JP5352287B2 - ブルドーザの自動変速装置 - Google Patents

ブルドーザの自動変速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5352287B2
JP5352287B2 JP2009053280A JP2009053280A JP5352287B2 JP 5352287 B2 JP5352287 B2 JP 5352287B2 JP 2009053280 A JP2009053280 A JP 2009053280A JP 2009053280 A JP2009053280 A JP 2009053280A JP 5352287 B2 JP5352287 B2 JP 5352287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
speed
automatic transmission
speed stage
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009053280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010209924A (ja
Inventor
健二郎 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2009053280A priority Critical patent/JP5352287B2/ja
Priority to US13/144,714 priority patent/US8838345B2/en
Priority to DE112010000979T priority patent/DE112010000979T5/de
Priority to CN201080007330.3A priority patent/CN102317658B/zh
Priority to PCT/JP2010/051912 priority patent/WO2010101004A1/ja
Publication of JP2010209924A publication Critical patent/JP2010209924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5352287B2 publication Critical patent/JP5352287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2253Controlling the travelling speed of vehicles, e.g. adjusting travelling speed according to implement loads, control of hydrostatic transmission
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/202Mechanical transmission, e.g. clutches, gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/16Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/16Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
    • F16H2061/163Holding the gear for delaying gear shifts under unfavorable conditions, e.g. during cornering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

本発明は、自動変速装置、特に、複数の速度段を有する変速機を備え、オペレータが選択した速度段で発進可能なブルドーザの自動変速装置に関する。
ブルドーザにおいては、一般的に自動変速装置が設けられている。この自動変速装置では、車速に応じて速度段が切り換えられ、特に走行中に負荷がかかって予め設定された所定の車速以下になると、自動的にシフトダウンが実行される。
このような自動変速機能を有するブルドーザにおいて、特許文献1や特許文献2に示すように、発進時には自動的に1速が選択され、その後、車速の増加に応じて2速、3速と変速制御されるものがある。
一方で、発進時にはオペレータによって選択された速度段で発進し、その後、車速に応じて速度段が切り換えられていくものも提供されている。
後者のタイプの自動変速機能を有するブルドーザでは、一定の変速無視時間が設定されている。すなわち、発進直後は車速がゼロから加速していくので、この加速期間の低速状態のときに自動でシフトダウンすることがないように、自動変速機能によるシフトダウンの指示を無視する時間が設定されている。
特許第3242421号公報 特許第3250820号公報
前述のような変速無視時間が設定された自動変速装置において、車両の加速性は、使用する速度段、エンジンの加速性能、土質、車両の傾斜状態等において変化するために、変速無視時間はある程度長めに設定する必要がある。例えば、高速度段や前後進切換時には加速性が悪いので、これら以外の場合に比較して変速無視時間を長く設定しなければならない。
一方で、例えば前進2速で発進した直後に土工板に土砂をかかえて掘削するような作業をした場合には、大きな牽引力を得るために、早めに1速にシフトダウンされることが好ましい。しかし、変速無視時間が長めに設定されていると、1速にシフトダウンして欲しいにもかかわらず2速が維持され、牽引力が不足して車両が停止してしまう場合がある。
本発明の課題は、オペレータの選択によって任意の速度段で発進が可能なブルドーザの自動変速装置において、変速無視時間を設定しつつ発進直後や前後進切換時等の低速時に、走行負荷が大きな場合には十分な牽引力が得られるようにすることにある。
第1発明に係るブルドーザの自動変速装置は、複数の速度段を有する変速機を備えたブルドーザの自動変速装置であって、自動変速手段と、速度段維持手段と、負荷検出手段と、制御規制手段と、を備えている。自動変速手段は車速に応じて複数の速度段を切り換える。速度段維持手段は、所定の変速無視時間が設定されており、変速完了後において変速無視時間が経過するまでは自動変速手段の切換指示を無視して選択されている速度段を維持する。負荷検出手段は車両の負荷を検出する。制御規制手段は、発進時又は前後進の切換時で、1速以外の速度段を選択した場合で、かつ負荷が所定の負荷以上の場合には、変速無視時間が経過していない期間中でも自動変速手段のシフトダウン指示に従うように速度段維持手段の制御処理を規制する。
この装置では、車速に応じて速度段が自動的に切り換えられる。また、変速完了後は、変速無視時間が経過するまでは自動変速手段の切換指示を無視して現在選択されている速度段が維持される。一方、車両の負荷が所定以上の場合には、変速無視時間が経過していない期間中でも、速度段維持手段の制御処理が規制され、自動変速手段の切換指示に従って変速処理が実行される。
ここでは、変速無視時間の期間中は変速指示が無視されるので、2速や3速で発進したとしても、発進直後の低速時にオペレータの意志に反して勝手にシフトダウンされることがない。しかし、例えば2速や3速で発進した直後に作業がなされ、大きな負荷がかかった場合には、変速無視時間が経過していない期間中でも変速指示を無視せずに、通常の自動変速処理に従って変速が実行される。
ここでは、負荷がなく加速していきたいときにはシフトダウンせずにスムーズな加速が得られる。一方で、作業が実行されて負荷がかかった場合には、速やかにシフトダウンが実行されて大きな牽引力を得ることができる。
第2発明に係るブルドーザの自動変速装置は、第1発明の装置において、制御規制手段は発進時又は前後進の切換時に制御処理を実行する。
一般的に、発進時又は前後進の切換時において、変速無視時間による弊害が顕著であるので、ここでは、発進時又は前後進の切換時においてのみ、速度段維持の制御処理を規制している。
第3発明に係るブルドーザの自動変速装置は、第2発明の装置において、負荷検出手段は車両の減速度及び車速を検出する。
この装置では、車両の減速度及び車速を検出することにより、車両にかかる負荷が検出される。したがって、容易に負荷を検出することができる。
第4発明係るブルドーザの自動変速装置は、第3発明の装置において、制御規制手段は、車両の減速度が所定値より大きいか、もしくは車速が所定値より低い場合に、負荷が所定の負荷以上であると判断する。
ここでは、車両の減速度が所定値より大きいか、もしくは車速が所定値より低い場合に、車両に予め設定された負荷を越える負荷がかかっていると判断され、速度段維持のための制御を規制する。このため、車両の負荷が一定以上になると、通常の自動変速処理が実行され、原則的にはシフトダウンが実行される。
第5発明に係るブルドーザの自動変速装置は、第4発明において、選択されている速度段を検出する速度段検出手段をさらに備え、制御規制手段は、選択されている速度段が、加速性の悪い予め設定された所定の速度段についてのみ実行する。
この場合は、加速性の悪い速度段でのみ速度段維持の制御が規制されるので、無駄な制御規制を避けることができ、よりスムーズな加速による走行を行うことができる。
第6発明に係るブルドーザの自動変速装置は、第1から第5発明のいずれかの装置において、自動変速手段は、各速度段に対応して設けられた油圧クラッチに圧油の供給を指示するものであり、速度段維持手段は、変速が完了したことを検出する変速完了検出手段と、変速の完了を受けて変速無視時間の計測を開始するタイマーと、を有している。そして、変速完了検出手段は、油圧クラッチに圧油が供給されて油圧クラッチに所定の押圧力が発生したタイミングを変速完了として検出する。
ここで、変速機に各速度段に対応して油圧クラッチが設けられている場合は、変速指令がなされても、すぐに変速がなされるわけではない。具体的には、変速指令がなされると、まず、圧油が対応する油圧クラッチに供給される。このとき油圧クラッチでは、シリンダ内に圧油が供給されてピストンがクラッチ板側に移動する。そして、シリンダがクラッチ板に接触し、その後さらに圧油を供給されることにより、ピストンのクラッチ板への押圧力が発生する。
そこで、ここでは、クラッチ板への所定の押圧力が発生した時点を変速が完了したと判断し、このタイミングからタイマーのカウントを開始している。このため、特に前後進の切換が行われたときのように、変速指令のタイミングと選択された速度段での実際の動力伝達が開始されるタイミングとで大きく差がある場合に、正確な制御を行うことができる。
以上のような本発明では、特に、オペレータの選択によって任意の速度段で発進した場合や、前後進の切換時に、負荷が小さい場合はシフトダウンが行われずにスムーズな加速が得られ、また変速完了後に作業を行って大きな負荷がかかったような場合は、速やかにシフトダウンが実行されて十分な牽引力を得ることができる。
本発明の一実施形態による自動変速装置を備えたブルドーザの概略構成図。 自動変速装置の制御フローチャート。 (a)は前後進切換操作タイミングと車速の関係を示す図であり、(b)は時間と車速の関係を示す図。
[全体構成]
図1に、本発明の一実施形態による自動変速装置を備えたブルドーザの概略構成を示す。なお、ここでは動力伝達及びその制御に関連する構成のみを示し、他の作業機や履帯等は省略している。このブルドーザは、エンジン1と、トルクコンバータ2及びロックアップクラッチ3を含む動力伝達装置と、ロックアップ制御弁4及び前後進レバー5を有する制御操作部と、歯車式変速機10と、を備えている。ロックアップ制御弁4はロックアップクラッチ3の連結(オン)、非連結(オフ)を制御する弁である。
歯車式変速機10は、前進クラッチ11と、後進クラッチ12と、1速クラッチ13と、2速クラッチ14と、3速クラッチ15と、有している。また、このブルドーザには、変速機出力軸回転数、即ち車速を検出する車速検出器16と、横軸装置17と、スプロケット18と、が設けられている。なお、各クラッチは多板型の油圧式クラッチである。
歯車式変速機10は、変速制御弁20により変速制御されるようになっている。この変速制御弁20には、後進クラッチ弁21と、前進クラッチ弁22と、3速クラッチ弁23と、2速クラッチ弁24と、1速クラッチ弁25と、が含まれている。
[制御装置]
さらに、このブルドーザには、RAM、ROM及びCPU等からなるマイクロコンピュータを含む制御装置26が設けられており、この制御装置26には、ロックアップ制御弁4、前後進レバー5、車速検出器16、後進クラッチ弁21、前進クラッチ弁22、3速クラッチ弁23、2速クラッチ弁24、1速クラッチ弁25が接続されている。
そして、制御装置26、変速制御弁20及び車速検出器16により、自動変速手段と、速度段維持手段と、負荷検出手段と、制御規制手段と、が構成されている。自動変速手段は車速に応じて複数の速度段を切り換える機能を有する。速度段維持手段は、所定の変速無視時間Tsftが設定されており、発進直後あるいは前後進切換時において変速無視時間が経過するまでは自動変速手段の切換指示を無視して現在選択されている速度段を維持する機能を有する。負荷検出手段は、減速度及び車速から負荷を検出する機能を有する。制御規制手段は、減速度が所定値より大きいか、もしくは車速が所定値より低い場合には、変速完了後において変速無視時間が経過していない期間中でも自動変速手段の切換指示に従うように速度段維持手段の制御処理を規制する機能を有する。なお、減速度は、車速検出器16からの検出結果を得て、制御手段26により演算により検出されるものである。
[制御処理]
次に、本装置の制御処理について、図2に示すフローチャートにしたがって説明する。まず、ステップS1では、変速機10の変速が完了したか否かを判断する。ここで、「変速の完了」を判断するタイミングについて、図3(a)及び(b)を用いて詳細に説明する。図3(a)は、横軸に時間を、縦軸に前進クラッチ11に供給される油圧をとり、前進クラッチ11に供給される油圧の変化を示したものである。また図3(b)は、横軸に時間を、縦軸に車速をとり、前後進レバー5を後進から前進に切り換えた場合の速度変化を示したものである。
図3(a)及び(b)に示すように、前後進レバー5の操作を受けてタイミングt1で制御装置26から後進から前進への切換指示が出力される。一方、車速は、負(後進)から正(前進)に徐々に変わって加速されていくことになる。このときの状況を前進クラッチ11に供給される油圧で見ると、図3(a)に示すようになる。すなわち、制御装置26からの指令を受けて、前進クラッチ弁22を介して前進クラッチ11に圧油が供給されると、時刻t1〜t2の間は低い油圧のまま推移する。この間は、前進クラッチ11のピストンが移動してクラッチ板に当接するまでの時間である。そして、時刻t2〜t3においては、前進クラッチ弁22の特性にしたがって油圧は徐々に上昇していく。この時刻t2〜t3はクラッチ板の押付力は十分ではなく、場合によってはクラッチがすべっている状況である。そして、時刻t3では、予め設定されたクラッチ押圧力が得られた状態であり、油圧は前進クラッチ弁22によって圧力Pmaxに制御される。この時刻t3を「変速完了」のタイミングと見なしている。
変速完了と判断すると、ステップS1からステップS2に移行する。ステップS2では、変速無視時間Tsftを計測するためのタイマーをリセットする。すなわち、変速無視時間Tsftの計測を開始する。ここで、変速無視時間Tsftは、前後進レバーを切り換えてから実際の進行方向が変わり、所定の車速まで加速するのに十分な時間に設定される。ここで、「所定の車速」とは、自動変速でシフトダウンされる車速である。なお、図3(b)は、条件によって車両の加速性にばらつきが生じることを表している。すなわち、実線は加速が最も悪い場合の特性を、また、破線は加速が最も良い場合の特性を示している。具体的な変速無視時間Tsftとしては、図3(a)及び(b)に示すように、クラッチが係合してから所定の車速になるまでにタイムラグ(t4−t3)があるために、少なくとも(t4−t3)の期間を超える時間に設定されている。
次にステップS3では、タイマーの計測時間Tが変速無視時間Tsftに到達したか否かを判断する。変速無視時間内であれば、すなわち、タイマーのカウント値Tが変速無視時間Tsftに到達していなければ、ステップS3からステップS4に移行する。ステップS4では、前後進レバー5の切換方向が、中立位置から前進側(N→F)であるか、もしくは後進から前進あるいは前進から後進(R→F,F→R)であるかを判断する。すなわち、発進であるか前後進の切換であるかを判断する。また、ステップS5では、車速Vが予め設定された最低車速V1より低速であるか、もしくは減速度が予め設定された減速度α以上であるかを判断する。なお、減速度αは、発進直後に作業を開始して車速が急激に低下した場合を想定したものであり、実験により求められて予め設定された値である。また、減速度以外に最低車速V1をも判断しているのは、作業負荷が過大で、車速が急激に低下し、車両が停止してしまうような場合には減速度が検出できないため、減速度による判断の代替とするためである。なお、最低車速V1は、自動変速処理において、2速から1速に切り換えるしきい値速度よりもさらに低い値に設定されている。
ステップS4及びステップS5でYESと判断した場合は、ステップS6の通常の変速処理を実行する。すなわち、変速無視時間が経過していない場合であっても、変速無視時間内の速度段維持のための制御を中止し、通常の自動変速処理による指示に従って自動変速を実行する。具体的には、ステップS5でYESと判断された段階では、車速は、現在選択されている速度段よりも低速段に変速すべき車速以下になっているはずであるので、ステップS6の処理により、シフトダウンが実行される。このシフトダウンによって十分な牽引力を得ることができる。
一方、変速完了後、変速無視時間Tsftに到達した場合は、ステップS3からステップS6に移行し、通常の変速処理を実行する。ステップS6における通常の変速処理は従来と全く同様の処理であり、車速に応じて変速機の速度段が切り換えられる。
[特徴]
(a) 発進直後や前後進切換時においては、変速無視時間が経過するまでは自動変速手段の切り換え指示を無視して現状の変速度段が維持されるので、2速や3速で発進したとしても、発進直後の低速時にオペレータの意志に反して勝手にシフトダウンされることがない。したがって、スムーズな加速が得られる。一方で、変速無視時間内の制御実行中であっても、車両に大きな負荷が作用した場合には、通常の変速処理が実行されてシフトダウンがなされる。このため、変速無視時間が経過していない期間中でも十分な牽引力が得られ、スムーズな作業を行うことができる。
(b) 車両の減速度及び車速を検出することにより、車両にかかる負荷を検出しているので、負荷検出のための構成が容易である。
(c) 変速時に、油圧クラッチに圧油が供給されて油圧クラッチに押圧力が発生したタイミングを変速完了として検出するので、正確な制御を行うことができる。
[他の実施形態]
前記実施形態では、速度段維持の制御を規制する速度段を特に限定していないが、特に加速性の悪い、例えば前進3速のみに限定して規制するようにしてもよい。
前記実施形態では、ロックアップクラッチ付きの自動変速装置の例について述べたが、本発明はロックアップクラッチを備えていない自動変速装置にも適用可能である。
また、負荷検出のための構成は前記実施形態に限定されるものではない。
1 エンジン
5 前後進レバー
10 歯車式変速機
11 前進クラッチ
12 後進クラッチ
20 変速制御弁
26 制御装置

Claims (6)

  1. 複数の速度段を有する変速機を備えたブルドーザの自動変速装置であって、
    車速に応じて前記複数の速度段を切り換える自動変速手段と、
    所定の変速無視時間が設定されており、変速完了後において前記変速無視時間が経過するまでは前記自動変速手段の切換指示を無視して選択されている速度段を維持する速度段維持手段と、
    車両の負荷を検出する負荷検出手段と、
    発進時又は前後進の切換時で、1速以外の速度段を選択した場合で、かつ前記負荷が所定の負荷以上の場合には、前記変速無視時間が経過していない期間中でも前記自動変速手段のシフトダウン指示に従うように前記速度段維持手段の制御処理を規制する制御規制手段と、
    を備えたブルドーザの自動変速装置。
  2. 前記制御規制手段は発進時又は前後進の切換時にのみ制御処理を実行する、請求項1に記載のブルドーザの自動変速装置。
  3. 前記負荷検出手段は車両の減速度及び車速を検出する、請求項2に記載のブルドーザの自動変速装置。
  4. 前記制御規制手段は、前記車両の減速度が所定値より大きいか、もしくは車速が所定値より低い場合に、負荷が所定の負荷以上であると判断する、請求項3に記載のブルドーザの自動変速装置。
  5. 選択されている速度段を検出する速度段検出手段をさらに備え、
    前記制御規制手段は、選択されている速度段が、加速性の悪い予め設定された所定の速度段についてのみ実行する、
    請求項4に記載のブルドーザの自動変速装置。
  6. 前記自動変速手段は、各速度段に対応して設けられた油圧クラッチに圧油の供給を指示するものであり、
    前記速度段維持手段は、変速が完了したことを検出する変速完了検出手段と、変速の完了を受けて変速無視時間の計測を開始するタイマーと、を有し、
    前記変速完了検出手段は、前記油圧クラッチに圧油が供給されて前記油圧クラッチに押圧力が発生したタイミングを変速完了として検出する、
    請求項1から5のいずれかに記載のブルドーザの自動変速装置。
JP2009053280A 2009-03-06 2009-03-06 ブルドーザの自動変速装置 Active JP5352287B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009053280A JP5352287B2 (ja) 2009-03-06 2009-03-06 ブルドーザの自動変速装置
US13/144,714 US8838345B2 (en) 2009-03-06 2010-02-10 Automatic transmission system for bulldozer
DE112010000979T DE112010000979T5 (de) 2009-03-06 2010-02-10 Automatikgetriebesystem für Bulldozer
CN201080007330.3A CN102317658B (zh) 2009-03-06 2010-02-10 推土机的自动变速装置
PCT/JP2010/051912 WO2010101004A1 (ja) 2009-03-06 2010-02-10 ブルドーザの自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009053280A JP5352287B2 (ja) 2009-03-06 2009-03-06 ブルドーザの自動変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010209924A JP2010209924A (ja) 2010-09-24
JP5352287B2 true JP5352287B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=42709566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009053280A Active JP5352287B2 (ja) 2009-03-06 2009-03-06 ブルドーザの自動変速装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8838345B2 (ja)
JP (1) JP5352287B2 (ja)
CN (1) CN102317658B (ja)
DE (1) DE112010000979T5 (ja)
WO (1) WO2010101004A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9234750B2 (en) * 2012-07-30 2016-01-12 Caterpillar Inc. System and method for operating a machine
KR101969175B1 (ko) * 2012-12-24 2019-04-15 두산인프라코어 주식회사 자동 변속식 굴삭기
CN104196070A (zh) * 2014-09-23 2014-12-10 山推工程机械股份有限公司 一种推土机工作装置自动控制方法及系统
US10619330B2 (en) 2016-11-08 2020-04-14 Guangxi Liugong Machinery Co., Ltd. Multiple level work hydraulics anti-stall
US10030357B1 (en) 2017-01-24 2018-07-24 Deere & Company Vehicle speed control based on grade error
JP7309566B2 (ja) * 2019-10-28 2023-07-18 株式会社クボタ 作業機

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02199356A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Komatsu Ltd 建設機械の自動変速装置
JP2874245B2 (ja) 1990-02-17 1999-03-24 いすゞ自動車株式会社 副室式ディーゼルエンジン
JPH03250820A (ja) 1990-02-28 1991-11-08 Oki Electric Ind Co Ltd ローカルエリアネットワーク及び通信ネットワーク
JP3250820B2 (ja) 1991-06-13 2002-01-28 株式会社小松製作所 ブルドーザの自動変速方法
JP3242421B2 (ja) 1991-06-27 2001-12-25 株式会社小松製作所 ブルドーザの自動変速装置
US5401223A (en) * 1993-08-18 1995-03-28 Cummins Electronics Company, Inc. Method and device for controlling critical switch failure and neutral conditions at high and low vehicle speeds
US5778331A (en) * 1996-06-14 1998-07-07 Chrysler Corporation Kickdown delay in cruise control for automatic transmission
JP2000046178A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Iseki & Co Ltd 作業車両の警報装置
JP4590773B2 (ja) * 2000-06-22 2010-12-01 株式会社デンソー 車両統合制御システム
FR2847636B1 (fr) * 2002-11-21 2005-02-04 Renault Sa Procede de controle du choix du rapport de demultiplication d'une transmission automatique
JP4368117B2 (ja) * 2003-02-12 2009-11-18 株式会社小松製作所 作業車両の変速装置
CN1791742B (zh) * 2003-10-31 2010-11-10 株式会社小松制作所 发动机输出控制装置
US7115069B2 (en) * 2003-11-13 2006-10-03 Ford Global Technologies, Llc Electronic adaptive swap-shift control for an automatic transmission for automotive vehicles
US7556586B2 (en) * 2004-07-28 2009-07-07 Komatsu Ltd. Shift control device and shift control method for vehicle
JP2006300144A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
US8255132B2 (en) * 2005-05-19 2012-08-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for vehicle drive apparatus
US7909728B2 (en) * 2005-05-19 2011-03-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle drive device controller
JP4238847B2 (ja) * 2005-05-30 2009-03-18 トヨタ自動車株式会社 車両用駆動装置の制御装置
JP4320648B2 (ja) * 2005-06-06 2009-08-26 株式会社デンソー シフトレンジ切替装置
JP2006347260A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP4813271B2 (ja) 2006-07-05 2011-11-09 Tbカワシマ株式会社 減臭機能性布帛及び減臭機能剤
JP4257350B2 (ja) * 2006-07-31 2009-04-22 ジヤトコ株式会社 自動変速機の制御装置及び方法
JP4760631B2 (ja) * 2006-09-08 2011-08-31 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータに実現させるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体
JP5061616B2 (ja) * 2006-10-05 2012-10-31 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の制御装置
JP4943125B2 (ja) * 2006-11-30 2012-05-30 日立建機株式会社 産業車両の変速制御装置
JP5211373B2 (ja) * 2007-05-15 2013-06-12 株式会社 神崎高級工機製作所 作業運搬車のデュアルクラッチ式変速装置
JP5003314B2 (ja) * 2007-07-02 2012-08-15 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置の制御装置
WO2009054256A1 (ja) * 2007-10-22 2009-04-30 Komatsu Ltd. 作業車両の変速制御装置および方法
JP2009216124A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Jatco Ltd 自動変速機の変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102317658A (zh) 2012-01-11
US8838345B2 (en) 2014-09-16
DE112010000979T5 (de) 2012-10-11
CN102317658B (zh) 2014-05-28
WO2010101004A1 (ja) 2010-09-10
US20110276236A1 (en) 2011-11-10
JP2010209924A (ja) 2010-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5352287B2 (ja) ブルドーザの自動変速装置
KR101259306B1 (ko) 코스트 스톱 차량 및 코스트 스톱 방법
KR101363309B1 (ko) 차량의 제어 장치
KR20120059365A (ko) 차량의 제어 장치
JP2002089672A (ja) 自動変速機の変速制御装置
KR20100108276A (ko) 무단 변속기 및 그 제어 방법
KR20110007974A (ko) 자동 변속기
KR20130065605A (ko) 차량 제어 장치 및 차량의 제어 방법
KR101810341B1 (ko) 유단 변속 기구의 제어 장치
KR20130064708A (ko) 차량 제어 장치 및 차량의 제어 방법
KR20120034563A (ko) 코스트 스톱 차량
US20190225222A1 (en) Control device for vehicle and control method for vehicle
WO2012023206A1 (ja) 車両用エンジンの制御装置
KR102069457B1 (ko) 차량의 제어 장치 및 차량의 제어 방법
KR101689493B1 (ko) 차량 제어 장치 및 차량 제어 방법
KR101629619B1 (ko) 무단 변속기 및 그 제어 방법
KR102079465B1 (ko) 차량의 제어 장치 및 차량의 제어 방법
EP3299677B1 (en) Vehicle control device and method for controlling same
JP6725254B2 (ja) 車両の制御装置
CN114096746B (zh) 车辆的控制装置及车辆的控制方法
KR101664545B1 (ko) Amt의 변속 제어방법 및 장치
JP6518331B2 (ja) 自動変速機の制御装置および自動変速機の制御方法
JP6725255B2 (ja) 車両の制御装置、及び車両の制御方法
KR101394301B1 (ko) 자동변속기 차량에서의 발진클러치 제어 방법
US11365805B2 (en) Control device for vehicle and control method for vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5352287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150