JP5351991B2 - 筐体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば車載用機器などで軽被水の可能性がある場所に用いることができるコネクタを有する筐体装置に関するものである。
内部に電子制御ユニットを構成する回路基板などの電気装置が収容された、例えば車載用等の筐体装置にはしばしば防水性が要求される。例えば、複数の周壁により箱状に設けられたケース本体と、前記ケース本体の複数の周壁の縁部により構成される開口部を覆うカバーとを有する防水ケースであって、前記ケース本体の周壁と、該周壁と重なる前記カバーの第2周壁とのうち一方に設けられ、前記周壁と前記第2周壁の外側に配されて、該合わせ目に噴射された液体が直接当たることを防ぐ防水壁が設けられている電気接続箱を構成する防水ケースがある(例えば特許文献1参照)。
また、略箱形の周壁が二重に形成されたケース本体と、該ケース本体の開口部を開閉自在に覆い周壁が二重に形成されたカバー本体とからなり、前記ケース本体の内側周壁に囲まれた収容空間の底部となる第1底面と、前記収容空間の外周側に前記内側周壁と前記ケース本体の外側周壁とに囲まれた環状間隙の底部となる第2底面と、を有すると共に、前記ケース本体とカバー本体との継ぎ目部を防水構造として前記収容空間への水の浸入を防止する防水ケースにおいて、前記収容空間下部の内側周壁に前記収容空間と前記環状間隙とを連通する第1水抜き穴を設けると共に、前記第2底面に前記第1水抜き穴に対して周方向に異なる位置にケース外部と連通する第2水抜き穴を設けることで、第2水抜き穴から浸入した水が環状空間内で拡散され、第1水抜き穴に直接的に浸入して収容空間を被水させることを防止した防水ケースがある(例えば特許文献2参照)。
特開2009−177902号公報(要約、図3) 特許第3285324号公報(段落0008、図1〜5)
従来の特許文献1のような技術では、直接被水による浸水を防止できるものの、防水壁とカバーの第2周壁の隙間に水が溜まり得る構造であるため、ケースやカバーが樹脂で構成される場合には、氷結や樹脂の加水分解でケース本体やカバーに亀裂が入る可能性がある。また、ケース本体やカバーが金属製のものであると、水溜まりにより腐食劣化が促進されて、シール性を保てなくなる可能性がある。また、カバーを地側に、ケース本体を天側にして取付けられた場合、被水したときに筐体内空間に水が浸入して水溜りが出来て防水信頼性が損なわれるため、取付方向に設計上の制約が出来る。
一方、特許文献2のような技術においては、ケース本体とカバー本体の両方に二重の周壁を設けるので、筐体が大型化してケースやカバーの構造が複雑化する。また、第1及び第2水抜き穴を本体ケースの少なくとも1つの対辺上に複数箇所設けることで、防水ケースが特定の方向に傾斜した場合でも、収容空間内の水はいずれかの水抜き穴から排出されるようになり、ケース内に水が溜まることなく、より確実に外部へ排出することができるとはいうものの、穴同士が互いに向き合って対向した位置となるように設置されたものではないことから、設置姿勢によっては収納空間内に浸入した水が溜るおそれがある。
また、ケース本体とカバー本体の開口部の止水のためにパッキンを用いているために筐体の構造が複雑化し、コストも増す。さらに、筐体がケース本体を天側に、カバー本体が地側の逆さまに取付けられると、ケース本体の第2底面に設けた第2水抜き穴が水浸入口となり、カバー本体には水抜き機構が設けられていないために一度浸入した水が抜けずに防水信頼性が損なわれることになるため、ケース本体の第2底面を必ず地側に向ける必要があり、自由にレイアウト配置できずに筐体の取付に設計上の制約が出来るという課題があった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、パッキンなどが不要で、取付方向の設計制約をなくすことができ、軽被水、即ち浸漬以外の直接被水や間接的に入ってくる被水にも耐えられる防水性を有する筐体装置を提供することを目的としている。
本発明に係る筐体装置は、電気装置を収容する筐体の開口部に、上記電気装置と外部機器とを電気的に接続するコネクタ部材を装着することで上記開口部が塞がれる筐体装置であって、上記筐体は、開口部周壁の外周面に沿って形成されたコネクタ受座と、このコネクタ受座の外周側端部から上記コネクタ部材のまわりを包囲するように伸び出されたケースフードを有すると共に、このケースフードの基部には上記ケースフードの内外を貫通する第1の貫通孔が周方向に複数設けられてなり、上記コネクタ部材は、上記開口部を塞いで上記筐体の内外を仕切る仕切り部の外周部に沿って一体に形成され上記コネクタ受座に密接される係止部と、上記仕切り部に貫通されて外部側に突出された導電性の複数の接続部材を包囲するように上記仕切り部から外部側に突出形成されたコネクタフードを備えると共に、上記コネクタフードの基部における互いに対向した位置に、該コネクタフード内に浸入した水を外部に流出させる複数の第2の貫通孔を設けるようにしたものである。
本発明の筐体装置においては、筐体のコネクタ受座に対するコネクタ部材の係止部の密着による筐体開口部の閉塞構造に加えて、上記ケースフードが、その密着部分からコネクタ部材の周囲までを包囲するようにしたので、上記密着部分への直接被水が効果的に防止されてシール用のパッキンなども不要にできるため、筐体構造を簡素化できる。また、複数の第1の貫通孔をケースフードの基部に設けたことにより、ケースフード内に水が入っても取付け姿勢に影響されずに確実に排出できる。また、コネクタフード内に万一水が浸入してもコネクタフードの基部に第2の貫通孔が対向して複数設けられていることで、進入した水を容易に排出できる。
この発明の実施の形態1における筐体装置の要部を示す断面図であり、図2の大凡I−I線における矢視断面図に相当する。 図1の筐体装置の要部をコネクタ部材側から見た正面図である。 図1に示された筐体単体の要部を示す上面図である。 図3に示された筐体単体を開口部側から見た正面図である。 図1に示されたコネクタ部材単体の要部を示す上面図である。 図5に示されたコネクタ部材単体の要部を示す側面図である。 図1の筐体装置のコネクタ部材に接続プラグを接続したときの接続ピン1本分の接続状態を概念的に示す要部断面拡大図である。 図5に示されたコネクタ部材単体に接続プラグが接続された状態を示す要部上面図である。 図8に示された接続プラグを示す図であり、(a)はコネクタ部材に対する係合面側から見た図、(b)は図9(a)のIXb−IXb線における矢視断面図であり雌ピンの図示を省略して示している。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る筐体装置について図を参照して説明する。図1から図9は、上記[図面の簡単な説明]に記載した通り実施の形態1に係る筐体装置またはその要部、及び該筐体装置を構成している筐体及びコネクタ部材の構造を示している。図1の断面図及び図2の正面図に示すように、筐体装置は、図示しない電子部品が実装されたプリント基板などの電気装置を収納する格納エリアAを有する筐体10と、上記プリント基板の格納エリアAへの挿入口である筐体10の開口部Bを塞ぐ機能、及び外部機器との電気的接続を図る機能を併せ持つコネクタ部材20からなっている。なお、図1、図2においては、導電性の接続部材である多数の接続ピンの図示を省略している。
上記筐体10は、コネクタ部材20を外した単体の状態では、例えば直方体状のケースの場合、6面の内の1面のみが開口されたもので成り、コネクタ部材20が装着される開口部Bの近傍は図3の上面図及び図4の正面図に示すように構成されている。即ち、筐体10は、開口部Bを形成する開口部周壁11と、この開口部周壁11の外周面11aに沿って突出されたコネクタ受座12と、このコネクタ受座12の外周側端部からコネクタ部材20のまわりを包囲するように該コネクタ受座12を介して図1、図3の下方向に伸び出された長四角状のケースフード13を有している。
コネクタ受座12には、座面12aの内周側における開口部周壁11との間に凹溝12bが周設されている。そして、ケースフード13の基部(底部)であるコネクタ受座12の外方部には、ケースフード13の内外を、該ケースフード13の壁面の方向と平行な方向に貫通する複数の第1の貫通孔14が設けられている。第1の貫通孔14は図2から図4に示すように、コネクタ受座12の外方部に、周方向に断続的なスリット状ないしは格子状に複数(図示の例では12個)設けられている。第1の貫通孔14は、後述するコネクタ部材20に設けられる第2の貫通孔の位置と対応させて、浸入した水の排出経路が最短となる位置を含むように設けられている。上記のような筐体10は、例えば注型樹脂で一体成形されるが、材質や形状などは特に限定されるものではない。また、コネクタ受座12や凹溝12bの形状、第1の貫通孔14の数なども特に限定されない。
上記コネクタ部材20は、図5の上面図及び図6の側面図に示すように、特に背面側(図1、図5の上側、図6の左側)は角筒の蓋状に形成されている。なお、図5において接続ピンは図示を省略している。該コネクタ部材20は、開口部Bを塞ぎ、筐体10の内外を仕切る仕切り部21と、仕切り部21の外周縁部に沿って鍔状に一体に形成され、筐体10の開口部周壁11の外周面11aからコネクタ受座12にわたって密接する係止部22と、仕切り部21を貫通するように設けられて、外部側では、後述する接続プラグ30の雌ピン31(何れも図7に図示)に係合するように突出された導電性の接続部材である複数の接続ピン23と、この接続ピン23のまわりを包囲するように仕切り部21から正面側(外部側)に突出形成されたコネクタフード24を有すると共に、コネクタフード24の基部(底部)である仕切り部21近傍の互いに対向する位置に、浸入した水をコネクタフード24の外側に排出する複数の第2の貫通孔25が設けられている。
上記コネクタ部材20の係止部22は、内側から外側に向けて順次形成された、筐体10の開口部周壁11の外周面11a(図3に図示)に周接するように仕切り部21の背面側から直角に後方向(筐体10の方向)に突出するように一体に形成された内周壁22aと、凹溝12bに嵌合するように周方向に形成された凸条22bと、コネクタ受座12の座面12aに密着される当接面22cを有している。また、係止部22の外周面は、コネクタ受座12の外周端から仕切り部21の表面側に向けてテーパー状に傾斜された傾斜面22dとなっている。
コネクタ部材20には、この例では多極の接続ピン郡(図示省略)を有した複数(ここでは3個)のコネクタブロック20A、20B、20C(図2に位置のみを図示)が形成されている。コネクタフード24は、図1、図2、図5に示すように略正方形の四角形に形成され、この例ではコネクタブロック20A〜20Cに対応された3つのコネクタフード24A〜24Cとして互いに離間されて並設されている。上記第2の貫通孔25は、コネクタフード24が四角形であることに対応して、各コネクタフードともその各角部に1個ずつ合計4個設けられており、区別の必要がある場合に説明の便宜上、その位置を図2に示すように貫通孔25a、25b、25c、25dとする。
第2の貫通孔25の内、貫通孔25aと25b、貫通孔25cと25dは対向して互いに向き合って対となって配置されているが、貫通孔25aと25c、貫通孔25bと25dにおいても直交する位置に同様に対向して配置されている。さらに、前記第2の貫通孔25は、複数個あるコネクタブロック20A〜20C同士が隣り合わない方向から加工できる位置に設ける。例えば、この実施の形態1では、コネクタフード24が四角形である場合は、コーナー四隅に設けることで加工も容易となる。例えば、貫通孔25aと25bがある方向と貫通孔25cと25dのある方向から孔加工することが出来るようになり、コネクタブロック相互の間隙を小さくすることが可能となる。また、コネクタ部材20の成形と第2の貫通孔25の一体成形も可能となる。
また、該第2の貫通孔25の大きさは、コネクタフード24を形成する板厚の2倍以下にすることが望ましい。これによって、第2の貫通孔25からのコネクタフード24内への水の浸入を抑制することが可能となる。さらにまた、図2に示すように上記第1の貫通孔14と、第2の貫通孔25とは、筐体装置の外部側に対して互いの位置が最短になる位置を含むように設置される。これによって、コネクタフード24内から流出した水はほとんど拡散されずに第1の貫通孔14を通過して筐体10の外へ排出されるため、防水信頼性が向上する。
接続ピン23は、図6に示すように、コネクタ部材の成形後に仕切り部21の所定位置に圧入され貫通される。背面側に突き出た接続ピン23は直角に曲げられ、図示していない電子部品が実装されたプリント基板のスルーホールなどの接続部に対して係合され、はんだ付け等により電気的、機械的に接続される。コネクタ前面に突き出た接続ピン23はコネクタブロック20A〜20Cに対応して3つの接続ピン群をなし、それぞれその周囲は、対応する上記コネクタフード24A〜24Cによって囲まれている。また、コネクタフード24内に突き出る各々の接続ピン23の根本部周囲には、後述する図7の拡大図に示すように該接続ピン23の根本部を包囲するスリーブ26が仕切り部21と一体に形成されている。
このため、コネクタフード24内に仮に水が浸入した場合においても接続ピン23同士がショートしないように構成されている。また、接続ピン23は、圧入により取付けられるため、圧入部分に若干の隙間が生じることになるが、接続ピン23の根本部の周りがスリーブ26で個別に覆われていることで、接続ピン23の剥き出し部は仕切り部21の表面から離れた位置となり、結果的に接続ピン23の圧入部分の隙間もコネクタフード24内の底面から遠ざかることになるため、圧入部分の隙間から電子部品が格納されている筐体10内部への水の浸入を防止することが出来る。
次に、図7から図9を参照して、上記のように構成された筐体装置のコネクタ部材20に接続される接続プラグの構成及び接続構造について説明する。なお、上述したコネクタ部材20は雌コネクタで、接続ピン23は雄ピンであり、以下説明する接続プラグ30は雄コネクタで、接続ピン23に対する接続部材である係合体は雌ピン31として構成されている。図7に示すように、コネクタ部材20の仕切り部21を貫通してコネクタフード24内に突出された接続ピン23は、その根本部がスリーブ26で覆われており、露出部が仕切り部21の表面より高い位置となっている。スリーブ26の先端部にはテーパー部26aが設けられている。そして、接続ピン23の露出部分には、係合する側の接続プラグ30の有底筒状の雌ピン31と電気的に接圧接続されるようにバネ部23aが複数設けられている。
一方、雄コネクタである接続プラグ30の雌ピン収納空間32に挿入された雌ピン31には、接続ピン23に対する筒状の係合部31aと背中合わせとなっている面から外方に伸びた電線かしめ部31bに、図示しない各種センサやスイッチ等から配線された電線40の芯線41部分が電線かしめ部31bにかしめられて電気的に接続されている。また、接続プラグ30のハウジング33には、雌ピン31を接続プラグ30のハウジング33内に固定するテーパー状のロック部34が雌ピン収納空間32に突出され、該ロック部34によって雌ピン31の係合部31aの外周面を係止することで接続プラグ30のハウジング33内に雌ピン31が固定されている。
また、雌ピン31の係合部31aの外径は、接続ピン23の根本部を包囲しているスリーブ26の外径よりも大きく、接続ピン23の先端部を受け入れる雌ピン31のピン係合空間31cは、接続ピン23との対向面以外は開口しておらず、雌ピン31の係合部31aは有底筒状あるいは箱状になっている。更に、接続プラグ30をコネクタ部材20のコネクタフード24にスライド挿入した際に、接続ピン23のスリーブ26の先端部のテーパー部26aが雌ピン31の係合部31aの開口部からピン係合空間31c内に入り、蓋をするようになっている。なお、雌ピン31の係合部31aの先端部外周にもテーパー状の傾斜面31dが設けられている。また、接続プラグ30をコネクタ部材20に接続した際には、コネクタフード24に囲まれた仕切り部21の表面、即ちコネクタフード24の底面と接続プラグ30の先端部との間に水抜き用のコネクタフード内空間Cが形成されるように構成されている。
上記接続プラグ30のハウジング33は、図9に示すように、所定数の雌ピン31を相互に絶縁保持し、外周部33aがコネクタフード24の内側に挿入し得る寸法に形成されている。上記雌ピン収納空間32は、図9(b)に示すようにハウジング33を貫通して形成されている。ハウジング33の外周部33aの一端部には、継ぎ手35を介してハウジングフード36が一体的に設けられており、該ハウジングフード36とハウジング33によって形成された凹所37内にコネクタフード24が入り込むように形成されている。なお、図6において、コネクタ部材20における図の上下方向の接続ピン数は便宜的に3本で示している。
なお、上記筐体10に設けられたケースフード13の長さは特に限定されるものではないが、筐体側のコネクタ部材20に接続プラグ30を接続したときに、該接続プラグ30のハウジングフード36がケースフード13内に収まる長さとすることは好ましい。このように構成することで、コネクタ挿抜操作性の確保と筐体サイズの大型化の抑制が可能となる。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。先ず、多数の接続ピン23によってプリント基板(図示省略)と電気的に接続されたコネクタ部材20は、プリント基板側を格納エリアA側に向けて筐体10の開口部Bから格納エリアA内に挿入し、開口部周壁11の外周部に筒状の蓋を嵌める要領でコネクタ部材20の係止部22を装着させることで、図1、図2に示す状態の筐体装置を得る。なお、図示していない回路基板の筐体10内部へのガイド手段や係止手段、及び、筐体10とコネクタ部材20との固定手段は公知のものから適宜選択して用いることができる部分であるので、説明を省略する。例えば、筐体10とコネクタ部材20との固定手段は、ねじ止による締結手段、ばねなどの弾性部材を用いて密着方向に常時付勢力が作用するようにしたもの、凹凸と素材の弾性変形による嵌合によって固定し、ねじ等を用いない手法など、所望の手段で構成することができる。
なお、プリント基板(図示省略)などの電気装置が収容された上記筐体装置は、外部機器と電気的に接続するための接続プラグ30が接続され、図8に示すようにコネクタ部材20に接続プラグ30が接続された状態となる。接続プラグ30は雌コネクタであるコネクタ部材20のコネクタフード24を覆うように嵌合される。なお、接続プラグ30の雌ピン収納空間32と電線40の外周囲との間には隙間があっても差し支えない。電線40側の前記隙間や第2の貫通孔25からコネクタフード24内へ軽被水による水の浸入があったとしても、その隙間や第2の貫通孔25の何れかが重力方向への水の流出路ともなり得るので問題はない。なお、コネクタフード24に設けられた第2の貫通孔25は図8に示すように接続プラグ30に覆われないようになっている。
次に、実施の形態1の筐体装置の防水性について説明する。まず、筐体10の開口部Bを塞ぐコネクタ部材20の係止部22と筐体のコネクタ受座12との密着部分(閉塞部分)の防水性について説明する。上述のように、筐体10の開口部Bにコネクタ部材20を装着したとき、図1に示すように、コネクタ部材20の係止部22の内周壁22aが開口部周壁11の外周面11aに周接し、係止部22の凸条22bがコネクタ受座12の凹溝12bに嵌合し、かつ、係止部22の当接面22cがコネクタ受座12の座面12aに密着されるように構成されている。このため、第1の貫通孔14及びコネクタ受座12と係止部22の間の外周部分を軽被水による水が流れたとしても密着部分の中には入り難く、しかも凹凸によって筐体10の内部に対する浸入経路が長く形成されているので、パッキンなどを用いなくても防水信頼性が確保される。
次に、上記密着部分を除く筐体装置に軽被水があった場合の動作について特に図1、図2を用いて説明する。なお、図1及び図2において、白抜きの矢印は軽被水があったときの水の浸入方向を示している。また、黒の太線の矢印は、軽被水によってケースフード13またはコネクタフード24の内部に水が浸入した場合に、その水が排出される排水経路を示している。なお、排水経路は熱の排出経路も兼ねる場合がある。本発明では、筐体10は、プリント基板を収容している本体部分に対してコネクタ受座12を介してコネクタ部材20のまわりを包囲するケースフード13が一体的に設けられている。このため、ケースフード13の図1の上や横方向からの被水に対しては該ケースフード13によって、上記密着部分や、コネクタ部材20への水の浸入が抑制され、格納エリアA、コネクタ部材20の接続プラグ30との接続部分への防水信頼性が確保される。
一方、ケースフード13の基部には複数の第1の貫通孔14が設けられていることにより、図1の白抜きの矢印D方向から被水した水の一部がケースフード13の内部に浸入するが、ケースフード13の開口13aが第1の貫通孔14よりも下側である場合には、重力方向である矢印E方向に排出されるので水が溜ることがない。また、第1の貫通孔14がケースフード13の開口13aよりも上側の場合には、白抜きの矢印F方向から該開口13aの内部側に水の一部が浸入するが、浸入した水はその場合の重力方向である矢印G方向に流れ第1の貫通孔14から外部に排出されるので、やはり水が溜ることがない。
また、コネクタ部材20の係止部22は外表面が傾斜面22dとなっているので、水の一部はその傾斜面22dを伝って第1の貫通孔14に誘導され、外部に排出される。なお、第1の貫通孔14は、コネクタ受座12の周囲に沿って、図2に示すように格子状に設けられているので、筐体装置の設置された姿勢によらず上記の作用効果が奏せられる。このように、ケースフード13内に水が溜まることがなくなるため、筐体10が樹脂で構成されている場合の加水分解や、金属で構成されている場合の腐食の進行も抑制されてシール性が確保される。また、格子状とした第1の貫通孔14は矢印E、G方向の気流の通流路ともなり、筐体10全体が冷却されることになるため、筐体10内に収容された図示しないプリント基板に実装された電子部品やプリント基板の耐熱性に対して有利となる。
次に、被水した水がコネクタフード24の内部に浸入した場合について説明する。
コネクタフード24の基部には第2の貫通孔25が設けられ、接続プラグ30の雌ピン収納空間32と電線40の外周囲との間には隙間があることにより、特に、ケースフード13の開口13a側が天側でコネクタフード24の第2の貫通孔25側が地側に位置している場合に該第2の貫通孔25や雌ピン収納空間32と電線40の間の隙間からコネクタフード24内に水が浸入する可能性がある。第2の貫通孔25は、コネクタフード24の四隅に互いに向き合うように仕切り部21の表面と段差がないように配設してあるため、万が一コネクタフード24内に水が浸入した場合でも、四隅の貫通孔25a〜25dと雌ピン収納空間32と電線40の間の隙間の内、最も地側に近い何れかの貫通孔または前記隙間から図1の矢印H、あるいは図7の矢印Lまたはその逆方向のような最短ルートの経路を通って水が外部に流出されるので、コネクタフード24内に水が溜ることがない。
図2に示す白抜き矢印J1〜J4のように筐体装置の側方側から軽被水があった場合、ケースフード13自体が遮水板の役割を果たす。そして、第1の貫通孔14からケースフード13の内側に水の一部が進入した場合は上記図1に関する説明と同様に外部に流出する。また、コネクタフード24の基部に設けた第2の貫通孔25からコネクタフード24内に水が浸入する可能性があるが、第2の貫通孔25同士を対向させて互いに向き合うように配設してあるため、矢印Kに示す上下何れかの地側に近い経路を通って重力方向に最短ルートで水が流出され、コネクタフード24内に水が溜まることがない。
また、接続プラグ30の雌ピン31を収納する雌ピン収納空間32から万が一、コネクタフード24内に水が浸入しても図6の矢印Lに示すように直線の最短ルートでの水抜き経路が確保される。また、コネクタ部材20の接続ピン23と接続プラグ30の雌ピン31とは、図7に示すように接続ピン23の基部はスリーブ26で包囲されていることに加えて、そのスリーブ26先端部のテーパー部26aに対して、接続ピン23の先端部外周に設けられたテーパー状の傾斜面31dの先端が当接してピン係合空間31c内への水の浸入を防いでいるので、隣り合う接続ピン23が短絡したり、接続ピン23とスリーブ26の微小な隙間から筐体10の内部に水が進入することはなく、防水信頼性が向上する。
上記のように、実施の形態1によれば、筐体10の開口部周壁11の外周部に、凹溝12bが周設された座面12aを有するコネクタ受座12を設けると共に、該コネクタ受座12の外側にコネクタ部材20のまわりを包囲するケースフード13と、該ケースフード13の基部に周方向に沿って形成された複数の第1の貫通孔14を格子状に設け、コネクタ部材20の外周部背面側に、開口部周壁11の外周面11aに周接する内周面22aと、凹溝12bに嵌合する凸条22bと、コネクタ受座12の座面12aに密着される当接面22cを有する鍔状の係止部22を設け、筐体10の開口部Bを塞ぐようにしたので、筐体10の開口部周壁11とコネクタ部材20の係止部22との密着部分がケースフード13で四方を覆われて直接水が当たらなくなり、軽被水、即ち浸漬以外の直接被水から筐体10内部の格納エリアA内への水の浸入の防止がより確実となる。
また、ケースフード13の基部に周方向に設けた複数の第1の貫通孔14により、ケースフード13内に水が溜まらない構造となり、筐体10が樹脂の場合の加水分解や金属の場合の金属腐食による劣化促進も抑制されてシール性の長期信頼性が確保出来る。
また、図2の矢印J1〜J4で示すようにケースフード13の周壁側からの被水による筐体10内部への水の浸水を防止できるばかりか、図1の矢印Dで示す筐体10の後面からの被水に対しては、矢印Eの経路で筐体外へ水が放出されるのは勿論のこと、図1の矢印Fで示すようにコネクタ結合面からの被水の場合においても、ケースフード13に設けられた第1の貫通孔14によって矢印Gに例示する経路を通って水が筐体外部に放出されるため、結果的に筐体の取付方向に設計制約がなくなり、自由にレイアウト出来、本筐体装置の外に防水壁等を別途設置する必要もなくなるため、コスト抑制が可能となる。
一方、従来技術の上記特許文献2のような防水ケースにおいては、筐体が必要以上に大型化してケースやカバーの構造が複雑化する面があるが、本発明の実施の形態1では、開口部周壁11をコネクタ部材20の係止部22の内側内に格納し、かつ、筐体10の外壁にコネクタ受座12を介して連なるコネクタフード13を、係止部22より外側に配置したことで無用な空間がなくなり、筐体サイズが必要以上に大型化せず、筐体10やコネクタ部材20の構造を簡素化できる。
また、コネクタフード24内外を通ずる第2の貫通孔25同士(25aと25b、あるいは25aと25cなど)を対向させて互いに向き合うように配置したことで、第2の貫通孔25から万一水がコネクタフード24内に浸入しても図2の矢印Kの経路や、図1の矢印Hに示す経路を通って水が放出されるばかりか、図6の矢印Lに示すように、図示しない嵌合した接続プラグの電線がカシメられたピン挿入部分から万が一、コネクタフード24内に水が浸入しても直線的な最短ルートでの水抜き経路が確保出来るため、コネクタフード24内に水が溜まる可能性がほとんどなくなる。
さらに、前述の理由でコネクタフード内に水が溜まらなくなることにより、樹脂の加水分解や金属筐体の腐食促進による筐体劣化を抑制でき、筐体の防水信頼性が確保出来る。
また、本発明では、シール目的のパッキンや接着剤を必要としない構造としたため、筐体構造が簡素化し、コスト低減が可能となる。また、パッキンの不使用は有害性の低減や環境負荷の低減などにも有利となる。
そして、接続ピン23と雌ピン31の係合関係を逆にして、雌ピン31をコネクタ部材20の側に設け、接続プラグ30の側に接続ピン23を設けるようにしても良い。また、コネクタフード24が四角形の場合について説明したが、丸型や多角形等の形状であってもよい。また、接続ピン23のブロック数は3個に限定されるものではなく、1個以上所望数設けることができる。さらに、ケースフード13の基部に設けた第1の貫通孔14は格子状に限らず、例えば円形、長円形、楕円形などの穴を並べて設置してもよい。また、電気装置はプリント基板に限定されない。また、筐体10の角部や直線部を曲面にしても良い。さらに、筐体10の形状は6面体に限定されない。
また、ケースフード13には、コネクタ受座12側に行くほど狭く、ケースフード13の開口13a側に行くほど広がるテーパーを設け、あるいはケースフード13の開口13a側を末広がりの形状にして、ケースフード13の内周面に傾斜を設けるようにしても良い(図示省略)。このようにケースフード13の内周面に傾斜を設けることによって、筐体10の上面(下面)が図4のように水平方向に取り付けられた場合に、ケースフード13の内側に浸入した水を排出され易くなるという効果が期待できる。その他、コネクタ受座12や係止部22の形状、凹溝12bと凸条22bの組数など、本発明の範囲内で適宜変形や変更ができることは言うまでもない。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
10 筐体、 11 開口部周壁、 11a 外周面、 12 コネクタ受座、 12a 座面、 12b 凹溝、 13 ケースフード、 14 第1の貫通孔、 20 コネクタ部材、 20A、20B、20C コネクタブロック、 21 仕切り部、 22 係止部、 22a 内周壁、 22b 凸条、 22c 当接面、 22d 傾斜面、 23 接続ピン、 23a バネ部、 24(24A〜24C) コネクタフード、 25 第2の貫通孔、 25a、25b、25c、25d 貫通孔、 26 スリーブ、 26 テーパー部a、 30 接続プラグ、 31 雌ピン(係合体)、 31 係合部a、 31b 電線かしめ部、 31c ピン係合空間、 31d 傾斜面、 32 雌ピン収納空間、 33 ハウジング、 33a 外周部、 34 ロック部、 35 継ぎ手、 36 ハウジングフード、 37 凹所、 40 電線、 41 芯線、 A 格納エリア、 B 開口部、 C コネクタフード内空間。

Claims (12)

  1. 電気装置を収容する筐体の開口部に、上記電気装置と外部機器とを電気的に接続するコネクタ部材を装着することで上記開口部が塞がれる筐体装置であって、上記筐体は、開口部周壁の外周面に沿って形成されたコネクタ受座と、このコネクタ受座の外周側端部から上記コネクタ部材のまわりを包囲するように伸び出されたケースフードを有すると共に、このケースフードの基部には上記ケースフードの内外を貫通する第1の貫通孔が周方向に複数設けられてなり、上記コネクタ部材は、上記開口部を塞いで上記筐体の内外を仕切る仕切り部の外周部に沿って一体に形成され上記コネクタ受座に密接される係止部と、上記仕切り部に貫通されて外部側に突出された導電性の複数の接続部材を包囲するように上記仕切り部から外部側に突出形成されたコネクタフードを備えると共に、上記コネクタフードの基部における互いに対向した位置に、該コネクタフード内に浸入した水を外部に流出させる複数の第2の貫通孔を設けたことを特徴とする筐体装置。
  2. 上記複数の第1の貫通孔及び上記複数の第2の貫通孔は、上記筐体の据付姿勢にかかわらず、上記複数の第1の貫通孔と上記ケースフードの開口端の何れか、及び上記複数の第2の貫通孔と上記コネクタフードの開口端の何れかが、上記ケースフードまたは上記コネクタフードの中に浸入した水の重力方向への排水口となるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の筐体装置。
  3. 上記コネクタ受座には上記開口部周壁に沿って形成された凹溝が設けられ、上記コネクタ部材の係止部には上記凹溝に嵌合する凸条が設けられ、かつ、上記係止部の外周面はテーパー状の傾斜面によって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の筐体装置。
  4. 上記第1の貫通孔は、上記ケースフードと上記コネクタ受座との境界部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の筐体装置。
  5. 上記第2の貫通孔は、4か所に対称的に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の筐体装置。
  6. 上記第1の貫通孔と上記第2の貫通孔は、重力方向に最短距離となる位置を含むように配設されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の筐体装置。
  7. 上記第2の貫通孔の大きさは、上記コネクタフードを形成する板厚の2倍以下としてなることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の筐体装置。
  8. 上記接続部材は、棒状の接続ピンからなり、該接続ピンの根本側の上記仕切り部から所定長がスリーブによって包囲されていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の筐体装置。
  9. 上記コネクタ部材に対して接続される接続プラグは、上記接続ピンに対応する位置に設けられた係合体を備え、該係合体は先端部にのみ上記接続ピンを受け入れる開口が設けられた有底筒状に形成されたものであることを特徴とする請求項8に記載の筐体装置。
  10. 上記スリーブの先端部はテーパー状に形成され、その中心部が上記係合体の開口部内に進入し得るように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の筐体装置。

  11. 上記係合体の先端部の外周にテーパー状の傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の筐体装置。
  12. 上記ケースフードの内周面は、上記ケースフードの基部側よりも上記ケースフードの開口端側に広がるように傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載の筐体装置。
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