JP6340264B2 - ユーザ状態推定装置及びユーザ状態推定方法 - Google Patents

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本発明は、ユーザ状態推定装置及びユーザ状態推定方法に関する。
従来、ユーザの状態を推定した上で体調不良等を検知し、支援要求等を行うことができる、以下の様なシステムが考えられている。
例えば、このシステムでは、常時、患者にセンサ機能を有するウェアラブル端末を身につけさせてバイタルデータを検出し、携帯電話を用いてデータ処理部に送信させる。データ処理部は、バイタルデータを用いて患者の体調状態を推定し、体調不良を検知した場合に、予め緊急送信先としてデータベースに登録されていた通知先(ヘルパー、家族等)に通知する。また、家族や医師は、データベースに保存されているバイタルデータを閲覧でき、患者の状態を知ることができる(非特許文献1参照)。
山崎 晃、他2名,「携帯電話を用いた健康モニタリングシステムの実装」,電子情報通信学会技術研究報告、IN,情報ネットワーク107(222),p.173−178,2007
しかし、従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、システムを利用して患者の状態を知るためには、事前に患者の氏名などの個人情報や緊急送信先(例えばメールアドレス)をデータベースに登録しておく必要があり、また患者が常にウェアラブル端末を身につけていなければならない。従って、従来技術では、事前に情報の登録やセンサの装着ができないユーザについて、ユーザ状態の推定ができなかった。
本発明は前述した事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、事前に個人情報等の登録やセンサ等の装着をすることなく、ユーザの状態を推定することが可能なユーザ状態推定装置及びユーザ状態推定方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のような手段を講じている。
本発明の第1の態様は、ユーザが接触する設備に設けられ、前記ユーザの接触により検出される信号を出力する接触部と、前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して出力する計測部と、前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた第1の位置を検出する推定部と、前記接触部と対応づけて座席に設けられた振動発生機構とを有し、前記推定部により判定された前記ユーザの状態が体調不良を示す場合に、前記接触部が設けられた位置に応じた前記振動発生機構により振動を発生させる
本発明の第2の態様は、ユーザが接触する設備に設けられ、前記ユーザの接触により検出される信号を出力する接触部と、前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して出力する計測部と、前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた第1の位置と前記第1の位置の近傍である第2の位置を選択する推定部と、前記推定部による処理結果を通知するために前記接触部に対応して設けられた、前記第2の位置に対応した第2の提示部により、前記推定部による処理結果に応じた通知をさせる制御部とを有する。
本発明によれば、ユーザが接触する設備に設けられた接触部からユーザの接触により検出される信号を出力し、この出力される信号をもとに測定されるユーザの状態を示す生体データに識別データを付与して出力し、生体データをもとにユーザの状態を判定し、識別データをもとに接触部が設けられた位置を検出することにより、事前に個人情報等の登録やセンサ等の装着をすることなく、測定された生体データに対応するユーザを特定し、ユーザの状態を推定することが可能となる。
第1実施形態におけるユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態のユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図。 第2実施形態における記憶装置に記憶される位置マップデータベースの一例を示す図。 第2実施形態における椅子ユニットの概略構成を示す図。 第2実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態のユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図。 第3実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図である。図1に示すユーザ状態推定装置は、電車やバスや航空機などの交通機関等を利用する不特定のユーザについて体調を把握し、体調不良と推定されるユーザがいる場合に、そのユーザの周囲にいる他のユーザや乗務員スタッフなどに通知することができる機能を提供する。第1実施形態におけるユーザ状態推定装置は、交通機関等に搭乗しているユーザが触れる設備(つり革、手すり、椅子の肘掛け等)に生体データを取得するための接触部を設け、生体データと共に接触部が設けられた位置を特定できる位置データを取得し、位置データに対応した方法で生体データをもとに判定されるユーザの状態を提示することができる。これにより、ユーザが事前に個人情報を登録したり、生体データを検出するためのセンサ等を常に装備したりすることなく、例えばユーザが体調不良になった場合に、そのユーザの周囲にいる他のユーザや乗務員スタッフなどに、迅速に体調不良であることを通知することができる。
図1に示すように、ユーザ状態推定装置は、複数の接触部10(10−1,10−2,10−3,…)、複数の計測部12(12−1,12−2,…)、及び制御装置14(推定部16)を有する。
接触部10は、交通機関等に搭乗しているユーザが触れる設備に、複数箇所において設けられる。接触部10は、ユーザの接触により検出される信号を出力するもので、例えば電気や赤外線を接触した人体へ発し、返って来た結果に応じた信号を計測部へ送信する。接触部10の設置箇所の例としては、交通機関等に搭乗しているユーザが触れる設備、例えばつり革、手すり、椅子の肘掛け等がある。
なお、第1実施形態では、電車やバスや航空機などの交通機関等を利用するユーザの状態(健康状態)を推定することを想定しているが、交通機関の運転手(操縦者)などを対象とすることができる。この場合、運転手(操縦者)が搭乗中に接触するハンドルや椅子の肘掛けなどに接触部10を設ける。また、自家用の乗用車のハンドルに接触部10を設けても良い。さらに、交通機関の設備に接触部10を設けるだけでなく、学校、映画館、劇場などの設備に接触部10を設けることができる。例えば、椅子の肘掛けや机、さらに机上にパーソナルコンピュータなどの機器がある場合にユーザ操作する入力装置(例えば、キーボードやマウスなど)に接触部10を設けるようにしても良い。
計測部12は、複数の接触部10とそれぞれ対応づけて設けられる。複数の計測部12は、それぞれ接触部10から出力される信号を受信して、この信号をもとにユーザの状態を示す生体データを測定する。計測部12により測定される生体データは、例えば心臓の活動の様子を表す心電(心電図)データ、筋活動の様子を表す筋電データ、体温データなどがある。なお、計測部12は、利用者の体調不良を判断するために有効な他の生体データを測定するように構成しても良い。また、計測部12は、何れか1種類の生体データだけでなく、複数種類の生体データを測定するようにしても良い。
また、複数の計測部12は、それぞれに対応する接触部10が設けられた位置と一意に対応づけられた識別データが設定されている。識別データは、例えば計測部12のそれぞれに割り当てられた固有の計測部IDとする。計測部12は、接触部10から受信した信号をもとに測定した生体データに、識別データ(計測部ID)を付与して制御装置14(推定部16)に出力する。
制御装置14の推定部16は、複数の計測部12から出力されるデータを受信し、生体データをもとにユーザの状態を判定し、また計測部12によって付与された識別データをもとに、生体データの測定のための信号を出力した接触部10が設けられた位置を検出する。接触部10が設けられた位置は、判定された生体データに対応するユーザがいる位置に相当する。制御装置14は、専用のハードウェアにより実現されていても良いし、コンピュータによりプログラムを実行することにより実現されても良い。例えば、制御装置14は、パーソナルコンピュータにより実現される場合、推定部16を実現するためのプログラムをプロセッサにより実行する。
推定部16は、生体データをもとにユーザの状態を判定する。例えば、推定部16は、心電データをもとに検出される心拍数や心拍間隔をもとにして、ユーザが体調不良になったと推定することができる。なお、ユーザの状態の判定方法は、生体データの種類によって異なる。また、生体データをもとにした、ユーザが体調不良となったと判定する基準も様々に設定することが可能である。
制御装置14は、推定部16により判定されたユーザの状態を示すユーザ状態データと、接触部10の位置(ユーザの位置)を示す位置データを出力する。制御装置14から出力されるユーザ状態データと位置データは、例えば体調不良になったと推定されるユーザの周囲にいる他のユーザや交通機関等のスタッフに対して、体調不良となったユーザがいることを提示するために利用される。例えば、ユーザが使用するつり革や手すりなどにおいて、発光デバイス(例えばLED(Light Emitting Diode))などの出力デバイスを設けて報知したり、椅子を振動させて(揺らして)通知したりすることができる。また、制御装置14から出力されるデータは、ログデータとして記憶装置に記憶させるようにしても良い。
次に、図1に示す第1実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作について説明する。図2は、第1実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャートである。
例えば、ユーザが搭乗している交通機関等には、ユーザが触れる設備に接触部10が設けられている。接触部10は、ユーザによって接触されると、例えばユーザの接触による電気的な変化を検出して、この変化に応じた信号を出力する。計測部12は、接触部10から出力される信号をもとに、ユーザが接触部10に接触したことを検知する(ステップS1−1)。
計測部12は、ユーザが接触部10に接触したことを検知すると、接触部10から出力された信号をもとに生体データを測定する。例えば、計測部12は、接触部10からの信号をもとに心電データを測定する。計測部12は、自身に設定された計測部IDを心電データに付与して制御装置14の推定部16へ出力する(ステップS1−2)。
推定部16は、計測部12から受信した心電データをもとにユーザの状態を推定し、また心電データに付与された計測部IDをもとに心電データの測定対象となったユーザがいる場所(位置)を検出する(ステップS1−3)。
ユーザの状態を推定する方法としては、例えば心電データから心拍間隔を検出し、例えば、LH/HF比という交感神経と副交感神経の全体のバランスを表す特徴量を求めることで、自律神経の異常活性を検出する方法が考えられる。LH/HF比は、LH(低周波:0.004〜0.15Hzの周波数帯のパワースペクトル)とHF(高周波:0.15〜0.4Hzの周波数帯のパワースペクトル)のパワーの比率であり、数値が高いと交感神経優位を、低い場合は副交感神経優位を示す。例えば、推定部16は、LH/HF比が予め設定された基準値より高い場合に、ユーザに体調不良が発生していると判定する。また、推定部16は、ユーザがいる場所として、ユーザが接触している接触部10の位置を示す位置データを求める。
推定部16は、ユーザ状態データと位置データを出力する(ステップS1−4)。
このようにして、第1実施形態のユーザ状態推定装置は、交通機関等のユーザが接触する設備に接触部10を設け、この接触部10を通じて検出される信号をもとにユーザの状態を推定することができるので、事前に個人情報等の登録やセンサ等の装着をすることなく、ユーザの状態を推定することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態におけるユーザ状態推定装置の具体例について説明する。第2実施形態のユーザ状態推定装置は、例えば、電車内で体調不良となったユーザを発見し、このユーザを支援するように他のユーザや乗務員スタッフなどに通知する。
図3は、第2実施形態のユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図である。なお、第2実施形態のユーザ状態推定装置は、第1実施形態をより具体的にした構成を示すものであり、基本的な構成と動作については第1実施形態のユーザ状態推定装置と同じである。以下の説明では、第2実施形態に特徴的な部分について説明する。
図3に示すように、第2実施形態のユーザ状態推定装置は、例えば、つり革18(18−1,18−2,18−3,…)(手すりなどのユーザが接触する設備であっても良い)のそれぞれに設けられた接触部20(20−1,20−2,20−3,…)と通知ユニット21(21−1,21−2,21−3,…)、複数の計測部22(22−1,22−2,…)、制御装置24(推定部26、制御部27、記憶装置28)、椅子29(29−1,29−2,29−3,…)に設けられた椅子ユニット30(30−1,30−2,30−3,…)を有する。
接触部20は、ユーザの接触により検出される信号を出力するもので、つり革18のユーザが掴む部分に電極が設けられる。例えば、2つの接触部(電極)20−1,20−2にユーザが接触している場合に、接触部(電極)20−1,20−2及びユーザの人体を通じて電流が流れる。計測部22−1は、ユーザを通じて流れる電流から心電データを測定することができる。
通知ユニット21は、制御装置24(推定部26)による処理結果をユーザ等に通知するための提示部であり、例えばLEDなどの発光デバイスや音声(電子音などを含む)を出力するスピーカ等を用いることができる。
計測部22は、複数の接触部20(つり革18)とそれぞれ対応づけて設けられる。複数の計測部22は、接触部20から出力される信号(人体を通じて流れる電流)を受信して、この信号をもとにユーザの状態を示す生体データ(心電データ)を測定する。計測部22は、接触部20から受信した信号をもとに測定した生体データ(心電データ)に、識別データ(計測部ID)を付与して制御装置24(推定部26)に出力する。
制御装置24は、推定部26、制御部27、記憶装置28を含む。推定部26及び制御部27は、それぞれに対応するプログラムをプロセッサにより実行することにより実現可能である。
推定部26は、計測部22から出力されるデータをもとにユーザの状態を判定するユーザ状態判定部26Aと、計測部22によって付与された識別データをもとに、生体データの測定のための信号を出力した接触部20が設けられた位置データを検出する位置検出部26Bとを有する。ユーザ状態判定部26Aは、例えば、心電データをもとに心拍数を計測し、心拍数の変化に基づいてユーザの状態(ユーザが体調不良になったこと)を推定する。位置検出部26Bは、記憶装置28に記憶された位置マップデータベース28Aを参照して、生体データの測定のための信号を出力した接触部20が設けられた位置に近いつり革あるいは座席を特定する。すなわち、体調不良になったと推定されるユーザが接触しているつり革や、そのユーザの近くにいる他のユーザが接触しているつり革や椅子を特定する。
図4は、第2実施形態における記憶装置28に記憶される位置マップデータベース28Aの一例を示す図である。位置マップデータベース28Aは、例えば電車内の座席やつり革の位置を特定するための位置マップのデータが登録されるもので、例えば各つり革と各椅子のそれぞれに対応する固有のつり革IDと椅子IDと、つり革IDと椅子IDのそれぞれに対応づけて電車内での位置データが登録されている。
なお、図4に示す位置マップデータベース28Aでは、つり革と椅子を特定するつり革IDと椅子IDのみを示しているが、ユーザ状態の判定結果を通知する設備を特定するIDが登録されていても良い。例えば、乗務員スタッフが使用する設備(表示装置などの通知ユニットや椅子ユニットなど)を示すIDを登録しておくことで、体調不良になったと推定されるユーザの近くの他のユーザだけでなく、乗務員スタッフに対しても同様に通知できるようにする。
制御部27は、推定部26により得られた処理結果に応じた処理を制御するもので、出力部27A、ログ記憶部27Bを有する。出力部27Aは、ユーザ状態判定部26Aによって体調不良となったユーザがいると判定された場合に、位置検出部26Bにより特定されたつり革IDと椅子IDに応じて、通知ユニット21あるいは椅子ユニット30において、体調不良となったユーザがいることを他のユーザや乗務員スタッフに通知するための制御をする。ログ記憶部27Bは、推定部26により出力されるユーザ状態データと位置データを、ログデータ28Bとして記憶装置28に記憶させる。
記憶装置28は、例えばハードディスク装置などの不揮発性の記憶媒体にデータを記憶させる装置である。記憶装置28は、推定部26や制御部27を実現するためのプログラムを含む各種プログラムの他、位置マップデータベース28Aやログデータ28Bなどの各種データが記憶される。
椅子ユニット30は、制御部27(出力部27A)の制御により、椅子に座っているユーザに対して、体調不良となったユーザがいることを通知するためのユニットである。
図5は、第2実施形態における椅子ユニット30の概略構成を示す図である。図5に示すように、椅子ユニット30は、例えば、椅子29の内部に収容されており、駆動制御部32、駆動部33、空気入りクッション34を有する。駆動制御部32は、制御部27(出力部27A)からの通知に応じて、駆動部33を駆動させる。駆動部33は、駆動制御部32の制御により、空気入りクッション34に対して空気の出し入れをする。空気入りクッション34は、椅子29の座面下に収容されている。このため、空気入りクッション34に空気を出し入れさせることにより、椅子29の座面を揺らして、体調不良となったユーザがいることを通知することができる。
なお、図5に示す椅子ユニット30は、空気入りクッション34を用いて椅子29の座面を揺らすことで、体調不良となったユーザがいることをユーザに通知しているが、他の構成を用いることも可能である。例えば、モーターの回転駆動を制御することで、椅子29を振動させることも可能である。
次に、図3に示す第2実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作について説明する。図6は、第2実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャートである。
計測部22は、例えば0.01秒毎に、2つのつり革18に装着された接触部(電極)20を通じて電流が流れていることを確認する(ステップS2−1)。例えば、ユーザが2つのつり革18を掴むことで左右の手がそれぞれ接触部(電極)20に触れると、ユーザの人体を通じて電流が流れる。ここで、電流が流れていることが確認された場合(ステップS2−2、Yes)、計測部22は、接触部(電極)20を通じて流れる電流をもとにして心電データを測定し、予め計測部22に個別に設定されている計測部IDを付与して推定部26に送る(ステップS2−3)。
推定部26Aは、計測部22から受信した心電データをもとにして、例えば観測値が予め設定された閾値2μvを超えた、心電図のR波形のピーク点(R点)を検出する。推定部26は、心電データから検出されたR点のデータをキャッシュすると共に、キャッシュされている一定期間(例えば、最新1分間)のR点数を心拍数として計測する(ステップS2−4)。ユーザ状態判定部26Aは、一定期間の心拍数が予め設定された基準値、例えば130以上である場合に、ユーザに体調不良が発生したものと判定する。
ユーザ状態判定部26Aによってユーザに体調不良が発生したと判定された場合(ステップS2−5、Yes)、位置検出部26Bは、計測部22から出力された心電データに付与された計測部IDをもとに、位置マップデータベース28Aを参照して、体調不良と判定されたユーザが接触しているつり革のつり革IDと、体調不良と判定されたユーザに近い椅子IDあるいはつり革IDとを選択する。すなわち、体調不良となったユーザがいることを通知するための通知先を選択する。ここでは、少なくとも1つの通知先を選択するものとする。位置検出部26Bは、通知先として選択した椅子IDあるいはつり革ID、また体調不良と判定されたユーザが接触しているつり革のつり革IDを制御部27に送信する。
制御部27の出力部27Aは、位置検出部26Bから送信された椅子IDあるいはつり革IDに応じて、椅子IDあるいはつり革IDに対応する椅子ユニット30あるいは通知ユニット21を動作させる(ステップS2−7)。すなわち、出力部27Aは、椅子IDに対応する椅子ユニット30に指示して、椅子29の座面下に収容された空気入りクッション34に空気を出し入れすることで座面を振動させる。また、出力部27Aは、つり革IDに対応するつり革18に設けられた通知ユニット21(例えばLED)に対して点灯を指示する。なお、出力部27Aは、体調不良と判定されたユーザが接触しているつり革と、このユーザの近くのつり革にそれぞれ設けられた通知ユニット21において、異なる制御をするようにしても良い。例えば、体調不良と判定されたユーザが接触しているつり革の通知ユニット21(LED)では点滅させ、このユーザの近くのつり革では点灯させるようにしたり、表示色(例えば赤色と青色など)を変えたりしたりすることも可能である。
また、制御部27のログ記憶部27Bは、計測部22から出力されたデータをログデータ28Bとして、順次、記憶装置28に記憶させる。記憶装置28に記憶されたログデータ28Bは、例えば乗務員スタッフが、例えば他の端末装置を通じて任意に閲覧可能とすることができる。
このようにして、第2実施形態のユーザ状態推定装置は、電車内の装備品であるつり革18に接触部(電極)20を設け、この接触部20を通じてユーザの人体を流れる電流をもとに計測部22において心電データを計測し、心電データから体調不良となったユーザを判定することができるので、事前に個人情報等の登録やセンサ等の装着をすることなく、ユーザの状態を推定することが可能となる。さらに、ユーザ状態推定装置は、体調不良と推定されたユーザの位置(つり革の位置)を特定し、その近くにいる他のユーザや乗務員スタッフに対して体調不良と推定されたユーザがいることを迅速に通知することができるので、速やかにユーザの救護をすることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態におけるユーザ状態推定装置の具体例について説明する。第3実施形態のユーザ状態推定装置は、例えば、航空機内でのエコノミークラス症候群を発症するおそれのあるユーザを発見して、乗務員スタッフ(例えば、キャビンアテンダント(CA))にユーザの位置を特定して通知する。
図7は、第3実施形態のユーザ状態推定装置の構成を示すブロック図である。なお、第3実施形態のユーザ状態推定装置は、第1実施形態をより具体的にした構成を示すものであり、基本的な構成と動作については第1実施形態のユーザ状態推定装置と同じである。以下の説明では、第3実施形態に特徴的な部分について説明する。
図7に示すように、第3実施形態のユーザ状態推定装置は、例えば、椅子48(48−1,48−2,…)のそれぞれに設けられた2つの接触部50A,50B(50A−1,50B−1,50A−2,50B−2,…)、椅子48毎に設けられた複数の計測部52(52−1,52−2,…)、制御装置54(推定部56、制御部57、記憶装置58)、複数のCA用端末60(60−1,60−2,…)を有する。
接触部50A,50Bは、ユーザの接触により検出される信号を出力するもので、椅子48のユーザが手を置く左右肘掛け部分に電極が設けられる。例えば、2つの接触部(電極)50A,50Bにユーザが接触している場合に、接触部(電極)50A,50B及びユーザの人体を通じて電流が流れる。計測部52は、ユーザを通じて流れる電流から心電データを測定することができる。
計測部22は、椅子48とそれぞれ対応づけて設けられる。複数の計測部22は、接触部50A,50Bを通じて流れる電流を入力して、この信号をもとにユーザの状態を示す生体データ(心電データ)を測定する。計測部52は、測定した生体データ(心電データ)に、識別データ(計測部ID)を付与して制御装置54(推定部56)に出力する。
制御装置54は、推定部56、制御部57、記憶装置58を含む。推定部56及び制御部57は、第2実施形態と同様にして、それぞれに対応するプログラムをプロセッサにより実行することにより実現可能である。
推定部56は、計測部52から出力されるデータをもとにユーザの状態を判定するユーザ状態判定部56Aと、計測部52によって付与された識別データをもとに椅子48が設けられた位置データを検出する座席検出部56Bを有する。ユーザ状態判定部56Aは、例えば、心電データをもとに心拍数を計測し、心拍数の変化に基づいてユーザの状態(ユーザが体調不良になったこと)を推定する。座席検出部56Bは、記憶装置58に記憶された座席位置マップデータベース58Aを参照して、体調不良になったと推定されるユーザが着席している椅子48を特定する。
制御部57は、推定部56により得られた処理結果に応じた処理を制御するもので、出力部57Aを有する。出力部57Aは、ユーザ状態判定部56Aによって体調不良となったユーザがいると判定された場合に、体調不良となったユーザがいることを示す異常発生通知と、位置検出部26Bにより特定された椅子48の位置を複数のCA用端末60に送信して、体調不良となったユーザがいることを乗務員スタッフ(例えば、CA)に通知するための制御をする。
記憶装置58は、例えばハードディスク装置などの不揮発性の記憶媒体にデータを記憶させる装置である。記憶装置58は、推定部56や制御部57を実現するためのプログラムを含む各種プログラムの他、座席位置マップデータベース58Aなどの各種データが記憶される。
CA用端末60は、制御装置54(推定部56)による処理結果を乗務員スタッフ(例えばCA)等に通知するための提示部であり、例えばコンピュータの機能を有する電子機器が用いられる。CA用端末60は、機内の複数箇所に設けられており、制御部57(出力部57A)から送信される異常発生通知に応じて、体調不良となったユーザがいると判定された椅子48の位置を明示した機内座席位置マップを表示する。また、CA用端末60は、機内座席位置マップを表示するだけでなく、異常発生を通知するための発光デバイスの点灯(点滅)や音声(電子音などを含む)を出力するようにしても良い。
次に、図7に示す第3実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作について説明する。図8は、第3実施形態におけるユーザ状態推定装置の動作を示すフローチャートである。
計測部52は、例えば0.01秒毎に、椅子48の左右肘掛けに装着されたに接触部(電極)50A,50Bを通じて電流が流れていることを確認する(ステップS3−1)。例えば、椅子48に座り、左右の手を肘掛けに乗せて接触部50A,50Bに接触させることで、ユーザの人体を通じて電流が流れる。ここで、電流が流れていることが確認された場合(ステップS3−2、Yes)、計測部52は、接触部(電極)50A,50Bを通じて流れる電流をもとにして心電データを測定し、予め計測部52に個別に設定されている計測部IDを付与して推定部56に送る(ステップS3−3)。なお、心電データの測定は、第2実施形態と同様にして行うものとして詳細な説明を省略する。
推定部56は、心電データから検出された一定期間(例えば、最新1分間)のR点のデータを心拍数として計測して、推定部内に記録する。(ステップS2−4)。ユーザ状態判定部56Aは、記録された最新一定期間の心拍数と、過去一定期間の心拍数とを比較する(ステップS3−5)。ここで、最新一定期間の心拍数と過去一定期間の心拍数との差が、予め設定された基準値、例えば20以上である場合に、ユーザに体調不良が発生したものと判定する。
一般に、人間は脱水症状になると心拍が上昇する。そして、脱水症状になると血液の粘度が上昇するためにエコノミークラス症候群が発症しやすくなってしまう。第3の実施形態のユーザ状態推定装置は、ユーザの心拍数に基準値以上の上昇が表れた場合には、脱水症状によりエコノミークラス症候群が発症しやすい状態にあるものとして判定する。
ユーザ状態判定部56Aによってユーザに体調不良が発生したと判定された場合(ステップS3−6、Yes)、座席検出部56Bは、計測部52から出力された心電データに付与された計測部IDをもとに、座席位置マップデータベース58Aを参照して、体調不良と判定されたユーザが座っている椅子48(座席)を座席位置マップから選択する。
制御部57の出力部57Aは、体調不良となったユーザがいることを示す異常発生通知と、位置検出部26Bにより特定された椅子48の位置を複数のCA用端末60に送信して、座席位置マップを表示させる(ステップS3−7)。
CA用端末60は、出力部57Aから送信される異常発生通知に応じて、体調不良と判定されたユーザが座っている椅子48の位置を明示し、異常発生のメッセージ等を重畳した機内座席位置マップを表示する。
このようにして、第3実施形態のユーザ状態推定装置は、航空機内の椅子48の肘掛け部分に接触部(電極)50A,50Bを設け、この接触部50A,50Bを通じてユーザの人体を流れる電流をもとに計測部52において心電データを計測し、心電データから測定される心拍数の変動をもとにエコノミークラス症候群の発症しやすい状態にあるユーザを判定して、ユーザの状態を乗務員スタッフ(CA等)に通知することが可能となる。CA用端末60では、座席位置マップにおいて、体調不良となったユーザが座っている座席位置を明示する。従って、乗務員スタッフ(CA等)は、体調不良と推定されたユーザを迅速に把握して対応することが可能となる。
なお、前述した各実施形態においては、交通機関等に搭乗しているユーザが触れる設備(つり革、手すり、椅子の肘掛け等)に生体データを取得するための接触部を設ける構成としているが、交通機関に限定されるものではなく、例えば建築物内における手すりや什器等、場所が特定できる設備に接触部を設けて、各実施形態と同様のユーザ状態推定装置を実現することも可能である。
また、ユーザ状態推定装置が扱う生体データは、心臓の活動の様子を表す心電データ、筋活動の様子を表す筋電データ、体温データの他、他の生体データを利用することも可能である。また、心電データをもとに計測される心拍数の他、心拍データをフーリエ変換して求められる、自律神経活動を反映するLH/HF比など、生体データをもとに計測される他の特徴量を利用してユーザの状態を判定することが可能である。
なお、前述した実施形態に記載した方法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、コンピュータに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、コンピュータ内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10,20,50A,50B…接触部、12,22,52…計測部、14,24,54…制御装置、16,26,56…推定部、21…通信ユニット、30…椅子ユニット、60…CA用端末。

Claims (8)

  1. ユーザが接触する設備に設けられ、前記ユーザの接触により検出される信号を出力する接触部と、
    前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して出力する計測部と、
    前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた位置を検出する推定部と
    前記接触部と対応づけて座席に設けられた振動発生機構とを有し、
    前記推定部により判定された前記ユーザの状態が体調不良を示す場合に、前記接触部が設けられた位置に応じた前記振動発生機構により振動を発生させることを特徴とするユーザ状態推定装置。
  2. ユーザが接触する設備に設けられ、前記ユーザの接触により検出される信号を出力する接触部と、
    前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して出力する計測部と、
    前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた第1の位置と前記第1の位置の近傍である第2の位置を選択する推定部と
    前記推定部による処理結果を通知するために前記接触部に対応して設けられた、前記第2の位置に対応した第2の提示部により、前記推定部による処理結果に応じた通知をさせる制御部とを有することを特徴とするユーザ状態推定装置。
  3. 前記制御部は、前記推定部により前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記第2の提示部において、前記第1の位置に設けられた第1の提示部とは異なる制御により処理結果に応じた通知をさせる請求項2記載のユーザ状態推定装置。
  4. 前記推定部による処理結果を通知するために設備に設けられた第3の提示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記推定部により前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記第3の提示部において処理結果に応じた通知をさせることを特徴とする、請求項2または請求項3記載のユーザ状態推定装置。
  5. ユーザ状態推定装置が実行するユーザ状態推定方法であって、
    ユーザが接触する設備に設けられた接触部から、前記ユーザの接触により検出される信号を計測部に出力させ、
    前記計測部において、前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して推定部に出力させ
    前記推定部において、前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた位置を検出し、
    前記推定部により判定された前記ユーザの状態が体調不良を示す場合に、前記接触部が設けられた位置に応じた座席に設けられた振動発生機構により振動を発生させることを特徴とするユーザ状態推定方法。
  6. ユーザ状態推定装置が実行するユーザ状態推定方法であって、
    ユーザが接触する設備に設けられた接触部から、前記ユーザの接触により検出される信号を計測部に出力させ、
    前記計測部において、前記接触部から出力される信号をもとに前記ユーザの状態を示す生体データを測定し、前記生体データに識別データを付与して推定部に出力させ
    前記推定部において、前記生体データをもとに前記ユーザの状態を判定し、前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記識別データをもとに前記接触部が設けられた第1の位置と前記第1の位置の近傍である第2の位置を選択し、
    制御部において、前記推定部による処理結果を通知するために前記接触部に対応して設けられた、前記第2の位置に設けられた第2の提示部により処理結果に応じた通知をさせることを特徴とするユーザ状態推定方法。
  7. 前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記第2の提示部において、前記第1の位置に設けられた第1の提示部とは異なる制御により前記推定部による処理結果に応じた通知をさせる請求項6記載のユーザ状態推定方法。
  8. 前記ユーザの状態が体調不良であることが判定された場合に、前記推定部による処理結果を通知するために設備に設けられた第3の提示部において処理結果に応じた通知をさせる請求項6または請求項7記載のユーザ状態推定方法。
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