JP5352429B2 - 電磁継続器 - Google Patents
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Description
このような観点からすると、特許文献1に記載の技術においては、アーマチュアの作動安定性に向上の余地がある。すなわち、この技術においては、図10に示すように、アーマチュア1の一端側において、平板状継鉄3の端部と、励磁コイル(図示無し)を巻き回すために平板状継鉄3に設けられた巻枠4と、ベースハウジング5に設けられた凸部5aと、によって囲まれて、空間6が形成されている。アーマチュア1の一端側に設けられた支軸部2は、この空間6に挿入されることで、アーマチュア1が回動自在に設けられている。
このように、アーマチュアの軸部の少なくとも一方は、継鉄の表面および突起と、ベースハウジングの端壁およびビーム部とに囲まれた空間において回動自在に支持されている。つまりこの軸部は、継鉄とベースハウジングの2つのみの部材によって画定される空間に支持されるため、軸部を支持する空間を形成する部材数を抑え、その位置精度を向上させることができる。
また、突起の先端部は、先端にいくに従い外径が漸次縮小するテーパ形状とするのが好ましい。これにより、継鉄をベースハウジングに組み付けるときに、突起とベースハウジング側のビーム部とが引っ掛かることなく、容易に組付けを行える。また、突起の部分と、周囲の平面部分とのつなぎ目の断面をなるべくせん断させないようにすることができる。
図1、図2に示すように、電磁継続器100は、絶縁性のベースハウジング10と、ベースハウジング10に組み付けられる操作電磁石30と、可動接触片21および固定接触片22と、ケース70とから構成されている。
前方延出壁14aは、前壁14bよりも前方に突出し、励磁コイル56とアーマチュア60の胴部61間を延びる絶縁壁14gを有する。絶縁壁14gは、ベースハウジング10の前方側において折れ曲がって上方に立ち上がる立ち上がり壁14hが一体に形成されている。
図2、図5、図6に示すように、可動接触片21は、リン青銅等の銅合金板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成され、一端部21a側がベースハウジング10に固定されるとともに、一端部21aからベース板部11側に向けて、回路基板(図示せず)に接続される基板接続部21bが突出形成されている。また、可動接触片21は、一端部21aから他端側に向けて、接触片収容空間14の前壁14bに近接して沿うように延びる弾性ばね片21cが形成されている。弾性ばね片21cの一面側には、可動接点21dが設けられている。
アーマチュア60は、一端側の軸部62a、62bが、凹部18b、空間16aに受容されて支持されることで、軸部62a、62bを中心に回動可能になる。
ここで、ビーム部16は、突起45に突き当たる構成であるため、図3中に二点鎖線で示すように、ビーム部16が、成形時の誤差等により、継鉄40側に倒れている場合、これを正規の位置に矯正することができる。
このうち、継鉄40は金属製であることから、変形等も少なく、高精度な位置規制が可能である。一方、ベースハウジング10は樹脂製であるが、端壁13Aの内側の表面に突き当てるように、継鉄40をベースハウジング10に圧入する構成とすることで、端壁13Aやビーム部16の位置を補正することができる。したがって、ベースハウジング10側においても、アーマチュア60の位置を高精度に規制できる。
一方、アーマチュア60が継鉄40から離間するときのアーマチュア60の回動範囲は、図5に示したように、端壁13Bに連続してアーマチュア60側に突出した突出壁19にアーマチュア60の吸引部63側の端部が突き当たることによって規制される。
励磁コイル56を励磁すると、アーマチュア60は磁力により引き寄せられて軸部62a、62bを中心に回転し、吸引部63が継鉄40の脚部43に接触する。すると、作動片64の背面にある突起部65が可動接触片21の弾性ばね片21cを押圧して弾性ばね片21cが弾性変形し、可動接点21dが固定接点22dに接触するようになっている。
例えば、ベースハウジング10には、アーマチュア60の軸部62bを受容する凹部18bが形成されているが、この軸部62bを受容するのは必ずしも凹部18bである必要はなく、穴であってもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
Claims (5)
- ベースハウジングと、
前記ベースハウジングに固定された平板状の継鉄と、
前記継鉄に巻き回された励磁コイルと、
前記継鉄に対向して配置されて、一端側が回動自在に軸支され、前記励磁コイルによる励磁・非励磁の切り替えにより他端側が前記継鉄に接近・離間可能とされたアーマチュアと、
前記ベースハウジングに固定された固定接触片と、
前記アーマチュアが前記一端側を中心として回動したときに前記アーマチュアに押圧されて前記固定接触片に対して断続される可動接触片と、を備え、
前記アーマチュアの前記一端側に、一対の軸部が当該一端側における回動軸方向に突出形成され、
前記軸部の少なくとも一方は、前記継鉄の表面と、前記継鉄の前記表面に突出形成された突起と、前記ベースハウジングにおいて前記継鉄の一端側に沿って形成された端壁と、前記端壁から前記突起に対向するよう延びたビーム部とに囲まれた空間において回動自在に支持されていることを特徴とする電磁継続器。 - 前記ビーム部は、前記突起に突き当たることによって前記空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁継続器。
- 前記突起は、前記アーマチュアの前記軸部を前記空間内で安定させる形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継続器。
- 前記突起は、前記継鉄からの突出方向に平行な外周面を有することを特徴とする請求項3に記載の電磁継続器。
- 前記突起の先端部は、先端にいくに従い外径が漸次縮小するテーパ形状とされていることを特徴とする請求項3または4に記載の電磁継続器。
Priority Applications (1)
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JP2009256336A JP5352429B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電磁継続器 |
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JP2009256336A JP5352429B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電磁継続器 |
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JP2011100695A JP2011100695A (ja) | 2011-05-19 |
JP5352429B2 true JP5352429B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=44191710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009256336A Active JP5352429B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電磁継続器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5352429B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001068003A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Fuji Electric Co Ltd | 電磁継電器 |
JP3934376B2 (ja) * | 2001-10-01 | 2007-06-20 | タイコ エレクトロニクス イーシー株式会社 | 電磁継電器 |
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2009
- 2009-11-09 JP JP2009256336A patent/JP5352429B2/ja active Active
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JP2011100695A (ja) | 2011-05-19 |
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