JP5356207B2 - 開閉体収容ケース - Google Patents

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Description

本発明は、躯体に取り付けられる開閉装置の開閉体収容ケースに関し、開閉体収容ケースの箱体における下部の長手方向中央側の垂れ下がり抑制に関する。
住宅、ビル、倉庫等の建物の出入り口等の開口部に設置される開閉装置としてのシャッター装置は、シャッターケースと呼ばれる開閉体収容ケースを備える。開閉体収容ケースの箱体は、開口部の上方に位置する躯体に取り付けられ、開口部を開閉する開閉体を巻き取る巻取体が回転可能に収容されるとともに巻取体に巻き取られる開閉体の収容空間を有する。
特開平11−13368号公報 特開2004−19159号公報
しかしながら、従来の開閉体収容ケースによれば、躯体に取り付けられる箱体の下部における巻取体の回転中心線に沿った方向である長手方向の長さが長くなればなるほど、当該箱体の下部における長手方向中央側の垂れ下がりが発生しやすくなるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、躯体に取り付けられた箱体の下部における長手方向中央側の垂れ下がりを抑制できる開閉体収容ケースを提供するものである。
本発明に係る開閉体収容ケースは、開口部の上方に位置する躯体に取り付けられ、前記開口部を開閉する開閉体を巻き取る巻取体が回転可能に収容されるとともに前記巻取体に巻き取られる前記開閉体の収容空間を有する箱体を備えた開閉体収容ケースであって、前記躯体に取り付けられた前記箱体の下部における巻取体の回転中心線に沿った方向である長手方向の中央側の垂れ下がりを抑制する垂れ下がり抑制手段を備え、前記垂れ下がり抑制手段は、前記箱体の長手方向中央側の上部に設けられて前記躯体に取り付けられた補強材と、当該補強材と前記箱体の長手方向中央側の下部とを連結する連結部材とにより構成されたことを特徴とする。
前記垂れ下がり抑制手段が、前記箱体の長手方向中央側の下部を垂れ下がる方向とは逆方向に移動させる垂れ下がり矯正手段を備えたことも特徴とする。
本発明に係る開閉体収容ケースによれば、垂れ下がり抑制手段を備えたので、躯体に取り付けられた箱体の長手方向中央側の下部の垂れ下がりを抑制できる。また、箱体の長手方向中央側の下部の垂れ下がりに伴う箱体の内面と箱体内で巻取シャフトに巻き付くスラット等の内部部品との接触による傷付きや音鳴りなどの発生を想定して、箱体の内部に上記接触を防止するための余分な空間を設ける必要が無くなり、箱体のコンパクト化が図れる。
垂れ下がり抑制手段が垂れ下がり矯正手段を備えたので、躯体に取り付けられた箱体の長手方向中央側の下部の垂れ下がりを矯正できる。
シャッター装置の斜視図(実施形態1)。 シャッターケースの断面図(図1のA−A断面図)(実施形態1)。 シャッターケースの骨組構成体を示す斜視図(実施形態1)。 シャッターケースの外観を示す斜視図(形態1)。 シャッターケースの断面図(図1のA−A断面相当図)(実施形態2)。 シャッターケースの断面図(図1のA−A断面相当図)(実施形態3)。 シャッターケースの断面図(図1のA−A断面相当図)(実施形態4)。
実施形態1
図1に示すように、開閉装置としてのシャッター装置1は、開閉体収容ケースとしてのシャッターケース(以下、ケースと略す)2、開閉機構3、開閉体としてのシャッターカーテン4、ガイドレール5を備える。
開閉機構3はケース2内に設けられる。開閉機構3は、シャッターカーテン4を巻き取る巻取体としての巻取シャフト6と、巻取シャフト6の回転中心線6aを回転中心として当該巻取シャフト6を回転させる図外の回転作動機構とを備える。
回転作動機構は、手動式シャッター装置の場合は、巻取シャフト6を巻取方向に回転させる図外のバネ及びバネに蓄えられた回転力を巻取シャフト6に伝達するプーリーのような動力伝達手段などにより構成され、電動式シャッター装置の場合は、巻取シャフト6を巻取方向及び繰出方向に回転させる図外の電動機及び電動機の回転力を巻取シャフト6に伝達する歯車伝達機構のような動力伝達機構などにより構成される。
巻取シャフト6は、両端が後述するケース2のブラケット(端部構成体22)に設けられた図外の軸受に回転可能に支持され、シャッターカーテン4を巻き取る方向、及び、シャッターカーテン4を繰り出す方向(巻き出す方向)に回転する。
シャッターカーテン4は、スラット10と、水切11と、吊元12とにより形成される。
スラット10は、複数のスラット部材10aにより形成される。スラット部材10aは、巻取シャフト6の中心線6aに沿った方向に長い金属製の長尺部材により形成される。スラット10は、複数のスラット部材10aがスラット部材10aの長手方向(巻取シャフト6の回転中心線6aに沿った方向)と直交する方向に連続するように、隣り合うスラット部材10a同士の長手方向の両端位置を揃えて長辺同士が図外の係合部によって互いに接続され、接続部分で折れ曲がり可能となった矩形板状に形成される。
水切11がスラット10におけるスラット部材10aの長手方向と直交する方向の一端に位置されるスラット部材10aの長辺に連結され、吊元12がスラット10におけるスラット部材10aの長手方向と直交する方向の他端に位置されるスラット部材10aの長辺に連結される。
水切11は、巻取シャフト6の回転中心線6aに沿った方向に長く、当該長手方向と直交する断面形状がT字形状の金属製の長尺部材により形成される。水切11の長手方向の長さはスラット部材10aの長手方向の長さよりも短く、水切11の長手方向の中心位置とスラット部材10aの長手方向の中心位置とを揃えて水切11のT字の垂直部11aの長辺とスラット10の一端に位置されるスラット部材10aの長辺とが図外の係合部によって互いに接続される。水切11のT字の水平部が座板11bとなる。
吊元12は、スラット10の他端に位置されるスラット部材10aの長辺に沿って当該長辺に間欠的に設けられる連結板であり、後述するように建物の開口部13の上方に位置する躯体14に固定されたケース2におけるシャッターカーテン4の出口孔45を経由して巻取シャフト6に連結される。
ガイドレール5;5は、建物の開口部13の幅方向に互いに離隔して立設され、シャッターカーテン4におけるスラット部材10aの長手方向の両端部であるシャッターカーテン4の左右の側縁をシャッターカーテン4の開閉方向である上下方向にガイドする溝5a;5aを備える。
以上のように構成されたシャッター装置1のシャッターカーテン4が巻取シャフト6に巻き取られることで建物の開口部13が開通し、シャッターカーテン4が巻取シャフト6から繰り出される(巻き出される)ことで開口部13が閉鎖される。
ケース2は、開閉機構3及びシャッターカーテン4を収容するものであり、開閉機構3及びシャッターカーテン4の収容空間20aを形成する箱体20と、垂れ下がり抑制手段30とを備える。箱体20は、開口部13の上方に位置する躯体14に固定される。
例えば、開口部13の上縁13tに沿って延長するように開口部13の上方に位置する躯体14にねじ14a(図2参照)のような固定具や溶接等の固定手段により固定される。箱体20の開口部13の上縁13tに沿って延長する方向である長手方向の長さは、開口部13の左右幅長さと対応する長さに形成される。ケース2は、箱体20の長手方向の両端部の位置と開口部13の幅方向の両端部に設けられたガイドレール5;5の位置とが対応するように躯体14に固定される。箱体20は、長手方向と直交する断面形状が例えば四角形状である。
以下、図2乃至図4を参照し、一例として、長手方向と直交する断面形状が台形状に形成された箱体20を備えたケース2について詳細に説明する。
箱体20は、骨組構成体21とカバー板22aとにより構成される。
骨組構成体21は、ケース2の長手方向の両端に設けられるブラケットと呼ばれる一対の端部構成体22;22と、互いに対向するように配置された一対の端部構成体22;22を繋ぐ複数の補強材23;23…とにより構成される。
端部構成体22は、ケース2の長手方向の両端の端面を形成する台形状の端面板24と、端面板24の台形状の各辺より端面板24に対して直角に延長するように設けられて端面板24の周縁を取り囲む壁を形成する周縁壁部25とを備える。
端面板24の台形は、上底26の一端と下底27の一端とを繋ぐ一方の辺28が上底26及び下底27に対して直交な辺である。この一方の辺28を水平面に設置し、上底26及び下底27が水平面より垂直に立ち上がる状態に端面板24を設置した場合、上底26の他端と下底27の他端とを繋ぐ他方の辺29は、下底27の他端から上底26の他端に傾斜して下る辺となる。
補強材23としては、延長方向と直交する断面形状が略C字形状に形成されたCチャンと呼ばれる長尺材、あるいは、延長方向と直交する断面形状が矩形状に形成された長尺材が用いられる。例えば、リップ溝形鋼、あるいは、アルミ製やステンレス製でリップ溝形鋼と同じ形状に形成されたものを用いる。すなわち、Cチャンと呼ばれる長尺材は、図2に示すように、長尺板状の基部23aと、基部23aの各長辺より同一方向に基部23aに対して直角に延長する長尺板状の側部23b;23bと、各側部23b;23bの先端の長辺より互いに近づく方向に各側部23b;23bに対して直角に延長して基部23aと平行に対向する長尺板状の対向部23c;23cとを備え、対向部23c;23c間が長尺な開口23dに形成され、長手方向の両端が開口した構成である。
互いに対向するように配置された各端部構成体22;22の各周縁壁部25;25の各角部、つまり、各端面板24;24の台形の4つの角部に補強材23の両端が位置するように、4本の補強材23が各端部構成体22;22間において互いに平行に掛け渡される。さらに、台形の一方の辺28における下底27の一端に近い側同士を繋ぐ補強材23が設けられる。
以上のように、骨組構成体21は、互いに対向するように配置された各端部構成体22;22間に互いに平行に掛け渡された5本の補強材23間が開口となった構成である。
以下、各端面板24;24の台形の一方の辺28と台形の下底27との境界部分に連結される補強材23を第1補強材23A、各端面板24;24の台形の一方の辺28における中央部よりも下底27に近い部分に連結される補強材23を第2補強材23B、各端面板24;24の台形の一方の辺28と台形の上底26との境界部分に連結される補強材23を第3補強材23C、各端面板24;24の台形の他方の辺29と台形の上底26との境界部分に連結される補強材23を第4補強材23D、各端面板24;24の台形の他方の辺29と台形の下底27との境界部分に連結される補強材23を第5補強材23Eとする。
例えば、図2に示すように、第3補強材23C乃至第5補強材23Eとして同一形状のCチャンを用い、第1補強材23Aとして第3補強材23C乃至第5補強材23Eよりも小型薄厚のCチャンを用い、第2補強材23Bとして断面正方形状の長尺材を用いる。第5補強材23E及び第4補強材23Dは、Cチャンの開口23dが互いに向かい合うように設置され、第3補強材23Cは、第4補強材23DとCチャンの開口23dが同方向を向くように設置され、第1補強材23Aは、第3補強材23C及び第4補強材23DとCチャンの開口23dが同方向を向くように設置される。第1補強材23Aの長手方向中間部には、第1補強材23Aを躯体14に連結するための連結板22rが溶接などによって取り付けられている。
垂れ下がり抑制手段30は、一端連結部31、他端連結部32、補強部33、連結部材34を備える。
一端連結部31は、骨組構成体21の長手方向の中間地点において第4補強材23Dと第5補強材23Eとに掛け渡されて両端が第4補強材23Dと第5補強材23Eとに連結された第6補強材23Fにより形成される。
他端連結部32は、骨組構成体21の延長方向の中間地点において第2補強材23Bと第3補強材23Cとに掛け渡されて両端が第2補強材23Bと第3補強材23Cとに連結された第7補強材23Gにより形成される。
例えば、第6補強材23Fとしては、上述したCチャンの対向部23cを備えず、かつ、両端部においては側部23bをも備えない形状の長尺材が使用される。
第7補強材23Gとしては、第3補強材23C乃至第5補強材23Eと同様なCチャンが使用される。
第6補強材23Fは、側部23b;23bの先端23tが第1補強材23A乃至第3補強材23Cの設けられている側を向くように配置され、第4補強材23D側の端部が折り曲げられて第4補強材23Dの基部の外面に止めねじ31a等の固定手段で固定され、また、第5補強材23E側の端部が第5補強材23Eの側部23bの外面に止めねじ31a等の固定手段で固定される。さらに、第6補強材23Fの基部23aの内面23uには後述の第1ボルト棒材34aの一端を螺着固定させるためのナット41が溶接されている。
第7補強材23Gは、長尺板状の対向部23c間の開口部23dが第6補強材23Fの側部23b;23bの先端23tと同じ側に向くように取り付けられ、基部23aには後述の第2ボルト棒材34bを貫通させる貫通孔42が設けられる。第7補強材23Gの両端側の対向部23c;23cの外面には連結平板23gが第7補強材23Gの両端よりも突出するように溶接等で固定され、一方の連結平板23gが第2補強材23Bの外面に止めねじ31b等で固定され、他方の連結平板23gが第3補強材23Cの側部23bの外面に止めねじ31b等で固定されることで、第7補強材23Gが第2補強材23Bと第3補強材23Cとに取り付けられる。
補強部33は、一端連結部31の第5補強材23E側の端部に設けられる。補強部33は、三角形状の三角平板部35と、第1;第2固定面板部37;38とを備えた構成である。三角平板部35は、端面板24の他方の辺29と平行な第1辺部35aと端面板24の下底27と平行な第2辺部35bとを備え、第1辺部35aと第2辺部35bとのなす角が、端面板24の下底27と他方の辺29とのなす角に対応した三角形の平板状に形成される。第1;第2固定面板部37;38は、第2辺部35bに設けられる。
第1辺部35aの板面と第6補強材23Fの側部23bの外面とが接触した状態において第1辺部35aと第6補強材23Fとが止めねじ31cなどの固定手段により連結される。第2辺部35bは、第5補強材23EであるCチャンの開口23dを介して第5補強材23Eの内側に入り込む第1分岐部36aと、第5補強材23Eよりも第1補強材23A側に位置する第2分岐部36bとを備える。第1固定面板部37は、第1分岐部36aの辺縁より三角平板部35の板面に対して直角方向に延長し、第5補強材23Eの基部23aの内面23uと接触する。第2固定面板部38は、第2分岐部36bの辺縁より三角平板部35の板面に対して直角方向に延長し、第5補強材23Eの基部23aの外面23fと同一平面上に位置される。
図3に示すように、補強部33;33は、第6補強材23Fを中心として線対称となるように、第6補強材23Fの両方の側部23b;23bにそれぞれ取り付けられる。
連結部材34は、第1ボルト棒材34aと第2ボルト棒材34bとターンバックル39とにより構成される。第1ボルト棒材34aに形成された雄ねじ34cと第2ボルト棒材34bに形成された雄ねじ34dとが互いに逆向きのねじで形成される。ターンバックル39は、一端部に第1ボルト棒材34aが螺合される雌ねじ部39aを備え、他端部に第2ボルト棒材34bが螺合される雌ねじ部39bを備える。
第1ボルト棒材34aの一端が第6補強材23Fの基部23aの内面23uに設けられたナット41に螺着固定され、第1ボルト棒材34aの他端がターンバックル39の一端部に設けられた雌ねじ部39aに螺着される。第2ボルト棒材34bの一端がターンバックル39の他端部に設けられた雌ねじ部39bに螺着される。第2ボルト棒材34bの他端部は、第7補強材23Gの基部23aに設けられた貫通孔42を貫通して第7補強材23Gの基部23aの板面を挟んで設置された一対のナット41m;41nに螺着され、一対のナット41m;41nによって第7補強材23Gの基部23aに締結固定される。
カバー板22aは、第1カバー板22b、第2カバー板22c、第3カバー板22d、第4カバー板22e、一対の座板止めカバー板47;47により構成される。
骨組構成体21の両端の各周縁壁部25の先端間において各補強材23間の開口を塞ぐため、外側から第1補強材23Aと第5補強材23Eとの間の開口を塞ぐように第1カバー板22bが第1補強材23Aと第5補強材23Eとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第5補強材23Eと第4補強材23Dとの間の開口を塞ぐように第2カバー板22cが第5補強材23Eと第4補強材23Dとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第4補強材23Dと第3補強材23Cとの間の開口を塞ぐように第3カバー板22dが第4補強材23Dと第3補強材23Cとに図外の止めねじなどで取り付けられ、骨組構成体21の外側から第3補強材23Cと第2補強材23Bとの間の開口を塞ぐように第4カバー板22eが第3補強材23Cと第2補強材23Bとに図外の止めねじなどで取り付けられる。各カバー板22b〜22eの外面と各周縁壁部25の外面とが面一となるように各カバー板22b〜22eが補強材23に取り付けられる。
また、骨組構成体21の外側から第2補強材23Bと第1補強材23Aとの間を覆うようにシャッターカーテン4の出口孔45と水切11の座板11bを収納する収納凹部46とを形成する一対の座板止めカバー板47;47がそれぞれ第2補強材23B及び第1補強材23Aに止めねじ31dなどで取り付けられる。シャッターカーテン4の出口孔45及び座板11bを収納する収納凹部46は、第1補強材23A;第2補強材23Bに沿って連続して延長するように形成される。各ガイドレール5;5の上端に対応する座板止めカバー板47の長手方向両端部には、図2に示すようなスラットガイド48が設けられる。
尚、ケース2の組み立ては、シャッターカーテン4を巻き付けた巻取シャフト6の両端に端面板24の図外の軸受を対応させるとともに、端面板24;24間に複数の補強材23を配置して固定する。以上により骨組構成体21が形成される。この際、シャッターカーテン4の水切11を骨組構成体21の外側に出しておく。そして、骨組構成体21の内側に垂れ下がり抑制手段30を設置する。
そして、一対の座板止めカバー板47;47を第2補強材23B及び第1補強材23Aに取り付け、一対の座板止めカバー板47;47の両方の端部にそれぞれスラットガイド48を配置し、スラットガイド48を図外の取付部材で一対の座板止めカバー板47;47の両方の端部に取り付ける。さらに、各カバー板22b〜22eを各補強材23に取り付ける。尚、電動式シャッター装置の場合は、一方の端面板24に図外のモータなどを取り付ける。
以上の構成からなるケース2は、端部構成体22;22の台形の下底27より延長する周縁壁部25、補強部33の第1;第2固定面板部37;38、第1補強材23Aを躯体14に連結するための連結板22rがねじ14a等の固定手段によって躯体14に取り付けられ、これにより、第2カバー板22cが上カバー板22uとなり、上カバー板22uの上面が箱体20の上面20tとなる。尚、上カバー板22uの第5補強材23E側の辺縁部には、躯体14の面に面接触させるための当板20yが溶接などで取り付けられる。第4カバー板22e及び座板止めカバー板47;47が下カバー板22vとなり、下カバー板22vの下面が箱体20の下面20uとなる。そして、第1;第2の補強材23A;23Bは、シャッターカーテン4の出口孔45を構成する開口部13の見切部材であるまぐさとして機能する。第1補強材23Aは外まぐさ、第2補強材23Bは内まぐさと呼ばれる。
以上のように躯体14に取り付けられたケース2を備えたシャッター装置1は、シャッターカーテン4が出口孔45を介してケース2よりケース2の下方に繰り出されたり、座板11bが収納凹部46に収納されるまで巻き取られる。
ケース2を躯体14に取り付けた後の、ターンバックル39の操作は、第3カバー板22d又は第4カバー板22eを取り外して行えばよい。
実施形態1では、箱体20の長手方向中央側の上部に設けられて躯体14に取り付けられた補強材50が、第6補強材23F(一端連結部31)と補強部33とにより構成される。
また、躯体14に取り付けられた箱体20の長手方向中央側の下部51が、第7補強材23G(他端連結部32)と、この第7補強材23Gに取り付けられた第2補強材23B(内まぐさ)と、この第2補強材23Bに取り付けられた第4カバー板22e及び座板止めカバー板47とにより構成される。
そして、連結部材34が、補強材50と箱体20の長手方向中央側の下部51とを連結した構成である。
従って、垂れ下がり抑制手段30が、箱体20の長手方向中央側の上部に設けられて躯体14に取り付けられた補強材50と、当該補強材50と箱体20の長手方向中央側の下部51とを連結する連結部材34とにより構成される。
そして、補強部33の第1;第2固定面板部37;38が躯体14に取り付けられるので、箱体20の長手方向中央側の下部51が、連結部材34及び補強材50を介して躯体14に支持された構成となり、箱体20の長手方向中央側の下部51の重量を躯体14で支持することになるので、箱体20の長手方向中央側の下部51の支持強度が高くなり、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がり抑制効果が高くなる。
実施形態1では、垂れ下がり抑制手段30が垂れ下がり矯正手段40を備え、当該垂れ下がり矯正手段40は、ターンバックル39と当該ターンバックル39に螺着された第1ボルト棒材34a及び第2ボルト棒材34bとにより構成される。
当該垂れ下がり矯正手段40のターンバックル39を操作して第6補強材23Fと第7補強材23Gとの間の長さを変更することで、第7補強材23Gを第6補強材23Fに近づけたり離したりするように移動させることができる。よって、ケース2が躯体14に取り付けられた状態において、垂れ下がり矯正手段40を操作することにより、第7補強材23Gに連結された第2補強材23B、この第2補強材23Bに取り付けられた第4カバー板22e及び座板止めカバー板47を上方に引き上げることができ、躯体14に取り付けられた箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを矯正できるようになる。
実施形態1のケース2によれば、垂れ下がり抑制手段30を備えたので、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。例えば、ケース2は、箱体20の長手方向の長さが5m以上であれば、箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がりやすくなるので、箱体20の長手方向の長さが5m以上のケース2に適用することで顕著な垂れ下がり抑制効果が得られる。
また、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりに伴う箱体20の内面と箱体20内で巻取シャフト6に巻き付くスラット10等の内部部品との接触による傷付きや音鳴りなどの発生を想定して、箱体20の内部に上記接触を防止するための余分な空間を設ける必要が無くなるため、箱体20のコンパクト化が図れる。
実施形態1のケース2によれば、垂れ下がり矯正手段40を備えたので、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、ターンバックル39を操作することにより、当該下部51を上方に移動させることができ、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
実施形態1のケース2によれば、箱体20が躯体14に取り付けられることで、箱体20の上面20tが躯体14から傾斜して下る傾斜面となるので、例えば、ケース2を屋外に設置する場合に雨や雪を地面に流すことができるので、箱体20の上面20tに雨や雪が溜まるのを防止でき、ケース2が破損しにくくなる。
実施形態1のケース2によれば、垂れ下がり抑制手段30を備えたので、骨組構成体21を形成する補強材23として小型のものを使用でき、これにより、箱体20内の収容空間20aを広くできる。
実施形態1では、第1ボルト棒材34aの一端を固定することで第1ボルト棒材34aが第1ボルト棒材34aの中心軸を回転中心として回転しないように固定され、第2ボルト棒材34bの他端部を固定することで第2ボルト棒材34bが第2ボルト棒材34bの中心軸を回転中心として回転しないように固定されればよい。よって、第1ボルト棒材34aの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、第1ボルト棒材34aの一端をナット41に螺着固定する構成とすれば、第1ボルト棒材34aを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。また、第2ボルト棒材34bの他端を第7補強材23Gの基部23aに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、第2ボルト棒材34bの他端部を一対のナット41m;41nによって第7補強材23Gの基部23aに締結固定する構成とすれば、第2ボルト棒材34bを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。
実施形態2
図5を参照し、実施形態2のケース2を説明する。尚、図5において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
実施形態2では、連結部材34を1本のボルト棒材34Aにより形成し、当該ボルト棒材34Aの一端が第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けられたナット41に螺着固定され、当該ボルト棒材34Aの他端部が第7補強材23Gに設けられた貫通孔42に貫通され、ボルト棒材34Aの他端部には第7補強材23Gの基部23aの板面を挟むように一対のナット41m;41nが設けられてボルト棒材34Aの他端部と第7補強材23Gとが締結固定された構成の垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合、中心軸を回転中心として回転しないようにナット41に螺着固定されたボルト棒材34Aと、第7補強材23Gの基部23aの板面を挟むようにボルト棒材34Aの他端部に螺着された一対のナット41m;41nとにより、垂れ下がり矯正手段40が構成される。
ケース2を躯体14に取り付けた後の一対のナット41m;41nの操作は、第4カバー板22eを取り外して行えばよい。これにより、第7補強材23Gの基部23aの外面に位置される上側のナット41mの操作は、第2補強材23Bと第3補強材23Cとの間の開口を介して行うことができ、第7補強材23Gの基部23aの内面に位置される下側のナット41nの操作は、第7補強材23GのCチャンの対向部23c;23c間の開口23dを介して行うことができる。
実施形態2では、一対のナット41m;41nを回すことで上下方向に移動可能となる第7補強材23Gの位置を決めた後に一対のナット41m;41nを第7補強材23Gの基部23aに締結固定することで、第7補強材23Gの位置を変更可能となる。よって、箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合に、第7補強材23Gの位置を上方に移動させてその位置に固定できるので、下部51を上方に移動させることができ、当該下部51の垂れ下がりを矯正できるものである。
実施形態2によれば、垂れ下がり抑制手段30により、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。また、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、垂れ下がり矯正手段40としての一対のナット41m;41nを操作することにより、当該下部51を上方に移動させることができ、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
尚、ボルト棒材34Aの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、ボルト棒材34Aの一端をナット41に螺着固定する構成とすれば、ボルト棒材34Aを容易に組み付けることができ、ケース2の設置作業が容易となる。
実施形態3
図6を参照し、実施形態3のケース2を説明する。尚、図6において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
実施形態3では、両端に雌ねじ孔41aを備えた棒材34Bを連結部材34として用い、当該棒材34Bの一端の雌ねじ孔41aと第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けられたボルト52の雄ねじ53とが螺着固定され、当該棒材34Bの他端の雌ねじ孔41aが第7補強材23Gに調整ねじ41bによりねじ止めされた構成の垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合の第7補強材23Gとしては、平板長尺材を用いてもよいが、強度を上げるために図6に示すように側部23b;23bを備えたCチャンを用いることが好ましい。第7補強材23Gは、側部23b;23b間の開口23dを上方に向けて取り付け、基部23aの板面を貫通するように設けられて調整ねじ41bのねじ頭41dの径よりも小さい径の貫通孔42aを備える。調整ねじ41bのねじ部41cを第7補強材23Gの下面(基部23aの外面)から貫通孔42aを貫通させ、調整ねじ41bのねじ部41cの先端部のみを棒材34Bの他端の雌ねじ孔41aに螺合させておく。
この場合、調整ねじ41bと第7補強材23Gと棒材34Bとが垂れ下がり矯正手段40を構成する。
ケース2を躯体14に取り付けた後の調整ねじ41bの操作は、第4カバー板22eを取り外して行えばよい。
よって、実施形態3によれば、垂れ下がり抑制手段30により、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。また、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、調整ねじ41bを締結する方向に操作することで、調整ねじ41bのねじ頭41dが上方に移動して当該下部51を上方に移動させるので、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
尚、棒材34Bの一端を第6補強材23Fの基部23aの内面23uに溶接などで取り付けてもよいが、上述のように、棒材34Bの一端の雌ねじ孔41aとボルト52の雄ねじ53とを螺着固定する構成とすれば、棒材34Bを容易に組み付けることができ、ケースの設置作業が容易となる。
実施形態4
図7を参照し、実施形態4のケース2を説明する。尚、図7において図1乃至図4の実施形態1と同一部分は同一符号を付して詳説を省略する。
第6補強材23Fと第2補強材23B(内まぐさ)とを連結部材34で連結し、この連結部材34が、例えば長尺平板状の第1連結部材55及び第2連結部材56と連結手段57とで構成された垂れ下がり抑制手段30を備えたケース2とした。この場合の第6補強材23Fは、例えば、基部23aと側部23b;23bとを備えるとともに、側部23b;23bにおける端面板24の上底26側が下底27側よりも上下幅の広い幅広部58に形成され、かつ、幅広部58の上底26側端部には、第4補強材23Dの開口23dを介して第4補強材23Dの内側に入り込む凸片59を備えた構成の長尺部材を用いる。
そして、第1連結部材55の一端側と第6補強材23Fの幅広部58とが止めねじ55aなどで連結され、第2連結部材56の一端側と第2補強材23Bとが止めねじ56aなどで連結され、第1連結部材55の他端側と第2連結部材56の他端側とがボルト61及びナット62などによる連結手段57により連結されることで、第1連結部材55と第2連結部材56とが互いにボルト61の中心軸を回転中心として回転可能に構成される。
尚、連結部材34;34は、第6補強材23Fを中心として線対称となるように、第6補強材23Fの両方の側部23b;23bにそれぞれ取り付けられる。一方の連結部材34の第2連結部材56と他方の連結部材34の第2連結部材56とが一緒に回転可能なように、当該第2連結部材56同士は図外の連結片などで連結しておく。
実施形態4では、連結手段57と、連結手段57により第1連結部材55に対して回転可能に取り付けられた第2連結部材56とが垂れ下がり矯正手段40を構成する。
ケース2を躯体14に取り付けた後の連結手段57の操作は、第4カバー板22eあるいは第3カバー板22dを取り外して行えばよい。
よって、実施形態4によれば、垂れ下がり抑制手段30により、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。特に、躯体14に取り付けられた箱体20の下部51は、第3補強材23Cを支持点として第2補強材23B(内まぐさ)側が自由端となる片持ち梁構造となるので、第2補強材23B側が特に垂れ下がりやすくなる。従って、第2連結部材56と第2補強材23Bとを連結した構成としたことで、箱体20の下部51の垂れ下がりをより効果的に抑制できる。
また、仮に箱体20の長手方向中央側の下部51が垂れ下がった場合でも、ボルト61及びナット62の締結を緩めて第2連結部材56を上方に回転させることで当該下部51を上方に移動させることができ、移動させた後、第2連結部材56が回転しないようにボルト61及びナット62を締結することで、当該下部51の垂れ下がりを矯正できる。
尚、第6補強材23Fとして平板状の長尺部材を用いてもよいが、上述のように、幅広部58及び凸片59を備えた長尺部材を用いることによって、連結部材34の支持強度を向上させることができるので、好ましい。
実施形態5
上述した各実施形態では、垂れ下がり矯正手段40を備えた垂れ下がり抑制手段30を説明したが、垂れ下がり矯正手段40を備えない垂れ下がり抑制手段30を備えた構成のケースとしてもよい。
例えば、図7において、第6補強材23Fと第2補強材23B(内まぐさ)とを垂れ下がり矯正手段40を備えない連結部材で連結することで垂れ下がり抑制手段30を構成したり、図2;図5;図6において、第6補強材23Fと第7補強材23Gとを垂れ下がり矯正手段40を備えない連結部材で連結することで垂れ下がり抑制手段30を構成してもよい。
実施形態5でも、垂れ下がり抑制手段30により、箱体20の長手方向中央側の下部51の垂れ下がりを抑制できる。
尚、各図中、想像線で示した円図形Fは、巻取シャフト6でシャッターカーテン4が完全に巻き取られた状態を示す。連結部材34、補強部33は、巻取シャフト6で完全に巻き取られたシャッターカーテン4に触れないようにその設置位置及び大きさが決められる。
ケース2は、内まぐさ付近が最も垂れ下がりやすいので、連結部材34の下端部と第7補強材23Gとの連結位置は、できるだけ、内まぐさ(第2補強材23B)に近い位置にすることが好ましい。
実施形態1乃至3で説明した連結部材34は、第6補強材23Fの基部23aの板面や箱体20の上面20tに対して直角方向に延長するように設置することが好ましい。このようにすれば、連結部材34の下端部と第7補強材23Gとの連結位置を内まぐさ(第2補強材23B)に近い位置にでき、最も垂れ下がりやすい内まぐさ付近の垂れ下がりを効果的に抑制できる。尚、この場合、第7補強材23Gの基部23aの板面が水平面となっていれば、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面とが平行とならないので、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面とが平行となるように第7補強材23Gを取り付けたり、ナット41m;41nの締結面と第7補強材23Gの基部23aの板面との間にパッキンのような定着材を介在させる等すればよい。
補強部33の三角平板部35の第3辺部35cは、円図形Fと対応した湾曲形状に形成すれば、補強部33とシャッターカーテン4との接触をより防止できるようになり、接触防止効果が高まるので好ましい。
第1カバー板22b、第2カバー板22c、第3カバー板22d、第4カバー板22e、一対の座板止めカバー板47;47は、それぞれ長手方向において分割された構成のものを用いてもよい。
第1カバー板22bを設けずに、ケース2両端の周縁壁部25、補強部33の第1;第2固定面板部37;38、外まぐさ(第1補強材23A)を躯体14に連結するための連結板22rを、ねじ14a等の固定手段によって躯体14に直接取り付けるようにしてもよい。
箱体20は、長手方向と直交する断面形状が三角形状、あるいは、多角形状に形成された構成でもよい。
箱体20は、骨組構成体21を形成する補強材として少なくも第2補強材23B(内まぐさ)を備えた構成であればよい。
また、躯体14に取り付けられた箱体20の長手方向の長さが長い場合において、垂れ下がり抑制手段30を箱体20の長手方向中央側に複数個設けてもよい。例えば、箱体20の長手方向に沿って等間隔だけ離して複数の垂れ下がり抑制手段30を設けるようにしてもよい。
本発明の適用対象となる開閉装置の開閉体をシャッターカーテン4とした場合、その構成態様としては、所謂スラットを上下方向に複数連設した態様だけではなく、パイプ、パネル、シート状物又はネット状物を単数もしくは複数連設して成る態様のシャッターカーテン、あるいは、スラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物を適宜に組み合せたシャッターカーテンでもよい。所謂、オーバヘッドタイプのシャッターカーテンにも適用できる。
本発明は、ドア、雨戸を含む引戸、サッシ窓、ブラインド、門扉、ゲート、スライディングウォール装置、ロールスクリーン装置、オーニング装置、防災ドア装置、防煙垂れ幕や防煙垂れ壁などの開閉装置のシャッターケースに適用可能である。
1 シャッター装置(開閉装置)、2 開閉体収容ケース、
4 シャッターカーテン(開閉体)、6 巻取シャフト(巻取体)、
13 開口部、14 躯体、20 箱体、20a 収容空間、
21 骨組構成体、30 垂れ下がり抑制手段、34 連結部材、
40 垂れ下がり矯正手段、50 補強材、51 下部。

Claims (2)

  1. 開口部の上方に位置する躯体に取り付けられ、前記開口部を開閉する開閉体を巻き取る巻取体が回転可能に収容されるとともに前記巻取体に巻き取られる前記開閉体の収容空間を有する箱体を備えた開閉体収容ケースであって、
    前記躯体に取り付けられた前記箱体の下部における巻取体の回転中心線に沿った方向である長手方向の中央側の垂れ下がりを抑制する垂れ下がり抑制手段を備え、
    前記垂れ下がり抑制手段は、前記箱体の長手方向中央側の上部に設けられて前記躯体に取り付けられた補強材と、当該補強材と前記箱体の長手方向中央側の下部とを連結する連結部材とにより構成されたことを特徴とする開閉体収容ケース。
  2. 前記垂れ下がり抑制手段は、前記箱体の長手方向中央側の下部を垂れ下がる方向とは逆方向に移動させる垂れ下がり矯正手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の開閉体収容ケース。
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