JP5356081B2 - 有価証券売買処理システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
金融機関の顧客の口座に預けられた前記顧客の資金の残高を示す資金残高データを、顧客識別情報と対応付けて記憶するとともに、前記金融機関の前記顧客の口座に預けられた前記顧客の保有する有価証券の残高を示す証券残高データを、有価証券の銘柄識別情報および前記顧客識別情報と対応付けて記憶する顧客口座データベースと、
(1)前記顧客またはその入力代行者の操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、買付対象の有価証券のうちの基準銘柄についての銘柄識別情報、前記基準銘柄の売買取引が成立しない場合に前記基準銘柄に代えて買付対象とする代替銘柄についての銘柄識別情報、買付対象の有価証券の各銘柄の買付順序を定める優先順位、売買区分、および注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、売買区分、および注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与する処理を実行するか、(2)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの買注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記条件指示データを用いて、前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行するか、または(3)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの買注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの買注文データに含まれる前記条件指示データを用いて、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により受信した(1)の場合の前記優先順位付きの買注文データ、(2)の場合の前記優先順位付きの買注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの買注文データ、または(3)の場合の前記優先順位付きの買注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報、前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの買注文データ、並びに前記注文受付処理手段により受信した前記売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する注文データ記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する買注文用記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する売注文用記憶手段と、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の買注文データを作成し、作成した執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の売注文データを作成し、作成した執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する執行準備処理手段と、
互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記基準銘柄の買注文数量に未約定の残注文数量が生じる場合には、前記注文データ記憶手段に記憶された前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データの銘柄識別情報を、次の優先順位の前記代替銘柄についての銘柄識別情報に順次差し替えた状態で、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する処理を繰り返して実行する取引執行処理手段と、
この取引執行処理手段により決定した買注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の買注文データの前記顧客識別情報、前記基準銘柄または前記代替銘柄のうち約定させた銘柄についての前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および買いを示す情報とされた前記売買区分と対応させて買注文の約定データとして記憶するとともに、売注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の売注文データの前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および売りを示す情報とされた前記売買区分と対応させて売注文の約定データとして記憶する振替処理データベースと、
この振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データに加算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データから減算する買注文用の振替処理を実行し、前記振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データから減算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データに加算する売注文用の振替処理を実行する振替処理手段と
を備えたことを特徴とするものである。
金融機関の顧客の口座に預けられた前記顧客の資金の残高を示す資金残高データを、顧客識別情報と対応付けて記憶するとともに、前記金融機関の前記顧客の口座に預けられた前記顧客の保有する有価証券の残高を示す証券残高データを、有価証券の銘柄識別情報および前記顧客識別情報と対応付けて記憶する顧客口座データベースと、
(1)前記顧客またはその入力代行者の操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、売付対象の有価証券のうちの基準銘柄についての銘柄識別情報、前記基準銘柄の売買取引が成立しない場合に前記基準銘柄に代えて売付対象とする代替銘柄についての銘柄識別情報、売付対象の有価証券の各銘柄の売付順序を定める優先順位、売買区分、および注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、売買区分、および注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与する処理を実行するか、(2)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの売注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記条件指示データを用いて、前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行するか、または(3)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの売注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの売注文データに含まれる前記条件指示データを用いて、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により受信した(1)の場合の前記優先順位付きの売注文データ、(2)の場合の前記優先順位付きの売注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの売注文データ、または(3)の場合の前記優先順位付きの売注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報、前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの売注文データ、並びに前記注文受付処理手段により受信した前記買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する注文データ記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する買注文用記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する売注文用記憶手段と、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の買注文データを作成し、作成した執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の売注文データを作成し、作成した執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する執行準備処理手段と、
互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記基準銘柄の売注文数量に未約定の残注文数量が生じる場合には、前記注文データ記憶手段に記憶された前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データの銘柄識別情報を、次の優先順位の前記代替銘柄についての銘柄識別情報に順次差し替えた状態で、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する処理を繰り返して実行する取引執行処理手段と、
この取引執行処理手段により決定した売注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の売注文データの前記顧客識別情報、前記基準銘柄または前記代替銘柄のうち約定させた銘柄についての前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および売りを示す情報とされた前記売買区分と対応させて売注文の約定データとして記憶するとともに、買注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の買注文データの前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および買いを示す情報とされた前記売買区分と対応させて買注文の約定データとして記憶する振替処理データベースと、
この振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データに加算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データから減算する買注文用の振替処理を実行し、前記振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データから減算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データに加算する売注文用の振替処理を実行する振替処理手段と
を備えたことを特徴とするものである。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることができる。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、並びに互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることが望ましい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、並びに互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることができる。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることが望ましい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された各執行対象の売注文データの売注文数量を取得し、取得した各執行対象の売注文データの売注文数量の合計数量Uを算出し、受信した前記注文データの買注文数量Kと、売注文数量の合計数量Uとを比較し、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kと前記基準銘柄の売注文数量U1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量Kが前記基準銘柄の売注文数量U1よりも大きい場合には、買注文数量Kから第1優先順位の前記基準銘柄の売注文数量U1を減じた数量(K−U1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kから第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを減じた数量(K−UT)からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に前記新規な執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量および前記代替銘柄の買注文数量と、これらの新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する処理を実行し、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることができる。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された各執行対象の買注文データの買注文数量を取得し、取得した各執行対象の買注文データの買注文数量の合計数量Kを算出し、受信した前記注文データの売注文数量Uと、買注文数量の合計数量Kとを比較し、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uと前記基準銘柄の買注文数量K1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量Uが前記基準銘柄の買注文数量K1よりも大きい場合には、売注文数量Uから第1優先順位の前記基準銘柄の買注文数量K1を減じた数量(U−K1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uから第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを減じた数量(U−KT)からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に前記新規な執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量および前記代替銘柄の売注文数量と、これらの新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する処理を実行し、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された各執行対象の売注文データの売注文数量を取得し、取得した各執行対象の売注文データの売注文数量の合計数量Uを算出し、受信した前記注文データの買注文数量Kと、売注文数量の合計数量Uとを比較し、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kと前記基準銘柄の売注文数量U1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量Kが前記基準銘柄の売注文数量U1よりも大きい場合には、買注文数量Kから第1優先順位の前記基準銘柄の売注文数量U1を減じた数量(K−U1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kから第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを減じた数量(K−UT)からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に前記新規な執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量および前記代替銘柄の買注文数量と、これらの新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する処理を実行し、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とすることが望ましい。
前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された各執行対象の買注文データの買注文数量を取得し、取得した各執行対象の買注文データの買注文数量の合計数量Kを算出し、受信した前記注文データの売注文数量Uと、買注文数量の合計数量Kとを比較し、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uと前記基準銘柄の買注文数量K1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量Uが前記基準銘柄の買注文数量K1よりも大きい場合には、売注文数量Uから第1優先順位の前記基準銘柄の買注文数量K1を減じた数量(U−K1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uから第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを減じた数量(U−KT)からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に前記新規な執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量および前記代替銘柄の売注文数量と、これらの新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する処理を実行し、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成としてもよい。
前記有価証券は、個人向け利付国庫債券であり、前記注文数量は、注文額面金額であり、前記買注文数量は、買注文額面金額であり、前記売注文数量は、売注文額面金額であり、前記約定数量は、約定額面金額であり、前記銘柄識別情報は、個人向け利付国庫債券を発行した回号であり、
前記条件指示データは、
(1)前記基準銘柄についての回号を基準として、回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(2)前記基準銘柄についての回号を基準として、回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(3)前記基準銘柄についての回号を基準として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、奇数回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定め、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、偶数回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(4)前記基準銘柄についての回号を基準として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、奇数回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定め、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、偶数回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(5)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号よりも1つ前に発行された回号、1つ後に発行された回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(6)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号よりも1つ後に発行された回号、1つ前に発行された回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(7)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ前に発行された奇数回号、2つ後に発行された奇数回号の順で、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ前に発行された偶数回号、2つ後に発行された偶数回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(8)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ後に発行された奇数回号、2つ前に発行された奇数回号の順で、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ後に発行された偶数回号、2つ前に発行された偶数回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(9)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(10)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(11)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(12)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(13)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(14)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(15)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(16)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(17)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(18)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(19)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(20)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(21)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(22)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(23)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(24)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(25)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(26)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ
のうちのいずれかである構成とすることが好適である。
10 有価証券売買処理システムである国債売買処理システム
21 注文受付処理手段
22 執行準備処理手段
23 取引執行処理手段
24 振替処理手段
30 注文データ記憶手段
33 買注文用記憶手段
34 売注文用記憶手段
35 振替処理データベース
36 顧客口座データベース
40 端末装置
Claims (16)
- 有価証券の売買処理を実行するコンピュータにより構成された有価証券売買処理システムであって、
金融機関の顧客の口座に預けられた前記顧客の資金の残高を示す資金残高データを、顧客識別情報と対応付けて記憶するとともに、前記金融機関の前記顧客の口座に預けられた前記顧客の保有する有価証券の残高を示す証券残高データを、有価証券の銘柄識別情報および前記顧客識別情報と対応付けて記憶する顧客口座データベースと、
(1)前記顧客またはその入力代行者の操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、買付対象の有価証券のうちの基準銘柄についての銘柄識別情報、前記基準銘柄の売買取引が成立しない場合に前記基準銘柄に代えて買付対象とする代替銘柄についての銘柄識別情報、買付対象の有価証券の各銘柄の買付順序を定める優先順位、売買区分、および注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、売買区分、および注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与する処理を実行するか、(2)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの買注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記条件指示データを用いて、前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行するか、または(3)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの買注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む売注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの買注文データおよび前記売注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの買注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの買注文データに含まれる前記条件指示データを用いて、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により受信した(1)の場合の前記優先順位付きの買注文データ、(2)の場合の前記優先順位付きの買注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの買注文データ、または(3)の場合の前記優先順位付きの買注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報、前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの買注文データ、並びに前記注文受付処理手段により受信した前記売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する注文データ記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する買注文用記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する売注文用記憶手段と、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の買注文データを作成し、作成した執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の売注文データを作成し、作成した執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する執行準備処理手段と、
互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記基準銘柄の買注文数量に未約定の残注文数量が生じる場合には、前記注文データ記憶手段に記憶された前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データの銘柄識別情報を、次の優先順位の前記代替銘柄についての銘柄識別情報に順次差し替えた状態で、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する処理を繰り返して実行する取引執行処理手段と、
この取引執行処理手段により決定した買注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の買注文データの前記顧客識別情報、前記基準銘柄または前記代替銘柄のうち約定させた銘柄についての前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および買いを示す情報とされた前記売買区分と対応させて買注文の約定データとして記憶するとともに、売注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の売注文データの前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および売りを示す情報とされた前記売買区分と対応させて売注文の約定データとして記憶する振替処理データベースと、
この振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データに加算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データから減算する買注文用の振替処理を実行し、前記振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データから減算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データに加算する売注文用の振替処理を実行する振替処理手段と
を備えたことを特徴とする有価証券売買処理システム。 - 有価証券の売買処理を実行するコンピュータにより構成された有価証券売買処理システムであって、
金融機関の顧客の口座に預けられた前記顧客の資金の残高を示す資金残高データを、顧客識別情報と対応付けて記憶するとともに、前記金融機関の前記顧客の口座に預けられた前記顧客の保有する有価証券の残高を示す証券残高データを、有価証券の銘柄識別情報および前記顧客識別情報と対応付けて記憶する顧客口座データベースと、
(1)前記顧客またはその入力代行者の操作する端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、売付対象の有価証券のうちの基準銘柄についての銘柄識別情報、前記基準銘柄の売買取引が成立しない場合に前記基準銘柄に代えて売付対象とする代替銘柄についての銘柄識別情報、売付対象の有価証券の各銘柄の売付順序を定める優先順位、売買区分、および注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、売買区分、および注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与する処理を実行するか、(2)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの売注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記条件指示データを用いて、前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行するか、または(3)前記端末装置から通信回線を介して送信されてくる注文データとして、前記顧客識別情報、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに定めるための条件指示データ、前記売買区分、および前記注文数量を含む優先順位付きの売注文データ、並びに前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、前記売買区分、および前記注文数量を含む買注文データを受信するとともに、受信した前記優先順位付きの売注文データおよび前記買注文データに注文識別情報を付与し、かつ、前記優先順位付きの売注文データを受信した場合には、受信した前記優先順位付きの売注文データに含まれる前記条件指示データを用いて、前記基準銘柄および前記代替銘柄を前記優先順位とともに決定する処理を実行する注文受付処理手段と、
この注文受付処理手段により受信した(1)の場合の前記優先順位付きの売注文データ、(2)の場合の前記優先順位付きの売注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの売注文データ、または(3)の場合の前記優先順位付きの売注文データに前記注文受付処理手段により決定した前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報、前記優先順位を加えた状態の優先順位付きの売注文データ、並びに前記注文受付処理手段により受信した前記買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する注文データ記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する買注文用記憶手段と、
前記顧客間の有価証券の売買取引を執行する対象となる売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて記憶する売注文用記憶手段と、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の買注文データを作成し、作成した執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記注文データを用いて執行対象の売注文データを作成し、作成した執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する執行準備処理手段と、
互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記基準銘柄の売注文数量に未約定の残注文数量が生じる場合には、前記注文データ記憶手段に記憶された前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データの銘柄識別情報を、次の優先順位の前記代替銘柄についての銘柄識別情報に順次差し替えた状態で、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する処理を繰り返して実行する取引執行処理手段と、
この取引執行処理手段により決定した売注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の売注文データの前記顧客識別情報、前記基準銘柄または前記代替銘柄のうち約定させた銘柄についての前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および売りを示す情報とされた前記売買区分と対応させて売注文の約定データとして記憶するとともに、買注文の前記約定数量を、約定させた前記執行対象の買注文データの前記顧客識別情報、前記銘柄識別情報、前記注文識別情報、および買いを示す情報とされた前記売買区分と対応させて買注文の約定データとして記憶する振替処理データベースと、
この振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データに加算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データから減算する買注文用の振替処理を実行し、前記振替処理データベースに記憶された前記約定データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、当該約定データの前記約定数量を、当該約定データの前記顧客識別情報および前記銘柄識別情報と同一の顧客識別情報および同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記証券残高データから減算するとともに、当該約定データの前記約定数量の代金相当額を、当該約定データの前記顧客識別情報と同一の顧客識別情報に対応付けられて前記顧客口座データベースに記憶された前記資金残高データに加算する売注文用の振替処理を実行する振替処理手段と
を備えたことを特徴とする有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および互いに同一の前記銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項2に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記基準銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、並びに互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項3に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
1日のうち予め定められた少なくとも1回の約定処理時刻に、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記基準銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、次の優先順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、並びに互いに同一の前記銘柄識別情報および未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項4に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記基準銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で前記代替銘柄の売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項2に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項7に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させ、
前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データを記憶させる際には、前記新規な執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた前記約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされ、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項8に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された各執行対象の売注文データの売注文数量を取得し、取得した各執行対象の売注文データの売注文数量の合計数量Uを算出し、受信した前記注文データの買注文数量Kと、売注文数量の合計数量Uとを比較し、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kと前記基準銘柄の売注文数量U1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量Kが前記基準銘柄の売注文数量U1よりも大きい場合には、買注文数量Kから第1優先順位の前記基準銘柄の売注文数量U1を減じた数量(K−U1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kから第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを減じた数量(K−UT)からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に前記新規な執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量および前記代替銘柄の買注文数量と、これらの新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する処理を実行し、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で売注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、買注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された各執行対象の買注文データの買注文数量を取得し、取得した各執行対象の買注文データの買注文数量の合計数量Kを算出し、受信した前記注文データの売注文数量Uと、買注文数量の合計数量Kとを比較し、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uと前記基準銘柄の買注文数量K1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量Uが前記基準銘柄の買注文数量K1よりも大きい場合には、売注文数量Uから第1優先順位の前記基準銘柄の買注文数量K1を減じた数量(U−K1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uから第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを減じた数量(U−KT)からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に前記新規な執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量および前記代替銘柄の売注文数量と、これらの新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する処理を実行し、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理で前記買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じた場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、残注文数量のある全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、残注文数量が生じた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理で買注文数量のうち未約定となった残注文数量が生じ、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、売注文数量に未約定となった残注文数量が生じた場合には、残注文数量を生じた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項2に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された各執行対象の売注文データの売注文数量を取得し、取得した各執行対象の売注文データの売注文数量の合計数量Uを算出し、受信した前記注文データの買注文数量Kと、売注文数量の合計数量Uとを比較し、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kと前記基準銘柄の売注文数量U1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量Kが前記基準銘柄の売注文数量U1よりも大きい場合には、買注文数量Kから第1優先順位の前記基準銘柄の売注文数量U1を減じた数量(K−U1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量の合計数量Uが買注文数量K未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および買注文数量Kから第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを減じた数量(K−UT)からなる注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量の合計数量UTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各買注文数量を含む前記各執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記売付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
買注文受付時取引執行処理手段と売注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に前記新規な執行対象の買注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の買注文数量および前記代替銘柄の買注文数量と、これらの新規な執行対象の買注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの注文数量として記憶された売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する処理を実行し、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の売注文データの売注文数量と、この新規な執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データの前記基準銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の買注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の買注文データについてのみ実行した後、前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがあり、かつ、前記執行対象の買注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された売注文数量と、この執行対象の売注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての買注文数量と売注文数量とが対応している分を買注文および売注文の約定数量として決定し、前記買注文数量または前記売注文数量の全数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記買注文数量または前記売注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の買注文データまたは売注文データについては、前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量または前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量から前記約定数量を減算して前記買注文数量または前記売注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の買注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、この執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項11に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記執行準備処理手段は、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データに対し、先に注文された前記顧客の注文を優先して約定させるための買注文および売注文に共通または買注文単独および売注文単独の受付順管理情報を付与し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が売りを示す情報である場合には、
受信した前記注文データの前記基準銘柄および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された各執行対象の買注文データの買注文数量を取得し、取得した各執行対象の買注文データの買注文数量の合計数量Kを算出し、受信した前記注文データの売注文数量Uと、買注文数量の合計数量Kとを比較し、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U以上である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uと前記基準銘柄の買注文数量K1とのうち小さい方の数量からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
売注文数量Uが前記基準銘柄の買注文数量K1よりも大きい場合には、売注文数量Uから第1優先順位の前記基準銘柄の買注文数量K1を減じた数量(U−K1)を、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分していき、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
買注文数量の合計数量Kが売注文数量U未満である場合には、
前記顧客識別情報、第1優先順位の前記基準銘柄についての銘柄識別情報、および売注文数量Uから第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを減じた数量(U−KT)からなる注文数量を含む前記執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させ、
第2優先順位以下の前記代替銘柄の買注文数量の合計数量KTを、前記優先順位に従って、第2優先順位以下の前記代替銘柄の売注文数量として配分し、前記顧客識別情報、第2優先順位以下の前記代替銘柄についての各銘柄識別情報、および配分した各売注文数量を含む前記各執行対象の売注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記売注文用記憶手段に記憶させる処理を実行し、
前記注文受付処理手段により受信した前記注文データの前記売買区分が買いを示す情報である場合には、
前記顧客識別情報、前記買付対象の有価証券についての銘柄識別情報、および前記注文数量を含む前記執行対象の買注文データを、前記注文識別情報、未約定を示す状態とされた約定フラグ、および前記受付順管理情報と対応付けて前記買注文用記憶手段に記憶させる処理を実行する構成とされ、
前記取引執行処理手段は、
売注文受付時取引執行処理手段と買注文受付時取引執行処理手段とにより構成され、
前記売注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記売注文用記憶手段に新規な執行対象の売注文データが記憶される都度に、前記売注文用記憶手段に前記新規な執行対象の売注文データの注文数量として記憶された前記基準銘柄の売注文数量および前記代替銘柄の売注文数量と、これらの新規な執行対象の売注文データに含まれる前記基準銘柄についての銘柄識別情報および前記代替銘柄についての銘柄識別情報とそれぞれ同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの注文数量として記憶された買注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する処理を実行し、
前記買注文受付時取引執行処理手段は、
前記執行準備処理手段により前記買注文用記憶手段に新規な執行対象の買注文データが記憶される都度に、前記買注文用記憶手段に記憶された前記新規な執行対象の買注文データの買注文数量と、この新規な執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データの前記基準銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第1次売買取引処理を実行し、
この第1次売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記注文識別情報と同一の注文識別情報に対応付けられて前記注文データ記憶手段に記憶された前記代替銘柄についての銘柄識別情報および前記優先順位を用いて、前記優先順位に従って、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄から前記代替銘柄についての銘柄識別情報へと差し替える銘柄差替処理を、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた全ての前記執行対象の売注文データについて実行するか、または差替後の前記代替銘柄についての銘柄識別情報が、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられた前記執行対象の買注文データについて前記買注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報となる前記執行対象の売注文データについてのみ実行した後、前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第2次売買取引処理を実行し、
さらに、この第2次売買取引処理以降の各売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記買注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の買注文データがあり、かつ、前記執行対象の売注文データに次の順位の代替銘柄の指定がある場合には、前記執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記次の優先順位の代替銘柄についての銘柄識別情報に差し替える銘柄差替処理、および前記買注文用記憶手段に前記執行対象の買注文データの残注文数量として記憶された買注文数量と、この執行対象の買注文データに含まれる前記銘柄識別情報と同一の銘柄識別情報に対応付けられて前記売注文用記憶手段に前記執行対象の売注文データの残注文数量として記憶された前記次の優先順位の代替銘柄の売注文数量とを、早い受付順を示す前記受付順管理情報の順に突き合わせ、これらの同一の銘柄についての売注文数量と買注文数量とが対応している分を売注文および買注文の約定数量として決定し、前記売注文数量または前記買注文数量の全数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記約定フラグを未約定から約定済みを示す状態に更新し、前記売注文数量または前記買注文数量の一部の数量を約定させた執行対象の売注文データまたは買注文データについては、前記売注文用記憶手段に記憶された前記売注文数量または前記買注文用記憶手段に記憶された前記買注文数量から前記約定数量を減算して前記売注文数量または前記買注文数量を更新する第3次売買取引処理以降の売買取引処理を繰り返し実行し、
前記優先順位が最低順位の代替銘柄の売注文数量を用いた最終次の売買取引処理後に、未約定を示す状態とされた前記約定フラグに対応付けられて前記売注文用記憶手段に記憶された前記執行対象の売注文データがある場合には、この執行対象の売注文データについて前記売注文用記憶手段に記憶された前記銘柄識別情報を、前記基準銘柄についての銘柄識別情報に戻す銘柄差替処理を実行する構成とされている
ことを特徴とする請求項12に記載の有価証券売買処理システム。 - 前記有価証券は、個人向け利付国庫債券であり、前記注文数量は、注文額面金額であり、前記買注文数量は、買注文額面金額であり、前記売注文数量は、売注文額面金額であり、前記約定数量は、約定額面金額であり、前記銘柄識別情報は、個人向け利付国庫債券を発行した回号であり、
前記条件指示データは、
(1)前記基準銘柄についての回号を基準として、回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(2)前記基準銘柄についての回号を基準として、回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(3)前記基準銘柄についての回号を基準として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、奇数回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定め、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、偶数回号の昇順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(4)前記基準銘柄についての回号を基準として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、奇数回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定め、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、偶数回号の降順で前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(5)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号よりも1つ前に発行された回号、1つ後に発行された回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(6)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号よりも1つ後に発行された回号、1つ前に発行された回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(7)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ前に発行された奇数回号、2つ後に発行された奇数回号の順で、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ前に発行された偶数回号、2つ後に発行された偶数回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(8)前記基準銘柄についての回号を中心として、前記基準銘柄についての回号が奇数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ後に発行された奇数回号、2つ前に発行された奇数回号の順で、前記基準銘柄についての回号が偶数回号であれば、前記基準銘柄についての回号よりも2つ後に発行された偶数回号、2つ前に発行された偶数回号の順で、前記基準銘柄についての回号から徐々に離れていくように交互に回号を振っていくことにより、前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(9)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(10)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(11)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(12)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(13)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(14)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以上ある偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(15)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(16)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(17)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(18)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(19)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(20)指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が指定期間以下の偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(21)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(22)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある奇数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(23)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある偶数回号を、残存期間の長い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(24)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(25)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある奇数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ、
(26)上限指定期間のデータ、下限指定期間のデータ、および償還期限までの残存期間が下限指定期間から上限指定期間までの間にある偶数回号を、残存期間の短い順に選択することにより、前記基準銘柄および前記代替銘柄についての回号および優先順位を定めることを指示するためのデータ
のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の有価証券売買処理システム。 - 請求項1〜15のいずれかに記載の有価証券売買処理システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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