JP5352565B2 - 商品販売データ処理装置及びこの装置に用いる監視用プログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置及びこの装置に用いる監視用プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、POS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
例えばスーパーマーケット等の小売店に構築されるPOSシステムは、複数台のPOS端末と、各POS端末を一元的に管理するためのストアコンピュータと、各POS端末とストアコンピュータとを双方向通信自在に接続するLAN(Local Area Network)とからなる。
POS端末は、各客が買い上げる商品の販売データを処理する。ストアコンピュータは、各POS端末で処理された商品販売データを収集し集計して、店舗全体の売上を管理する。
近年では、POSシステムに、インターネット等の汎用の広域ネットワークをさらに接続し、各POS端末またはストアコンピュータから、広域ネットワーク上の外部装置にアクセスを可能とする。
特開2003−067847号公報
POS端末は、コンピュータ機器の1種である。このため、コンピュータウィルスに感染する可能性がある。1台のPOS端末がコンピュータウィルスに感染すると、LAN接続された他のPOS端末にもコンピュータウィルスによる被害が拡がる可能性が高い。このため、コンピュータウィルスに感染したことが判明したならば、そのPOS端末を即座にLANから切離す必要がある。
しかし、POS端末を操作するオペレータは、アルバイトの店員であることが多い。また、コンピュータに詳しくない者が就いている場合も多々ある。このため、コンピュータウィルスに感染したことがわかっても、自らPOS端末をLANから切離すという行動をとることは困難である。したがって、対応の遅れが懸念される。
本発明の実施形態で解決しようとする課題は、通信系の異常時には速やかに遠隔よりネットワークからの切離しができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
一実施形態によれば、少なくともプロセッサ、メモリ及び第1の通信インターフェースを実装してなるマザーボードを搭載し、第1の通信インターフェースに接続されるネットワークを利用してホストとデータ通信を行うことにより商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、マザーボードとは別に監視ボードを搭載する。そしてこの監視ボードに、第2の通信インターフェース、監視手段、通知手段及び切離し手段を備える。第2の通信インターフェースは、ネットワークとは異なる専用のネットワークを介して行われるデータ送受信の通信手順を司る。監視手段は、マザーボードに実装される部品がコンピュータウィルスに感染しているか監視する。コンピュータウィルスへの感染が検知されると、通知手段は、第2の通信インターフェースを介して専用のネットワークに接続される外部機器に異常を通知する。外部機器から第2の通信インターフェースを介して回線切離し要求を受けると、切離し手段は、第1の通信インターフェースからネットワークを切離す。
本実施形態の全体構成図。 POS端末の要部構成を示すブロック図。 監視用プログラムの一例であるウィルス監視プログラムが起動したときの監視用コントローラの動作手順を示す流れ図。 監視用プログラムの他の例であるLAN監視プログラムが起動したときの監視用コントローラの動作手順を示す流れ図。
本実施形態は、広域ネットワークとしてインターネット1に接続可能なPOSシステム2を例示する。
図1は、本実施形態の全体構成図である。POSシステム2は、複数台のPOS端末3と、ストアコンピュータ4と、各POS端末3とストアコンピュータ4とを双方向通信自在に接続するLAN5とからなる。さらにPOSシステム2は、LAN5にルータ6を接続しており、このルータ6を介して、インターネット1を接続している。
また、各POS端末3は、前記LAN5とは別に、遠隔監視専用のネットワーク7に接続する。専用ネットワーク7には、遠隔監視用の外部パソコン8が接続されている。
POSシステム2は、スーパーマーケット,コンビニエンスストア,専門店等の小売店や、ファミリーレストラン、ファーストフード店等の飲食店の店舗に構築される。外部パソコン8は、POSシステムが構築された店舗の本部または管理事務所のような管理責任者が所在する場所に設置される。なお、チェーン店の場合には、チェーン本部に外部パソコン8を設置し、各チェーン店のPOS端末3を、専用ネットワーク7を介してチェーン本部の外部パソコン8に接続することも可能である。
図2は、POS端末3の要部構成を示すブロック図である。POS端末3は、マザーボード10を搭載している。マザーボード10には、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、補助記憶部14、時計部15、I/O(Input/Output)ポート16、通信インターフェース17及びチップセット18が実装されている。
プロセッサの一種であるCPU11は、オペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、POS端末3としての各種業務の動作を実現するべく各部を制御する。
読み出し専用のメインメモリであるROM12は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM12は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM12は、CPU11が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
読み書き自在なメインメモリであるRAM13は、CPU11が各部を制御する上で参照するデータを記憶する。さらにRAM13は、CPU11が各部を制御する上で一時的に使用するデータを記憶する、いわゆるワークエリアとして利用される。またRAM13は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
ハードディスクドライブやSSD(solid state drive)等が用いられる補助記憶部14は、CPU11が各部を制御する上で使用するデータや、CPU11の制御によって生成されたデータを保存する。また補助記憶部14は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計部15は、現在の日付及び時刻を計時する。
I/Oポート16は、モードスイッチ21の信号を入力する。モードスイッチ21は、「登録」,「点検」,「精算」等のPOS端末3が実行可能な各種業務モードの中から、いずれか1つのモードを選択するためのスイッチである。「登録」とは、入力部を介して入力された各商品の販売データをメモリに登録する業務のモードである。「点検」とは、メモリに登録された各商品の販売データを集計し、その集計結果を点検レポートとして出力する業務のモードである。「精算」とは、メモリに登録された各商品の販売データを集計し、その集計結果を精算レポートとして出力した後、メモリをクリアする業務のモードである。
また、I/Oポート16は、ドロワ22に駆動信号を出力する。ドロワ22は、現金,商品券などを収容するもので、駆動信号の入力により自動的に開放動作する。
通信インターフェース17は、LAN5を介して行われるデータ送受信の通信手順を司る。通信手順は、例えばイーサネット(登録商標)などの通信規格に準拠したものである。
チップセット18は、CPU11と、ROM12、RAM13、補助記憶部14、時計部15、I/Oポート16及び通信インターフェース17の各部との間で発生するデータの受け渡しを管理する。
また、POS端末3は、チップセット18に、入出力デバイスとして、キーボード23、オペレータ用表示器24、客用表示器25、プリンタ26、カードリーダ27、スキャナ28を接続している。チップセット18は、CPU11と、各入出力デバイスとの間で発生するデータの受け渡しも管理する。
キーボード23は、購入商品の点数や預り金額等を置数するための置数キー、小計額の算出を指令するための小計キー、1商取引の登録締めを宣言するための締めキー等を配置する。オペレータ用表示器24は、キャッシャと称されるオペレータに対して登録商品の品名,価格や、1商取引の合計金額,釣銭額などを表示する。客用表示器25は、買物客に対して同様な情報を表示する。プリンタ26は、買上レシートを印字し発行する。またプリンタ26は、前記点検レポート及び精算レポートの印刷発行も可能である。カードリーダ27は、クレジットカード,ポイントカード,プリペイドカード,電子マネーカードなどのカード媒体のデータを横取る。スキャナ28は、バーコードまたは二次元データコードを光学的に読み取る。
なお、これらの入出力デバイス23〜28は、チップセット18に対して着脱自在であり、POS端末3として全てが接続される必要は無く、POS端末3の用途に応じて必要なデバイスが選択的に接続される。また、例えば無線タグリーダ・ライタのような他の入出力デバイスが接続される場合もある。
POS端末3は、マザーボード10とは別に、監視ボード30を搭載している。監視ボード30は、監視用コントローラ31と、メモリ32と、通信インターフェース33とを実装している。
監視用コントローラ31は、後述する監視用プログラムにしたがって、前記マザーボード10に実装される部品の異常を監視し、マザーボード10に実装される部品の異常が検知されると、専用ネットワーク7を利用して外部パソコン8に異常を通知し、上記外部パソコン8から回線切離し要求を受けると、通信インターフェース17からLAN5を切離す機能を実現する。
フラッシュメモリなどの不揮発性であるメモリ32は、後述する監視用プログラムを記憶する。また、監視用コントローラ31が監視をする上で必要なデータを記憶する。
通信インターフェース33は、専用ネットワーク7を介して行われるデータ送受信の通信手順を司る。通信手順は、例えばイーサネット(登録商標)などの通信規格に準拠したものである。
図3は、監視用プログラムの一例であるウィルス監視プログラムが起動したときの監視用コントローラ31の動作手順を示す流れ図である。ウィルス監視プログラムは、POS端末3の起動と同時に起動する常駐プログラムである。
ウィルス監視プログラムが起動すると、監視用コントローラ31は、マザーボード10上の補助記憶部14またはRAM13に、コンピュータウィルスに感染したデータファイルが保存されていないか監視する(ST1:監視手段)。監視用コントローラ31は、データファイルからコンピュータウィルスが検出されるまで、コンピュータウィルスの監視を継続する。
コンピュータウィルスが検出されると(ST2のYES)、監視用コントローラ31は、通信インターフェース33を介して外部パソコン8にコンピュータウィルスの検出情報を発信する(ST3:通知手段)。検出情報には、当該ウィルス監視プログラムを搭載しているPOS端末3を個体として特定するためのID情報と、検出されたコンピュータウィルスの種別情報とが含まれる。
上記検出情報は、専用ネットワーク7を経由して外部パソコン8に送信される。上記検出情報を受信した外部パソコン8は、検出情報送信元のPOS端末3がコンピュータウィルスに感染したことを、オペレータに警告するための画面を表示する。
この警告画面を確認したオペレータ、例えば店舗の管理責任者は、外部パソコン8を操作して、LAN切離しのコマンド送信を指令する。この指令を受けた外部パソコン8は、前記ID情報を基に、専用ネットワーク7を経由して、検出情報送信元のPOS端末3宛てにLAN切離しコマンドを発信する。また、外部パソコン8は、検出されたコンピュータウィルスを駆除するためのウィルス駆除プログラムを、同POS端末3宛てにダウンロードする。
外部パソコン8にコンピュータウィルスの検出情報を発信したPOS端末3の監視用コントローラ31は、LAN5の切離し要求を待機する(ST4)。通信インターフェース33を介してLAN切離しコマンドを受信すると(ST4のYES)、監視用コントローラ31は、チップセット18を介して通信インターフェース17をダウンさせ、通信インターフェース17からLAN5を電気的に切り離す(ST5:切離し手段)。
LAN5の切離しが完了したならば、監視用コントローラ31は、外部パソコン8からダウンロードされたウィルス駆除プログラムをメモリ32上にロードする(ST6)。そして監視用コントローラ31は、このウィルス駆除プログラムを実行して、データファイルに感染したコンピュータウィルスを駆除する(ST7:制御手段)。
ウィルス駆除プログラムを実行し終えると、監視用コントローラ31は、コンピュータウィルスが駆除されたか否かをチェックする(ST8)。駆除されていない場合(ST8のNO)、ウィルス監視プログラムが停止する。監視用コントローラ31は、POS端末3の電源が再投入されるまで、ウィルス監視プログラムによる制御を終了する。
コンピュータウィルスが駆除された場合には(ST8のYES)、監視用コントローラ31は、チップセット18を介して通信インターフェース17を復旧させ、LAN5の切離し状態を解除する(ST9:解除手段)。その後、監視用コントローラ31は、ステップST1の処理に戻り、コンピュータウィルスの監視を再開する。
図4は、監視用プログラムの他の例であるLAN監視プログラムが起動したときの監視用コントローラ31の動作手順を示す流れ図である。LAN監視プログラムは、POS端末3の起動と同時に起動する常駐プログラムである。
LAN監視プログラムが起動すると、監視用コントローラ31は、マザーボード10上の通信インターフェース17を監視し、LAN5を利用したデータ通信に障害が発生していないか監視する(ST11:監視手段)。監視用コントローラ31は、データ通信の障害が検出されるまで、通信インターフェース17の監視を継続する。
データ通信の障害が検出されると(ST12のYES)、監視用コントローラ31は、通信インターフェース33を介して外部パソコン8に、ネットワーク通信の障害検出情報を発信する(ST13:通知手段)。検出情報には、当該LAN監視プログラムを搭載しているPOS端末3を個体として特定するためのID情報が含まれる。
上記検出情報は、専用ネットワーク7を経由して外部パソコン8に送信される。上記検出情報を受信した外部パソコン8は、検出情報送信元のPOS端末3でネットワーク障害が発生していることを、オペレータに警告するための画面を表示する。
この警告画面を確認したオペレータ、例えば店舗の管理責任者は、外部パソコン8を操作して、LAN切離しのコマンド送信を指令する。この指令を受けた外部パソコン8は、専用ネットワーク7を経由して検出情報送信元のPOS端末3宛てにLAN切離しコマンドを発信する。
外部パソコン8にネットワーク通信の障害検出情報を発信したPOS端末3の監視用コントローラ31は、LAN5の切離し要求を待機する(ST14)。通信インターフェース33を介してLAN切離しコマンドを受信すると(ST14のYES)、監視用コントローラ31は、チップセット18を介して通信インターフェース17をダウンさせ、通信インターフェース17からLAN5を電気的に切り離す(ST15:切離し手段)。
LAN5の切離しが完了したならば、監視用コントローラ31は、例えば2,3秒の一定時間が経過するのを待機する(ST16)。そして一定時間が経過したならば、監視用コントローラ31は、チップセット18を介して通信インターフェース17を復旧させ、LAN5の切離し状態を解除する(ST17:解除手段)。
その後、監視用コントローラ31は、LAN5のデータ通信障害が復旧したか否かを判定する(ST18)。復旧した場合(ST18のYES)、監視用コントローラ31は、ステップST1の処理に戻り、LAN5の監視を再開する。
これに対し、LAN5のデータ通信障害が復旧していない場合には(ST18のNO)、監視用コントローラ31は、通信インターフェース33を介して外部パソコン8に、ネットワーク通信の障害検出情報を再度発信する(ST19:通知手段)。また、監視用コントローラ31は、チップセット18を介して通信インターフェース17を再度ダウンさせる。以上で、LAN監視プログラムが停止する。監視用コントローラ31は、POS端末3の電源が再投入されるまで、LAN監視プログラムによる制御を終了する。
なお、ネットワーク通信の障害検出情報を再度受信した外部端末は、ネットワーク障害が自動復旧しなかった旨をオペレータに報知する画面を表示する。
このように、本実施形態によれば、POS端末3がコンピュータウィルスに感染すると、そのPOS端末3が搭載する監視用コントローラ31の作用により、即座に、コンピュータウィルスの感染情報が、外部パソコン8に通知される。そして、この通知を確認したオペレータ、例えば店舗管理者が、外部パソコン8を操作して、LAN切離しのコマンド送信を指令すると、POS端末3は、監視用コントローラ31の作用により、通信インターフェース17からLAN5が電気的に切り離される。その結果、コンピュータウィルスが、LAN5に接続された他のPOS端末3やストアコンピュータ4に拡がるのを、遠隔より防止することができる。
また、本実施形態によれば、POS端末3においてLAN5を利用したデータ通信が不能になると、そのPOS端末3が搭載する監視用コントローラ31の作用により、即座に、データ通信障害情報が、外部パソコン8に通知される。そして、この通知を確認したオペレータ、例えば店舗管理者が、外部パソコン8を操作して、LAN切離しのコマンド送信を指令すると、POS端末3は、監視用コントローラ31の作用により、通信インターフェース17からLAN5が一旦切り離され、所定時間経過後に再度接続される。
LAN5のネットワーク障害のなかには、上述したような切離しと再接続とを行うことで復旧することがある。したがって、ネットワーク障害を遠隔より復旧させることができる場合がある。
以下、前記実施形態の変形例について説明する。
例えば、前記実施形態では、監視用プログラムとしてウィルス監視プログラムとLAN監視プログラムとを例示したが、監視用プログラムはこれに限定されるものではない。また、1台のPOS端末がこれらの監視用プログラムを全て実装してもよいし、その中の一部を実装してもよい。
また、前記実施形態において、ウィルス監視プログラムによる処理手順をステップST5までで終了させてもよい。この場合、コンピュータウィルスの駆除とLAN切離しの解除は、オペレータが手動で行うことになる。この場合でも、ウィルス感染の被害拡大を未然に防止できる効果は奏する。
また、前記実施形態において、LAN監視プログラムの処理手順のステップST18で“NO”のとき、複数回LANの切離しと切離し解除を繰り返し、それでも障害が復旧しない場合にLANを切離して終了するようにしてもよい。こうすることにより、障害から自動復旧する可能性が高くなる。
なお、動作を実行する主体は例えば、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの複合体、ソフトウェア、及び実行中のソフトウェアなどといった、コンピュータに係る主体である。動作を実行する主体は例えば、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、スレッド、プログラムおよびコンピュータであるがこれらに限るものではない。例えば、POS端末やそこで実行されるアプリケーションが動作を実行する主体であってもよい。プロセスやスレッドに、動作を実行する主体を複数演じさせてもよい。動作を実行する主体が1つのPOS端末内にあってもよいし、複数のPOS端末へ分配されたかたちであってもよい。
装置内部に以上説明した機能が予め記録されていてもよいし、同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしてもよいし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、ディスクROMやメモリカード等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]少なくともプロセッサ、メモリ及び通信インターフェースを実装してなるマザーボードを搭載し、前記通信インターフェースに接続されるネットワークを利用してホストとデータ通信を行うことにより商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、前記マザーボードに実装される部品の異常を監視する監視手段と、この監視手段により異常が検知されると、前記ネットワークとは異なる専用のネットワークを利用して外部機器に異常を通知する通知手段と、前記外部機器から回線切離し要求を受けると、前記通信インターフェースから前記ネットワークを切離す切離し手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
[2]前記監視手段は、コンピュータウィルスの感染有無を監視する手段であることを特徴とする[1]記載の商品販売データ処理装置。
[3]前記外部機器からコンピュータウィルスの駆除ソフトウェアがダウンロードされると、この駆除ソフトウェアを実行して、前記コンピュータウィルスを駆除する制御手段と、前記コンピュータウィルスが駆除されたならば前記ネットワークの切離し状態を解除する解除手段とをさらに具備したことを特徴とする[2]記載の商品販売データ処理装置。
[4]前記監視手段は、ネットワーク障害の有無を監視する手段であることを特徴とする[1]記載の商品販売データ処理装置。
[5]前記切離し手段により前記通信インターフェースから前記ネットワークを切離した後、所定時間経過後に前記ネットワークの切離し状態を解除する解除手段をさらに具備したことを特徴とする[4]記載の商品販売データ処理装置。
[6]少なくともプロセッサ、メモリ及び通信インターフェースを実装してなるマザーボードを搭載し、前記通信インターフェースに接続されるネットワークを利用してホストとデータ通信を行うことにより商品販売データを処理する商品販売データ処理装置の監視用プログラムであって、前記商品販売データ処理装置に、前記マザーボードに実装される部品の異常を監視する機能と、前記マザーボードに実装される部品の異常が検知されると、前記ネットワークとは異なる専用のネットワークを利用して外部機器に異常を通知する機能と、前記外部機器から回線切離し要求を受けると、前記通信インターフェースから前記ネットワークを切離す機能とを実現させるための監視用プログラム。
1…インターネット、2…POSシステム、3…POS端末、4…ストアコンピュータ、5…LAN、6…ルータ、7…専用ネットワーク、8…外部パソコン、10…マザーボード、30…監視用ボード、31…監視用コントローラ。

Claims (3)

  1. 少なくともプロセッサ、メモリ及び第1の通信インターフェースを実装してなるマザーボードを搭載し、前記第1の通信インターフェースに接続されるネットワークを利用してホストとデータ通信を行うことにより商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    前記マザーボードとは別に監視ボードを搭載し、
    前記監視ボードは、
    前記ネットワークとは異なる専用のネットワークを介して行われるデータ送受信の通信手順を司る第2の通信インターフェースと、
    前記マザーボードに実装される部品がコンピュータウィルスに感染しているか監視する監視手段と、
    この監視手段によりコンピュータウィルスへの感染が検知されると、前記第2の通信インターフェースを介して前記専用のネットワークに接続される外部機器に異常を通知する通知手段と、
    前記外部機器から前記第2の通信インターフェースを介して回線切離し要求を受けると、前記第1の通信インターフェースから前記ネットワークを切離す切離し手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記外部機器から前記第2の通信インターフェースを介してコンピュータウィルスの駆除ソフトウェアがダウンロードされると、この駆除ソフトウェアを実行して、前記コンピュータウィルスを駆除する制御手段と、
    前記コンピュータウィルスが駆除されたならば前記第1のネットワークの切離し状態を解除する解除手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項記載の商品販売データ処理装置。
  3. 少なくともプロセッサ、メモリ及び第1の通信インターフェースを実装してなるマザーボードを搭載し、前記第1の通信インターフェースに接続されるネットワークを利用してホストとデータ通信を行うことにより商品販売データを処理する商品販売データ処理装置の監視用プログラムであって、
    前記マザーボードとは別に搭載される監視ボードのコントローラに、
    前記マザーボードに実装される部品がコンピュータウィルスに感染しているか監視する機能と、
    前記コンピュータウィルスへの感染が検知されると、前記監視ボードに搭載され、前記ネットワークとは異なる専用のネットワークを介して行われるデータ送受信の通信手順を司る第2の通信インターフェースを介して、前記専用のネットワークに接続される外部機器に異常を通知する機能と、
    前記外部機器から前記第2の通信インターフェースを介して回線切離し要求を受けると、前記第1の通信インターフェースから前記ネットワークを切離す機能と、
    を実現させるための監視用プログラム。
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