が持ち去られてしまう恐れがある。
そこで公共施設の手洗器等に設置される排水栓装置にあっては、排水栓及び栓軸部を排水口から取出しできないようになしてある。
詳しくは、公共施設の手洗器等に設置される排水栓装置にあっては、上記のように栓軸部に貫通の係合孔を設けて、そこに作動レバーの先端部を挿入し、係合させるようになしている。
この場合、排水栓は作動レバーの先端部の上下移動によって一定距離上下移動、即ち開閉可能であるものの、係合孔と作動レバーの先端部との係合によって排水口からは取出不能である。
図10は公共施設の手洗器等に設置される上記の排水栓装置の一例を具体的に示している。
図10において、200は内側に排水路202を形成する排水筒で、上端に排水口204を備えている。
206は排水口204を開閉する排水栓で、その下面から栓軸部208が延び出している。
この栓軸部208の下端部には、正面形状が円形の貫通の係合孔210が設けられており、そこに作動レバー(キックレバー)212の先端部216が挿入されて係合孔210に係合されている。
ここで作動レバー212には軸方向所定箇所にボール部214が設けられており、作動レバー212は同部分を支点として図中上下方向に回動可能である。
尚、排水栓206の下側には、栓軸部208から放射状に延びた4つのガイド片を備える、断面形状が十字状をなすガイド215が排水栓206及び栓軸部208に一体に設けられており、このガイド215が排水筒200の内面を摺動することで排水栓206の上下移動の際の案内が行われる。
この排水栓装置にあっては、手洗器の上面の水栓等に設けた押ボタン式の操作部を下向きに押込操作すると、作動レバー212の図中右端部が下向きに押されて、反対側の先端部216が上向きに移動し、これにより栓軸部208を介して排水栓206が上方に押し上げられて(上昇移動して)排水口204を開放する。
また操作部を引き上げると作動レバー212の図中右端部が上向きに、また逆の先端部216が下向きに移動して、栓軸部208を介して排水栓206が下降移動して排水口204を閉鎖する。
この図10に示す排水栓装置の場合、作動レバー212の回動によって排水栓206を押し上げて開いた状態の下でも、栓軸部208の係合孔210と作動レバー212の先端部216とは係合したままであり、従って排水栓206は排水口204から取り出すことができず、従って排水栓206が悪戯によって持ち去られてしまうのを防止することができる。
一方でこの排水栓装置の場合、排水栓206が排水口204から取出不能な構造となっていることから、清掃等のメンテナンスを行うときに排水栓装置自体を分解しなければならず、清掃等のメンテナンス作業のために多大な時間と労力を要する問題がある。
更にこの排水栓装置の場合、その構造上の問題から複数の通水孔を有するヘアキャッチャーも設けられていない。
しかしながら公共施設の手洗器等に設置される排水栓装置にあってもヘアキャッチャーを設けることの要請があり、また排水栓装置の清掃等のメンテナンス作業を簡単且つ容易に行えるようにすることも求められていた。
図10に示す排水栓装置はまた、次のような問題点も有している。
近年、排水栓を閉じた場合はもとより、これを開いた状態としても、排水栓の上端の大径の傘部によって排水口を覆い隠し、使用者が排水口を見えないようにすること、具体的には排水口の汚れが見えないようにして排水口,排水栓周りの美観,意匠性を高めることが行われている。
ところがこのように排水栓を大型化した場合、排水栓を押し上げて開状態としても、排水栓の大径の傘部と排水口ないしその周りの部分との間の隙間が小さく、その隙間に指や掃除具を挿入して排水口周りの汚れを清掃する作業が非常に難しく、十分な清掃が行えないといった問題が生ずる。
特に洗面器や手洗器の底面は、排水口の部位から上向きに傾斜ないし湾曲しているため、排水栓における傘部の径が大きくなればなるほど、手や掃除具を挿入するための隙間が小さくなり、排水口周りの清掃が著しく困難化してしまう。
以上排水栓が排水口周りを覆い隠す大型のものである場合について述べたが、この問題は図10に示す排水栓装置、即ち排水栓206が小型のものである場合においても生じ得る問題である。
排水栓206を開いた状態としたときに、大型の排水栓ほどではないにしろ、排水栓206と排水口204との間の隙間は十分に大きくはなく、清掃作業性が十分でない問題がある。
本発明はこのような問題点を解決することを狙いとするものである。
尚本願発明に対する先行技術として下記特許文献1に開示されたものがあるが、このものは本発明の問題点を解決することができない。
実開昭48−24753号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、栓軸部の係合孔と作動レバーの先端部とを係合させる構造の排水栓装置においても、排水口周りの清掃作業を容易に行えることを目的とする。
また本発明の他の目的は、この種構造の排水栓装置においてもヘアキャッチャーを設けることを可能となし、且つヘアキャッチャーの清掃等のメンテナンスを可能としつつヘアキャッチャー,排水栓が悪戯により持ち去られるのを防止することを目的とする。
また本発明の他の目的は、排水栓やヘアキャッチャー、更には排水路を内側に形成する排水筒の内面の清掃等のメンテナンスを労力少なく簡単に行えるようにすることにある。
而して請求項1のものは、排水栓の下面から下方に延びた栓軸部に貫通の係合孔を設けて、該係合孔に作動レバーの先端部を挿入して係合させ、該作動レバーの先端部を上向きに移動させることによって、前記栓軸部を介して前記排水栓を上昇移動させて開くようになした排水栓装置において、前記係合孔を上下の長孔となして、前記排水栓の通常の開閉時には該係合孔の上端と前記作動レバーの先端部とを当接させるようになす一方、該排水栓を開位置に位置させた状態で該排水栓に対して引上げ力を加えることで、前記係合孔に前記作動レバーの先端部を挿入させたまま該排水栓を前記栓軸部とともに引上げ可能となしたことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記排水栓の下側であって前記係合孔の上側で前記栓軸部に、複数の上下の通水孔を有するヘアキャッチャーを該栓軸部とともに上昇移動する状態に設けるとともに、前記長孔をなす係合孔を、前記排水栓の開状態の下で該排水栓を更に引き上げて該係合孔の下端と前記作動レバーの先端部とが当接したときに、前記ヘアキャッチャーの上端が前記排水口の上側に露出するようになしたことを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記ヘアキャッチャーには、内側に排水路を形成する排水筒の内面に対して摺動する、前記栓軸部から放射状に延びる複数のガイド片を備えたガイドが一体化されており、それらヘアキャッチャー及びガイドの全体が、前記排水栓の引上状態の下で前記栓軸部に対し前記排水口からの抜出位置まで上向きに相対移動可能となしてあるとともに、前記長孔の係合孔は、該ヘアキャッチャー及びガイドを該抜出位置に位置させた状態で前記栓軸部を排水路内で傾けることで、前記作動レバーの先端部から離脱可能となしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1において、前記排水栓と栓軸部とを別体として該排水栓を金属で、該栓軸部を樹脂でそれぞれ構成するとともに、該栓軸部には金属製のねじ部材を埋設しておいて、該ねじ部材と該排水栓とをねじ結合することで該栓軸部と該排水栓とを締結し、該ねじ部材には、該排水栓とのねじ結合の際に該排水栓に当って該排水栓のねじ込量を規定するストッパが設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、栓軸部の係合孔と作動レバーの先端部とを係合させる構造の排水栓装置において、係合孔を上下の長孔となして、排水栓の通常の開閉時には係合孔の上端と作動レバーの先端部とを当接させるようにし、そして排水栓に対して引上げ力を加えることで、排水栓を開位置から更に栓軸部とともに引上げ可能となしたものである。
かかる本発明によれば、排水栓が図10に示す小型のものである場合はもとより、上端に大径の傘部を有し、その傘部によって排水口周りを覆い隠すような大型の排水栓である場合においても、排水栓を開状態から更に上方に引き上げることによって、排水栓と排水口ないしその周りとの間に十分に大きな隙間を形成することができ、これにより排水口ないしその周りの清掃性を飛躍的に高めることができる。
これにより、排水口ないしその周りの部分を常に清浄な状態に容易に維持することができるようになる。
また本発明では、排水栓を開状態から更に引き上げて、栓軸部の係合孔の下端と作動レバーの先端部とが当接した状態となっても、係合孔と作動レバーとは依然係合した状態にあるため、そのままでは排水栓やヘアキャッチャーを排水口から取り出すことができず、従って排水栓装置を公共施設の手洗器等に設置した場合において、排水栓やヘアキャッチャーが悪戯により持ち去られるのを防止することができる。
次に請求項2は、排水栓の下側であって係合孔の上側で、上記の栓軸部に複数の上下の通水孔を有するヘアキャッチャーを栓軸部とともに上昇移動する状態に設け、且つ長孔を成す係合孔を、排水栓の開状態の下で排水栓を更に引き上げて、係合孔の下端と作動レバーの先端部とが当接したときに、ヘアキャッチャーの上端が排水口の上側に露出するようになしたものである。
この請求項2では、排水栓を開いた状態から更にこれを引き上げることで、ヘアキャッチャーの上端を排水口の上側に露出させることができるため、排水栓やヘアキャッチャーを排水口から取り出さなくても、ヘアキャッチャーの清掃等のメンテナンス作業を行うことが可能となる。
次に請求項3は、ヘアキャッチャーにガイドを一体化し、そしてそれらヘアキャッチャー及びガイドの全体を、排水栓の引上げ状態の下で栓軸部に対し排水口からの抜出し位置まで上向きに相対移動可能となすとともに、長孔をなす係合孔を、その状態で栓軸部を排水筒内で傾けることで作動レバーの先端部から離脱可能となしたもので、この請求項3によれば、排水栓を開位置から更に引き上げ、またヘアキャッチャーおよびこれと一体のガイドを排水口からの抜出位置に位置させた状態で、栓軸部を排水筒内で傾け、係合孔と作動レバーの先端部との係合を外すことで排水栓,ヘアキャッチャー及びガイドを排水口から上方に取り出すことが可能となる。
これにより、排水栓やヘアキャッチャーを排水口から取り出した上で清掃等のメンテナンスを行うことが可能となり、排水栓及びヘアキャッチャーの清掃を更に容易に行えるようになる。
またこれら排水栓やヘアキャッチャー,栓軸部を排水口から取り出した状態の下で、排水筒内面の清掃を簡単に行えるようになる。
即ちこの発明によれば、従来の公共施設用の排水栓装置のように排水栓装置自体を分解しなくても、清掃等のメンテナンスを簡単に行えるようになる。
ところで長孔をなす係合孔を有する栓軸部を金属で構成した場合、その長孔に起因して生産性が悪い問題があり、そこで栓軸部を樹脂で構成し、また排水栓を金属で構成するといったことが考えられる。
ここで排水栓を金属製とするのは、排水栓を金属製とすることで、排水栓の金属光沢により、特に表面にクロムメッキ等のメッキを施すことで、排水栓の美観を良好となし得ることによる。
ところが栓軸部を樹脂製とし、また排水栓を金属製とした場合、それらを接着にて接合することができず、従ってその接合が問題となる。
樹脂製の栓軸部と金属製の排水栓とを接合する手段として、両者をねじ結合することが考えられるが、樹脂製の栓軸部にねじ部を設けて、そのねじ部で栓軸部と排水栓とをねじ結合することは、樹脂のねじ部が強度的に弱いことから、実際的な接合手段として採用することは困難である。
ここにおいて請求項4は、樹脂製の栓軸部に金属製のねじ部材を固着状態に埋設して、そのねじ部材と排水栓とをねじ結合することで、栓軸部と排水栓とを締結するようになしたものである。
このようにすれば、樹脂製の栓軸部と金属製の排水栓とを良好に締結し一体的な組付品となすことができる。
ところで、金属製の排水栓を樹脂製の栓軸部に埋設した金属製のねじ部材にねじ込んでいったとき、ねじ込み途中で排水栓が栓軸部の樹脂部分に当ると、その樹脂部分が摩耗したり傷付いたりして損傷してしまう問題を生じる他、排水栓のねじ込みによるトルクによって、樹脂製の栓軸部に埋設した金属製のねじ部材に対しねじ込みによる引込力、即ち引抜荷重が働いてしまい、場合によって金属製のねじ部材が、栓軸部から抜けてしまう恐れが生ずる。
ここにおいて請求項4では、ねじ部材自体に、排水栓とのねじ結合の際に、排水栓に当って排水栓のねじ込量を規定するストッパを設けており、このようにすれば、排水栓のねじ込みの際に排水栓が栓軸部の樹脂部分に当ってこれを損傷する問題を回避することができるとともに、金属製のねじ部材に対し引抜力が働く問題も併せて解決することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はポップアップ式排水栓装置(以下単に排水栓装置とする)の本体部で、排水筒12を有している。
排水筒12は上部排水筒12Aと下部排水筒12Bとに分かれており、その下部排水筒12Bの上端内周面に形成された雌ねじが、上部排水筒12Aの下部外周面に形成された雄ねじにねじ結合されている。
尚14はリングナットである。
ここで下部排水筒12Bには管状の枝部16が一体に構成されている。
排水筒12は内部に排水路18を有しており、またその上端には手洗器等の鉢部20の底部で開口する排水口22が備えられている。
24は上部排水筒12Aの下部外周面の雄ねじに螺合された固定ナットで、この固定ナット24を上向きにねじ込むことで、上部排水筒12Aの上端のフランジ部26と板状の挟持部材28とが鉢部20の底部を上下両側からパッキン30,32を介して挟み込む状態に排水筒12が鉢部20の底部に固定される。
34は排水口22を開放し或いは閉鎖する排水栓で、この排水栓34は、平面形状が排水口22と同等若しくは若干大きい円形状をなしている。
この排水栓34にはリング状のパッキン72が装着されており、このパッキン72が排水口22に弾性接触することで、排水口22が水密にシールされる。
この排水栓34の下面からは、栓軸部36が下向きに延び出している。
この栓軸部36の末端部には、上下に長い長円形状のリング部38が設けられており、その内側に上下方向に長孔を成す係合孔40が形成されている。
42は作動レバー(キックレバー)で、両軸端の間の部位にボール部44が設けられており、このボール部44が枝部16にねじ結合されたハウジング46の内部に収容されている。ここでボール部44はスプリング48によって図中左向きに付勢されている。
作動レバー42は、先端部(図中左端部)50が栓軸部36の係合孔40内に挿入されて係合孔40に係合させられている。
この実施形態では、作動レバー42の図中右端部に作動的に連結された操作部を図1に示す状態で下向きに押込操作すると、作動レバー42がボール部44を支点として図中時計方向に回動し、図4に示しているようにその先端部50を上向きに移動させる。
これにより排水栓34が栓軸部36を介して押し上げられて(上昇移動させられて)開き、排水口22を開放する。
またこの状態で操作部を引上操作すると、作動レバー42がボール部44を支点として図中反時計方向に回動し、先端部50を下降移動させる。ここにおいて排水栓34が下降移動して排水口22を閉鎖する。
上記栓軸部36には、排水栓34と係合孔40との間の位置にヘアキャッチャー62及びこれと一体のガイド64が、栓軸部36とともに上昇移動する状態で設けられている。
ここで栓軸部36は金属で構成されているが、ヘアキャッチャー62及びこれと一体のガイド64は樹脂にて構成されている。
ヘアキャッチャー62及びガイド64は、中心筒54の内側に挿通孔56(図3(I)参照)を有しており、そこに栓軸部36が挿通されている。
ここで栓軸部36には、図3に示しているように段付部58が設けられており、また挿通孔56にも対応する段付部60が設けられていて、ヘアキャッチャー62及びガイド64が、それら段付部58,60の上下の当接により、かかる栓軸部36により支持されるようになっている。
この実施形態において、ヘアキャッチャー62及びガイド64は、段付部58と60との当接位置を栓軸部36に対する下端位置として、ヘアキャッチャー62が排水栓34に当接する位置まで、栓軸部36に対し図中上向きに相対移動可能となしてある。
ヘアキャッチャー62は、図2に示しているように中心筒54とリング状の外周部66との間に放射状に延びる板状の仕切りを有しており、それら仕切りの間に複数の通水孔68が形成されている。
一方下側のガイド64は、中心筒54から横断面形状が十字状をなすように放射状に延びる複数(ここでは4つ)のガイド片70を備えており、これらガイド片70の外周端が、図1の排水筒12の内周面に対し上下に摺動して、ヘアキャッチャー62の上下の移動時の案内をなすようになっている。
ここでガイド64は、排水栓34を作動レバー42の回動により開閉させる際、排水栓34具体的には栓軸部36の移動時の案内作用をなす。
本実施形態において、上記長孔をなす係合孔40はその寸法が次のように定められている。
即ち、図4に示す排水栓34の開位置から図5(I)に示すように更に排水栓34を上に引き上げることによって、図5(II)に示すように係合孔40の下端が作動レバー42の先端部50に当接したときに、ヘアキャッチャー62の上端、詳しくはここではヘアキャッチャー62全体が排水口22の上側に露出するように、またこの状態からヘアキャッチャー62及びガイド64を栓軸部36に沿って、ヘアキャッチャー62が排水栓34に当接する位置まで上向きに相対移動させ、これによりヘアキャッチャー62及びガイド部64の全体が排水口22からの抜出位置、具体的にはここではその全体が排水口22の上側に位置する状態となったときに、図6(II)に示すように栓軸部36を排水路18内で傾けることで、係合孔40と作動レバー42の先端部50との係合が外れるようにその寸法が定められている。
この実施形態の排水栓装置では、通常の使用状態即ち通常の排水栓34の開閉時には、作動レバー42の先端部50が栓軸部36の係合孔40の上端に当接した状態にあり、図1に示す排水栓34の閉状態の下で作動レバー42を図中時計方向に回動させると、作動レバー42の先端部50の上向きの移動によって、排水栓34がヘアキャッチャー62,ガイド64とともに栓軸部36を介して押し上げられ、ここにおいて排水栓34が開いて排水口22が開放される(図4に示す状態)。
また作動レバー42を逆方向の図中反時計方向に回動させると、排水栓34が下降して排水口22を閉鎖する。
一方図4に示す状態、即ち排水栓34の開状態の下で、排水栓34を更に引き上げると、図5(II)に示すように一定量引き上げられたところで係合孔40の下端が作動レバー42の先端部50に当接し、それ以上の移動(引上げ)が阻止される。
従ってこの状態では排水栓34は排水口22から取り出すことができず、このことによって排水栓34、ヘアキャッチャー62,ガイド64が排水口22から取り出されて悪戯により持ち去られてしまうといったことを防止できる。
この実施形態では、排水栓34を図5(I)又は(II)に示しているように引き上げたとき、排水栓34と排水口22との間に大きな隙間を形成することができ、従ってこの状態で排水口22ないしその周りの清掃を極めて容易に行うことができる。
またこのとき、ヘアキャッチャー62の全体が排水口22より上側に露出した状態となり、従ってこの状態でヘアキャッチャー62の清掃等のメンテナンスを、排水栓装置を分解することなくそのまま行うことができる。
本実施形態において、図6(I)に示しているようにヘアキャッチャー62及びガイド64は、更にこの状態から栓軸部36に沿って相対的に上昇移動可能であり、そしてヘアキャッチャー62及びガイド64を、ヘアキャッチャー62の上端が排水栓34に当る位置まで上向きに持ち上げると、ここにおいてヘアキャッチャー62及びガイド64の全体が、排水口22より上側の位置に位置した状態、つまりヘアキャッチャー62及びガイド64全体が排水口22から抜き出た状態となり、ここにおいて栓軸部36を排水路18内で傾動させることが可能となる。
そして栓軸部36を図6(II)に示しているように排水路18内で傾動させることによって、ここで初めて係合孔40を作動レバー42の先端部50から離脱させて、それらの係合を外すことができる。
而してその係合を外すことで排水栓34,ヘアキャッチャー62,ガイド64及び栓軸部36を含む全体を、排水口22から上方に取り出すことが可能となる。
そしてそれら全体を排水口22から取り出すことで、全体を丸洗いする等清掃を十分に且つ簡単に行うことが可能となる。
また排水栓34,ヘアキャッチャー62及び栓軸部36を排水口22から取り出すことで、排水筒12内部の清掃も簡単に且つ十分に行うことができる。
次に図7〜図9は、本発明の他の実施形態を示している。
図7に示しているように、この実施形態では排水栓34が、栓軸部36及びガイド64に対し別体とされている。この実施形態では排水栓34が金属にて構成され、また栓軸部36及びガイド64が樹脂にて一体に構成されている。
排水栓34は、円筒形状をなす本体部80と、本体部80よりも大径をなす上端の平面形状が円形状をなす大径の傘部82とを有している。ここで傘部82の上面にはメッキ処理(クロムメッキ処理)が施されている。
本体部80の下端部には、リング状を成すパッキン72が装着されており、図8(A)に示しているようにこのパッキン72が、排水口22に弾性的に接触することで、排水口22を水密にシールする。
このとき、図8に示しているように傘部82は排水口22から離隔した上側に位置して、排水口22を上側から覆い隠した状態となる。即ち傘部82は、排水口22に対する隠蔽部としての働きを有している。
この実施形態では、排水栓34の傘部82が排水口22を上側から覆い隠すことで、使用者に対し排水口22を見えないようにし、排水口22及び排水栓34周りの美観を良好とし、意匠性を高める。
排水栓34には、円筒形状の本体部80の内側且つ中心部に円筒形状を成す雌ねじ筒84が下向きに突出する状態で設けられており、その雌ねじ筒84の内面に雌ねじ部86が設けられている。
尚、上記傘部82は図8に示しているように排水筒12における上端のフランジ部26よりも大径をなしている。
上記ガイド64は、栓軸部36から放射状に延びる4つのガイド片70を備えており、図1〜図6の実施形態と同様に横断面形状が十字状をなしている。
このガイド64と一体に構成された栓軸部36は、正面形状が上下に長い略長方形状の板状をなしている。ここで栓軸部36は、その板厚が十字状をなすガイド64の各ガイド片70よりも厚く構成されている。
そしてその下端部には、上下に長孔をなす正面形状が長円の係合孔40が設けられ、この係合孔40において作動レバー42の先端部50に係合するようになっている。
この長孔40の周縁部には、栓軸部36の板厚方向に突出する補強リブ88が全周に亘って設けられている。
尚この補強リブ88は、栓軸部36の板厚方向の両面にそれぞれ設けられている。
この補強リブ88は、係合孔40の内面から外面に向って亀裂が生ずるのを防ぐための補強部としての働きを有する。
一方、栓軸部36の上端部には円筒形状の埋込部90が設けられており、そこに金属製の軸状の部材からなるねじ部材92が埋め込まれている。
ここでねじ部材92は、インサート成形により樹脂製の栓軸部36及びガイド64を成形する際に一体にそれらに埋込状態に固着されている。
このねじ部材92は、栓軸部36の上端から上向きに突出させられており、そしてその上端部に、排水栓34の雌ねじ部86に螺合する雄ねじ部94が設けられ、更にまたその下側に雄ねじ部94よりも大径をなす円形のストッパ部96が設けられている。
このストッパ部96は、排水栓34を雌ねじ部86においてねじ部材92の雄ねじ部94にねじ込む際に、雌ねじ筒84の下端面に当接して更なるねじ込みを阻止する、即ち排水栓34のねじ込量を規定する働きをなす。
このストッパ部96は、排水栓34をねじ込んだときに排水栓34、詳しくはその本体部80が樹脂製の栓軸部36と一体のガイド64に当って、ねじ込みの力がガイド64に加わるのを阻止するもので、その働きを発揮するようにストッパ部96の図中上向きの突出高さが予め定められている。
尚、栓軸部36には上記埋込部90の下側に且つガイド片64に沿って溝98が形成されている。
この実施形態では、排水栓34を栓軸部36に埋込状態に設けたねじ部材92にねじ込むことで、排水栓34と栓軸部36及びこれと一体のガイド64とを締結し、一体的な組付品とする。
図8及び図9は、この実施形態の排水栓装置の作用を示している。
図8は排水栓34が閉じた状態を表しており、この状態から図9(I)に示しているように作動レバー42を図中時計方向に回動させると、栓軸部36を介して排水栓34が押し上げられ、排水口22を開いた状態とする。
このとき、排水口22を隠蔽する傘部82と排水口22との間の隙間は小さく、従ってこの状態で排水口22ないしその周りの清掃を作業性良く行うことは難しい。
しかるに本実施形態では、作動レバー42と係合する栓軸部36の係合孔40が上下の長孔とされているため、図9(I)(A)に示す排水栓34の開状態から、更にこれを手に持って上方に引き上げることができる。
具体的には作動レバー42の先端部50が係合孔40の下端に当接する位置まで、排水栓34を上方に引き上げることができる。図9(II)はこのときの状態を示している。
この状態の下では、排水口22と排水栓34、具体的には傘部82との間の隙間が大となり、従って図9(II)に示す状態の下で排水口22及びその周りの清掃を容易に行うことができる。
尚この図9(II)に示す状態の下でも、係合孔40と作動レバー42とは依然として係合した状態にあり、従って排水栓34,栓軸部36及びガイド64を排水口22から取り出して持ち去ることはできない。
本実施形態では、栓軸部36がガイド片70に対して厚肉に構成されており、従って排水栓34を手に持って上に引き上げる力を加えても、栓軸部36はその引上力に対して十分に耐えるだけの強度を有している。
尚、ここではねじ部材92に雄ねじ部94を、また排水栓34に雌ねじ部86を設けているが、ねじ部材92に雌ねじ部を、また排水栓34に雄ねじ部を設けるといったことも場合により可能である。
以上本発明の実施形態を詳述したが、これはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である排水栓装置の全体図である。 図1の部分拡大図である。 同実施形態におけるヘアキャッチャーの動きを表した図である。 同実施形態の排水栓装置を開状態で表した図である。 同実施形態の一作用状態を示す図である。 同実施形態の図5とは異なる一作用状態を示す図である。 本発明の他の実施形態の排水栓装置の要部を示した図である。 同実施形態の排水栓装置の一作用状態を示す図である。 同実施形態の図8とは異なる一作用状態を示す図である。 従来の排水栓装置の一例を示す図である。
符号の説明
18 排水路
22 排水口
34 排水栓
36 栓軸部
40 係合孔
42 作動レバー
50 先端部
62 ヘアキャッチャー
68 通水孔

Claims (4)

  1. 排水栓の下面から下方に延びた栓軸部に貫通の係合孔を設けて、該係合孔に作動レバーの先端部を挿入して係合させ、該作動レバーの先端部を上向きに移動させることによって、前記栓軸部を介して前記排水栓を上昇移動させて開くようになした排水栓装置において
    前記係合孔を上下の長孔となして、前記排水栓の通常の開閉時には該係合孔の上端と前記作動レバーの先端部とを当接させるようになす一方、該排水栓を開位置に位置させた状態で該排水栓に対して引上げ力を加えることで、前記係合孔に前記作動レバーの先端部を挿入させたまま該排水栓を前記栓軸部とともに引上げ可能となしたことを特徴とする排水栓装置。
  2. 請求項1において、前記排水栓の下側であって前記係合孔の上側で前記栓軸部に、複数の上下の通水孔を有するヘアキャッチャーを該栓軸部とともに上昇移動する状態に設けるとともに、
    前記長孔をなす係合孔を、前記排水栓の開状態の下で該排水栓を更に引き上げて該係合孔の下端と前記作動レバーの先端部とが当接したときに、前記ヘアキャッチャーの上端が前記排水口の上側に露出するようになしたことを特徴とする排水栓装置。
  3. 請求項2において、前記ヘアキャッチャーには、内側に排水路を形成する排水筒の内面に対して摺動する、前記栓軸部から放射状に延びる複数のガイド片を備えたガイドが一体化されており、それらヘアキャッチャー及びガイドの全体が、前記排水栓の引上状態の下で前記栓軸部に対し前記排水口からの抜出位置まで上向きに相対移動可能となしてあるとともに、前記長孔の係合孔は、該ヘアキャッチャー及びガイドを該抜出位置に位置させた状態で前記栓軸部を排水路内で傾けることで、前記作動レバーの先端部から離脱可能となしてあることを特徴とする排水栓装置。
  4. 請求項1において、前記排水栓と栓軸部とを別体として該排水栓を金属で、該栓軸部を樹脂でそれぞれ構成するとともに、該栓軸部には金属製のねじ部材を埋設しておいて、該ねじ部材と該排水栓とをねじ結合することで該栓軸部と該排水栓とを締結し、
    該ねじ部材には、該排水栓とのねじ結合の際に該排水栓に当って該排水栓のねじ込量を規定するストッパが設けてあることを特徴とする排水栓装置。
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