JP5353533B2 - サーボ制御システムとその異常検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータのサーボ制御システムとその異常検出方法に関する。
従来のモータのサーボ制御システムとして、例えば特許文献1の図1のようなものがある。このサーボ制御システムは、モータと、モータの回転軸の回転位置等を検出する位置検出器と、この位置検出器からの位置検出情報に基づいてモータを制御するサーボアンプを有する。そして、位置検出器とサーボアンプとは、互いに全二重シリアル通信または半二重シリアル通信によりデータの送受信をするためのシリアル通信インタフェースをそれぞれ備える。そして、各シリアル通信インタフェース間は、接続ケーブルで接続されている。
かかるサーボ制御システムでは、サーボアンプと位置検出器との間の通信の異常を検出するための自己診断を、次のように行われていた。まず、サーボアンプのCPUは、サーボアンプのシリアル通信インタフェースから診断メッセージを送信し、この診断メッセージは接続ケーブルを介して、位置検出器のシリアル通信インタフェースにて受信される。つぎに、位置検出器のCPUは、位置検出器のシリアル通信インタフェースから診断応答メッセージを送信し、この診断応答メッセージは接続ケーブルを介して、サーボアンプのシリアル通信インタフェースにて受信される。つぎに、サーボアンプのCPUは、診断応答メッセージを受信したか否かを判断し、受信した場合は正常と判断する。受信しなかった場合は異常と判断する。
特許第3547657号公報(段落0029、段落0030、図1)
しかしながら、上記のようなサーボ制御システムおよびその異常検出方法では、サーボ制御システムの異常の有無を検出することができるものであるが、その異常がサーボアンプ、接続ケーブル、または位置検出器のいずれにあるのかを特定することができない。このため、その異常がサーボアンプ、接続ケーブル、または位置検出器のいずれにあるのかを特定するためには、正常なサーボアンプ、接続ケーブル、または位置検出器と順次交換して診断をするか、または、別途異常検出装置を用いて診断する必要があった。一方、近年、故障率の低減や復旧時間の短縮の要求が強まっており、従来のサーボ制御システムおよび異常検出方法ではこのような要求に応じることができないという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、別途異常検出装置を用いることなく、サーボアンプ、接続ケーブル、または位置検出器のそれぞれについて異常の有無を特定することができるサーボ制御システムとその異常検出方法を得ることを目的とする。
本発明にかかるサーボ制御システムは、モータの回転位置を検出する位置検出器と、前記位置検出器からの位置検出情報に基づいて前記モータを制御するサーボアンプと、前記サーボアンプと前記位置検出器との間をシリアル通信方式により接続する接続ケーブルと、を備えるサーボ制御システムにおいて、前記位置検出器は、第1のマイクロ・コンピュータと、前記接続ケーブルに接続される第1の送信手段ならびに第1の受信手段を有し、前記サーボアンプは、第2のマイクロ・コンピュータと、前記接続ケーブルに接続されると
ともに前記接続ケーブルを介して前記第1の受信手段へデータを送信する第2の送信手段と、前記接続ケーブルに接続されるとともに前記接続ケーブルを介して前記第1の送信手段からデータを受信する第2の受信手段と、前記第2の送信手段からのデータが前記接続ケーブルを経て前記位置検出器を介することなく直接第2の受信手段へ送信される回路を形成する第1のセレクタと、を有することを特徴とする。
本発明にかかるサーボ制御システムの異常検出方法は、上記のサーボ制御システムにおいて、前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信可能にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信不可にする第1ループバック回路構成ステップと、前記第2の送信手段から第1回診断メッセージを送信する第1回診断メッセージ送信ステップと、前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する第1回診断メッセージ受信判断ステップと、前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記サーボアンプに異常があると判断する第1異常検出ステップと、前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1の診断メッセージを受信したと判断した場合、前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信不可にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信可能にする第1ループバック回路切断ステップと、前記第2の送信手段から第2回診断メッセージを送信する第2回診断メッセージ送信ステップと、前記第1の受信手段が前記第2回診断メッセージを受信すると、前記第1の送信手段から診断応答メッセージを送信する診断応答メッセージ送信ステップと、前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信したか否かを判断する診断応答メッセージ受信判断ステップと、診断応答メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記接続ケーブルまたは前記位置検出器に異常があると判断する第2異常検出ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、別途異常検出装置を用いることなく、サーボアンプ、接続ケーブル、または位置検出器のいずれに異常があるのかを特定することができる。
実施の形態1にかかるシステムの全体構成図である。 実施の形態1にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる動作概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1にかかる自己診断のフローチャートである。 実施の形態2にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる動作概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2にかかる自己診断のフローチャートである。 実施の形態3にかかるシステムの全体構成図である。 実施の形態3にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる自己診断のフローチャートである。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、実施の形態1にかかるシステムの全体構成図である。図1のシステムは、上位コントローラ1と、この上位コントローラ1により制御される複数のサーボ制御システム7a〜7jとを有している。図1では、a〜jの10個のサーボ制御システムがあることを示している。
サーボ制御システム7aを例にして、各サーボ制御システム7a〜7jの詳細構成について説明する。サーボ制御システム7aは、モータ3aと、モータ3aの回転軸の回転位置を検出する位置検出器4aと、位置検出器4aからの位置検出情報に基づいてモータ3aを駆動するサーボアンプ2aと、モータ3aにより制御される制御対象6aとを有する。制御対象6aは、例えば工作機械などである。他のサーボ制御システム7b〜7jの構成もサーボ制御システム7aの構成と同様である。
サーボアンプ2aと位置検出器4aの間は、接続ケーブル6aにより全二重シリアル通信方式で接続されている。そして、サーボアンプ2aから位置検出器4aへの送信データとしては、(1)同期信号、(2)要求データ種別などがある。位置検出器4aからサーボアンプ2aへの送信データとしては、(1)角度情報、(2)位置検出器状態信号、(3)絶対位置情報などがある。
サーボアンプ2aとサーボアンプ2bの間、サーボアンプ2bとサーボアンプ2cの間、…、サーボアンプ2iとサーボアンプ2jの間、およびサーボアンプ2jと上位コントローラ1の間は、それぞれ接続ケーブル5により全二重シリアル通信方式で接続されている。そして、上位コントローラ1からの送信データは、サーボアンプ2j、2i、…、2aの順番で授受される。上位コントローラ1からサーボアンプ2a〜2jへの送信データとしては、(1)同期信号、(2)位置指令、速度指令、または電流指令、(3)レディオン指令またはサーボオン指令などがある。サーボアンプ2a〜2jから上位コントローラ1への送信データとしては、(1)位置フィードバック情報、速度フィードバック情報、または電流フィードバック情報、(2)各種の運転状態に関する情報などがある。
図2は、実施の形態1にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。図2のサーボ制御システム7は図1のサーボ制御システム7aに相当し、サーボアンプ2は図1のサーボアンプ2aに相当し、モータ3は図1のモータ3aに相当し、位置検出器4は図1の位置検出器4aに相当し、接続ケーブル6は図1の接続ケーブル6aに相当する。接続ケーブル6は、サーボアンプ2から見たときの送信回線60と受信回線61とからなる。
まず、位置検出器4の内部構成を説明する。位置検出器4は、プログラムやパラメータなどを記憶するメモリ51と、メモリ51に記憶されたプログラムを実行するマイクロ・コンピュータ50と、モータ3の回転軸の回転位置等を検出する位置検出回路52と、送信回線60を介してサーボアンプ2からのデータを受信する受信回路40と、受信回線61を介してサーボアンプ2へのデータを送信する送信回路41とを有し、これらはバス53に接続されている。さらに、位置検出器4は、受信回路40と送信回線60との間に設けられたラインレシーバ42と、送信回路41と受信回線61との間に設けられたラインドライバ43とを有する。
次に、サーボアンプ2の内部構成を説明する。サーボアンプ2は、プログラムやパラメータなどを記憶するメモリ31と、メモリ31に記憶されたプログラムを実行するマイクロ・コンピュータ30と、パルス幅変調(PWM)回路34と、モータ3に流れる電流を検出する電流検出回路32と、受信回線61を介して位置検出器4からのデータを受信する受信回路20と、送信回線60を介して位置検出器4へのデータを送信する送信回路21とを有し、これらはバス33に接続されている。そして、PWM回路34には、モータ3を駆動するためのインバータ35が接続されている。このインバータ35は、モータ3の一例として3相交流モータを使用しているため、U、V、Wの3相のブリッジ回路で構成されている。さらに、サーボアンプ2は、受信回路20と受信回線61との間に設けられたラインレシーバ22と、送信回路21と送信回線60との間に設けられたラインドライバ23と、ラインレシーバ22に接続されたループバックセレクタ24とを有する。
ループバックセレクタ24は、A側へスイッチされた場合、ラインレシーバ22とラインドライバ23との間を接続するとともに、ラインレシーバ22と受信回線61との間の接続を切断する。これによって、サーボアンプ2内部には、送信回路21から送信されたデータが、送信回路21→ラインドライバ23→ループバックセレクタ24→ラインレシーバ22→受信回路20の順に巡回するようなループバック回路(以下、「ループバック回路P」)が構成される。一方、ループバックセレクタ24は、B側へスイッチされた場合、ラインレシーバ22と受信回線61との間を接続するとともに、ラインレシーバ22とラインドライバ23との間の接続を切断する。さらに、サーボアンプ2は、バス33とループバックセレクタ24の間を接続する信号回線25を有している。そして、マイクロ・コンピュータ30はこの信号回線25を介して、ループバックセレクタ24をA側またはB側へスイッチすることができる。
次に、図3を参照して、動作を説明する。図3は、実施の形態1にかかる動作概要を説明するためのフローチャートである。本実施の形態にかかるサーボアンプおよび位置検出器は通電される毎に自己診断を行い、サーボアンプが異常を検出しなかった場合は、モータのサーボ制御を開始するものである。
まず、サーボアンプ2および位置検出器4が通電されると(S100)、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はループバックセレクタ24をA側へスイッチする(S101)。次に、サーボアンプ2および位置検出器4は、自己診断を行う(S102)。自己診断の結果、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30が異常を検出しなかった場合は(S103)、次に、サーボアンプ2および位置検出器4は、モータ3のサーボ制御を開始する(S104)。一方、自己診断の結果、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30が異常を検出した場合は(S103)、次に、異常検出信号を生成し、警告音を発生したり、表示器に異常が検出されたことを表示したりする(S105)。なお、この異常検出信号は、サーボ制御システム7に異常がある旨だけでなく、サーボアンプ2に異常があるのか、それとも接続ケーブル60または検出器4に異常があるのかを特定して知らせるものである。
次に、図4を参照して、サーボアンプ2および位置検出器4が行う自己診断の動作を説明する。図4は、実施の形態1にかかる自己診断のフローチャートである。なお、図4に示す自己診断の動作は、図3のフローチャートのS102に相当するものである。前述したように、自己診断開始時には、サーボアンプ2のループバックセレクタ24はA側へスイッチされている。このとき、サーボアンプ2内部には、ループバック回路Pが構成されている。
まず、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、第1回診断メッセージを送信回路21から送信する(S200)。すると、送信回路21から送信された第1回診断メッセージは、ループバック回路Pを巡回して受信回路20にて受信される。次に、マイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する(S201)。ここで、受信回路20が第1回診断メッセージを受信しなかった場合とは、S200にて送信回路21から送信された第1回診断メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S201において、受信しなかった場合は、第1回診断メッセージがループバック回路Pを巡回中になんらかの異常があったことになり、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はサーボアンプ2に異常があるものと判断し(S202)、自己診断を終了する。S201において、受信した場合は、次に、マイクロ・コンピュータ30は、ループバックセレクタ24をB側へスイッチする(S203)。これによって、ループバック回路Pが切断され、ラインドライバ22と受信回線61とが接続される。
次に、マイクロ・コンピュータ30は、第2回診断メッセージを送信回路21から送信する(S204)。すると、送信回路21から送信された第2回診断メッセージは、送信回路21→ラインドライバ23→送信回線60→位置検出器4のラインレシーバ42→受信回路40の順に伝わって位置検出器4の受信回路40にて受信される。
次に、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、診断応答メッセージを送信回路41から送信する(S205)。すると、送信回路41から送信された診断応答メッセージは、送信回路41→ラインドライバ43→受信回線61→サーボアンプ2のループバックセレクタ24→サーボアンプ2のラインレシーバ22→サーボアンプ2の受信回路20の順に伝わって、受信回路20にて受信される。次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が診断応答メッセージを受信したか否かを判断する(S206)。ここで、受信回路20が診断応答メッセージを受信しなかった場合とは、予めサーボアンプ2と位置検出器4との間で規定された診断応答メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S206において、受信した場合は、正常であると判断し(S207)、自己診断を終了する。受信しなかった場合は、診断応答メッセージが位置検出器4の送信回路41からサーボアンプ2の受信回路20へ伝わっている間に何らかの異常があったことになり、また、S201でサーボアンプ2に異常を検出しなかったため、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は接続ケーブル6または位置検出器4に異常があるものと判断し(S208)、自己診断を終了する。
なお、本実施の形態では、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30と位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、それぞれメモリ31、メモリ51に記憶されたプログラムを実行するが、これらは上位コントローラ1から送られるプログラムを実行してもよい。また、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、サーボアンプ2から送られるプログラムを実行してもよい。
また、本実施の形態では、サーボアンプ2が異常の有無を判断をするが、位置検出器4が異常の有無を判断をしてもよい。
なお、マイクロ・コンピュータ50は第1のマイクロ・コンピュータ、送信回路41とラインドライバ43は第1の送信手段、受信回路40とラインレシーバ42は第1の受信手段に相当し、マイクロ・コンピュータ30は第2のマイクロ・コンピュータ、送信回路21とラインドライバ23は第2の送信手段、受信回路20とラインレシーバ22は第2の受信手段、ループバックセレクタ24は第1のセレクタに相当する。
実施の形態1によれば、別途異常検出装置を用いることなく、サーボアンプに異常があるか否か、接続ケーブルまたは位置検出器に異常があるか否かを自己診断にて特定することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について、図5〜7を参照して説明する。なお、実施の形態1と同一または同等の部分についてはその説明を省略する。
実施の形態1と同様に、サーボアンプ2aと位置検出器4aの間は、接続ケーブル6aにより全二重シリアル通信方式で接続されている。
図5は、実施の形態2にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。図5のサーボ制御システム7は図1のサーボ制御システム7aに相当し、サーボアンプ2は図1のサーボアンプ2aに相当し、モータ3は図1のモータ3aに相当し、位置検出器4は図1の位置検出器4aに相当し、接続ケーブル6は図1の接続ケーブル6aに相当する。
まず、位置検出器4の内部構成を説明する。位置検出器4は、実施の形態1の構成に加え、受信回線61に接続されたループバックセレクタ44を有する。
ループバックセレクタ44は、A側へスイッチされた場合、受信回線61と送信回線60との間、すなわち、ラインレシーバ42の入力側42aとラインドライバ43の出力側43aとの間、を接続する。一方、ループバックセレクタ44は、B側へスイッチされた場合、送信回線60と受信回線61との間の接続を切断する。さらに、位置検出器4は、バス53、ラインドライバ43、およびループバックセレクタ44の間を接続する信号回線45を有している。そして、マイクロ・コンピュータ50はこの信号回線45を介して、ループバックセレクタ44をA側またはB側へスイッチしたり、ラインドライバ43を有効化または無効化したりすることができる。
次に、サーボアンプ2の内部構成は、実施の形態1と同様である。
次に、図6を参照して、動作を説明する。図6は、実施の形態2にかかる動作概要を説明するためのフローチャートである。本実施の形態にかかるサーボアンプおよび位置検出器は通電される毎に自己診断を行い、サーボアンプが異常を検出しなかった場合は、モータのサーボ制御を開始するものである。
まず、サーボアンプ2および位置検出器4が通電されると(S400)、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はループバックセレクタ24をA側へスイッチし、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50はループバックセレクタ44をA側へスイッチするとともにラインドライバ43を無効化する(S401)。次に、サーボアンプ2および位置検出器4は自己診断を行う(S402)。自己診断の結果、マイクロ・コンピュータ30が異常を検出しなかった場合は(S403)、次に、サーボアンプ2および位置検出器4は、モータ3の制御を開始する(S404)。一方、自己診断の結果、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30が異常を検出した場合は(S403)、異常検出信号を生成し、警告音を発生したり、表示器に異常が検出されたことを表示したりする(S405)。なお、この異常検出信号は、サーボ制御システム7に異常がある旨だけでなく、サーボアンプ2、接続ケーブル60、検出器4のいずれに異常があるのかを特定して知らせるものである。
次に、図7を参照して、サーボアンプ2および位置検出器4が行う自己診断の動作を説明する。図7は、実施の形態2にかかる自己診断のフローチャートである。なお、図7に示す自己診断の動作は、図6のフローチャートのS402に相当するものである。前述したように、自己診断開始時には、サーボアンプ2のループバックセレクタ24はA側へスイッチされ、位置検出器4のループバックセレクタ44はA側へスイッチされるとともにラインドライバ43は無効化されている。このとき、サーボアンプ2内部には、ループバック回路Pが構成されている。また、ラインドライバ43が無効化されているのは、サーボアンプ2のラインドライバ23の出力と位置検出器4のラインドライバ43の出力が衝突するのを防ぐためである。
まず、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、第1回診断メッセージを送信回路21から送信する(S500)。すると、送信回路202から送信された第1回診断メッセージは、ループバック回路Pを巡回して受信回路20にて受信される。次に、マイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する(S501)。ここで、受信回路20が第1回診断メッセージを受信しなかった場合とは、S500にて送信回路21から送信された第1回診断メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S501において、第1回診断メッセージを受信しなかった場合は、第1回診断メッセージがループバック回路Pを巡回中になんらかの異常があったことになり、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はサーボアンプ2に異常があるものと判断し(S502)、自己診断を終了する。S501において、第1回診断メッセージを受信した場合は、次に、マイクロ・コンピュータ30は、ループバックセレクタ24をB側へスイッチする(S503)。これによって、サーボアンプ2の送信回路21から送信されるデータが、送信回路21→ラインドライバ23→送信回線60→位置検出器4のループバックセレクタ44→受信回線61→サーボアンプ2のループバックセレクタ24→サーボアンプ2のラインレシーバ22→サーボアンプ2の受信回路20の順に信号が巡回するようなループバック回路(以下、「ループバック回路Q」)が構成される。
次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、第2回診断メッセージを送信回路21から送信する(S504)。すると、送信回路21から送信された第2回診断メッセージは、ループバック回路Qを巡回して受信回路20にて受信されるとともに、送信回路21→ラインドライバ23→送信回線60→位置検出器4のラインレシーバ42→位置検出器4の受信回路40の順に伝わって受信回路40にて受信される。受信回路40が第2回診断メッセージを受信すると、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、つぎに受信回路40が後述する第3回診断メッセージを受信するまで待機する。次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が第2回診断メッセージを受信したか否かを判断する(S505)。ここで、受信回路20が第2回診断メッセージを受信しなかった場合とは、S504にて送信回路21から送信された第2回診断メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S505において、第2回診断メッセージを受信しなかった場合は、第2回診断メッセージがループバック回路Qを巡回中になんらかの異常があったことになり、また、S501でサーボアンプ2に異常を検出しなかったため、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は接続ケーブル6に異常があるものと判断し(S506)、自己診断を終了する。S505において、第2回診断メッセージを受信した場合は、次に、マイクロ・コンピュータ30は、第3回診断メッセージを送信回路21から送信する(S507)。すると、送信回路21から送信された第3回診断メッセージは、ループバック回路Qを巡回して受信回路20にて受信されるとともに、送信回路21→ラインドライバ23→送信回線60→位置検出器4のラインレシーバ42→位置検出器4の受信回路40の順に伝わって受信回路40にて受信される。
次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が第3回診断メッセージを受信したか否かを判断する(S508)。ここで、受信回路20が第3回診断メッセージを受信しなかった場合とは、S507にて送信回路21から送信された第3回診断メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S508において、第3回診断メッセージを受信した場合は、そのまま待機し、次に受信回路20がメッセージを受信した場合に、S511へ進む。S508において、第3回診断メッセージを受信しなかった場合は、S511へ進む。
一方、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、ループバックセレクタ44をB側へスイッチするとともにラインドライバ43を有効化する(S509)。これによって、ループバック回路Qが切断される。次に、マイクロ・コンピュータ50は、診断応答メッセージを送信回路41から送信する(S510)。すると、送信回路41から送信された診断応答メッセージは、送信回路41→ラインドライバ43→受信回線61→サーボアンプ2のループバックセレクタ24→サーボアンプ2のラインレシーバ22→サーボアンプ2の受信回路20の順に伝わって、受信回路20にて受信される。次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が診断応答メッセージを受信したか否かを判断する(S511)。ここで、受信回路20が診断応答メッセージを受信しなかった場合とは、予めサーボアンプ2と位置検出器4との間で規定された診断応答メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。また、この診断応答メッセージは、第3回診断メッセージとは異なるものとすることにより、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、S511の処理を正確に行うことができる。
S511において、診断応答メッセージを受信した場合は、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はサーボ制御システムが正常であると判断し(S512)、自己診断を終了する。S511において、診断応答メッセージを受信しなかった場合は、診断応答メッセージが位置検出器4の送信回路41からサーボアンプ2の受信回路20へ伝わっている間に何らかの異常があったことになり、また、S501、S505でそれぞれサーボアンプ2、接続ケーブル6に異常を検出しなかったため、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は位置検出器4に異常があるものと判断し(S513)、自己診断を終了する。
なお、本実施の形態では、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30と位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、それぞれメモリ31、メモリ51に記憶されたプログラムを実行するが、これらは上位コントローラ1から送られるプログラムを実行してもよい。また、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、サーボアンプ2から送られるプログラムを実行してもよい。
また、本実施の形態では、サーボアンプ2が異常の有無を判断をするが、位置検出器4が異常の有無を判断をしてもよい。
また、本実施の形態では、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、S507にて第3回診断メッセージを送信した後、S508にて受信回路20が第3回診断メッセージを受信したか否かを判断するが、S508は必須ではない。すなわち、S507の後、S508を行わずに、S511にて受信回路20が診断応答メッセージを受信したか否かを判断するようにしてもよい。
なお、マイクロ・コンピュータ50は第1のマイクロ・コンピュータ、送信回路41とラインドライバ43は第1の送信手段、受信回路40とラインレシーバ42は第1の受信手段、ループバックセレクタ44は第2のセレクタに相当し、マイクロ・コンピュータ30は第2のマイクロ・コンピュータ、送信回路21とラインドライバ23は第2の送信手段、受信回路20とラインレシーバ22は第2の受信手段、ループバックセレクタ24は第1のセレクタに相当し、送信回線60および受信回線61は接続ケーブルに相当する。
実施の形態2によれば、別途異常検出装置を用いることなく、サーボアンプ、接続ケーブル、位置検出器のいずれに異常があるのかを自己診断にて特定することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3について、図8〜10を参照して説明する。なお、実施の形態1と同一または同等の部分についてはその説明を省略する。
図8は、実施の形態3にかかるシステムの全体構成図である。図8では、実施の形態1における図1とは異なり、サーボアンプ2aと位置検出器4aの間は、接続ケーブル10aにより半二重シリアル通信方式で接続されている。その他の構成は図1と同様である。
図9は、実施の形態3にかかるサーボ制御システムの構成を示すブロック図である。図9のサーボ制御システム7は図9のサーボ制御システム7aに相当し、サーボアンプ2は図9のサーボアンプ2aに相当し、モータ3は図9のモータ3aに相当し、位置検出器4は図9の位置検出器4aに相当し、接続ケーブル10は図9の接続ケーブル10aに相当する。
図9では、実施の形態1における図2の送信回線60と受信回線61の代わりに、送受信回線100、送受信回線100の一端にて接続されたサーボアンプ2の送受信セレクタ101、および送受信回線100の他端にて接続された位置検出器4の送受信セレクタ102がある。
サーボアンプ2の送受信セレクタ101および位置検出器4の送受信セレクタ102は、Se側またはRe側へのスイッチングを自動で行う。すなわち、サーボアンプ2の送受信セレクタ101は、送信データがラインドライバ23から伝わって来たとき、Se側へスイッチし、ラインドライバ23と送受信回線100との間を接続する。一方、受信データが送受信回線100から伝わって来たとき、Re側へスイッチし、送受信回線100とループバックセレクタ24との間を接続する。同様に、位置検出器4の送受信セレクタ102は、送信データがラインドライバ43から伝わって来たとき、Se側へスイッチし、ラインドライバ43と送受信回線100との間を接続する。一方、受信データが送受信回線100から伝わって来たとき、Re側へスイッチし、送受信回線100とラインレシーバ42との間を接続する。
サーボアンプ2のループバックセレクタ24は、A側へスイッチされた場合、ラインレシーバ22とラインドライバ23との間を接続するとともに、ラインレシーバ22と送受信セレクタ101との間の接続を切断する。これによって、サーボアンプ2内部には、ループバック回路Pが構成される。一方、ループバックセレクタ24は、B側へスイッチされた場合、ループバック回路Pを切断し、ラインレシーバ22と送受信セレクタ101との間を接続する。
次に、図10を参照して、サーボアンプ2および位置検出器4が行う自己診断の動作を説明する。図10は、実施の形態3にかかる自己診断のフローチャートである。なお、図10に示す自己診断の動作は、実施の形態1における図3のS102に相当するものである。実施の形態1と同様、自己診断開始時には、サーボアンプ2のループバックセレクタ24はA側へスイッチされている。このとき、サーボアンプ2内部には、ループバック回路Pが構成されている。また。送受信セレクタ101はSe側、送受信セレクタ102はRe側へそれぞれスイッチされているされている。
まず、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、第1回診断メッセージを送信回路21から送信する(S700)。すると、送信回路202から送信された第1回診断メッセージは、ループバック回路Pを巡回して受信回路20にて受信される。次に、マイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する(S701)。ここで、受信回路20が第1回診断メッセージを受信しなかった場合とは、S700にて送信回路21から送信された第1回診断メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S701において、第1回診断メッセージを受信しなかった場合は、第1回診断メッセージがループバック回路Pを巡回中になんらかの異常があったことになり、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30はサーボアンプ2に異常があるものと判断し(S702)、自己診断を終了する。S701において、第1回診断メッセージを受信した場合は、次に、マイクロ・コンピュータ30は、ループバックセレクタ24をB側へスイッチする(S703)。これによって、ループバック回路Pが切断される。
次に、マイクロ・コンピュータ30は、第2回診断メッセージを送信回路21から送信する(S704)。すると、送信回路21から送信された第2回診断メッセージは、送信回路21→ラインドライバ23→送受信セレクタ101→送受信回線100→位置検出器4の送受信セレクタ102→位置検出器4のラインレシーバ42→位置検出器4の受信回路40の順に伝わって受信回路40にて受信される。
次に、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、診断応答メッセージを送信回路41から送信する(S705)。すると、送信回路41から送信された診断応答メッセージは、送信回路41→ラインドライバ43→送受信セレクタ102→送受信回線100→サーボアンプ2の送受信回線101→サーボアンプ2のループバックセレクタ24→サーボアンプ2のラインレシーバ22→サーボアンプ2の受信回路20の順に伝わって、受信回路20にて受信される。次に、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は、受信回路20が診断応答メッセージを受信したか否かを判断する(S706)。ここで、受信回路20が診断応答メッセージを受信しなかった場合とは、予めサーボアンプ2と位置検出器4との間で規定された診断応答メッセージとは異なるメッセージを受信した場合や、何らメッセージを受信しなかった場合である。S706において、受信した場合は、正常であると判断し(S707)、自己診断を終了する。受信診断応答メッセージをしなかった場合は、診断応答メッセージが位置検出器4の送信回路41からサーボアンプ2の受信回路20へ伝わっている間に何らかの異常があったことになり、また、S701でサーボアンプ2に異常を検出しなかったため、接続ケーブル10または位置検出器4に異常があるものと判断し(S708)、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30は自己診断を終了する。
なお、本実施の形態では、サーボアンプ2のマイクロ・コンピュータ30と位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、それぞれメモリ31、メモリ51に記憶されたプログラムを実行するが、これらは上位コントローラ1から送られるプログラムを実行してもよい。また、位置検出器4のマイクロ・コンピュータ50は、サーボアンプ2から送られるプログラムを実行してもよい。
また、本実施の形態では、サーボアンプ2が異常の有無を判断をするが、位置検出器4が異常の有無を判断をしてもよい。
なお、マイクロ・コンピュータ50は第1のマイクロ・コンピュータ、送信回路41とラインドライバ43は第1の送信手段、受信回路40とラインレシーバ42は第1の受信手段に相当し、マイクロ・コンピュータ30は第2のマイクロ・コンピュータ、送信回路21とラインドライバ23は第2の送信手段、受信回路20とラインレシーバ22は第2の受信手段、ループバックセレクタ24は第1のセレクタに相当し、送受信セレクタ101、送受信回線100、および送受信セレクタ102は接続ケーブルに相当する。
実施の形態3によれば、別途異常検出装置を用いることなく、サーボアンプに異常があるか否か、接続ケーブルまたは位置検出器に異常があるか否かを自己診断にて特定することができる。
3 モータ
4 位置検出器
2 サーボアンプ
6、10 接続ケーブル
7 サーボ制御システム
30、50 マイクロ・コンピュータ
20、40 受信回路
21、41 送信回路
23、43 ラインドライバ
22、42 ラインレシーバ
24、44 ループバックセレクタ

Claims (5)

  1. モータの回転位置を検出する位置検出器と、
    前記位置検出器からの位置検出情報に基づいて前記モータを制御するサーボアンプと、
    前記サーボアンプと前記位置検出器との間をシリアル通信方式により接続する接続ケーブルと、
    を備えるサーボ制御システムにおいて、
    前記位置検出器は、
    第1のマイクロ・コンピュータと、
    前記接続ケーブルに接続される第1の送信手段ならびに第1の受信手段を有し、
    前記サーボアンプは、
    第2のマイクロ・コンピュータと、
    前記接続ケーブルに接続されるとともに前記接続ケーブルを介して前記第1の受信手段へデータを送信する第2の送信手段と、
    前記接続ケーブルに接続されるとともに前記接続ケーブルを介して前記第1の送信手段からデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の送信手段からのデータが前記接続ケーブルを経て前記位置検出器を介することなく直接第2の受信手段へ送信される回路を形成する第1のセレクタと、
    を有する
    ことを特徴とするサーボ制御システム。
  2. 前記サーボ制御システムは、
    前記第1のセレクタにより前記第1の回路を形成して前記第2の送信手段から診断メッセージを送信したのち、前記第2の受信手段による前記診断メッセージの有無により前記サーボアンプの異常判断を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のサーボ制御システム。
  3. 前記位置検出器は、
    前記第1の受信手段の入力側と前記第1の送信手段の出力側との間を接続することができる第2のセレクタを有することを特徴とする請求項1記載のサーボ制御システム。
  4. 請求項1記載のサーボ制御システムにおいて、
    前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信可能にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信不可にする第1ループバック回路構成ステップと、
    前記第2の送信手段から第1回診断メッセージを送信する第1回診断メッセージ送信ステップと、
    前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する第1回診断メッセージ受信判断ステップと、
    前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記サーボアンプに異常があると判断する第1異常検出ステップと、
    前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1の診断メッセージを受信したと判断した場合、前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信不可にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信可能にする第1ループバック回路切断ステップと、
    前記第2の送信手段から第2回診断メッセージを送信する第2回診断メッセージ送信ステップと、
    前記第1の受信手段が前記第2回診断メッセージを受信すると、前記第1の送信手段から診断応答メッセージを送信する診断応答メッセージ送信ステップと、
    前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信したか否かを判断する診断応答メッセージ受信判断ステップと、
    診断応答メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記接続ケーブルまたは前記位置検出器に異常があると判断する第2異常検出ステップと、
    を備えることを特徴とするサーボ制御システムの異常検出方法。
  5. 請求項2記載のサーボ制御システムにおいて、
    前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信可能にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信不可にする第1ループバック回路構成ステップと、
    前記第2のセレクタにより前記第1の受信手段の入力側と前記第1の送信手段の出力側との間を接続する第2ループバック回路構成ステップと、
    前記第2の送信手段から第1回診断メッセージを送信する第1回診断メッセージ送信ステップと、
    前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信したか否かを判断する第1回診断メッセージ受信判断ステップと、
    前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記サーボアンプに異常があると判断する第1異常検出ステップと、
    前記第1回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第1回診断メッセージを受信したと判断した場合、前記第1のセレクタにより前記第2の受信手段を前記第2の送信手段からのデータを受信不可にするとともに前記第1の送信手段からのデータを受信可能にする第1ループバック回路切断ステップと、
    前記第2の送信手段から第2回診断メッセージを送信する第2回診断メッセージ送信ステップと、
    前記第2の受信手段が前記第2回診断メッセージを受信したか否かを判断する第2回診断メッセージ受信判断ステップと、
    前記第2回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第2回診断メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記接続ケーブルに異常があると判断する第2異常検出ステップと、
    前記第2回診断メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記第2回診断メッセージを受信したと判断した場合、前記第2の送信手段から第3回診断メッセージを送信する第3回診断メッセージ送信ステップと、
    前記第1の受信手段が前記第3回診断メッセージを受信すると、前記第2のセレクタにより前記第1の受信手段の入力側と前記第1の送信手段の出力側との間の接続を切断する第2ループバック回路切断ステップと、
    前記第1の送信手段から診断応答メッセージを送信する診断応答メッセージ送信ステップと、
    前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信したか否かを判断する診断応答メッセージ受信判断ステップと、
    前記診断応答メッセージ受信判断ステップにて、前記第2の受信手段が前記診断応答メッセージを受信しなかったと判断した場合、前記位置検出器に異常があると判断する第3異常検出ステップと、
    を備えることを特徴とするサーボ制御システムの異常検出方法。
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