JP5351703B2 - 荷重負荷装置および荷重負荷試験方法 - Google Patents

荷重負荷装置および荷重負荷試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷重負荷装置および荷重負荷試験方法に関するものである。
荷重負荷装置は、構造物に所定の荷重を負荷し、構造物の変位を測定することによって、構造物の各種強度試験を行うものである。大型の構造物では、たとえば、複数(多連)の油圧ジャッキを用いて複数箇所に荷重を負荷することによって実機想定荷重を模擬し、構造物の変形、ひずみ等の計測を実施している。
構造物に三次元の荷重が作用する場合、荷重負荷装置はその実機想定荷重を模擬するために、たとえば、特許文献1に示されるように上下方向に荷重が加えられるとともに水平方向にも荷重が加えられるように構成されている。
剛な構造をした構造物は変形が小さいので、荷重負荷装置は、構造物を模擬した供試体が限界荷重に達し、破壊された場合、安全措置として、油圧を急減させ、荷重負荷を停止する方法が適用されている。
また、急激な破壊の進展を防止するため、あるいは破壊に至る状態を調べるために、たとえば、特許文献2に示されるように、異常な負荷を検出し、速やかにその状態を保持する荷重負荷装置が提案されている。
このように緊急に停止させた後、現状では、そのときの負荷荷重を基に徐々に負荷荷重を低下させて初期状態に戻している。
特開昭60−1537号公報 特開昭60−118902号公報
ところで、柔な構造をした構造物を模擬した供試体では、限界荷重まで荷重を負荷したときの変形量が大きくなるので、少し荷重を減少させただけで変形量が大きく減少する。
たとえば、柔な構造をした大型の供試体で、複数箇所に荷重を負荷させる場合、荷重に基づいて除荷すると、限界荷重近辺の荷重が負荷され、変形量が大きな箇所は除荷初期に急激に変位し、一方、限界荷重よりも小さな荷重が負荷されている箇所は変位が少ない事態が発生するので、供試体に相対的に過度の荷重が負荷され、供試体が破壊する危険性がある。
本発明は、このような事情に鑑み、柔な構造をした供試体に対しても、最大荷重に達した後の除荷が供試体を破壊することなく安全に行える荷重負荷装置および荷重負荷試験方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第一態様は、複数の荷重負荷部材と、該各荷重負荷部材の荷重負荷動作を制御する制御部と、を備え、前記各荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に荷重を負荷して該供試体の荷重負荷試験を行う荷重負荷装置であって、前記制御部には、前記供試体の荷重負荷試験を行った後の除荷動作を制御する除荷制御部が備えられ、該除荷制御部には、前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記供試体の変位量を制御対象として変位制御を行う安全除荷モードが備えられている荷重負荷装置である。
本態様にかかる荷重負荷装置では、複数の荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に制御部で制御された荷重を負荷して供試体の荷重負荷試験を行う。荷重負荷試験において、たとえば、供試体の1箇所所で略限界荷重に達すると、安全のため各荷重負荷部材の動作を止め、そのときの変形状態を保持する。制御部の除荷制御部は、供試体を保持された変形状態から初期状態まで復帰させる除荷動作を行う。
除荷制御部には、各荷重負荷部材の除荷動作を、供試体の変位量を制御対象として変位制御を行う安全除荷モードが備えられているので、たとえば、変形量の大きな柔な構造をした供試体の場合、安全除荷モードを用いて除荷工程が備えられ、供試体の変位量を制御対象とした変位制御によって除荷動作が行われる。
変位量を制御対象とした変位制御を行うと、たとえば、限界荷重近辺の荷重が負荷され、変形量が大きな箇所でも除荷初期に急激に変位することがなくなるので、各負荷部材が荷重を負荷している各箇所の間で変位量の変動を小さく抑えることができる。
これにより、供試体に相対的に過度の荷重が負荷されることが抑制できるので、たとえ、柔な構造をした供試体に対しても、最大荷重に達した後の除荷が供試体を破壊することなく安全に行える。
本態様では、前記安全除荷モードでは、前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の変位量が、それぞれ略一定の割合で減少するように制御されてもよい。
このようにすると、供試体は保持された変形形状の変形割合を維持した状態で除荷されるので、各負荷部材が荷重を負荷している各箇所の間で変位量の変動を小さく抑えることができる。
本態様では、前記安全除荷モードでは、前記変位制御を用いて前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の荷重あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、選択的に前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象として荷重制御に切り替えるようにしてもよい。
除荷動作が進み、各負荷部材が負荷している荷重が低荷重となると、供試体の変位量と荷重との関係が線形となる。安全除荷モードは、供試体の複数箇所の荷重負荷あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、各荷重負荷部材の除荷動作を、選択的に変位制御から各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象とした荷重制御に切り替えることができる。
このように、荷重制御に切り替えると、制御がより容易となり、除荷動作の安全性を向上させることができる。
なお、所定の範囲は、供試体の変位量の低下と荷重の低下との関係が線形になる範囲のことである。
本発明の第二態様は、複数の荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に荷重を負荷して該供試体の荷重負荷試験を行う荷重負荷試験方法であって、前記供試体の荷重負荷試験を行った状態を保持した後、除荷動作を行う除荷工程が備えられ、該除荷工程では、前記各荷重負荷部材の除荷動作は前記供試体の変位量を制御対象とした変位制御によって行われる荷重負荷試験方法である。
本態様にかかる荷重負荷試験方法では、複数の荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に荷重を負荷して供試体の荷重負荷試験を行う。荷重負荷試験において、たとえば、供試体の1箇所で略限界荷重に達すると、安全のため各荷重負荷部材の動作を止め、そのときの変形状態を保持する。次いで、供試体を保持された変形状態から初期状態まで復帰させる除荷工程が行われる。
除荷工程では、各荷重負荷部材の除荷動作を、供試体の変位量を制御対象として変位制御で行われるので、たとえば、変形量の大きな柔な構造をした供試体の場合でも、限界荷重近辺の荷重が負荷され、変形量が大きな箇所でも除荷工程初期に急激に変位することがなくなる。このため、各負荷部材が荷重を負荷している各箇所の間で変位量の変動を小さく抑えることができる。
これにより、供試体に相対的に過度の荷重が負荷されることが抑制できるので、たとえ、柔な構造をした供試体に対しても、最大荷重に達した後の除荷が供試体を破壊することなく安全に行える。
本態様は、前記除荷工程では、前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の変位量が、それぞれ略一定の割合で減少するように制御されてもよい。
このようにすると、供試体は保持された変形形状の変形割合を維持した状態で除荷されるので、各負荷部材が荷重を負荷している各箇所の間で変位量の変動を小さく抑えることができる。
本態様では、前記除荷工程では、前記変位制御を用いて前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の荷重あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、選択的に前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象として荷重制御に切り替えるようにしてもよい。
除荷動作が進み、各負荷部材が負荷している荷重が低荷重となると、供試体の変位量と荷重との関係が線形となる。本態様では、供試体の複数箇所の荷重負荷あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、各荷重負荷部材の除荷動作を、選択的に変位制御から各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象とした荷重制御に切り替えることができる。
このように、荷重制御に切り替えると、制御がより容易となり、除荷動作の安全性を向上させることができる。
なお、所定の範囲は、供試体の変位量の低下と荷重の低下との関係が線形になる範囲のことである。
本発明によれば、除荷動作を行う除荷制御部には、各荷重負荷部材の除荷動作を、供試体の変位量を制御対象として変位制御を行う安全除荷モードが備えられているので、たとえ、変形量の大きな柔な構造をした供試体の場合でも、最大荷重に達した後の除荷が供試体を破壊することなく安全に行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる荷重負荷装置を用いて強度試験が行われる宇宙ステーション輸送機の概略構成を示す側面図である。 図1の非与圧キャリアの全体概略構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる荷重負荷装置に供試体を組み付けた状況を示す縦断面図である。 図3の平面図である。 図3のX−X断面図である。 本発明の一実施形態にかかる荷重負荷装置による安全除荷モードを用いた荷重負荷試験のフローを示しているフロー図である。 供試体の変形と除荷状況を模式的に示している模式図である。 本発明の一実施形態にかかる荷重負荷装置による別の実施態様の安全除荷モードを用いた荷重負荷試験のフローを示しているフロー図である。
以下に、本発明の一実施形態にかかる荷重負荷装置について図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本実施形態にかかる荷重負荷装置を用いて強度試験が行われる宇宙ステーション輸送機(H−II Transfer Vehicle:HTV)1の概略構成を示す側面図である。
HTV1は、全長約10m、直径約4mの円筒形状をした構造物である。HTV1は、ロケットによって打ち上げられ、宇宙空間を自身で移動して宇宙ステーションとドッキングする。
HTV1は、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を宇宙ステーションに送り届け、補給を終えた後は、用途を終えた実験機器や使用後の衣類など不要品を積み込み、大気圏へ再突入する。
HTV1には、宇宙ステーションの船内で使用する物資を運ぶ与圧キャリア3と、船外で使用する物資を運ぶ非与圧キャリア5と、HTV1の制御を行う電気モジュール7と、動力源を構成する推進モジュール9とが備えられている。
与圧キャリア3には、宇宙ステーションとドッキングするハッチ部11が備えられている。
与圧キャリア3の内部は打上げから宇宙ステーションに接続されるまで、地上と同じ略1気圧に保たれており、宇宙ステーションとの接続中は、ハッチ部11を経由して宇宙ステーション乗員によって物資の搬出、不用品の搬入が行われる。
非与圧キャリア5は、略円筒形状をし、内部に曝露パレットと呼ばれる貨物トレーが搭載される。船外で使用する実験装置などは、この曝露パレットに搭載された状態で搬送され、宇宙ステーションのロボットアームによって取り出され、所定の場所に設置される。
非与圧キャリア5には、暴露パレットを搭載するパレット台13と、曝露パレットを引出および挿入するための開口部15とが備えられている。
図2は、非与圧キャリア5の全体概略構造を示す斜視図である。
非与圧キャリア5の主構造(一次構造)は、図2に示されるようにフレーム17がストリンガ19およびフレーム21によって周囲を支持されたセミモノコック構造である。
スキン17は、略円筒形状をした厚さが約1mmの薄板であり、たとえば、高強度アルミ合金製である。
スキン17は、主として非与圧キャリア5(すなわち、HTV1)の軸線方向に直交する方向(横揺れ加速度)の荷重を受けるものである。スキン17は、この荷重によるせん断応力に耐荷する形となるが、軽量化要求が厳しい事情から、弾性領域での座屈は許容する設計、すなわち、ポストバックリング設計となっている。したがって、非与圧キャリア5は、軸線方向に直交する方向の荷重に対しては限界荷重近辺での変位量が急撃に大きくなる、いわゆる、柔な構造である。
座屈後のスキン17は、不完全張力場を形成し、非与圧キャリア5の軸線方向に直角方向の荷重に耐荷するが、永久変形(残留ひずみ)が生じないように構成されている。
また、ストリンガ19と結合されている部位の近傍領域は、軸線方向荷重の伝達にも寄与する。
ストリンガ19は、スキン17の外周面側に非与圧キャリア5(すなわち、HTV1)の軸線方向に延在するように取り付けられている、たとえば、高強度アルミ合金製の型材である。ストリンガ19は、スキン17の周上に間隔をあけて複数、たとえば、48本取り付けられている。
ストリンガ19は、最も厳しい軸線方向の圧縮力荷重を伝達させる働きを有している。
フレーム21は、ドーナツ形状をし、スキン17の内周面側に周方向に延在するように取り付けられている、たとえば、高強度アルミ合金製の型材である。フレーム21は、非与圧キャリア5の軸線方向に間隔をあけて複数、たとえば、5本取り付けられている。
フレーム21は、スキン17およびストリンガ19による荷重伝達を円滑にするために剛性を保持するのを主目的とした部材である。フレーム21の本数、配置および断面形状は、非与圧キャリア5の機体剛性を保つように設定されている。
以上、非与圧キャリア5の主構造について説明したが、与圧キャリア3、電気モジュール7および推進モジュール9の主構造も略同じ構造とされている。
なお、ストリンガ19は、与圧キャリア3、非与圧キャリア5、電気モジュール7および推進モジュール9間を通じて、周方向略同一位相に配置されている。
開口部15の周辺部は、厳しい集中荷重に晒されるので、種々の補強がなされている。
たとえば、開口部15の両側には、一般部位のストリンガ19の10倍以上に当たる強度および剛性を有する縦通材(ロンジロン)が配置されている。また、同じ領域に配置されるスキン17はいかなる座屈も許容しないように一般部位の3倍以上の板厚とされている。さらに、開口部15のコーナー部位には、応力集中を緩和するための補強ブラケット(ガセット)が配置されている。
パレット台13は、図2に示されるように、中空の円錐台形状をし、打上時上方に位置する小径部端に暴露パレットを取り付ける取付部が備えられている。
電気モジュール7の内部には、二次構造として誘導制御系、電力供給系、通信データ処理系および通信系の電子機器が搭載されている。
推進モジュール9には、二次構造として合計32基のロケットエンジンおよび燃料タンク等が装備されている。推進モジュール9は、これらのロケットエンジンを使って、ロケット分離後にHTV1の軌道を変えたり、電気モジュール7からの指令によって方向を自由に調整して宇宙ステーションと会合飛行を行ったりする。
以下、HTV1の非与圧キャリア5および電気モジュール7の主構造を対象とした強度試験について説明する。HTV1は、宇宙空間に出ると荷重がほとんど無くなるので、打上げ時の荷重に耐えられる構造であるかが問題となる。
図3は、強度試験の供試体23を荷重負荷装置25に組み付けた状況を示す縦断面図である。図4は、図3の平面図である。図5は、図3のX−X断面図である。
供試体23は、与圧キャリア3のダミー構造である与圧部ダミー27と、非与圧キャリア5の実構造を用いる非与圧部29と、電気モジュール7の実構造を用いる電気モジュール部31と、推進モジュール9のダミー構造である推進モジュールダミー33とが、この順に上下方向に接合されている。
供試体23は、高さが約8m、直径が約4mの略円筒形状をしている。供試体23は、たとえば、軸線方向に直交する水平方向の荷重を主として受け持つスキンの厚さが約1mmと薄いので、水平方向の荷重に対しては限界荷重近辺での変位量が急撃に大きくなる、いわゆる、柔な構造をした構造物である。
非与圧部29の内部に備えられたパレット台15の上には、暴露パレットのダミー構造である暴露パレットダミー35が取り付けられている。
暴露パレットダミー35には、パレット台13に固定して取り付けられる矩形状の板である取付部37と、取付部37にそれを貫通して上下方向に延在する中空円筒形状をしたパレット荷重点部39と、パレット荷重点部39を保持するとともに取付部37を補強する4枚の支持板41とが備えられている。
パレット荷重点部39は、その軸線中心が非与圧部29の軸線中心と略一致するように設置されている。
支持板41は、略三角形状をした板部材である。支持板41は、それぞれ取付部37の四隅からパレット荷重点部39の中心軸線に向けて配置されている。支持板41は、面部が上下方向に延在するようにその一辺が取付部37の上部に固定され、他の一辺がパレット荷重点39の外周部に固定されている。
電気モジュール部31の内部には、電気モジュール7の内部に格納される各種電子機器を模擬する電気モジュール二次構造ダミー43が備えられている。
電気モジュール二次構造ダミー43には、取付部45と、取付部45にそれを貫通して上下方向に延在する中空円筒形状をした電子機器荷重点部47と、が備えられている。
取付部45は、略円形をした板部材であり、その外周端がスキン17に取り付けられている。取付部45の上面は、放射状に配置された複数の型材によって補強されている。
電子機器荷重点部47は、その軸線中心が非与圧部29の軸線中心と略一致するように設置されている。
推進モジュールダミー33は、床面49に固定して取り付けられている。
与圧部ダミー27の上端部には、略円筒形状の与圧荷重点部51が備えられている。与圧荷重点部51は、その軸線中心が非与圧部29の軸線中心と略一致するように設置されている。
荷重負荷装置25には、非与圧部29の軸線方向に荷重を負荷する軸線方向荷重負荷部53と、この軸線方向に略直交する水平方向に荷重を負荷する第一水平方向荷重負荷部55および第二水平方向荷重負荷部57と、制御部59と、が備えられている。
軸線方向荷重負荷部53は、供試体23の内部空間に設置されている。軸線方向荷重負荷部53には、床面49に固定して取り付けられた取付台61と、取付台61の上面に取り付けられた与圧垂直荷重負荷部材(荷重負荷部材)63、一対のパレット垂直荷重負荷部材(荷重負荷部材)65および一対の電子機器垂直荷重負荷部材(荷重負荷部材)67と、が備えられている。
与圧垂直荷重負荷部材63は、供試体23の軸線中心位置に軸線方向に延在するように設置され、与圧荷重点部51に対し供試体23の軸線方向に荷重を負荷するものである。
与圧垂直荷重負荷部材63には、下端が取付台61に揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ69と、一端が油圧ジャッキ69のピストンロッドに取り付けられ、電子機器荷重点部47およびパレット荷重点部39の中空部を通って他端が与圧荷重点部51に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド71と、負荷された荷重を測定するロードセル73と、油圧ジャッキ69のピストンロッドの変位を計測する変位計75と、が備えられている。
各パレット垂直荷重負荷部材65は、与圧垂直荷重負荷部材63を挟んで対向する位置に設置され、パレット荷重点部39に対し供試体23の軸線方向に荷重を負荷するものである。
各パレット垂直荷重負荷部材65には、それぞれ下端が取付台61に揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ77と、一端が油圧ジャッキ77のピストンロッドに取り付けられ、電子機器荷重点部47の中空部を通って他端がパレット荷重点部39に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド79と、負荷された荷重を測定するロードセル81と、油圧ジャッキ77のピストンロッドの変位を計測する変位計83と、が備えられている。
各電子機器垂直荷重負荷部材67は、与圧垂直荷重負荷部材63を挟んで対向し、パレット垂直荷重負荷部材65から周方向で略90度離れた位置に設置され、電子機器荷重点部47に対し供試体23の軸線方向に荷重を負荷するものである。
各電子機器垂直荷重負荷部材67には、それぞれ下端が取付台61に揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ85と、一端が油圧ジャッキ85のピストンロッドに取り付けられ、他端が電子機器荷重点部47に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド(図示省略)と、負荷された荷重を測定するロードセル(図示省略)と、油圧ジャッキ85のピストンロッドの変位を計測する変位計(図示省略)と、が備えられている。
このように、軸線方向荷重負荷部53は、与圧荷重負荷部材63の回りに各パレット垂直荷重負荷部材65および各電子機器垂直荷重負荷部材67を90度間隔で配置されているので、占有面積を小さくすることができる。
第一水平方向荷重負荷部55および第二水平方向荷重負荷部57は、供試体23の軸線中心回りに略90度離れた位置に設置されている。第一水平方向荷重負荷部55および第二水平方向荷重負荷部57は構成が略同じであるので、以下、主として第一水平方向荷重負荷部55について構成を説明する。第一水平方向荷重負荷部55の部材には、符号にサ”a”を、第二水平方向荷重負荷部57の部材には、符号にサフィックス”b”を付して区別する。
第一水平方向荷重負荷部55には、下端部が床面49に固定され、上下方向に延在する支柱87aと、支柱87aに取り付けられた与圧水平荷重負荷部材(荷重負荷部材)89a、パレット水平荷重負荷部材(荷重負荷部材)91aおよび電子機器水平荷重負荷部材(荷重負荷部材)93aと、が備えられている。
与圧水平荷重負荷部材89aは、支柱87aの上端部に供試体23の軸線中心に向けて略水平に延在するように取り付けられ、与圧荷重点部51に対し水平方向に荷重を負荷するものである。
与圧水平荷重負荷部材89aには、一端が支柱87aに揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ95aと、一端が油圧ジャッキ95aのピストンロッドに取り付けられ、他端が与圧荷重点部51に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド97aと、負荷された荷重を測定するロードセル99aと、油圧ジャッキ95aのピストンロッドの変位を計測する変位計101aと、が備えられている。
与圧水平荷重負荷部材89aおよび与圧水平荷重負荷部材89bは、略直交するように配置されている。
このように、水平方向に負荷される荷重は2方向から与圧荷重点部51に作用するので、与圧荷重点部51に負荷される略水平面内の荷重は、与圧水平荷重負荷部材89aで負荷される荷重と与圧水平荷重負荷部材89bで負荷される荷重が合成された大きさとなる。したがって、油圧ジャッキ95aおよび油圧ジャッキ95bを制御し、与圧水平荷重負荷部材89aおよび与圧水平荷重負荷部材89bの荷重レベルを制御することによって水平面内で任意の方向に荷重を負荷することができる。
これに与圧垂直荷重負荷部材63による供試体23の軸線方向に荷重を加えることにより与圧荷重点部51に3次元で任意の方向に荷重を負荷することができる。
パレット水平荷重負荷部材91aは、支柱87aにおけるパレット荷重点部39の上端部位置と略同等の高さ位置に供試体23の軸線中心に向けて略水平に延在するように取り付けられ、パレット荷重点部39に対し水平方向に荷重を負荷するものである。
パレット水平荷重負荷部材91aには、一端が支柱87aに揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ103aと、一端が油圧ジャッキ103aのピストンロッドに取り付けられ、他端がパレット荷重点部39に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド105aと、負荷された荷重を測定するロードセル107aと、油圧ジャッキ103aのピストンロッドの変位を計測する変位計109aと、が備えられている。
パレット水平荷重負荷部材91aおよびパレット水平荷重負荷部材91bは、略直交するように配置され、それぞれ開口部15に挿通されている。
このように、水平方向に負荷される荷重は2方向からパレット荷重点部39に作用するので、上述した与圧荷重点部51と同様にパレット荷重点部39に対し水平面内で任意の方向に荷重を負荷することができる。
これにパレット垂直荷重負荷部材65による供試体23の軸線方向に荷重を加えることによりパレット荷重点部39に3次元で任意の方向に荷重を負荷することができる。
電子機器水平荷重負荷部材93aは、支柱87aにおける電子機器荷重点部47の上端部位置と略同等の高さ位置に供試体23の軸線中心に向けて略水平に延在するように取り付けられ、電子機器荷重点部47に対し水平方向に荷重を負荷するものである。
電子機器水平荷重負荷部材93aには、一端が支柱87aに揺動可能に取り付けられた油圧ジャッキ111aと、一端が油圧ジャッキ111aのピストンロッドに取り付けられ、他端が電子機器荷重点部47に揺動可能に取り付けられた荷重負荷用ロッド113aと、負荷された荷重を測定するロードセル115aと、油圧ジャッキ111aのピストンロッドの変位を計測する変位計117aと、が備えられている。
電子機器水平荷重負荷部材93aおよび電子機器水平荷重負荷部材93bは、図4に示されるように供試体23の軸線中心回りに90度に近い鋭角の関係に配置されている。
このように、水平方向に負荷される荷重は2方向から電子機器荷重点部47に作用するので、上述した与圧荷重点部51と同様に電子機器荷重点部47に対し水平面内で任意の方向に荷重を負荷することができる。
これに電子機器垂直荷重負荷部材67による供試体23の軸線方向に荷重を加えることにより電子機器荷重点部47に3次元で任意の方向に荷重を負荷することができる。
加重試験装置25には、与圧垂直荷重負荷部材63等の荷重負荷部材の変位計で測定する変位量以外に供試体23の変位等の挙動を判定するための部材が備えられている。
たとえば、スキン17の座屈挙動および残留変形を直接測定する歪みゲージ、画像解析によってそれらを確認するための撮影用のビデオカメラ等が所定の位置に取り付けられている。
制御部59は、与圧垂直荷重負荷部材63、パレット垂直荷重負荷部材65、電子機器垂直荷重負荷部材67、与圧水平荷重負荷部材89a,89b、パレット水平荷重負荷部材91a,91bおよび電子機器水平荷重負荷部材93a,93bの荷重負荷動作を含め、荷重負荷装置25の動作を制御する。
制御部59には、供試体23の荷重負荷試験を行った後の除荷動作を制御する除荷制御部119が備えられている。
除荷制御部119には、図6に示されるように除荷動作を、供試体23の変位量を制御対象として変位制御モードで行う安全除荷モード121が備えられている。
このように、構成された荷重負荷装置25による供試体23の荷重負荷試験について説明する。
制御部59で、供試体23に負荷する荷重分布が、打上げ時慣性力荷重を実機条件に近い分布に設定される。制御部59は、この荷重分布を再現するために、与圧荷重点部51、パレット荷重点部39および電子機器荷重点部47に作用させる荷重の方向および大きさの荷重条件を計算する。制御部59は、計算された荷重条件によって与圧垂直荷重負荷部材63、パレット垂直荷重負荷部材65、電子機器垂直荷重負荷部材67、与圧水平荷重負荷部材89a,89b、パレット水平荷重負荷部材91a,91bおよび電子機器水平荷重負荷部材93a,93bの荷重負荷動作を設定する。
たとえば、試験ケースとして、支柱87a方向に水平に慣性力荷重がかかる場合について説明する。
制御部59は、この慣性力荷重を再現するために必要な荷重条件を計算し、与圧垂直荷重負荷部材63、パレット垂直荷重負荷部材65、電子機器垂直荷重負荷部材67、与圧水平荷重負荷部材89b、パレット水平荷重負荷部材91bおよび電子機器水平荷重負荷部材93bは、荷重を負荷しないように中立状態とする。制御部59は、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの荷重負荷条件を設定する。
図6は、安全除荷モード121を用いた荷重負荷試験のフローを示している。図7は、供試体23の変形と除荷状況を模式的に示している。
制御59は、設定した荷重負荷条件によって与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aを動作させ、与圧荷重点部51、パレット荷重点部39および電子機器荷重点部47に所定の荷重を負荷させる(ステップS1)。すなわち、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aは荷重で制御される荷重制御モードで動作されている。
推進モジュールダミー33は床面49に固定して取り付けられているので、この荷重負荷によって供試体23は、たとえば、図7に示されるように片持ち式に変形することになる。供試体23は、柔な構造であるので、限界荷重近辺での変位量が急撃に大きくなる。
供試体23は、大型の構造物で高価であるし、荷重負荷試験は種々の荷重条件で行うので、永久変形あるいは破壊が起こらないように注意する必要がある。
このため、供試体23の変形状態を監視し、限界と判断すると、安全のため緊急停止を指示し、その変形状態を保持させる(ステップS2)。
このときの与圧荷重点部51、パレット荷重点部39および電子機器荷重点部47の変位位置を結ぶと、変位形状123となる。
この状態から荷重制御モードによって与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aが負荷する荷重を、たとえば、一定割合で漸減させるように除荷すると、二点鎖線の変位形状124に示されるように大きく変位している与圧荷重点部51は少しの荷重低減で大きく元に戻る方向に変位する、一方、変位の少ないパレット荷重点部39および電子機器荷重点部47ではほとんど元に戻る方向に変位しない事態となる。これにより変位形状124の、たとえば、変曲点付近で供試体23に相対的に過度の荷重が負荷され、供試体23が破壊する危険性がある。
本実施形態では、制御部59は、除荷動作を安全除荷モード121によって行う。
すなわち、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの動作を荷重制御モードから変位制御モードに変更する(ステップS3)。
制御部59は、変位計101aにより与圧荷重点部51の変位量Dp、変位計109aによりパレット荷重点部39の変位量Dnおよび変位計117aにより電子機器荷重点部47の変位量Deを取得して変位減少分を計算する(ステップS4)。
なお、各荷重点部に複数の荷重負荷部材が荷重を負荷している場合は、関与している荷重負荷部材の変位計の変位量から各荷重点部の変位量を計算することになる。
制御部39は、変位制御モードによって、たとえば、変位量Dp、変位量Dnおよび変位量Deが一定割合で変位するように与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの動作を制御する(ステップS5)。
除荷動作が進み、変位量Dp、変位量Dnおよび変位量Deが三分の二となった状態が変位形状125であり、三分の一になった状態が変位形状127である。
変位形状125および変位形状127は、変形形状123の変形割合を維持している。
なお、変位制御モードでは、変位量Dp、変位量Dnおよび変位量Deを一定割合で変化させるようにしているが、これに限定されるものではない。適宜な変位量で変位させてもよい。
このように、除荷動作が変位制御モードによって行われると、たとえば、限界荷重近辺の荷重が負荷され、変形量が大きな箇所でも除荷初期に急激に変位することがなくなるので、与圧荷重点部51、パレット荷重点部39および電子機器荷重点部47の間で変位量の変動を小さく抑えることができる。
これにより、供試体23に相対的に過度の荷重が負荷されることが抑制できるので、たとえ、柔な構造をした供試体23に対しても、最大荷重に達した後の除荷が供試体23を破壊することなく安全に行える。
変位制御モードで運転中、初期状態、すなわち、変位量Dp、変位量Dnおよび変位量Deが0になったか判定し(ステップS6)、初期状態でない(NO)場合、変位制御モードでの運転を継続する。
初期状態となった(YES)場合、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの油圧を0にし、荷重負荷試験を終了する(ステップS7)。
なお、本実施形態の安全除荷モード121は、変位量が0になるまで、変位制御モードで除荷しているが、これに限定されない。たとえば、図8に示されるように除荷動作の中途で除荷動作のモードを選択する安全除荷モード129を用いてもよい。
安全除荷モード129を用いた荷重負荷試験について説明する。
ステップS11からステップS15までは、図6のステップS1からステップS5までと同じであるので、ここでは重複した説明を省略する。
変位制御モードで運転中、除荷動作が進み、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aが負荷している荷重が小さくなると、変位量の低下と荷重の低下との関係が線形となる。このときの荷重を低荷重という。
安全除荷モード129では、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの荷重が、低荷重状態になったかを判定する(ステップS16)。
ステップS16で、NOの場合、変位制御モードでの運転を継続する。YESの場合、制御モードを荷重制御モードに変更するか判定する(ステップS17)。
制御モードを切り替える(YES)場合、制御部59は、変位制御モードから荷重制御モードに切り替えて除荷動作を行う(ステップS18)。
このように、荷重制御モードに切り替えて、荷重を制御対象とすると、制御がより容易となり、除荷動作の安全性を向上させることができる。負荷荷重が0になると、荷重負荷試験を終了する(ステップS19)。
ステップS17で、制御モードを変更しない(NO)場合、初期状態、すなわち、変位量Dp、変位量Dnおよび変位量Deが0になったか判定し(ステップS20)、初期状態でない(NO)場合、変位制御モードでの運転を継続する。
初期状態となった(YES)場合、与圧水平荷重負荷部材89a、パレット水平荷重負荷部材91aおよび電子機器水平荷重負荷部材93aの油圧を0にし、荷重負荷試験を終了する(ステップS19)。
なお、本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形を行ってもよい。
23 供試体
25 荷重負荷装置
59 制御部
63 与圧垂直荷重負荷部材
65 パレット垂直荷重負荷部材
67 電子機器垂直荷重負荷部材
89a,89b 与圧水平荷重負荷部材
91a,91b パレット水平荷重負荷部材
93a,93b 電子機器水平荷重負荷部材
119 除荷制御部
121 安全除荷モード
129 安全除荷モード

Claims (4)

  1. 複数の荷重負荷部材と、該各荷重負荷部材の荷重負荷動作を制御する制御部と、を備え、前記各荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に荷重を負荷して該供試体の荷重負荷試験を行う荷重負荷装置であって、
    前記制御部には、前記供試体の荷重負荷試験を行った後の除荷動作を制御する除荷制御部が備えられ、
    該除荷制御部には、前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記供試体の変位量を制御対象として変位制御を行う安全除荷モードが備えられ
    前記安全除荷モードでは、前記変位制御を用いて前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の荷重あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、選択的に前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象として荷重制御に切り替えることを特徴とする荷重負荷装置。
  2. 前記安全除荷モードでは、前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の変位量が、それぞれ略一定の割合で減少するように制御されることを特徴とする請求項1に記載の荷重負荷装置。
  3. 複数の荷重負荷部材によって供試体の複数箇所に荷重を負荷して該供試体の荷重負荷試験を行う荷重負荷方法であって、
    前記供試体の荷重負荷試験を行った状態を保持した後、除荷動作を行う除荷工程が備えられ、
    該除荷工程では、前記各荷重負荷部材の除荷動作は前記供試体の変位量を制御対象とした変位制御によって行われ
    前記除荷工程では、前記変位制御を用いて前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の荷重あるいは変位量が所定の範囲に入った場合、選択的に前記各荷重負荷部材の除荷動作を、前記各荷重負荷部材の負荷荷重を制御対象として荷重制御に切り替えることを特徴とする荷重負荷試験方法。
  4. 前記除荷工程では、前記荷重負荷部材によって荷重を負荷されている前記供試体の複数箇所の変位量が、それぞれ略一定の割合で減少するように制御されることを特徴とする請求項に記載の荷重負荷試験方法。
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