JP5356207B2 - 開閉体収容ケース - Google Patents
開閉体収容ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP5356207B2 JP5356207B2 JP2009292907A JP2009292907A JP5356207B2 JP 5356207 B2 JP5356207 B2 JP 5356207B2 JP 2009292907 A JP2009292907 A JP 2009292907A JP 2009292907 A JP2009292907 A JP 2009292907A JP 5356207 B2 JP5356207 B2 JP 5356207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- opening
- box
- reinforcing
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、躯体に取り付けられた箱体の下部における長手方向中央側の垂れ下がりを抑制できる開閉体収容ケースを提供するものである。
前記垂れ下がり抑制手段が、前記箱体の長手方向中央側の下部を垂れ下がる方向とは逆方向に移動させる垂れ下がり矯正手段を備えたことも特徴とする。
垂れ下がり抑制手段が垂れ下がり矯正手段を備えたので、躯体に取り付けられた箱体の長手方向中央側の下部の垂れ下がりを矯正できる。
図1に示すように、開閉装置としてのシャッター装置1は、開閉体収容ケースとしてのシャッターケース(以下、ケースと略す)2、開閉機構3、開閉体としてのシャッターカーテン4、ガイドレール5を備える。
回転作動機構は、手動式シャッター装置の場合は、巻取シャフト6を巻取方向に回転させる図外のバネ及びバネに蓄えられた回転力を巻取シャフト6に伝達するプーリーのような動力伝達手段などにより構成され、電動式シャッター装置の場合は、巻取シャフト6を巻取方向及び繰出方向に回転させる図外の電動機及び電動機の回転力を巻取シャフト6に伝達する歯車伝達機構のような動力伝達機構などにより構成される。
巻取シャフト6は、両端が後述するケース2のブラケット(端部構成体22)に設けられた図外の軸受に回転可能に支持され、シャッターカーテン4を巻き取る方向、及び、シャッターカーテン4を繰り出す方向(巻き出す方向)に回転する。
スラット10は、複数のスラット部材10aにより形成される。スラット部材10aは、巻取シャフト6の中心線6aに沿った方向に長い金属製の長尺部材により形成される。スラット10は、複数のスラット部材10aがスラット部材10aの長手方向(巻取シャフト6の回転中心線6aに沿った方向)と直交する方向に連続するように、隣り合うスラット部材10a同士の長手方向の両端位置を揃えて長辺同士が図外の係合部によって互いに接続され、接続部分で折れ曲がり可能となった矩形板状に形成される。
水切11がスラット10におけるスラット部材10aの長手方向と直交する方向の一端に位置されるスラット部材10aの長辺に連結され、吊元12がスラット10におけるスラット部材10aの長手方向と直交する方向の他端に位置されるスラット部材10aの長辺に連結される。
水切11は、巻取シャフト6の回転中心線6aに沿った方向に長く、当該長手方向と直交する断面形状がT字形状の金属製の長尺部材により形成される。水切11の長手方向の長さはスラット部材10aの長手方向の長さよりも短く、水切11の長手方向の中心位置とスラット部材10aの長手方向の中心位置とを揃えて水切11のT字の垂直部11aの長辺とスラット10の一端に位置されるスラット部材10aの長辺とが図外の係合部によって互いに接続される。水切11のT字の水平部が座板11bとなる。
吊元12は、スラット10の他端に位置されるスラット部材10aの長辺に沿って当該長辺に間欠的に設けられる連結板であり、後述するように建物の開口部13の上方に位置する躯体14に固定されたケース2におけるシャッターカーテン4の出口孔45を経由して巻取シャフト6に連結される。
例えば、開口部13の上縁13tに沿って延長するように開口部13の上方に位置する躯体14にねじ14a(図2参照)のような固定具や溶接等の固定手段により固定される。箱体20の開口部13の上縁13tに沿って延長する方向である長手方向の長さは、開口部13の左右幅長さと対応する長さに形成される。ケース2は、箱体20の長手方向の両端部の位置と開口部13の幅方向の両端部に設けられたガイドレール5;5の位置とが対応するように躯体14に固定される。箱体20は、長手方向と直交する断面形状が例えば四角形状である。
以下、図2乃至図4を参照し、一例として、長手方向と直交する断面形状が台形状に形成された箱体20を備えたケース2について詳細に説明する。
骨組構成体21は、ケース2の長手方向の両端に設けられるブラケットと呼ばれる一対の端部構成体22;22と、互いに対向するように配置された一対の端部構成体22;22を繋ぐ複数の補強材23;23…とにより構成される。
端部構成体22は、ケース2の長手方向の両端の端面を形成する台形状の端面板24と、端面板24の台形状の各辺より端面板24に対して直角に延長するように設けられて端面板24の周縁を取り囲む壁を形成する周縁壁部25とを備える。
端面板24の台形は、上底26の一端と下底27の一端とを繋ぐ一方の辺28が上底26及び下底27に対して直交な辺である。この一方の辺28を水平面に設置し、上底26及び下底27が水平面より垂直に立ち上がる状態に端面板24を設置した場合、上底26の他端と下底27の他端とを繋ぐ他方の辺29は、下底27の他端から上底26の他端に傾斜して下る辺となる。
他端連結部32は、骨組構成体21の延長方向の中間地点において第2補強材23Bと第3補強材23Cとに掛け渡されて両端が第2補強材23Bと第3補強材23Cとに連結された第7補強材23Gにより形成される。
例えば、第6補強材23Fとしては、上述したCチャンの対向部23cを備えず、かつ、両端部においては側部23bをも備えない形状の長尺材が使用される。
第7補強材23Gとしては、第3補強材23C乃至第5補強材23Eと同様なCチャンが使用される。
第7補強材23Gは、長尺板状の対向部23c間の開口部23dが第6補強材23Fの側部23b;23bの先端23tと同じ側に向くように取り付けられ、基部23aには後述の第2ボルト棒材34bを貫通させる貫通孔42が設けられる。第7補強材23Gの両端側の対向部23c;23cの外面には連結平板23gが第7補強材23Gの両端よりも突出するように溶接等で固定され、一方の連結平板23gが第2補強材23Bの外面に止めねじ31b等で固定され、他方の連結平板23gが第3補強材23Cの側部23bの外面に止めねじ31b等で固定されることで、第7補強材23Gが第2補強材23Bと第3補強材23Cとに取り付けられる。
第1辺部35aの板面と第6補強材23Fの側部23bの外面とが接触した状態において第1辺部35aと第6補強材23Fとが止めねじ31cなどの固定手段により連結される。第2辺部35bは、第5補強材23EであるCチャンの開口23dを介して第5補強材23Eの内側に入り込む第1分岐部36aと、第5補強材23Eよりも第1補強材23A側に位置する第2分岐部36bとを備える。第1固定面板部37は、第1分岐部36aの辺縁より三角平板部35の板面に対して直角方向に延長し、第5補強材23Eの基部23aの内面23uと接触する。第2固定面板部38は、第2分岐部36bの辺縁より三角平板部35の板面に対して直角方向に延長し、第5補強材23Eの基部23aの外面23fと同一平面上に位置される。
図3に示すように、補強部33;33は、第6補強材23Fを中心として線対称となるように、第6補強材23Fの両方の側部23b;23bにそれぞれ取り付けられる。
骨組構成体21の両端の各周縁壁部25の先端間において各補強材23間の開口を塞ぐため、外側から第1補強材23Aと第5補強材23Eとの間の開口を塞ぐように第1カバー板22bが第1補強材23Aと第5補強材23Eとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第5補強材23Eと第4補強材23Dとの間の開口を塞ぐように第2カバー板22cが第5補強材23Eと第4補強材23Dとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第4補強材23Dと第3補強材23Cとの間の開口を塞ぐように第3カバー板22dが第4補強材23Dと第3補強材23Cとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第3補強材23Cと第2補強材23Bとの間の開口を塞ぐように第4カバー板22eが第3補強材23Cと第2補強材23Bとに図外の止めねじなどで取り付けられる。各カバー板22b〜22eの外面と各周縁壁部25の外面とが面一となるように各カバー板22b〜22eが補強材23に取り付けられる。
そして、一対の座板止めカバー板47;47を第2補強材23B及び第1補強材23Aに取り付け、一対の座板止めカバー板47;47の両方の端部にそれぞれスラットガイド48を配置し、スラットガイド48を図外の取付部材で一対の座板止めカバー板47;47の両方の端部に取り付ける。さらに、各カバー板22b〜22eを各補強材23に取り付ける。尚、電動式シャッター装置の場合は、一方の端面板24に図外のモータなどを取り付ける。
ケース2を躯体14に取り付けた後の、ターンバックル39の操作は、第3カバー板22d又は第4カバー板22eを取り外して行えばよい。
また、躯体14に取り付けられた箱体20の長手方向中央側の下部51が、第7補強材23G(他端連結部32)と、この第7補強材23Gに取り付けられた第2補強材23B(内まぐさ)と、この第2補強材23Bに取り付けられた第4カバー板22e及び座板止めカバー板47とにより構成される。
そして、連結部材34が、補強材50と箱体20の長手方向中央側の下部51とを連結した構成である。
従って、垂れ下がり抑制手段30が、箱体20の長手方向中央側の上部に設けられて躯体14に取り付けられた補強材50と、当該補強材50と箱体20の長手方向中央側の下部51とを連結する連結部材34とにより構成される。
そして、補強部33の第1;第2固定面板部37;38が躯体14に取り付けられるので、箱体20の長手方向中央側の下部51が、連結部材34及び補強材50を介して躯体14に支持された構成となり、箱体20の長手方向中央側の下部51の重量を躯体14で支持することになるので、箱体20の長手方向中央側の下部51の支持強度が高くなり、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がり抑制効果が高くなる。
当該垂れ下がり矯正手段40のターンバックル39を操作して第6補強材23Fと第7補強材23Gとの間の長さを変更することで、第7補強材23Gを第6補強材23Fに近づけたり離したりするように移動させることができる。よって、ケース2が躯体14に取り付けられた状態において、垂れ下がり矯正手段40を操作することにより、第7補強材23Gに連結された第2補強材23B、この第2補強材23Bに取り付けられた第4カバー板22e及び座板止めカバー板47を上方に引き上げることができ、躯体14に取り付けられた箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを矯正できるようになる。
また、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりに伴う箱体20の内面と箱体20内で巻取シャフト6に巻き付くスラット10等の内部部品との接触による傷付きや音鳴りなどの発生を想定して、箱体20の内部に上記接触を防止するための余分な空間を設ける必要が無くなるため、箱体20のコンパクト化が図れる。
実施形態1のケース2によれば、垂れ下がり矯正手段40を備えたので、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、ターンバックル39を操作することにより、当該下部51を上方に移動させることができ、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
実施形態1のケース2によれば、箱体20が躯体14に取り付けられることで、箱体20の上面20tが躯体14から傾斜して下る傾斜面となるので、例えば、ケース2を屋外に設置する場合に雨や雪を地面に流すことができるので、箱体20の上面20tに雨や雪が溜まるのを防止でき、ケース2が破損しにくくなる。
実施形態1のケース2によれば、垂れ下がり抑制手段30を備えたので、骨組構成体21を形成する補強材23として小型のものを使用でき、これにより、箱体20内の収容空間20aを広くできる。
実施形態1では、第1ボルト棒材34aの一端を固定することで第1ボルト棒材34aが第1ボルト棒材34aの中心軸を回転中心として回転しないように固定され、第2ボルト棒材34bの他端部を固定することで第2ボルト棒材34bが第2ボルト棒材34bの中心軸を回転中心として回転しないように固定されればよい。よって、第1ボルト棒材34aの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、第1ボルト棒材34aの一端をナット41に螺着固定する構成とすれば、第1ボルト棒材34aを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。また、第2ボルト棒材34bの他端を第7補強材23Gの基部23aに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、第2ボルト棒材34bの他端部を一対のナット41m;41nによって第7補強材23Gの基部23aに締結固定する構成とすれば、第2ボルト棒材34bを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。
図5を参照し、実施形態2のケース2を説明する。尚、図5において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
実施形態2では、連結部材34を1本のボルト棒材34Aにより形成し、当該ボルト棒材34Aの一端が第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けられたナット41に螺着固定され、当該ボルト棒材34Aの他端部が第7補強材23Gに設けられた貫通孔42に貫通され、ボルト棒材34Aの他端部には第7補強材23Gの基部23aの板面を挟むように一対のナット41m;41nが設けられてボルト棒材34Aの他端部と第7補強材23Gとが締結固定された構成の垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合、中心軸を回転中心として回転しないようにナット41に螺着固定されたボルト棒材34Aと、第7補強材23Gの基部23aの板面を挟むようにボルト棒材34Aの他端部に螺着された一対のナット41m;41nとにより、垂れ下がり矯正手段40が構成される。
実施形態2では、一対のナット41m;41nを回すことで上下方向に移動可能となる第7補強材23Gの位置を決めた後に一対のナット41m;41nを第7補強材23Gの基部23aに締結固定することで、第7補強材23Gの位置を変更可能となる。よって、箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合に、第7補強材23Gの位置を上方に移動させてその位置に固定できるので、下部51を上方に移動させることができ、当該下部51の垂れ下がりを矯正できるものである。
尚、ボルト棒材34Aの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、ボルト棒材34Aの一端をナット41に螺着固定する構成とすれば、ボルト棒材34Aを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。
図6を参照し、実施形態3のケース2を説明する。尚、図6において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
実施形態3では、両端に雌ねじ孔41aを備えた棒材34Bを連結部材34として用い、当該棒材34Bの一端の雌ねじ孔41aと第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けられたボルト52の雄ねじ53とが螺着固定され、当該棒材34Bの他端の雌ねじ孔41aが第7補強材23Gに調整ねじ41bによりねじ止めされた構成の垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合の第7補強材23Gとしては、平板長尺材を用いてもよいが、強度を上げるために図6に示すように側部23b;23bを備えたCチャンを用いることが好ましい。第7補強材23Gは、側部23b;23b間の開口23dを上方に向けて取り付け、基部23aの板面を貫通するように設けられて調整ねじ41bのねじ頭41dの径よりも小さい径の貫通孔42aを備える。調整ねじ41bのねじ部41cを第7補強材23Gの下面(基部23aの外面)から貫通孔42aを貫通させ、調整ねじ41bのねじ部41cの先端部のみを棒材34Bの他端の雌ねじ孔41aに螺合させておく。
この場合、調整ねじ41bと第7補強材23Gと棒材34Bとが垂れ下がり矯正手段40を構成する。
ケース2を躯体14に取り付けた後の調整ねじ41bの操作は、第4カバー板22eを取り外して行えばよい。
尚、棒材34Bの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、棒材34Bの一端の雌ねじ孔41aとボルト52の雄ねじ53とを螺着固定する構成とすれば、棒材34Bを容易に組み付けることができ、ケースの設置作業が容易となる。
図7を参照し、実施形態4のケース2を説明する。尚、図7において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
第6補強材23Fと第2補強材23B(内まぐさ)とを連結部材34で連結し、この連結部材34が、例えば長尺平板状の第1連結部材55及び第2連結部材56と連結手段57とで構成された垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合の第6補強材23Fは、例えば、基部23aと側部23b;23bとを備えるとともに、側部23b;23bにおける端面板24の上底26側が下底27側よりも上下幅の広い幅広部58に形成され、かつ、幅広部58の上底26側端部には、第4補強材23Dの開口23dを介して第4補強材23Dの内側に入り込む凸片59を備えた構成の長尺部材を用いる。
そして、第1連結部材55の一端側と第6補強材23Fの幅広部58とが止めねじ55aなどで連結され、第2連結部材56の一端側と第2補強材23Bとが止めねじ56aなどで連結され、第1連結部材55の他端側と第2連結部材56の他端側とがボルト61及びナット62などによる連結手段57により連結されることで、第1連結部材55と第2連結部材56とが互いにボルト61の中心軸を回転中心として回転可能に構成される。
尚、連結部材34;34は、第6補強材23Fを中心として線対称となるように、第6補強材23Fの両方の側部23b;23bにそれぞれ取り付けられる。一方の連結部材34の第2連結部材56と他方の連結部材34の第2連結部材56とが一緒に回転可能なように、当該第2連結部材56同士は図外の連結片などで連結しておく。
実施形態4では、連結手段57と、連結手段57により第1連結部材55に対して回転可能に取り付けられた第2連結部材56とが垂れ下がり矯正手段40を構成する。
ケース2を躯体14に取り付けた後の連結手段57の操作は、第4カバー板22eあるいは第3カバー板22dを取り外して行えばよい。
また、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、ボルト61及びナット62の締結を緩めて第2連結部材56を上方に回転させることで当該下部51を上方に移動させることができ、移動させた後、第2連結部材56が回転しないようにボルト61及びナット62を締結することで、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
尚、第6補強材23Fとして平板状の長尺部材を用いてもよいが、上述のように、幅広部58及び凸片59を備えた長尺部材を用いることによって、連結部材34の支持強度を向上させることができるので、好ましい。
上述した各実施形態では、垂れ下がり矯正手段40を備えた垂れ下がり抑制手段30を説明したが、垂れ下がり矯正手段40を備えない垂れ下がり抑制手段30を備えた構成のケースとしてもよい。
例えば、図7において、第6補強材23Fと第2補強材23B(内まぐさ)とを垂れ下がり矯正手段40を備えない連結部材で連結することで垂れ下がり抑制手段30を構成したり、図2;図5;図6において、第6補強材23Fと第7補強材23Gとを垂れ下がり矯正手段40を備えない連結部材で連結することで垂れ下がり抑制手段30を構成してもよい。
実施形態5でも、垂れ下がり抑制手段30により、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。
ケース2は、内まぐさ付近が最も垂れ下がりやすいので、連結部材34の下端部と第7補強材23Gとの連結位置は、できるだけ、内まぐさ(第2補強材23B)に近い位置にすることが好ましい。
実施形態1乃至3で説明した連結部材34は、第6補強材23Fの基部23aの板面や箱体20の上面20tに対して直角方向に延長するように設置することが好ましい。このようにすれば、連結部材34の下端部と第7補強材23Gとの連結位置を内まぐさ(第2補強材23B)に近い位置にでき、最も垂れ下がりやすい内まぐさ付近の垂れ下がりを効果的に抑制できる。尚、この場合、第7補強材23Gの基部23aの板面が水平面となっていれば、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面とが平行とならないので、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面とが平行となるように第7補強材23Gを取り付けたり、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面との間にパッキンのような定着材を介在させる等すればよい。
補強部33の三角平板部35の第3辺部35cは、円図形Fと対応した湾曲形状に形成すれば、補強部33とシャッターカーテン4との接触をより防止できるようになり、接触防止効果が高まるので好ましい。
第1カバー板22bを設けずに、ケース2両端の周縁壁部25、補強部33の第1;第2固定面板部37;38、外まぐさ(第1補強材23A)を躯体14に連結するための連結板22rを、ねじ14a等の固定手段によって躯体14に直接取り付けるようにしてもよい。
箱体20は、骨組構成体21を形成する補強材として少なくも第2補強材23B(内まぐさ)を備えた構成であればよい。
4 シャッターカーテン(開閉体)、6 巻取シャフト(巻取体)、
13 開口部、14 躯体、20 箱体、20a 収容空間、
21 骨組構成体、30 垂れ下がり抑制手段、34 連結部材、
40 垂れ下がり矯正手段、50 補強材、51 下部。
Claims (2)
- 開口部の上方に位置する躯体に取り付けられ、前記開口部を開閉する開閉体を巻き取る巻取体が回転可能に収容されるとともに前記巻取体に巻き取られる前記開閉体の収容空間を有する箱体を備えた開閉体収容ケースであって、
前記躯体に取り付けられた前記箱体の下部における巻取体の回転中心線に沿った方向である長手方向の中央側の垂れ下がりを抑制する垂れ下がり抑制手段を備え、
前記垂れ下がり抑制手段は、前記箱体の長手方向中央側の上部に設けられて前記躯体に取り付けられた補強材と、当該補強材と前記箱体の長手方向中央側の下部とを連結する連結部材とにより構成されたことを特徴とする開閉体収容ケース。 - 前記垂れ下がり抑制手段は、前記箱体の長手方向中央側の下部を垂れ下がる方向とは逆方向に移動させる垂れ下がり矯正手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の開閉体収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009292907A JP5356207B2 (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 開閉体収容ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009292907A JP5356207B2 (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 開閉体収容ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011132736A JP2011132736A (ja) | 2011-07-07 |
JP5356207B2 true JP5356207B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=44345764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009292907A Active JP5356207B2 (ja) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | 開閉体収容ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5356207B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6150608B2 (ja) * | 2013-05-13 | 2017-06-21 | 文化シヤッター株式会社 | シャッター装置のシャッターケース及びその施工方法 |
JP6427002B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2018-11-21 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッターケース |
JP6482860B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-03-13 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッターケース |
JP6651307B2 (ja) * | 2015-08-07 | 2020-02-19 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP6530679B2 (ja) * | 2015-08-24 | 2019-06-12 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉体収容ケース |
JP7066443B2 (ja) * | 2018-02-19 | 2022-05-13 | 積水ハウス株式会社 | 電装品の取付構造 |
JP7042130B2 (ja) * | 2018-03-27 | 2022-03-25 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP7089414B2 (ja) * | 2018-06-15 | 2022-06-22 | 三和シヤッター工業株式会社 | シャッターケース運搬時のケース補強構造及び搬入方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0449671Y2 (ja) * | 1988-04-27 | 1992-11-24 | ||
JPH09144447A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Sanwa Shutter Corp | パネルシャッターのマグサ部における気密構造 |
JP3964322B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2007-08-22 | 文化シヤッター株式会社 | シャッター装置及びそのメインテナンス方法 |
-
2009
- 2009-12-24 JP JP2009292907A patent/JP5356207B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011132736A (ja) | 2011-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5356207B2 (ja) | 開閉体収容ケース | |
EP3140488B1 (en) | Screen device | |
WO2008014270A1 (en) | Unitized structural frame | |
US9359816B2 (en) | Roller shutter | |
JP6651307B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5830417B2 (ja) | スクリーン装置、および、建具 | |
JP2007056447A (ja) | ロール網戸 | |
JP5140535B2 (ja) | 建具 | |
JP6150608B2 (ja) | シャッター装置のシャッターケース及びその施工方法 | |
JP2002038841A (ja) | 開閉装置 | |
JP2015078506A (ja) | 開閉装置 | |
JP4805661B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6190160B2 (ja) | 開口部の防水装置 | |
JP2016089492A (ja) | 開口部の防水装置 | |
JP5713496B2 (ja) | オーニング装置兼用開閉装置 | |
JP3400695B2 (ja) | ロールスクリーン装置 | |
JP6342630B2 (ja) | 開閉体収容ケース | |
JP6530679B2 (ja) | 開閉体収容ケース | |
JP6296691B2 (ja) | 建物の開口部における開口枠構造 | |
JP6886541B2 (ja) | 開閉体収容ケースの取付構造、及び、開閉体収容ケースの取付方法 | |
JP4263633B2 (ja) | シャッタ装置 | |
JP7514689B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6454134B2 (ja) | シャッターボックスの取付構造 | |
JP6736486B2 (ja) | シャッター | |
JP2023077589A (ja) | ロールスクリーン装置、ロールスクリーン用先付枠及びロールスクリーンの施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130828 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5356207 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |