JP5355279B2 - ハイブリッド型作業機械及びハイブリッド型作業機械の制御方法 - Google Patents

ハイブリッド型作業機械及びハイブリッド型作業機械の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は蓄電装置(バッテリ)に蓄電された電気エネルギを利用して駆動系を駆動するハイブリッド型作業機械、及びその制御方法に関する。
ハイブリッド建設機械は、(i)充放電可能な蓄電装置、(ii)蓄電装置の電圧を昇圧して、電動発電機を駆動する三相交流に変換し、また、電動発電機によって発電された三相交流を直流に変換して、蓄電装置電圧まで降圧し蓄電装置に充電する双方向電力移送システム、(iii)インバータからの三相交流電力で駆動され、制動トルクを受けるときには発電機としてエネルギ回生を行う電動発電機を含んで構成される。電動発電機は、ハイブリッド建設機械の駆動系を駆動する。また、ハイブリッド建設機械は、エンジンと油圧ポンプを用いて駆動される駆動系をも含む。
ハイブリッド建設機械の蓄電装置には、たとえば電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を多数、直列に接続したものが使用される。直列接続された各々の電気二重層キャパシタはセルと呼ばれる。蓄電素子間に存する特性のばらつきにより、蓄電装置の各セルに電圧が均等に分配されない場合がある。これを防止するため、電圧均等化回路が使用される。
図8に、電圧均等化回路の接続された蓄電装置を示す。本図には、並列モニタと呼ばれる電圧均等化回路が接続された例を示した。
蓄電装置の蓄電部は、直列接続されたn個の電気二重層キャパシタ(セルC〜C)により構成される。並列モニタ50は、各セルC〜Cに1つずつ並列接続される。並列モニタ50は、比較器50a及び半導体スイッチ50bを含んで構成される。比較器50aにより、各セルの端子間電圧が、あらかじめ設定した電圧値(作動電圧Vz)よりも大きいか否かが比較判定され、大きい場合には、半導体スイッチ50bがオンする。その結果、セルの端子間に放電電流(バイパス電流、均等化電流)が流れ、セルの端子間電圧が所定値(作動電圧Vz)以下に保たれる。本図においては、セルC(k=1,2,…,n)の端子間電圧が作動電圧Vzより大きい場合に流れる放電電流をI(k=1,2,…,n)と表示した。電流Iが流れる放電路(バイパス回路)は半導体スイッチ50bと均等化電流制限抵抗Rを含んで構成される。
なお、作動電圧Vzは、蓄電装置満充電電圧をnで除し、各セル当たりに換算された満充電電圧の近傍の電圧に設定される。
並列モニタ方式で電圧の均等化を行う技術は、たとえば特許文献1や特許文献2に記載されている。
図9(A)に、特許文献1記載の均等化回路を示す。本図においては、セルC、Cの内部抵抗をR、R、端子間電圧をV、Vと表した。セルC、Cにそれぞれ並列に接続される並列モニタ均等化回路はたとえば等しい回路であり、抵抗R〜R、シャントレギュレータX、トランジスタQ、及びダイオードDを含む。
各並列モニタ均等化回路は、回路両端子間の電圧(セルの端子間電圧)を抵抗で分圧して、検出素子で検出することにより、回路両端子間の電圧が作動電圧以上になっているか否かを判定し、作動電圧以上であれば半導体スイッチをオンして、バイパス回路で回路両端間を電流リークさせる。
図示の均等化回路においては、セルの電圧をR:Rに分割し、Rに対応する電圧がシャントレギュレータXのリファレンス電圧を超えると、シャントレギュレータXがトランジスタQをオンして、セルの電荷がトランジスタQ及び抵抗Rを通ってリークする。セルC、Cのそれぞれの放電電流をI、Iと示した。
(数1)
(作動電圧Vz):(Xのリファレンス電圧)=(R+R):R
であるため、
(数2)
(作動電圧Vz)=(Xのリファレンス電圧)×(R+R)/R
となる。
なお、ダイオードDは回路保護のために用いられている。
この均等化回路における放電電流は、トランジスタのコレクタに接続する抵抗、あるいはベース入力で制限して、トランジスタの定格電流(半導体スイッチ許容電流)以内とされる。
図9(B)は、並列モニタ電圧(セルの端子間電圧)Vと並列モニタ電流(放電電流)Iの関係を示すグラフである。グラフの横軸は並列モニタ電圧、縦軸は並列モニタ電流を示す。並列モニタ電圧Vが作動電圧Vzとなったとき、トランジスタQがオンし、ある大きさの放電電流が流れはじめる。すなわちV=VzのときIが垂直に立ち上がる、[dI/dV]V=Vz=∞のV−I特性を有する。なお、V=Vzのとき流れはじめる電流値は、トランジスタQのゲート入力、及び抵抗Rの抵抗値に依存する。
V=Vzにおける放電電流Iの立ち上がり幅が大きいほど、放電されるセルの端子間電圧は迅速に引き下げられる。一方、外部電源は、蓄電装置全体の電圧が確保されるように充電を行う。このため、端子間電圧が並列モニタの作動電圧Vzより低いセルについては、その端子間電圧が引き上げられる。こうして蓄電装置を構成するセルの端子間電圧が均等化される。しかしながら発熱量は電流値の2乗に比例するため、放電電流が大きいと冷却が困難となるほどの発熱が生じる場合がある。したがって、通常、セル1つ当たりの放電電流は1A以下とされ、その結果、満足できる均等化速度が得られることは少ない。
また、すべてのセルの端子間電圧が作動電圧Vzを超えている場合には、すべてのセルに同様の放電電流が流れるため、セル間の端子間電圧のばらつきを有効に小さくすることは困難である。並列モニタ方式による電圧の均等化が有効なのは、蓄電装置全体が、ほぼ作動電圧Vz×セル数となる電圧の場合である。すなわち、並列モニタを使用した電圧の均等化は、蓄電装置全体が満充電電圧付近に充電され、各蓄電素子電圧が作動電圧近傍でばらついている場合に有効である。図9(B)のグラフに示されるように、並列モニタを使った電圧の均等化においては、dI/dVの値が大きいのは、電流が流れはじめるV=Vzにおいてのみであって、V>Vzの範囲においては、dI/dVの値は小さい。したがって、セルの端子間電圧VがVzをはずれて分布している場合には、電圧の均等化は極めて遅い。
ハイブリッド建設機械に搭載される蓄電装置においては、作業開始後すぐにダイナミックな充放電が行われる。このような場合でも、十分に電圧の均等化を実現することのできる技術が望まれている。
並列モニタ方式以外の方法、たとえばツェナーダイオード方式で電圧の均等化を行う技術も知られている(たとえば、特許文献3参照)。
図10(A)に、特許文献3記載の電圧均等化回路を示す。電圧均等化回路は、直列接続されたツェナーダイオードZと抵抗Rとからなり、これが各セルに並列に接続される。この電圧均等化回路においては、ツェナー電圧が作動電圧Vzとなる。セルの端子間電圧Vが作動電圧Vz以上となる範囲においては、放電電流Iは、大略、
(数3)
I=(V−Vz)/R
で表される。ここでRは、ツェナーダイオードZに直列接続された抵抗Rの抵抗値である。
この電圧均等化回路においては、作動電圧Vz(ツェナー電圧)を自由に設定できないという問題がある。また、ツェナー電圧のばらつきが大きく、必要な均等化電圧精度が得にくいという問題もある。更に、式(3)から理解されるように、放電電流Iは、セルの端子間電圧Vに比例する。それゆえ、Vが大きい場合でも回路が焼損しない(ツェナーダイオードの許容電流を超えない)ように、Rを十分大きく、たとえば数十Ωとする必要がある。
図10(B)は、ツェナーダイオードを用いた電圧均等化回路における、均等化回路電圧(セルの端子間電圧)Vと均等化回路電流(放電電流)Iの関係を示すグラフである。グラフの横軸は均等化回路電圧、縦軸は均等化回路電流を示す。均等化回路電圧Vが作動電圧Vzとなったとき、放電電流が流れはじめる。上述のように、直列抵抗Rの抵抗値は、たとえば数十Ωである。このため、V≧VzにおけるdI/dV(グラフの傾き)は小さく、均等化に時間を要する。なお、Vz以上の電圧のセルがVzに収束する時間(収束の時定数)は、Rとセル等価静電容量との積で与えられる。
並列モニタ方式、ツェナーダイオード方式以外の方法としては、たとえばスイッチドキャパシタ方式、トランス方式による技術が公知である。スイッチドキャパシタ方式は、蓄電素子の容量より小さな容量の補助キャパシタを使って、高電圧の蓄電素子の電荷を低電圧の蓄電素子に移す方式である。トランス方式とは、トランスに蓄電素子それぞれを充放電できる二次巻き線を設け、この発生起電力より低い電圧の蓄電素子を充電する方式である。
特許3764175号公報 特許3174472号公報 特開2004−222438号公報
本発明の目的は、高品質のハイブリッド型作業機械を提供することである。
更に、本発明の目的は、作業機械の品質を長く維持することのできるハイブリッド型作業機械の制御方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、
下部走行体と、
前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられたブームと、
駆動力を発生するエンジンと、
前記エンジンから駆動力が伝達され、発電動作を行う発電機と、
前記発電機を制御するインバータと、
直列に接続された複数の単位キャパシタを含んで構成され、前記発電機で発電された電力により充電されるキャパシタと、
前記単位キャパシタの各々の端子間に接続される電圧均等化回路であって、第1の端子と第2の端子とを備え、前記第2の端子の電圧よりも前記第1の端子の電圧が高く、その差が第1の電圧値以上のとき、前記第1及び第2の端子間を導通させ、前記第1の電圧値よりも小さいとき、導通時の抵抗よりも高抵抗の状態になる並列モニタ回路と、前記並列モニタ回路に直列に接続された電流制限抵抗とを有する電圧均等化回路と、
DCバスラインを介して前記インバータと接続され、前記キャパシタの充放電電流を制御するキャパシタ充放電回路と、
前記キャパシタの電圧が上限電圧で制限されるように、前記キャパシタ充放電回路を制御する制御装置と
を有するハイブリッド型作業機械が提供される。
本発明の他の観点によれば、
下部走行体と、
前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられたブームと、
駆動力を発生するエンジンと、
前記エンジンから駆動力が伝達され、発電動作を行う発電機と、
前記発電機を制御するインバータと、
直列に接続された複数の単位キャパシタを含んで構成され、前記発電機で発電された電力により充電されるキャパシタと、
前記単位キャパシタの各々の端子間に接続される電圧均等化回路であって、第1の端子と第2の端子とを備え、前記第2の端子の電圧よりも前記第1の端子の電圧が高く、その差が第1の電圧値以上のとき、前記第1及び第2の端子間を導通させ、前記第1の電圧値よりも小さいとき、導通時の抵抗よりも高抵抗の状態になる並列モニタ回路と、前記並列モニタ回路に直列に接続された電流制限抵抗とを有する電圧均等化回路と、
DCバスラインを介して前記インバータと接続され、前記キャパシタの電圧が上限電圧で制限されるように充放電電流を制御するキャパシタ充放電回路と、
前記キャパシタ充放電回路を制御する制御装置と
を有するハイブリッド型作業機械の制御方法であって、
(a)前記第1の電圧値を設定する工程と、
(b)作業機械が非運転状態か否かを判定する工程と、
(c)前記作業機械の非運転状態所定時間継続したことを検知すると、前記キャパシタの端子間電圧を所定電圧にする工程と
を有するハイブリッド型作業機械の制御方法が提供される。
本発明によれば、高品質のハイブリッド型作業機械を提供することができる。
更に、本発明によれば、作業機械の品質を長く維持することのできるハイブリッド型作業機械の制御方法を提供することができる。
実施例によるハイブリッド型作業機械の側面図を示す。 ハイブリッド型作業機械のブロック図を示す。 蓄電回路120の等価回路図を示す。 (A)は、キャパシタ19の概略図であり、(B)は、電圧均等化回路51の具体例を示し、(C)は、電圧均等化回路51の電圧(セルの端子間電圧)Vと電圧均等化回路51を流れる電流(放電電流)Iの関係を示す。 (A)及び(B)は、実施例による電圧均等化回路51の変形例を示す概略図である。 実施例によるハイブリッド型作業機械の制御方法を示すフローチャートである。 抵抗rの抵抗値を決定する方法を説明するためのグラフである。 電圧均等化回路の接続された蓄電装置を示す。 (A)は、特許文献1記載の均等化回路を示し、(B)は、並列モニタ電圧(セルの端子間電圧)Vと並列モニタ電流(放電電流)Iの関係を示す。 (A)は、特許文献3記載の電圧均等化回路を示し、(B)は、ツェナーダイオードを用いた電圧均等化回路における、均等化回路電圧(セルの端子間電圧)Vと均等化回路電流(放電電流)Iの関係を示す。
図1に、実施例によるハイブリッド型作業機械の側面図を示す。下部走行体(基体)1に、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。旋回機構2は、電動機(モータ)を含み、上部旋回体3を時計回り、または反時計周りに旋回させる。上部旋回体3に、ブーム4が取り付けられている。ブーム4は、油圧駆動されるブームシリンダ7により、上部旋回体3に対して上下方向に揺動する。ブーム4の先端に、アーム5が取り付けられている。アーム5は、油圧駆動されるアームシリンダ8により、ブーム3に対して前後方向に揺動する。アーム5の先端にバケット6が取り付けられている。バケット6は、油圧駆動されるバケットシリンダ9により、アーム5に対して上下方向に揺動する。上部旋回体3には、さらに運転者を収容するキャビン10が搭載されている。
図2に、ハイブリッド型作業機械のブロック図を示す。図2において、機械的動力系を二重線で表し、高圧油圧ラインを太い実線で表し、電気系統を細い実線で表し、パイロットラインを破線で表す。
エンジン11の駆動軸が減速機13の入力軸に連結されている。エンジン11には、電気以外の燃料によって駆動力を発生するエンジン、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関が用いられる。エンジン11は、作業機械の運転中は、常時駆動されている。
電動発電機12の駆動軸が、減速機13の他の入力軸に連結されている。電動発電機12は、電動(アシスト)運転と、発電運転との双方の運転動作を行うことができる。電動発電機12には、例えば磁石がロータ内部に埋め込まれた内部磁石埋込型(IMP)モータが用いられる。
減速機13は、2つの入力軸と1つの出力軸とを有する。この出力軸には、メインポンプ14の駆動軸が連結されている。
エンジン11に加わる負荷が大きい場合には、電動発電機12がアシスト運転を行い、電動発電機12の駆動力が減速機13を介してメインポンプ14に伝達される。これにより、エンジン11に加わる負荷が軽減される。一方、エンジン11に加わる負荷が小さい場合には、エンジン11の駆動力が減速機13を介して電動発電機12に伝達されることにより、電動発電機12が発電運転される。電動発電機12のアシスト運転と発電運転との切り替えは、電動発電機12に接続されたインバータ18により行われる。インバータ18は、制御装置30により制御される。
制御装置30は、中央処理装置(CPU)30A及び内部メモリ30Bを含む。CPU30Aは、内部メモリ30Bに格納されている駆動制御用プログラムを実行する。制御装置30は、表示装置35に、各種装置の劣化状態等を表示することにより、運転者の注意を喚起する。
メインポンプ14は、高圧油圧ライン16を介して、コントロールバルブ17に油圧を供給する。コントロールバルブ17は、運転者からの指令により、油圧モータ1A、1B、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びパケットシリンダ9に油圧を分配する。油圧モータ1A及び1Bは、それぞれ図1に示した旋回機構2を時計回り、及び反時計回りに旋回させる回転力を発生する。
電動発電機12の電気系統の入出力端子が、インバータ18を介して蓄電回路120のDCバスラインに接続されている。また、蓄電回路120のDCバスラインは、他のインバータ20を介して旋回用電動機21に接続されている。
温度検出器36が、蓄電回路120に含まれるキャパシタの温度を検出する。検出された温度データは、制御装置30に入力される。
旋回用電動機21は、インバータ20からのパルス幅変調(PWM)制御信号により交流駆動され、力行動作及び回生動作の双方の運転を行うことができる。旋回用電動機21には、例えばIMPモータが用いられる。IMPモータは、回生時に大きな誘導起電力を発生する。
旋回用電動機21の力行動作中は、旋回用電動機21の回転力が減速機24を介して、図1に示した旋回機構2に伝達される。この際、減速機24は、回転速度を遅くする。これにより、旋回用電動機21で発生した回転力が増大して、旋回機構2に伝達される。また、回生運転時には、上部旋回体3の回転運動が、減速機24を介して旋回用電動機21に伝達されることにより、旋回用電動機21が回生電力を発生する。この際、減速機24は、力行運転の時とは逆に、回転速度を速める。これにより、旋回用電動機21の回転数を上昇させることができる。
レゾルバ22が、旋回用電動機21の回転軸の回転方向の位置を検出する。検出結果は、制御装置30に入力される。旋回用電動機21の運転前と運転後における回転軸の回転方向の位置を検出することにより、旋回角度及び旋回方向が導出される。
メカニカルブレーキ23が、旋回用電動機21の回転軸に連結されており、機械的な制動力を発生する。メカニカルブレーキ23の制動状態と解除状態とは、制御装置30からの制御を受け、電磁的スイッチにより切り替えられる。
パイロットポンプ15が、油圧操作系に必要なパイロット圧を発生する。発生したパイロット圧は、パイロットライン25を介して操作装置26に供給される。操作装置26は、レバーやペダルを含み、運転者によって操作される。操作装置26は、パイロットライン25から供給される1次側の油圧を、運転者の操作に応じて、2次側の油圧に変換する。2次側の油圧は、油圧ライン27を介してコントロールバルブ17に伝達されると共に、他の油圧ライン28を介して圧力センサ29に伝達される。
圧力センサ29で検出された圧力の検出結果が、制御装置30に入力される。これにより、制御装置30は、下部走行体1、旋回機構2、ブーム4、アーム5、及びバケット6の操作の状況を検知することができる。特に、実施例によるハイブリッド型作業機械では、油圧モータ1A、1Bのみならず、旋回用電動機21も旋回機構2を駆動する。このため、旋回機構2を制御するためのレバーの操作量を高精度に検出することが望まれる。制御装置30は、圧力センサ29を介して、このレバーの操作量を高精度に検出することができる。
図3に、蓄電回路120の等価回路図を示す。蓄電回路120は、コンバータ100、DCバスライン110、及びキャパシタ19を含んで構成される。コンバータ100は、キャパシタ19の充放電電流を制御する。DCバスライン110は、平滑用コンデンサ105を含む。
コンバータ100の一対の電源接続端子103A、103Bにキャパシタ19が接続されており、一対の出力端子104A、104BにDCバスライン110の平滑用コンデンサ105が接続されている。一方の電源接続端子103B、及び一方の出力端子104Bは接地されている。
DCバスライン110は、インバータ18、20を介して、電動発電機12及び旋回用電動機21に接続されている。
電動発電機12が発電運転されている期間は、電動発電機12によって発電された電力が、インバータ18を介してキャパシタ19に供給され、キャパシタ19が充電される。電動発電機12がアシスト運転されている期間は、必要な電力が、キャパシタ19からインバータ18を介して電動発電機12に供給される。
旋回用電動機21には、キャパシタ19から電力が供給される。また、旋回用電動機21で発生した回生電力は、キャパシタ19に蓄電される。
平滑用コンデンサ105の両端に発生している電圧が、電圧計111により測定され、測定結果が制御装置30に入力される。
なお、制御装置30は、下部走行体1、旋回機構2、ブーム4、アーム5、及びバケット6のいずれも動作しておらず、キャパシタ19の充電及び放電のいずれも行われていない状態(非運転状態)を検出することができる。
昇圧用の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)102Aのコレクタと、降圧用のIGBT102Bのエミッタとが相互に接続された直列回路が、出力端子104Aと104Bとの間に接続されている。昇圧用IGBT102Aのエミッタが接地され、降圧用IGBT102Bのコレクタが、高圧側の出力端子104Aに接続されている。昇圧用IGBT102Aと降圧用IGBT102Bの相互接続点が、リアクトル101を介して、高圧側の電源接続端子103Aに接続されている。
昇圧用IGBT102A及び降圧用IGBT102Bに、それぞれダイオード102a、102bが、エミッタからコレクタに向かう向きが順方向になる向きで並列接続されている。
電源接続端子103Aと103Bとの間に接続された電圧計106が、キャパシタ19の端子間電圧を測定する。リアクトル101に直列に挿入された電流計107が、キャパシタ19の充放電電流を測定する。電圧及び電流の測定結果は、制御装置30に入力される。
制御装置30が、昇圧用IGBT102A及び降圧用IGBT102Bのゲート電極に、制御用のパルス幅変調(PWM)電圧を印加する。
以下、昇圧動作(放電動作)について説明する。昇圧用IGBT102Aのゲート電極にPWM電圧を印加する。昇圧用IGBT102Aのオフ時に、リアクトル101に、高圧側の電源接続端子103Aから昇圧用IGBT102Aのコレクタに向かって電流を流す向きの誘導起電力が発生する。この起電力が、ダイオード102bを介してDCバスライン110に印加される。これにより、DCバスライン110が昇圧される。
次に、降圧動作(充電動作)について説明する。降圧用IGBT102Bのゲート電極に、PWM電圧を印加する。降圧用IGBT102Bのオフ時に、リアクトル101に、降圧用IGBT102Bのエミッタから高圧側の電源接続端子103Aに向かって電流を流す向きの誘導起電力が発生する。この誘導起電力により、キャパシタ19が充電される。
図4(A)は、キャパシタ19の概略図である。キャパシタ19は、直列接続されたn個(たとえばn=144)の電気二重層コンデンサ(セル、蓄電素子)を含んで構成され、セルごとに同機能の電圧均等化回路が設けられている。電圧均等化回路は、並列モニタ50、及び並列モニタ50に直列に接続された電流制限抵抗rとを備え、各セルの+側端子(本図においては上側の端子)と−側端子(本図においては下側の端子)との間に接続される。並列モニタ50は、セルの+側端子の電圧が−側端子の電圧よりも、一定のしきい値以上高いとき、両端子間を導通させ、しきい値よりも小さいとき、導通時の抵抗よりも高抵抗の状態になる電気回路である。並列モニタ50は、たとえば図8に示したそれと等しい構成を有し、等しく動作する。
図4(B)に、電圧均等化回路51の具体例を示す。電圧均等化回路51は、図9(A)に示した均等化回路(特許文献1記載の均等化回路)に、たとえば1〜2[Ω]の抵抗rを直列に付加したものである。キャパシタ19の各セルの静電容量(たとえばC)は1000〜3000[F]、内部抵抗(たとえばR)は2[mΩ]以下である。また、たとえばRは100[kΩ]、Rは100[kΩ]、Rは330[Ω]、Rは10〜20[Ω]である。
電圧均等化回路51においては、セルの電圧をR:R(1:1)に分割し、Rに対応する電圧がシャントレギュレータXのリファレンス電圧を超えると、シャントレギュレータXがトランジスタQをオンして、セルの電荷がトランジスタQ及び抵抗Rを通ってリークする。セルC、Cのそれぞれの放電電流をI、Iと示した。電圧均等化回路51の作動電圧Vzは、式(2)で表されるため、本例における作動電圧Vzは、シャントレギュレータXのリファレンス電圧の2倍となる。電圧均等化回路51は、セルの端子間電圧が作動電圧Vzよりも大きくなったときに、該端子間電圧をVzに近づける。
図4(C)は、電圧均等化回路51の電圧(セルの端子間電圧)Vと電圧均等化回路51を流れる電流(放電電流)Iの関係を示すグラフである。グラフの横軸はセルの端子間電圧、縦軸は放電電流を示す。
セルの端子間電圧Vが作動電圧Vz以下であるとき、放電電流はゼロである。セルの端子間電圧Vが作動電圧Vzとなったとき、トランジスタQがオンし、放電電流Iが流れはじめる。放電電流Iは、セルの端子間電圧Vが素子電圧(各セル電圧)領域の上限となるまで一定の割合で増加する。これは図9(B)に示したVzにおけるIの急速な(不連続な)立ち上がりと著しい対照をなす。この特性は、抵抗rを直列接続したことの効果であり、前記一定の割合はrの抵抗値で決定される。素子電圧領域の上限を超えると電流の増大は制限され、一定値(電流制限値)となる。すなわちセルの端子間電圧Vが、素子電圧領域の上限を超えた範囲では放電電流が飽和する特性を有する。
実施例によるハイブリッド型作業機械においては、制御装置30は、運転時、キャパシタ19全体の電圧の、変動する領域の上限(キャパシタ19電圧上限)が制限されるように、コンバータ100によるキャパシタ19の充放電を制御する。素子電圧領域の上限(各セルの通常変動しうる電圧の上限値)は、キャパシタ19電圧上限の1/nを大きくは超えない値である。実施例において、作動電圧Vzは、素子電圧領域の上限より十分低い電圧値、たとえば作業機械の運転時に、セルの端子間電圧が変動する範囲の中央付近の電圧値に設定する。
図4(C)に示すV−I特性は、作動電圧Vzで電流が垂直に(不連続に)立ち上がる回路特性(図4(C)においては2点鎖線で示す回路特性)を、i=f(v)またはv=f−1(i)で表すとき、抵抗rを直列に接続した結果、
(数4)
V=f−1(I)+rI
で表されることになる特性である。
図4(C)に示すように、実施例による電圧均等化回路は、図9(A)に示した均等化回路に比べ、Vzから素子電圧領域上限までの広い電圧範囲に渡って、有限な傾きdI/dVをもっている。傾きdI/dVは、図10(B)に示すツェナーダイオード方式による電圧均等化回路(特許文献3記載の電圧均等化回路)におけるそれに比べ、十分に大きい。実施例による電圧均等化回路は、このようなV−I特性(dI/dV特性)を有しているため、各セルの端子間電圧のばらつきに対して、均等化電流(放電電流)を大きく変化させることができる。端子間電圧が高いV(>Vz)のセルについては大きな放電電流を流し、端子間電圧が低いV(Vz<V<V)のセルについては小さな放電電流を流すことで、前者は迅速に、後者はゆっくりと電圧が引き下げられる。この結果、電圧の均等化速度を速めることができる。
また、実施例による電圧均等化回路は、広い電圧範囲で有効な均等化を行うことが可能であるため、作業機械に使用される場合のように、ダイナミックに充放電を繰り返し、電圧が一定にとどまることがないキャパシタであっても、十分に長い均等化時間を確保することができる。したがって作業機械の作業効率を向上させることができる。更に、作業機械の運転中の多くの時間において均等化を行うことが可能であるため、均等化を急ぐ必要がなく、均等化電流を小さくすることも可能である。
なお、セル間の電圧差は、均等化時間に対し指数関数的に減少する。その時定数の目安はセルの等価静電容量と、電圧均等化回路51の等価抵抗の積となる。電圧均等化回路51の等価抵抗はdI/dVの逆数であるため、dI/dVが大きいほど時定数は小さくなり、迅速な均等化を行うことができる。
たとえば、セルの静電容量が1000[F]、抵抗rが1[Ω](dI/dV=1[A/V])であるとき、回路を流れる電流の時定数は1000[秒](16分40秒)となる。実施例による電圧均等化回路を用いた場合、この時間中、キャパシタ19を均等化のための一定電圧に維持する必要はない。作動電圧Vzから素子電圧領域上限までの電圧範囲にあれば、均等化が進行する。また、キャパシタ19の端子間電圧がVz未満となった場合であっても、均等化が中断されるだけで、何ら問題は生じない。
また、キャパシタ19全体の電圧を確保するように外部電源から充電が行われている場合には、たとえば端子間電圧が低いVのセルについては、均等化電流よりも外部からの充電電流が大きくなって電圧が上昇し、一方、端子間電圧が高いVのセルについては電圧が下降する。この結果すべてのセルの電圧を揃えることができる。
更に、実施例による電圧均等化回路においては、素子電圧領域上限を超えた電圧範囲で均等化電流が制限される(dI/dVが、Vzから素子電圧領域上限までの範囲に比し、小さい値となる)ので、セルの端子間電圧が素子電圧領域上限を超えた場合であっても、均等化電流をトランジスタ(スイッチ素子)Qの定格電流以下とすることができる。なお、トランジスタの定格電流は、ツェナーダイオードのそれよりも大きいのが通常であるため、スイッチ素子としては、より好適にトランジスタを用いることができる。
図5(A)及び(B)は、実施例による電圧均等化回路51の変形例を示す概略図である。図5(A)は、抵抗rをセルの−側端子に配置した例を示し、図5(B)は、トランジスタを2段にして、半導体スイッチを構成した例を示す。図5(B)に示した例においては、半導体スイッチの許容電流を大きくすることができる。
図6は、実施例によるハイブリッド型作業機械の制御方法を示すフローチャートである。まずステップS101において、電圧均等化回路の作動電圧Vzを設定する。作動電圧Vzは、セル電圧の変動しうる可能性のある電圧領域の上限より十分低く、セルの保管に適した電圧とする。アイドリング時、またはエンジン停止直前のキャパシタ19電圧をVs(アイドリング電圧)とし、キャパシタ19が直列に接続されたn個のセルで構成されているとするとき、作動電圧Vzは、たとえばVs/n、あるいはその近傍に設定される。Vs/nは、アイドリング時、またはエンジン停止時の平均セル電圧である。なお、アイドリング時やエンジン停止時においては、セルの劣化を抑止するためにキャパシタ19電圧を下げることが望まれる。
次に、ステップS102において、制御装置30は、作業機械が非運転状態か否かを判定する。
そしてステップS103において、制御装置30が、非運転状態が所定時間、たとえば3秒間継続したことを検知した場合には、制御装置30は、コンバータ100を制御して、キャパシタ19の電圧を所定電圧、たとえばアイドリング電圧Vsにする。作業機械の運転を停止する場合には、この後にエンジンキーをオフにする。
この制御により、アイドリング時、またはエンジン停止中に、セルの端子間電圧の均等化を進行させることができる。特に、夕方の作業終了時から翌朝の作業開始時までのエンジン停止時間には、セル電圧の揃う時間の時定数よりも十分に長い均等化時間が確保されるため、ステップS103の実施時に端子間電圧が作動電圧Vzより高いセルについては、端子間電圧をすべてVzに揃えることができる。
なお、エンジン停止中はキャパシタ19の充電は行われないので、ステップS103の実施時に端子間電圧が作動電圧Vzより低いセルについては、端子間電圧がVzとなることはない。そのため、多くのセルの端子間電圧を一定電圧Vzに揃えるために、作業機械の運転を停止する場合には、ステップS103において、キャパシタ電圧をアイドリング電圧Vsよりも高い電圧とする制御を行ってもよい。
実施例による電圧均等化回路によれば、セルの端子間電圧の均等化を高効率で行うことが可能である。したがって、これを使用することで、セルの劣化が抑止された高品質のハイブリッド型作業機械を提供することができる。また、実施例によるハイブリッド型作業機械の制御方法を用いると、セルの劣化を抑止することができ、作業機械の品質を長期間高く維持することができる。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、実施例においては、電圧均等化回路51の抵抗rを1〜2[Ω]としたが、rの抵抗値は、たとえば以下のように決定する。
図7は、抵抗rの抵抗値を決定する方法を説明するためのグラフである。グラフの縦軸、横軸の示すところ、及び図中の折れ線は、図4(C)に示したグラフと等しい。
本図においては、素子電圧領域上限の電圧を飽和電圧Vy、そのときに流れる放電電流(均等化電流)である制限電流値をIyと示した。作動電圧Vzから飽和電圧Vyまでの電圧領域におけるdI/dV(直線の傾き)はrの抵抗値の逆数として定まる。したがって、rの抵抗値は、放電によるエネルギロスが小さい範囲(電流が漏れることで蓄電のロスにならない程度)の電流値である電流制限値Iy、及び飽和電圧Vyと作動電圧Vzとの差を用い、r=(Vy−Vz)/Iyとして決定することができる。
各セルの電圧の不均衡は、各々のセルにおける漏れ電流のばらつきに起因する。本図においては、キャパシタ19を構成するセルのうち漏れ電流が最も大きいセルCの端子間電圧をV、セルCに流れる放電電流(均等化電流)をIと表示した。また、キャパシタ19を構成するセルのうち漏れ電流が最も小さいセルCの端子間電圧をV、セルCに流れる放電電流(均等化電流)をIと表示した。更に、漏れ電流が最も大きいセルの電圧を基準として許容される電圧のばらつきの範囲を「dV」とし、本図には、セルCの端子間電圧とセルCの端子間電圧との差がdVである場合を示した。dVは予め定められる一定値である。またIとIの差をdIと表した。ここでrの抵抗値を決定する際の(Vy−Vz)は、許容電圧ばらつき範囲dVの2〜5倍となるように定める。これをIyで除してrを決定すればよい。
その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
電圧均等化回路の用いられる機器一般、殊にハイブリッド型作業機械一般に好ましく利用可能である。
1 下部走行体(基体)
1A、1B 油圧モータ
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
11 エンジン
12 電動発電機(発電機)
13 減速機
14 メインポンプ
15 パイロットポンプ
16 高圧油圧ライン
17 コントロールバルブ
18 インバータ
19 キャパシタ
20 インバータ
21 旋回用電動機(電動機)
22 レゾルバ
23 メカニカルブレーキ
24 減速機
25 パイロットライン
26 操作装置
27、28 油圧ライン
29 圧力センサ
30 制御装置
35 表示装置
36 温度検出器
50 並列モニタ
50a 比較器
50b 半導体スイッチ
51 電圧均等化回路
100 コンバータ(キャパシタ充放電回路)
101 リアクトル
102A 昇圧用IGBT
102B 降圧用IGBT
102a、102b ダイオード
103A、103B 電源接続端子
104A、104B 出力端子
105 平滑用コンデンサ
106 電圧計
107 電流計
110 DCバスライン
111 電圧計
120 蓄電回路

Claims (7)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に取り付けられたブームと、
    駆動力を発生するエンジンと、
    前記エンジンから駆動力が伝達され、発電動作を行う発電機と、
    前記発電機を制御するインバータと、
    直列に接続された複数の単位キャパシタを含んで構成され、前記発電機で発電された電力により充電されるキャパシタと、
    前記単位キャパシタの各々の端子間に接続される電圧均等化回路であって、第1の端子と第2の端子とを備え、前記第2の端子の電圧よりも前記第1の端子の電圧が高く、その差が第1の電圧値以上のとき、前記第1及び第2の端子間を導通させ、前記第1の電圧値よりも小さいとき、導通時の抵抗よりも高抵抗の状態になる並列モニタ回路と、前記並列モニタ回路に直列に接続された電流制限抵抗とを有する電圧均等化回路と、
    DCバスラインを介して前記インバータと接続され、前記キャパシタの充放電電流を制御するキャパシタ充放電回路と、
    前記キャパシタの電圧が上限電圧で制限されるように、前記キャパシタ充放電回路を制御する制御装置と
    を有するハイブリッド型作業機械。
  2. 前記キャパシタを構成する前記単位キャパシタの個数がn個であり、
    前記第1の電圧値は、前記上限電圧の1/nよりも低い請求項1に記載のハイブリッド型作業機械。
  3. 前記作業機械非運転状態が所定時間継続したことを前記制御装置が検知すると、前記キャパシタの端子間電圧が所定電圧になるように、前記キャパシタ充放電回路を制御する請求項1または2に記載のハイブリッド型作業機械。
  4. 前記所定電圧は、前記第1の電圧値に、前記キャパシタを構成する単位キャパシタの直列接続数を乗じた値である請求項3に記載のハイブリッド型作業機械。
  5. 下部走行体と、
    前記下部走行体に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に取り付けられたブームと、
    駆動力を発生するエンジンと、
    前記エンジンから駆動力が伝達され、発電動作を行う発電機と、
    前記発電機を制御するインバータと、
    直列に接続された複数の単位キャパシタを含んで構成され、前記発電機で発電された電力により充電されるキャパシタと、
    前記単位キャパシタの各々の端子間に接続される電圧均等化回路であって、第1の端子と第2の端子とを備え、前記第2の端子の電圧よりも前記第1の端子の電圧が高く、その差が第1の電圧値以上のとき、前記第1及び第2の端子間を導通させ、前記第1の電圧値よりも小さいとき、導通時の抵抗よりも高抵抗の状態になる並列モニタ回路と、前記並列モニタ回路に直列に接続された電流制限抵抗とを有する電圧均等化回路と、
    DCバスラインを介して前記インバータと接続され、前記キャパシタの充放電電流を制御するキャパシタ充放電回路と、
    前記キャパシタの電圧が上限電圧で制限されるように、前記キャパシタ充放電回路を制御する制御装置と
    を有するハイブリッド型作業機械の制御方法であって、
    (a)前記第1の電圧値を設定する工程と、
    (b)作業機械が非運転状態か否かを判定する工程と、
    (c)前記作業機械の非運転状態所定時間継続したことを検知すると、前記キャパシタの端子間電圧を所定電圧にする工程と
    を有するハイブリッド型作業機械の制御方法。
  6. 前記キャパシタを構成する前記単位キャパシタの個数がn個であり、
    前記第1の電圧値は、前記上限電圧の1/nよりも低い請求項5に記載のハイブリッド型作業機械の制御方法。
  7. 前記工程(c)における所定電圧は、前記第1の電圧値に、前記キャパシタを構成する単位キャパシタの直列接続数を乗じた値である請求項5または6に記載のハイブリッド型作業機械の制御方法。
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