JP5355287B2 - つり革一体型情報表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電車やバス等の車内で使用するつり革と一体に設けた表示部に情報を表示するつり革一体型情報表示装置に関するものである。
例えば、特許文献1に開示される従来の情報表示システムでは、旅客が把持するつり革に広告情報を電気的に表示する複数のつり革表示器が設けられており、地上サーバ、車上サーバ及びトランシーバを旅客用情報の配信手段として複数のつり革表示器のそれぞれに広告情報を無線通信して表示することができる。
特開2008−139616号公報
従来では、つり革と一体に設けた表示器に情報を配信して表示することはできるが、車両の移動に応じてつり革にかかる加速度によってつり革が傾いた状態になると、表示器に表示された情報が視認しにくくなり、無理に見ようとすると目に負担がかかるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、検知されたつり革の状態に応じて表示状態を変更することにより、つり革が傾いた状態になっても情報の視認性を確保できるつり革一体型情報表示装置を得ることを目的とする。
この発明に係るつり革一体型情報表示装置は、移動体内にストラップ部分の一端が設置され、ストラップ部分の他端に移動体の搭乗者が掴まるための握りが取り付けられたつり革の当該ストラップ部分に表示画面を設けた表示デバイスと、つり革の傾きを検知するセンサ部と、表示デバイスの表示画面に表示する表示情報及び移動体の移動に関する情報を外部から受信する通信処理部と、通信処理部で受信された移動体の移動に関する情報から、当該移動体の移動に起因したつり革の傾き成分を特定し、当該移動体の移動に起因した傾き成分を前記センサ部で検知された値から除いた傾きを算出し、この傾きに基づいて、通信処理部で受信された表示情報が、表示デバイスの表示画面で鉛直方向に縦書き又は横書きされるように制御する情報処理部とを備えるものである。
この発明によれば、移動体の移動に起因した傾き成分を、センサ部で検知されたつり革の傾き測定値から除いた傾きを算出し、この傾きに基づいて、表示情報が表示デバイスの表示画面で鉛直方向に縦書き又は横書きされるように制御する。このように構成することにより、移動体の移動によりつり革が傾いた状態になっても情報の視認性を確保することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1のつり革一体型情報表示装置におけるつり革の状態に応じた表示状態を示す図である。 図1中の移動体車内情報処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 つり革の傾きにおける車両加速度の影響を説明するための図である。 つり革の傾きにおける車両加速度の影響を説明するための図である。 この発明の実施の形態2によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置1は、運行情報システムや情報配信システム等の外部装置2から受信した情報を表示情報として表示する装置であり、通信処理部3、設置情報記録部(記憶部)4、センサ部5、センサ情報処理部(情報処理部)10、移動体車内情報処理部(情報処理部)11、表示制御部(情報処理部)12及び表示部13を備える。
外部装置2である運行情報システムは、例えば、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置を備えた移動体に搭載された運行管理装置である。このシステムは、電気通信回線を介して通信処理部3と通信する通信処理部、移動体の車速情報を検出する車速センサ、当該移動体の位置情報を検出する位置検出センサ、及び移動体の運行状況を示すステイタス情報を設定する設定入力部を備える。運行状況には、例えば「停車中」「通常運行中」「回送中」「遅延中」等がある。
また、外部装置2である情報配信システムは、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置でユーザに提示される情報を配信する装置である。このシステムにおいても、運行情報システムと同様に、電気通信回線を介して通信処理部3と通信する通信処理部が設けられている。例えば、各停車駅毎の情報が、移動体の搭乗者へ通知情報として配信される。
通信処理部3は、電車やバス等の移動体の運行状況を示す運行情報を配信する運行情報システムや、移動体の搭乗者へ通知する情報を配信する情報配信システムと通信を行い、情報を送受信する手段である。通信処理部3の通信には、有線又は無線による通信もしくはメモリメディア等を記憶媒体とした通信が使用される。
設置情報記録部4は、移動体車内情報処理部11によって記憶内容が適宜読み出されるメモリである。記憶情報としては、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置が設置される移動体内の高さや場所を示す設置情報が、機器IDに対応付けられて格納される。機器IDとは、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置毎に付与された固有なID情報である。
センサ部5は、実施の形態1によるつり革一体型情報表示装置を適用したつり革の状態を検知するセンサデバイス群である。ここでは、センサ部5として、加速度検知センサ6、引っ張り強さ検知センサ7、ねじれ検知センサ8及び電荷・抵抗検知センサ9が設けられる。
加速度検知センサ6は、例えば、3軸加速度検知センサのように、つり革の3次元空間座標軸における傾きを検知できるセンサである。なお、つり革の3次元空間座標軸は、例えば、移動体が移動する地面(水平面)をx−y軸平面として規定する。また、同様な趣旨でつり革の傾きを検出する傾きセンサで代用しても構わない。
引っ張り強さ検知センサ7は、つり革が引かれる強さを検知するセンサである。ねじれ検知センサ8は、つり革のねじれを検知するセンサである。電荷・抵抗検知センサ9は、つり革の握りに、例えば、金属電極を設けておき、この電極を介した電荷・抵抗を検知するセンサである。このセンサ情報からユーザがつり革を握っているか否かが判断できる。
センサ情報処理部10は、センサ部5の各センサ6〜9のセンサ情報を処理し、これらセンサ情報から移動体内のつり革の状態を示すつり革個別の情報を生成する手段である。
移動体車内情報処理部11は、移動体の車両全体の情報と、同時にセンサ情報処理部9で生成されたつり革個別の情報と、同時に設置情報記録部4から読み出した設置情報とを統合処理して、表示制御対象のつり革一体型情報表示装置が適用されたつり革の現在状態に最も適した表示状態を決定する手段である。なお、車両全体の情報には、通信処理部3で取得された移動体(自身を搭載する移動体)の車速情報及び位置情報の他に、移動体のステイタス情報が含まれる。ステイタス情報とは、移動体の運行状況を示す情報であり、「停車中」「通常運行中」「回送中」「遅延中」等の運行状況が設定される。
表示制御部12は、移動体車内情報処理部11により決定された表示状態に基づいて、表示部13の表示デバイス13aにおける表示処理を制御する。表示部13は、つり革のストラップ部分に設けた表示デバイス13aを有する構成部であり、表示デバイス13aは、液晶や電子ペーパ、有機EL(Electro-Luminescence)等から構成される。なお、上記のストラップ部分の一端に輪形状の握りが取り付けられ、もう一方の端部で車両内に設置される。
図2は、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置におけるつり革の状態に応じた表示状態を示す図である。図2(a)に示す表示例14は、実施の形態1のつり革一体型情報表示装置を適用したつり革が鉛直方向に垂れ下がった場合を示している。この場合、当該つり革は、鉛直方向に対して傾いておらず、表示デバイス13aの表示画面に正対すると、当該表示画面上の文字が水平に表示される。
つり革が鉛直方向に対して傾くと、従来のつり革一体型情報表示装置では、図2(b)に示す表示例15のように、表示デバイスの表示画面内で水平に文字列が表示される。従って、この表示デバイスの表示画面に正対した搭乗者からは斜めの文字列が視認されて、読みにくくなる。
これに対して、本発明では、図2(b)に示す表示例16のように、つり革が鉛直方向から傾いた角度等に基づいて当該鉛直方向に対し水平に文字列が表示される。このため、この表示デバイスの表示画面に正対する搭乗者からは、水平に表示された文字列が視認され、読みやすい。
また、つり革が鉛直方向に対して搭乗者側へ傾くと、従来のつり革一体型情報表示装置では、図2(c)に示す表示例17のように、搭乗者から見える表示デバイスの画面エリアが狭くなり、また当該表示画面内で水平に文字列が表示される。このため、搭乗者からは、自身の方向へ傾斜する表示画面上の文字列が斜めに視認され、読みにくくなる。
これに対し、本発明は、図2(c)に示す表示例18のように、つり革の傾きにより、搭乗者から見える表示デバイスの表示画面領域は狭くなるが、表示画面内で鉛直方向に水平な文字列が鉛直方向に沿って表示される。このため、搭乗者からは、表示デバイスの表示画面が自身の方向へ傾斜していても、文字列は正対して表示されるため、読みやすい。以下、上述のような表示を実現するための表示処理について説明する。
次に動作について説明する。
図3は、図1中の移動体車内情報処理部による処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って表示処理の詳細を説明する。ここでは、移動体が列車の車両である場合を例に挙げる。
先ず、移動体車内情報処理部11は、センサ情報処理部10から取得したつり革個別の情報のうち、電荷・抵抗検知センサ9で検知された電荷・抵抗情報と、引っ張り強さ検知センサ7で検知された引っ張り強度に注目し、これらと所定の閾値との比較判定により、当該つり革が搭乗者につかまれて使用されているか否かを判定する(ステップST1)。
ステップST1において、つり革が現在使用されていないと判定すると、移動体車内情報処理部11は、センサ情報処理部10で取得されたつり革個別の情報と、通信処理部3で外部装置2から受信した車両全体の情報に基づいて、当該つり革にかかる力のベクトルを算出し、このベクトルによって示されるつり革の傾きが、つり革に設定された3次元空間座標における傾きの想定範囲内にあるか否かを判定する(ステップST2)。
ここで、つり革の傾きの算出方法について説明する。
つり革本体に装備される加速度検知センサ6は、例えば3軸加速度センサを使用して、つり革の傾きを計測できる。同時に、車両本体の速度及び加速度は、外部装置2から得ることができる。つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値は、下記式(1)の関係にあり、つり革に印加される遠心力は、下記式(2)から求められる。ただし、搭乗者の与える傾きとは、つり革を掴んだ搭乗者によって与えられるつり革の傾きである。
つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値=つり革本体の傾き
=車両の動き(遠心力と加速度)による傾き+搭乗者の与える傾き+つり革本体の揺れによる傾き ・・・(1)
遠心力=(つり革の質量×移動体(列車の車両)の速度)2/カーブ半径・・・(2)
そこで、移動体車内情報処理部11が、つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値から、車両の動き(遠心力と加速度)による傾き成分を除くことで、「搭乗者の与える傾き+つり革本体の揺れによる傾き」を求める。この「搭乗者の与える傾き+つり革本体の揺れによる傾き」を補正するように表示することで、搭乗者に見やすい表示となる。
また、搭乗者が掴まっていないつり革の場合は、つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値は、下記式(3)の関係にある。
つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値=つり革本体の傾き
=車両の動き(遠心力と加速度)による傾き+つり革本体の揺れによる傾き
・・・(3)
そこで、移動体車内情報処理部11が、つり革本体が備える加速度検知センサ6の測定値から、車両の動き(遠心力と加速度)による傾き成分を除くことで、つり革本体の揺れによる傾きを求める。このつり革本体の揺れによる傾きを補正するように表示することで搭乗者に見やすい表示となる。
ステップST2において、つり革の傾きが想定範囲外である場合、移動体車内情報処理部11は、例えばつり革に何らかの大きな外力が加わって表示を視認できないほどに振れている状態であると判断し、文字列の表示を行わないエラー処理を行う(ステップST8)。
一方、ステップST2において、つり革の傾きが想定範囲内にある場合、移動体車内情報処理部11は、通信処理部3で外部装置2から受信された車両全体の情報に注目し、車両全体の情報に示される車両の車速情報と加速度情報、車両のステイタス情報及び車両の位置情報に基づいて、車両が「加速中」「減速中」「等速移動」「停車中」の各状態に応じて、つり革の傾きを補正するか否かを判定する(ステップST3)。
車両が「加速中」又は「減速中」であると判定すると、移動体車内情報処理部11は、上記式(3)に基づき、搭乗者に掴まれていないつり革が、車両の加減速や遠心力による要因を含んで傾く状態であると判断し、当該つり革本体が備える加速度検知センサ6にて検知された傾きから車両加速度や遠心力による傾き成分を除き、残ったつり革本体の揺れによる傾き成分を補正するように表示デバイス13aの表示内容を回転処理して表示する(ステップST4)。
図4及び図5は、つり革の傾きにおける車両加速度の影響を説明するための図であり、図4は、車両の側方(図4中のY軸方向)からみた場合を示しており、図5は、車両の横断面(図5中のX軸方向)からみた場合を示している。図4において、角度Aaは、搭乗者21が掴まっていない、つまり現在使用されていないつり革20aの車両加速度の影響を受けた傾きを示す鉛直方向に対する角度である。
また、角度Baは、搭乗者21が掴まって現在使用されているつり革21aの車両加速度の影響を受けた傾きを示す鉛直方向に対する角度である。角度Caは、車両加速度の影響を受けた搭乗者21の傾きを示す鉛直方向に対する角度である。角度Daは、車両加速度の影響を受けた車両19の傾きを示す鉛直方向に対する角度である。
図5は、車両19が左方向(図5中に矢印で示す)にカーブして車両19が右に傾いている場合を示している。ここで、角度Abは、搭乗者21が掴まっていない、つまり現在使用されていないつり革20bの車両加速度の影響を受けた傾きを示す鉛直方向に対する角度である。
また、角度Bbは、搭乗者21が掴まって現在使用されているつり革21bの車両加速度の影響を受けた傾きを示す鉛直方向に対する角度である。角度Cbは、車両加速度の影響を受けた搭乗者21の傾きを示す鉛直方向に対する角度である。角度Dbは、車両加速度の影響を受けた車両19の傾きを示す鉛直方向に対する角度である。
ステップST2で求めたつり革には、図4及び図5に示すように、車両19が加速中であると、つり革20a,20bにかかる車両加速度と、車両19がカーブ中であれば遠心力が印加される。つまり、搭乗者19が掴まっていないつり革20a,20bに取り付けられた加速度検知センサ6で検知されるつり革の傾きは、車両19の動きによる傾き成分を含む値となる。
次に、移動体車内情報処理部11は、加速度検知センサ6で検知されるつり革の傾きの値から車両19の動きによる傾き成分を減算して、水平地面をx−y軸平面とする3次元空間座標系における、つり革本体の揺れによる傾きを求める。
最後に、表示制御部12は、移動体車内情報処理部11で求められたつり革の傾きから、水平地面の鉛直方向に沿って文字列を横書きするか縦書きするかに応じて文字列の回転角度を求め、この回転角度で表示デバイス13aの表示画面の文字列を回転処理する。
図3の説明に戻ると、ステップST3において、車両が「等速移動」又は「停車中」であると判定されると、移動体車内情報処理部11は、搭乗者に掴まれていないつり革の傾きに対応して、表示デバイス13aの表示内容を回転処理して表示する(ステップST5)。例えば、車両が「等速移動」又は「停車中」である場合、車両19の動きによる傾き成分がないので、移動体車内情報処理部11は、上記式(3)から、加速度検知センサ6の測定値をつり革の揺れによる傾きとして表示制御部12に出力する。表示制御部12では、移動体車内情報処理部11から入力したつり革の傾きを考慮し、水平地面の鉛直方向に沿って文字列を横書きするか縦書きするかに応じた回転角度を求め、表示デバイス13aの表示画面で文字列を回転処理する。
また、ステップST1でつり革が掴まれ、現在使用されていると判定すると、移動体車内情報処理部11は、センサ情報処理部10から取得されたつり革個別の情報と通信処理部3によって外部装置2から受信された車両全体の情報に基づいて、上記式(1)に従いつり革の傾きを算出し、算出した傾きの値がつり革に設定された3次元空間座標における傾きの想定範囲内にあるか否かを判定する(ステップST6)。
ここで、車両19が加速中であると、つり革21a,21bには、車両加速度と、車両19がカーブ中であれば遠心力が印加される。つまり、搭乗者21が掴まっているつり革21a,21bに取り付けられた加速度検知センサ6で検知されるつり革の傾きの測定値には、つり革本体の揺れによる傾きに加え、車両19の動きによる傾き成分及び搭乗者の与える傾き成分を含む値となる。従って、加速度検知センサ6の測定値から車両19の動きによる傾き成分を除くことにより、つり革本体の揺れによる傾き成分と搭乗者の与える傾き成分を含む傾きを求めることができる。
ステップST6において、つり革の傾きが想定範囲外である場合、移動体車内情報処理部11は、例えばつり革に何らかの大きな外力が加わって表示を視認できないほどに振れている状態であると判断し、文字列の表示を行わないエラー処理を行う(ステップST8)。
一方、ステップST6においてつり革の傾きが想定範囲内にある場合、移動体車内情報処理部11は、通信処理部3で外部装置2から受信された車両全体の情報に注目し、車両全体の情報に示される車両の車速情報とその時間的変化から算出した車両の加速度情報、車両のステイタス情報及び車両の位置情報に基づいて、車両が「加速中」「減速中」「等速移動」「停車中」の各状態に応じて、つり革の傾きを補正するか否かを判定する。
ここで、車両が「等速移動」「停車中」であれば、つり革本体の揺れによる傾き成分と搭乗者の与える傾き成分を含む傾きを考慮して文字列の表示上の鉛直方向に対する横書きか縦書きかに応じた回転角度を求め、表示デバイス13aの表示画面上で文字列を回転処理する。
このとき、車両が「加速中」又は「減速中」であると判定すると、移動体車内情報処理部11は、搭乗者に掴まれているつり革が車両の加減速により傾く状態であると判断し、上記式(1)に従って加速度検知センサ6の測定値から車両の動きによる傾き成分を除いた傾きの値を補正するように、表示デバイス13aの表示内容を回転処理して表示する(ステップST7)。
図4及び図5の例では、表示制御部12が、移動体車内情報処理部11にて求められたつり革の傾きを考慮して、文字列の表示上の鉛直方向に対する横書きか縦書きかに応じた回転角度を求め、表示デバイス13aの表示画面上で文字列を回転処理する。
なお、より繊細な表示を行うため、センサ部5のねじれ検知センサ8によるつり革のねじれ検知結果も同時に使用して表示処理を行う。つまり、ねじれ検知センサ8によって、つり革のねじれを3次元ベクトルとして検出し、このねじれの検出値は車両の動きによる力(遠心力と加速度)、外傾角度を考慮した重力及び搭乗者が与える力を含むことから、車両の動きによる力及び外傾角度を考慮した重力を除外する。これにより、搭乗者によるねじれの3次元ベクトルが求まり、これらのベクトル方向に応じて表示画面上での文字列の回転処理を調整する。
また、ステップST4、ステップST5及びステップST7において、移動体車内情報処理部11は、表示画面上での文字列の回転処理を行うとともに、設置情報記録部4から取得したつり革(実施の形態1による表示装置を適用したつり革)と車両の重心関係で、文字列の回転処理すべき値を調整する。例えば、車両の重心から遠いつり革は、近いつり革よりも遅いタイミングで車両の進行による加速度の影響を受け、また車両の進行方向後ろ側のつり革は進行方向前側のつり革よりも遅いタイミングで車両の進行による加速度の影響を受ける。
そこで、つり革が車両の重心からの距離や進行方向の何番目の車両に設置されているかに応じて、上述した加速度の時間変化に対して、車両速度に合わせた遅延をかけて処理する。これは、各車両別の情報がなく、車両全体(列車全体)の情報のみが得られる場合、通常の車両では、カーブに入っている車両部分で順番に傾きが生じる。1両20mのE233系の15両編成では、全長が300mになるため、車両の進行方向前側から後ろ側にかけての誤差が大きくなる。従って、車両別の情報がない場合には、上述のような遅延処理として「列車センサの配置場所とつり革の位置との間に生じる遅延時間t=列車センサの配置場所とつり革の位置の距離/車両速度」となり、T時間前の車両全体(列車全体)の情報を使って傾きを補正することで、正確なつり革の傾きを求めることが可能である。
さらに、搭乗者が、つり革を傾けたり、ねじったり、引っ張るという動作に連動して、表示画面のスクロールやページ切り替え、画像変更というような表示内容の変更を意図的に行うよう構成してもよい。
さらに、つり革に加えられた引っ張り強度、応力の検知情報に基づいて、体重、握力、健康ガイダンス情報を表示内容に加えるようにしてもよい。
また、移動体車内情報処理部11が、電荷・抵抗検知センサ9の検知情報に基づいて、搭乗者に掴まれていない(利用されていない)と判定したつり革の表示機能を休止させるようにしてもよい。これにより、つり革一体型情報表示装置1の消費エネルギーを抑えることができる。
この他、つり革に掴まった搭乗者の生体情報を検知するセンサ(血圧センサ、体温検知センサなど)をセンサ部5に設け、移動体車内情報処理部11が、これらのセンサで検知された生体情報から搭乗者の健康状態を推定し、通信処理部3が外部装置2から受信した情報のうち、推定した健康状態に合致する健康ガイダンス情報を選択して表示内容に加えるように構成しても構わない。
また、移動体車内情報処理部11が、引っ張り強さ検知センサ7により検知された引っ張り強度からつり革に掴まる搭乗者の握力を測定し、握力を表示内容に加えてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、車両の走行に起因したつり革の傾き成分をセンサ部5で検知された値から除いた傾きを算出し、この傾きに基づいて、表示情報が表示デバイス13aの表示画面で鉛直方向に縦書き又は横書きされるように制御する。このように構成することにより、車両の移動によってつり革が傾いた状態になっても情報の視認性を確保できる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。図6において、実施の形態2によるつり革一体型情報表示装置1Aは、上記実施の形態1で図1を用いて説明した構成に加え、非接触リーダ/ライタ22を備える。
非接触リーダ/ライタ(非接触通信部)22は、移動体が列車やバスなどの場合において、ICカードタイプの乗車券(例えばSuica(登録商標)など)と通信を行う構成要素である。なお、図6において、図1と同一もしくは同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。
自身が掴まるつり革の非接触リーダ/ライタ22にICカードタイプの乗車券をかざして搭乗者が乗車券情報を入力することにより、移動体車内情報処理部11が、車内全体の運行情報、当該搭乗者が乗り降りする駅(バス停)に関する情報、及びつり革の設置情報をそれぞれ考慮した処理を施し、搭乗者に対して最適なタイミングで情報を表示する。
例えば、入り口から遠い場所のつり革一体型情報表示装置1Aでは、搭乗者の降車駅の2分前にガイダンスを表示し、入り口近くのつり革一体型情報表示装置1Aでは、搭乗者の降車駅の1分前にガイダンスを表示するといったきめ細かいサービス提供を自動で行うことができる。
以上のように、この実施の形態2では、搭乗者が乗り降りする停車地を記憶したICカードと非接触の通信を行う非接触リーダ/ライタ22を備え、移動体車内情報処理部11が、通信処理部3で受信された表示情報のうち、非接触リーダ/ライタ22でICカードから取得された停車地に関する表示情報を選択するとともに、設置情報記録部4に記憶された情報からつり革の設置位置を特定し、当該移動体が停車地に到着する前に、つり革の設置位置が移動体の入出口から離れている順のタイミングで、選択した停車地に関する情報を表示デバイス13aに表示する。このように構成することで、移動体が列車やバス等の場合において、搭乗者の乗車情報に応じた降車駅の情報や、つり革の設置位置に応じたタイミングで情報の提供が可能となる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。図7において、実施の形態3によるつり革一体型情報表示装置1Bは、上記実施の形態1で図1を用いて説明した構成に加えて、照度センサ23を備え、表示デバイス13aとして半透過型LCD(Liquid Crystal Display)13bを備える。
照度センサ23は、表示部13の表示画面の明るさを測定するセンサである。半透過型LCD13bは、車外の日光、照明による光が強い場合には反射光を利用して見やすく、また夜間などの周囲が暗い場合には内蔵するバックライトを利用して見やすく表示する表示デバイスである。なお、図7において、図1と同一もしくは同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。
照度センサ23は、表示部13の表示画面の照度を測定し表示制御部12へ送信する。表示制御部12は、周囲が暗い場合は表示画面の照度に応じて、半透過型LCD13bのバックライトの出力をコントロールして見やすく表示し、車外の日光や照明による光が強い場合は表示画面の照度に応じて、外光を反射させて見やすく表示する。
以上のように、この実施の形態3によれば、表示デバイスが半透過型LCD13bであり、半透過型LCD13bの表示画面の照度を測定する照度センサ23を備え、移動体車内情報処理部11が、照度センサ23で測定された照度から周囲が明るいと判定すると、半透過型LCD13bを制御して外光の反射光を利用した表示を行い、照度センサ23で測定された照度から周囲が暗いと判定すると、バックライトの出力を制御して表示を行う。
このように構成することで、夜間などの周囲が暗い場合及び車外の日光や照明による光の影響が強い場合であっても、表示画面の照度に応じて、半透過型LCD13bの表示を見やすく調整することができる。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4によるつり革一体型情報表示装置の構成を示すブロック図である。図8において、実施の形態4によるつり革一体型情報表示装置1Cは、上記実施の形態1で図1を用いて説明した構成に加えて、振動子制御部24及び振動子25を備える。
振動子制御部24は、振動子25による振動動作を制御する構成部である。振動子25は、つり革一体型情報表示装置1Cを適用したつり革を振動させる構成部である。なお、図8において、図1と同一もしくは同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。
移動体車内情報処理部11は、搭乗者によって掴まれたつり革の設置情報(設置位置)と車両全体の運行情報とをそれぞれ考慮した処理結果を反映するよう、振動子制御部24に指令を与えることによって、振動子制御部24が振動子25を制御して、当該搭乗者に対して最適なタイミングで振動を伝える。
例えば、車両の入口から遠い場所に設置され、搭乗者が直ぐに降車できない場所のつり革一体型情報表示装置1Cは、駅の到着2分前に振動を自身に掴まる搭乗者の手に伝え、搭乗者が直ぐに降車可能な入口近くのつり革一体型情報表示装置1Cでは、駅の1分前に振動を自身に掴まる搭乗者の手に伝える。
以上のように、この実施の形態4では、つり革一体型情報表示装置1Cを適用したつり革を振動させる振動子25と、この振動を制御する振動子制御部24とを備え、移動体が停車地に到着する前に、つり革の設置位置が移動体の入出口から離れている順のタイミングで、振動子25が振動するように制御する。このようにすることで、搭乗者に対して的確なタイミングで駅へ接近したことを振動によって伝えることができる。例えば、搭乗者の寝過ごしを防止するサービスを提供することも可能である。
1,1A〜1C つり革一体型情報表示装置、2 外部装置、3 通信処理部、4 設置情報記録部(記憶部)、5 センサ部、6 加速度検知センサ、7 引っ張り強さ検知センサ、8 ねじれ検知センサ、9 電荷・抵抗検知センサ、10 センサ情報処理部(情報処理部)、11 移動体車内情報処理部(情報処理部)、12 表示制御部(情報処理部)、13 表示部、13a 表示デバイス、13b 半透過型LCD、14〜18 表示例、19 車両、20a,20b,21a,21b つり革、21 搭乗者、22 非接触リーダ/ライタ(非接触通信部)、23 照度センサ、24 振動子制御部、25 振動子。

Claims (7)

  1. 移動体内にストラップ部分の一端が設置され、前記ストラップ部分の他端に前記移動体の搭乗者が掴まるための握りが取り付けられたつり革の当該ストラップ部分に表示画面を設けた表示デバイスと、
    前記つり革の傾きを検知するセンサ部と、
    前記表示デバイスの表示画面に表示する表示情報及び前記移動体の移動に関する情報を外部から受信する通信処理部と、
    前記通信処理部で受信された前記移動体の移動に関する情報から、当該移動体の移動に起因したつり革の傾き成分を特定し、当該移動体の移動に起因した傾き成分を前記センサ部で検知された値から除いた傾きを算出し、この傾きに基づいて、前記通信処理部で受信された表示情報が、前記表示デバイスの表示画面で鉛直方向に縦書き又は横書きされるように制御する情報処理部とを備えたつり革一体型情報表示装置。
  2. 移動体の移動に起因した傾き成分は、当該移動体の加速度及び当該移動体のカーブ移動における遠心力に起因した傾き成分のうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載のつり革一体型情報表示装置。
  3. センサ部は、移動体の搭乗者によってつり革の握りが掴まれているか否かを検知し、
    情報処理部は、前記センサ部にてつり革の握りが掴まれていないことが検知されると、当該つり革における表示デバイスの表示を停止することを特徴とする請求項1または請求項2記載のつり革一体型情報表示装置。
  4. 移動体は、搭乗者を所定の停車地まで運ぶ車両であり、
    前記移動体内におけるつり革毎の設置位置に関する情報を記憶する記憶部と、前記搭乗者が乗り降りする停車地を記憶したICカードと非接触の通信を行う非接触通信部とを備え、
    情報処理部は、通信処理部で受信された表示情報のうち、前記非接触通信部で前記ICカードから取得された停車地に関する表示情報を選択するとともに、前記記憶部に記憶された情報からつり革の設置位置を特定し、当該移動体が前記停車地に到着する前に、つり革の設置位置が前記移動体の入出口から離れている順のタイミングで、前記選択した停車地に関する情報を表示デバイスに表示することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のつり革一体型情報表示装置。
  5. 移動体は、搭乗者を所定の停車地まで運ぶ車両であり、
    前記移動体内におけるつり革毎の設置位置に関する情報を記憶する記憶部と、つり革の握りを振動させる振動子とを備え、
    情報処理部は、前記記憶部に記憶された情報からつり革の設置位置を特定し、当該移動体が前記停車地に到着する前に、つり革の設置位置が前記移動体の入出口から離れている順のタイミングで、前記振動子が振動するように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のつり革一体型情報表示装置。
  6. 表示デバイスは、半透過型液晶であり、
    前記表示デバイスの表示画面の照度を測定する照度センサを備え、
    情報処理部は、前記照度センサで測定された照度から周囲が明るいと判定すると、前記表示デバイスを制御して外光の反射光を利用した表示を行い、前記照度センサで測定された照度から周囲が暗いと判定すると、バックライトの出力を制御して表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のつり革一体型情報表示装置。
  7. センサ部は、つり革の握りを掴んだ搭乗者の生体情報を検知し、
    情報処理部は、前記センサ部で検知された生体情報から前記搭乗者の健康状態を推定し、通信処理部で外部から受信された表示情報のうち、当該健康状態に合致した健康ガイダンス情報を選択して表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のつり革一体型情報表示装置。
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